2009年08月29日

No52 新型インフル 秋の大流行に備えて

新型インフルエンザですが、ついに全国的流行の段階に入りました。
国立感染研究所の調べでは、23日までの先週1週間だけで医療機関を受診した新型インフルエンザの患者は全国で15万人にも達したということです。急速な感染拡大が続いています。

厚生労働省は昨日、感染がこのままの勢いで続くと、新型インフルエンザのピークは今年9月末から10月と予想し、国民の5人に1人、20%にあたる2,500万人が発症、38万人が入院、うち3万8,000人が重症になると初めて公表しました。感染のピーク時では、僅か1日で76万人が発症し、5万人近くが入院すると想定しています。しかも都市部では、この割合はさらに高まるとしています。国民の30%が感染の想定では、約95万人が入院、19万人が重症化するとしています。
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     ▽新型インフルエンザのピーク期を伝える新聞 21.8.29 ▽

このニュース、昨日から今朝のテレビ、新聞でも大きく報道されましたのですでにご存知のことと思いますが、この報道に接した時、私は自分の会社もさることながら、その時、京王電車の運転はどうなるのだろうと考えてしまいました。

余計なお世話かもしれませんが、軽症であっても、極端に多くの乗務員が感染すれば、列車の運行に支障が出ないかとの心配です。乗務員の間で集団感染が発生すれば、必要な要員の確保が出来なくなる=ダイヤ通りの運行が出来なくなるという非常事態が起こらないとも限りません。集団感染や、重症感染者の有無、感染者数にもよりますが、万々一のことですが、理論的にはありえる話しなのです。

新型インフルエンザに感染すれば、軽微な症状であっても一般の会社では感染者に休暇を取らせると思いますが、鉄道会社ではどうなるのでしょうか。感染者が無理を押して勤務(乗務)を行えば重症化するリスクを背負い、会社がどんどん乗務員の感染者を休ませれば要員不足に陥るというジレンマの中、乗務員の健康確保と列車の運行確保という両方を満たすことは並大抵のことではないと思います。
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いずれにしても、平常時の乗務員体制が確保されない事態となると、ことは一大事です。現実的には「間引き運転」等を行うのでしょうが、車両運用と乗務員の双方の関数の中で、しかも日々感染動向により乗務員の数が変動するのですから、運行の指揮管理は難関を極めるはずです。

もしかしたらそうした事態も想定し、すでに京王では状況に応じ、レベル1からレベル3位のシミュレーションも実施済みであり、有事の車両と乗務員の想定ダイヤは出来ているのかも知れません。(もちろん私は全く知る由もありませんが…)。
当然のことながら京王はこれを危機管理として捉えているでしょうし、社会からはそうした事態であっても、一定の輸送量確保については強い期待がもたれるのは当然のことです。

少々考えすぎかもしれませんが、何事も事前の綿密な準備こそが肝要だと思います。今年5月、海外から帰国した多摩地区の高校生が京王相模原線を利用したとして大騒ぎになったことはまだ記憶に新しいことです。その時の京王の対応については、当ブログでも当時お伝えした通りですが、各駅には利用客向けポスターが当時のまま、今も形式的に掲出され続けています。いわく【手洗い、うがいの励行、マスクの着用】をと利用客に呼びかけていますが、この秋に予想される新型インフルエンザのピーク期を前にして、いまこそ京王社員、乗務員こそがそのことを肝に銘じ、自身の健康管理に努める時なのかもしれません。

実際には、間引き運転のような事態にはならないと思いますが、鉄道現場は不規則勤務のかたまりですし、最近は女性乗務員も増えてきています。油断は禁物です−。
多摩地区の大雪の際、JR中央線は止まるのに京王線は動いている−。長年の間に培ってきたそうした沿線利用客の信用・信頼をこうした事態でも確実に果たせるよう、一利用者としても切に期待したいものです。

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2009年08月24日

No51 “高幡”のひとコマ

51-1 高幡で休む6000系2連6417.JPG  ▽高幡不動の昼下がり          21.8.23  ▽

23日の昼過ぎの、高幡不動駅構内のひとコマです。
土日はいつも6000の2連が昼寝をしている定番のカットですが、出入りの列車が多く、合計6編成もの列車が並ぶという、大変賑やかな写真となりましたのでご紹介します。

撮影は上り5番線ホームの一番端からです。
画面左から、7000の上り準特急、お昼寝6416、8000、9000…と、並びもなかなかのものです。

ところで9000系配備による6000系廃車の去就が注目されている昨今ですが、今のところ土曜、日曜の2連のお昼寝、というより一日中ですが、この“慣習”は継続されています。

22日は6412、6416、6015、6023+24
23日は6416、6017、6022と対面しましたが、9030の営業運転開始も間もなくでしょうし、本当に去就が気になるところですね。
 
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2009年08月23日

N050 「日本の私鉄 京王電鉄」を読んで

50-1 日本の私鉄 京王電鉄.JPG
すでにお読みの方も多いと思いますが、先月、毎日新聞社から「日本の私鉄 京王電鉄」が刊行されました。
シリーズ企画であり、第1回の西武鉄道に次いで、京王が2番手での登場です。

筆者は米系航空会社客室乗務員を経て現在は鉄道航空アナリストと紹介されている広岡友紀氏です。
発刊元が新聞社とあって、本書は車両やダイヤなどの話だけにとどまらず、京王の沿革、経営、企業戦略、サービス論など、幅広い内容で構成されており、類書との違いを明確にしています。

内容の目次、柱立ては、「京王電鉄のプロフィール」「京王電鉄路線ガイド」「京王電鉄の車両」「京王電鉄の歴史」「多摩ニュータウンと京王電鉄」「京王電鉄と観光開発」「保安度が高い京王電鉄」「京王電鉄−武蔵野グラフィティー」となっています。

この構成の並びはやや不自然のように感じるのですが、これは本書が学術的に記述されているのではなく、著者の自由なフィーリングに基づいているためとだと思われます。

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            ▽ 表紙を飾る9000系 ▽

さて前置きはこのくらいにして、本書の具体的な内容ですが、著者はまず、京王が本線複々線化などの大規模投資、先行投資を行ってこなかった事実を指摘した上で、京王は線路容量不足を除けば極めて堅実な経営に徹してきた事、車両や施設は民鉄トップクラス、ソフト面で乗客サービスが特に優れていることなどを列挙した上で、関東一スマートな民鉄、およそこの半世紀で最も変貌をとげた民鉄と京最大限に誉めたたえています。

その京王はかつて京王電気軌道、つまり路面電車をルーツとしており、東武や西武と五十歩百歩であったとし、(東武、西武ファンにしてみれば不快この上ないですが…=当ブログ筆者)、その京王がなぜ新宿にあのように目立つ超高層の京王プラザホテルを建築したのか、新宿西口の京王デパートと井の頭線のレインボーカラーが実は今流で言えばコラボレーションであったことの逸話など、京王が泥臭さからの脱出、払拭を命題に掲げ、実践してきた数々のエピソードを紹介しています。
また車両やホーム待合室の冷房化などについて、早期の取り組みを他社が時期尚早と決め込んでいたものの、結果として民鉄各社が追従せざるを得なくなり、よって京王は民鉄全体のサービスの底上げに貢献しているとし、「時代を先取りする民鉄」として高く評価しています。一方でルーツが軌道であるため駅間距離が短いことが災いし、普通列車の表定速度が遅く、そのため下り特急は“のこぎり特急だ”と嘆き、乗客は妥協するしかないと見解を述べています。

このほか、昭和19年の戦時体制化、陸上交通事業調整法の主旨により東急電鉄に合併されたとの説明が定説化されているが、正確に言うと強制的な国家権力を後ろ盾にした合併ではなかったと論を展開します。この項のタイトルは「井の頭線を得た幸運」、本文の中では“いわば漁夫の利を得た焼け太り”としてその経緯を詳細に説明しており、時代背景を知る貴重な文面となっています。

50-3 京王電鉄 裏表紙.JPG
さらに著者は多摩ニュータウンと相模原線の建設に多くの紙面をとり、大規模ニュータウン開発地の鉄道建設と行政のあり方について鋭く切り込み、時の行政の「官善民悪」施策を厳しく批判しています。
一方で自社開発のめじろ台住宅地のように、超過利潤が期待されない、旨みのない相模原線の建設を京王はなぜ進めたのかと、読むものをぐいぐいひきつけながら筆を進めます。

著者は行政施策について造詣が深く、本書の大きな特色と骨格を成していると思います。

このほか企業イメージの巧みさ、手堅いホテル経営、行儀のいい不動産開発などなど、京王の全分野に手堅く論を進め、大きなリスクを背負うリゾート開発事業に手を染めなかった堅実性などが、今日の京王の安定的な経営基盤をもたらしていると、京王を俯瞰しています。

バランスシートの良さ、等身大経営の堅実さが京王の特色であり、その総本山が電鉄事業であり、実はそうした視点で車両やサービス論を展開していることが本書の特色であると、私は感じます.

最後に車両についてですが、著者は京王の車両、特にデザインに対してはベタ誉めです。
5000系、6000系から9000系、1000系に至るまで、その特色や評価を実にきめ細かく記述しています。いわく6000系は鉄道ファンに粗製乱造とこき下ろされるものの実は5000系にはない独創性がある、機能美、特に側面が美しい7000系の優れたデザイン力、8000系はステンレスカーながら視覚を重視し、ドライに走らず温かみのある車両、9000系は5000系の血統を引き継いだ稀に見る名車とし、井の頭線の1000系も京阪や営団6000系の非対称スタイル等を上手く取り入れており、京王電鉄のデザイン力は関東大手民鉄のトップと高く評価しています。
また7000系では6連の8連化に際して後から編入の新車もボディを古いコルゲーションスタイルで登場させて編成美を保ったこと、8000系では運転室後ろの仕切り壁に握り棒が無くて不便していること、3000系の全廃により京王から二ハンドル車がなくなることなど、著者は鉄道ファンでもあることが十二分に伺える記述が随所に見てとれて楽しくなります。

本書ではこの他、最後に京王の運行安全システムが民鉄としては驚異の昭和28年からの早期整備であり、かつ現在も他社を圧倒する高機能、かつ先進的であること、そしてこうした著作では異例、著者のこだわりとも思える“京王の武蔵野”観が綴られていきます。

50-4 日本の私鉄 裏表紙写真.JPG
         ▽ 裏表紙を飾る5000系 ▽

いろいろと述べましたが、本書は鉄道ファンや沿線の一般利用者が、京王という企業の全貌や歴史を知る上で、この上もない格好の良書であることは間違いありません。
課題や問題提起を行う著作ではないので、全体としては京王の優れた点に論点が置かれ、経営や車両のデザイン等については、少々誉め過ぎかも知れません。
沿線に住み、毎日京王電車に乗っている利用者からすると、ダイヤの特性などの皮膚感覚はその通り、しかし誉めた讃えた車両の外観デザインとはうって変わって車内仕様の平板さについは触れられていない事、ダイヤの乱れなど異常時情報のオープン化、対応がうまく出来ていると言った所感については設備はあっても運用面では課題を残している事など、著者とは温度差を感じるはずです。
しかし、それらを差し引いても、京王を理解する良書である事は言うまでもありません。

優れた著者が、京王に対しての課題や進むべき方向性についてはどのような論を展開するのか、ぜひとも続編を大いに期待するところです。

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2009年08月20日

No49 車両考現学(4) “レアな準特急”

「準特急」のLED表示と言えば、ふつうはお馴染みの、「これ」ですね。

1002 黒抜きLED.JPG

  ▽ 8000系の「列車種別・行き先表示」
    「準特急」はオレンジペース地に黒抜き文字 の地味なもの▽

当ブログNo34 「京王電車車両考現学」(1)でお話したとおり、行先表示のフルカラー化で、特急や急行などの列車種別は、種別ごとのカラー地に白文字で記されるように統一されました。しかし、なぜか「準特急」だけは例外で、ご覧のように準特急を現すオレンジ色のカラー地に黒抜き文字となっています。

1003 黒抜き 横.JPG

    ▽ 9000系9795 「準特急」  オレンジペース地に黒抜き文字 ▽


ところがどうしたことでしょう。

900030番台の初期車には、ご覧のようにオレンジカラーに白文字で「準特急」と表記された編成が存在しています。

1001 オレンジLED.JPG

 ▽ 9000系30番台の一部に存在する白文字の「準特急」表示 ▽

本来であれば、こちらの方が正統派なのでしょうが、何故かその後の
9000系、及び7000系の20番台、8000は黒抜き文字となっています。
なぜ「準特急」だけが、全体ルールの白文字の列車種別表示を取り止め、黒抜き文字となったのでしょうか。黒抜き文字は存在感に乏しく、物足りなさを感じるのですが、ファンならずともその理由が知りたいところです。
1007 黒抜き.JPG1005  9783 オレンジ 横アップ.JPG

    ▽ 黒抜き文字「準特急」        白文字「準特急」 ▽  

ともあれ、私はこのオレンジ地に白文字の「準特急」が大好きです。

とりわけ9000系の優しい顔立ちとアイボリーホワイトに良くマッチし、列車種別色の中ではオレンジに白文字の「準特急」が一番お洒落に見えるのですが、皆様はいかがでしょうか。

1006  9783 オレンジ 横.JPG

 ▽ オレンジベースに白文字の「準特急」 9000系にはぴったり

                                                                                  21.8.18  高幡不動▽  

                    
9000系30
番台初期車の「準特急」にお目にかかれる機会は決して多くはありませんが、運よく巡り合った時は、ぜひ“おでこ”と、側面を眺めてやってください。特に正面の印象は、味気ない黒抜き文字の「準特急」とは一味も二味も違った、優雅さえ感じる印象を持たれるはずです。

posted by 特急高尾号 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

No48 23+24の特急

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  ▽特急として活躍する6023+6024編成  21.8.14  高幡不動▽

去就が注目される6023+6024編成ですが、昨日に続いて今日14日も優等列車の運用についていました。

6000系2両編成車3編成解体の情報もある中、本当に6000系全体の去就が気になります。

48-2 特急方向幕.JPG
▽アイボリーホワイトの車体によく似合う赤幕の「特急」
    まもなく見納めです  6774号車 21.8.14  高幡不動▽

48-3 6774特急 高幡不動.JPG


これまではいつもの光景でした。
しかしいよいよ終焉近しともなると、「特急」の赤幕を掲げるた姿が新鮮に見えます。


きょうはこのほか、6015F、6017Fとも日中は相模原系統の快速として運用され、調布で上り、下りの6000系同士が仲良く顔を並べるシーンも見られました。
posted by 特急高尾号 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

N047 6000系 次の廃車は? 6023+24の去就如何!?

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   ▽ 6723号車の車号銘板 シンプルさが美しい 21.8.11 ▽
 

9000系の新車配備と、それに伴う6000系の廃車が続いています。
9048Fの増備で6013F、9049Fで6014Fが廃車、そして9030Fの就役で次に廃車となる6000系はどの編成なのか、とても気になります。

候補は6015Fか6017F、または6023+6024Fの3編成しかありません。このところ6000系の廃車が次から次へと続き、京王ファンとしては息つく間もありません。
今週9030Fの試運転が終われば、次の廃車候補の運用離脱は今週末か来週と考えても、不思議ではありません。

果たしてそれはどの編成か。


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 ▽6723+6724編成 平日の朝間ラッシュで一汗かくのが日課
                       21.8.11  北野▽

前回の廃車は
6014F編成でしたが、本来は新造が10両編成ですから、廃車されるのも10両編成と考える方が自然であり、そうすると6023+6024Fが有力候補になっても何らおかしくありません。

もし運用離脱が今週か来週中だとすると、廃車対象車は実質あと僅かな命ということになります。

 

もし6023+6024編成がジ・エンドということになると、ことは一大事です。(と言っても、いずれそうなるのですが…)

6023、6024F600020番台の一族で、もともとラッシュ時対策として91年に5扉車として登場しました。6000系としては最も車齢の若いグループです。そして2000年、5扉の効果はそれほどでもないということで、4扉車に大改造された稀有な経緯の持ち主です。

47-3 6724+6773連結部.JPG
現在は
5+5の実質的な10両固定となっており、運転台側の連結部で幌を有している京王唯一の編成です。かつ窓枠の形状、車内仕様も他の6000系とは一線を画している“異端児”であることは、皆様ご存知の通りです。

 

当ブログNo44「私の出番は早いのよ」でも触れたとおり、6023+6024Fは朝ラッシュ時間帯の限定運用が中心です。“乗り鉄”及び“撮り鉄ファン”の方々は、万一に備え早めの乗車と撮影をお勧めします。




▽京王唯一の幌付き編成 6724+6773  21.8.11  北野

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 ▽ 早朝の高尾線を行く  6774ほか6024+6023編成
   めじろ台−山田間 上り車中から撮影 21.8.11 午前6時5分 ▽

  参考
   以下に平日の6023+6024の運転時間を記します。

         高幡不動発  5:54(出庫・回送) 各時間は目安

北野発   6:00 普通   

高尾山口発 6:18 通勤快速

   新宿発    7:35  々

橋本発      8:30  々

新宿発      9:31 急行
     乗車に最適

京王八王子着10:27
     地下駅ですか、10分以上の停車 車内撮影が可能

京王八王子発10:40 普通

北野着      10:42
     僅かな時間ですが、外観撮影可能

北野発      10:48(回送)

高幡不動着  10:56

      なお検査等の車両のピンチヒッターとして、特急や準特急

としての運用もあります。

    乗るなら新宿発急行京王八王子行きがお勧めです。
    撮影は京王八王子駅の地下ホーム停車中に。約10分近く
    止まっています。また北野でも、僅かな時間ですが、
    外光の中で外観撮影が可能です。

    今回生き残れば、6000系のラストランナーとして、“お別れ
    電車”に起用されたら素晴らしいですね。

posted by 特急高尾号 at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

No46  9000系 増える車両、溢れるナンバー

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  ▽ いよいよ押し迫ってきた9000系の車番 さてこの次は? ▽

9000系30番台の最新新車、9049Fは4日から営業運転に入っていますが、7日、運よく快速橋本行き列車として運行中の列車に乗車することが出来ました。

写真は、調布で乗り換えの僅かな時間に映したカットです。
「9699」という数字は、あと1編成増備されると「96100」になってしまいます。かつて東武鉄道の8000系が大量製造の末に数字が溢れ、5桁になった例がありますが、京王も初の100番台車、5桁車が登場するのでしょうか。

今年度9000系の新造は60両と公表され、すでにそのうちの50両、9045F〜9049Fまでが就役しましたが、あと1編成が残っています。このまま地下鉄乗り入れ仕様の30番台車が増備されますと、いよいよ30番台車の番号が溢れてしまうという、あらぬ事態が発生してしまいます。

30番台車は30〜49、80〜99の付番であり、今回の9049Fで頭打ちとなります。もう限界なのです。「50」を付番すると、00番台になってしまい、付番の論理が崩れます。

そしてこのほど、ついに今年度分最後の9000系10両の新車が搬入されました。番号は如何に?ということですが、幸いにして他形式では使用していない、各系冒頭の“00”、つまり物理的に「30」と「80」番が空いていますので、ここに落ち着いたようです。
背に腹はかえられぬということでしょうか。先祖がえりして6030Fとしての登場です。

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  ▽ 気になる9000系新造のその後 2両編成車の登場なるか!? ▽

そして問題はいよいよその次、残る6000系2両編成車の置き換え等と、その代替の9000系新造についてですが、いろいろ謎は深まるばかりです。
このあたりについては、次回に整理したいと思います。

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2009年08月10日

No45 “通勤快速 高尾行き”

45-1 高尾終点の行先案内表示.JPG
 ▽「通勤快速 高尾行き」の行先表示  21.8.10  高尾線内 ▽

きょうの京王線は、午前6時6分ころ代田橋−明大前間で発生した踏切障害事故と、大雨による高尾線の速度規制により、昼過ぎまでダイヤが大幅に乱れました。

特に下りの乱れが大きく、その影響でご覧のように「通勤快速 高尾行き」という、普段は見られない列車も運転されました。
私は通勤途中で上り列車の車中の人、実際に高尾行き下り列車を現認することは出来ず、残念でした。

また高尾線内では、上りの準特急列車が、少なくとも私の乗った列車は「本日に限り、高尾線内は各駅に停車します」とのことで、普通列車扱いとなりました。

こういう動きのある時は、ダイヤと車両運用に目が離せませんね。

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▽「高尾」と「高尾山口」 貴重なカットとなりました。 21.8.10 ▽
 
posted by 特急高尾号 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

No44 点描6000系(3) 6023+6024 “私の出番は朝早いのよ”


(私 6023+6024Fのつぶやき)

6000系の引退が近づいているということで、
最近は私たちを熱写する“撮り鉄”カメラマンが随分と増えたわ。

 

私も10両で快走する姿を撮ってもらおうと毎朝化粧をして出かけるんだけど、私のことを写すカメラマンが少なくて寂しいわ。

 
 おかしいなぁ…、一体いつ頃走っているの? 

44-1 6023F めじろ台.JPG 
  ▽早朝、通勤快速として多摩地区から都心へ  高尾線内 21.8.5 ▽


朝よ、それも早朝中心。
私は
8000系みたいに朝から晩まで働きづくめでなく、いつも1日5時間弱しか
走らないと決めてるの。だからかなぁ… 


 え〜っ そんなに楽してるの。

 “撮り鉄”さんたちは、みんな夜が遅く、早起きは苦手だよ。


そうかぁ… だから朝は“撮り鉄”さんをあまり見かけないんだぁ。

 

44-2 6024F連結部 めじろ台.JPG  
 ▽ かつて5扉車として登場した23+24Fは6000系の異端児 ▽

私は朝6時直前に高幡不動を出庫したら、まず高尾線北野に直行するの。
そこから普通で
高尾山口へ。普段は10分間隔の高尾線で、しかも早朝なのに、なんと前の列車の僅か4分後の続行という、妙なダイヤなの。
折り返しは通勤快速で新宿へ、それから橋本、また新宿と往復して、今度は急行で
京王八王子へ行くの。
私は朝だけ働くエリート、あるいは怠け者!? というところかしら…。44-3 6773から6024Fを望む.JPG


最後は
1040分、京王八王子発北野行き普通となって、たった一駅だけを走って「ジ・エンド」。
10両編成の普通って凄いでしょう。

ついでに言っておくけど、京王は高尾線や末端区間で朝晩はこういうのが沢山あるのよ、知ってた?。
都心区間だけで見ていると、見落とすわよ。

北野着の後は、寝ぐらの高幡不動まで回送、それからはいつも、お得意のお昼寝よ。いいでしょう。
▽6023、6024の連結部
 早朝の列車ゆえ、こうした撮影が可能です▽  

本当のところは、私はまだまだ走れるんだけど、5+5編成のスタイルが中途半端なみたいで、
出番があまりないの。それにパンタだってシングルアームにしてもらえず、昔のままなんだから。 
でも時々仲間の車が検査の時、ピンチヒッターで準特急として、赤幕を掲げて走るのよ。この時ばかりはガンガン飛ばすわ。
その時は“激写”をよろしくね。なにしろ走れるのは、あと僅かしかないんだから…。

ではでは。

posted by 特急高尾号 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月06日

No43 京王ニュース2009年8月号から

沿線の新聞折込や駅で配布される「京王ニュース」の8月号が発行されています。

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           ▽ 京王ニュース 2009年8月号 ▽

今月号の特集は「駅施設の改良工事」です。
「2009年度京王グループ経営計画」にも記されている芦花公園駅の橋上駅舎化工事について、完成イメージ図も添えて大きく伝えています。工事の完了は2010年度となっています。

この記事をみた瞬間、駅舎は高架・橋上化されますが、京王線の電車の方はどうなっているのかと、とっさに完成イメージ図を食い入るように見てしまいました。当然のことながら電車は地上を走っています。

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       ▽ 芦花公園駅完成予想図  京王ニュースから  ▽

なぜそんな反応をしたかと言いますと、実は東京都と京王による「笹塚以西連続立体化工事」の計画があり、現在は事業認可に向けた準備がなされているからです。この工事は代田橋−八幡山間が対象であり、さらに将来は八幡山以西の立体化についても、早期事業採択に向け関係機関へ積極的に働きかける旨の内容が、「2009度京王グループ経営計画」に記されているからです。

しかし代田橋−八幡山間の工事の完成が10年から15年先の事なのに、その先の芦花公園駅の心配までしてしまうのは、少々というより、滅茶苦茶気が早すぎますね。当然の事ながら、京王ニュースは連続立体化工事との関連については何も触れていません。

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      ▽ 現在の芦花公園駅  京王ニュースから ▽

先の経営計画によれば、芦花公園駅の隣りの千歳烏山駅の工事計画もあり、将来京王線の高架化が行われる際、構造物としてのこれら既設橋上駅舎との整合性はどうなるのでしょうか。
もしかしたら、その時はその時で、また建て直すのでしょうか。心配症の私の楽しみが、また一つ増えたような感じです。
    
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2009年08月03日

No42 点描6000系(2) “いつもの停車位置”

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 ▽ 高幡不動1番ホーム いつもの停車位置の6772号車  21.8.2 ▽

ここは高幡不動駅1番ホーム、動物公園線のいつもの停車位置。
下り八王子方はいつもの6722号です。
この日、8月2日は夕刻から雨模様、その中で地元商店街がイベントを行っていました。

いつもと違うのは、雨模様の中の、提灯のほのかな橙色です。
橙色とアイボリーホワイトがよくマッチしています。

こうしてみると、アイボリーホワイトにインディゴとチェリーピンク2本のカンパニーカラーは、すっかりと沿線の街並みに溶け込んでいますね。

ただしこの日は、いつもの景色が雨模様と提灯の橙で、いつもとは少し変わって見えたことでした。
posted by 特急高尾号 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする