2010年10月31日

No192 “馬が走る 電車が走る”…

きょうは競馬の「第142回天皇賞」の日。
東京府中市にある「東京競馬場」には、多くのファンが詰め掛けました。
この東京競馬場でレースが開催される時、競馬場線の府中競馬正門前駅から京王線直通の臨時上り「競馬急行」が運転されます。(当ブログNo140でご紹介しました。)

192-1 競馬急行が入線 22.10.31.jpg
  ▽「競馬急行」が入線 行先は「新線新宿」  
             府中競馬正門前 212.10.31 ▽

というわけで、「競馬急行」はきょうも運転されました。
15時52分から17時12分まで、次から次へと10分間隔で、合計9本の「競馬急行」が、京王線新宿と新線新宿に向けて交互に“疾走”します。

192-2 8000系の競馬急行も登場.jpg
  ▽ 8000系も登場 次々と回送でやって来ます
              府中競馬正門前 212.10.31 ▽

東京競馬場でのレース開催は、このあと11月末まで、土曜、日曜に毎週続きます。
つまり今の時期、春・秋の年2回ある「競馬急行」運転のゴールデンタイム、撮影のお薦め期間なのです。
きょうも府中競馬正門前駅には、何人かのファンの方がカメラを構えていました。

192-3 競馬急行8014F+8214F.jpg
  ▽ 夕暮れの府中競馬正門前駅 発車を待つ競馬急行
           8014F+8214F 府中競馬正門前駅 ▽

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    ▽ 8564の姿も…       府中競馬正門前駅 ▽

運転も、東府中からは「競馬急行」が先行の準特急を追いかける続行運転、調布からは相模原線の急行又は快速が間に入り、桜上水までは準特急、急行・または快速、そして「競馬急行」が続き、優等列車3本の続行運転となります。見ていてもぞくぞくする、とても楽しい雰囲気です。
また最近は大レースなど、人出の多い時は、「競馬急行」に加え、飛田給や東府中行きの普通列車も増発されるなど、運転、車両運用ともに、まるでファン向けのような運転光景が楽しめます。

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 ▽ 構内にある特製の大型時刻表  府中競馬正門前駅 ▽

192-6 ホーム時刻表.jpg
▽ ホーム時刻表 右は平日、左が「競馬開催時刻」22.10.31
       緑色が「競馬急行」 10分間隔で発車することが分かる
       17時台の普通列車の増発は紙で貼られていた ▽

さてきょうは、定時の「競馬急行」の後に、東府中行きの各停が午後6時まで増発される予定でした。
ところが午後4時20分過ぎ、千歳烏山-仙川間で人身事故が発生。全線で一時運転見合わせとなり、府中競馬正門前駅午後4時42分発の「競馬急行」は約30分も発車出来ない状況となりました。
全線で大幅なダイヤの乱れとなり、その後の「競馬急行」は打ち止めとなったと思われます。

きょうの人身事故での遅れはともかく、「競馬急行」の運転は11月いっぱいの土日に続きます。いちど競馬場線を訪れてみてはいかがでしょうか。
撮影ついでに馬券を買うもよし、買わぬもよし、そればかりはあなた次第です(笑い)。
posted by 特急高尾号 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

No191 日本の私鉄「京王電鉄」を読んで


時あたかも「読書週間」です。
そこで今回は、昨年の夏に発刊された「日本の私鉄 京王電鉄」の書評をお届けします。
実は昨年8月に一度アップしたものですが、当ブログとお付き合eいただいたいる方々がずいぶんと増えましたので、一部改訂の上で再掲します。


【21年8月23日掲載  日本の私鉄「京王電鉄」を読んで】から

すでにお読みの方も多いと思いますが、毎日新聞社から「日本の私鉄 京王電鉄」が刊行されました。
シリーズ企画であり、第1回の西武鉄道に次いで、京王が2番めの登場です。
50-1 日本の私鉄 京王電鉄.JPG筆者は米系航空会社客室乗務員を経て、現在は鉄道航空アナリストと紹介されている広岡友紀氏です。
発刊元が新聞社とあって、本書は車両やダイヤなどの話だけにとどまらず、京王の沿革、経営、企業戦略、サービス論など、幅広い内容で構成されており、類書との違いを明確にしています。

内容の柱立ては、「京王電鉄のプロフィール」「京王電鉄路線ガイド」「京王電鉄の車両」「京王電鉄の歴史」「多摩ニュータウンと京王電鉄」「京王電鉄と観光開発」「保安度が高い京王電鉄」「京王電鉄−武蔵野グラフィティー」となっています。

この構成の並びはやや不自然のように感じるのですが、これは本書が学術的に記述されているのではなく、著者の自由なフィーリングに基づいているためとだと思われます。

50-2 日本の私鉄 京王電鉄.JPG
            ▽ 表紙を飾る9000系 ▽

さて前置きはこのくらいにして、本書の具体的な内容ですが、著者はまず、京王が本線複々線化などの大規模投資、先行投資を行ってこなかった事実を指摘した上で、京王は線路容量不足を除けば極めて堅実な経営に徹してきた事、車両や施設は民鉄トップクラス、ソフト面で乗客サービスが特に優れていることなどを列挙した上で、関東一スマートな民鉄、およそこの半世紀で最も変貌をとげた民鉄であると、京最大限に誉めたたえています。

その京王はかつて京王電気軌道、つまり路面電車をルーツとしており、東武や西武と五十歩百歩であったとし、(東武、西武ファンにしてみれば不快この上ないですが…=当ブログ筆者)、その京王がどうして新宿に超高層の京王プラザホテルを開業したのか、新宿西口の京王デパートと井の頭線のレインボーカラーが実は今流で言えばコラボレーションであったことの逸話など、京王が泥臭さからの脱出、払拭を命題に掲げ、実践してきた数々のエピソードを紹介しています。

また車両やホーム待合室の冷房化などについて、早期の取り組みを他社が時期尚早と決め込んでいたものの、結果として民鉄各社が追従せざるを得なくなり、よって京王は民鉄全体のサービスの底上げに貢献しているとし、「時代を先取りする民鉄」として高く評価しています。一方でルーツが軌道であるため駅間距離が短いことが災いし、普通列車の表定速度が遅く、そのため下り特急は“のこぎり特急だ”と嘆き、乗客は妥協するしかないと見解を述べています。

このほか、昭和19年の戦時体制化、陸上交通事業調整法の主旨により東急電鉄に合併されたとの説明が定説化されているが、正確に言うと強制的な国家権力を後ろ盾にした合併ではなかったと論を展開します。この項のタイトルは「井の頭線を得た幸運」、本文の中では“いわば漁夫の利を得た焼け太り”としてその経緯を詳細に説明しており、時代背景を知る貴重な内容となっています。

50-3 京王電鉄 裏表紙.JPG
さらに著者は多摩ニュータウンと相模原線の建設に多くの紙面をとり、大規模ニュータウン開発地の鉄道建設と行政のあり方について鋭く切り込み、時の行政の「官善民悪」施策を厳しく批判しています。
一方で自社開発のめじろ台住宅地のような超過利潤が期待されない、旨みのない相模原線の建設を京王はなぜ進めたのかと、読むものをぐいぐいひきつけながら筆を進めます。

著者は行政施策について造詣が深く、本書の大きな特色と骨格を成していると思います。

このほか企業イメージの巧みさ、手堅いホテル経営、行儀のいい不動産開発などなど、京王の全分野に手堅く論を進め、大きなリスクを背負うリゾート開発事業に手を染めなかった堅実性などが、今日の京王の安定的な経営基盤をもたらしていると、京王を高く評価しています。

バランスシートの良さ、等身大経営の堅実さが京王の特色であり、その総本山が電鉄事業であり、そうした視点で車両やサービス論を展開していることが、本書の特色です。

最後に車両についてですが、著者は京王の車両、特にデザインに対してはベタ誉めです。
5000系、6000系から9000系、1000系に至るまで、その特色や評価を実にきめ細かく記述しています。いわく6000系は鉄道ファンに粗製乱造とこき下ろされるものの実は5000系にはない独創性がある、7000系は機能美、特に側面が美しく優れたデザイン力、8000系はステンレスカーながら視覚を重視し、ドライに走らず温かみのある車両、9000系は5000系の血統を引き継いだ稀に見る名車とし、井の頭線の1000系も京阪や営団6000系の非対称スタイル等を上手く取り入れており、京王電鉄のデザイン力は関東大手民鉄のトップと、これまた高く評価しています。

また7000系では6連の8連化に際し、後から編入の新車もボディを古いコルゲーションスタイルで登場させて編成美を保ったこと、8000系では運転室後ろの仕切り壁に握り棒が無くて不便していること、3000系の全廃により京王から2ハンドル車がなくなることなど、著者は鉄道ファンでもあることが十二分に伺える記述が随所に見てとれて楽しくなります。

本書ではこの他、最後に京王の運行安全システムが民鉄としては驚異の昭和28年からの早期整備であり、かつ現在も他社を圧倒する高機能、かつ先進的であること、さらに著者のこだわりとも思える“京王の武蔵野”観がしっかりと綴られていきます。

50-4 日本の私鉄 裏表紙写真.JPG
             ▽ 裏表紙を飾る5000系 ▽

本書は鉄道ファンや沿線の一般利用者が、京王という企業の全貌や歴史を知る上でこの上もない格好の良書であることは間違いありません。
課題や問題提起を行う著作ではないので、全体としては京王の優れた点を紹介することに論点が置かれ、経営や車両のデザイン等については、少々誉め過ぎの感も否めません。

沿線に住み、毎日京王電車に乗っている利用者からすると、著者の指摘するダイヤの特性などの皮膚感覚はその通りですが、誉めた讃えた車両の外観デザインとはうって変わって車内仕様の平板さ、またダイヤが乱れた時の情報のオープン化や対応などについては、著者とは若干温度差を感じる方も、少なからずいると思われます。
しかし、それらを差し引いても、京王を理解する優れた良書である事は、言うまでもありません。

優れた著者が、京王に対する課題や進むべき方向性についてはどのような考えをお持ちなのか、ぜひとも続編を大いに期待するところです。

191-4 日本の私鉄「京王電鉄」.jpg

まだお読みでない方は、ぜひ一読をお薦めします。

鉄道趣味は、車両やダイヤの変化を調べたり、楽しむことが醍醐味で基本すが、その鉄道会社の沿革や経営、安全施策やサービスにまで視野を広げると、これまで以上にその鉄道が、つまり京王が好きになること、うけあいです。

今年は高幡不動での脱線事故に始まり、踏み切りでの遮断棒が下がっていない状況での過走事故の多発、運転士の基本動作失念など、京王の安全対策は黄色信号になっています。
本書が改訂を迎える場合には、こうした事実にも正面から踏み込み、十二分な考察が行われるよう期待するものです。

posted by 特急高尾号 at 14:49| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

No190 窓明かりをこぼして


闇間に、窓からの明かりをこぼしながら走る京王電車…。
天に昇る“銀河鉄道”のような雰囲気です。

184-1 光りをこぼして 22.5.JPG
 ▽ 窓明かりをこぼしながら… ありし日の6017F+6412F  22.5 ▽

ここは高尾線、めじろ台ー狭間間です。
前々回、No188でご紹介した、ススキと京王電車の写真と同じ場所です。
この区間は、もともと丘陵の沢部分で低い位置を走っており、左右は切り堀の法面となっています。そのため街頭の灯りに照らされることもありません。

窓からこぼれる明かりが、左右のグリーンベルトを幻想的に浮き上がらせます。
そしてこぼれる光りの帯は、列車とともに高尾の森に移動していきます。
なにか幼い頃に見た、ふるさとの夜汽車の世界のようです。

冬には、真っ赤に焼け染めた夕陽と富士山を背景に走ります。
四季折々、様々な世界が見られることも、京王線、高尾線の大きな魅力ですね。


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2010年10月17日

No189 7026F登場

7000系の組成組み換えにより誕生する7026F〜7029F10両貫通編成のうち、元7012Fに元7015Fの2両を組み込んで誕生した7026Fが、いよいよ16日(土)から営業運転に入りました。

189-1 7026F めじろ台 22.10.17.jpg
  ▽ 7026Fの各停北野行き 
        北野からは準特急新宿行きに  めじろ台 22.10.17  ▽

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 ▽ コルゲートボディーの10両貫通編成の誕生  7526ほか ▽

189-3 7726 めじろ台 22.10.17.jpg189-4 7776 めじろ台 22.10.17.jpg

189-5 7026F  めじろ台 22.10.17.jpg
 ▽ めじろ台を発車する7026F  
   統一された編成美が美しい めじろ台 22.10.17 ▽

編成は7776+7276+7226+7676+7576+7126+7526+7076+7026+7727です。

先頭の7726をはじめ、全体の半数の足回りはピカピカに整備されており、形式写真を撮るには格好となっています。
とくに先頭クハの足回りが綺麗な編成写真は新車登場時以降はなかなか撮れないため、貴重なチャンスです。(ちなみに井の頭線1007Fも、先頭車がピカピカです)

編成組み換えにより、これまで単調一辺倒であった7000系に新たな命が吹き込まれたようで、これまでにない魅力を感じるのは、私だけではないと思います。

posted by 特急高尾号 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月15日

No188 6000系 高尾線の小さな秋


猛暑の夏が去り、高尾線にも秋が訪れています。

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 ▽ ススキの穂を横目に、9008F+6412Fが高尾をめざします  
            高尾線めじろ台 22.10.13 ▽

高尾線のめじろ台付近です。
ススキの穂が秋風に泳ぎ、暑かった夏から秋へと、季節の変化を伝えています。

188-2 6412F+9008F めじろ台 22.10.13.jpg

6000系にとっては、これが最後の秋です。
ススキの穂と、アイボリーホワイトが、絶妙な雰囲気を醸し出しています。

ちなみに高尾線には、通常平日朝1回のみ、普通列車として1往復の6000系が走ります。

188-3 6412+9008F めじろ台-狭間 22.10.13.jpg

めじろ台から狭間方向を望みます。
かつてこの区間は10月ともなると一面ススキの銀世界と化し、夕陽とのコラボレーションが、沿線の人々に感嘆をもたらしていました。
最近は雑草の刈り込みが頻繁に行われるめ、一面の銀世界は見られなくなりました。

188-4 7425F+7009F めじろ台 22.10.13.jpg
  ▽ 7425F+7009F   めじろ台-狭間  22.10.10 ▽

それでも、この見事なススキの穂。
人々の心を癒すには充分な光景です。

11月に入ると、写真の後方、高尾の全山は紅葉の時期を迎え、高尾線は本格的な秋を迎えます。
posted by 特急高尾号 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

No187 “注意喚起シール”全車に拡大か

握り棒に手を挟まれないようにとの“注意喚起シール”の続編です。
先日、9006Fのドア脇仕切りに、握り棒に手を挟まれないように呼びかける新たなシールが登場したとお伝えしましたが、今度は8000系の車椅子スペースにも同様のシールが登場しました。

187-1 8000系にも“注意喚起シール” 22.10.5.JPG187-2 8000系にも“注意喚起シール” 22.10.5.JPG
   ▽ 8000系にも登場した“注意喚起シール” 22.10.5 ▽

車椅子スペースの“注意喚起シール”は、昨年10月に9000系30番台以降や1000系20番台以降の車両に登場したものですが、なぜか1年もの期間を置いて、今度は8000系に登場しました。
8211Fほかで確認しました。

また先日ご紹介した9006Fのドア脇仕切りボードに貼られたシールと同様のものが、1013Fでも貼られていることを、本日確認しました。

車椅子スペースの横型握り棒やドア脇の縦型握り棒は、7000、8000、9000系の各シリーズとも、同様構造のように見えます。
しかしこれまでは特定の車両だけにしか貼られないなど、展開の方向性が見えませんでしたが、どうやら全車に展開していくのでしょうか。

187-3 新しいシール登場 9756 22.9.23.JPG187-4 9756車内全景 22.9.23.JPG
  ▽ 9006Fのドア脇に貼られたシール  ドアの左右16カ所に掲出 ▽

シールは危険防止を呼びかけているものですから、全車一斉、同時期に、速やかに展開していくことが、効果的だと思います。

posted by 特急高尾号 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

No186 渋谷駅の3000系

前回の「新宿駅の6000系」に続いて、「渋谷駅の3000系」というタイトルで原稿をと思ったのですが…。
残念ながら井の頭線に残る3000系2編成、3028F、3029Fは、現在、富士見ヶ丘車庫で“休眠状態”となっています。

186-1 3029F 富士見ヶ丘 22.10.2.jpg
  ▽ 車内から撮影した3029F(中央)  富士見ヶ丘車庫 22.10.2 ▽
 
2日午後、富士見ヶ丘車庫で休んでいる3000系を車内から撮影しました。
3029Fは、富士見ヶ丘駅寄りの引き上げ線で身体を休めていました。

186-2 3028F 富士見ヶ丘 22.10.2.jpg
  ▽ 3028F                  富士見ヶ丘  22.10.2  ▽

こちら3028Fは、久我山駅寄りの一番奥です。
3028の車体番号を見ることができます。

186-3 3028F 富士見ヶ丘 22.10.2.jpg
 ▽ 久我山駅ホームからも3028Fの姿が…        22.10.2  ▽


3000系は、1000系20番台車以降の増備にあわせ、昨年から朝ラッシュ時だけの運転になるなど、事実上の予備車状態となっていました。

ところが今年の1月19日以降、突然土曜、日曜も含む毎日、しかも急行運用で終日運転されるという驚くべき運用が始まりました。
終焉間近かでの返り咲きに、大いにファンを熱くさせたことは言うまでもなく、まだ記憶に新しいところです。驚くべきことに、3028F、3029Fと、2編成とも運用に入ることさえありました。

この状態は5月の連休明けまで続き、京王線でも6412F+6017Fが高尾準特急に入るなど、終焉間近の3000系、6000系の優等列車が一日中走るという、まさに京王電車ファンにとっては、天国のような日々が続きました。

そして夏が来て、3000系にはまた大きな変化がやってきました。
あれだけ毎日走行していた運用が、ぴたりと止まってしまったのです。

そのため残念ながら、現在は渋谷駅では、3000系の姿を見ることはほとんど不可能な状態です。
風聞では、“動かすと車輪等のメンテナンスが発生するため…”などと、休眠状態の理由が聞こえてきます。公的には「車両運用の都合」ということでしょうが、なんとも寂しい限りですね。

そこで、渋谷駅での3000系、過去のアルバムからご覧いただきます。

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   ▽ 渋谷駅に侵入する3028F                             22.2.14 ▽

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  ▽ 急行運用が多かったのは、3扉で、ドア数が少ないために発生する
     遅延の防止策ということだったのでしょうか ▽

186-6 3028F 渋谷 22.2.14.JPG

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  ▽ 急行の赤字も、懐かしいかぎりです… ▽

186-8 3028F 渋谷 22.2.14.JPG
  ▽ 新旧並んだ渋谷駅の光景 左3028F  右1033F    22.2.14 ▽


井の頭線のATC化は平成23年度の予定ですから、3000系はあと最大1年半の余命はあると思われますが、今後の動向に注目していきたいと思います。



posted by 特急高尾号 at 00:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする