2018年01月14日

No957 5年前の京王電車R 2012(平成24)年11月・12月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
新5000系の対応で今回も1か月遅れとなってしまいました。
今回は2012(平成24)年11月・12月分をまとめてお伝えします。

【2012(平成24)年11月】
 「井の頭線 車内モニターでニュース映像放映開始」

444-9 1029F 渋谷 24.10.jpg▽ レインボーカラー1029F 車内でニュース放映開始 24.11 渋谷 ▽

この年11月1日から、前の月の10月に登場した井の頭線特別ラッピング編成1029Fの車内ドア上モニターで、ニュース映像の放映が本格スタートしました。

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▽ 1029Fの「車両ビジョン」(京王DCチャンネル)で放映される
                   ニュース番組『NEWS Express』 ▽

いまでこそドア上モニターでのニュース放映は当たり前のようになっていますが、スタートは5年前でした。
当時の京王ホームページでは、関東民鉄の車内で地上波テレビニュースが見られるのは京王だけと紹介されました。

ニュースは動画付きで、列車が営業運転を行いながら朝・昼・夕の1日3回更新され、当時大変びっくりしたことを思い出します。
スタート時はテレビ東京のニュース番組を2分程度に編集されたものでしたが、近年は渋谷のお膝元、NHKニュースに変更されています。

「鉄道雑誌を賑わす“京王カラー”

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  ▽ 鉄道雑誌2013年1月号を飾る元5000系の「京王カラー」 ▽

11月下旬、2013年1月新年号の鉄道雑誌が一斉に発売されました。その中で、地方で活躍する元京王5000系が「登場時の京王カラー」に復元された姿が多数登場し、びっくり!でした。

上の写真左は「旅と鉄道」誌です。この年7月に一畑電車が2100系で復活させた京王カラーで表紙を飾っています。
右はお馴染み「鉄道ファン」誌で、10月下旬に富士急行1000系で復活した京王カラーです。

448-2 鉄道雑誌に京王カラー 24.11.jpg                                  






















このうち老舗の「鉄道ファン」は、表紙に京王カラーを登場させました。
「鉄道ファン」は写真を大切にする編集方針で知られており、京王カラーの写真の上に特集記事のタイトル文字などは一切上乗せされていなく、素晴らしいものでした。
オリジナルカラーに復活、かつ現役時代の特急「陣馬」のヘッドマークを取り付けた元京王5000系が、圧倒的な存在感で迫ってきました。

期せずして、富士急行と一畑電車、甲信と山陰の2地域で復活した京王カラーが表紙に登場したのですから、素晴らしいの一言に尽きました。

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  ▽ 富士急での京王カラー復活を報じる「Rail Magazine」誌 ▽

一方大判ビジュアル誌の「Rail Magazine」誌は、富士急での京王カラー復活の工事工程、復活初日の撮影会や記念式典の様子、そして特急「陣馬」、「高尾」のヘッドマークをつけて富士山麓を走る雄姿などを紹介しました。
「名車」と評された旧5000系は、引退後もその人気が絶えていない大きな証でした。


【2012(平成24)年12月】
 「“酔客ミッドナイト準特急” 運転」

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年末の忘年会シーズンを迎え、この年も前年に続いて深夜時間帯に京王線、井の頭線で混雑緩和を目的とした臨時列車が運転されました。
臨時列車は12月6日から22日までの木曜、金曜、土曜の合計9日間、23時台から午前0時台にかけての運転でした。
京王線では木曜、金曜日が新宿発準特急高幡不動行き(高幡不動から各停京王八王子行き)が2本、通勤快速高幡不動行きが1本運転されました。

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またこの年は新たに8日、15日、22日の土曜日にも、追加として京王多摩センター行きの通勤快速2本が運転されることになりました。
それだけ深夜時間帯の列車の混雑が激しかったことを物語っています。


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当時の新宿駅の列車行先案内ディスプレー画面です。
この画面では、23時38分発の準特急高幡不動行きが、臨時の増発準特急です。1番上は通勤快速の橋本行きを表示していますが、通勤快速は翌年2月のダイヤ改定で種別消滅、また「準特急」の表示は今日では見られない「準特」とした簡略表示でした。

448-5 臨時準特急高幡不動行き 新宿 24.12.6.jpg
   ▽ 新宿駅2番線から発車する臨時準特急高幡不動行き 24.12.6 ▽

2015(平成27)年に特急改め橋本準特急が新設されるまでは、2番線からの準特急の発車は原則ありませんでした。こうしたディスプレーからも、時代の変遷を感じ取ることが出来ます。

ちなみに現在では土休日も含めて通年で午前0時台まで特急列車の運転が頻繁に行われており、こうした臨時列車は設定されていません。
新5000系による座席指定列車運転開始の今年は、少し変化が現れるかもしれません。

一方、井の頭線は例年どおり木曜、金曜のみの運転で、渋谷発各停富士見ヶ丘行き列車が4本運転されました。

「ホーム行先案内 種別表示に変化 案内表示強化の一年」
年末に入り、ホーム行先案内の列車種別表示の一部デザインについて、順次変更が始まりました。具体的には、急行と各停の列車種別表示です。

453-5 従来の表示 渋谷 24.12.19.jpg
    ▽ それまでの案内表示 井の頭線渋谷駅  24.12.17 ▽


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    ▽ 急行、各停の新表記              明大前 24.12.18 ▽ 

具体的には、急行はそれまでは緑色の文字表示のみでしたが、新しい表示は緑色ベース帯に黒抜きの切り取り(LEDを点灯させていない)文字に変更となりました。
また各停は列車の種別表示と同様に、各停の文字を曲線の付いた枠線で囲ったものに変更されました。

453-4 英文表記の新表示 府中 24.12.17.jpg

英文表記の各停も、Localの文字が枠線で囲まれています。

この年は新造車両などがない一年でしたが、一方で 行先案内表示に編成両数が加わり、また各駅のホーム構内放送も単に上り、下りだけでなく、列車種別、編成両数、行先が全ての駅で行われるようにり、さらに改札付近にも運行情報と兼ねた行先案内の大型ディスプレイも設置されるなど、列車案内情報はが大幅に強化された一年でした。
そして最後は、年末に入りつつも、案内表示の種別表示デザインまで見直すという
徹底ぶりでした。

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  ▽ 現在はマルチカラー化に移行中の行先表示 橋本駅   28.3.13 ▽

ホーム行先案内表示については、現在は平成28年春に橋本駅から始まったマルチカラー化のへ取り組みが進められており、僅か5年の間で次々と見直しが図られていることが分かります。

「5年前の京王電車」、次回は2013(平成25)年1月・2月分をお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 11:31| Comment(2) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

No956 5000系全編成で営業運転、車内広告も。運転室にはー。


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      ▽ 営業運転を開始した5035F めじろ台 30.1.6 ▽

5000系5035Fが、年明け1月6日から通常列車での営業運転を開始しました。初日の光景です。
この日は高尾山口に入る各停ベースの運用でした。
輝くようなボディに負けず劣らず、屋根や足回りも輝いています。

これで5031Fから5035Fまでの5000系全5編成が出揃い、全ての編成で営業運転が開始されたことになります。
5000系の整備、そして座席指定列車の運行に向けて、準備が着々と進んでいるとみていいと思います。

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ところで5035Fの運転開始初日に乗車してみると、車内天井に広告が掲出されていました。
まもなく有料座席指定列車としての運用も始まりますのでこうした広告の扱いはどうなるのかと気を揉んでいたのですが、通常列車としても使用されるため、致し方がないということですね。

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956-4 営業運転を開始した5035F 5735 運転台カメラ 北野 30.1.6.jpg

もう一つ、5035Fの10号車、上り方先頭の5735号運転室内にこんなものがあるのに気づきました。
運転士さんに聞くと、車でいうドライブレコーダーだということでした。運転業務に資するための映像を撮影しているのか、はたまた事故発生時の記録用撮影ではないと思いますが、詳しく尋ねる前に発車時間が来てしまいました。

自宅で5031F以降の前後先頭車の写真を子細に見てみると、各編成前後運転室内にカメラが取り付けられていることが分かりました。5000系のカメラ設置は、各車両客室内の防犯カメラだけではないことに気づきました。

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   ▽ 相模原線準特急として活躍する5035F  若葉台 30.1.7 ▽

営業開始2日目の5035Fです。
この日は橋本準特急として活躍していました。
いよいよ利用者やファンの関心は、座席指定列車の運転開始日=ダイヤ改正日はいつか、そして改正ダイヤの内容に絞られてきます。
かなり早い段階でのスタートということもありそうですから、「京王ニュース2月号」や、前後に公表されるであろう京王のホームページ内「ニュースリリース」が楽しみです。

posted by 特急高尾号 at 06:00| Comment(2) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

No955 7000系種別表示幕に変化/8023Fリニューアル


[7000系種別表示幕等に変化]
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7000系幕車の列車種別幕に変化が―。
ニューバージョンが先月から登場しています。

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     ▽ 準特急種別幕が変更された7206F+7001F 北野 30.1.6 ▽ 

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準特急の種別幕が、これまでのオレンジ地に黒文字のものから、LED表示車両のものと同様に、オレンジ地に白文字のスタイルに変更されています。

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こちらは従来のものです。
現在の列車種別幕は、平成25年2月22日のダイヤ改定に合わせ交換されたものです。準特急はそれまで特急と同一の深紅でしたが、この時にオレンジ地に黒色文字のものに変更され、特急と区別されました。

当時黒文字のこの準特急種別幕はやや見にくいとの印象を持った方は多かったのではないでしょうか。特に汚れが多くなると全体がくすみ、見にくいものでした。そうしたこともあり、LED表示車両のものと同一に変更、統一したものと思われます。

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この新表示、現在は7206F+7001Fのみのようですが、今後順次変更されると思います。

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駅改札口近くに設置されている運行情報表示ディスプレーも、車両のLED種別表示やマルチカラー化されたホーム行先案内表示に合わせた色使い、表記に変更されています。

現在京王ではホーム行先案内表示のマルチカラー化を進めており、また昨年は「各停」→「各駅停車」への表示文字の変更も行われました。
目の不自由な方にはもちろん、誰にとっても見やすい、分かりやすい表示、サインへの見直し、統一化に取り組んでいるのだと思います。

[8023F リニューアル]
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         ▽ リニューアルされた8023F 北野 30.1.6 ▽

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8000系8両編成のリニューアルが昨年度から始まり、8022Fがトップバッターとして工事が行われました。

そして今年度、2017(平成29)年度分として先月8023Fのリニューアル化が完成し、運用に入っています。
リニューアル仕様については、直近の6+4編成の大規模改修車のリニューアル仕様と同様となっています。

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これで8000系8両編成のリニューアルは、13編成中2編成で実施されたことになります。

上記2件の事例については先月発生のものでしたが、当該編成の撮影がなかなかままならず、ご紹介がこの時期になってしまいました。
ご了承ください。

posted by 特急高尾号 at 09:56| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

No954 2018年京王飛躍の年 初の座席指定列車スタートへ


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新年おめでとうございます。
本年も、当ブログをよろしくお願いします。

ことしの京王は、何といっても春からの有料座席指定列車の運行開始と、それに伴うダイヤ改正が最大の目玉、出来事ですね。

[座席指定列車の運行開始について]
このうち座席指定列車については、運行開始はいつからか、停車駅はどこか、座席指定料金はいくらに設定されるのかなどに関心が高まります。

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▽ 座席指定列車  今春運転開始をPRする京王ニュース30年1月号 ▽ 

【運行開始時期】
運行開始時期は京王ニュース30年1月号でも引き続き「春から」とアナウンスが続けられていますが、5000系の順調な新製配備、通常列車としての就役状況を考えれば、4月、5月にする積極的な理由は見当たらなく、また小田急電鉄のダイヤ改正への積極的な攻勢に対峙する意味でも、年度内の早い時期にスタートすることが十二分に考えられます。
京王ニュース2月号での、運転開始時期の公表が注目されます。

【停車駅】
明大前は当然通過、速達性確保やプレミアム感を醸成するために調布も通過、最初の停車駅は京王線、相模原線とも調布以遠の最初の特急停車駅、京王線は府中、相模原線は京王稲田堤とするなどのインパクトが求められると思います。

また高幡不動や京王多摩センター以西の停車駅にも関心が高まります。
東武鉄道TJライナーのように、途中駅以降は着席料金不要で乗車を認めるなどの方式とするか、あるいは終着駅まで有料座席指定列車として特急と同等程度の停車、降車のみとし、終着駅まで速達性を貫くかです。
高度な経営判断が求められますが、私は有料座席指定列車としての存在意義やプレミアム感を保持、大切にしていくためにも、全区間有料・速達運転が望ましいと考えます。

【座席指定料金】
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すでに決定されていることだと思いますが、現行JR中央線の新宿ー高尾間の座席指定中央ライナー、または特急自由席は510円に設定されています。京王も出来れば同等料金を設定したいはずですが、JRや小田急が特急専用車両なのに対し、京王5000系は有料専用車両ではないことを考慮すると、350円前後が妥当かもしれません。

むしろここで問題となるのは、将来都営新宿線から橋本・京王八王子・高尾山口方面への直通有料座席指定列車を設定する場合、都営線内分の料金を加算する必要があるという点です。
東京メトロ線内から発車する小田急のロマンスカーは、メトロ線内分の特急料金として210円が加算されています。
京王の場合も、都営線内100〜200円程度の座席指定料金の加算が実施されると、利用者からは割高感が出る可能性も考えられます。一方JR中央線に登場する2階建てグリーンカーとの料金比較では350円程度では安い設定となりますが、こちらは運転本数の点では全くかないません。
いずれにしても京王は、料金設定には頭を悩ましたはずです。

このほか座席指定システムや列車運行トラブル時の各種対応、利用客に対する接遇や窓口対応などの総合的社員教育などなど、関心事は枚挙にいとまがありません。

[ダイヤ改正について]
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座席指定列車のスタートと同時にダイヤ改正が行われます。
京王ニュース30年1月号掲載の社長年頭挨拶で、「今春、ダイヤ改正にあわせて座席指定列車の運行を開始」と、ダイヤ改正の実施を表明しています。

京王はこれまで座席指定列車を夜間帰宅時間に運転としてきましたが、実際に何時から何時まで運転するのかが大きなポイントです。
座席指定列車の速達性、優位性に拘れば拘るほど、一般列車の運行に影響を及ぼすことは必須です。

新設の座席指定列車が役割と成果を十二分に発揮し、一方で一般列車もこれまで通りの利便性が確保されているダイヤがどこまで実現可能か、座席指定列車新設の影響で一般列車の削減や不便性などが発生することのないよう、京王の経営思想と、現場のダイヤ作成手腕が問われます。

また改正では、座席指定列車の新設だけではなく、一般列車の運行形態や車両運用にも変化が現れても何らおかしくありません。こうした点についても関心が集まります。

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 ▽ 小田急多摩センター駅  京王ホーム側に向けられたダイヤ改正幕 ▽

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師走に入り、小田急も京王も、互いに両者を意識したと見られる広報活動が行われています。小田急のダイヤ改正発表では、メディアの視点も小田急VS京王と捉える内容が少なからず見られました。

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   ▽ 改札口脇では座席指定列車運行のPR映像を放映 新宿駅改札 ▽

ともあれ有料座席指定列車の運行は、経験・ノウハウを持たない京王にとって、極めて大きな挑戦となりますが、それだけに大きな飛躍のチャンスとも言えます。

大規模、かつ強力なダイヤ改正の小田急や、全編成にグリーンカー連結を行うJR中央線など、今後ますます競合他社の攻勢が強まる中にあって、座席指定列車運行の成否は今後の京王に少なからず影響を与えることは必須です。
座席指定列車の円滑なスタート、継続的な安定運行、そして京王のさらなる発展を願わずにはいられません。

posted by 特急高尾号 at 00:47| Comment(8) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

No953 年の瀬若葉台 終焉7006F 7007Fも


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年の瀬26日、若葉台基地を訪れてみると、今月7000系初の編成単位で廃車となった7006Fが、寒風吹きつける基地内で、もう2度と動くことのない身を休めていました。

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8号車、7706号です。
基地内の音もない世界で、機材を取り放たれても凛とした佇まいは、見るものに感慨を抱かせる独特の雰囲気に包まれていました。
鉄道ファンのみが感じる、心象世界かもしれません

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7000系は京王線初のステンレスカーとして、1984(平成59)年に登場。
この7006Fも、この年にまず5両編成として姿を現しました。以後中間車を挟み、6両、8両へと長編成化していきました。

1984(平成59)年から1996(平成8)年にかけて、7000系は総数190両が製造されました。
各停用車両の近代化が目的で登場したため、新造車であるにも関わらず優等列車ではなく、主に各停運用を中心に使われてきた点が特色です。
近年は運用方法が変更され、一躍特急、準特急運用の中核も担うこととなり、ファンを驚かせたことは承知の通りです。

登場から33年ー。
その7000系に新5000系の登場と時を合わせ、ついに廃車が始まりました。
10月には7008F・7009Fの中間サハ4両(7508・7558、7509・7559)が、そして今月は7006Fの8両、計12両がすでに廃車となりました。

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さて晦日の30日、7006Fの様子を見るために再び若葉台を訪れてみるとー。
ななにやら様子が変わっていました。

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廃車体7006Fの左隣に、8両編成と見られる新たな7000系が留置されていました。

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『む、む、む』という感じでなんとかシャッターを切ると、「7707」の車号が見えました。どうやら7000系8両編成で、唯一1編成だけ残っていた7007Fのようです。
留置線のこの位置は、新造車の搬入地点ですが、廃車・解体へと駒を進める定番の場所としても使われます。
クーラーなどの機材は残置されているように見えますが、年明けからの7007Fの動向が気がかりです。廃車となれば、7000系8両編成は消滅ということになります。

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年も押し迫った30日の夕刻。
音もなく静まり返った若葉台の片隅で、華やかな5000系との新旧世代交代劇の舞台裏を見た思いでした。

[撮影]
  〇若葉台車両基地
  〇平成29年12月26日/30日

posted by 特急高尾号 at 08:30| Comment(4) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

No952 2017京王電車[4] 平成29年10月−12月


「2017(平成29)年 京王電車」、今回は10〜12月分をご覧いただきます。

【10月】
<高尾線開通50周年>
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   ▽ 特製HMを取り付け高尾線内を走る高尾山トレイン8013F
                                 めじろ台 29.10.1 ▽        

10月1日、高尾線は昭和42年の開通から50周年を迎えました。
この日から、開通50周年記念の特製ヘッドマークを取り付けた高尾山トレイン、8013Fが運転されました。
初日の1日は、準特急として新宿ー高尾山口間を往復するお披露目運転を行っていました。

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特製ヘッドマークには「高尾線開通50周年」の文字があり、ことし限りの貴重な「高尾号」の記録となりました。

<5000系 グッドデザイン賞を受賞>
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4日、うれしいニュースが飛び込んできました。
5000系が2017年度のグッドデザイン賞を受賞しました。さい先のいいスタートです。
車内には、受賞を知らせる吊り広告が掲出されました。

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合わせて「春から座ってカエル」と謳った座席指定列車PRとセットのこの吊り広告は、受賞をあらかじめ想定していたかのような、電光石火の登場でした。

<相模原線 運賃値下げ発表>
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12日、びっくりニュースが発表されました。
相模原線建設に際して乗車距離に応じて課せられていた加算運賃を、来年3月17日(土)から引き下げるというビッグな内容でした。普通運賃、通勤・通学運賃とも引き下げられます。

現在巷では、“小田急対策だ” などの噂がしきりりですが、私は即座に有料座席指定列車の運転開始、ダイヤ改正はこの日だとも考えたのですが、最近になってこちらの方はどうも様相が違うように感じています。

<相模原線 冬の風物詩 ことしも>
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    ▽ イルミネーション装飾に彩られた京王よみうりランド駅 
                                   29.10.12 ▽

ことしも京王よみうりランド駅のイルミネーション装飾が、12日から始まりました。来年2月18日まで、約4か月間続けられます。
11月18日(土)から来年1月14日(日)までの土休日、及び年末・年始には京王よみうりランド駅に準特急と、下りの一部特急、急行列車が臨時停車します。
3年目を迎えた京王よみうりランド駅のイルミネーション装飾は、冬の相模原線の風物詩としてすっかり定着した感があります。

<8000系大規模改修該当車両断熱塗料から石綿含有が判明>
20日、京王のホームページで、ショッキングな内容の公表が行われました。
廃車処理前検査の7000系車両、及び大規模改修の8000系車両の断熱塗料から石綿(筆者注=アスベスト)の含有が認められたというものでした。

慶応は車両メーカーから石綿を含まない材料を使用している旨確認済みでしたが、今回含有が判明したため、事実関係と対応策等を公表したものでした。
通常列車での乗客に対する影響は、一切ないとしています。

<7000系 初の廃車始まる>
新5000系の導入が続く中、老朽化7000系の廃車等の動向が気がかりでしたが、ついに初の廃車が現れました。

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      ▽ 6両化された7008F   高幡不動  29.11.12 ▽

10月下旬、8両編成のうち7008F、7009Fの4・5号車、中間サハの7558+7508、7559+7509の4両が編成から外されて廃車、この2編成は6両編成化されるという新展開が現出しました。

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   ▽ 「8号車」改め「6号車」となった7709号 
                 車号左下の号車表記「6」に注意 ▽

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   ▽ 高尾線各停運用に就く6連化された7008F めじろ台 29.11.14 ▽

6連化された7008F、7009Fは単独で高尾線6両編成各停をはじめ、6+2の8連各停、6+4の10連特急、準特急など、多様な運用に充当されています。
5000系の登場は、ついに7000系の廃車と運用の変化をもたらしました。

【11月】
<5000系 営業運転3編成に>
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     ▽ 早くも3編成が営業運転  5033F 北野 29.11.26 ▽ 

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11月に入ると5000系は4編成5034Fまでが出揃い、そのうち早くも3編成5033Fまでが通常列車として営業運転を開始しました。

5000系は特急から各停まで、早朝から夜間まで幅広く運用され、徐々にですが、多くの利用者の目に触れることになりました。
利用者からは車内の快適性に驚く声と同時に、双方のロングシート間の距離が従来車よりも狭く感じるという声も聞かれるようになりました。
1編成で在来車より100近い座席の減少も含め、今後の通常列車としての運用課題の一つとなりそうです。

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    ▽ 在来車と5000系の緩急接続光景 北野   29.11.26 ▽ 

もあれ5000系の通常列車としての運用は順次拡大し、はやくも京王の新しい風、光景になりつつある11月でした。

【12月】
<5000系 5編成出揃う>
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       ▽ 試運転の5000系1次車ラストナンバー5035F
                     京王多摩センター 29.12.21 ▽

師走12月に入ると、いよいよ5000系新製配備のラストナンバー5035Fも姿を現しました。
新春からは営業運転も開始されることと思います。
6月末のトップバッター5031Fの搬入から早くも半年、5000系は5編成、計50両が無事に新製配備されました。

一方こうした華やかな話題の陰で、老朽化が進む7000系のうち、1984(昭和59)年に当初5両編成(以降順次増結して8両化)で登場した7006Fが今月、静かにその幕を下ろしたことは忘れられない出来事となりました。

「2017(平成29)年 京王電車」は、今回で終了です。

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2017年12月27日

No951 2017京王電車[3] 平成29年7月−9月


「2017(平成29)年 京王電車」、今回は7〜9月分をご覧いただきます。

【7月】
<新500系5031F 試運転始まる 運転開始は9月29日に>
951-1 5031F 若葉台 29.7.9.jpg
      ▽ 10両編成に組成された5031F 若葉台 29.7.9 ▽

6月下旬、26〜30日にかけて若葉台基地に搬入された新5000系のトップバッター5031Fは、7月に入ると早くも構内での入れ替え作業や試運転が始まりました。
個性的な新5000系の顔立ちや10両編成美の姿を一目見ようと、真夏の最中、若葉台駅ホームは連日熱心なファンの熱気に包まれました。

イラストでは見慣れていたデザインですが、初めて実車と対面すると、"衝撃的デビュー" といった感覚、印象に包まれました。

また7日にはホームページで、新5000系はロングシートの通常列車として、早くも9月29日(金)から先行デビュー、営業運行を開始すると、驚きの公表がなされました。

<「金田一少年の事件簿」シリーズ  HM付き列車走る>
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          ▽ HMを取り付けた9042F  
            前後で色味が異なる  若葉台 29.7.21 ▽

都営交通との共同企画、「大人のための謎解きイベント 金田一少年の事件簿R 呪いの手紙の秘密」イベントがことしも7月5日〜10月11日の間で行われました。

951-3 金田一少年HM 9042F 若葉台 29.7.21.JPG

期間中には京王線と井の頭線のそれぞれ各1編成にオリジナルヘッドマーク、都営車にはオリジナルステッカーが掲出されて運転されました。

<ホーム行先案内表示 「各停」➡「各駅停車」>
900-3 行先表示「各停」 調布 29.7.13.jpg

これまでは「各停」だったホームの行き先表示がー

900-1 行先表示「各駅停車」 高尾 29.7.121.jpg

「各駅停車」に改められました。

900-4 行先表示「各駅停車」 高尾 29.7.13.jpg
    ▽「各駅停車」表示となった行先案内 高尾山口   29.7.13 ▽ 

7月に入り、高尾線各駅のホーム行先案内表示の列車種別「各停」が、これまでの略称から正式な「各駅停車」に変更されました。

    ▽ マルチカラー化された行先表示でも「各駅停車」
                        高幡不動 29.8.11 ▽

その後も段階的に各駅の表示見直しが進み、現在では京王線、井の頭線各駅とも「各駅停車」となりました。
ホーム行先案内表示のマルチカラー化が推進途上のため、現在は新旧両タイプで「各駅停車」表示の光景が見られます。

<京王線 7000系も2画面ディスプレー化始まる>
京王線ではドア上の液晶情報ディスプレーの2画面化が昨年から始まりましたが、今年度計画では7000系50両も対象となっており、7000系固定10両編成7021F〜7025Fが2画面化されました。また9000系も8編成80両で2画面化がすすめられました。
またこの工事と同時に、7000系の優先席中央にも手摺りの設置が行われました。

<京王電車スタンプラリー2017 始まる>
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    ▽ スタンプラリー2017 第1弾のHMを取り付けた7022F
                                                       高幡不動  29.7.29 ▽

夏休みに入り、新しいスタンプラリー、「1日乗車券でまわろう! 京王電車スタンプラリー2017 〜第1弾夏休みの思い出編〜」が、7月29日(土)から9月18日(月・祝)までの日程で始まりました。

904-2 スタンプラリー2017HM 7022F 高幡不動.jpg

スタンプラリーは、京王線・井の頭線のスタンプ設置5駅でスタンプを集めると、先着順でレプリカの硬券セットや車内吊りポスターなどの記念品がもらえるというものでした。

951-5 第1回スタンプラリー 笹塚 29.8.23.jpg
  ▽ 大盤振る舞いのスタンプラリーHM 9000系は9040F 笹塚 ▽

また期間中、ヘッドマーク付き列車が運転されましたが、なんと7000系、8000系、9000系、1000系と4系列の列車にヘッドマークが取り付けられるという、大盤振る舞いのスタンプラリーでした。

【8月】

<大本山スタンプラリー開始>

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951-7 8005F 大本山HM 高幡不動 29.8.30.jpg

8月に入り、新たなスタンプラリーがまたまた登場です。
京王、京急、京成の3社合同の沿線社寺をめぐるスタンプラリーが、8月1日から10月31日までの日程で始まりました。
8005Fには、社寺をデザインした洒落たヘッドマークが取り付けられて運転されました。

真夏のこの時期、7月から開始されている本家京王の「京王電車スタンプラリー2017」、都営交通と共同企画の「金田一少年の事件簿」シリーズ、そして「大本山スタンプラリー」も加わり、京王線内はヘッドマーク付き列車で大賑わいでした。

さらにこの後、秋にかけても「けものフレンズすたんぷらりー」シリーズや「高尾線開通50周年記念」などのヘッドマーク付き列車が次々に登場し、ことしの京王はヘッドマークラッシュとなりました。

<井の頭線1000系リニューアル第5陣 1007F登場>
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     ▽ リニューアルされた1007F 1057号  渋谷 29.8.2 ▽                       
                                        
井の頭線1000系リニューアルの第51007Fが完成し、運行が始まりました。

車内仕様、3号車のT→M化とそれによるサハ1500→デハ1050形への形式変更、15071057号への改番など、先行編成と同様のリニューアル、改造が行われました。


昨年から始まった1000系リニューアルは対象の1・2次車10011010F10編成を平成30年度までに実施する予定ですが、この時点で1001100210041003F・1007F(完成順)と、早くも対象の半数、5編成のリニューアル完了しています。


<井の頭線明大前駅の転落防止固定柵>

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 ▽ 転落防止柵が設置された井の頭線明大前駅上りホーム  29.8.5 ▽

今年度事業計画でホームドア整備計画と並行し、乗客の線路転落防止策として固定柵を3駅で設置するとしていますが、トップバッターとして井の頭線明大前駅上りホームに固定柵が設置されました。


907-2 ホーム柵 明大前 29.8.5.jpg

仕様は飛田給駅のものと同様でした。

引き続き京王八王子、千歳烏山駅でも設置されました。


【9月】

<5000系 営業運転開始>

9月に入り5000系は第2編成5032Fが登場、17日には座席指定列車ネーミングに応募した人から選抜された人を対象とした試乗会と記念乗車券の発売、29日からはいよいよロングシートによる通常列車としての営業運転開始と、次々に話題が続きました。


922-1 5032F 若葉台 29.9.15.jpg
    ▽ 5000系第2編成5032Fが登場 若葉台 29.9.15 ▽

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      ▽ 小雨の中、試乗会の出発式 若葉台 29.9.17 ▽

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 ▽ 大勢の人々でにぎわった試乗会 
   若葉台→つつじヶ丘→高幡不動→多摩動物公園のルートでした ▽

925-1 5000系記念乗車券 29.9.20.jpg

925-5 5000系記念乗車券 29.9.20.jpg

925-7 5000系記念乗車券 29.9.20.jpg
5000系の記念乗車券です。「9000系以来16年ぶりの新シリーズ登場」と京王が謳うだけあって、素晴らしい出来栄えでした。
中には総合車両製作所で6月下旬に行われた完成記念式典でのヘッドマークならぬ、記念のステッカーを取り付けた先頭車のカットもあり、京王ファンを唸らせました。

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   ▽ 営業列車 特急初運用は下り京王八王子行き 
                          高幡不動 29.9.27 ▽

931-4 5031F初営業運転 京王八王子 29.9.29.jpg
     ▽ 京王八王子駅に到着した5000系特急1番列車 
                        折り返しも特急で新宿へ ▽

そして迎えた9月29日(金)、新5000系はロングシート、通常列車として華々しく営業運転を開始しました。
6月下旬に竣工、若葉台へ搬入されてから3か月後のことでした。

951-8 動物園線スタンプラリー1弾 サーバル HM 29.9.24.jpg

このほか9月は、下旬からまたまた新しいスタンプラリー「多摩&井の頭 Zoo×けものフレンズ すたんぷらりー」が動物園線に登場。4週連続週替わりでヘッドマークが交換されるという凄い内容でした。写真は第1週のものです。

951-9 調布駅案内表示 映画の街に 29.9.25.jpg

929-7 調布駅案内表示 映画の街に 29.9.25.jpg

調布駅では地上駅の跡地に完成した商業施設「トリエ京王調布」のオープンに合わせ、“映画のまち 調布” にちなみ、駅名標が映画カメラやフィルムをデザインした個性的なものにリニューアルされました。地域に根差した、素晴らしい、珍しい取り組みだと思います。

さらに8000系大規模改修第10陣8004Fの登場、高尾線開業50周年を祝う記念パネル展の開催などもあり、話題が尽きない9月でした。

「2017(平成29)年 京王電車」、次回は10〜12月分をご覧いただきます。

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2017年12月24日

No950 5000系「試運転」 まもなく見納めに


950-1 試運転の5035F 京王多摩センター 29.12.21.jpg

950-2 試運転の5035F 京王多摩センター 29.12.21.jpg

師走、クリスマス、年の瀬と続きますが、新製5000系のラスト編成5035Fの試運転が、連日相模原線を中心に行われています。

トップバッター5031Fを除けば、以後の新編成は若葉台搬入後約1か月で営業運転が開始されていることから、5035Fの試運転も早ければ年内で終了、新春から営業運転が開始されることも考えられます。

950-3 試運転の5035F 5035 京王多摩センター 29.12.21.jpg

950-5 試運転の5035F  京王多摩センター 29.12.21.jpg

ところで京王線車両の台車、足回りが編成全体でピッカピカなのは新製時のみで、以後は検査時の各車両足回り塗装の有り無しで、編成全体ではバラバラの姿になってしまいます。
そのため今回の5000系でも、編成全体のボディ、足回りの美しい走行写真が撮影出来るのは、今の時期しかありません。

950-4 試運転の5035F  京王多摩センター 29.12.21.jpg

ことし7月から始まった5000系の試運転は早くも半年を経過し、いよいよ最終盤を迎えています。
編成全体の足回りが美しく、かつ行先表示が「試運転」とされた光景は、まもなく見納めです。
新製時にしか見られない、5000系の、そして京王の貴重な光景です。

[撮影]
 〇5035F  京王多摩センター駅構内
   〇平成29年12月21日

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2017年12月21日

No949 2017京王電車[2] 平成29年4月−6月


「2017(平成29)年 京王電車」、今回は4〜6月分をご覧いただきます。

【4月】
<有料座席指定列車 愛称投票受付開始>
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          ▽ 有料座席指定列車 愛称投票受付始まる  京王HPより ▽

27日、京王のホームページや車内吊り広告で、ビッグニュースが公表されました。
一つは有料座席指定列車の愛称投票受付の開始、もう一つは有料座席指定列車用に新造される新5000を、9月から一般列車用として先行就役させるというものでした。

新5000系の、まさかの9月からの一般列車としての先行使用、そして想定よりも早期の実車登場告知など、京王ファンとしては驚きの内容でした。

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もう一つの有料座席指定列車の愛称投票については、「京王ライナー」や「京王スマートライナー」など、予め京王が用意した5つのネーミング案から一つを選択して応募するというものでした。

こちらの方は運行時間や停車駅など、基本情報が公開されない中で、京王が用意した5案の中から利用客が選択するというものでした。しかも4月26日に広報開始、翌27日から投票開始、締め切りまで僅か20日足らず、一方決定は8ヶ月後の来年1月という、やや唐突、かつ決定までは長期間を要するというものでした。


<ホームドア設置前倒しなど 2017年度事業計画公表>

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          ▽ 2017年度鉄道事業設備投資計画(一部) 京王HPより ▽

28日、京王は昨年度より110億円多い総額293億円規模の2017年度鉄道事業設備投資計画ホームページで公開しました。昨年より、1ヶ月も早い公表でした。

昨年度と比較すると、利用者の安全対策やサービス向上施策がより充実・強化された内容となっています。
このうち、新規事業や従来からの施策で見直しが図られたもの、またファンとして関心が高いものなどについて触れてみます。

【ホームドア整備の1年繰り上げ・転落防止固定柵の新設】
ホームドアについては昨年の計画では、新線新宿と渋谷駅で2019年度までの使用開始を目指すとしていましたが、ことし2月に公表した新たな「整備計画」では、新線新宿駅の整備を1年繰り上げて2018年度の使用開始とし、加えて下北沢駅では2021年度に使用開始、明大前駅では駅工事の進捗に合わせて検討と、2駅の計画を追加公表しました。

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  ▽ 当初計画よりも1年早くホームドアが整備される渋谷駅   29.5.5 ▽

そして今回の計画では、渋谷駅も使用開始年度を1年繰上げし、新線新宿、渋谷駅とも2018年度までの使用開始を目指すとしました。
ホームドア設置に関する社会的ニーズに加え、国交省検討会、各鉄道事業者の動向等を踏まえ、1年前倒しの判断に至ったものと推測できます。

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        ▽ 転落防止 ホーム固定柵 飛田給駅  29.5.4 ▽

さらにホームドア整備と並行し、飛田給駅などで使用している「転落防止固定柵」を井の頭線明大前、千歳烏山、京王八王子の3駅に新設するとしました。3駅のホーム固定柵は、ことし10月までにすでに完成しています。

さらに10月に入り、2019(平成31)年に日本で開催されるラグビーワールドカップ大会の安全性と利便性確保のため、会場最寄り駅となる飛田給駅で腰高式ホームドアやエレベーターの新設・増設工事を大会前に実施すると追加公表が行われました。

【8000系リニューアルは10両2編成、8両1編成を実施】
昨年度に引き続き対象が3編成28両とされました。昨年度の実績から判断すると、今年度も6+4編成が2編成、8両編成が1編成リニューアル工事の対象と考えられます。

当初8000系のリニューアル工事は、大規模改修を実施する6+4の10両編成が対象とされてきましたが、これで今後は各停用の8両編成についても同時に実施していく方向性が確認されました。1000系のリニューアル化工事は、昨年度に引き続き3編成15両を実施するとしています。

【井の頭線明大前駅 上下渡り線新設】
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    ▽ 井の頭線明大前駅下り方で工事中の上下渡り線 29.5.4 ▽

井の頭線折り返し運転用設備として、新たに明大前駅永福町寄りに渡り線の新設が表明されました。渡り線は永福町からの上り列車が明大前駅到着後、そのまま下り列車として下り本線へ進入可能となる構造です。公表前のことし2月からすでに工事が開始されていました。

これで渋谷ー明大前間で運転障害が発生した場合、従来は上り列車は永福町で折り返しだったものが明大前まで運転可能となり、京王線との接続が図れるようになります。
この渡り線はすでに使用が開始されていますが、明大前からの折り返し井の頭線下り列車が全て上りホームから発車することになるため、上りホームは降車客と乗車客で溢れかえるという新たな課題も発生しているようです。

【京王線にも2画面ディスプレーの波 】
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       ▽ 7000系にも2画面モニター車が登場 7025号車内 ▽

井の頭線で先行された、運行案内やニュース・広告などを放映する車内ドア上情報モニターの2画面化が京王線でも昨年度から開始されていますが、今年度は7000系5編成50両、9000系8編成80両など、合わせて130両の整備が行われます。昨年度の70両分を合わせると、これで200両の整備が完了することになります。

949-2 優先籍手すり 7025F 29.7.17.jpg

7000系は7021F~7025Fで工事が実施され、2画面化と同時に優先席中央にも手すり棒が設置されました。

一方井の頭線では、1000系3編成15両について2画面化整備が行われます。これは今年度の1000系車内リニューアル工事に合わせ、同時に施工されました。

ところでリニューアル工事が進められている8000系については、ドア上案内表示の新設等についての記述はなく、今後の動向を注視したいと思います。

【ホーム行先案内のマルチカラー化】
ホームのLED行先案内表示のマルチカラー化については、今年度は新線新宿、京王永山、井の頭線明大前の3駅で整備するとしています。
12月21日現在、この3駅でのマルチカラー化はまだ実施されていません。

949-4 高幡不動駅 新マルチカラーホーム 行先案内 29.1.jpg

ところでこの行先案内表示のマルチカラーですが、昨年12月に高幡不動駅などで登場した際、「特急」表示の帯の色がこれまでの赤から馴染みにくい色相のピンク色に変更されていました。

当初は色相の調整がこれからだと思っていたのですが、目の不自由な方たちの視認性にとってはこの色味が最適だということで採用されたと、当時コメントをいただきました。
いまではこの色相もすっかりホームの光景として溶け込んでいるように見受けられます。

【車上蓄電池システム】
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   ▽ 5000系に搭載された「車上蓄電池システム」  ピンク色に塗装 ▽

新造する新5000系において、新たに京王初の自力走行用「車上蓄電池システム」を搭載するとし、これにより停電時、橋梁等の場所から自力で車両の移動が可能になるとしています。
この自力走行については、走行可能距離等の性能については触れられていません。

首都圏直下型地震等への対応が各方面で求められている今日、橋梁に限らず、新宿−笹塚間3.6kmという地下長大トンネル区間を有する京王にとって、車両の自力走行能力は極めて重要なテーマです。

<ふだん見られない光景が…
4月はダイヤ乱れなどにより、高幡不動以西でふだんは見られない運用が見られました。

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   ▽ ダイヤ乱れで運転された6連各停の「高尾」行き
                           7004F 29.4.11 めじろ台 ▽

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4月11日朝の京王線は一部列車に混雑が集中したため、全線に15分程度の遅れが発生しました。
その影響で高尾線関係では、日中に運転されている高幡不動発高尾山口行き6両編成各停の一部が高尾行きに変更されて運転されました

高尾山口行き列車の高尾ー高尾山口間の打ち切りはダイヤ混乱、復旧時に時々見られる光景ですが、この時は6連各停でという点がミソでした。

【5月】
<ヘッドマークあれこれ  ことしも賑やか大型連休>
ことしの大型連休は井の頭線が大当たり。なんと3種類ものヘッドマーク付き列車が走行し、大賑わいでした。

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   ▽ 「井の頭恩賜公園100周年・キラリナ京王吉祥寺3周年記念
      スタンプラリー」HMを取り付けた1032F 池ノ上  29.5.4 ▽

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「井の頭恩賜公園100周年・キラリナ京王吉祥寺3周年記念スタンプラリー」のヘッドマークを取り付けた1032Fです。
ボディカラーとヘッドマークのベース色が同一で、品のよい雰囲気でした。5月31日まで取り付けられました。

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   ▽「井の頭恩賜公園100周年」HMを取り付けた1029F
                             吉祥寺 29.5.4 ▽

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「井の頭恩賜公園100周年」記念のヘッドマークを取り付けた1029Fです。大人が見ても可愛らしいと見入ってしまう出来栄えでした。
最初からレインボーカラー帯を纏った1029Fに装着することを想定してデザインされているように見受けられました。5月7日までの取り付けでした。

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         ▽「PASMO10周年」記念HMを取り付けた1010F
                             永福町  29.5.4 ▽

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「PASMO10周年」記念HMを取り付けた1010Fです。
お馴染みのPASMOキャラクターが並んだ楽しさいっぱいのヘッドマークでした。

888-7 スタンプラリー・井の頭公園HM 吉祥寺.jpg

3編成ものヘッドマーク付き列車が走ったため、吉祥寺駅ではこんな光景も度々見られました。
大型連休中は、井の頭線はまさに "ヘッドマーク王国" でした。

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   ▽「PASMO10周年」記念HMを取り付けた8010F
                              明大前  29.5.4 ▽

888-9 PASMO10周年 8010FF 高尾.jpg

一方お隣り京王線でも「PASMO10周年」記念ヘッドマーク付き列車が運転されました。8000系用に形作られたマークがとても良く似合い、連休期間中の京王線に彩りを添えました。

「PASMO10周年」記念ヘッドマークは、井の頭線、京王線とも6月30日までと、長期間の掲出でした。

<日本ダービー "飛田給急行" 1本減便>
891-1-2  飛田給急行 9004F  東府中 29.5.28.gif

29.5.28 “飛田給急行” 東府中.jpg
      ▽ 東府中駅に進入する "飛田給急行"
              ことしは9004Fが充当 本数は6→5本に減便  29.5.28 ▽

競馬G1 レース日本ダービーの開催に合わせ、ことしも5月28日(日)、府中競馬正門前から飛田給行きの臨時急行、いわゆる "飛田給急行" と、競馬オンシーズン開催土休日に設定されている新線新宿行きの不定期 "競馬急行" が合わせて運転されました。

891-2  飛田給急行・競馬急行 時刻表 府中競馬正門前駅 29.5.28.jpg

891-3  飛田給急行・競馬急行 時刻表 府中競馬正門前駅 29.5.28.jpg

今回の日本ダービーでの"飛田給急行"は、昨年秋の天皇賞の時と比べると、運転時刻は変更ありませんでしたが、運転本数が前回最終の17時30分発の1本が減便され、6本から再び旧来の5本に戻されました。

一方17時台の東府中行き各停は逆に3本増発され、6本から9本体制に増発、これに合わせて競馬開催時の東府中での上り特急・準特急の臨時停車時間が28日に限り、いつもの15時30分−17時09分から18時までに延長されました。
これらの施策は、輸送実態に合わせたものと推測されます。

【6月】
<井の頭線に広告ラッピング編成>
894-1 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg
       ▽ 井の頭線 広告ラッピング編成1030F  新代田 29.6.14 ▽

井の頭線に、ドア脇に広告ステッカーが貼られたラッピング編成が登場しました。

894-2 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg

「行け、行け、アキタ。」、「GO AKITA」とあります。車内も同様の広告で満艦飾でした。
犬は秋田犬、名前はアキタ。首都圏からの観光客を秋田に呼び込もうとする秋田県の観光プロモーション広告でした。

894-3 井の頭線 秋田県広告 1030F 新代田.jpg

京王での全面ラッピング広告は、JRA日本中央競馬会のG1レース広告や昨年のキティちゃんなどのサンリオキャラクター広告、またドア脇広告は平成22年5月の映画「RAILWAYS」の公開広告、平成27年12月の「タヒチ」(正式にはフランス領ポリネシア)の観光誘致広告がありますが、国内自治体がスポンサーの広告取り付けは初めての事ではないでしょうか。

なおこのラッピング広告、及び車内広告は、ことし12月に入り再び井の頭線1030Fに掲出されています。

〈井の頭線 “紫陽花ロード” 今年も〉
896-1 井の頭線紫陽花 新代田-東松原 29.6.18.jpg

6月、ことしも井の頭線は見事に咲き誇る紫陽花に包まれました。

895-2 井の頭線紫陽花 明大前-東松原 29.6.18.jpg

明大前を発車する上り列車です。
毎年の事ですが、咲き誇る紫陽花と競演する1000系電車の光景は、いつ見ても魅力的です。

895-12 井の頭線紫陽花 浜田山-高井戸  29.6.18.jpg
   ▽ 紫陽花ライトアップのHMを取り付けて運転の1004F
                                                 浜田山-高井戸  29.6.23 ▽
                               
6月に入り、ことしも東松原駅での紫陽花ライトアップ、またヘッドマーク付き列車の運転も行われました。

<待望の新5000系 若葉台基地に姿を現す>
949-5-2 新5000系5131(右)+5181 若葉台 29.6.28.jpg
    ▽ 姿を現した新5000系トップバッター5031F 若葉台 29.6.28 ▽

来春から運転が始まる有料座席指定列車として使用される新5000系電車のトップバッタ−、
5031Fが神奈川県横浜市の総合車両製作所で竣工し、6月26日から若葉台基地への深夜陸送、搬入が始まりました。
新5000系電車の登場は、大方の京王電車ファンにとっては当初予想よりはるかに早い時期での登場となりました。

949-6 新5000系5181 若葉台 29.6.28.jpg

新5000系は2000(平成12)年登場の9000系以来の新車登場となりました。
斬新なデザインの先頭車両、京王初のクロス/ロング転換シート装備と相まって、その雄姿を一目見ようと、若葉台駅ホームは連日熱心な京王電車ファンの熱気に包まれていました。

「2017京王電車」、3回目の次回は平成29年7月−9月をお届けします。

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2017年12月17日

No948 れーるランドに、動物園線に、5000系!


京王れーるランドに、新5000系の前頭部実物が16日から展示されるという京王ニュースの記事を目にしたので、きょう17日(日)にさっそく訪れてみました。

948-1 れーるランドの5000系 29.12.17.jpg

これが、れーるランドに新展示された5000系5031Fです。
1階展示コーナーの一番奥にデンと構えています。
遠目で見ると質感はかなりリアルに見えますが、電飾系などは本物ではありません。
横から内部に入ることが出来、お子様向けには運転士の制服を着ての記念撮影も可能というサービスぶりですが、車体内部の運転室部分は全くの空洞で、何の機器もありません。

当たり前といえば当たり前ですが、しかし新5000系の登場、一般列車としての営業開始に合わせ、こうした展示物を用意したれーるランドのこだわり、熱意は評価されて然るべきと思います。

さてこれで帰路にと高幡不動駅に着くと、何やら例の白い輝きがー。

948-2 5034F 高幡不動 29.12.17.jpg

なんと電留線から折り返し動物園線に繋がる2番線に、こちらは本物の5000系、しかもピッカピッカの5034Fがやって来るではないですかー。

948-3 5034F 高幡不動 29.12.17.jpg

948-4 5034F 多摩動物公園行き 行先表示 高幡不動 29.12.17.jpg

一回り大きくなった行先表示には、「多摩動物公園」は楽勝で入っています。

948-6 5034F 多摩動物公園行き 高幡不動 29.12.17.jpg

そうなのです。
この5034Fは、土休日午後に運転されている動物園線内折り返しの各停運用にこれから就くとのことでした。
『えぇ~っ!』ということで、再び後続電車や多摩都市モノレールで追跡です。

948-8 5034F 多摩動物公園行き 高幡不動-多摩動物公園  29.12.17.jpg

948-9 5034F 多摩動物公園行き 高幡不動-多摩動物公園  29.12.17.jpg

動物園線を走る5034Fです。
きょうは最高の撮影日和でした。

948-10 5034F 多摩動物公園  29.12.17.jpg

多摩動物公園駅で発車を待つ5034Fです。後続列車の運転台直後の正面から撮影しています。

948-11 5034F 多摩動物公園  29.12.17.jpg

948-12 5034F 多摩動物公園  29.12.17.jpg

きょうは寒い一日でしたからホームは閑散としていましたが、それでもれーるランドを訪れた家族連れの人たちにとっては驚きのプレゼントだったようです。

有料座席指定列車としての使用開始時期まで、この動物園線内の各停はもとより、土休日運転の多摩動物公園行き下り直通急行や元旦終夜運転の「迎光号」、そして2月の「冬そば号」などで試験的にクロスシートで運用するなど、いろいろ楽しい姿も見てみたいものです。

[撮影]
  〇高幡不動駅 動物園線 多摩動物公園駅
  〇平成29年12月17日

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2017年12月13日

No947 2017京王電車[1] 平成29年1月−3月


ことしも恒例の「京王電車 2017」(平成29年)版を、おとどけします。

946-1 5031F 若葉台 29.8.24.jpg
    ▽ 真夏の最中、試運転を続ける新5000系5031F 
                            若葉台  29.8.24 ▽

ことしの京王は何といっても、16年ぶりの新造車両、新5000系の登場が最大の話題でした。一方5000系の登場に合わせるように7000系では8両編成の7008F・7009Fの中間サハ2両が外され初の廃車が出現、6両編成となった2編成は6+2の8両編成や高尾線の6両単独運転にも使用されるなど、7000系の組成や運用に変化が現れました。
また8000系大規模改修ではこれまでの6+4編成に加え、新たに8両編成のリニューアルも開始されるなど、変化に富んだ1年でした。

946-2 8013F 高尾線50周年 HM付き めじろ台 29.10.1.jpg
   ▽ 高尾線開業50周年記念HMを取り付けて疾走する8013 
                              めじろ台  29.10.1 ▽

3月に入ると、8013F高尾山トレインが東京屋外広告コンクールの「車体利用広告分野」で最優秀賞を受賞、民鉄初の快挙となったほか、5000系も今年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、京王にとっては嬉しいニュースが続きました。

またことしは高尾線が開業50周年を迎え、高尾山トレインの8013Fには開業50周年を祝した特性のヘッドマークが取り付けられました。さらにことしは数々のスタンプラリーが行われ、例年になく多くのヘッドマーク付き列車が運転されたことも大きな特色でした。

こうした京王電車のこの1年の主な出来事を、4回に分けてお伝えします。
なお全ての出来事を完全に取り上げているわけではありませんので、その点はご了承ください。

【2017(平成29)年1月】
<動物園線に「迎春」HM  終夜運転は急行1本が減少>

870-1 7201F迎春HM 29.1.2.jpg

900-4 動物園線 迎春HM 高幡不動 29.1.2.jpg
    ▽ 動物園線に「迎春」HM 7201F    高幡不動 29.1.2 ▽

2017年、平成29年の新春は、動物園線の7201Fに「迎春」のHMが取り付けられました。
「迎光」号と合わせたデザインで色合いも完成度もとても高く、ステンレス車体の7000系にはとてもお似合いの姿でした。
このほか井の頭線でも例年どおり「迎春」のヘッドマーク付き列車が運転されました。

900-2 終夜運転HP広告.jpg

これより先、ことしも京王線、井の頭線で終夜運転が行われました。
ことしは昨年に比べ、新宿発高尾山口行きの「迎光号」の発車時間が40分繰り上げになった関係で急行が1本減便され、新宿発高尾山口行き特急1本、急行4本、都営新宿線本八幡発高尾山口行き急行1本(都営線内は各停)の、計6本が運転されました。

このうち新宿発3時00分の特急、3時20分、3時40分発の急行、都営線から直通運転の新線新宿発2時40分の急行、合わせて4本は「迎光号」としてヘッドマーク付きで運転されました。
ことしの特急迎光号は、8013F高尾山トレインが充当されました。昨年の特急迎光号は7027Fで、8013Fは急行迎光号の充当でした。格上げですね。
ちなみに当ブログ管理人は毎年この時刻は熟睡しています。

れーるランドのお正月 ことしは−
毎年お正月のれーるランドは展示車両に各種のヘッドマークが飾られていて、訪れるファンや人々を魅了させてくれます。
さてことしはと勢い込んで訪ねてみると−。

900-5 動物園線 れーるランドのお正月 2410号 29.1.2.jpg

なんと2410号には、白地に黒文字で「賀正」と記された、ヘッドマークというよりは超シンプルな行き先板が掲げられていました。
明るい緑色の車体にぴったりとマッチし、「美的」感覚すら感じさせる雰囲気にしばし見とれてしまいました。

900-6 動物園線 れーるランドのお正月 2015号 29.1.2.jpg

その隣、一昨年は「迎光」、昨年は「高尾」のヘッドマークを掲げた2015号には「絵馬電」という、奇抜なアイデアながらも品のあるヘッドマークが掲げられていました。

900-7 動物園線 れーるランドのお正月 2015号 29.1.2.jpg

車両横には絵馬を模したカードと記入台が、そして車内には手作りの絵馬掛処も用意され、係員の熱意が溢れていました。

900-8 動物園線 れーるランドのお正月 5723号 29.1.2.jpg

そして5723号正面は、このスタイルです。
元祖「迎光」号のオリジナルヘッドマークに特急種別板です。お正月からすっかり楽しませていただきました。来る年の新年も楽しみです。

 <8000系大規模改修第9陣8002F登場>
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    ▽ 大規模改修 第9陣8002F 8502(左)+8552   29.1.4 ▽

8000系6+4編成の大規模改修第9陣、8002Fのリニューアル工事が完成し、営業運転が開始されました。
車内は従前からのリニューアルに加え、前々回8007Fから始まった編成全車両への車椅子・ベビーカー優先ゾーンの設置、前回8001Fからの優先席中央への手すり設置も行われており、今後の京王電車リニューアルの標準仕様になっています。

またVVVFインバーター装置や主電動機など、床下機器の更新も同時に行われました。
これで大規模改修対象の6+4の8000系14編成のうち、はやくも9編成の改修が完了しました。

<HM付列車2題 "鉄道探偵シリーズ "・"冬そばキャンペーン" >
874-4 「8人の容疑者」HM付き9049F 北野.jpg
   ▽ 小雪舞う中、高尾線を行く "鉄道探偵" HM付き特急 
                             北野  29.2.10 ▽

京王と都営交通の共同企画、「鉄道探偵シリーズ」の第3弾、『大人のための謎解きイベント 鉄道探偵と8人の容疑者』がことしも1月14日から3月12日までの予定で始まり、これに合わせて京王、都営双方でヘッドマーク付き列車が運転されました。

874-5 「8人の容疑者」HM付き9049F 北野.gif

ことしも列車に取り付けられた本物のヘッドマークが、イベントの賞品として入選者にプレゼントされました。

<京王線・井の頭線 ホームベンチ 更新>
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    ▽ 新たなホームベンチが登場  
                          肘掛け、荷物置き場も 北野 29.2.9 ▽

京王線・井の頭線のホームベンチのうち、最も古い樹脂製3人掛けタイプの更新が、1月から2月にかけて一斉に行われました。
新型タイプはこれまで以上に環境に配慮し、材料に多摩地区の間伐材を使用した木製のものでした。またひじ掛けもあり、個々人が区分され、かつ荷物置き場も用意されるという機能性の改善も図られていました。

946-6 直角方式ホームベンチ めじろ台 29.1.28 .jpg
   ▽ 線路に対して直角、縦型の配置は京王の新しい景観 
                           めじろ台   29.1.28 ▽

ホームへの配置も昨年京王多摩センターや笹塚駅で行われた、線路に対して縦型、直角に配置する新方式が、北野やめじろ台、多摩動物公園など一部の駅で取り入れられました。
材質の木製化や配置方法の見直しなどで、京王のホームの印象、雰囲気に新しい変化が生れました。

946-7 直角方式ホームベンチ 多摩動物公園 29.9.24 .jpg

多摩動物公園駅では、こんな光景も見られます。
お気づきでしたかー。

2017(平成29)年2月】
<高尾山冬そば号 ことしは8014Fで>
946-3  高尾山冬そば号 8014F 高尾山口 29.2.19.jpg
    ▽ 「冬そば号」、ことしは8014Fで  高尾山口 29.2.19 ▽

昨年から「高尾山冬そば号」の運転は京王の独自企画となり、都営線大島発京王線への直通運転は取りやめとなりました。そのため「冬そば号」は京王線新宿駅発となり、また臨時急行ではなく定期列車の準特急高尾山口行きを「高尾山冬そば号」に充てる方式に改められています。

ことしも「高尾山冬そば号」が昨年と同様、新宿10時7分発の準特急高尾山口行きで運転されました。編成は高尾山トレイン8013Fが整備中だったため、8014Fが充当されました。

875-4  高尾山冬そば号 8014F 高尾山口 29.2.19.jpg

ことしも特製ヘッドマークが用意され、新宿→高尾山口間の片道1回だけの掲出という、贅沢、貴重な運転となりました。
一方車内はこれまでのプレゼント無料券の配布が取りやめられていることもあり、閑散としたものでした。
今後「冬そば号」のありようが見直される可能性もありと感じました。

<"降雪時の運行について" ポスター掲出>
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2月降雪時を迎え、車内や駅構内には「お客様にお願い 〜降雪時の運行について〜 」と題したポスターが掲出されました。
降雪時の運行についての考え方や説明が記されていました。

昨年1月18日の降雪時に発生した若葉台・高幡不動基地などからの列車出庫不能によるダイヤ大混乱事態を受け、利用者対策の一環として掲出されたものと思われます。

【3月】
<リニューアル第10陣は8022F  井の頭線4陣は1003F>
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    ▽8000系8両編成でもリニューアル開始
               営業運転に入った8022F 北野 29.4.4 ▽

2016(平成28)度8000系大規模改修のラストは、6+4編成ではなく、8両編成の8022Fがリニューアルされて登場しました。事業計画でリニューアル対象が全28両とされていた謎が、これで解決しました。

881-2 8022F 8722 北野 29.4.4.gif

881-3 8722 北野 29.4.4.gif
▽ 8722号車内  これまでと同様のリニューアル仕様 ▽

リニューアル仕様は、全車両への車椅子・ベビーカーゾーンの設置、優先座席中央への手すり新設をはじめ、車内照明LED化、車内壁面、座席モケット、カーテン、床敷物の交換等、従来からの仕様に準じたものでした。

8000系のリニューアルについては、ことし4月に発表された2017(平成29)度事業計画でも、昨年度同様の3編成28両とされました。今後は6+4編成2本、8両編成1本のリニューアルが基本のようですが、中間クハの運転室部分撤去工事で今年9月、車体の断熱塗料からアスベストの含有が発見された事象に鑑み、今後の動向が注目されます。

881-5 1003F 渋谷 29.4.4.gif
       ▽ リニューアルされた1003F  渋谷 29.4.4 ▽

一方昨年から始まった井の頭線1000系リニューアルは1001・1002・1004Fに続いて、1003Fが出場しました。
車内仕様、3号車T→M化による形式変更(サハ1500→デハ1050形)、それに伴う車号改番(1503→1053)などが、先行3編成と同様に行われました。

<高尾山トレイン「東京野外広告コンクールで都知事賞受賞」>
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  ▽ 都知事賞を受賞した8013F高尾山トレイン 高幡不動 29.3.30 ▽

高尾山トレイン8013Fが、東京野外広告協会が主催する第10回東京屋外広告コンクールの「車体利用広告分野」で、民鉄では初となる最優秀賞の東京都知事賞を受賞しました。

この部門では107件の作品がエントリーされ、「建築物及び周囲の景観と調和のとれているもの」、「デザインが優れ、人々に親しみを感じさせるもの」などを基準に選考が行われました。
8013Fは編成全体を緑一色ベースとし、春、夏、秋、冬、若草の5パターンのイラストで高尾山の四季折々を表現しており、こうした意匠が功を奏し受賞につながったものと思われます。

8013Fは平成27年9月30日からこのデザインでの運転が続いていますが、今回の受賞でこのデザインはしばらく継続ということでしょうか。

<京王線明大前駅 列車接近メロディーに明治大学校歌>
明治大学和泉キャンパスの最寄り駅となっている京王線明大前駅の列車接近メロディーが、3月25日始発から明治大学の校歌になりました。
京王沿線で校歌の導入は初めてのことです。

京王の列車接近メロディーは、2011年11月に京王八王子駅で八王子出身のファンキーモンキーベイビーズの「ヒーロー」、「あとひとつ」の歌が導入されたのが始まりで、以後聖蹟桜ヶ丘、調布、府中、久我山、初台、京王多摩センターと続き、明大前駅の導入で合計8駅での実施となりました。

またその後、10月2日からつつじヶ丘駅でも列車接近メロデの使用が開始されました。

「2017(平成29)年 京王電車」、次回は4〜5月分をお伝えします。


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2017年12月09日

No946 デヤ編成 サイドビューを撮る


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きょう12月9日(土)、高幡不動で京王の “お宝電車” と遭遇しました。
なんと先週A検・B検を終えたばかりのデヤ編成が、上りホーム真横で休息中でした。

上り方先頭のデヤ901号です。
平成27年9月に登場してからすでに2年2ヵ月が経過していますが、足回りはまだ新車を思わせる輝きを見せています。

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お馴染みDAX、総合高速検測車のクヤ911です。独特の台車もゲットしました。

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デヤに続いて平成28年6月に登場した、レールなどの資材運搬用の事業用貨車、サヤ912です。
 ボルスタレス台車を履いた大手私鉄の新造貨車として、ファンの注目を集めました。

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質素、簡略ともいえる、究極の長物無蓋車(屋根のない貨車)サヤ912の全貌と足回りです。
台車は、車号が見えるものが上り方向、KEIOロゴが見えるものが下り方のものです。
黄色の柵は、ホーム乗客の誤乗防止用とされています。

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下り方デヤ902は先頭部分が洗浄線に隠れていて、残念ながらお顔なしの状態です。

土曜の午後でしたが、手前の電留線への留置車両の出入りや留置も頻繁にあり、撮影には苦労もありましたが、何しろホームからこれだけの写真が撮れるとは…。疲れも吹き飛んでしまいました。

946-11 デヤ901 高幡不動 29.12.9.jpg

再びデヤ901です。
改めてじっと見ると、品のある風情、顔立ちに見え、とても事業用車両とは思えない風貌です。
新5000系と相まって、当分の間は京王の人気者として活躍しそうです。

[撮影]
  〇平成29年12月9日
  〇高幡不動駅構内留置のデヤ編成 上りホームから撮影
    (上り方)デヤ901+クヤ911+サヤ912+デヤ902

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2017年11月26日

No945 5033F各停新宿行き 北野駅での光景


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いつも北野駅での上り列車の緩急接続乗車は、最後部と決めています。
高尾線からどんな列車が来るか、ここで待ち受けするためです。
きょうは大当たりでした。

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前照灯の白く、強いLEDの明かりに気づきました。

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『む、む、む。これは5000だ!』とカメラを構えていると、なんと5033Fがやって来ました。
メーカーから入線したのは先月下旬ですから、まだ超ピッカ、ピカの新車です。5033Fが営業列車として運行している光景に出会ったのは初めてです。

942-5 5033F 北野 29.11.26.jpg

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最後部、5783号の車内です。
先日他社の同様なクロス/ロング両用車両に乗ってきましたが、やはり京王5000系が最もグレードが高く、落ち着いた素晴らしい車内だと感じたことでした。(感じ方は個人差がありますが…)。

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さてさて緩急接続です。
現在は多くのお客様に5000系に乗っていただこうと、5000系はかなり各停運用が多いように見受けられます。

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北野駅4番線を発車していく5033Fです。
新5000系第1編成5031Fがメーカーから搬入、若葉台へ姿を現したのは6月下旬でした。
7月、8月の真夏の暑い時期に、若葉台駅下り方ホームで入れ替えを行う新5000系を一目見ようと、熱心なファンの方々が連日詰めていた時から早くも5か月が経ちました。あの時の熱い喧騒を懐かしく思い出します。(私も駆けつけた一人です。)

ともあれ北野駅での、ふだんの光景としての5000系の姿をご覧いただきました。
京王の新しい風5000系のこうした光景は、はやくも京王の新しい風、姿として定着しつつあるように見えます。

[撮影]
  〇高尾線から北野駅に進入する5033F 各停新宿行き
   北野駅上り4番線ホーム
   5783号車内
   北野駅を発車する5033F
  〇平成29年11月26日

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2017年11月24日

No944 5年前の京王電車Q 2012(平成24)年9月・10月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
新5000系の対応で1か月遅れとなってしまいましたが、今回は2012(平成24)年9月・10月分をまとめてお伝えします。
新しい京王電車ファンの方々にも、しばし過去の京王電車の姿を楽しんでいただければ幸いです。

【2012(平成24)年 9月】
  「調布駅地下化1か月」

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            ▽ 運用を開始した調布駅のホームドア 24.9.1 ▽

8月19日の調布駅周辺の地下線化から1か月が経過しました。
この間地下線化に続いて、京王では初めてとなるホームドアの整備が地下化各駅で行われました。
布田駅では地下化初日の819日、国領駅は8月26日、最後の調布駅は91日からと、ホームドアは段階的に運用開始されました。当時の京王としてはまったく初めてのことであり、かなり慎重な対応になったのだと思います。

初めてのホームドアですから、
利用者も緊張と思いきや、実際に最も緊張したのは乗務員だったようです。

433-5 調布駅のホームドア 24.8.20.jpg

何しろ地上線から一夜のうちに地下線に切り替えられたのですから、全ての運転士は地下線各駅にはぶっつけ本番での運転となりました。とりわけホームドアに合わせて正確な停止位置に停車が求められたため、相当な神経を使ったと後日談を聞く機会がありました。
開通直後は停止位置の見直し光景を少なからず目にしたことも、思い出されます。

もう一つ、ホームドアでの顕著な出来事に、布田駅のもの凄い風切り音の発生があります。
特に優等列車が高速で通過する際は、通過の前後でキーンという高い轟音が発生し、利用客もファンも飛び上がってびっくりしたものです。

433-7 布田駅 24.9.1.jpg
 ▽ 列車の通過前後、凄まじい風きり音が発生した布田駅  24.9 ▽

風切り音は現在も発生していますが、当時と比べるとかん高い轟音はかなり軽減し、許容範囲に収まっています。
轟音は天井までの密閉型ホームドア構造にあったと思われますが、改善対応にはかなりの労苦があったのではないでしょうか。

「日活100周年記念乗車券発売  吉永小百合さんも」

440-1 日活100周年記念乗車券 24.10.jpg


この月、「映画のまち調布×日活100周年記念乗車券」が、調布駅で限定発売されました。


440-4 日活100周年記念乗車券 24.10.jpg


往年の日活映画スターのイラストをあしらった調布駅からの硬券乗車券4枚と、日活映画のポストカード3枚の構成でした。


440-3 日活100周年記念乗車券 24.10.jpg


映画「キューポラのある街」のイラストをあしらった150円区間行きの硬券乗車券には、女優の吉永小百合さんが描かれています。

女優さんが描かれた乗車券は、これが初めてで、もしかしたら最後(?)かもしれませんね。


440-5 日活100周年記念乗車券 24.10..jpg


新5000系登場や高尾線開通50周年記念など、最近の京王の記念乗車券は硬券で台紙付きの手の込んだものが多いのですが、その流れはこのころからすでに出来上がっていたのですね。


【2012(平成24)年10月】
   「井の頭線に特別ラッピング編成1029F登場」

437-1 ラッピング電車1029F 渋谷 24.10.4.jpg  ▽ 特別ラッピング編成として登場した1029F    渋谷 24.10.4  ▽

103日から井の頭線に、沿線の公園や花々、キャラクターなどの魅力をデザインした特別ラッピング編成、1029Fが登場しました。

1029Fはもともと「ブルーグリーン」色でしたが、先頭車はなんと井の頭線のシンボル・レインボーカラーとは異なる、“ホワイト顔” で登場しました。


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利用者やファンはびっくり仰天でしたが、1000系に新たな魅力と存在感が加わり、“白い顔”の1029Fは井の頭線の新しい風となりました。


一方窓下には井の頭線のレインボーカラーを表現したグラデーションラインも配され、お洒落な井の頭線にぴったりでした。


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      ▽ 2画面化されたモニターにはこんなコンテンツも
             覚えている方も多いと思います ▽

1029Fは同時にドア上の京王ビジョンも2画面化され、ニュースや天気予報も放映されるようになりました。またテスト放映中には、「空から井の頭線を見てみよう」などといったコンテンツも放映されていました。

今日では当たり前となった京王電車の車内情報化は、1029Fが先兵を切ったといえます。


941-1 ピンクの吊り輪 1029F 渋谷 29.11.21.jpg ▽ 編成にたった2つの“お宝”。1729号車内  29.11.21 ▽

そしてこんな遊び心もー。
ことし11月21日に撮影しました。編成の下り方先頭、1729号運転室直後に取り付けられたピンク色の吊り輪2個です。

今日では全国各地の鉄道でも見られますが、5年前の井の頭線での採用は全国的にも早い方だったのではないでしょうか。この吊り輪は今でも健在です。

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▽ 登場以来満5年を経過  6年目に入った特別ラッピング編成1029F 
                                 渋谷  29.11.21 ▽

当初は1年とされていた1029Fの特別ラッピングは利用客にも好評で、延伸に次ぐ延伸を続け、ついに今年秋で満5年を経過、足掛け6年目に突入していることは、ご承知のとおりです。

社内公募で登場したということですが、アイデアを提案した社員はびっくりを通り越し、さぞかし感慨無量だと思います。もはやこの特別ラッピングを止める理由は見当たらないので、当分間は京王の同一ラッピング装飾期間の記録更新が続きそうです。


「京王線新宿行き ヘッドマーク付き競馬急行」
438-2 競馬急行 9007F 府中競馬正門前 24.10.6.jpg  ▽ HM付き “臨時急行” 京王線新宿行き 9007F
                    府中競馬正門前   24.10.6 ▽


438-3 競馬急行 9007F 府中競馬正門前 24.10.6.jpg
この年10月も、日本中央競馬会とのタイアップによる「京王線に乗って秋の東京競馬場へ行こう!」キャンペーンが、11月25日までの日程で始まりました。

今と異なるのは、行先が新線新宿ではなく、京王線新宿であったことです。また現在の競馬急行では見られない、ヘッドマーク付きの運転でした。

438-4 競馬急行 9007F 調布 24.10.6.jpg
調布地下駅に初登場のヘッドマーク付き競馬急行です。

京王線からの入線ですが、4番線には各停新宿行きが待避待ちで停車しており、競馬急行は相模原線系統の上り列車が到着する3番線ホームへの到着でした。

中央競馬会との合同キャンペーンのヘッドマーク付き “臨時急行” の運転は、この年で2年目、通算3回目の運転でした。
この年から、競馬開催日は新宿直通の競馬急行だけでなく、競馬場線内折り返しの各停列車の一部にもヘッドマークが取り付けられました。
その後平成25年2月のダイヤ改正で橋本特急が復活し、京王線新宿に入れない競馬急行は行き先を新線新宿に変えたことは承知の通りです。


「富士急行で5000系アイボリーカラー復活」

山梨県を走る富士急行で、月末28日、京王電車ファンを感涙させる素晴らしい撮影会が行われました。


443-1 河口湖駅 24.10.28.jpg ▽「富士登山電車」と並んだ復活「京王5000系カラー」編成
             富士急行河口湖駅構内 24.10.28 ▽


もと京王5000系の富士急行1000系が、アイボリーカラーに燕尾帯の京王カラーに復元されました。河口湖駅でお披露目の撮影会が行われた後、河口湖−大月間では臨時列車としてお披露目運転も行われ、京王電車ファンを楽しませました。


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  ▽ 京王帝都時代の雄姿が見事に再現 

              富士急行大月駅 24.10.28 ▽


車体には、京王の旧車号5113・5863の切り文字が輝いていました。

ピッカピッカでまるで新車のような旧5000系。

特急「陣馬」のヘッドマークも真新しく、しかもスカート付きと三拍子そろった姿は感涙ものでした。


443-6 大月駅 24.10.28.jpg


もと5000系の京王カラー復活は、この年7月の一畑電鉄に続いて富士急行が2番目。このイベントは京王も加えた3社の共同企画として行われました。

ことしは新5000系も登場しましたが、記憶に留めておきたい元祖5000系の雄姿です。


次回は2012(平成24)年11月・12月分をお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 15:04| Comment(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

No943 高幡不動景色 デヤと5000系


943-1 デヤ900 多摩動物公園 29.11.16.jpg

16日午後、多摩都市モノレールの高幡不動駅に降り立つと、『む、む、む…』、いつもは視界にない、黄色の色味を感じました。

943-2 デヤ900 多摩動物公園 29.11.16.jpg

やっぱりー。
デヤ900がいつもの定位置の検修庫から、基地の一番奥の留置線に姿を現していました。

943-3 デヤ900 多摩動物公園 29.11.16.jpg

検測の準備をしているのでしょうか。
ふだんはなかなか見ることの出来ない、資材運搬用の事業用貨車サヤ912のガランとした荷台や、DAX総合高速検測車クヤ911の連結面も見ることが出来ました。
この位置の様子は、ホームや電車の中からは見ることが出来ません。

943-4 5000系 多摩動物公園 29.11.16.jpg

モノレールのホームをさらに進むと、今度は5000系が見えてきました。
先頭車両前面の黒味と、幅広大型スカートのコーポレートレッドカラーが目を引き、すぐに気づきました。
しかも2編成が、まるで几帳面のように、奥にきちんと並んでいました。これも本線側に留置されている車両の陰となっているため、電車内からは見えません。
なんだか自分だけが発見しているような、得をしているような気分でした。

943-え 5000系 多摩動物公園 29.11.16.jpg

それはともかく、この2編成は5031F・5032Fでしょうか。最近は営業列車として、よく走っていますからね。

5000系は多摩丘陵を背景にかなり遠くに留置されていて、しかも手前には架線柱が数多く立ち並んでいるのですが、鉄道ファンはこうした光景にもゾクゾクしてしまいます。車両基地ならではの、独特の雰囲気ですね。
高幡不動が若葉台と大きく異なる点は、基地内の様子が多摩都市モノレールや駅構内通路からよく見えるということで、これは京王線多摩地区在住ファンの “特権” です。

posted by 特急高尾号 at 22:51| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

No942  7008F 高尾線6連各停運用に


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   ▽ 高尾線6連各停に充当された7008F    めじろ台 29.11.14 ▽

きょう14日の日中時間帯、6連化された7008Fが高幡不動ー高尾山口間の高尾線6連各停に充当され、行き来しました。

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942-5 7008F 北野  29.11.14.jpg

高尾山口から降りてきた、6連高幡不動行き7008Fです。

これまでの7000系6両編成7001F〜7005Fは、6+4編成で優等列車としての運用が主で、このうち2編成は平日日中の高尾線6両編成各停の運用に就いていました。
しかし今回6連化された7008F・7009Fはこの運用に加え、6+2の8両編成での各停運用にも充当されるなど、3パターンで流動的、汎用的に運用されている点が特徴のようです。

7000系6両編成が2本追加され合計7本になったことから、既設の6+4編成も7001F+7204Fで運行されるなど、7000系6両編成の運用が流動的というか、自由度が増しているように感じられます。

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    ▽ 緩急接続で待避する6連各停7008F 北野 29.11.14 ▽

しばらくは7000系6両、4両、2両編成の運用に目が離せません。

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posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

No941 7000系動向に変化 去就に注目


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   ▽ 6両化された7009F+4両編成7202Fの10両編成 
              7000系の新光景 京王八王子  29.11.9 ▽

5000系新造車両5編成のうち早くも4編成が登場し、そのうち5031F・5032Fを中心に通常列車としての営業運転が連日行われています。
そうなると気になるのが、7000系の去就です。

11月9日には8両編成から中間サハ2両が外されて6両化された7009Fと、これまたふだんは動物園線予備的存在の4両編成7202Fで組成された10両編成の準特急に遭遇し、想定外の出来事に腰を抜かしました。

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   ▽ 「8号車」改め「6号車」となった7709号 
                 車号左下の号車表記「6」に注意 ▽

中間サハ2両が編成から外され、これまでの号車表記が「8号車」から「6号車」に改められたクハ7709号です。

941-3 7009F+7202F 京王八王子 29.11.9.jpg

こちらはこの日のお相手、7202Fの下り方7852号です。このような編成は初めて見ました。

7000系の廃車やそれに伴う運用動向などは京王から公式アナウンスはされませんので、ファンは実車現認で確認していくほかに術はありません。

これまでに判明している7000系の動向は、8両編成7006F〜7009Fのうち、7008Fと7009Fの4・5号車、中間サハの7558+7508、7559+7509の4両が10月下旬に編成から外され、この2編成が6両化されたという点です。

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    ▽ 6両化された7008F   高幡不動  29.11.12 ▽

この事実に関しては、わたくしも現認していますし、当ブログにも複数の方々からコメント報告をいただきました。また京王電鉄に関する複数のブログでも写真付きで報告されています。その中には、2両編成の7424Fと組成され、これも近年は見られない6+2の8両編成で運転が続けられているとの報告が目立ちました。

京王は7000系廃車処理前検査で、一部車両の断熱塗料に石綿(アスベスト)の含有が判明したと10月20日にホームページで公表しました。このことから7000系の廃車が行われるとの判断が出来ますが、上記サハ4両は廃車されるために編成から外されたのか、今後の編成組み換え等のために一時的に外されているかなどについては判明していません。廃車・解体のために若葉台から搬出される光景写真なども、11月9日現在各ブログ等では見当たりません。

一方7000系全体の運用視点で見ると、この間2両編成の7400形式が上記6両+2両で運転されているため、ふだんは稼働率の低い7400形式の稼働率を高めるという新しい狙いも感じられなくもありません。また従前からの7003F〜7005Fを軸とした6+4編成の組成自由度向上や、場合によっては来春のダイヤ改正時に高幡不動以西の各停6両編成の拡大化が行われるのかなど、想像が広がってしまいます。

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 ▽ 去就が注目される7000系車両  7006F
     春秋には “競馬急行” に充当される姿も  笹塚  29.5.28 ▽

ともあれ8両編成の残り2編成、7006F・7007Fも中間サハが編成から外されるのか、こちらは編成全体が廃車になるのか、はたまた先の7026F〜7029Fのような複雑な組み換えなどで10両編成を組成し、残余の一部車両が廃車されるのかなどなど、気がかりな点が尽きません。

渦中の7006F・7007Fですが、11月7日現在8両編成で各停運用に就いていることを確認しています。

16年ぶりの新車5000系の登場により、古参7000系の廃車が始まるー。
この冬、京王電車ファンは5000系や7000系のウォッチに、忙しい日々を送ることになりそうです。

posted by 特急高尾号 at 20:38| Comment(6) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

No940 新5000系 車内仕様一考察


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5000系電車が9月29日(金)、若葉台午前5時23分発の各停新宿行きで営業運転を開始してから、きょう29日で早くも1か月が経過しました。
この間、私は5000系電車に6回ほど乗車する機会を持ちました。

そこで今回は、京王線に乗車する利用客の立場から、主に5000系電車の車内仕様について、印象と感想を綴ってみます。

【運転室後部】
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先頭車内に入ってまず目につくのが、運転室後部の見付けが大きく変わった点です。
客室と運転室を結ぶドアが右に寄ったため、運転室後方の窓がJR車両のように大型化されました。びっくりされた方も多かったことと思います。

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運転室下部壁面には、埋め込み式の握り棒が新設されています。
これで小さなお子さんも、大人も、列車の揺れに体が振られることもなく、安定して前方の眺望が楽しめるようになりました。
京王電車ファンにとっては、大きな朗報です。

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さらに、このスピードメーターです。
走行スピードが1キロ単位で表示されるようになりました。かぶりつきのお子さんも、大人も、目を輝かせてスピードメーターを凝視しています。なにしろ1キロ単位ですから、リアリティ満点です。運転士さんは背中に熱い視線を感じ、これまで以上に、少し緊張しているかもしれません。

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5000系通常列車での運用で、特急、準特急列車の運転室後部は、これから特等席になりそうです。ちびっ子や大人たちも加わり、熱い熱気に包まれそうです。
運転室後部からは乗務員支援の各種モニターもよく見えるようになり、楽しみが倍増しました。

【客室内・照明】
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さて車内全体ですが、高尾山の木々の深いブラウンと、繊維の街・八王子の絹糸をモチーフにデザインされているということで、上質で落ち着いた空間、感性を感じます。
座席は茶系濃淡の上質表皮となっていて、ロングシートの通常運転時でもかなりシックな、高品質な雰囲気、空気感に包まれています。
ロングシート時の座席間握り棒がないことも、すっきりとした空間構成に大きく貢献していると思います。

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シックな感じとともに、意外に豪華な感じを演出しているのが、このドア上の車両ビジョンのフレームです。
この部分は落ち着いたゴールドになっていて、通常使用時の通勤電車としては、異例の配色です。

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車内照明は当然LEDですが、間接照明となっています。
通常使用の昼白色点灯時でも、8000系リニューアル車のようなまばゆい明るさではなく、車内がとても落ち着いた雰囲気に包まれているのは、間接照明のなせる業です。
有料座席指定車として夜間に運行される際は、昼白色から暖色系照明に切り替えられるということです。

おそらく夜間にホームで見ると、小田急60000系特急専用車のような、ちょっと贅沢な、かつ落ち着いた雰囲気の列車に見えるのではないでしょうか。いまから楽しみです。
通常時は昼白色、夜間の有料運転時は暖色系にする照明の使い分けは、グッドアイデアだと思います。

【車内広告】
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一方でそうした雰囲気を損なう可能性があると懸念されるのが、天井からの吊り広告です。
天井には列車運行情報や広告等を表示する2画面の車両ビジョンが枕木方向にずらりと並んでいます。紙媒体の吊り広告は一切なく、紙の広告を吊るす用具は取り付けられていません。

有料座席指定列車としての品位を保つと同時に、各種情報のデジタル化、IT化を推進しつつ、実は広告もデジタルサイネージでスマートに行う戦略だと考えられます。これも新しいアイデアです。

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ただし天井両サイドには路線図などの紙媒体を掲出する留め具が取り付けられており、実際に厚紙の路線図が掲出されていました。
ここに広告が入ると、せっかくのシックな車内の雰囲気が半減する可能性もあり、今後の扱いが気がかりです。

【車両ビジョン・防犯カメラ】
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一方車両ビジョンは全てのドア上はもとより、天井、貫通路、運転室上部壁面など、1車両に合計28画面ものモニターが取り付けられています。

8000系や初期の9000系に見られる千鳥格子のLED案内表示とは異なり、車内のどの位置にいてもリアルタイムで列車種別や停車駅などの運行情報がわかるようになりました。2画面での広告画面とセットの展開ですが、鉄道車両サービスとしては画期的な情報提供といえます。

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防犯カメラが、天井取り付けの車両ビジョン内部に取り付けられています。
京王の防犯カメラは、平成23年2月から7000系2編成(7701・7705号)で試験導入されたのが始まりですが、5000系では全車に当初から導入されています。5000系からは、防犯カメラが本格運用されたといえそうです。

【貫通路引き戸・カーテン】
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貫通路引き戸については、9000系では一部省略などが図られていましたが、5000系では再び全貫通路に設置されました。しかも全面強化ガラス製で、車内の静寂性、解放感、高級感に大きく貢献しています。

しかし開閉には引き戸が少々重く感じられ、年配の方々やお子さん、大きな荷物を持ったお客様にとっては、開閉は少し負担に感じるかもしれません。
近年の各社新製車両の貫通引き戸は強化ガラス製が大流行ですが、少々重いのは各社共通です。重さを軽減化、最適化することは、車両製造メーカーの喫緊の課題だと思います。

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ところで、この貫通路引き戸ですが、ガラスに貼られた模様は座席の表皮柄と同一だということです。
ガラス部分の絵模様については、東京メトロをはじめ各社もそれぞれ工夫を凝らしています。京王においても沿線を象徴するデザインやアイコンなどを加え、遊び心やメッセージ性を演出してもよかったかもしれません。

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車内カーテンです。
窓枠が大小となっていますので、カーテンも同様に大小サイズとなっています。色味はアイボリーホワイト系です。
最大の特色は、カーテンの留め位置が無段差になった点です。これまでの車両とは異なり、利用客が好みの位置に、自由にカーテンを留めることが可能となりました。もちろん京王では初めての採用です。

近年9000系や7000系の一部車両では、カーテンが省略され利用客の戸惑いを誘いました。その後8000系、井の頭線1000系リニューアル車からは一転してカーテン地の高級化や絵模様のデザイン性も図られるようになりました。さらに今回はカーテンの留め位置を無段差にするなど、カーテンのありようについては大きな見直しを進めたものと考えられます。

【座席・車いす・ベビーカースペース】
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座席です。上の写真はドア間の座席、下の写真は車端の固定席です。
高尾山の木々や八王子の絹糸をモチーフにしたという落ち着いた茶系統濃淡の配色、さらに一人ひとりに肘掛けが用意された座席の座り心地は、かなりの人に支持されているようです。
鉄道座席というよりは、布地が上質な表皮のため、まるで応接セットに座っているかのような感覚です。

高速で走る特急・準特急では、走行中の上下振動と座席の座り心地がよくミックスし、快適な乗り心地となっています。
車端の3人固定席は横幅が5.5センチ拡大され、かつ肘当てで一人ひとりの席が完全に独立しているため、隣人との接触を避けたいお客様からは人気席になる可能性が大といえます。

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ヘッドレストはJR九州の普通列車でも以前から装備されていましたが、東急など首都圏の鉄道でも登場し始めています。
もっとも京王ではここに頭を当てて寝てしまうほどの駅間距離はないため、通常列車使用ではやや装飾的な存在になりそうですが、有料座席指定列車では酔客の “乗り過ごし誘発装置” に化ける可能性もありそうです。有料列車として使用の際には、毎日清潔に整備することが求められます。

ところでドア間座席と車端固定優先席のシート色味が全く同じであることにお気づきでしょうか。また両席ともシート横幅ピッチがそれぞれ1〜5.5センチ拡大されましたが、奥行き寸法は実際に座ってみると、固定席の方がドア間席より少々短い(浅い)ように感じますがいかがでしょうか。

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車いす・ベビーカースペースです。
編成全体の各車両に設置されています。また新たに立ち席利用者用に、腰当ても新設されました。握り棒もなかなか新鮮な配置です。

この車いす・ベビーカースペースですが、日中閑散時間帯の多くの列車では、ベビーカーを持ったお母さんはここではなく、ベビーカーを伴って優先席に座る姿をよく目にします。お母さんは少しの時間でも座りたいのだと思います。また車いすの介護者も車いすの脇に立ち続けている姿をよく見ます。

妻面壁面に埋め込み式で肘あて付きの大型椅子を開発するなど、赤ちゃんや障がいのある方とお母さん、介護者が目を合わせて座れる、お互いに座りながら意思疎通が出来るような空間が実現するとよいのですが…。

【ドア脇袖仕切り板・ドア脇握り棒・座席ナンバー位置】
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ドア脇の袖仕切り板も貫通路引き戸同様に部材が強化ガラスに変更されています。かつ当初からの設計・新製のため、車内全体の空間にマッチした高いデザイン性が実現しています。

また仕切りの高さも人の頭の上部まで延ばされるなど、機能性がアップしています。これまでのようにドア脇に立っている人のカバンや衣服が座っている人の頭や顔などに触れることもなくなり、利用者にとっては大きな朗報です。

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ドア脇の握り棒も、袖仕切りと合わせた曲線を基調としたデザインになっています。汎用品を使うことなく、こうしたこだわりが統一感を醸成しており、高品質な車内空間の実現に貢献しています。

一方、握り棒の上下支持と台座部分の茶系部材色が光沢となっており、シックな車内の色味、仕上げと調和がとれていません。この点は惜しまれます。2次車では無光沢とし、客室全体の色調トーンとの完全調和が図られることに期待したいと思います。

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さらに来春の座席指定列車としての運行開始時点で気がかりとなるのが、座席ナンバーの表示位置です。JR新幹線のように座席位置の窓枠にナンバー表示が出来ないため、ナンバーは荷棚裏面、木目調部分に表示されています。
この位置は目線と並行ではなくやや下向きなため、初めて乗車するお客様は少し確認しずらいかもしれません。一考を要しますが、構造上やむを得ないかもしれません。

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京王の有料座席指定列車運転構想が初めて公表されたのは、平成27年5月の中期経営計画の中でした。

あれから僅か2年ー。
有料座席指定列車に使用される新5000系電車は早くもことし6月末には姿を現し、9月末からは通常列車として先行運転が開始されました。10月末現在では、新造5編成のうちすでに3編成が登場しています。

京王電車の車内には5000系の運行開始が、またターミナル駅新宿では大型モニターで来春からの座席指定列車としてのサービス開始が謳われ、5000系電車は多くの一般利用客の目に触れる機会が増えてきました。

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 ▽ 運転初日 下り特急仕業についた5031F  高幡不動   29.9.29 ▽

新5000系は一般列車、有料座席指定列車の双方兼用での使用となりますが、客室内の基本機能や仕様、詳細設計や部材は有料列車としてのグレードを念頭に製作されており、この点は大いに好感が持てます。
すでに多くを述べたほかにも、客室内には空気清浄機が装備され、車内案内放送用スピーカーもステレオ化されて音声の明瞭化が実現、各座席には電源コンセントも用意されるなど、時代に即したきめ細かな旅客サービスが提供されています。

この車両にかける京王の熱意、創意工夫が随所に感じられ、かつてのアイボリーホワイト5000系を世に送り出した時代の心意気、再来を感じました。
多くの京王電車ファンの方々は、新5000系電車が予想以上の出来栄えで登場したことに、驚きと安どの念を抱いたことと思います。

感想はそれぞれ個々人によって異なりますが、来春のクロスシート、座席指定列車としての運行開始を心待ちにする点では共通です。
京王にとっては16年ぶりの新車となる新5000系が沿線利用者に親しまれ、新時代の京王の顔として大活躍することを願わずにはいられません。

写真は平成29年9月〜10月、5031F・5032Fで撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 18:48| Comment(8) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

No939 早くも5033F登場 7000系の動向に注目


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        ▽ 早くも登場 5033F   若葉台 29.10.27 ▽

新5000系ですが、6月末に5031F、10月上旬に5032Fが竣工し、メーカーから若葉台に搬入されました。その後9月末から通常列車として、順次営業運転が開始されたことは承知の通りです。
そしてここで一段落と思いきや、早くも10月下旬には3編成目の5033Fが搬入され、すでに試運転が開始されています。

そしてきょう27日、若葉台で偶然5033Fに出会うことが出来ました。「5733」の号車ナンバーがとても眩しく見えました。
車内はまだ未整備で、シートや床はビニールや紙で覆われ、なんとひとつ一つの吊り輪にも透明のビニールが被されていて、丁寧に保護されていました。

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このペースでいくと残る2編成も遠からず登場し、新5000系5編成50両は年内にも勢揃いする可能性も見えてきました。

ということは、いよいよ7000系の去就が注目されるのですが、時あたかも20日、京王から「7000系の廃車処理前の検査において、一部車両の断熱塗料に石綿(筆者注=アスベスト)が含有していたことが判明しました」と、ニュースリリースが公表されました。この件は8000系大規模改修工事該当車の一部を調査したところ、当該車からもアスベストが発生していたと続くのですが、その詳細はここでは触れないこととし、期せずしてこのニュースリリースで7000系の廃車に向けた準備が行われていたことが判明しました。

7000系から初の廃車が出る場合、初期製造の6両、あるいは8両編成が該当するのか、あるいは編成中の一部の車両を廃車して10両編成化の時のように組成の組み換え等を行うのかなど、その動向に目が離せません。

[お知らせ]
7000系廃車関係については、10月28日、「若葉の人」さまからコメントで貴重な情報をいただきました。
またその後も多くの皆さまから関連の情報をお寄せいただいています。
本記事コメントを参照ください。(10月29日)


posted by 特急高尾号 at 22:41| Comment(14) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

No938 雨の中、5032Fと出会う


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        ▽ 各停運用に就く5032F 北野 29.10.21  ▽

関東地方は秋雨前線の影響で連日雨模様です。
明日22日からは台風の影響も受けるようですが、そうした中、北野駅で偶然にも緩急接続中の5032Fに出会いました。
お隣りには、これまたなんと高尾山トレインの8013Fが現れました。青天の霹靂ならぬ “荒天の中の衝撃” でした。

5032Fの営業運転は1週間前からですから、私としては異例の速さでの対面、乗車の機会となりました。

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北野では上り各停の大半のお客様は接続の特急、又は準特急に乗り換えるため、最前部や最後部の車内はガラガラになります。
おかげでピカピカの運転室や、乗客のいないパーフェクトな客室内部の写真撮影が出来ました。ラッキー!です。
さっそく8013Fの特急の人となり、高幡不動へ先乗りです。

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    ▽ 高幡不動駅へ侵入する各停新宿行き5032F 29.10.21 ▽

やって来ました5032F各停新宿行きが。
こうして7000系と一緒に並んだ姿を見ると、5000系がいかに京王の新しい風であるかが、一目瞭然です。
ホームにいたお母さんと女の子は、母子で歓声を上げていました。写真を撮って間一髪で車内の人に。興奮していました。

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「5782」の数文字が、雨の中で映えていました。
格好いいですね。なんだか、うれしくなってしまいます。

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      ▽ 聖蹟桜ヶ丘駅を発車する5032F 29.10.21 ▽

聖蹟桜ヶ丘駅を発車する5032Fです。
新5000系は2編成となり、各停を中心に優等列車にも充当され、こうした光景が少しずつお客様の目に留まるようになってきました。

きょうも初乗りや写真撮影を楽しむファンの方々の姿が見られましたが、一般のお客様、特にお子様ずれのお客様が5000系に巡り合うと、親子で歓声を上げ、盛り上がる光景を度々見受けます。
京王電車とお客様の幸せな世界が、繰り広げられています。

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posted by 特急高尾号 at 14:02| Comment(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする