2010年05月29日

No149 映画「RAILWAYS」公開始まる

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 ▽ 映画「RAILWAYS」のポスター 東宝シネマにて 22.5.29 ▽

京王も撮影協力との触れ込みで、この1ヵ月、9000系によるラッピングカーを始め、広告電車、駅構内やホームに溢れるほどのPRを続けていた映画「RAILWAYS」が、いよいよきょうから公開されました。

中井貴一さん主演の中年男が鉄道運転士を目指すヒューマンストーリーで、家族の絆を暖かく描く一方、ヒャリ!とする場面あり、思わず涙ぐむ場面ありと、観るものを飽きさせない映画に仕上がっていました。

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  ▽ 「RAILWAYS」の一場面 ▽

鉄道ピクトリアルの最新号に掲載されている「映画制作スタッフ座談会」では、この映画は日本初の“本格鉄道映画”と制作者は評していますが、実際に観た感じでは、ヒューマンストーリー映画の舞台装置として、日本の地方鉄道と、地方鉄道故に奇跡的に生き残っていた前時代の産物ともいえる旧型電車=デハニ50形式が使われていると言ったほうが自然な印象でした。 

鉄道ファンの目で観れば、デハニ50の吊り掛けモーター音、古色蒼然とした昭和初期の鋼製電車の雰囲気、そしてデハニ50に負けず劣らず何回も登場する元京王5000系、一畑電車では2100系の走りが大スクリーンで堪能できるとあって、満足度の高い映画となっています。

車庫での何気ない車両整備の姿なども、まるで昭和時代の鉄道現場を見ているようで、鉄道現場そのものが描かれているという点では、“鉄道映画”と言えなくもありません。

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 ▽ 「RAILWAYS」の一場面 ▽

要所要所には、日本の原風景のような山陰・松江の山々を背景に走る、また美しい宍道湖畔を走るデハニ50や元京王5000系の素晴らしい光景と走行音が挿入され、この映画を魅力的なものにしています。
映像がもたらす広がり、深まり、余韻を、ぜひスクリーンで、実際に楽しまれることをお奨めします。


さて肝心の京王の方ですが、主人公が運転士を目指して研修を続ける場面で教習所や若葉台車庫、府中競馬正門前での光景が登場します。車両の走行シーンは9000や8000系ではなく、なぜか7000系ばかりが登場しますが、7000系の走行カットが良かったのかもしれません。監督と映像編集者のみが知るところです。
教習所の最初のカットでは、保存されている5000系が登場し、ハッとさせられます。

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 ▽ 映画撮影を紹介したパネル  せいせき鉄道ランドにて 22.5 ▽

京王の部分は、映画全体としては質量ともインパクトがあるものではありませんが、にも関わらずの大キャンペーンは、この映画を単に地方鉄道を舞台にしたヒューマンストリーに終わらせるのではなく、首都圏での観客動員の促進や、京王エージェンシーの商才がコラボレーションしているということでしょうか。

ラストに登場するデハニ50のエアーショット(ヘリコプターによる空中撮影)は見ものですし、記録としても大変貴重なものです。

NHKや民放のBS放送では最近鉄道ものが数多く放送されていますが、地方鉄道を舞台にした映画の登場は快挙といえます。
産業考古物としての鉄道を、それも昭和の時代を引き継いでいる地方鉄道の姿を映画の中で記録していくことは、社会的にも大きな意義がありそうです。
第2弾は富山地方鉄道で撮りたいとは制作者の弁ですが、高松琴平電鉄や津軽鉄道なども候補になるといいですね。

話が随分と飛んでしまいましたが、次回作を期待したいと思います。


posted by 特急高尾号 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

N0148  6722号の不思議なドア上?

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  ▽ 6022F 6722号                  高幡不動 22.3.13 ▽

高幡不動駅に停車中の6000系5扉車、6022Fの6722号車です。
この車両で、実は妙なドアを見つけました。
正確に言うと、ドア上部の“あるもの”です。

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   ▽ 6722車の不思議なドア上部
      長方形の覆いに、2か所の蓋が付いています ▽

これがそれです。
10ヶ所あるドアの中、一ヶ所だけドアの上部にご覧のような不思議な“装置”が付いています。
この部分は通常、路線図か企業ポスターが貼られていますが、いったいこれは何でしょう。
よく見ると正方形の蓋が2か所付いており、ねじ止めされていることが分かります。

134-3 6722 一般のドア上 22.3.21.jpg

こちらは通常の、ドアの上部です。
2枚の写真を見比べると、明らかに異なっていることが分かります。

上の写真は良く見ると、9000 系30番台や1000系20番台のドア上にある、各種案内用液晶モニターと大きさ、配置などがそっくりですね。
2つを並べてみましょう。

148-2 6722 ドア上の怪 .jpg148-4 9000系のドア上表示ディスプレー等.jpg
     6722のドア上              9000系のドア上

9000 系や1000系の液晶モニターは、右の写真のようにドアの上右側に1台だけですが、じつは左側の企業ポスターの裏に、左の6722の写真とそっくりの蓋が隠されています。
JR山手線のような広告モニターとして、将来活用していくための準備工事がされているものと思われます。

ということで、この6722号のドア上の不思議な造作は、その形状からして9000 系や1000系の液晶案内モニターの試験などを行った名残りなのでしょうか。

わずか一駅の短区間をひっそりと走る動物公園線の専用車両に、こうしたトライアルがあったとは、少々驚きでした。

posted by 特急高尾号 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

No147 6411+9001Fいつまで手を繋いでいられるか…

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          ▽ 6411F+9001Fめじろ台           22.5.22 ▽

きょうは、6411F+9001Fのお話です。

運良くきょう、6411F+9001Fの高尾準特急と遭遇しました。
そこで先月撮った写真と合わせてご覧いただきます。

まずは、夕暮れのめじろ台駅での光景です。
薄暮のなかでのアイボリーホワイトと、前照灯の橙の組み合わせは、何とも魅力的です。

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  ▽ 6861+9701           北野  22.5.22  ▽

きょう、北野駅で撮影しました。
この2形式の併結、登場直後はなんとみっともないことを…と思ったものですが、今ではすっかりと馴染み、そして廃車が近づくと、こんどは名残り惜しい気持ちになるのですから、人の気持ちは分かりません。

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  ▽ 6861+9701                          北野 22.5.22  ▽

この姉妹、いつまで手を繋いでいられるか…。
5000系から始まったアイボリーホワイトのボディカラー、優しい曲面の前面形状が、6000系から、いったん7000系、8000系では途絶えたものの、再び9000系で継承されていることがよく分かります。

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   ▽ 9701+6861        めじろ台 22.4  ▽

9000系側から見たサイドビューです。
コーポレットカラーが印象的ですね。
鋼鉄製ボディーの全面塗装、ステンレスボディーにシートカラー貼り付けボディーが、昭和の登場と、平成時代の登場の差異を明確にしています。

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 ▽ 6861のサイド  種別幕にはなんと「特急」の赤幕が…
                   北野 22.5.22 ▽

本日の大特ダネ写真です。
下りの高尾山口行き、北野駅での撮影です。
列車種別は、なんと、「特急」!!、です。
ご覧のように乗客が乗っており、実際の写真です。からくりは、内緒、です。

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▽ 6411F+9001F  狭間-めじろ台 午後8時過ぎ 22.5.22 ▽

闇間から、光りの閃光です。

駿足で高尾から駆け下りる、夜間の6411F+9001Fです。

あたり一面にこうこうと光りを撒き散らしながら、新都心新宿へ向けて、いつもの鉄路に軽やかな轍音を残していきました。
posted by 特急高尾号 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

No146 楽しみな、映画「RAILWAYS」

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  ▽ 映画「RAILWAYS」のパンフレット ありとあらゆるイベントが… ▽

京王線、井の頭線は、今月末に公開される映画「RAILWAYS」の広告で、いまホームや電車内は満艦飾ですね。

ラッピング電車あり、アド・ギャラリー電車あり、ホームや駅構内には数々のポスターが貼られ、さらに改札口近くにはリーフレットが置かれと、一畑電車のオレンジ車両と俳優中井貴一さんの写真で溢れかえっています。

その内容は、映画の試写会はもとより、現地松江へ向かう京王観光のツアー旅行、京王プラザホテルでの「RAILWAYS」ルーム宿泊プラン、一畑電車の目覚まし時計グッズ販売、せいせきでの鉄道イベント(すでに終了)、さらに食品、書籍、流通などなど、京王グループ挙げてのイベントが目白押しです。
とどめとも言うべきは、29日の映画公開にあわせ、なんと記念乗車券の販売も行うと、このほどホームページで発表されました。

ひとつの映画配給、公開にあわせ、これだけ数多くのイベントがグループ各社一斉に展開するのですから、最初は一体何が起きたのだろうと思ったお客様も多かったはずです。

そもそも、何で島根県の(と言うより、どこを走っているか地理的にはさっぱりわからない)山陰地方の一私鉄「一畑電車」と、首都圏の「京王」がどうしてこのようなジョイントを組んでいるのか、いまでも多くのお客様は分からないのではないでしょうか。
その関係性を具体的にしっかり説明しないまま、いきなり関連事業の数々がどどっと露出した…、というのが率直な印象です。

実はラッピングカーやアド・ギャラリー電車に乗れば、車内のポスター等で、「なるほど、京王と一畑電車はそういう関係だったのか…」と、ジョイントの背景が読み取れます。

でもラッピングカーに乗り合わせる機会は中々ないのになぁ…と思っていたところ、このほど発行された「あいぼりー」60号に、「感動映画に隠れた京王電鉄トリビア」という特集記事が掲載され、その答えが記事として紹介されています。

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  ▽ 駅で配布されている「あいぼりー」 
    京王と一畑電車との関係、映画を応援する背景が読み取れます ▽

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思うに、「京王ニュース」の5月号にこの記事をまず掲載する、それから駅貼りポスターを掲出する、あるいはこの記事そのものをまるまる駅貼りポスターとして掲出していれば、映画「RAILWAYS」のPRは、よりいっそうお客様に早期から理解されていたかもしれません。

ともかくこの映画の宣伝は凄いですね。
京王に限らず、コンビニ、雑誌、街のあちこちでポスターを見ますし、試写会も多種多様な括りで数多く行われています。

京王はテレビドラマ、CM、映画撮影に積極的に協力する電鉄会社として知られています。本当のところは、多数のグループ会社を抱える京王と、映画の制作スポンサー、エージェントの複合事業展開だとは思いますが、さてそうした中で、京王電車や研修施設がどのように展開、撮影されているのか、前宣伝が大きい分、期待も大きいものがあります。

posted by 特急高尾号 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

No145 あれっ 京王線“英語放送”は?

今回は、今月から始まった京王線の車内「自動放送」のお話です。
英語と日本語の2ヶ国語で始まったのですが、なぜか英語放送が度々省略されているようです。

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  ▽ 京王線7000系車内  本文とは直接関係ありません ▽

京王では、「高尾山への海外からの観光客をはじめとする外国人のお客様へのご案内の充実と、均一な車内放送サービスの提供を目的」を目的に、今月から英語と日本語の2ヶ国語による車内の自動放送を開始しました。

休日の下り準特急で英語放送を聞くと、なんだか新幹線に乗って高尾山に向かっているようで、ワクワクした気分になるから不思議です。

さてこの「自動放送」。開始して2週間が経過しましたが、早くもいろいろなパターン、運用があることが分かってきました。

例えば、自動放送開始の理由のひとつに外国人向けサービスの充実をあげていますが、その肝心の英語放送が度々省略されています。
最近は平日の朝夕ラッシュ時間帯や夜間は、事実上日本語の自動放送だけのように見受けます。
英語放送があったりなかったりということは、それこそ“均一”なサービスとはいえないような気がしますが、さてどうしたことでしょうか。お隣のJR中央線は、日本語、英語放送を必ず放送していますが…。

次に、自動放送の設備がある編成なのに、自動放送を行わないケースにも遭遇しました。
下り急行のことです。新宿から桜上水までは従来型の車掌による肉声放送。あぁ、この編成はまだ自動放送の設備は搭載されていないんだぁと思っていました。そして桜上水で車掌が交代すると、なんと今度は日本語と英語の自動放送が始まりました−。
これには、正直言ってびっくりしました。同一列車で、乗務員の交代によって対応が異なるとは…。これも理由が分かりません。

まだ開始してから半月。運用にも幅を持たせたり、自動放送か肉声放送かの選択は、車掌の裁量に任せているのでしょうか。
ちなみに自動放送後、接続列車の時間などを案内する肉声の「補完放送」は、バランスよく、かなり上手に出来ているように感じます。

ラッシュ時の英語自動放送の省略は、ラッシュ時は車内を静かにするという、逆にきめ細かなサービスの一環ということでしょうか。あるいは超混雑、度々の遅延状態では英語放送どころではないということでしょうか。
自動放送を、一度に全車両で実施に踏み切らなかった点については、部分的に開始してお客様の反応をうかがったり、自動放送化による車掌の乗務実態を検証しているのかもしれません。

京王の方が聞いたら、「うるさい客だなぁ」と思われるかもしれませんが、今後対象の車両も増えるということですから、聞き易く分かりやすい、京王らしい車内放送を創り上げてほしいと思います。
posted by 特急高尾号 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

No144 “オレンジ姉妹”の顔合わせ

139-1 オレンジベージュとなった1013F 渋谷 22.4.26.JPG
  ▽ ベージュからオレンジベージュに衣替えした1013F
渋谷 22.4.26 ▽

最近は京王線の話題が続いたので、きょうは井の頭線です。

昨年夏、井の頭線の新車1027Fが登場した際、「レインボーカラー」の順番では車体カラーはベージュ色で登場すべきところ、突然“新色”のオレンジベージュで登場し、ファンの間では大騒ぎになったことは、まだ記憶に新しいところです。

なぜベージュがオレンジベージュ色に変身したのか、事の真相は結局分からず仕舞いでしたが、京王の見解は、井の頭線の「レインボーカラー」は変更しないというもので、今後は従前のベージュ色編成もオレンジベージュに変更していくというものでした。

そのベージュ色の編成、これまで1006Fと1013Fの2編成が残っていましたが、このうち1013Fが先月、オレンジベージュに衣替えしました。

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  ▽ 1013Fの正面、おでこ部分         渋谷 22.4.26 ▽

1013Fは1000系のオリジナルシリーズで、正面のおでこは行先表示が出っ張っていますが、このスタイルでのオレンジベージュ色の登場は初めてです。
オレンジベージュは存在感が強いため、この出っ張りとの相性は無骨に見えるかなとも思ったのですが、さていかがでしょうか。

139-3 1013 渋谷 22.4.26.JPG

1013Fとしては2代目のラインカラー色となった「オレンジベージュ」。
今ではすっかりと井の頭線に馴染んだようです。

139-4 オレンジ姉妹1013F 1027F.JPG
 ▽ 渋谷駅で並んだ“オレンジ姉妹” 1013Fと1027F  22.4.26 ▽

そして先日偶然にも、渋谷駅で1013Fと1027Fの顔合わせシーンに遭遇しました。
2編成のおでこ部分の形状が異なることがよくわかります。また行先表示のLEDも、1013Fは従来型、1027Fはフルカラーです。

わずか3分間の顔合わせでしたが、出勤途上の携帯電話カメラで捉えたものです。
こうしてみると、“オレンジ姫”もなかなか洒落て見えますね。“井の頭線”というお洒落なイメージが、なおさらそう見せているのかもしれませんね。


posted by 特急高尾号 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

No143 2両編成車が行く

143-1 高幡不動で肩を並べる6416・9732 22.5.8.JPG
 ▽ 本線上り準特急と肩を並べた6416F   高幡不動  22.5.8 ▽

いつもの、京王線高幡不動駅。
ホーム下り方からの光景です。
上り本線側の留置線には、6000系2両編成の6416Fか6417Fのどちらかが、いつも寝息を立てています。

この日は6000系登場時のリバイバル塗装に化粧直しされている6416Fが寝顔を見せていましたが、いつもと違い、前照灯が点いていました。

143-2 本線に移動の6416F 22.5.8.JPG

すると、どうでしょう。
脇を上り準特急が通りすぎた後、6416Fは上り本線に、そろり、そろりと動き始めました。
前照灯の輝きが何ともいえません。

143-3 高幡不動4番線ホームの6416F  22.5.8.jpg
  
高幡不動の上り4番線ホーム。いったん停止です。
駅舎がすっかりきれいになってしまいましたが、それを差し引けば、昭和40年代後半の光景そのものです。
行先表示の両脇、2つのアイボリーホワイトの縦軸が新鮮です。

143-4 回送列車として出発 22.5.8.JPG

夕方5時過ぎのことです。

やがて2両編成の6416Fは、回送列車として本線を東上していきました。
この間わずか5分足らずの出来事でしたが、私には小さな興奮の時間となりました。
6416Fの本線走行もさることながら、2両編成というところが何とも言えません。
モハ+クハの2両編成こそ、戦後からずっと続いた私鉄電車の原点なのです。
若い人には少々オーバーに聞こえるかもしれませんが、6416Fの2両編成の本線走光景が、オールドファンの心を、少々熱くしたのでした。
posted by 特急高尾号 at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

No142 「中期5ヶ年計画」「2010年度重点施策」公表

142-1 京王5ヵ年計画 22.5.7.jpg

連休明けのこの時期、京王では毎年、前年度決算と同時に次年度の「経営計画」をホームページ上で公開します。
今年は7日に、「京王グループ中期5ヵ年経営計画(2010〜2014年度)〜転換と強化〜」と題した中期計画、および「2010年度重点施策・業績予測」等が公表されました。

  京王ホームページ http://www.keio.co.jp/


まず「5ヵ年計画」の方ですが、ATC整備や調布駅付近の連続立体交差、吉祥寺、調布、笹塚などの拠点開発事業、さらに将来の笹塚以西の高架化工事等を踏まえ、不透明な社会情勢・経営環境にあっても確実に収益を上げ、盤石な体勢で臨めるよう、グループ全体で現段階から強固な体制づくりを目指すとしています。
そのために「転換と強化」との副題を用意し、コスト構造の転換、財務体質の改善を推進し、将来にわたり発展・成長する企業を目指すとしています。

残念ながら、5ヵ年計画は経営の視点からみた企業としての基本計画のみとなっており、5年先を見据えたダイヤや車両、乗客サービス等についての具体的な記述はありません。

一方、「2010年度重点施策・業績予測」の方では、
▽井の頭線のATC化を2011年度実施を目指すと、初めて明言しています。
  これで3000系は、この時までの命ということになりますね。
▽7000系18両のVVVF化整備を実施。これにより96%の整備率達成
▽下北沢駅を除く全駅でバリアフリー化の完成
▽小田急線の連続立体交差工事にともない下北沢駅の改良工事に着手
▽ホーム行先案内板の全駅設置の完成

などとなっています。

次回の“ダイヤ修正”等には、触れていません。


また図表資料中の「車両の新造」項目では、新造計画は2009度で終了とあります。となると2010年度、9000系の新造はないと言う事になるのでしょうか。先に6000系は2010年度に全廃とホームページで公表していますので、このあたり在籍車両数の差し引きや運用はどうなるのでしょうか、関心があるところです。

さらに2013年には京王線・路線バスが開業100周年を迎えるため、事業化の計画を構想していることがうかがえる内容となっています。



ともあれ詳細はホームページをご覧いただくことに尽きます。
「2010年度重点背策・業績予測」はホームページ上で見つけにくいため、以下にアドレスを記します。

http://www.keio.co.jp/company/stockholder/results_
briefing/pdf/2009_briefing_03.pdf



 
posted by 特急高尾号 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

No141 RAILWAYS連動「京王せいせき鉄道ランド」

141-1 京王てつどうランド 22.5.4.JPG
  ▽ 「せいせき鉄道ランド」の内容を紹介するポスター
                会場にて  22.5.4 ▽


映画「RAILWAYS」と連動した数々のイベントの中、「せいせき鉄道ランド」が明日まで京王聖跡桜ヶ丘ショッピングセンターA館6階のアウラホール、及び写真パネル展がB館2階ホールで開かれています。

子ども対象のイベントと思いきや、これが訪ねてみると以外な掘り出し物あり、京王と一畑電車との関係がやっと分かるなど、収穫大でした。

141-2 写真展.JPG
 
パネル展の全景です。
映画「RAILWAYS」と、京王電鉄の写真パネルが展示されています。

141-3 写真展.JPG

このパネルには、
京王と一畑電車の関係が説明されています。
いわく、京王は一畑電車の運転士研修受け入れを行っており、これまでに3名の運転士を誕生させたこと、そして一畑電車が京王の旧車両を再利用していることなどを紹介しています。

141-3-2 写真展.JPG

なぜ京王が映画「RAILWAYS」に関して大イベントを行うのか、共同複合事業展開の背景ベースとなるこの関係について、最初から各種パンフレットで紹介しておけば、お客様もしっくりするのではないかと思ったことでした。
このパネルを見てはじめてそういうことか…と思った人も多かったことと思います。

141-4 写真展.JPG

映画の撮影にも協力しました…と、数点の写真も。
一部の写真には、撮影は府中競馬場前で行ったと説明があります。

141-5 写真展.JPG

そのほか、京王の運転業務や保守業務の現場などもパネルで紹介しています。

141-6 てつどうランド全景.JPG

こちらはアウラホールの「せいせき鉄道ランド」です。

141-7 テッドマークの展示.JPG

141-7-2 ローレル賞銘板.JPG

特急高尾号のヘッドマークにはじまり、急行の丸形板、高尾山口行きの表示板、3000系、5000系に授与された鉄道友の会の「ローレル賞」の車内銘板も展示されていました。

141-8 駅名短冊ほか.JPG

こちらは実際に使用されていた「一斉連絡装置」(ガラスケース内左)や懐かしい「駅名短冊」(同、右)です。
撮影は遠慮をとされていましたので、ロングショットだけを紹介しました。
特に「駅名短冊」は、旧国鉄と同様タイプのもので、まるでタイムスリップしたような雰囲気でした。ぜひご自分の目で見ていただければと思います。

141-9 臨時改札口.JPG141-10 説明.JPG

 90年代に使用されていた、可搬式の簡易改札です。
 こうしたものまでも展示されているとは…。驚きました。

141-11 改札口.JPG141-12 説明.JPG

こちらも同様、改札ラッチです。

141-13 改札靴裏側から.JPG

反対側からみた様子です。

いかがでしたか。
このほか、戦前の京王の各車両、戦後まもないころの各駅の写真、現代の各車両写真なども展示されています。大人が足を延ばしても楽しめる内容です。

この展示会は、あす5日までです。

posted by 特急高尾号 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

No140  8両 “競馬急行”のお出まし

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 ▽ 9006Fの急行          調布 22.5.2 ▽

9000系8両編成車の急行です。
京王線の特急、準特急、急行は原則10両運転ですが、「東京競馬」開催時に運転される臨時急行は、通常8両編成車を中心に運転されます。
したがってご覧のように、ふだんは見ることの出来ない、7000系や8000系、9000系の8両固定編成の急行が、夕方4時から5時台にかけ、次から次へと10分間隔で、合計9本も運転されます。

ちなみにこの急行は、府中競馬正門前から新宿、及び新線新宿行きが交互に運転されますが、予定臨時列車として予め公表されています。上り列車のみの設定で、下りは回送となります。

運転日は競馬開催日のみで、今年の開催日=運転日は以下のとおりです。春と秋に集中しており、6月半ばから9月一杯は運転されません。



2010年 東京競馬場での競馬開催日
1月30(土)31(日)         
2月6(土)7(日)13(土)14(日)20(土) 21(日)    
4月24(土)25(日)        
5月1(土)2(日)8(土)9(日)15(土)16(日)22(土)23(日)29(土)30(日)
6月5(土)6(日)12(土)13(日)      
10月9(土)10(日)16(土)17(日)23(土)24(日)30(土)31(日)  
11月6(土)7(日)13(土)14(日)20(土)21(日)27(土)28(日)


かつては6000系も頻繁に充当されてきました。
今年に入ってからも余命いくばくもない、6000系8両編成唯一の残党6017Fの“競馬急行”が運転されています。
さてこの6017Fの“競馬急行”。この後6月中旬までの間に再び充当されるかどうか、6017+6412の準特急を走らせる京王のことですから、もしかして…のこともあるかもしれません。

ファンとしては、競馬はやらずとも“競馬急行”には、熱い眼差しを注がざるを得ないのです(笑い)。
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2010年05月02日

No139 京王「ラッピングカー」/「車内自動放送」

連休だというのに、きのう、きょうと、京王電車ファンは大忙しですね。
なにしろ、きのうは車内放送の「自動放送」の開始日、きょうは今月末に公開される映画RAILWAYSの「ラッピング電車」の運転開始、競馬急行の運転と、大忙しです。
そのほかリニューアルで長く入場していた7025Fもやっと営業運転復帰、綺麗になったであろう車内を早く見たいなどなど、飛び回らなくてはなりません。

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  ▽ 映画RAILWAYSの「ラッピングカー」
                             9031F 9781号車 調布 22.5.2 ▽

映画RAILWAYS上映を盛り上げる「ラッピングカー」は、ご覧のとおり9031Fが変身〜!して誕生しました。
初日のきょうは相模原線のスジで運転されていました。
京王電車にオレンジ色の一畑電車がラッピングされており、事情のわからない乗客は、はじめはびっくりしたことと思います。139-2 ラッピングカー 9781 調布 22.5.2.jpg




ラッピングカーはご覧のように、シンプルで洒落たヘッドマークも取り付けています。

このあと映画公開の翌日、今月30日まで運転されると言うことです。

なかなか派手で賑やかですが、楽しい電車が走ることは歓迎ですね。








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もうひとつ、電車内の「自動案内放送」が、きのう5月1日から一部の7000系、9000系、合わせて16編成で始まりました。

いわゆる車掌さんの肉声の放送が自動放送になったのですが、なんと日本語に加えて、JRのように英語放送も行われます。

京王ホームページによると、新宿駅〜高尾山口駅間は、「外国人観光旅行客の容易化等に関する情報提供促進措置を講ずべき区間として法律に基づく指定を受けており、駅や電車などにおける外国語によるご案内の拡充を進めます」(概要)と説明されています。

京王にとっては名誉あることなので、とても素晴らしいことだと思います。
しかし、「この準特急北野行きは、北野から各駅停車高尾山口行きとなり…云々」という複雑な京王線の運転形態をどのようにアナウンスするのか、気にはなりますが、浅学な私には解りませんので、この点については家内、及び娘に宿題としてあります。(笑い)

さて実際に自動放送を聞いた感じですが、とにかく聞きやすくなりました。今までの、時にあった聞きづらい放送と比べると、完璧に聞こえると言うことは、もう快感です。
調布などの乗り換え、分岐駅では自動放送の後に接続列車の発車時間などをこれまでどおりに肉声放送するなど、補完の放送もしっかりと行っていました。
成果については、しばらく様子を見てみたいと思います。


posted by 特急高尾号 at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする