2010年07月29日

No165 「非常事態」と宣言した京王の安全運転管理


こともあろうに、「夏季安全輸送推進運動」期間中の27日、またまた電車がホームで止まらずに行き過ぎ、その先にある踏み切りで遮断機が完全に降りきる前に通過するという事故が、今度は井の頭線久我山駅で発生しました。

詳細は本日29日、京王のホームページで以下のように公表されました。

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【お詫び】井の頭線久我山駅における回送列車の大幅な過走について

京王電鉄株式会社では、7月27日(火)に井の頭線久我山駅において、回送列車の大幅な過走がありましたので、下記のとおりお知らせいたします。
 お客様をはじめ、関係各位にはご心配ご迷惑をおかけし、また発表が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。
 当社では安全対策の徹底を図り、より一層再発防止に取り組んでまいります。

                  記


1. 発生日時 : 2010年7月27日(火) 10時50分頃
 
2. 発生場所 : 井の頭線 久我山駅
 
3. 発生列車 : 富士見ヶ丘駅 10時49分発 臨時回送(急行)吉祥寺行き(5両編成)
 
4. 発生状況 : 
(1) 当日はダイヤ乱れが発生しており、吉祥寺駅から運転する営業列車(10時55分発普通渋谷行き)に充当するため、10時49分頃、当該列車は臨時回送列車として富士見ヶ丘駅を発車しました。
(2) 担当運転士は、次駅の久我山駅を通過すると思い込み、ブレーキ操作をしませんでした。
(3) 担当運転士は、久我山駅のホーム進入後、ホーム終端付近で停車駅だということに気づき、ブレーキをかけ、当該駅を約190m過ぎて停車しました。
(4) 回送列車であったため、安全を確認後、そのまま次の停車駅である吉祥寺駅まで運転しました。
(5) 久我山駅のホーム終端より約40m吉祥寺寄りの久我山1号踏切道のデータを解析したところ、理論上、完全には遮断していなかった可能性があることが判明しました。なお、その際に踏切道を渡られていた方は確認できておりません。
 
5.負 傷 者 : なし
 
6.原  因 : 
(1) 担当運転士が回送列車は久我山駅を通過すると錯覚してしまったため。
(2) 当該列車担当時にTNS(トレインナビゲーションシステムの略で運転士の誤通過を防止する装置)を起動させるカードを所持せず、システムを使用していなかったため。

7.対  策 : 
(1) 会社全体で非常事態と認識し、緊急特別点検を8月6日まで実施すると共に、夏季安全輸送推進運動の実施期間を8月31日まで延長し、会社幹部による職場巡視や点呼立会を行い安全への意識を再認識させます。また、社長以下・現業長以上の鉄道事業部門内の管理職による臨時の安全管理委員会を7月30日に開催いたします。
(2) TNSカードが正しく挿入されていない場合は、警報が鳴るなどのシステム上の対策を検討いたします。
(3) ダイヤ乱れ対応等で臨時回送列車が走行する可能性のある全区間のTNSカードを作成し、担当運転士に所持させます。
(4) 担当運転士は、TNSが正常に起動したことを担当車掌に通告いたします。また、担当車掌は通告を受けるまでは、出発合図を行わないことを再度徹底いたします。
                                       以 上

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この事故は、きょうのテレビニュースなどでも、夕方から夜間にかけて、幾度となく放送されていました。

驚くべきは、ホームページでの「御詫び」では触れられていませんが、この事故を当初京王は把握しておらず、乗客から通報を受けた所管官庁の国土交通省が京王に問い合わせて初めて把握したという事実です。

京王は昨年9月の千歳烏山でのオーバーランを始め、今年2月の高幡不動駅構内での出庫電車の脱線事故、その後も先月、中河原で今回と同様のオーバーラン事故を繰り返してきました。遮断機が下りていない踏み切りを通過した事例は、先月だけで2件もあります。

今回の事故は、先の中河原駅でのオーバーラン事故が運転士によるTNSの起動失念によるものであったため、当時再発防止策として公表したTNSの厳格運用が守られていなかったことを証明しています。

よって京王では、
「会社全体で非常事態と認識し、緊急特別点検を8月6日まで実施すると共に、夏季安全輸送推進運動の実施期間を8月31日まで延長し、会社幹部による職場巡視や点呼立会を行い安全への意識を再認識させます。また、社長以下・現業長以上の鉄道事業部門内の管理職による臨時の安全管理委員会を7月30日に開催いたします。」
という緊急の対策を取るに至ったことだと思います。

さすがに今回の「御詫び」では、「ATC化されればこうしたことは起きない…」などという弁明はありませんでしたが、運転現場の規律は一体どうなっているのでしょうか。
2月の脱線事故の原因も公表されない中、僅か半年の間に錯覚で停車駅を暴走してしまうような緊張感の欠如した運転が何回もされるとあっては、乗客も、踏み切りを渡る市民も、どのように身を守っていけばよいのでしょうか。

おりしも各駅には2010年度の経営計画を広報する大ポスターが貼られており、「より安全・安心・快適な鉄道を目指して」という標語が踊っていますが、さぞかしポスターも、“恥ずかしくて剥がして欲しい…”と泣いている事と思います。

国土交通省は事態を重く見て、京王に対して文書で警告し、再発防止の徹底を求めたと言うことです。

「応援歌」と題したブログを書いている者としては、もっと応援できるような記事を書きたいと、心から願うものです。

 
posted by 特急高尾号 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No164 どちらの9000系が好みですか…

またまた、高幡不動でのひとコマです。
ご覧の2種類の9000系、あなたはどちらが好みですか。

164-1 9747、9707 高幡不動.jpg

先日、仲良く並んでいた2種類の9000系をゲットしたものです。
違いは貫通路周辺の造りと塗装処理です。

右は9007Fの9707号車。
9000系の初期グループで8両編成、地上線専用車で2003年に登場したものです。このシリーズは貫通路に幌受けの枠があり、この部分はコーポレットカラーが施されていなく、白枠となっています。

一方の左は9046Fの9746号車。
9030番台シリーズの最新グループで、2009年の登場です。10両編成で都営地下鉄乗り入れ仕様となっています。こちらは10両編成で増結の必要がないために幌受け枠がなく、コーポレットカラーが途切れることなく貫通扉全体に施されています。

地下乗り入れ車と非乗り入れ車の(^.^)、おっととと、顔の違いですが、さてあなたはどちらが好みでしょうか。
乗り入れ車の方が切れ目なく全身にコーポレットカラーをまとっており、優雅には見えるのですが…。

ちなみに7000系も製造年度により前面処理による顔の変化があり、こちらの方も仔細に見ると様々な形態があり楽しめます。

posted by 特急高尾号 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

No163 “京王電車 食べちゃうぞぅ”


“京王電車、食べちゃうぞぅ”−。
決して、いい加減なタイトルではありません。
163-1京王電車パン.jpg

なんと、パンで作られた「京王電車」。
オデコ部分の半円弧のカーブからして、7000系あたりがモデルでしょうか。

163-2京王電車パン.jpg

163-3京王電車パン.jpg

左右の側面から見ると、こんな感じです。

163-7 高幡不動 ルパ店にて.jpg

このパン、京王グループのパン販売店、「ルパ」高幡不動店が京王れーるランド夏休みイベントと連動し、オリジナル商品として17日の土曜日から発売しているものです。
7000系と思いましたが、電車は6000系でした。
ご丁寧に、パンの下に6000系の写真までを掲出する念の入れようです。

163-8 電車パンがいっぱい….jpg

中はクリームパンとなっており、お値段はひとつ180円。
こんなに盛られていると、なにか凄いですね。

163-4京王電車パン.jpg

屋根には、可愛らしいパンタグラフも載っています。
どうやら6022Fなどの、菱形の旧来パンタの雰囲気ですね。

163-5京王電車パン.jpg

我家の食卓に登場したパンの6000系。
お味は“京王チック?”、でした。

163-6 パン購入者あて景品.JPG

そしてなんと、このパンを買うと、このようなプレゼントが付いてきます。
お近くの人は、わざわざ高幡不動まで買いに行く価値があろうと言うものです。

163-9 京王電車パンのポスター.jpg

何はともあれ、いろいろと考えるものですね。
映画「RAILWAYS」に連動した物品販売、松江地区への旅行販売を見るまでもなく、最近の京王グループの商魂の熱心さには関心させられますね。

皆様も話の種に、京王電車パンを一切れ、いかがでしょうか。

posted by 特急高尾号 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

No162 “私、姿を消します”

連日うだるような暑さ、猛暑続きですね。
テレビのニュースはどこもかしこも“暑い、暑い”と連呼し、観ている人をますます暑くさせています。
NHK「ニュースウォッチ9」のキャスターは、「猛暑は災害だ」と話し、熱中症にならぬよう、注意を呼びかけていました。

この暑さで京王電車も、クーラーが終日フル稼働、弱冷房車は単なる“送風状態”と化していました。
さすがにこう暑いと電車内でも、少しでも日陰を求め、外から差し込む強い日差しが気になりますが、今回はその日よけカーテンが京王電車から除々に姿を消しつつあるというお話です。

162-1 カーテンを下ろした状態の8000系.JPG162-2 カーテンを下ろした状態の7000系.JPG

162-3 カーテンを下ろした状態の7000系.JPG
  ▽ カーテンを使用している状態の7000系 
                       日差しをカットしている ▽

これまでは、あるのが当たり前だった日よけカーテン。
ところがいつの間にか、じわり、じわりとその姿を消しつつあります。

162-4 カーテンのない9000系.JPG
 ▽ 日よけカーテンが廃止された9000系30番台以降の車内 ▽

こちらはカーテンのない9000系30番台以降の車内です。
UVカット、つまり紫外線をカットする窓ガラスが採用されているとはいえ、強い日差しが、こうこうと車内に差し込んできます。

162-5 カーテンのない窓とUVカットのガラス.JPG162-6 カーテンのない1000系.JPG
  ▽ UVカットのガラスですが、カーテンがないため日差しが直撃 ▽

井の頭線は1000系20番台から、京王線は9000系30番台からの新造車、及び7000系20番台の全リニューアル車で、車内窓ガラス、ドアガラスにUVカットガラスが導入されましたが、それと引き換えに、日よけカーテンが廃止、姿を消しているのです。

162-7 汚れが著しい7000系のカーテン.JPG
  ▽ 7000系など、経年の長い車両でよく見られる汚れたカーテン ▽

たしかにこのように汚れたカーテンは見苦しいものですし、カーテンを廃してメンテナンスフリーを行いたい京王の気持ちは分かります。

162-8 シルバーシート表示のカーテン.JPG
  ▽ シルバーシート席の“グッドアイデアカーテン”

このカーテンが登場した時は、私は抜群のアイデアに脱帽しました。残念ながら、UVカットのガラス面にシルバーシートマークの模様は入りませんでした。

162-9 カーテンのない7000系リニューアル車.JPG
  ▽ 7000系20番台も、リニューアルでカーテンを廃止 ▽

かつて鉄道車両の日よけカーテンは、繊維のカーテンではなく、木製のよろい戸を上げ下げする時代がありました。昭和40年代まで走っていた東武の3200形などは、その典型でした。その名残はアルミ製になったとはいえ、阪急の車両で現在も見ることが出来ます。

バスも非冷房の時代はカーテンは必需品として装備されていました。しかしバスは冷房化の進展とともに早々とその姿を消し、バスの乗客は強い日差しに悩みましたが、ついにお前もかと、鉄道車両からも日よけカーテンが姿を消していく時代がやってきました。京王に限らず、JRでも、私鉄他社でも同様な動きであり、メンテナンスフリー化、車両設備の効率化は時代の流れでしょうか。

と、ところが、いやいや、関西に行くとそうではありません。
京阪や阪急電鉄の最近の新造車両では、すべての窓ごとに、なんと電動で上下する日よけカーテンと操作ボタンが装備されており、驚かされます。
やはり関西は、関東よりも暑く、カーテンを廃止すれば、利用客からそれこそ「サービスの低下だ!」と、熱いクレームが寄せられるのでしょうか。
なにしろ関西の方は、威勢がいいですからね。

それはともかく最近の京王は、この日よけカーテンにしろ、貫通路ドアや妻面窓、ドア戸袋窓の廃止など、車両設備の簡素化を着実に推し進めていますね。

たかがカーテン、されどカーテン。
僅か布1枚の小さな部品からも、時の“経営の風”、あるいは地域差が見て取れるのです。

posted by 特急高尾号 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

No161  京王線 “白い彗星”のプロポーション

前回に続き、“お宝な高幡不動”の続きです。

161-1 6412+6017F 高幡不動 22.7.14.JPG
  ▽ 6412F+6017Fの見事な編成美   高幡不動 22.7.14 ▽

見てください、この編成美。
ある人はこの美人を“白い彗星”と名づけ、ブログの中で紹介していました。

“お宝な高幡不動”と命名した記事を前回アップしたばかりですが、14日の昼前、“絶滅種”の6412F+6017Fが、見事な編成美(プロポーション!?)を披露していました。

10両編成全体が、架線やその影に邪魔されることなく、後半のなんと見事なカーブも手伝って、その全体像を惜しげもなく、これでもかと輝かしていました。

この位置、この角度で、何も邪魔されることなく営業線で撮ることは至難の業であることを考えると、やはり高幡不動は“お宝ポイント”と言わざるを得ません。
このカットも出勤途中の、僅かな乗り換え時間で上りホームから撮影したものです。

161-2 6412や6022Fが並ぶ高幡不動 22.7.14.JPG
  ▽ 左端は6412F  右端は6022F  まるで昭和時代のよう  
                          高幡不動 22.7.14  ▽

この日はなんと、6022Fも電留線に入っており、ご覧のように6412Fとの並びカットも撮れるという、嬉しいオマケ付きでした。
6000系と7000系だけの世界。まるで昭和の時代を見ているような感じですね。



posted by 特急高尾号 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

No160 “お宝な高幡不動”

京王線の車両基地を背後に擁する高幡不動駅は、京王電車ウォッチングのベストポイントのひとつです。
なぜなら、上りホーム脇が電留線になっていて、いつも多彩な車両が顔を揃えていること、また車両基地への入り換えが目の前で頻繁に行われること、加えて朝間ラッシュ時の増結、解放作業も本線上で行われるなど、幾つもの光景が楽しめるからです。

160-1 6412Fほか4形式揃い踏み 高幡不動 22.7.4.jpg
   ▽ 京王電車4車種の揃い踏み       高幡不動 22.7.4 ▽

この日の成果はご覧の通りです。
9000系、8000系、7000系、6000系と、京王線の全車種が顔を並べて揃い踏みです。

160-2 4形式の揃い踏み 高幡不動 22.7.4.jpg

この写真は、高幡不動駅上りホームから見た、午後のひとコマなのです。
車両基地の中ではなく、駅のホームからこのようなGoodな写真が撮れてしまうところが、“お宝な高幡不動”の所以です。
相模原線の車両基地がある若葉台では、こうはいきません。

さて7月11日、先日の土曜日は、こんなカットをゲットしました。
160-3 6867+6417  高幡不動 22.7.10.JPG
  ▽ 夕暮れの中、回送出庫準備の6867+6417 
                          高幡不動 22.7.11 ▽

160-4 6417+6867 高幡不動 22.7.10.JPG
  ▽ 2両編成の6000系6714+6867が、
          上り5番線を回送準備で下り方向に走行する珍しい光景です
                           高幡不動  22.7.11 ▽

160-5 夕日の高幡不動駅 22.7.11.JPG
  ▽ 引き上げ線に入った6417F  
      強い夕陽が構内を照らします  高幡不動 22.7.11 ▽


☆これまでの1年に、こんな写真もゲットしました☆
24-1 7875 高幡不動.JPG
  ▽ 7875Fが先頭で、8両編成を引き連れて…
    いつもとは逆の組成です。前面のスカートも付いていません 
    7000系2両編成のスカート無し下り先頭車の光景は、
    なかなか拝むことはできません。
    しかも後ろに僚友を引き連れた、貴重な光景です  21.6.5 ▽

55-9 幌付き6724.JPG
  ▽ いつもは10編成の中間にいた6724号
     普段は見られない幌付きの顔を披露した時に撮影した
     超ラッキーなカットとなりました           22.4.9 ▽

55-3 現存する5扉車6022.JPG
    ▽ 6000系5扉車、わずか4両のみ残る“絶滅寸前種” 
                              動物公園線専用の6022号21.7.23 ▽

64-7 7007 サイドビュー.JPG
    ▽ こちらは“お虫払い” とでも言うべき、風通しでしょうか…
                          7007号 21.5.11 ▽ 

64-4 7874 7710 高幡不動.JPG
   ▽ 午前中は、下り本線での10両から8両編成への解放光景が
    目の前で楽しめます。
    乗客を載せたまま、高幡不動止まりの後ろ2両を解放し、
    手前の8両編成はそのまま高尾山口へと向かいます 
                                                           22.10.13  ▽

55-1ありしびの66023+24 高幡不動  .JPG
  ▽ 6024+6023Fの10両編成 昨年9月に突然廃車となりました
    構内入れ替え中の何気ない撮影も、いまでは貴重なカットに
                                            21.4.3 ▽

60-1 夏日の中の6000系2連6416.JPG
  ▽ 初夏の休日 ポツンとひとりでお昼寝中の6000系2両編成
                                  22.7.10 ▽

60-4   僚友に囲まれた6000系2両編成.JPG
  ▽ 最近は上り本線脇がお昼ねの定位置
       この位置に来てからは、いつも賑やかです 21.8.23 ▽

67-1 草ぼうぼうの留置線 高幡不動構内 21.10.9.jpg
  ▽ こんな光景の時もありました。雑草の手入れは大変です
                                 21.10.9 ▽

143-1 高幡不動で肩を並べる6416・9732 22.5.8.JPG
  ▽ 6000系登場時のオリジナルカラーに身をまとった6416F
         高幡不動留置線に彩りが加わりました。 22.5.8 ▽

143-2 本線に移動の6416F 22.5.8.JPG
  ▽ 上り回送列車となるため、本線に入る渡り線を通過中
        アイボリーホワイトが夕暮れに光ります  22.5.8 ▽

わずか1年たらずで、このように様々な“お宝カット”を撮影することが出来ました。
写真は1枚を除いて、すべて携帯電話カメラで、通勤や買い物の途中に撮影したものです。
お時間のある時に、いちど“高幡不動散歩”をしてみてはいかがでしょうか。
平日の午前などが、意外と狙い目です。

posted by 特急高尾号 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

No159 京王線 8705号の賑やかな車内は見納め?

京王線の8000系8705号と聞いて…、すぐにピンと来る方は、沿線の熱心な利用者ファンか、または“肝いりの京王電車ファン”、と言ったところでしょうか。

159-1 8705車内天井方向 21.5.jpg

まるで“ちんどんやさん”のような、賑やかな8705号の車内です。

159-2 8705吊り手支柱の紅白注意仕様 20.4.jpg

吊り手の支柱が低く、頭がぶつからないように、紅白の注意シールが巻きつけられています。

159-3 8705の低いつり手支柱 22.4.jpg

ドア部分と、座席部分の吊り手支柱、吊り手の高さの違いが一目瞭然。
支柱の高低差は15センチ位はあるでしょうか。
在来の8000系は、ドア部分の高さで統一されており、この高低差はありません。
座席に座っていても、吊り手の輪に手が届く驚きの低さです。

159-4 8705の座席 22.4.jpg

目を下げて、こちらは座席シートです。
ドアとドアの間は7人がけのところは他の8000系と同じですが、座席のモケットが7人分連続の1本の作りではなく、ご覧のように3人と4人分に2分された造作となっているところが、一般の8000系とは異なります。座り心地も異なります。

在来8000系は座面も背中面もやや硬いバケットシートですが、こちらは芯の無い柔らかい作りとなっています。いつもの8000系の硬いシートのつもりで勢いよく座ると、お尻がふぁっと沈み込む柔らかさに、「あれっ」と違和感を感じるほどです。

159-5 握り棒が多い8705の車内 22.4.jpg

今度は目を車内全体に転じると…

159-6 握り棒の多い8705の車内 22.4.jpg

とにかくシート前にある握り棒の多さに驚かされます。
通常は7人掛けのシート間に1本の握り棒ですが、8705は倍の2本あります。
その為、ご覧のように車内見付けは握り棒だらけです。

159-7 8705号の外観には注意喚起の表示が…22.4.jpg

ドアの両側、ドア上部には、吊り手等が低い為、頭上にご注意ください…との注意喚起が貼られています。

159-8 ドアの上には頭上注意の喚起 21.5.jpg

159-9 ドア脇にも注意喚起 21.5.jpg

159-10 8705号外観.jpg

とにかくイレギュラーだらけの8705号車ですが、もうお分かりのようにこの8705号車は、1000系20番代や9000系30番代以降の新車で採用されている、荷だな、吊り手、握り棒等の車内施設バリアフリー化の実証試験のタネ車としての役割りを担ったものと、容易に推察できます。

1000系や9000系の最新車は、荷だなや吊り手が低く、高齢者やシルバーシート利用者のみならず、健常者においても利用しやすい形態となっているのは、実は8705車の存在があればこそ…だったわけです。

少々“脱線”しますが、荷だなや吊り手位置の改善など、高齢者やシルバーシート利用者向けだけでなく、すべての利用客に対したバリアフリー化を推進していることについて、京王の広報は重きを置いていないことに、利用者としては多少の疑問すら感じています。

159-11 8705号外観 高幡不動 21.5.jpg
  ▽ 8705号ほか 8005F     高幡不動 ▽

それはともかく8000系は、先月から8001F以降、順次定期検査入場が続いています。8003Fがすでに検査を終えて出場、8005Fも間もなく入場となる予定です。
車内施設のバリアフリー化がすでに次々と登場する新車で実現されたことを見れば、8705号のお役目はジ・エンドというところでしょうか。
賑やかな車内光景は、そろそろ見納めの時期かも知れません。

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2010年07月03日

No158 “平日ならではの成果”

158-1 試運転の9007F 京王多摩センター駅 22.7.2.jpg
  ▽ 9007Fの「試運転」 列車表示           22.7.2 ▽

「試運転」「Test Run」の列車種別表示が何とも新鮮です。

きょうの午後2時過ぎ、京王多摩センター駅で下り列車を待っていると、9007Fの「試運転」列車が若葉台方面からやってきました。
休日には「試運転」列車は運転されないでしょうから、平日のみ撮影可能な“特権列車”とでも言えるかもしれません。

京王線も井の頭線も、昨年度までは9000系や1000系の新車増備で頻繁に「試運転」列車が走っていましたが、新車増備も一段落、現在は検査出場等での「試運転」が中心となっています。

158-2 試運転の9007F 京王多摩センター 22.7.2.jpg
  ▽ 京王多摩センター駅を発車する「試運転」列車の9007F 
                                  22.7.2 ▽

「回送」よりも「試運転」の方が、なにかワクワクしますね。
鉄製などのプレートで種別を表していた時代は、「臨時」や「荷物」、「準急」といった種別もありましたが、これらはすでに過去のものとなっていることは、皆様ご存知の通りです。



posted by 特急高尾号 at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする