2010年08月31日

No177 スカートのない8000系

8000系10両編成に組み込まれている中間先頭車の中に、スカートがとり外された車両が出始めています。

177-1 スカートのない8807 府中.JPG
  ▽ 前面スカートが取り外されている8607       府中 22.8.22 ▽

177-2 スカートのない8804 高幡不動 22.8.25.JPG
  ▽ 前面スカートが取り外されている8604    高幡不動 22.8.25 ▽

スカートが取り外されているのは、8000系6+4の10両編成の中、運転室正面が新宿方を向いている中間4号車の8600形で、8603、8604、8607の3両を確認しています。
すべての編成を確認したわけではありませんが、少なくとも3両も存在しています。

このところ京王の車両は、7000系8両編成車を分散して新10両編成車を組成するなど、これまでにない動向が始まっていますが、この8000系のスカート取り外しも、そうした新たな8000系組成の見直しの伏線でしょうか。

いずれにしても、6000系の廃車だけでなく、7000系、8000系も注意深く観察する必要があり、いよいよ目が離せませんね。


(この記事は、「3VF」さんからいただいたコメントをもとに取材しました。)

なお8607は、その後の検査出場時から、再びスカートを取り付けています。

posted by 特急高尾号 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

No176 “レインボーカラー”ベージュ色消滅

井の頭線“レインボーカラー”の中、唯一残っていた1006Fのベージュ色がこのほどオレンジベージュに衣替えし、ベージュ色はついに消滅しました。

176-1 1006F 渋谷 22.8.23.JPG
  ▽ ベージュからオレンジベージュに衣替えした1006F
                                                       渋谷 22.8.23 ▽

176-2 1006号 渋谷 22.8.23.JPG
  ▽ 2代目色の「オレンジベージュ」をまとう1006   渋谷 22.8.23 ▽


昨年の夏、新車の1027Fが、順番ではベージュ色で登場すべきところ、突然、新色のオレンジベージュで登場し、ファンを驚かせたことはまだ記憶に新しいところです。
このため、井の頭線の“レインボーカラー”は、7色ならぬ8色の“変則運用”となっていました。

その後、残るベージュ色2編成は検査時にオレンジベージュに変更されることになり、まず1013Fが今年4月、そして唯一残っていた1006Fも、今月20日の検査出場でオレンジベージュに衣替えしたものです。

176-4 ベージュ時代の1013F 明大前 21.7.JPG
   ▽ ベージュ色時代の1013F              明大前 21.7 ▽

176-3 ベージュ色時代の1006F 永福町 21.5.JPG
  ▽ ベージュ色時代の1006F                永福町 21.5 ▽

ベージュ色は、3000系3006Fが東京オリンピックが開催された昭和39年に初めて登場。それから起算すると実に46年間に亘って井の頭線を彩ったのですが、ついに見納めとなりました。
またベージュ色の消滅により、井の頭線の“レインボーカラー”は8色の変則運用が終了し、再び虹の名の通り、7色で沿線風景に溶け込むことになりました。

176-5 明大前 1027Fと紫陽花 21.6.JPG
  ▽ すっかり沿線風景に溶け込んだオレンジベージュ色編成
                           1027F  明大前 21.6 ▽

176-6 1027F 神泉 21.9.JPG
  ▽ オレンジベージュの存在感  1027F        神泉 21.9 ▽

(参考)
昨年のオレンジベージュ登場時、京王は“レインボーカラー”の呼称を以下の通りに変更、前面と側面でも異なる呼称としています。

・車体前面色は
  ▽ブルーグリーン
  ▽アイボリーホワイト
  ▽サーモンピンク
  ▽ライトグリーン
  ▽バイオレット
  ▽オレンジベージュ
  ▽ライトブルー

・車体側面のラインカラーは
  ▽グリニッシュブルー
  ▽キャメルブラウン
  ▽チェリーピンク
  ▽オリーブグリーン
  ▽ジェンシャンパープル
  ▽パーシモンオレンジ
  ▽マリンブルー
となっています。


posted by 特急高尾号 at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

No175 6017F “帰らぬ旅”へ

ついにというか、とうとう、本日8月22日午前、6017Fが若葉台へ回送されました。
乗務していた車掌さんによると「廃車される」との事でした。
そして回送は、何と6017F+7423Fという、驚きの編成で高幡不動→調布→若葉台へと行われました。

175-1 6717 高幡不動 22.8.22.jpg
 ▽ 67171ほか 6017F編成 高幡不動5番ホーム 22.8.22 ▽

午前10時半過ぎ、若葉台へ向けていよいよ旅立ち直前の6017Fです。
ふだんは前に6412Fを連結した10両編成でしたから、6717が先頭に出ることは久しぶりです。というよりは、もうこれで最後です。

175-2 6017F+7423F 府中.JPG

府中駅に進入する6017F。京王本線を走るのも、これが最後です。
晴天に恵まれ、アイボリーホワイトが輝いています。

そして後ろには、何と…。

175-3 6767+7423F 府中 22.8.22.JPG

7000系2両編成を伴った10両編成でした。
6017F+7423Fという、前代未聞の編成です。
調布から先は相模原線を走る為、ATC搭載車が必要な為の処置です。

175-4 7423F+6017F 府中 22.8.22.JPG

この編成に、ファンも盛んにシャッターを切っていました。
7873号は、スカート(排障器)もつけていません。
府中駅を発車する光景は、大変貴重なカットとなりました。

175-5 6017F+7423 調布 22.8.22.JPG

飛田給で準特急を待避。
11時にはいよいよ調布駅に姿を現しました。
前照灯の明かりが印象的です。

175-12 調布駅に侵入する6017F 22.8.22.jpg

ここで折り返して相模原線に入り、“臨終”となる若葉台へと向かうことになります。

175-6 6423+6767 調布進入 22.8.22.jpg
  6767のプレートが、眼に焼きつきます。

175-7 6017F 調布 22.8.22.jpg
   ▽ 工事中の調布駅4番線ホームに入った6017F
                 ホーム行先案内には「回送」の表示が… ▽ 

175-8 回送幕 6767号 22.8.22.jpg

  車両の方向幕も、最後は「回送」と白幕でした。

175-9 相模原線に入る6017F 調布 22.8.22.jpg

そして11時10分過ぎ、本線で下り方向に方向転換。
いよいよATC付きの7423Fを先頭に相模原線へ。

175-10 帰らぬたびへ  6017F 調布 22.8.22.jpg
 ▽ 調布駅を後に相模原線へ 6017F+7423F   22.8.22 ▽

175-11 相模原線に入った6017F 調布 22.8.22.jpg

京王線に別れを告げ、“帰らぬ旅” 若葉台へ。
6000系8両編成は、この回送列車を最後に京王線から消滅しました。


6017Fは当初、今年2月に廃車が予定され、2月下旬には特急「高尾」のヘッドマークを取り付けた「お別れ運転」を行うと、京王ホームページで広報されました。

しかし突然のハプニングが-。
2月12日、9004Fの高幡不動での脱線事故で「お別れ運転」は中止になったものの、6017Fは奇跡的に延命に。
それまでは各停中心の運用が、延命後は6412Fと組んで事実上の10両固定編成化、薫風の時期を中心に高尾準特急として一日中活躍の姿を見せるなど、半年の延命期間中、それこそ有終の美を飾りました。

最近の“踏み切り事故”の多発、それに伴う「夏季安全運転推進月間」の延長中などもあってか、きょうの最終運転は事前広報やイベント、ヘッドマークの取り付けなどは一切なく、粛々と回送運転されました。

昭和47年に登場した6000系は京王初の20メートル両開き4扉車。昭和40年代からの大量輸送時代を支えると共に、3+5の8両編成で高尾山口・京王八王子行きの分割運転で行楽特急として大活躍、また1981年からは増結2両編成車を登場させ10両運転を実現するなど、まさに昭和から平成の京王の大黒柱として、300両を超す大世帯が大きな役割りを果たしてきました。

その6000系も、今回の6017Fの廃車後は、動物園線専用の6022F、競馬場線用の6416F、6417F、それに京王線用の6411F、6412Fと、残すところ僅か12両のみとなりました。

最後の僚友の活躍まで、熱く見守り続けたいと思います。

posted by 特急高尾号 at 17:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

No174 京王シンボル アイボリーホワイトもあとわずか

京王電車といえば「アイボリーホワイト」。
多くの沿線利用者に親しまれてきた「アイボリーホワイト」も、6000系の廃車とともに、まもなくその姿を消す運命にあります。

174-1 6000系ラインカラー 22.1.JPG
 ▽ 「アイボリーホワイト」に2本のコーポレートカラーが美しい ▽

京王のコーポレートカラーは、「京王ブルー」と「京王レッド」ですが、それを凌駕して「アイボリーホワイト」の印象が強いのは、やはり昭和38年、5000系の登場とともに衝撃的ともいえる近代的イメージ、優雅さを京王電車にもたらした功績、インパクトがあまりにも強かった故でしょうか。

何しろ「アイボリーホワイト」は、それまでの“電圧600V 京王電軌時代”から、“1500V 京王帝都電鉄時代”への、大きな飛躍・発展の象徴でした。

174-2 6000系ラインカラー 22.1.JPG

174-3 6017F 22.8.JPG
  ▽ 「アイボリーホワイト」最後の8両編成 6017F   22.1 ▽

京王を象徴するこの色模様も、いよいよ終焉の時期が近づいてきました。
「アイボリーホワイト」を身にまとう6000系は残すところあと20両。今年度中の廃車ですから、あと半年の余命。唯一の8両編成である6017Fも、まもなく廃車との情報も取り沙汰されています。

174-4 9730と並ぶ6412 北野 22.8.6.JPG
  ▽ 元祖アイボリーホワイトの雰囲気を今に伝える6000系
     そのアイボリーの世界を継承する9000系  北野 22.8.6 ▽

昭和38年から47年間、発展を続ける京王を象徴してきた「アイボリーホワイト」。
その優雅さは9000系正面に引き継がれていますが、元祖スタイルとの対面は、それこそ今のうちです。


posted by 特急高尾号 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

No173 吉祥寺駅の耐震補強工事

今回は、井の頭線吉祥寺駅で行われている耐震補強工事のお話です。

173-2 工事中の吉祥寺駅.JPG
  ▽ 耐震補強工事中の吉祥寺駅 1番線に入線 
                  2番線ホームは使用中止中   22.8.1▽

173-1 工事中の吉祥寺駅 22.8.1.JPG
   ▽ 耐震補強工事中の吉祥寺駅全景             22.8.1 ▽

ご存知のように、井の頭線吉祥寺駅では、大規模地震に備えて高架橋を架け替える耐震補強工事が行われています。比較的混雑の少ない夏休みの8月一杯、毎年2面あるホームのうち1線を工事で終日使用し、吉祥寺駅はホームが1面のみの使用となります。
またこの工事に合わせ、ホームや駅舎のリニューアルも行われています。
完成は今年度と言うことです。

173-7 工事が進む吉祥寺駅.JPG

実際に吉祥寺駅を訪れてみると、想像以上の大工事です。

173-3 特別ダイヤを知らせるポスター.JPG

173-4 工事を知らせるポスター.JPG

173-5 工事を知らせるポスター.JPG

173-6 工事を知らせる発車案内器.JPG

ホーム1面を使用中止とし、片側1面のみでの運転となるための期間限定の特別ダイヤを知らせるポスター、表示類です。
8月末までに期間を2つに区切り、それぞれ1番線、2番線のみを交代で片面使用する特殊運用となります。

173-8 次の列車が入場待ちの状態.JPG

そのため朝夕のラッシュ時は言うに及ばず、日中でも1時間に15本の運転があるホーム1面運転は、至難の業を極めています。
後続電車がホームに入れず、手前で“待ちの状態”となるのも日常茶飯事。お盆期間までの間は、井の頭線は早朝と深夜を除いて一日中3〜5分前後の遅延状態が続いていました。(お盆休みの間は比較的順調でした。)

車内放送では遅延状況を単に「途中駅の混雑の為…」と放送していますが、この点だけは関心しません。
明大前から乗車する京王線からの流入利用客からは、「最近、井の頭線はよく遅れるな」との声をよく聞きます。駅の告知ポスターはご覧のように工事現場の図面のようですし、各駅のホームには完成予想図のようなビジュアルなものは貼られていません。
ようするに吉祥寺駅を利用しない大半の利用客にとっては、吉祥寺駅耐震工事によるホーム1面運用と列車の遅延状態の関係が理解できないというのが現状なのです。
お盆休みが終わる今週中頃から、再びこうした状況が始まると思われます。

173-9 工事中の吉祥寺駅 2番ホーム.JPG
  ▽ 使用が中止されていた2番ホーム            222.8.1 ▽

173-10 工事中の吉祥寺駅.JPG

京王ニュース7月号で周知されたとはいうものの、もう少し日常的に、利用客に見える形、なるほどと分かる形での広報が必要ですね。

posted by 特急高尾号 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

No172 8705号復帰 さて車内は…

あの8705号が検査を終えて出場しました。

172-1 8705号 明大前 22.8.13.JPG
 ▽ 検査出場し運用に着いた8705号 明大前 22.8.13 ▽ 

159-1 8705車内天井方向 21.5.jpg
  ▽ 検査入場する前の8705号車内      21.5 ▽

低い位置のつり手やシート間の握り棒が2本設置されるなど、バリアフリー化の検証車両となった8705号は、ご覧のように低いつり手がぶつからないよう赤白の注意喚起テープが張られた賑やかな車内(当ブログ159で詳報)でしたが、このほど検査出場し運用に戻りました。

その8705号に、きょう13日、対面しました。
車内はと言いますと、赤白のテープはすべて取り払われていましたが、シート間の2本の握り棒はそのまま残置されていました。また低位置だった吊り手は一般8000系と同様に戻されていました。

タッチの差で乗車できませんでした。
他の8000系と異なるシート材質や3人、4人掛けとなっていた点はどうであったかなど、詳細は確認できませんでした。車体外側、ドア周辺に張られていた注意喚起の表示は取り払われていました。
皆さんも8705号を実際にゲットし、車内を確かめてみてください。
4人掛けの車体端部のシルバーシートにも、中央に握り棒が残置しているものと思われます。
posted by 特急高尾号 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月13日

No171 センスが磨かれた車内ポスター

京王の車内ポスターに、変化が見られます。

170-1 旧来スタイルのポスター.JPG
  ▽ 従来型の車内中吊りポスター                        22.7 ▽

こちらは文字中心の、いつもの従来スタイル。
社員募集時によく見られるものです。

ところで今回の内容ですが、「インターンシップの募集」とあり、京王がインターンシップをこういう形で募集する時代になったのか…と関心したことでした。
170-2 ビジュアル化したポスター.JPG
  ▽ 正社員募集のビジュアルポスター             22.7 ▽

さてその隣に、あっと驚くご覧のポスター。
正社員募集のものです。
はっきり言って、私は驚きました。いつもなら、正社員募集も文字が中心のレイアウトですが、今回はいつものスタイルから大きく脱皮し、デザイン重視、かつビジュアル化しているではないですか。
なかなかやるな…と思いました。


その隣には、こんなポスターも。
170-3 センスが磨かれたポスター.JPG
  ▽ グラフィック性に優れた行楽施設の集客ポスター     22.7 ▽
 
“夜の多摩動物公園”集客のものですが、センスも良く、かつ楽しく仕上がっていますね。

車内ポスターはその内容によって、担当の部署も異なるのかもしれませんが、互いに競い合い、楽しい車内に一役買う事は大歓迎ですね。

*ポスターは7月に撮影。現在は正社員募集のもののみが掲出されています。



posted by 特急高尾号 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月12日

No170 運用復帰の9004Fをゲット

今年2月12日早朝、高幡不動駅構内で出庫の途中に脱線、その後運用から外れていた9004Fが、およそ半年ぶりに今月4日、運用復帰しました。

170-1 9004F 運用復帰 聖跡桜ヶ丘 22.8.11.jpg
 ▽ 運用復帰を果たした9004F    聖蹟桜ヶ丘   22.8.11 ▽

11日の夕方、聖蹟桜ヶ丘でやっと対面することが出来ました。
しかも上り方向にすでに発車しているところでした。
急遽1枚だけ撮影できたものですが、外見上は何の変化も見られませんでした。すぐに足回り、特に台車を中心に見たのですが、残念ながら全車両の詳細は分かりませんでした。

もとよりポイントでの脱線事故でしたが、その原因はいったい何だったのでしょうか。

原因が公表されない中での9004Fの運用復帰ということは、9000系の台車等に欠陥があったなどということではなさそうですが、そうであれば運用復帰までに随分と時間がかかりましたね。
検分や原因究明のために、現状での長期保管ということだったのでしょうか。

ところで6017Fは、昨日も今日11日も、夕方は高幡不動の屋根付き格納線内に留置されている姿を確認しました。今後の動静が気になるところです。


posted by 特急高尾号 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月11日

No169 「安全の確保」を目指して


京王線、井の頭線を毎日利用する一利用者の立場として−。

169-1 発刊された広報誌 22.8.10.JPG
   ▽ 10日から各駅で配布が始まった「To be Your Best」▽

169-2 広報誌の内容一部 22.8.10.JPG
  ▽ 過去3年間の鉄道事業の取り組みが紹介されている ▽

京王の企業理念は、「信頼のトップブランド」。

「鉄道事業においては『安全の確保』が最重要課題」。
10日から各駅で配布を始めた「To be Your Best  あなたにとっていちばんの電車になるために」と題した鉄道事業の取り組みを紹介した小冊子は、巻頭の「あいさつ」でこう述べています。

 

冊子は過去3年間の鉄道事業の取り組みを紹介する総集編として発刊されたものですが、その京王の「安全の確保」が、いま揺らいでいる事実は皆様ご存知の通りです。

冊子の内容や仕上がりがとても素晴らしいだけに、なんとも残念な姿として映ります。


 
京王の安全管理、取り組みは、現在どのように行われているのでしょうか。
6、7、8月と3カ月連続、遮断棒が降りていない踏み切りを電車が通過。そのうち2件は運転士の安全確保システムの使用失念、1件は夜間作業後に踏切装置の電源を誤って「切」にしたという、いずれも安全に対する基本動作が出来ていないことが原因でした。8月6日の事故は、7月の事故に鑑み「緊急特別点検」期間として再発防止に取り組んでいる最中に発生したものでした

私は事故発生時の京王の利用者に対する説明に、改善の余地があると思います。
一連の事故は、電車や踏み切り利用者の安全に直結するため、度々メディアで報道され、その事実は沿線利用者の多くが知るところとなりましたが、京王はパソコンを介したホームページのみで「御詫び」と原因、対策の公表を行いましたが、すべての利用客の目に留まる形、例えば駅でのポスター掲出等での説明は行いませんでした。
                                      
そこへ、今回の駅頭での冊子の配布です。                         一連の事故に対する再発防止策などについては触れられていません。そのため冊子を手に取り、違和感を感じた利用者は少なくないと思います。
7月の事故の段階で、事故の概要を駅貼りポスターで公表し、「緊急事態」の認識とともに「再発防止」を利用客に宣言するというプロセスがあれば、現場の緊張感は異なったものになっていたはずです。
                                      立派な冊子の発行は、いま利用客が京王に求めている情報とは何か−、そのことに応える術は何かという点について、皮肉にも課題を顕在化させた効用があったかもしれません。

169-3 8月に入っても掲出のスローガン 高幡不動22.8.1.JPG
  ▽ 8月に入っても「安全輸送推進運動」を継続中 
                     高幡不動 22.8.1 ▽

今回の一連の事故は、「安全の確保が最重要課題」としている中での出来事でした。
今年度完成するATC化で保安設備は格段に向上しますが、いま最も必要なことは、「信頼のトップブランド」の名に相応しい「安全確保」に対する緊張感を一人ひとりが自覚すること、そして「緊急事態」の中で再発防止に向けたどのような取り組みが行われているのか、その具体的な内容を利用客に見える形で示しつつ、信頼を回復していくことではないでしょうか。

「安心、安全な京王電車」となるよう、利用者の一人として、心から期待しています。

posted by 特急高尾号 at 23:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月06日

No168 “お相手がかわったの”? 6412+9001Fの準特急

6000系+9000系の編成にも変化!と言う出来事が、続いています。

168-1 6412F+9001F 北野 22.8.6.JPG
 ▽ 6412F+9001Fの準特急  北野 22.8.6 AM8:50 ▽

けさの6000系+9000系編成は、これまで事実上の固定編成であった6411F+9001Fから、なんと6017Fのお相手6412Fが充当され、6412F+9001F編成となっていました。

昨夜9時すぎには6411F+6017F編成を高幡不動で現認していますので、固定編成化されていた2つの編成の、6000系2両編成6411Fと6412Fを入れ替えた形です。
どうしてこのような形になったかは知る由もありませんが、9004Fの復帰や7000系2両+9000系8両の運転開始など、トータルな車両運用の中でのことでしょうか。

6411F+6017F編成の方は確認していませんが、ますます目が離せません。
(私はこれから3日間、東京を離れるので、週明けが楽しみです。)

168-2 9001F+6412F 北野 22.8.6.jpg
 ▽ 9701から6862+6412を望む 北野 22.8.6 AM8:40 ▽

168-3 6862+9701 北野 22.8.6.jpg
      ▽ 6862+9701             北野 22.8.6 AM8:40 ▽

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2010年08月05日

No167  最新車両動向


ここにきて、京王線の車両運用、動向に変化が見られます。

ネットで流通している情報を総合すると、
・9004Fは8月4日、運用復帰
 8月5日には6411F+9004Fの運用が見られる

・7000系2両編成+9000系8両の運用が現れる
 多い時には、1日2編成登場

・7000系の編成替え工事の実施
 7011Fをタネ車に他編成の10両化
 7711号車を7811号車へ改番

などです。

私自身は全てを現認していませんが、動きが急、かつ写真付きで報告されていますので、あえて紹介させていただきました。

なお、私自身は、本日5日、21時過ぎに、なんと6411Fと6017Fが手を繋いだ10両編成を高幡不動で現認しました。
あすはこの編成で登場するのでしょうか。6412Fはどうしたのでしょうか。

いろいろと動きが急で、目が離せませんね。

posted by 特急高尾号 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月04日

No166 7000系に変化 最近の車両動向から

166-1 京王電車揃い踏み.JPG
  ▽ 京王電車の揃い踏み     高幡不動  22.7 ▽

現在の京王線、井の頭線の車両動向と言えば、
▽京王線6000系現役車の廃車時期、
▽それに伴う車両運用の見直しと他形式の変動、
▽今年2月に高幡不動駅構内で脱線した9004Fの復帰動向
▽8705車のバリアフリー実験車内の復元時期
▽井の頭線3000系の動向
などが中心ですね。

166-2 6411+9001F 北野 22.4.17.JPG
  ▽ 夕暮れ  6411+9001Fの準特急   北野 22.4 ▽

6000系では、
・6411Fが9001Fと相手を組み、平日は朝の準特急、急行、各停等の運用についています。面白いことに、時々9000系のお相手が変わることがあります。
5月頃までは、土日の高尾準特急に入ることもしばしばでしたが、最近はこの運用はあまり見受けなくなりました。

166-3 6412F+6017F めじろ台 22.4.JPG
  ▽ 薫風の中 6412F+6017Fの10両編成が行く 
                                              めじろ台 22.4 ▽

・6412F+6017Fも5月末までは決まったように土日の高尾準特急に終日充当されていましたが、最近は平日午前中心の運用が多く、高幡不動でのお昼寝が多くなっています。

166-4 6416 22.3 多摩動物公園.JPG
   ▽「京王れーるランド10周年」イベントで活躍の6416F 
                多摩動物公園  22.3 ▽

・単独で運用の2両編成の6416F、6417Fは、競馬場線専用です。
平日はどちらかが競馬場線に出向き、、一方は高幡不動等でお昼寝というパターン。土日祝日はどちらも完全休業という、恵まれた存在です。

ことし3月に行われた「京王れーるランド10周年」イベントでは、6000系オリジナル塗装の6416Fが、特急「高尾」をはじめ数々のヘッドマークを掲出して大活躍。まるで引退興行のような賑わいでした。

166-5 動物公園線専用の6022F 高幡不動 22.3.jpg
 ▽ 昼下がり 動物公園線のひっそりとしたホーム 
                                             高幡不動 22.3 ▽

・動物園線専用の6022Fは、1年365日、原則休みなしの皆勤賞。
検査等の時間を除けば、始発から最終列車まで、僅か一駅間ですが、時計の針のように行ったりきたりと、規則正しく働いています。

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  ▽ 高尾線を行く7000系 一部に、組成変更の動向が…▽

さて先月末からプログの情報等で、7000系の一部編成での組成変更が伝えられています。7000系の1編成が組成をバラバラにされ、新たな7000系10両編成が組成されるというものです。
6+4編成や10両固定編成化などの情報もありますが、若葉台で施工が行われており、工事中の写真もネットにアップされていますので、まもなく実車の姿が見られそうです。
また今月から、7000系2連+9000系8連の10両編成の運転が、ついにと言うか、いよいよ登場しました。

一連のこの動きは、いよいよ京王線の車両運用見直しのスタートと見るべきでしょうか。6000系の廃車の前に、7000系の変動があるとは…。
6000系の廃車は寂しい限りですが、7000系や9000系の共通運用とも思えるこうした動向は、京王の新たな車両運用のスタートでもあり、趣味的には大変楽しみな段階に入ったという事ですね。


次に9004Fですが、脱線事故以来お蔵入りであり、今後の推移を見守ることになります。ところで事故の原因究明はどうなったのでしょうか。気になるところです。
 *追記:8月4日復帰し、運用についたと言うことです。

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  ▽ バリアフリーの実験車内となっている8705号車内 ▽

8705号車は、つり手を極端に下げたり、シート間に握り棒を2本用意するなどのバリアフリー対策の実験車内になっていましたが、先月から行われている定期検査の出場後、一般仕様に戻っている可能性があります。間もなく判明しますね。

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  ▽ 最近、再び活躍の場が減少している3000系 
             3028F 明大前 22.3 ▽

井の頭線の3000系は、現在予備として3028F、3029Fの2編成が在籍しています。というよりは、予備車として生き延びていると言った方が、正確かもしれません。そのためふだんは、富士見ヶ丘でいつもお昼寝の人生でした。

ところが今年1月中旬から、大異変が起きました。突然土日も含めて毎日1〜2編成が必ず急行運用に入るという、まさにファン向けのような、それまでの休眠状態を見れば信じられないような運用となり、ファンを驚かせました。しかし最近は再び走行シーンが減っています。
こちらのほうも、井の頭線のATC化までの命です。


京王電車の車両動向−。
直近では7000系の組成変更がどのような姿になるのか、6000系の廃車が始まるのかどうか、また7000系2両編成車の活用などなど、トータルとしてどのような見直しが行われるのでしょうか。

いずれにしても22年度中のATCの運用開始、それに伴う6000系の廃止−。このシナリオは京王のホームページですでに公表されていますので、京王ファンとしては刻一刻と迫る最終ステージに向け、その動向、車両運用がますます気になりますね。


posted by 特急高尾号 at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする