2017年08月21日

No912 京王新5000系 高幡不動へ


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  ▽ 高幡不動基地に姿を現した新5000系 29.8.21 夕方撮影 ▽

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京王新5000系の日中時間帯の試運転は、今月に入り相模原線若葉台−橋本間などを中心に行われ、18日には都営新宿線内でも試運転が行われていました。

そして今度はきょう21日、京王線高幡不動車両基地に姿を現しました。
夕方、下り列車内から偶然発見しました。

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新5000系が高幡不動に姿を現したということは、いよいよ京王線各線での試運転も間近いということでしょうか。
このあと京王株主に対するお披露目会も若葉台で予定されていますので、いったん若葉台へ引き上げた後、再び高幡不動へと現れるのかもしれません。
今後の動向に関心が高まります。

posted by 特急高尾号 at 21:23| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No911 せいせき鉄道フェアと京王電車写真展


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先般の京王デパート新宿店に続いて、19日からは京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターで「せいせき鉄道フェア」が始まりました。
これは京王のグループ会社が開催する物販催事ですが、開催の度に京王線の鉄道関係資料も展示されるので、京王電車ファンとしては要注意のイベントです。
そこで早速覘いてみると、案の定京王デパート新宿店の鉄道フェアとは異なり、こちらは様々な展示が見られました。

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手作り定期券時代の「定期券売り箱」と「定期券用駅名ゴム印」です。
定期券販売機が昭和50年ころから導入され始め、今では使われていませんが、定期券を販売している駅には今でも置いてあるとのことです。
かつて定期券購入の際、目の前でこのゴム印によって駅名が押印されていた時代を、大変懐かしく思い出します。

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懐かしい、紺色に白文字の駅名標です。
中には見慣れない、「くるまがえし」駅(注1)などもあり、いまの若い人には「??、どこ」という感じかもしれません。

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方向幕がまだなかった時代、行先は行先方向板で表示されていました。
昭和39年4月に開通した動物公園線(現動物園線)の開通時から使用されていた、多摩動物公園行きのものです。

ちなみに他に絵柄の入った行先方向板は、高尾山口行きと新宿−府中競馬誠意門前の3種類があり、方向幕にも受け継がれています。
方向幕の運用が始まると、この多摩動物公園行きのデザインで、ライオンの色が大きく変化したことをご存知ですか。

答えは、京王れーるランドで野外展示されている5723号の方向幕を見ればわかります。
ただし、「多摩動物公園」を表示していれば…の話ですが。
ご覧になれば、むしろ『何これ、前は〇色じゃなくて、赤だったの?』と思われるはずです。

この他会場には、初乗り運賃80円時代の平山城址公園駅の普通乗車券を発行する券売機や、引退した6000系の方向幕と切り替え指示器、転てつ器なども展示されています。

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また会場ではホームページの予告通り、新5000系のパネル展示も行われていました。新しい情報はありませんが、展示用にビジュアルに作られたものです。
それに旧5000系の引退記念の名作ポスターと一緒に並べたところに、担当者の心意気を感じました。

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パネルの写真はこれまで公開されてきたものと同じですが、大型パネルのために車内の様子などがより鮮明に、詳細なディテールまでが伝わってきます。はやくクロスシート仕様の列車に乗って、時速100q以上での乗り心地を体感したいと思いました。

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この展示会は、聖蹟桜ヶ丘駅上り方改札を出て左側の京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターB館2階のコンコースで、今月27日(日)まで行われています。

(注1)大正5年、京王電気軌道の車返(くるまがえし)駅として開業。
    昭和34年、武蔵野台駅に改称。

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なおこの期間中、ショッピングセンターAB館をつなぐ7階の連絡ブリッジでは、写真家岩松喜一氏による京王線写真展が開催されています。

京王線を愛する写真家が、四季折々の沿線光景の中で切り取った京王電車の世界をたっぷり堪能することができます。
わたしはこのような素晴らしい京王電車の写真展を拝見したのは、初めてのことです。

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2017年08月19日

No910 点描京王線 小雨の中、憩う8000系


真夏だというのに、このところ関東地方は小雨続きの日が続いています。
この雨の中では社寺巡りでもないということなのか、この日高幡不動基地では社寺巡りの「大本山スタンプラリー」のHMを付けた8000系電車が、静かに体を休めていました。

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こうした光景は、高幡不動駅上りホームから手に取るように見ることができます。

日差しの強いカンカン照りでも、多数の編成が留置されている賑やかな光景でもそぐわなく、こうして小雨の中、1編成だけでひっそりと留置されている様が、なんとも印象的です。

列車の到着と到着の合間は、しんしんと降る小雨の音が聞こえてくるようで、僅かな瞬間ですが、ここが車両基地なのかと目と耳を疑うような、静寂な空気感に包まれます。

若葉台駅はホーム隣接に入れ替えや出庫用の引き上げ線があり、試運転や整備中の変則編成、回送列車などが頻繁に現れて京王電車の動向が楽しめますが、ここ高幡不動駅は目の前に電留線があり、憩う車両たちの通電状況や行先表示、方向幕などを通じて車両たちの息遣いが聞こえてくるようです。

ホームからだけでなく、駅構内の跨線橋からも、さらに多摩都市モノレールの高幡不動駅ホームや駅改札裏側の構内跨線橋(ここが隠れたお勧めポイント)からも、広大な基地やピットに隠れた留置線の車両たちの数々を楽しむことができます。

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この日はスカートなしの7874号も、ホーム直近で休息の姿を見せていました。

[撮影]
  高幡不動駅上り5番線ホーから
  平成29年8月16日
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2017年08月15日

N0909 京王・若葉台の力持ち&すっぴん8000系


京王相模原線若葉台駅前のショッピングセンター屋上から、若葉台車両基地を眺めているとー。

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なにやら豆粒のような小型車が、そろりそろりとディーゼル音を響かせながら、ポツンと一人でやって来ました。

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広い車両基地で、この小ぶりの恰好です。ビルの屋上から見ていると、滑稽以外の何物でもありません。

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でもでも、この小型車、実は大変な力持ちなのです。

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昨年10月に行われた車両基地公開の際、この車の諸元表が掲示されていました。名称は多目的動力装置「ウニモグU1400」といいます。
いわば基地内の車両牽引車です。
そして牽引力はと言いますと、なんと約500トン(写真左下)とあります。

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それもそのはずで、ひとしきり基地内を行ったり来たりした後、ウニモグは重量級の8000系電車4両をたった一人で引き連れてきました。

4両で軽く120トンは越えていると思います。性能的には10両編成も牽引出来るパワーの持ち主ですから、なんともはや驚きです。

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さらにさらに、ウニモグが目の前に引き連れてきた車両を見てびっくり!。

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お腹やドアにコーポレートカラーの京王レッドと京王ブルーを捲いていない、すっぴんの8000系が現れました。
もうお分かりのように、ウニモグに牽引されてきたのは、現在大規模改修中の8004Fの一部車両でした。

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しかもこの光景、出場後の通常編成では絶対に見られない、8254号(2号車・左)+8504号(5号車・右)という組成で、3号車+4号車はセットで抜かれています。

そのため連結部分外観が異なる、改修の行われない原型のもの(左)と、改修工事で運転室を撤去、客室化されたもの(右)が顔をつき合わせるという、整備中の臨時組成でしか見られない貴重な光景に、思わずワクワクしてしまいました。

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考えてみれば、京王の主要車両基地、高幡不動と若葉台はホームから車両の動向が眺められるだけでなく、整備中や入出庫の車両がまるで見てくれと言わんばかりにホーム直近にまで現れるのですから、京王ファンは幸せ者と言えますね。

力持ちのウニモグの活躍と、すっぴん変則組成の8000系との対面に、まるで鉄道少年に戻ったような興奮を覚えました。

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この日の新5000系は、基地内奥で小休止のようでした。
動く様子は見られなかったのですが、代わりに “若葉台ワールド” ならではの濃密な空気感と光景を、存分に楽しむことができました。

若葉台訪問・撮影はすべて平成29年8月10日午後です。

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2017年08月11日

No908 京王デパート「鉄道フェスティバル」を覘いてみれば−

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京王デパート新宿店では、毎年夏休み期間中に、「鉄道フェスティバル」を開催しています。ことしも11日から15日までの日程で始まりました。

会場では毎回、Nゲージの運転体験や鉄道トークショー、鉄道グッズなどの販売に加え、京王の鉄道関係部品や車両の本格模型なども展示され、楽しみにしているファンの方も多いはずです。

ことしは「京王ニュース」で、9月29日にデビューする新5000系のパネル展も開催するとPRされていましたので、関係者しか撮影できない製造中の5000系や、メーカーからの深夜陸送光景、それに車内の様子などの写真も見られるものと期待し、初日に会場を訪れてみました。

ところがどうでしょう。
会場は御覧のように大盛況でしたが、肝心の5000系パネル展は京王のホームページニュースリリース、7月7日付け「座席指定列車で使用の5000系 通常列車で先行デビュー」記事をそのままA3サイズに出力して貼り出したもので、5000系パネル展といえるものではありませんでした。残念な思いをしたのは私だけではないと思います。

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ところで会場の鉄道グッズ売り場でこんなものを見つけました。
車体に取り付けられていた「京王帝都電鉄」と記された銘板です。京王電鉄時代に入っての「京王」銘板もありました。本物ですかと尋ねたところ、本物ですということで、それぞれ21,600円、12,960円という値札が付けられていました。

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販売品の中には、各社のプレート類に交じって柴崎駅の駅名標もありました。

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この「鉄道フェスティバル」は、京王電鉄ではなくグループ企業の主催でした。
そのため5000系の写真パネル展には至らなかったのかもしれません。しかし驚くような数の親子連れで賑わった会場を目の当たりにすると、新5000系PRの絶好の機会だと思ったことでした。
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2017年08月06日

No907 井の頭線 明大前駅上りホームに「転落防止固定柵」


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▽ 新設された井の頭線明大前駅上りホームの「転落防止固定柵」 29.8.5 ▽

京王はホーム安全対策として、ホームからの転落や列車との接触事故を未然に防ぐため、今年度事業計画でホームドア整備と並行し、新たに「転落防止固定柵」を京王八王子、千歳烏山、井の頭線明大前駅に整備するとしています。

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          ▽ 新設された、ホームの「転落防止固定柵」▽

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このうちトップバッターとして、井の頭線明大前駅上りホームに今月3日から4日にかけて、「転落防止固定柵」が設置されました。

固定柵は、飛田給駅下りホームで設置されているものと同様の仕様です。


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京王は喫緊の安全対策と、笹塚―仙川間高架化での設備二重投資を極力避けたいとの課題を抱えているはずですが、待ったなしの社会情勢の中で、いよいよ腰を上げた形です。

また京王は2020年の東京五輪での競技会場を沿線駅に有しているため、外国人はもとより、ふだんは京王線に乗る機会のほとんどない不慣れな乗降客に対する案内表示等の強化・拡充、人身事故による列車運転見合わせ事態の撲滅対策などにも取り組む必要に迫られています。

来年春は有料座席指定列車の運転開始に多くの目が向けられてしまいますが、東京五輪輸送に向けた運転計画・安全対策を本格的に準備していくキックオフの年とも言えます。
事業計画などで取り組み施策の内容を明確化し、利用客はもとより社会全体に見える形で示して欲しいと思います。

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2017年08月05日

No906 粋な計らい 都営10-250FにFINAL RUNステッカー


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      ▽ 都営10-250F 最後の活躍  笹塚 29.8.5 ▽

終焉間近な都営新宿線10-000形10-250Fに、ご覧のような「FINAL RUN TOEI 10-000 TYPE」と記されたステッカーが取り付けられ、京王線内で運転されています。

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5日土曜日は急行運用にも入り、赤文字の列車種別、「急行」表示を掲げた勇姿も見せていました。
そしてよく見ると、先頭車前面にも「FINAL RUN 」のステッカーが…。
距離を置いた遠方からの走行写真を撮っていると、気が付かない方もいるかもしれません。

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ステッカーは先頭車前面のほか、各車両の車号下にも貼られています。
行政が運営する公営交通ですが、利用者にもファンにも向けた、粋なメッセージステッカーです。

そういえば一足先に廃車された10-240Fでは、廃車直前に前後先頭車の車号が登場時の緑色のものに再現されて運転される光景が見られました。

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都営交通の現場には、心優しい人たちが多いのですね。
笹塚駅では、この10-250Fの最後の雄姿を撮影しようと、熱心なファンの皆さんが詰めかけていました。

そしていずれ訪れる京王7000系の引退の際には、果たしてどのような送別が行われるのか、思いがめぐります。

[撮影]
  都営交通10-25F 京王線笹塚
  平成29年8月5日

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2017年08月02日

No905 1000系リニューアル 5陣1007F登場


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  ▽ リニューアルされ登場した1007F 1057号  渋谷 29.8.2 ▽                       
                                        
井の頭線1000系リニューアルの第5陣、1007Fが完成し、運行が始まっています。

車内仕様、3号車T→M化による形式変更(サハ1500→デハ1050形)とそれに伴う車号の改番(15071057などが先行編成と同様に行われています。


昨年から始まった1000系リニューアルは対象の1・2次車10011010F10編成を平成30年度までに実施する予定ですが、これで1001100210041003F(完成順)に続き、今回の1007Fの完成で早くも半数の5編成完了したことになります。


ところで今回完成の1007Fの座席シートは、座面も背当て部分もこれまでのものより少し硬くなったように感じます。そのため座った時の座面と背当てのフィット感も少し変わったように感じます。

また背当て上部の心材が硬く、座ると背中にあたり痛く感じました。

皆さまはいかがでしょうか。


posted by 特急高尾号 at 21:32| Comment(2) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

No904 京王電車スタンプラリー2017始まる


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  スタンプラリー2017 第1弾のHMを取り付けた7022F
                                                         高幡不動  29.7.29 ▽

「1日乗車券でまわろう! 京王電車スタンプラリー2017 〜第1弾夏休みの思い出編〜」が7月29日(土)から9月18日(月・祝)の日程で始まりました。
初日の29日からは、車内機能が一部強化された7022Fがヘッドマークを取り付けて運行を開始しています。

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28日にホームページで公表され、翌29日から実施という超特急でスタートしたこのスタンプラリーは、京王線・井の頭線のスタンプ設置5駅でスタンプを集めると、先着順でレプリカ硬券セットや車内吊りポスターなどの記念品がもらえるというものです。

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 スタンプラリー2017 HMを取り付けた7022F  めじろ台  29.7.29 ▽

このスタンプラリーは第2弾、3弾があり、第2弾はことし9月頃から「高尾線開通50周年記念編」を、第3弾は年明け1月頃から行うということです。

公表翌日からの開始理由は定かではありませんが、ヘッドマークを取り付けた数種類の列車が走るなど、イベントが行われることは大歓迎です。

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第3弾は、「まもなく座席指定列車運行開始編」として、来年1月に決定するネーミングを付した新5000系にヘッドマークを掲出し、その頃には決定しているであろう座席指定列車停車駅にスタンプを用意、スタンプを集めたら親子でクロスシート使用特別列車にご招待!など、楽しいアイデアでの運転に期待したいところです。

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2017年07月28日

No903 スカート無し編成 都車は全廃 京王は―。


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  ▽ 都車スカート無し編成10-240F 最後の活躍 若葉台 29.7.13 ▽

今月13日、都営新宿線から京王相原線へと乗り入れる都車10-000形、10-240Fの最後の光景です。
翌日14日には廃車・解体のため、若葉台基地に回送されました。
この10-240Fは、先頭車前面にスカートを取り付けていない、都営新宿線の最後の編成でした。
連結器周辺の飾り気のない、そして簡素な姿は、まさに“昭和の電車” といった風貌でした。

さてこの先頭車スカートなしの編成ですが、京王ではどうかと言いますと―。

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    ▽ スカート無しの7000系7875号  高幡不動  29.7.24 ▽

ご覧のように、7000系2両編成のうち、7423F-7425Fの下り方クハ7750形式(クハなれどパンタグラフを装備)の7873-7875号の3両が、スカート無し車両として存在しています。

因みに上り方デハ7400形式の7423-7425号はスカート付きです。
では下り方7873-7875号はなぜスカートを取り付けていなかと言いますと、通常7000系や9000系8両編成とペアを組み、10両編成の9号車として組み込まれているためだと思われます。
なお競馬場線用の7421F-7422Fは、前後車両ともスカートを装備しています。

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       ▽ スカート無しの7875号  高幡不動  29.7.24 ▽

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上の写真、前パンタ・スカート無し7000系と、下の写真、スカート付き7000系を比べると、同じ7000系でも随分と雰囲気が異なります。

スカート無しの7873-7875号の3両は、7000系の中でも車齢が若く余命を心配する段階ではありませんが、スカートを付けていない正面の姿を見ようとすると、なかなか苦労が伴います。

175-4 7423F+6017F 府中 22.8.22.JPG  ▽ 6017F廃車回送の伴走車として走行した7423F
     スカート無し7873号が顔を出して本線走行 府中 22.8.22 ▽

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▽ 朝ラッシュ時輸送を終え高幡不動で解放される7874号 21.10.13 ▽

上の2枚の写真は偶然撮影したものですが、現在でも運が良ければ高幡不動駅で、入れ替えや留置中の7873-7875号の正面の姿を、上りホームから見ることができます。

制御車でありながらパンタグラフ付き、それも運転室上部の前位です。さらにスカート無しとくれば、もう京王の “超お宝車両” と言っていいですね。


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   ▽ 8000系6+4編成の中間クハ こちらもスカート無し
     8760(左)+8810号(実車表示車号)  明大前 29.7.23 ▽ 

実はもうひとつ、8000系にもスカート無し列車が走っています。
8000系6+4編成は現在大規模改修が行われていますが、未改修の中間クハ2両はスカートが取り外されています。

こちらの方は固定編成化されていて、列車の前面に出ることはありません。大規模改修の際に中間クハはサハ化されてしまいますので、余命あとわずかということになります。

今回は、京王線を走る都営車からスカート無し車両が全廃されたことをきっかけに、京王車両のスカート無し車両について触れてみました。

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2017年07月21日

No902 “顔を開けた新5000系”電車


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新5000系の5031Fですが、19日に報道公開を無事に終えています。
きょう21日、若葉台車両基地を覘いてみると−。

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なんとこのような光景が繰り広げられていました。
新5000系は地下区間を走行するため先頭車前面には貫通扉が設置されていますが、どうやらその貫通扉の整備を行っているらしく、扉を開けたり閉めたりを何度も何度も繰り返していました。

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貫通扉は7000系などのように内側に開けるのではなく、観光バスや自動車などで見られるような外側へスライドして開けるタイプのものでした。

902-4 新5000系5031F 若葉台 29.7.21.jpg

こうした作業はふだんは庫内で行われているため、若葉台や高幡不動駅のホームからはなかなか見ることは出来ないため、貴重な光景を撮影することが出来ました。

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新5000系のトップバッター5031Fは先月26日から搬入が始まり、7月に入り10両編成で基地内での整備、入れ替えなども頻繁に行われています。また終電後の深夜時間帯には本線走行も始まっているようです。

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搬入終了からすでに20日以上を経過していますが、日中での本線試運転は21日現在、まだのようです。
連日の酷暑ですが、若葉台では熱心なファンの方々の新5000系詣でが続いています。

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最後にこのカット―。少々遊んでみました。
若葉台駅前の商業ビル内にある喫茶店内からの撮影です。窓側の席からは入れ替えで基地内から出て来る列車を垣間見ることが出来、最高です。

[撮影]
  〇平成29年7月21日 午前10時30分〜午後1木30分
    若葉台車両基地を望む若葉台駅上りホームから


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2017年07月20日

No901 京王線7000系にも2画面情報モニター


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   ▽ ドア上の情報モニターが2画面化された7675号 29.7.17 ▽

ドア上の液晶情報モニターの2画面化は井の頭線で先行していますが、京王線でも昨年度から2画面化の取り組みが始まり、昨年度は9000系7編成70車両が2画面化されました。

901-2 i2画面モニター 7025F 29.7.17.jpg

そして今年度事業計画では、京王線では7000系5編成50両、9000系8編成80両など、合わせて130両が整備されることになっており、すでに2画面化された7024F、7025Fが登場、活躍しています。

新設されたモニターには広告をはじめニュースなども放映されますが、ニュース映像については今年4月から井の頭線も京王線も、従来のテレビ東京系ニュースからNHKニュースに内容が変更されています。
やはりニュースについては、井の頭線渋谷駅が最寄となる、お膝元NHKのもので…ということになったのでしょうか。

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    ▽ 優先席中央に手すりが新設された7575号  29.7.17 ▽

またこのモニター2画面化に合わせ、8000系大規模改修の途中、昨年9月出場の8001Fから始まった優先席中央での手すりの取り付けも、7000系に対しても同時に行われています。

昭和生まれが中心の7000系ですが、情報モニター2画面化、人に優しい手すりの増設など、平成時代の新しい機能強化が続いています。
7000系のうちでも、こうした機能強化が行われる編成は、当分間は安泰といえそうです。

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2017年07月13日

No900 各停➡各駅停車 ホーム行先案内に変化


京王線の一部の駅で、今週に入りホームの行先案内表示に、一部変化が現れています。

900-1 行先表示「各駅停車」 高尾 29.7.121.jpg
       ▽ 新しい「各駅停車」表示 高尾 29.7.12 ▽

12日に撮影した高尾駅です。
LEDによるホーム行先案内表示の列車種別のうち、これまでの「各停」表示が、略称を使わない新しい「各駅停車」表示に置き換えられました。

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         ▽ 従来の「各停」表示 調布 29.7.13 ▽

調布駅です。
こちらはきょう13日午後撮影した従来タイプの「各停」表示です。

変更は始まったばかりのようで、7月13日現在、高尾線内各駅では新しい「各駅停車」の表示となっています。
京王線・相模原線のいくつかの駅を調べましたが、まだ従来の「各停」を表示していました。新しい「各駅停車」表示駅と、従来の「各停」表示駅の双方が混在しています。

900-4-2 行先表示「各駅停車」 高尾 29.7.13.jpg
 ▽ 「各駅停車」表示となった行先案内表示 高尾山口   29.7.13 ▽

今回の変更は高尾線に限ったテスト運用なのか、今後全線全駅に及ぶのかは現段階では不明ですが、一種の旅客サービス向上策の一環として行われたと考えられます。

900-5 行先表示「各駅停車」 高尾 29.7.13.jpg

京王ではこれまで「各停」については車両表示とホーム行先案内表示は同一としてきましたから、今後車両の「各停」表示も「各駅停車」に切り替えるのかどうか、少なからず関心が高まります。

なお改札口上部に設置されている運行情報掲示モニターについては、変更が行われていません。

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2017年07月09日

N0899 京王新5000系 10両編成美現わす


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新5000系を使用した一般通常列車の運行開始は、ことしの9月29日(金)からと、このほどホームページで公表されました。
その新5000系のトップバッター5031Fは10両編成に組成され、若葉台車両基地内で連日構内試運転が行われています。

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目の前に、10両編成のピッカピッカの新5000系が登場です。
ファンならずとも、ワクワク、ゾクゾクしてしまう光景です。

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車号の下、前照灯を囲む装飾灯が正面の顔を引き締め印象的です。

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滑らかに美しく仕上げられた、まばゆいほどのサイドビューです。
京王のホームページでは、ステンレス板をレーザー溶接でつなぎ合わせ、車体強度が向上した「sustina(サスティナ)構体として紹介しています。

足回りも全車両ぴかぴかです。
新車の時にだけしか見られない、貴重な光景です。

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当初カーテンが下ろされていた車内も現在は中の様子が見られるようになりました。
座席は車両によりロング、クロスそれぞれです。すでに防護のシートが外されている車両も見受けられました。

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上りホームでは早くも都営車との対面も。
きょうはナンバーが緑色に戻された10-240Fも走っており、両者の対面ももしかしたら…。

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きょうは日曜日でもあり、訪れていたファンや一般乗客の方々も新5000系にカメラを向け、若葉台駅ホームは熱気に包まれていました。

[撮影]
 平成29年7月9日(日)午後2時前後
 若葉台駅

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2017年07月01日

No898 "若葉台の新風" 京王新5000系が憩う


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26日(月)未明から始まった新5000系第1陣、5031F10両の搬入は昨日までに無事完了しました。
ご覧の光景は、きょう7月1日(土)午前10時過ぎの若葉台基地の姿です。

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すでに昨日のうちに10両編成に組成されていると見え、9000系と仲良く顔を揃えています。

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上り方先頭車、編成では10号車の5731号の正面雄姿です。
完成予想イラスト図よりずっと格好がいいとの声が多く、まずは何よりですね。

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きょう午前10時過ぎから早くも若葉台−橋本間で本線試運転がある…との情報が一部でありましたが、定刻になっても5031Fは前部スカートに作業中札を付け、ご覧のように陸送の疲れを癒していました。

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ともあれ、"京王の新しい風"、"京王の新しい光景" の始まりです。

(おことわり)
写真撮影は、7月1日(土)午前10時−10時30分の間
記事内容は午前10時30分現在の内容です。


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2017年06月29日

No897-2 新5000系 若葉台に姿を現わす  *897再掲載


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ウニモクに牽かれて登場してきた新5000系の6号車5131(右)+5号車5181(左)です。
若葉台基地での入れ替え作業を、上り線ホームから撮影しました。
28日午後4時前後の撮影です。28日の未明にメーカーから陸送で搬入されてきた2両です。

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6号車5131号です。
一年前から公表されていた完成予想イラスト通り、30番台での登場です。
という事は新5000系は地下乗り入れ仕様で製作されており、都営新宿線への乗り入れが可能であることが判明しました。

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車体の2本のコーポレート帯ですが、8000系や9000系などの在来車とは異なり、窓上上部のピンクは太い帯に、窓下はブルー一色となり、在来車と比較すると、ブルーの帯も太くなっています。

窓上上部の帯を太くしたのは、ホームドア駅でも都営車であることを分かりやすくした近年の新造都営車と、帯配置や仕様を合わせたのかもしれません。

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5号車5181号です。
車号ナンバーの字体デザインが、在来車と比べると新しいものに変更されています。
また窓の形状もJR車と同様に大型となり、かつ大小に分かれて桟が入っています。このあたりの造作は、新5000系が総合車両製作所で生まれた所以でしょうか。

897-5 新5000系5131(右)+5181 若葉台 29.6.28.jpg

車内の様子をうかがいたかったのですが、残念ながらカーテンが下ろされていて、見ることはできませんでした。
ただし貫通路ドアは、大型のガラス製のようであることが分かりました。各社共通の、新車での流行アイテムですね。

これまでのところ、新5000系の搬入は1日2両ずつ未明に若葉台基地に陸送され、当日午前に車体と台車を合体させて線路上に配置、午後に構内入れ替え等を行って組成というような流れで作業が行われているようです。

このままでいくと30日金曜日には5031Fの10両が勢揃いし、1編成に組成されるものと思われます。
新5000系は10両編成が5本新造されますので、こうした光景は当分見られそうです。一方で7000系の動向も気になるところです。

*「No897」の記事が、京王電鉄に関する一部ポータルサイトで正常にアップされていませんので、同内容で「No897-2」として再掲載しました。(29.6.29 10:56)

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No897 新5000系 若葉台に姿を現わす


897-1 新5000系5131(右)+5181 若葉台 29.6.28.jpg

ウニモクに牽かれて登場してきた新5000系の6号車5131(右)+5号車5181(左)です。
若葉台基地での入れ替え作業を、上り線ホームから撮影しました。
28日午後4時前後の撮影です。28日の未明にメーカーから陸送で搬入されてきた2両です。

897-2 新5000系 5131 若葉台 29.6.28.jpg

6号車5131号です。
一年前から公表されていた完成予想イラスト通り、30番台での登場です。
という事は新5000系は地下乗り入れ仕様で製作されており、都営新宿線への乗り入れが可能であることが判明しました。

897-4 新5000系5131(右)+5181 若葉台 29.6.28.jpg

車体の2本のコーポレート帯ですが、8000系や9000系などの在来車とは異なり、窓上上部の京王レッドは太い帯に、窓下は京王ブルーの一色となり、在来車と比較すると京王ブルーの帯も太くなっています。

窓上上部の帯を太くしたのは、ホームドア駅でも都営車であることを分かりやすくした近年の新造都営車と、帯配置や仕様を合わせたのかもしれません。

897-6 新5000系 5181 若葉台 29.6.28.jpg

5号車5181号です。
窓の形状もJR車と同様に大型となり、かつ大小に分かれて桟が入っています。このあたりの造作は、新5000系が総合車両製作所で生まれた所以でしょうか。

897-5 新5000系5131(右)+5181 若葉台 29.6.28.jpg

車内の様子をうかがいたかったのですが、残念ながらカーテンが下ろされていて、見ることはできませんでした。
ただし貫通路ドアは、大型のガラス製のようであることが分かりました。各社共通の、新車での流行アイテムですね。

これまでのところ、新5000系の搬入は1日2両ずつ未明に若葉台基地に陸送され、当日午前に車体と台車を合体させて線路上に配置、午後に構内入れ替え等を行って組成というような流れで作業が行われているようです。

このままでいくと30日金曜日には5031Fの10両が勢揃いし、1編成に組成されるものと思われます。
新5000系は10両編成が5本新造されますので、こうした光景は当分見られそうです。一方で7000系の動向も気になるところです。

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2017年06月25日

No896  5年前の京王電車O 2012(平成24)年5月・6月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
今回は2012(平成24)年5月・6月分をまとめてお伝えします。

【2012(平成24)年5月】
 〈京王線・井の頭線 昭和の記憶」発刊〉
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京王電車に関する素晴らしい書籍が、この年の5月1日に発刊されました。
三好 好三氏編著 彩流社発刊の「京王線・井の頭線 昭和の記憶」です。
昭和10年代から京王線・井の頭線に親しんできた著者が、昭和期の思い出を写真とコラムで編纂したものです。

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この本の特色は、萩原二郎、吉村光夫、高橋弘、青木栄一氏など、我が国鉄道趣味界の大御所とされる方々を始め、柴田重利、道村博氏など、私鉄や京王研究者として広く知られたベテラン研究者の方々からの多くの写真提供を始め、知見や観察・調査によって支えられ、編纂されて発刊されたものでした。

巻頭の「カラーでよみがえる京王線・井の頭線」では、昭和20年代から30年代の京王電車が鮮明なカラーで蘇りました。
また戦前の豊かな時代の昭和10年代、戦後の20年代、落ち着きを取り戻し始めた30年代、高度成長時代へと突き進んだ40年代と、各年代の京王電車の日常と光景が、まさにファンの眼差しで見事に記録されており、圧巻の一言に尽きるものでした。

翌年の京王線開業100周年を前に、在野から京王線関係の様々な書籍が発刊される幕開けともいえる良書の登場でした。

<八王子と鉄道 〜私鉄線〜>
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またこの時期、八王子市郷土資料館では、特別展「八王子と鉄道」 展のうち、「私鉄線」の特別展示が開催されていました。

会場では、大正10年の玉南鉄道株式会社の「設立趣旨書」、大正13年の「京王電気軌道・玉南電気鉄道沿線案内図」、大正・昭和時代の多数の沿線案内図などが展示されました。

また御陵線関係資料や山田駅付近を走る御陵線車両、横山駅駅舎などの貴重な写真、さらに昭和4年に開業、13年に京王電気軌道に買収され14年に運転休止、短命に終わった武蔵中央電気鉄道、それに高尾登山鉄道の資料など、多くの所蔵品や提供品が展示され、かつて八王子市内を走った京王関係鉄道の数々が現代に伝えられました。

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「八王子と鉄道」展のポスター裏面です。
多摩御陵駅や北野駅が写っています。

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展示会場では、80ページにも及ぶ図録「八王子と鉄道」が、僅か1冊400円で発売されました。
京王の歴史、沿革に関心のある方にとっては、バイブルになるともいえる大変貴重な資料集でした。

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図録のうち、新生京王帝都電鉄の項では、昭和20〜40年代の広報ポスターや主要駅の光景などが紹介されています。北野駅でのタブレット交換の貴重な姿も掲載されていました。

地域の郷土資料館が開催した小さな展示会ではありましたが、その意義と充実した内容は大きなものでした。
府中市の郷土の森博物館も数次にわたり、玉南鉄道と京王電鉄に関した同様の資料展を開催しています。京王の沿革、変遷史に関心をお持ちの方は、地元自治体の郷土資料館などの展示内容も時折チェックする必要がありそうです。

<HM付き"競馬急行" 調布地上駅で見納め>
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 ▽ 調布地上駅3番線に到着したHM
付き上り"競馬急行" 24.5.6 ▽

この時期、調布駅は8月に地下化されることが決まっていました。
このため競馬シーズンに運転されている "競馬急行" が、調布地上駅で見られるのは、春のこの時期が最後となりました。

この時期の "競馬急行" の行先は、現在の新線新宿駅ではなく、京王線新宿駅でした。しかも一部の列車にはお馴染みのヘッドマークが取り付けられており、ヘッドマーク付き "競馬急行" として活躍していました。
調布駅近代化前夜の、昔日の懐かしい光景です。

<調布駅地下切り換え日 8月19日に決定>
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  ▽ 地下線への切り替え工事が行われている調布駅 24.5.6 ▽

5月24日、京王線調布駅付近の地下線切り替えの日程が、ホームページや各駅の掲示で一斉に発表されました、ついに来るべき日が来たかと実感が込み上げてきたことを思い出します。
その歴史的な日は、8月19日(日)とされました。

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  ▽ 切り替え工事のための運休を伝える案内
      24日、各駅で一斉に掲出された  明大前 24.5.24  ▽

ご覧のオレンジ色ベースの大きな掲示を覚えていらっしゃる方も、多いと思います。
当日の8月19日(日)は、初電から午前10時までの間で、一部区間の運休や折り返し運転等の大規模臨時運転を行いながら、調布駅周辺の地上線を地下線に切り替えるという内容でした。

特に駅の案内は、地上から地下線への切り替えと言うよりは、切り替え工事に伴う列車運休の方を強調した内容になっていました。
ふだんはおとなしい京王ですが、この時ばかりは周知にも力がこもっていたことを思い出します。

【2012(平成24)年6月】
 〈8000系6+4編成 形式変更実施済みが判明>
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▽ 8000系6連+4連編成の中間クハ→サハへの形式変更を伝える
                 「鉄道ファン」2012年8月号記事(一部) ▽

6月下旬に発売された雑誌「鉄道ファン」2012年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事で、8000系6連+4連編成の中間クハ2形式が、すでに1年前の2011(平成23)年8月に、サハ2形式に形式変更されているという驚きの内容が明らかにされました。

編成中間の制御車のうち、5号車のクハ8750形式をサハ8500形式に、4号車のクハ8800形式をサハ8550形式に形式変更したというものです。
具体的にはクハ8751〜8764がサハ8501〜8514に、クハ8801〜8813が8551〜8563に形式、車号変更、車籍上はすでに改番されているという内容でした。(8564号は事故廃車クハ8728の2代目として転出したクハ8814の後詰として、2009(平成21)年12月に当初から新製サハ8564として在籍済み)。

記事が公表された段階では、実際の車両はまだこれまで通り運転室付きの6連+4連編成であり、車号も従来のままで変更されていませんでした。
この点について記事では、「車体表記については、今後の大規模改修工事に合わせて実施予定」とコメントしていました。
つまり車籍だけは2011(平成23)年8月時点でサハに形式変更されており、実際の運転室撤去、新車号のナンバープレート付け替えは、今後行う大規模改修工事時期に実施するというものでした。

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この記事の2年後、2014(平成26)年3月から開始されている8000系6+4編成の大規模改修は、こうした内容がルーツとなって開始されたものです。
京王電車ファンとしては、忘れることの出来ないビッグニュースでした。

5年前の京王電車、次回は2012(平成24)年7月・8月分をまとめてお伝えします。

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2017年06月15日

No895 紫陽花ロード 井の頭線


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梅雨入り、そして夏の季節を前に、ことしも井の頭線電車は咲き誇る紫陽花に包まれています。

梅雨入り後は晴れ間の日が続き、沿線の紫陽花は今がピークです。
ことしも明大前−下北沢間で、紫陽花と1000系電車の光景を追ってみました。

895-2 井の頭線紫陽花 明大前-東松原 29.6.18.jpg

まずは定番の明大前駅上り方の踏切近くから。
咲き誇る紫陽花を横目に見ながら登場する1000系電車の光景は、いつ見ても魅力的です。

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ことしはすでに開花のピークを過ぎていましたが、なんとか撮影の季節にぎりぎり間に合いました。

895-4 井の頭線紫陽花 明大前-東松原 29.6.18.jpg

ライトアップの東松原駅はすでにピークを終えており、スキップです。
そこで新代田へ向かい、新代田−東松原間の線路脇公道から撮影です。

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この区間の紫陽花はいまがピークで、最も美しい状態でした。

895-5 井の頭線紫陽花 東松原-新代田 29.6.18.jpg

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東松原駅に近い踏切付近から新代田駅までの区間は、まさに井の頭線の紫陽花ロード。
紫陽花と1000系電車のコラボが楽しめます。

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新代田−下北沢間も、紫陽花がいっぱいです。
この2駅間は、春は菜の花と桜、梅雨の季節は紫陽花と、まるでお花ワールドです。2駅間の高低差は、写材としても魅力的で、様々な画角の写真を撮ることが出来ます。
この写真は、新代田駅上りホームから撮影したものです。

京王のホームページでは井の頭線の紫陽花の見どころとして、明大前−東松原、西永福−浜田山、久我山ー三鷹台を紹介しています。
また「井の頭線沿線住民」様からは、高井戸〜浜田山間が推奨とコメントをいただきました。

[撮影]
  ・明大前上り方踏切近く
  ・新代田駅から東松原方面へ向かった線路脇
  ・新代田駅上りホームから下北沢駅方面を望む
  ・全て平成29年6月14日撮影

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2017年06月14日

No894 井の頭線にラッピング広告編成


894-1 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg

井の頭線に、ドア脇ラッピング広告編成が走っています。

894-2 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg

ご覧の広告が、編成全体のドア戸袋部に貼られています。
「行け、行け、アキタ。」、「GO AKITA」とあります。

犬は秋田犬、名前はアキタ。
秋田の魅力を発信する秋田県の観光プロモーション広告で、首都圏からの観光客を秋田に呼び込もうと、首都圏のJR、東京メトロ、私鉄等で今月から展開しています。

894-3 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg

編成は1030Fです。
京王では全面ラッピング広告としてはJRA日本中央競馬会やキティちゃんなどのサンリオャラクター、それに1029Fなど自社ものに実例が見られますが、ドア脇での広告は平成22年5月の映画「RAILWAYS」の公開広告、平成27年12月の「タヒチ」(正式にはフランス領ポリネシア)の観光誘致広告以来の事です。
また国内自治体がスポンサーの広告は、初めての事なのではないでしょうか。

[撮影]
 〇1030F 秋田県観光プロモーション広告 新代田駅
 〇平成29年6月14日

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