2017年12月13日

No947 2017京王電車[1] 平成29年1月−3月


ことしも恒例の「京王電車 2017」(平成29年)版を、おとどけします。

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    ▽ 真夏の最中、試運転を続ける新5000系5031F 
                            若葉台  29.8.24 ▽

ことしの京王は何といっても、16年ぶりの新造車両、新5000系の登場が最大の話題でした。一方5000系の登場に合わせるように7000系では8両編成の7008F・7009Fの中間サハ2両が外され初の廃車が出現、6両編成となった2編成は6+2の8両編成や高尾線の6両単独運転にも使用されるなど、7000系の組成や運用に変化が現れました。
また8000系大規模改修ではこれまでの6+4編成に加え、新たに8両編成のリニューアルも開始されるなど、変化に富んだ1年でした。

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   ▽ 高尾線開業50周年記念HMを取り付けて疾走する8013 
                              めじろ台  29.10.1 ▽

3月に入ると、8013F高尾山トレインが東京屋外広告コンクールの「車体利用広告分野」で最優秀賞を受賞、民鉄初の快挙となったほか、5000系も今年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、京王にとっては嬉しいニュースが続きました。

またことしは高尾線が開業50周年を迎え、高尾山トレインの8013Fには開業50周年を祝した特性のヘッドマークが取り付けられました。さらにことしは数々のスタンプラリーが行われ、例年になく多くのヘッドマーク付き列車が運転されたことも大きな特色でした。

こうした京王電車のこの1年の主な出来事を、4回に分けてお伝えします。
なお全ての出来事を完全に取り上げているわけではありませんので、その点はご了承ください。

【2017(平成29)年1月】
<動物園線に「迎春」HM  終夜運転は急行1本が減少>

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    ▽ 動物園線に「迎春」HM 7201F    高幡不動 29.1.2 ▽

2017年、平成29年の新春は、動物園線の7201Fに「迎春」のHMが取り付けられました。
「迎光」号と合わせたデザインで色合いも完成度もとても高く、ステンレス車体の7000系にはとてもお似合いの姿でした。
このほか井の頭線でも例年どおり「迎春」のヘッドマーク付き列車が運転されました。

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これより先、ことしも京王線、井の頭線で終夜運転が行われました。
ことしは昨年に比べ、新宿発高尾山口行きの「迎光号」の発車時間が40分繰り上げになった関係で急行が1本減便され、新宿発高尾山口行き特急1本、急行4本、都営新宿線本八幡発高尾山口行き急行1本(都営線内は各停)の、計6本が運転されました。

このうち新宿発3時00分の特急、3時20分、3時40分発の急行、都営線から直通運転の新線新宿発2時40分の急行、合わせて4本は「迎光号」としてヘッドマーク付きで運転されました。
ことしの特急迎光号は、8013F高尾山トレインが充当されました。昨年の特急迎光号は7027Fで、8013Fは急行迎光号の充当でした。格上げですね。
ちなみに当ブログ管理人は毎年この時刻は熟睡しています。

れーるランドのお正月 ことしは−
毎年お正月のれーるランドは展示車両に各種のヘッドマークが飾られていて、訪れるファンや人々を魅了させてくれます。
さてことしはと勢い込んで訪ねてみると−。

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なんと2410号には、白地に黒文字で「賀正」と記された、ヘッドマークというよりは超シンプルな行き先板が掲げられていました。
明るい緑色の車体にぴったりとマッチし、「美的」感覚すら感じさせる雰囲気にしばし見とれてしまいました。

900-6 動物園線 れーるランドのお正月 2015号 29.1.2.jpg

その隣、一昨年は「迎光」、昨年は「高尾」のヘッドマークを掲げた2015号には「絵馬電」という、奇抜なアイデアながらも品のあるヘッドマークが掲げられていました。

900-7 動物園線 れーるランドのお正月 2015号 29.1.2.jpg

車両横には絵馬を模したカードと記入台が、そして車内には手作りの絵馬掛処も用意され、係員の熱意が溢れていました。

900-8 動物園線 れーるランドのお正月 5723号 29.1.2.jpg

そして5723号正面は、このスタイルです。
元祖「迎光」号のオリジナルヘッドマークに特急種別板です。お正月からすっかり楽しませていただきました。来る年の新年も楽しみです。

 <8000系大規模改修第9陣8002F登場>
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    ▽ 大規模改修 第9陣8002F 8502(左)+8552   29.1.4 ▽

8000系6+4編成の大規模改修第9陣、8002Fのリニューアル工事が完成し、営業運転が開始されました。
車内は従前からのリニューアルに加え、前々回8007Fから始まった編成全車両への車椅子・ベビーカー優先ゾーンの設置、前回8001Fからの優先席中央への手すり設置も行われており、今後の京王電車リニューアルの標準仕様になっています。

またVVVFインバーター装置や主電動機など、床下機器の更新も同時に行われました。
これで大規模改修対象の6+4の8000系14編成のうち、はやくも9編成の改修が完了しました。

<HM付列車2題 "鉄道探偵シリーズ "・"冬そばキャンペーン" >
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   ▽ 小雪舞う中、高尾線を行く "鉄道探偵" HM付き特急 
                             北野  29.2.10 ▽

京王と都営交通の共同企画、「鉄道探偵シリーズ」の第3弾、『大人のための謎解きイベント 鉄道探偵と8人の容疑者』がことしも1月14日から3月12日までの予定で始まり、これに合わせて京王、都営双方でヘッドマーク付き列車が運転されました。

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ことしも列車に取り付けられた本物のヘッドマークが、イベントの賞品として入選者にプレゼントされました。

<京王線・井の頭線 ホームベンチ 更新>
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    ▽ 新たなホームベンチが登場  
                          肘掛け、荷物置き場も 北野 29.2.9 ▽

京王線・井の頭線のホームベンチのうち、最も古い樹脂製3人掛けタイプの更新が、1月から2月にかけて一斉に行われました。
新型タイプはこれまで以上に環境に配慮し、材料に多摩地区の間伐材を使用した木製のものでした。またひじ掛けもあり、個々人が区分され、かつ荷物置き場も用意されるという機能性の改善も図られていました。

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   ▽ 線路に対して直角、縦型の配置は京王の新しい景観 
                           めじろ台   29.1.28 ▽

ホームへの配置も昨年京王多摩センターや笹塚駅で行われた、線路に対して縦型、直角に配置する新方式が、北野やめじろ台、多摩動物公園など一部の駅で取り入れられました。
材質の木製化や配置方法の見直しなどで、京王のホームの印象、雰囲気に新しい変化が生れました。

946-7 直角方式ホームベンチ 多摩動物公園 29.9.24 .jpg

多摩動物公園駅では、こんな光景も見られます。
お気づきでしたかー。

2017(平成29)年2月】
<高尾山冬そば号 ことしは8014Fで>
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    ▽ 「冬そば号」、ことしは8014Fで  高尾山口 29.2.19 ▽

昨年から「高尾山冬そば号」の運転は京王の独自企画となり、都営線大島発京王線への直通運転は取りやめとなりました。そのため「冬そば号」は京王線新宿駅発となり、また臨時急行ではなく定期列車の準特急高尾山口行きを「高尾山冬そば号」に充てる方式に改められています。

ことしも「高尾山冬そば号」が昨年と同様、新宿10時7分発の準特急高尾山口行きで運転されました。編成は高尾山トレイン8013Fが整備中だったため、8014Fが充当されました。

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ことしも特製ヘッドマークが用意され、新宿→高尾山口間の片道1回だけの掲出という、贅沢、貴重な運転となりました。
一方車内はこれまでのプレゼント無料券の配布が取りやめられていることもあり、閑散としたものでした。
今後「冬そば号」のありようが見直される可能性もありと感じました。

<"降雪時の運行について" ポスター掲出>
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2月降雪時を迎え、車内や駅構内には「お客様にお願い 〜降雪時の運行について〜 」と題したポスターが掲出されました。
降雪時の運行についての考え方や説明が記されていました。

昨年1月18日の降雪時に発生した若葉台・高幡不動基地などからの列車出庫不能によるダイヤ大混乱事態を受け、利用者対策の一環として掲出されたものと思われます。

【3月】
<リニューアル第10陣は8022F  井の頭線4陣は1003F>
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    ▽8000系8両編成でもリニューアル開始
               営業運転に入った8022F 北野 29.4.4 ▽

2016(平成28)度8000系大規模改修のラストは、6+4編成ではなく、8両編成の8022Fがリニューアルされて登場しました。事業計画でリニューアル対象が全28両とされていた謎が、これで解決しました。

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▽ 8722号車内  これまでと同様のリニューアル仕様 ▽

リニューアル仕様は、全車両への車椅子・ベビーカーゾーンの設置、優先座席中央への手すり新設をはじめ、車内照明LED化、車内壁面、座席モケット、カーテン、床敷物の交換等、従来からの仕様に準じたものでした。

8000系のリニューアルについては、ことし4月に発表された2017(平成29)度事業計画でも、昨年度同様の3編成28両とされました。今後は6+4編成2本、8両編成1本のリニューアルが基本のようですが、中間クハの運転室部分撤去工事で今年9月、車体の断熱塗料からアスベストの含有が発見された事象に鑑み、今後の動向が注目されます。

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       ▽ リニューアルされた1003F  渋谷 29.4.4 ▽

一方昨年から始まった井の頭線1000系リニューアルは1001・1002・1004Fに続いて、1003Fが出場しました。
車内仕様、3号車T→M化による形式変更(サハ1500→デハ1050形)、それに伴う車号改番(1503→1053)などが、先行3編成と同様に行われました。

<高尾山トレイン「東京野外広告コンクールで都知事賞受賞」>
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  ▽ 都知事賞を受賞した8013F高尾山トレイン 高幡不動 29.3.30 ▽

高尾山トレイン8013Fが、東京野外広告協会が主催する第10回東京屋外広告コンクールの「車体利用広告分野」で、民鉄では初となる最優秀賞の東京都知事賞を受賞しました。

この部門では107件の作品がエントリーされ、「建築物及び周囲の景観と調和のとれているもの」、「デザインが優れ、人々に親しみを感じさせるもの」などを基準に選考が行われました。
8013Fは編成全体を緑一色ベースとし、春、夏、秋、冬、若草の5パターンのイラストで高尾山の四季折々を表現しており、こうした意匠が功を奏し受賞につながったものと思われます。

8013Fは平成27年9月30日からこのデザインでの運転が続いていますが、今回の受賞でこのデザインはしばらく継続ということでしょうか。

<京王線明大前駅 列車接近メロディーに明治大学校歌>
明治大学和泉キャンパスの最寄り駅となっている京王線明大前駅の列車接近メロディーが、3月25日始発から明治大学の校歌になりました。
京王沿線で校歌の導入は初めてのことです。

京王の列車接近メロディーは、2011年11月に京王八王子駅で八王子出身のファンキーモンキーベイビーズの「ヒーロー」、「あとひとつ」の歌が導入されたのが始まりで、以後聖蹟桜ヶ丘、調布、府中、久我山、初台、京王多摩センターと続き、明大前駅の導入で合計8駅での実施となりました。

またその後、10月2日からつつじヶ丘駅でも列車接近メロデの使用が開始されました。

「2017(平成29)年 京王電車」、次回は4〜5月分をお伝えします。


posted by 特急高尾号 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 2017 京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

No946 デヤ編成 サイドビューを撮る


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きょう12月9日(土)、高幡不動で京王の “お宝電車” と遭遇しました。
なんと先週A検・B検を終えたばかりのデヤ編成が、上りホーム真横で休息中でした。

上り方先頭のデヤ901号です。
平成27年9月に登場してからすでに2年2ヵ月が経過していますが、足回りはまだ新車を思わせる輝きを見せています。

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お馴染みDAX、総合高速検測車のクヤ911です。独特の台車もゲットしました。

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デヤに続いて平成28年6月に登場した、レールなどの資材運搬用の事業用貨車、サヤ912です。
 ボルスタレス台車を履いた大手私鉄の新造貨車として、ファンの注目を集めました。

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質素、簡略ともいえる、究極の長物無蓋車(屋根のない貨車)サヤ912の全貌と足回りです。
台車は、車号が見えるものが上り方向、KEIOロゴが見えるものが下り方のものです。
黄色の柵は、ホーム乗客の誤乗防止用とされています。

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下り方デヤ902は先頭部分が洗浄線に隠れていて、残念ながらお顔なしの状態です。

土曜の午後でしたが、手前の電留線への留置車両の出入りや留置も頻繁にあり、撮影には苦労もありましたが、何しろホームからこれだけの写真が撮れるとは…。疲れも吹き飛んでしまいました。

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再びデヤ901です。
改めてじっと見ると、品のある風情、顔立ちに見え、とても事業用車両とは思えない風貌です。
新5000系と相まって、当分の間は京王の人気者として活躍しそうです。

[撮影]
  〇平成29年12月9日
  〇高幡不動駅構内留置のデヤ編成 上りホームから撮影
    (上り方)デヤ901+クヤ911+サヤ912+デヤ902

posted by 特急高尾号 at 19:56| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

No945 5033F各停新宿行き 北野駅での光景


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いつも北野駅での上り列車の緩急接続乗車は、最後部と決めています。
高尾線からどんな列車が来るか、ここで待ち受けするためです。
きょうは大当たりでした。

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前照灯の白く、強いLEDの明かりに気づきました。

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『む、む、む。これは5000だ!』とカメラを構えていると、なんと5033Fがやって来ました。
メーカーから入線したのは先月下旬ですから、まだ超ピッカ、ピカの新車です。5033Fが営業列車として運行している光景に出会ったのは初めてです。

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最後部、5783号の車内です。
先日他社の同様なクロス/ロング両用車両に乗ってきましたが、やはり京王5000系が最もグレードが高く、落ち着いた素晴らしい車内だと感じたことでした。(感じ方は個人差がありますが…)。

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さてさて緩急接続です。
現在は多くのお客様に5000系に乗っていただこうと、5000系はかなり各停運用が多いように見受けられます。

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北野駅4番線を発車していく5033Fです。
新5000系第1編成5031Fがメーカーから搬入、若葉台へ姿を現したのは6月下旬でした。
7月、8月の真夏の暑い時期に、若葉台駅下り方ホームで入れ替えを行う新5000系を一目見ようと、熱心なファンの方々が連日詰めていた時から早くも5か月が経ちました。あの時の熱い喧騒を懐かしく思い出します。(私も駆けつけた一人です。)

ともあれ北野駅での、ふだんの光景としての5000系の姿をご覧いただきました。
京王の新しい風5000系のこうした光景は、はやくも京王の新しい風、姿として定着しつつあるように見えます。

[撮影]
  〇高尾線から北野駅に進入する5033F 各停新宿行き
   北野駅上り4番線ホーム
   5783号車内
   北野駅を発車する5033F
  〇平成29年11月26日

posted by 特急高尾号 at 12:29| Comment(9) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

No944 5年前の京王電車Q 2012(平成24)年9月・10月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
新5000系の対応で1か月遅れとなってしまいましたが、今回は2012(平成24)年9月・10月分をまとめてお伝えします。
新しい京王電車ファンの方々にも、しばし過去の京王電車の姿を楽しんでいただければ幸いです。

【2012(平成24)年 9月】
  「調布駅地下化1か月」

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            ▽ 運用を開始した調布駅のホームドア 24.9.1 ▽

8月19日の調布駅周辺の地下線化から1か月が経過しました。
この間地下線化に続いて、京王では初めてとなるホームドアの整備が地下化各駅で行われました。
布田駅では地下化初日の819日、国領駅は8月26日、最後の調布駅は91日からと、ホームドアは段階的に運用開始されました。当時の京王としてはまったく初めてのことであり、かなり慎重な対応になったのだと思います。

初めてのホームドアですから、
利用者も緊張と思いきや、実際に最も緊張したのは乗務員だったようです。

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何しろ地上線から一夜のうちに地下線に切り替えられたのですから、全ての運転士は地下線各駅にはぶっつけ本番での運転となりました。とりわけホームドアに合わせて正確な停止位置に停車が求められたため、相当な神経を使ったと後日談を聞く機会がありました。
開通直後は停止位置の見直し光景を少なからず目にしたことも、思い出されます。

もう一つ、ホームドアでの顕著な出来事に、布田駅のもの凄い風切り音の発生があります。
特に優等列車が高速で通過する際は、通過の前後でキーンという高い轟音が発生し、利用客もファンも飛び上がってびっくりしたものです。

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 ▽ 列車の通過前後、凄まじい風きり音が発生した布田駅  24.9 ▽

風切り音は現在も発生していますが、当時と比べるとかん高い轟音はかなり軽減し、許容範囲に収まっています。
轟音は天井までの密閉型ホームドア構造にあったと思われますが、改善対応にはかなりの労苦があったのではないでしょうか。

「日活100周年記念乗車券発売  吉永小百合さんも」

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この月、「映画のまち調布×日活100周年記念乗車券」が、調布駅で限定発売されました。


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往年の日活映画スターのイラストをあしらった調布駅からの硬券乗車券4枚と、日活映画のポストカード3枚の構成でした。


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映画「キューポラのある街」のイラストをあしらった150円区間行きの硬券乗車券には、女優の吉永小百合さんが描かれています。

女優さんが描かれた乗車券は、これが初めてで、もしかしたら最後(?)かもしれませんね。


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新5000系登場や高尾線開通50周年記念など、最近の京王の記念乗車券は硬券で台紙付きの手の込んだものが多いのですが、その流れはこのころからすでに出来上がっていたのですね。


【2012(平成24)年10月】
   「井の頭線に特別ラッピング編成1029F登場」

437-1 ラッピング電車1029F 渋谷 24.10.4.jpg  ▽ 特別ラッピング編成として登場した1029F    渋谷 24.10.4  ▽

103日から井の頭線に、沿線の公園や花々、キャラクターなどの魅力をデザインした特別ラッピング編成、1029Fが登場しました。

1029Fはもともと「ブルーグリーン」色でしたが、先頭車はなんと井の頭線のシンボル・レインボーカラーとは異なる、“ホワイト顔” で登場しました。


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941-4 1029F 渋谷 29.11.21.jpg

利用者やファンはびっくり仰天でしたが、1000系に新たな魅力と存在感が加わり、“白い顔”の1029Fは井の頭線の新しい風となりました。


一方窓下には井の頭線のレインボーカラーを表現したグラデーションラインも配され、お洒落な井の頭線にぴったりでした。


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      ▽ 2画面化されたモニターにはこんなコンテンツも
             覚えている方も多いと思います ▽

1029Fは同時にドア上の京王ビジョンも2画面化され、ニュースや天気予報も放映されるようになりました。またテスト放映中には、「空から井の頭線を見てみよう」などといったコンテンツも放映されていました。

今日では当たり前となった京王電車の車内情報化は、1029Fが先兵を切ったといえます。


941-1 ピンクの吊り輪 1029F 渋谷 29.11.21.jpg ▽ 編成にたった2つの“お宝”。1729号車内  29.11.21 ▽

そしてこんな遊び心もー。
ことし11月21日に撮影しました。編成の下り方先頭、1729号運転室直後に取り付けられたピンク色の吊り輪2個です。

今日では全国各地の鉄道でも見られますが、5年前の井の頭線での採用は全国的にも早い方だったのではないでしょうか。この吊り輪は今でも健在です。

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▽ 登場以来満5年を経過  6年目に入った特別ラッピング編成1029F 
                                 渋谷  29.11.21 ▽

当初は1年とされていた1029Fの特別ラッピングは利用客にも好評で、延伸に次ぐ延伸を続け、ついに今年秋で満5年を経過、足掛け6年目に突入していることは、ご承知のとおりです。

社内公募で登場したということですが、アイデアを提案した社員はびっくりを通り越し、さぞかし感慨無量だと思います。もはやこの特別ラッピングを止める理由は見当たらないので、当分間は京王の同一ラッピング装飾期間の記録更新が続きそうです。


「京王線新宿行き ヘッドマーク付き競馬急行」
438-2 競馬急行 9007F 府中競馬正門前 24.10.6.jpg  ▽ HM付き “臨時急行” 京王線新宿行き 9007F
                    府中競馬正門前   24.10.6 ▽


438-3 競馬急行 9007F 府中競馬正門前 24.10.6.jpg
この年10月も、日本中央競馬会とのタイアップによる「京王線に乗って秋の東京競馬場へ行こう!」キャンペーンが、11月25日までの日程で始まりました。

今と異なるのは、行先が新線新宿ではなく、京王線新宿であったことです。また現在の競馬急行では見られない、ヘッドマーク付きの運転でした。

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調布地下駅に初登場のヘッドマーク付き競馬急行です。

京王線からの入線ですが、4番線には各停新宿行きが待避待ちで停車しており、競馬急行は相模原線系統の上り列車が到着する3番線ホームへの到着でした。

中央競馬会との合同キャンペーンのヘッドマーク付き “臨時急行” の運転は、この年で2年目、通算3回目の運転でした。
この年から、競馬開催日は新宿直通の競馬急行だけでなく、競馬場線内折り返しの各停列車の一部にもヘッドマークが取り付けられました。
その後平成25年2月のダイヤ改正で橋本特急が復活し、京王線新宿に入れない競馬急行は行き先を新線新宿に変えたことは承知の通りです。


「富士急行で5000系アイボリーカラー復活」

山梨県を走る富士急行で、月末28日、京王電車ファンを感涙させる素晴らしい撮影会が行われました。


443-1 河口湖駅 24.10.28.jpg ▽「富士登山電車」と並んだ復活「京王5000系カラー」編成
             富士急行河口湖駅構内 24.10.28 ▽


もと京王5000系の富士急行1000系が、アイボリーカラーに燕尾帯の京王カラーに復元されました。河口湖駅でお披露目の撮影会が行われた後、河口湖−大月間では臨時列車としてお披露目運転も行われ、京王電車ファンを楽しませました。


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  ▽ 京王帝都時代の雄姿が見事に再現 

              富士急行大月駅 24.10.28 ▽


車体には、京王の旧車号5113・5863の切り文字が輝いていました。

ピッカピッカでまるで新車のような旧5000系。

特急「陣馬」のヘッドマークも真新しく、しかもスカート付きと三拍子そろった姿は感涙ものでした。


443-6 大月駅 24.10.28.jpg


もと5000系の京王カラー復活は、この年7月の一畑電鉄に続いて富士急行が2番目。このイベントは京王も加えた3社の共同企画として行われました。

ことしは新5000系も登場しましたが、記憶に留めておきたい元祖5000系の雄姿です。


次回は2012(平成24)年11月・12月分をお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 15:04| Comment(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

No943 高幡不動景色 デヤと5000系


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16日午後、多摩都市モノレールの高幡不動駅に降り立つと、『む、む、む…』、いつもは視界にない、黄色の色味を感じました。

943-2 デヤ900 多摩動物公園 29.11.16.jpg

やっぱりー。
デヤ900がいつもの定位置の検修庫から、基地の一番奥の留置線に姿を現していました。

943-3 デヤ900 多摩動物公園 29.11.16.jpg

検測の準備をしているのでしょうか。
ふだんはなかなか見ることの出来ない、資材運搬用の事業用貨車サヤ912のガランとした荷台や、DAX総合高速検測車クヤ911の連結面も見ることが出来ました。
この位置の様子は、ホームや電車の中からは見ることが出来ません。

943-4 5000系 多摩動物公園 29.11.16.jpg

モノレールのホームをさらに進むと、今度は5000系が見えてきました。
先頭車両前面の黒味と、幅広大型スカートのコーポレートレッドカラーが目を引き、すぐに気づきました。
しかも2編成が、まるで几帳面のように、奥にきちんと並んでいました。これも本線側に留置されている車両の陰となっているため、電車内からは見えません。
なんだか自分だけが発見しているような、得をしているような気分でした。

943-え 5000系 多摩動物公園 29.11.16.jpg

それはともかく、この2編成は5031F・5032Fでしょうか。最近は営業列車として、よく走っていますからね。

5000系は多摩丘陵を背景にかなり遠くに留置されていて、しかも手前には架線柱が数多く立ち並んでいるのですが、鉄道ファンはこうした光景にもゾクゾクしてしまいます。車両基地ならではの、独特の雰囲気ですね。
高幡不動が若葉台と大きく異なる点は、基地内の様子が多摩都市モノレールや駅構内通路からよく見えるということで、これは京王線多摩地区在住ファンの “特権” です。

posted by 特急高尾号 at 22:51| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

No942  7008F 高尾線6連各停運用に


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   ▽ 高尾線6連各停に充当された7008F    めじろ台 29.11.14 ▽

きょう14日の日中時間帯、6連化された7008Fが高幡不動ー高尾山口間の高尾線6連各停に充当され、行き来しました。

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942-5 7008F 北野  29.11.14.jpg

高尾山口から降りてきた、6連高幡不動行き7008Fです。

これまでの7000系6両編成7001F〜7005Fは、6+4編成で優等列車としての運用が主で、このうち2編成は平日日中の高尾線6両編成各停の運用に就いていました。
しかし今回6連化された7008F・7009Fはこの運用に加え、6+2の8両編成での各停運用にも充当されるなど、3パターンで流動的、汎用的に運用されている点が特徴のようです。

7000系6両編成が2本追加され合計7本になったことから、既設の6+4編成も7001F+7204Fで運行されるなど、7000系6両編成の運用が流動的というか、自由度が増しているように感じられます。

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    ▽ 緩急接続で待避する6連各停7008F 北野 29.11.14 ▽

しばらくは7000系6両、4両、2両編成の運用に目が離せません。

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posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

No941 7000系動向に変化 去就に注目


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   ▽ 6両化された7009F+4両編成7202Fの10両編成 
              7000系の新光景 京王八王子  29.11.9 ▽

5000系新造車両5編成のうち早くも4編成が登場し、そのうち5031F・5032Fを中心に通常列車としての営業運転が連日行われています。
そうなると気になるのが、7000系の去就です。

11月9日には8両編成から中間サハ2両が外されて6両化された7009Fと、これまたふだんは動物園線予備的存在の4両編成7202Fで組成された10両編成の準特急に遭遇し、想定外の出来事に腰を抜かしました。

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   ▽ 「8号車」改め「6号車」となった7709号 
                 車号左下の号車表記「6」に注意 ▽

中間サハ2両が編成から外され、これまでの号車表記が「8号車」から「6号車」に改められたクハ7709号です。

941-3 7009F+7202F 京王八王子 29.11.9.jpg

こちらはこの日のお相手、7202Fの下り方7852号です。このような編成は初めて見ました。

7000系の廃車やそれに伴う運用動向などは京王から公式アナウンスはされませんので、ファンは実車現認で確認していくほかに術はありません。

これまでに判明している7000系の動向は、8両編成7006F〜7009Fのうち、7008Fと7009Fの4・5号車、中間サハの7558+7508、7559+7509の4両が10月下旬に編成から外され、この2編成が6両化されたという点です。

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    ▽ 6両化された7008F   高幡不動  29.11.12 ▽

この事実に関しては、わたくしも現認していますし、当ブログにも複数の方々からコメント報告をいただきました。また京王電鉄に関する複数のブログでも写真付きで報告されています。その中には、2両編成の7424Fと組成され、これも近年は見られない6+2の8両編成で運転が続けられているとの報告が目立ちました。

京王は7000系廃車処理前検査で、一部車両の断熱塗料に石綿(アスベスト)の含有が判明したと10月20日にホームページで公表しました。このことから7000系の廃車が行われるとの判断が出来ますが、上記サハ4両は廃車されるために編成から外されたのか、今後の編成組み換え等のために一時的に外されているかなどについては判明していません。廃車・解体のために若葉台から搬出される光景写真なども、11月9日現在各ブログ等では見当たりません。

一方7000系全体の運用視点で見ると、この間2両編成の7400形式が上記6両+2両で運転されているため、ふだんは稼働率の低い7400形式の稼働率を高めるという新しい狙いも感じられなくもありません。また従前からの7003F〜7005Fを軸とした6+4編成の組成自由度向上や、場合によっては来春のダイヤ改正時に高幡不動以西の各停6両編成の拡大化が行われるのかなど、想像が広がってしまいます。

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 ▽ 去就が注目される7000系車両  7006F
     春秋には “競馬急行” に充当される姿も  笹塚  29.5.28 ▽

ともあれ8両編成の残り2編成、7006F・7007Fも中間サハが編成から外されるのか、こちらは編成全体が廃車になるのか、はたまた先の7026F〜7029Fのような複雑な組み換えなどで10両編成を組成し、残余の一部車両が廃車されるのかなどなど、気がかりな点が尽きません。

渦中の7006F・7007Fですが、11月7日現在8両編成で各停運用に就いていることを確認しています。

16年ぶりの新車5000系の登場により、古参7000系の廃車が始まるー。
この冬、京王電車ファンは5000系や7000系のウォッチに、忙しい日々を送ることになりそうです。

posted by 特急高尾号 at 20:38| Comment(6) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

No940 新5000系 車内仕様一考察


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5000系電車が9月29日(金)、若葉台午前5時23分発の各停新宿行きで営業運転を開始してから、きょう29日で早くも1か月が経過しました。
この間、私は5000系電車に6回ほど乗車する機会を持ちました。

そこで今回は、京王線に乗車する利用客の立場から、主に5000系電車の車内仕様について、印象と感想を綴ってみます。

【運転室後部】
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先頭車内に入ってまず目につくのが、運転室後部の見付けが大きく変わった点です。
客室と運転室を結ぶドアが右に寄ったため、運転室後方の窓がJR車両のように大型化されました。びっくりされた方も多かったことと思います。

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運転室下部壁面には、埋め込み式の握り棒が新設されています。
これで小さなお子さんも、大人も、列車の揺れに体が振られることもなく、安定して前方の眺望が楽しめるようになりました。
京王電車ファンにとっては、大きな朗報です。

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さらに、このスピードメーターです。
走行スピードが1キロ単位で表示されるようになりました。かぶりつきのお子さんも、大人も、目を輝かせてスピードメーターを凝視しています。なにしろ1キロ単位ですから、リアリティ満点です。運転士さんは背中に熱い視線を感じ、これまで以上に、少し緊張しているかもしれません。

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5000系通常列車での運用で、特急、準特急列車の運転室後部は、これから特等席になりそうです。ちびっ子や大人たちも加わり、熱い熱気に包まれそうです。
運転室後部からは乗務員支援の各種モニターもよく見えるようになり、楽しみが倍増しました。

【客室内・照明】
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さて車内全体ですが、高尾山の木々の深いブラウンと、繊維の街・八王子の絹糸をモチーフにデザインされているということで、上質で落ち着いた空間、感性を感じます。
座席は茶系濃淡の上質表皮となっていて、ロングシートの通常運転時でもかなりシックな、高品質な雰囲気、空気感に包まれています。
ロングシート時の座席間握り棒がないことも、すっきりとした空間構成に大きく貢献していると思います。

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シックな感じとともに、意外に豪華な感じを演出しているのが、このドア上の車両ビジョンのフレームです。
この部分は落ち着いたゴールドになっていて、通常使用時の通勤電車としては、異例の配色です。

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車内照明は当然LEDですが、間接照明となっています。
通常使用の昼白色点灯時でも、8000系リニューアル車のようなまばゆい明るさではなく、車内がとても落ち着いた雰囲気に包まれているのは、間接照明のなせる業です。
有料座席指定車として夜間に運行される際は、昼白色から暖色系照明に切り替えられるということです。

おそらく夜間にホームで見ると、小田急60000系特急専用車のような、ちょっと贅沢な、かつ落ち着いた雰囲気の列車に見えるのではないでしょうか。いまから楽しみです。
通常時は昼白色、夜間の有料運転時は暖色系にする照明の使い分けは、グッドアイデアだと思います。

【車内広告】
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一方でそうした雰囲気を損なう可能性があると懸念されるのが、天井からの吊り広告です。
天井には列車運行情報や広告等を表示する2画面の車両ビジョンが枕木方向にずらりと並んでいます。紙媒体の吊り広告は一切なく、紙の広告を吊るす用具は取り付けられていません。

有料座席指定列車としての品位を保つと同時に、各種情報のデジタル化、IT化を推進しつつ、実は広告もデジタルサイネージでスマートに行う戦略だと考えられます。これも新しいアイデアです。

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ただし天井両サイドには路線図などの紙媒体を掲出する留め具が取り付けられており、実際に厚紙の路線図が掲出されていました。
ここに広告が入ると、せっかくのシックな車内の雰囲気が半減する可能性もあり、今後の扱いが気がかりです。

【車両ビジョン・防犯カメラ】
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一方車両ビジョンは全てのドア上はもとより、天井、貫通路、運転室上部壁面など、1車両に合計28画面ものモニターが取り付けられています。

8000系や初期の9000系に見られる千鳥格子のLED案内表示とは異なり、車内のどの位置にいてもリアルタイムで列車種別や停車駅などの運行情報がわかるようになりました。2画面での広告画面とセットの展開ですが、鉄道車両サービスとしては画期的な情報提供といえます。

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防犯カメラが、天井取り付けの車両ビジョン内部に取り付けられています。
京王の防犯カメラは、平成23年2月から7000系2編成(7701・7705号)で試験導入されたのが始まりですが、5000系では全車に当初から導入されています。5000系からは、防犯カメラが本格運用されたといえそうです。

【貫通路引き戸・カーテン】
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貫通路引き戸については、9000系では一部省略などが図られていましたが、5000系では再び全貫通路に設置されました。しかも全面強化ガラス製で、車内の静寂性、解放感、高級感に大きく貢献しています。

しかし開閉には引き戸が少々重く感じられ、年配の方々やお子さん、大きな荷物を持ったお客様にとっては、開閉は少し負担に感じるかもしれません。
近年の各社新製車両の貫通引き戸は強化ガラス製が大流行ですが、少々重いのは各社共通です。重さを軽減化、最適化することは、車両製造メーカーの喫緊の課題だと思います。

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ところで、この貫通路引き戸ですが、ガラスに貼られた模様は座席の表皮柄と同一だということです。
ガラス部分の絵模様については、東京メトロをはじめ各社もそれぞれ工夫を凝らしています。京王においても沿線を象徴するデザインやアイコンなどを加え、遊び心やメッセージ性を演出してもよかったかもしれません。

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車内カーテンです。
窓枠が大小となっていますので、カーテンも同様に大小サイズとなっています。色味はアイボリーホワイト系です。
最大の特色は、カーテンの留め位置が無段差になった点です。これまでの車両とは異なり、利用客が好みの位置に、自由にカーテンを留めることが可能となりました。もちろん京王では初めての採用です。

近年9000系や7000系の一部車両では、カーテンが省略され利用客の戸惑いを誘いました。その後8000系、井の頭線1000系リニューアル車からは一転してカーテン地の高級化や絵模様のデザイン性も図られるようになりました。さらに今回はカーテンの留め位置を無段差にするなど、カーテンのありようについては大きな見直しを進めたものと考えられます。

【座席・車いす・ベビーカースペース】
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936-12 5000系車内 29.9.27.jpg

座席です。上の写真はドア間の座席、下の写真は車端の固定席です。
高尾山の木々や八王子の絹糸をモチーフにしたという落ち着いた茶系統濃淡の配色、さらに一人ひとりに肘掛けが用意された座席の座り心地は、かなりの人に支持されているようです。
鉄道座席というよりは、布地が上質な表皮のため、まるで応接セットに座っているかのような感覚です。

高速で走る特急・準特急では、走行中の上下振動と座席の座り心地がよくミックスし、快適な乗り心地となっています。
車端の3人固定席は横幅が5.5センチ拡大され、かつ肘当てで一人ひとりの席が完全に独立しているため、隣人との接触を避けたいお客様からは人気席になる可能性が大といえます。

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ヘッドレストはJR九州の普通列車でも以前から装備されていましたが、東急など首都圏の鉄道でも登場し始めています。
もっとも京王ではここに頭を当てて寝てしまうほどの駅間距離はないため、通常列車使用ではやや装飾的な存在になりそうですが、有料座席指定列車では酔客の “乗り過ごし誘発装置” に化ける可能性もありそうです。有料列車として使用の際には、毎日清潔に整備することが求められます。

ところでドア間座席と車端固定優先席のシート色味が全く同じであることにお気づきでしょうか。また両席ともシート横幅ピッチがそれぞれ1〜5.5センチ拡大されましたが、奥行き寸法は実際に座ってみると、固定席の方がドア間席より少々短い(浅い)ように感じますがいかがでしょうか。

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車いす・ベビーカースペースです。
編成全体の各車両に設置されています。また新たに立ち席利用者用に、腰当ても新設されました。握り棒もなかなか新鮮な配置です。

この車いす・ベビーカースペースですが、日中閑散時間帯の多くの列車では、ベビーカーを持ったお母さんはここではなく、ベビーカーを伴って優先席に座る姿をよく目にします。お母さんは少しの時間でも座りたいのだと思います。また車いすの介護者も車いすの脇に立ち続けている姿をよく見ます。

妻面壁面に埋め込み式で肘あて付きの大型椅子を開発するなど、赤ちゃんや障がいのある方とお母さん、介護者が目を合わせて座れる、お互いに座りながら意思疎通が出来るような空間が実現するとよいのですが…。

【ドア脇袖仕切り板・ドア脇握り棒・座席ナンバー位置】
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ドア脇の袖仕切り板も貫通路引き戸同様に部材が強化ガラスに変更されています。かつ当初からの設計・新製のため、車内全体の空間にマッチした高いデザイン性が実現しています。

また仕切りの高さも人の頭の上部まで延ばされるなど、機能性がアップしています。これまでのようにドア脇に立っている人のカバンや衣服が座っている人の頭や顔などに触れることもなくなり、利用者にとっては大きな朗報です。

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ドア脇の握り棒も、袖仕切りと合わせた曲線を基調としたデザインになっています。汎用品を使うことなく、こうしたこだわりが統一感を醸成しており、高品質な車内空間の実現に貢献しています。

一方、握り棒の上下支持と台座部分の茶系部材色が光沢となっており、シックな車内の色味、仕上げと調和がとれていません。この点は惜しまれます。2次車では無光沢とし、客室全体の色調トーンとの完全調和が図られることに期待したいと思います。

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さらに来春の座席指定列車としての運行開始時点で気がかりとなるのが、座席ナンバーの表示位置です。JR新幹線のように座席位置の窓枠にナンバー表示が出来ないため、ナンバーは荷棚裏面、木目調部分に表示されています。
この位置は目線と並行ではなくやや下向きなため、初めて乗車するお客様は少し確認しずらいかもしれません。一考を要しますが、構造上やむを得ないかもしれません。

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京王の有料座席指定列車運転構想が初めて公表されたのは、平成27年5月の中期経営計画の中でした。

あれから僅か2年ー。
有料座席指定列車に使用される新5000系電車は早くもことし6月末には姿を現し、9月末からは通常列車として先行運転が開始されました。10月末現在では、新造5編成のうちすでに3編成が登場しています。

京王電車の車内には5000系の運行開始が、またターミナル駅新宿では大型モニターで来春からの座席指定列車としてのサービス開始が謳われ、5000系電車は多くの一般利用客の目に触れる機会が増えてきました。

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 ▽ 運転初日 下り特急仕業についた5031F  高幡不動   29.9.29 ▽

新5000系は一般列車、有料座席指定列車の双方兼用での使用となりますが、客室内の基本機能や仕様、詳細設計や部材は有料列車としてのグレードを念頭に製作されており、この点は大いに好感が持てます。
すでに多くを述べたほかにも、客室内には空気清浄機が装備され、車内案内放送用スピーカーもステレオ化されて音声の明瞭化が実現、各座席には電源コンセントも用意されるなど、時代に即したきめ細かな旅客サービスが提供されています。

この車両にかける京王の熱意、創意工夫が随所に感じられ、かつてのアイボリーホワイト5000系を世に送り出した時代の心意気、再来を感じました。
多くの京王電車ファンの方々は、新5000系電車が予想以上の出来栄えで登場したことに、驚きと安どの念を抱いたことと思います。

感想はそれぞれ個々人によって異なりますが、来春のクロスシート、座席指定列車としての運行開始を心待ちにする点では共通です。
京王にとっては16年ぶりの新車となる新5000系が沿線利用者に親しまれ、新時代の京王の顔として大活躍することを願わずにはいられません。

写真は平成29年9月〜10月、5031F・5032Fで撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 18:48| Comment(8) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

No939 早くも5033F登場 7000系の動向に注目


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        ▽ 早くも登場 5033F   若葉台 29.10.27 ▽

新5000系ですが、6月末に5031F、10月上旬に5032Fが竣工し、メーカーから若葉台に搬入されました。その後9月末から通常列車として、順次営業運転が開始されたことは承知の通りです。
そしてここで一段落と思いきや、早くも10月下旬には3編成目の5033Fが搬入され、すでに試運転が開始されています。

そしてきょう27日、若葉台で偶然5033Fに出会うことが出来ました。「5733」の号車ナンバーがとても眩しく見えました。
車内はまだ未整備で、シートや床はビニールや紙で覆われ、なんとひとつ一つの吊り輪にも透明のビニールが被されていて、丁寧に保護されていました。

939-2 5033F 若葉台 29.10.17.jpg

このペースでいくと残る2編成も遠からず登場し、新5000系5編成50両は年内にも勢揃いする可能性も見えてきました。

ということは、いよいよ7000系の去就が注目されるのですが、時あたかも20日、京王から「7000系の廃車処理前の検査において、一部車両の断熱塗料に石綿(筆者注=アスベスト)が含有していたことが判明しました」と、ニュースリリースが公表されました。この件は8000系大規模改修工事該当車の一部を調査したところ、当該車からもアスベストが発生していたと続くのですが、その詳細はここでは触れないこととし、期せずしてこのニュースリリースで7000系の廃車に向けた準備が行われていたことが判明しました。

7000系から初の廃車が出る場合、初期製造の6両、あるいは8両編成が該当するのか、あるいは編成中の一部の車両を廃車して10両編成化の時のように組成の組み換え等を行うのかなど、その動向に目が離せません。

[お知らせ]
7000系廃車関係については、10月28日、「若葉の人」さまからコメントで貴重な情報をいただきました。
またその後も多くの皆さまから関連の情報をお寄せいただいています。
本記事コメントを参照ください。(10月29日)


posted by 特急高尾号 at 22:41| Comment(14) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

No938 雨の中、5032Fと出会う


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        ▽ 各停運用に就く5032F 北野 29.10.21  ▽

関東地方は秋雨前線の影響で連日雨模様です。
明日22日からは台風の影響も受けるようですが、そうした中、北野駅で偶然にも緩急接続中の5032Fに出会いました。
お隣りには、これまたなんと高尾山トレインの8013Fが現れました。青天の霹靂ならぬ “荒天の中の衝撃” でした。

5032Fの営業運転は1週間前からですから、私としては異例の速さでの対面、乗車の機会となりました。

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938-3 5032F5782号 北野 29.10.21.jpg

北野では上り各停の大半のお客様は接続の特急、又は準特急に乗り換えるため、最前部や最後部の車内はガラガラになります。
おかげでピカピカの運転室や、乗客のいないパーフェクトな客室内部の写真撮影が出来ました。ラッキー!です。
さっそく8013Fの特急の人となり、高幡不動へ先乗りです。

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    ▽ 高幡不動駅へ侵入する各停新宿行き5032F 29.10.21 ▽

やって来ました5032F各停新宿行きが。
こうして7000系と一緒に並んだ姿を見ると、5000系がいかに京王の新しい風であるかが、一目瞭然です。
ホームにいたお母さんと女の子は、母子で歓声を上げていました。写真を撮って間一髪で車内の人に。興奮していました。

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「5782」の数文字が、雨の中で映えていました。
格好いいですね。なんだか、うれしくなってしまいます。

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      ▽ 聖蹟桜ヶ丘駅を発車する5032F 29.10.21 ▽

聖蹟桜ヶ丘駅を発車する5032Fです。
新5000系は2編成となり、各停を中心に優等列車にも充当され、こうした光景が少しずつお客様の目に留まるようになってきました。

きょうも初乗りや写真撮影を楽しむファンの方々の姿が見られましたが、一般のお客様、特にお子様ずれのお客様が5000系に巡り合うと、親子で歓声を上げ、盛り上がる光景を度々見受けます。
京王電車とお客様の幸せな世界が、繰り広げられています。

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2017年10月19日

No937 どっこい走っています 競馬HM2両編成


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雨の中、競馬場線内を走る7421F、ヘッドマーク付き2両編成が、東府中駅に到着するところです。

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どんなヘッドマークを付けているかといえば、これです。
お馴染みJRA・日本中央競馬会のキャラクター、タ―フィー君と京王電車がデザインされた「京王電車で東京競馬へ行こう!」のキャンペーンマークです。

ことしも春と秋の競馬シーズンには、「京王電車で東京競馬へ行こう!」の車内吊り広告も掲出されていますが、ことしから京王のホームページではこのイベントの紹介が姿を消しています。
そのため期間中の競馬場線でのヘッドマーク付き列車運転のPRも行われていません。

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この日もヘッドマークを取り付けた7000系2両編成が、東府中と府中競馬正門前の間を行ったり来たりしていました。

本線や動物公園線では、各種スタンプラリーのヘッドマーク付き列車が多数運転されいていますが、競馬場線のこちらは京王自身のホームページでの紹介もなくなり、よってネットの世界でも取り上げられていません。
もう何年も同じデザインでマンネリ化している点も否めませんが、なんとも寂しい限りではあります。

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7000系幕車のため、府中競馬正門前駅での折り返しの際、こんなカットが撮れました。
これは雨の中、様子を見に行ったご褒美だったのかもしれません。
土休日には、8両編成の線内各停がこのヘッドマークを取り付けて走ります。

撮影は平成29年10月19日です。

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2017年10月17日

No936 千歳烏山駅にもホーム転落防止固定柵


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 ▽ 転落防止固定柵が設置された千歳烏山駅上りホーム 29.10.17 ▽

京王では今年度事業計画で、井の頭線明大前駅、京王八王子駅、千歳烏山の3駅に、ホームでの転落防止固定柵を整備するとしています。
そして10月13日、前2駅に続き準特急停車で混雑が一段と激しくなっている千歳烏山駅でも、転落防止固定柵の一部が完成しました。

固定柵は上りホームに設置され、仕様は明大前駅と同様の無塗装ステンレス製です。現在は前から3両分の設置が完了しており、引き続き残る部分の工事が進められます。
なお下りホームへの設置計画は、現状ではないとのことでした。

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転落防止固定柵については、今年度計画の3駅分は年度半ばでまもなく完了というスピード対応でした。
造作については、明大前と千歳烏山駅は上りホームでの設置、逆に京王八王子駅は1・2番線双方での設置ですが、ホーム最先端での設置でした。

ホームでの転落防止策は鉄道事業者にとって喫緊の課題ですから、都営線からの乗り換え客で混雑する下りホームを特急が高速で通過する笹塚駅、競馬開催時に一気にホームが乗降客で大混雑となる東府中駅、トンネル内ホームのために降車客で溢れる神泉駅上りホームなどでも整備が急がれると思います。

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2017年10月12日

No935 京王よみうりランド駅 ことしもイルミネーション


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ことしも京王よみうりランド駅のイルミネーション装飾が、きょう10月12日から始まりました。来年2月18日まで、約4か月間続けられます。

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イルミネーション装飾は、京王よみうりランド駅隣接の京王よみうりランドのイベントと連動し、両者が集客や来園者サービスとして行うものです。

イルミネーション装飾の監修は、例年通り世界的照明デザイナーの石井幹子氏が行い、約4万球のLED照明が使われています。早いもので今年で3年目を迎え、相模原線の晩秋・冬の風物詩となっています。

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11月18日(土)から来年1月14日(日)までの土休日、及び年末・年始には、京王よみうりランド駅に準特急と、下りの一部特急、急行列車が臨時停車します。

写真は全て、10月12日午後5〜6時に撮影したものです。

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2017年10月08日

No934 5000系 車内広告に登場 & Gデザイン賞受賞


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     ▽ 車内つり広告に初登場した新5000系 29.10.7 ▽

新5000系の車内吊り広告が、今週半ばから登場しています。お気づきになられましたか。
こうした広告が登場し始めると、いよいよというか、大いに雰囲気が盛り上がりますね。
広告は2枚構成で、一方は5000系、一方はクロスシート座席に座るカエル君です。

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有料座席指定列車として使用される5000系は、一貫として夜のビル群(新宿のイメージ)を背景とした写真で登場していますから、当面は夜間の運転で定着を図り、早朝上り優等列車や土休日午前での高尾山行き列車などの観光的運用は、その後の展開次第ということでしょうか。

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カエル君は、古くて新しいキャラクターの採用ですね。
かつて携帯電話が世に登場し始めたころ、“カエル、帰るコール” といった当時の広告を思い出しました。
カエル君はとても可愛く、年配者だけでなく、若い人たちにも座席指定列車の認知度を高めようという、京王の願いが伝わってくるようでした。

そしてうれしいニュースとして、5000系が2017年度グッドデザイン賞を受賞しました。
列車名ネーミング応募者に対する9月17日の公募試乗会、さらに29日の通常列車として運転開始に続き、10月に入り4日にグッドデザイン賞の受賞と、うれしいエピソードが続きました。
吊り広告は、受賞を想定して待っていたかのような、電光石火の展開でした。

5000系はすでに営業運転を開始していますので、吊り広告と同時に、駅ホームでも大型ポスターなどでの展開があってもいいのではないかと思いました。

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  ▽ 高幡不動駅5番線で「試運転」表示を掲げ待機する5031F 
                                  29.10.7 ▽

さてその5000系ですが、今週は若葉台出庫、日中は高幡不動ベースで試運転、夕方から再び各停で営業運転の姿を見受けました。日中時間帯、高幡不動5番線で毎日対面しました。

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  ▽ 7日からは、営業列車として高尾線に初入線  高尾 29.10.8 ▽

7日からの3連休に入ると、日中の高幡不動ベースの後は夕方から各停で新宿へ。折り返しは各停高尾山口行きとなり、5000系は営業運転で高尾線にも顔を出すことになりました。

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   ▽ 高尾山口駅に到着  折り返しは各停新宿行き 
                   ここから1時間半の旅 29.10.8 ▽

きょう8日、高尾線内で乗車してみると、車内撮影に忙しいファンの人たちにつられ、一般乗客の方々やちびっ子さんたちも写真を撮り始める光景と出会いました。
5000系はなかなかの人気者でした。
こうした光景を見ていると、行楽シーズンの日曜日などに5000系電車を多摩動物公園駅で公開するなど、沿線乗客に対するお披露目サービスを行ってもいいのではないかと思ったことでした。
posted by 特急高尾号 at 23:57| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

No933 京王5000系営業運転初日 体験乗車記


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▽ 特急初仕業の5031F 下り京王八王子行き 高幡不動  29.9.29 ▽

京王の新5000系は、先月29日からロングシート使用の通常スタイルで営業運転を開始しました。
初日は早朝から朝間ラッシュ時までの、短時間の運転でした。

また5000系旅客営業開始を祝するテープカットなどの式典も行われませんでした。こちらの方は、来春の有料座席指定列車運転開始までおあずけということでしょうか。
さて本題に入ります。

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乗務員室後方からの視界です。乗務員室ドアが右方に変更されたため、“かぶりつきさん” やお子様にとっては、抜群の広い視界となりました。(乗務員さんにとっては、後ろからの目線を感じ、少しつらいかもしれませんね)。
それはともかく、いま北野駅の先端で、高尾線と分離する区間を走行中です。

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運転士前のモニターには、運転区間をはじめ、新たに種別や行先もデジタル表示されていました。

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そして何よりも、速度計に大きな変化がありました。
これまでの円形と針表示に加え、現在速度が数字でも大きく表示されるようになりました。いま時速79キロを表示しています。
これは運転士さんばかりでなく、後ろの “かぶりつきさん” やお子様にとっても大朗報!ですね。従来タイプでは、10キロと5キロ単位の違いが判読しにくかったのですが、これなら一目瞭然です。

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100キロを超える高速運転では、後ろで見ている私たちも手に汗握る興奮を覚えますが、なんと乗務員室後方客室に握り棒が設置されました。
「万歳〜っ!」。私としては40年来の要望が叶った “大事件” です。(まぁ、総合車両製作所の標準仕様なのかもしれませんが…。)
これで、抜群の安定感で前方の眺望を楽しめます。

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さて列車は京王八王子に到着です。
車内下り方1号車は通勤・通学の利用者と、突然押し掛けたファンで立錐の余地もないほどの大混雑でした。
撮影はしましたが、お顔が映ってしまうので掲載出来ないことが残念です。

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折り返し時間は約10分間ありますが、ファンの皆さんは直ちに車内外の撮影に。そして着席体験のため、今度は席の確保に一目散でした。

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折り返しは、8時21分発の特急新宿行きです。
すでにラッシュのピーク時間帯は過ぎているとはいえ、新宿方先頭10号車は女性専用車です。“鉄子さん” の特権タイムです。
私は発車の前に、大急ぎで車内探索&撮影です。

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運転席です。井の頭線の配置と雰囲気は似ていますが、こちらは相当ゆったりとしているように見えます。格好もよく、また居住環境もよく、運転士さんのモチベーションも高まるのではないでしょうか。
昔の旧国鉄、東海道線でデビューした80系湘南電車(ちょっと古すぎますか…)の、広々とした流線形運転室を彷彿させる空気感です。

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車内妻面上部に貼られた車号ナンバー等をまとめて表記したステッカーです。さすがに銘板ではなくステッカーですが、デザイン性もしっかりと考慮されていて、好感を持ちました。

2号車に乗車したのは、電動車モーター音や、貫通路脇の騒音状況を体感するためでした。

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各種のサービス機能のアイコンも、一つにまとめられていました。

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大きな特色は客室内2画面の車両ビジョン、情報・広告モニターがドア上だけでなく、各車の貫通路上部、両先頭車の乗務員室上部、そして客室天井中央部にも取り付けられたことです。
各種情報や広告は紙媒体ではなく、デジタル情報として提供される仕様になるように見受けられました。

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そのモニターには、右側に列車運行情報、左側は京王の各種企業情報、広告コンテンツが放映されていました。当然のことながら、来春に予定されている座席指定列車運行開始のPRが頻繁に登場していました。
一般の広告はなく、当面は5000系のみの特別バージョンなのかもしれません。

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車内見付けです。紙媒体の広告や細かなステッカー広告もなく、シックで品のいい空間となっていました。
全員着席で空席もある、京王八王子での状況です。混雑の激しい首都圏の鉄道では、吊り輪は致し方ありません。

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車内スピーカーです。
ステレオ化、高音質化されたということで、適切で聞きやすい音量で放送が行われていました、円形のスピーカー部分に、かつて5000系などにあったコーポレートレエンブレムなどがあってもいいなぁと思ったことでした。

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荷物棚上部にはロールバーのパイプを配し、壁面内部の躯体へ取り付けられています。側面衝突時の強度向上、安全性向上を図る狙いのようです。

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車いす・ベビーカー優先コーナーには、新たに腰当ても設置されました。
私はここに一人分の座席を壁面から取り出せる構造とし、お母さんも座席に座れ、お母さんと赤ちゃんが同じ目線でくつろげる、対話ができるといいなぁと、かねがね思っています。

日中の車内では、疲れているお母さんがこのコーナーではなく、優先席の隅に座り、そのためベビーカーが貫通路を塞ぐ光景をよく目にします。

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ドア脇の袖仕切りです。仕切り板も強化ガラスになりました。
5000系は有料列車で使用するとあって、さすがにデザインも機能も研ぎ澄まされています。とくに強化ガラス製となった仕切りが大型化され、立っている人のカバンなどが座っている人の頭や顔に当たることがなくなりました。これも大きな朗報です。

そして4人から3人分に改められた、妻面のロングシート固定席です。
こちらの席は5センチも幅が拡大し、クロスシート席よりも幅広です。カバンなどを膝の上ではなく、横に置くことも可能です。
意外に車端の両サイド席は、人気が出るような気がします。

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ドア脇の握り棒です。汎用品ではなく、車内デザインと整合性を図ったしゃれたデザインです。今回の5000系車内仕様は随所にこだわりが感じられ、シックな雰囲気と品格が漂います。京王の新しいこの品格を、大切にして欲しいと車内で願ったことでした。

そして肝心の乗り心地ですが、一言でいうと、“軽やかな走り” という印象を、まず持ちました。座席は予想を上回るいい座り心地でした。列車の上下振動と座面の上下振動が絶妙な調和感を感じさせ、かえって軽やかな乗り心地を生み出しています。
モーター音や貫通ドア付近の走行音は、騒音として感じることはなく、良好でした。特にモーター音は、想像以上の静かさでした。

車内仕様全般については、通常列車利用者は、結果として有料列車仕様の高サービス機能を無料で享受できてしまうという、ハッピーな乗車となります。

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そうこう思案しているうちに、私の乗車している5031F上り特急新宿行きは、ほぼ定刻に新宿駅に到着しました。
新5000系初乗り体験は、素晴らしいの一言に尽きました。
まだ1回のみの乗車で全体像を正確に把握しきれていませんし、何より私個人の感想ですが、多少なりともご参考になればと思い、所感をまとめてみました。

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この後5031Fは、初の準特急仕業で橋本へと軽やかに発車していきました。
新5000系は有料座席指定列車としてだけではなく、通常列車としても大いに人気を博し、新時代の京王の顔となることは間違いないと確信しました。

写真はすべて、平成29年9月29日に撮影したものです。

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2017年10月01日

No932 【速報】高尾線開通50周年 記念ヘッドマーク付き8013F走る


きょう10月1日、昭和42年の開通から50周年を迎えた高尾線に、開通50周年記念のヘッドマークを取り付けた高尾山トレイン、8013Fが運転されています。

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  ▽ 新宿午前8時47分発の準特急高尾山口行き
     記念HMを取り付けて高尾に向かいます めじろ台  29.10.1 ▽

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     ▽ 開通50周年を祝す快晴の中、高尾を目指す8013F ▽

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   ▽ ヘッドマークは往年の「高尾号」のデザイン
      「高尾線開通50周年」の文字が添えられています。▽

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  ▽ ことしだけの特別ヘッドマークを取り付けて新宿に向かいます ▽

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開通50周年記念のヘッドマークを付けた8013F高尾山トレインは、きょう1日は準特急で新宿ー高尾山口間を一日中往復します。

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2017年09月29日

No931 【速報】新時代の幕開け 京王5000系運行開始


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           ▽ 営業運転を開始した新5000系5031F   
                      高幡不動 29.9.29 ▽

京王初のクロスシート有料座席指定列車として来春から運行開始予定の新5000系電車が、きょう29日からロングシートでの通常列車として運行を開始しました。

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  ▽ 最初の優等列車仕業は「特急京王八王子行き」 高幡不動 ▽

5031Fを使用した5000系の営業1番列車は、早朝の若葉台駅からスタートしました。
午前5時23分、新宿行き各停として運行を開始、折り返しで各停つつじヶ丘→新宿と運行、2度目の新宿からはいよいよ7時24分発特急京王八王子行きとして登場、さらに折り返し京王八王子8時21分発特急新宿行き→三度新宿からは準特急橋本行き、橋本からは各停若葉台行きとして運行、ここで入庫になると思われます。

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私は高幡不動から特急京王八王子行きに乗車、折り返し特急新宿行きで新宿まで乗車、快適な乗り心地を存分に味わいました。

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       ▽ 京王八王子に到着した5000系初の特急列車 ▽

想定外の朝間ラッシュ時での運転でした。車内は満員でしたが、特段の問題もありませんでした。乗客からは、感嘆の声が聞かれました。

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   ▽ 折り返しも特急で新宿に到着した5031F  
        ラッシュ時間帯にも関わらず、ほぼ定時到着でした ▽

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     ▽ この後は初の準特急として橋本に向かいます。
                                     
5000系営業運転開始初日の午前は、各停、特急、準特急、各停の種別で相模原線、京王線、相模原線で運転されました。

今後5000系は、日々運用を変えながら様々な種別、時間帯、区間を走行し、沿線利用客に新型電車としてのアピールを図る一方、通常列車運行時の課題把握、対策検討などを行うものと思われます。
通常列車としても最新・最高の快適機能を有した新5000系の運行スタートは、新たな京王新時代の幕開けといえます。

写真は全て平成29年9月29日撮影です。

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2017年09月28日

No930 ことしもこの季節 法面彩る高尾線の秋


来月1日に開通50周年を迎える高尾線に、今年も秋の使者がやってきました。

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沿線の法面にはキコスモスやススキの穂が秋風になびき、高尾に向かう京王電車を引き立てています。

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めじろ台駅周辺から狭間方面に向けた線路際の公道からは、これらの光景を手軽に撮影することが出来ます。高尾線のお宝スポットといえます。

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開通50周年で、高尾線を訪れる機会もあると思います。
撮影は日差しの関係から午前中がお勧めです。

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そして10月下旬、秋が深まると、京王電車は夕日とススキの穂に包まれた鉄路を走り、見るものの目を釘付けにします。
いつもの鉄路、いつもの道が、息を吞む光景に様変わりし、圧倒されます。
高尾線の秋の草花の光景は、11月まで楽しめます。

最後の1枚を除き、撮影は9月24日に行いました。
最後はめじろ台駅下りホームから狭間方面を見た晩秋期の高尾線 28年10月20日午後4時の撮影です。

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2017年09月27日

No929 調布駅案内表示 “映画の街 調布” の新スタイルに衣替え


京王の調布駅商業施設「トリエ京王調布」29日のオープンに合わせ、調布駅の駅構内案内表示や駅名標が、新たに “映画の街 調布” に相応しい新スタイルに衣替えしました。

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  ▽ 整備が続けられている調布駅前広場 後方は調布駅 29.9.25 ▽

調布は戦前から映画撮影所、映画製作関連事業所などの集積地として知られ、日本映画全盛の昭和30年代には、大映、日活、独立プロダクション系の撮影所があり、「東洋のハリウッド」とまで称される映画の街として発展を続けました。

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その調布駅地下化の跡地は、地元調布市と京王で駅前広場や商業施設の開発が続けられてきました。
そして京王関係の商業施設が完成し、29日のオープンに合わせ、駅構内の案内表示や駅名標などが、調布市とコラボする形で “映画の街 調布” バージョンに衣替えしたものです。

駅名標「調布」の右は、映画フィルムを上映する映写機です。またその下の横長のコマを現したものは、映画のフィルムを現しています。
このフィルムの形をメインデザインとした各種案内表示が、駅構内やホームのあちらこちらで展開されています。

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構内の案内や広告などの大ディスプレーは、映画スクリーンの大カーテンで囲まれたようにデザインされました。ちょっとした映画館気分です。

京王では高尾山口、京王多摩センター、多摩動物公園駅などでも、それぞれの由来や駅の特性に相応しい駅名標や案内表示を展開しています。
広告ベースではない、地域と連動したこうした取り組みは、利用者からの好感を集めそうです。

この記事は、稲城たかおさんのコメント情報をもとに、9月25日に取材・撮影したものです。

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2017年09月26日

No928 高尾線開通50周年 記念パネル展開催


928-1 高尾線50執念パネル展 29.9.24.jpg

高尾線は来月1日、昭和42年10月1日の開業から50周年を迎えます。
これを記念し京王は、「高尾線開通50周年記念」として記念乗車券の発売、スタンプラリーの開催、開業当時を振り返る高尾線記念パネル展などの各種イベントを行います。

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このうち「高尾線開通50周年記念 〜開業当時を振り返る〜」展が、高尾山口駅隣の高尾599ミュージアムで23日から始まりました。

会場には八王子市郷土資料館所蔵の「案内図に見る多摩陵・高尾と八王子(戦前の京王電車沿線案内)」をはじめ、高尾線開業当時の京王帝都社内報の「京帝たより」、京王が提供した開業当時の高尾線各駅や沿線の記録写真パネルなど、合わせて約20点が展示されています。

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ふだんは見られない当時の社内報や、50年前の建設途上の高尾線の光景、開通直後のヘッドマークを取り付けて運転の5000系の雄姿など、初めてご覧になる方にとっては、魅力的な展示といえます。

ただし高尾線50周年に関する文献や、展示写真等の細かな解説はなく、この点は惜しまれます。
このパネル展示会は、来月10月9日(月・祝)まで行われます。

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