2012年06月28日

No412 8000系6+4編成 すでに“10両化”


先週発売された雑誌「鉄道ファン」2012年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事で、8000系6連+4連編成は、すでに昨年8月に14編成全てが、車籍上は10連化されているという内容が伝えられています。

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 ▽ 8000系の形式変更を伝える
              「鉄道ファン」2012年8月号記事(一部) ▽

それによりますと、編成中間の制御車を形式変更、クハ8750形式がサハ8500形式に、クハ8800形式がサハ8550形式に変更となっています。

具体的には、クハ8751〜8764がサハ8501〜8514に、クハ8801〜8813が8551〜8563に形式変更、改番されています。

ただし実際の車両は、これまで通り、運転室付きの6連+4連編成ですし、車番も変わっていません。
この点について記事には、「車体表記については、今後の大規模工事に合わせて実施予定」とコメントが付されています。

つまり車籍だけは昨年8月にサハ化し、実際の運転室撤去、車番のナンバープレート付け替え工事などは、今後行う大規模工事に合わせて実施するというものです。

クハのサハ化については、運転室撤去を行わず、機器だけ撤去という方式も他私鉄ではかつて見受けられましたが、8000系の場合は運転室は非貫通のため、さすがにそれはないと思われます。
コメントでうたわれている大規模工事の内容は触れられていませんが、ここは素直に運転室撤去、10両貫通編成化と考えたいと思います。

いずれにしても形式変更、改番の具体的情報は、京王からの提供と記事の注脚に明記されていますので、確実な内容と言えます。

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8000系 クハ8750形式+クハ8800形式。
だんだんと、この姿が消滅していくのでしょうか。

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2012年06月20日

No411 東松原駅 紫陽花のライトアップ


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 ▽ ライトアップが行われている
              井の頭線東松原駅 24.6.18 ▽

井の頭線の紫陽花が、いま見頃、満開です。

東松原駅ホームでは、上りホーム線路脇の紫陽花を楽しんでもらおうと、この時期恒例の夜間ライトアップも始まり、日中とは一味もふた味も異なる光景を楽しむことができます。

 

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411-3 東松原駅の紫陽花 24.6.18.jpg

ライトアップは土日も含めて
613日から27までの毎日、午後7時から9時半まで行われています。


箱根登山鉄道や京都の叡山電鉄など観光路線では、沿線の紫陽花や紅葉の夜間ライトアップが大々的に行われますが、都会を走る私鉄の通勤・通学路線では、大変珍しい存在ではないでしょうか。

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411-6 東松原駅の紫陽花 24.6.18.jpg

東松原駅の紫陽花ライトアップは
2001年、平成13年からスタートしました。

昨年は3.11の東日本大震災で中止されましたが、節電モードが続く中、今年はどうなるのかと気がかりでしたが復活しました。

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井の頭線の行き返り、酔い醒ましには少々時間が早いかもしれませんが、東松原駅で途中下車しての夜間紫陽花見物は、井の頭線利用者だけに特別に用意された、ささやかな一興と言えるかもしれませんね。

 

井の頭線の紫陽花については、京王のホームページに、その沿革、規模、見どころなどが丁寧に説明されています。

posted by 特急高尾号 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

No410 府中メモリアル 〜記念品から見た地域の歴史〜 展


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京王沿線、東京西部の府中市郷土の森博物館で、会館25周年の企画展「府中メモリアル 〜記念品から見た地域の歴史〜」展が開催されています。
  

この企画展は、府中市に関するさまざまな記念品類を中心に紹介し、それらを通じて府中のあゆみ、歴史、文化、暮らしを振り返る趣旨で行われています。

  

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会場には江戸時代以前から現代に通じるさまざまな記念品が展示されています。
そのうち「記念品の誕生」コーナーでは、京王線のルーツの一つ、玉南電気鉄道が大正14年に配布した会社創設記念銀盃が展示されています。

410-3 玉南鉄道銀盃 24.6.3.jpg

410-4 玉南鉄道銀盃説明文 24.6.3.jpg

410-5 説明文 24.6.3.jpg



また「交通と記念品」コーナーでは、郷土の森博物館が所蔵している京王関係の記念品が展示されています。

   















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玉南電気鉄道が大正14年、府中−東八王子間を開業させてから60周年を祝して昭和60年に発行された京王の記念乗車券です。開業当時の沿線案内図がデザインされていますが、当時府中駅は京王電気軌道と玉南電気鉄道の双方に別の駅として存在していることが分かります。(ご覧の写真では見難くて分かりませんが…)。

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京王関係の記念乗車券です。
左下は、競馬場線開業30周年のもので、昭和60年に発行されました。競馬場線らしく、馬蹄形の形をしています。
その他、昭和58年発行の日本ダービー50回記念の乗車券などもあります。

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府中駅高架化工事の様子が、府中市の歩みの紹介ビデオの中で登場していました。

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展示会の規模は決して大きくはありませんが、地域から誕生した「記念品」の意味合い、何を記念し、何を残そうとしたのか、モノを通した記憶の記録化という、地域ならではの企画展に足を運ぶことも、一見の価値はあります。

なお今回ご紹介した写真は、府中市郷土の森博物館の許可をいただいて掲載しました。

 

【参考】

○「府中メモリアル 〜記念品から見た地域の歴史〜」展

   624日(日)まで開催

  ○場所: 府中市「郷土の森博物館」

    東京都府中市南町6-32 電話042-368-7921

410-10   府中メモリアルパンフ.jpg

        〇
京王線・JR南武線 分倍河原駅下車 

京王バス「郷土の森総合体育館」行き6 「郷土の森正門」下車

  ○入場料:大人200

  ○図録:企画展と同名のもの 1400

posted by 特急高尾号 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月09日

No409 紫陽花の風 井の頭線


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     ▽ 明大前−東松原 中間の踏切近くにて    24.6.9 ▽

6
月、井の頭線は紫陽花の花に包まれます。

今年も沿線の紫陽花が色がつき始め、この時期、通勤通学の人たちの目を楽しませています。


雨となった6月9日、井の頭線のレインボーカラーと紫陽花のコラボを楽しんできました。

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 ▽ 明大前駅に進入する列車を俯瞰で狙いました 24.6.9 ▽
 
 

明大前と東松原との間は、沿線の両側に紫陽花が咲き誇り、1000系電車との取り合わせを存分に楽しめます。
このカットは、明大前駅上り方の跨線橋から撮影したものです。

井の頭線の紫陽花は、明大前、東松原、新代田、下北沢周辺が撮影のおすすめポイントです。


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 ▽ 明大前を発車した上り列車 紫陽花を左右に見て 24.6.9 ▽

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車内からみた紫陽花。
僅かな時間ですが、流れる彩りが、幸福感をもたらしてくれます。

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 ▽ ホーム正面に満開の紫陽花が
   井の頭線の紫陽花名所のひとつ 東松原駅 24.6.9 ▽
 

明大前から駒場東大前までの区間は、春先は黄色のじゅうたん菜の花、春の真っ盛りは満開の桜、5月に入ると目にも鮮やかな新緑、そして6月の紫陽花と、次から次へと花々や新緑が続き、とても素晴らしい世界が展開します。


紫陽花名所のひとつ東松原駅では、今年も紫陽花の夜間ライトアップが6月13日から27日までの間、午後7時から9時半まで行われます。また
1編成ですが、1000系電車には例年紫陽花のヘッドマークも取り付けられ、彩りを添えます。


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 ▽ 東松原を発車した下り列車を紫陽花がお見送り 24.6.9 ▽

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 ▽ 運転台直後からは紫陽花ロードが楽しめます 
              新代田−下北沢  24.6.9 ▽

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撮るもよし、車内から眺めるもよし。

小雨の日のひと時、井の頭線と紫陽花の小旅行。
都会の私鉄の郊外電車で、チョッピリですが、幸せの気分を味わうことが出来ます。


井の頭線が一年で最も変化に富む春先から初夏の季節、ぜひ楽しまれてください。


posted by 特急高尾号 at 23:40| Comment(1) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

No408 調布駅周辺 地下化切替え広報周知について


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  ▽ 調布駅付近地下化を伝える「京王ニュース24年6月号」 ▽

6月1日発行の京王ニュースに、「2012年度の取り組み」と題し、京王グループのうち、鉄道分野の各種取り組みと調布駅周辺の地下化について、特集記事が掲載されました。

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      ▽ まず地下化、次いで一部運休と伝える特集記事 ▽

この中で調布駅周辺の地下化について、まず、「8月に京王線調布駅付近が地下化されます」と地下線切替えの記事があり、次いで「地下線切替えに伴う京王線一部運休のお知らせ」の記事が続き、全体として理解しやすい説明がなされています。このように道筋をつけ、分かり易く説明・広報されたのは初めてです。

それというのも先月24日、突然各駅に、また車内に、ご覧のような「8月19日、京王線一部運休」と赤字で大きく印刷されたポスターが一斉に掲出され、利用客に「いったい何事だ」という驚きをもたらしたからです。

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  ▽ 突然「京王線一部運休」の縦看板が各駅に掲出 24.5.24 ▽

各駅に掲出されたポスターは、JRが中央線の高架切替え工事時に掲出する運休告知ポスターと全く同様スタイルの、センセーショナルなものでした。ポスターには、肝心の地下化については、小さく表示されているだけでした。
都議会答弁や周辺自治体広報紙には、「調布駅周辺の地下線への切替えは8月」との先行報道があったものの、京王からは広報がなく、利用者はいつ調布駅が地下線に切替わるのかと高い関心を抱いていました。そこへいきなり運休だけを極端に強調したポスターが登場したのです。あまりにも唐突で、利用者目線に欠けるものでした。

まずは地下線への切替え日が決定したこと、調布など工事駅では長い間利用客に不便をかけてきたことへの謝意、そして切替え日は運休せざるを得ないことなどの周知があり、次いでご覧のような運休の詳細情報を周知するという流れが自然であったと思います。

そうした中で、冒頭に触れた京王ニュースで、起承転結が整った紹介記事が初めて登場したということです。
ただし“帯に長し、たすきに短し”で、ホームページの紹介記事では地下線化に合わせてダイヤ改定を行う旨が記されていましたが、京王ニュースではダイヤ改定については触れられていませんでした。

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  ▽ 工事中の調布駅 ラッシュ時は狭いホームに人が溢れかえる
                                    24.4 ▽

調布駅周辺の地下化工事は、工事区間の踏切18ヶ所をなくす東京都が事業主体の工事であるとはいえ、多くの調布以西からの京王線利用客にとっては、地下線切替えに伴いダイヤ改定が行われるため、大きな当事者問題です。今後は地下線化によるダイヤ改定の内容に関心がシフトしてきます。

地下線切替えによる運休を如何に無事に乗り切るかが京王の最大課題になっているように見受けられますが、来月から順次公表されるダイヤ改定内容はもとより、地下線切替えの各種広報では、利用者の立場に立った分かりやすい内容になるよう、最大限の配慮、工夫を期待したいと思います。

このほか「2012度の取り組み」の項では、
▽井の頭線にもATCを導入 京王線・井の頭線全線でのATC化の完了
▽新宿駅3番線、及び調布、布田、国領駅でホームドアを設置
▽鉄道構造物の耐震補強工事の継続
▽笹塚以西立体化工事事業化に向けた環境影響評価手続きの推進
▽車両のVVVF化インバータ制御化の完了
▽各種施設のLED化、省エネ化の推進
などが紹介されています。

posted by 特急高尾号 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする