2013年01月28日

No464 京王線ダイヤ改定 絶滅間近か「準特急京王八王子・北野」「通勤快速」


2月22日の“刷新ダイヤ改定”まで、いよいよ1ヶ月を切りました。
今回の改定では、本線特急や橋本特急が復活する一方で、準特急京王八王子行きや北野行きが役目を終え、また通勤快速が区間急行に改められ消滅するなど、行先や列車種別に大きな変化があります。

あと1ヵ月弱、廃止となる列車や路線案内図・各種案内標識など、京王電車ファンは撮影に忙しいはずです。

463-1 準特急京王八王子行き 高幡不動 25.1.26.jpg
  ▽ 準特急京王八王子行き  高幡不動      25.1.26 ▽

夕暮時、高幡不動に到着した準特急京王八王子行きです。
終点の京八まであと一駅。ここで乗務員の交代も行われます。

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   ▽ ダイヤ改定後の新しい路線図
           〜京王ホームページの公開資料から〜 ▽

今回の改定では、準特急京王八王子行きは全て特急京王八王子行きとなり、消滅します。
新しい路線案内図では、オレンジ色の準特急のラインは、ご覧のように京王八王子には入っていません。

463-3 京王八王子発の準特急 25.1.27.jpg
     ▽ 京王八王子駅で発車を待つ準特急新宿行き 25.1.27 ▽

京王八王子駅2番線で発車を待つ準特急新宿行きです。

463-18 発車を待つ準特急新宿行き 25.1.27.jpg

京王八王子発新宿行きの準特急も、今回の改定で消滅。改定後は特急となります。

463-3-2 京王八王子駅の時刻表 25.1.27.jpg

京王八王子駅の時刻表です。
オレンジ色は準特急で、16時台以降は準特急だけが10分間隔で次々と発車していきます。
改定後は、特急となり、この時間帯、真っ赤な時刻表になるはずです。

463-2 準特急高尾山口行き 北野 25.1.26.jpg
   ▽ 準特急高尾山口行き  北野        25.1.26 ▽

また土休日に運転されている準特急北野行きも、高尾線内各駅が全て準特急停車駅となるため、これまでのように“準特急北野行き”⇒“北野から各停高尾山口行き”という同一列車での“化け”、2階建行先は解消され、晴れて準特急高尾山口行きとなります。
このため、準特急北野行きも消滅します。

463-5 準特捕捉案内 25.1.26.jpg

463-19 補足案内表示 25.1.16.jpg

ごらんのLED表示の「北野から先 各停高尾山口行き」などの補足説明も、見納めになります。

463-4 上り各停北野行き めじろ台 25.1.27.jpg
   ▽ 高尾線内の上り各停北野行き  めじろ台  25.1.27 ▽

こちらは高尾線内を走る上りの各停北野行きです。

463-20 補足案内表示 25.1.26.jpg

北野からは、そのまま準特急新宿行きとなります。
高尾山を訪れた観光客には、分かりにくい列車でした。

463-4-2 車内行先案内 25.1.27.jpg

車内ドア上の、案内ディスプレーです。
北野から準特急新宿行きになるとあります。

463-6 準特急発車案内 新宿駅 25.1.5.jpg
  ▽ 新宿駅3番線 準特急発車ホームの行先案内
     準特急北野・京王八王子行き表示も見納め  25.1.5 ▽

「準特急 北野」、「準特急 京王八王子」と並んだ表示もまもなく貴重な過去映像です。
右下、7000系の赤幕の準特急と、北野行きの組み合わせ表示も見納めです。

463-3 ホームドア工事中の新宿駅 25.1.27.jpg
  ▽ 姿を現した新宿駅3番線のホームドア   25.1.27 ▽

3月9日から運用開始予定のホームドアも、骨格部分の設置が終了しました。
準特急京王発王子行き列車と、工事中ですが、ホームドアとのコラボです。

463-6-2 新宿駅の行先案内  25.1.5.jpg
   ▽ 新宿駅の大型列車行先案内表示        25.1.5 ▽

新宿駅改札直後にある大型の行先案内です。
今後平日は、特急の赤表示でいっぱいになるはずです。

463-7 通勤快速 明大前 25.1.18.jpg
   ▽ 通勤快速橋本行き  明大前          25.1.18 ▽

463-7-2 通勤快速 明大前 25.1.18.jpg

さらに平日の朝に京王線と相模原線で上下42本、深夜時間帯に下り5本が運転されている、伝統の通勤快速は、列車種別として消滅します。

463-8 通勤快速車内表示 25.1.18.jpg
 
車内ドア上のLED案内に表示された「通勤快速」。

463-9 時刻表の通勤快速 明大前 25.1.9.jpg

駅ホーム時刻表の、「通勤快速」表示です。
ブルーの数字の、括弧付きのものが「通勤快速」列車です。

この写真は明大前駅、朝の上り時刻表の一部ですが、7時、8時、9時台は、まさに「通勤快速」が主役であることが一目瞭然です。

消滅列車種別「通勤快速」の撮影も、今の中です。


463-10 つつじヶ丘折り返し 25.1.5.jpg
   ▽ 相模原線内各停が、調布からつつじヶ丘まで回送運転
     ここで本線折り返しを行い再び回送で調布へ  25.1.5 ▽

このほか相模原線調布発着各停のつつじヶ丘での回送折り返し、季節臨の競馬急行、土休日運転の動物公園急行、高尾線にまで顔を出す都営車乗り入れ急行、競馬場線内折り返しの都営車運行など、イレギュラーな運転の去就も要注意でしょうか。
また、快速調布行きが調布から急行橋本行きになるなど、いわゆる“化け列車”の動向も気になります。


今回の改定では、駅構内・ホームや車内に掲出している停車駅案内表示や駅名も一新されます。

463-11 路線案内図 25.1.4 .jpg
             ▽ 姿を消す現在の路線案内図 ▽

新しい路線案内図では、特急、準特急、快速の停車駅が追加になりますし、準特急のラインは八王子から消え、また通勤快速がなくなり、新たに区間急行のラインが新設されます。

463-12 路線案内図 25.1.4.jpg

下高井戸、八幡山、仙川駅の、「通勤快速は通過」の赤文字も間もなく消滅です。

463-13 車内の路線案内図 25.1.5 .jpg

車内の路線案内図も、新しいものに置き換えられます。

463-15 八王子駅 駅名標 25.1.27.jpg

今回の改定に合わせ、各駅のナンバリング表示も導入されます。
こうした駅名標識にも、各駅ごとにナンバリングの記号と数字が追加表示されます。

463-16 列車種別案内 新宿 25.1.27.jpg
  ▽ 新宿駅 新線から京王線ホームへの連絡通路にある表示 ▽

いつも見慣れた当たり前の光景も、2月22日のダイヤ改定から、装いを新たにします。


今回の改定は列車撮影のみならず、こうした駅周辺設備や各種表示も撮影対象であり、それだけ楽しみが多いともいえますね。

ダイヤ改定まであと1ヵ月弱−。
今年の冬はいつになく厳しい寒さですが、京王ファンは熱く忙しい季節を迎えています。

posted by 特急高尾号 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

No463 京王線ダイヤ改定 具体的内容を公表


18日、京王は今年2月に実施する刷新ダイヤ改定の広報第2弾として、発車時刻等、具体的内容の一部をホームページで公表しました。

463-1 7000系特急 243.1 東府中.jpg
 ▽ 改定の目玉のひとつ 京王線の特急復活と
                  相模原線での新設 ▽
         

改定の概要はすでに昨年11月にホームページで公表されていて、その内容は、
 
相模原線に特急新設
 
早朝時間帯に上り特急新設
 
全線にわたる終電の繰り下げ
 
井の頭線の増発
 
特急、快速等の停車駅見直し、
 
通勤快速にかわり区間急行の登場
などというものでした。


今回はそれぞれについて、具体的な内容が公表されたものです。

【刷新ダイヤに相応しい改定内容】
今回公表された内容を見ると、ほぼ終日にわたる相模原線の特急運転はもとより、深夜・最終時間帯までの京王線での特急運転、また全線にわたる最終列車の時間繰り下げがなどが行われます。さらに平日だけではなく、土休日も平日と同様規模で深夜時間帯にも特急を運転、最終列車の時間繰り下げも平日と同様内容で行われます。

これにより、京王・高尾・相模原の主要3路線全線にわたる高速ネットワーク化が実現、また他社と比較して見劣りしていた深夜時間帯の下り列車の速達化と早朝時間帯の充実・強化が実現し、京王が昨年11月に大幅改定刷新ダイヤと謳ったとおりの、期待を裏切らない素晴らしい内容となっています。

こうした背景には、京王はことし4月に開業100周年を迎え、また昨年完成した調布地下化の戦略的活用、さらに将来のJR東海リニア新幹線橋本開業などを見据え、さらにJR中央線や小田急など、並行路線との競争も意識しつつ、今回の改定内容を改革的、戦略的なものとした経営方針が伺えます。

以下に、個人的見解ですが、具体的な感想を述べてみます。

〇相模原線特急新設
相模原線の特急新設(正確には1992年から2001年まで運転されていた特急の12年ぶりの復活)は、京王にとっては新たな挑戦、利用客にとっては前回の廃止から再び運転される特急がどのように機能するかが最大の課題、関心テーマだと思います。
また京王・高尾両線の利用者からすると、相模原線の特急新設により、八王子・高尾系統の10分間隔の現行優等列車体系が崩れる(間引かれる)のか否かに高い関心が集まっていました。ネット上のスレッドでは、1系統増える橋本特急をどのようにダイヤに組み込むのか、昨年11月の公表以来、切れ目のない盛り上がりを見せていました。

この点に関しては、現行の八王子、高尾山口系統の準特急は特急となり、現行どおり約10分間隔で運転すると、今回の説明では明言されています。
橋本特急は、特急列車の本数としては増発となり、新宿発毎911分、2931分、4951分に橋本、及び高尾山口行きの特急が続行運転されることになりました。
これにより、これまで1時間あたり6本だった最速列車が、改定後は1時間あたり9本の運転となり、京王・高尾・相模原3線の高速列車運転体系が実現します。
一方で、特急の9本運転化に伴い、既設の急行・快速、新設の区間急行列車がどのような補完、役割を果たすのかについては、今回のアナウンスでは触れられていません。区間急行、快速の時間帯別や曜日別の配置、役割に注目したいと思います。

〇京王・高尾線関係特急
11
月時点での公表では、新ダイヤ後の路線案内図に準特急のラインが京王八王子には入っていないため、八王子系統は特急のみの運転だということが容易に推測できました。

463-2 準特急高尾山口行き 25.1.jpg
 ▽ 明大前を後に高尾方面へと向かう準特急高尾山口行き
     高尾線の特急、準特急の運転仕分けの行方は… ▽

しかし高尾線は特急、準特急の双方のラインが掲載されているため、双方の列車がどのような仕分けで運転されるかに関心が高まっていました。

この点については今回、「特急・準特急の発車時刻の例」として説明された平日午後0時台の時刻表では、京王八王子、高尾山口、橋本行きの全てが特急になっています。これにより、少なくとも平日日中の高尾系統は、特急の運転であることが判明しました。

改定ダイヤでは、高尾線の狭間、山田、京王片倉も準特急の停車駅に仲間入りします。高尾線の特急、準特急の運転仕分けが時間帯や曜日等でどのような姿になるのか、現行のように土休日は準特急として高尾線内各駅の利便性を確保するのか、ミシュランにも掲載された観光地高尾山へは土休日こそ特急を走らせるのか、今後の具体的ダイヤの公表が待たれます。

〇平日早朝時間帯の上り特急新設
現在の早朝準特急4本のうち、八王子系統は特急に種別変更、高尾系統は始発高尾線内から準特急として運転されます。
また相模原線からも、新たに橋本発と多摩センター発の早朝特急が各1本ずつ新設されます。
ダイヤに余裕がある早朝時間帯に最速列車を増強し、サービス強化を図る積極戦略の表れだと思います。

〇全線にわたる最終列車の時間繰り下げ
新宿駅発の最終列車時間繰り下げは、多くの利用者にとって最大関心事の一つです。
公表された内容を見ると、単に最終列車の時刻だけを繰り下げるのではなく、23時台以降最終まで、これまでの急行に変わって特急を12分間隔で運転、深夜時間帯全体での速達化・拡充が図られます。
さらに驚いたことに、これまでは平日と比べて土休日ダイヤは22時台から最速列車は急行となり、かつ最終列車の時間も早く、本数も少なかったのですが、改定ダイヤでは土休日も平日と同様に最終まで特急列車を運転、優等列車の最終時刻は平日と同様になるなど、画期的な内容となっています。

因みに新宿発下り最終列車の繰り下げは、行先駅別に異なりますが、平日で7分から20分、土休日で10分から最大で45分も繰り下げられます。特に高尾線の繰り下げ幅が大きく、最大幅はいずれも高尾線のものです。これは現在の高尾線の最終時間があまりにも早すぎることの改善と、JR中央線への対抗処置だと考えられます。
京王線、高尾線の利用者にとっては、この深夜時間帯の速達化、最終列車の時刻繰り下げは何よりの朗報であり、今回の改定で一番の変化、利便性の向上と受け止められることと思います。

463-3 臨時準特急高幡不動行き 新宿 24.12.6.jpg
 ▽ 毎年忘年会シーズンに実施されている
   深夜時間帯の臨時列車の運転。今後は解消となるか… ▽


一方で相模原線の特急は22時ころで終了となるため、相模原線関係の深夜時間帯の速達性と輸送力確保はどのように行われるのでしょうか。八王子系統の特急で全て調布乗換えとなるのか、区間急行等を設定して輸送力を確保、特急化で深夜時間帯の最速列車が通過扱いとなる笹塚、千歳烏山、つつじヶ丘など、急行停車駅の救済を図りつつ相模原線に直通列車が新設されるのかなど、相模原線関係は特急の新設以外は、今回の広報ではなかなか具体像が描けません。

〇改定の詳細全体像は今後の公表に
終日にわたる詳細ダイヤは2月中旬に公表との事ですので、それまではなお不明な点が残ります。

急行、区間急行、快速、各停をどのように配置し、特急列車増強の中で、各停停車駅の利便性確保をはじめ、全体としての最適化がどのように図られるのか
朝、夜間のラッシュ時体系、とりわけ朝ラッシュ時の優等列車の配置体系
▽調布での京王線、相模原線の優等列車同士の接続内容
都営新宿線との相互直通乗り入れの運転体系
北野駅で上り優等列車が各停の到着待ちを常時行う変則接続の動向特急の分倍河原、北野停車などの新環境の中で、近年は改定の度に増加してといる所要時間の短縮、真の速達化は図られるか
などなど、個々の利用者にとってはどれも重要なテーマですが、これらの全貌は、改定ダイヤの全面的詳細発表を待つことになります。

〇開業100周年を迎える年の「刷新ダイヤ」

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 ▽ 新ダイヤでは「区間急行」に種別変更される通勤快速
   今回の改定は特急の復活や新列車種別の登場など多彩 ▽


今回のダイヤ改定は、開業100周年を迎える年の改定とあって、早朝から深夜時間帯までの特急ネットワーク化の実現、眠らない都市、新宿をターミナルとする公共交通機関としての役割りを果たすべく深夜時間帯の速達化と各方面への最終列車時刻の繰り下げ、早朝時間帯での特急新設など、従来とは全く異なる意欲的なものになっているといえます。

一方で保有車両や乗務員、駅係員などの経営資源やリソースは変わらない中で、どのようにして改定ダイヤを切り回していくのか、相当な知恵と工夫、アイデアがあっての実現だと推測されます。

強化するところがあれば、後退するところが出ても不思議はありません。
その意味では優等列車充実の陰に、各停等の減少が隠されている可能性もあります。
区間急行(これまでの通勤快速と停車駅は同じ)を終日設定することで、急行と各停の両要素を補完したり、快速の停車駅に西調布、飛田給、武蔵野台、多磨霊園を追加したことは、利用者の声というよりは、京王のダイヤ設定上での都合と見てよいと思います。

停車駅の追加という点では、本線系で見ると、特急停車駅に分倍河原、北野が、準特急の停車駅に京王片倉、山田、狭間が加わりました。これらの変化・大盤振る舞いは、かつての京王の停車駅設定の思想性を根底から覆すものであり、今回の改定が如何に大胆なものか、意欲的なものかを示す証左とも言えます。
余談ですが、沿線の不動産業界は、びっくりしたのではないでしょうか。分倍河原、北野を始め、新たに優等列車の停車駅に加わった各駅では、少なからず地価や賃貸家賃の上昇があるはずです。

また深夜時間帯の特急化、最終列車の時間繰り下げは、新宿駅では繰り下げ時間の大幅化を実現、一方で終点に近づくほど速達化の効果が発揮され、到着時間は新宿駅での繰り下げ時間幅よりは減少するという効果を生み出します。急行から特急に見直すことは、実は京王にとっても乗務員や駅務員の負担増を最小限に抑えるという一石二鳥の役割を果たしているのかもしれません。

趣味的には、特急の続行運転は大変な魅力となりますし、場合によっては急行や区間急行、不定期急行などによる3優等列車続行運転も見られる可能性もあり、通過待ちのお客様の苦労をよそに、ファンにとっては興奮気味の走行風景が見られそうです。
また相模原線の調布発着の各停運用によるつつじヶ丘回送の存続なども気になるところです。
このほか、春や秋などの観光シーズンには、高尾系統の特急にヘッドマークを掲出するなど、列車自体の魅力アップ策にも期待したいところです。

いずれにしても、ダイヤ改定の222日がとても待ち遠しい心境です。

なお本稿では触れませんでしたが、井の頭線においても早朝時間帯や深夜時間帯での急行運転、最終列車時刻繰り下げ、日中時間帯の増発など、京王線と同様の、意欲的内容のダイヤ改定が行われます。



posted by 特急高尾号 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

No462 京王線明大前駅の安全対策


16日午前6時29分ころ、下高井戸駅で転落検知装置の点検があり、京王線は午前中ダイヤが大きく乱れました。また井の頭線も遅延が発生していました。そのため当ブログで何回か紹介したことのある、明大前駅の京王線上りホームから井の頭線上りホームへ至るエスカレーターの終点部分、井の頭線のホームに人が溢れ、エスカレーターの人が転倒事故発生の危険性を懸念しました。

しかし、きょうはエスカレーターの京王線側の乗り口部分に1人、到着する井の頭ホーム部分に2人の係員が常駐し、エスカレーター上での転倒や線路への転落防止など、安全管理に努めていました。  
双方の係員は無線機を持ち、いつでもエスカレーターを緊急停止出来る体制を取っており、心強く思えました。ラッシュ時ならともかく、きょうは午前10時近くになっても体制が取られていました。

明大前の井の頭線ホームは、狭い駅構造にも関わらずエスカレーターを整備するなど、サービスに工夫がなされています。一方でホーム幅の狭さ故に、やむなく危険とも背中合わせになっています。
そうした中、きょうのように混雑時、安全管理に当たる係員が適切に配置されれば、人々は安心して利用することが可能です。

明大前のこのエスカレーターの危険性は、必ずしもラッシュ時間帯のみでなく、井の頭線が遅延等でホームに人が溢れれば、日中でも、いつでも、危険となるアキレス腱を抱えている点にあります。

エスカレーターの緊急停止ボタンを増設する、ホームに転落防止柵を取り付けるといった策も有益ですが、なんと言っても安全管理を行う係員を混雑状況に応じ、時間帯を問わず適切に配置することに尽きると思います。

きょうは京王線のダイヤ遅延でエスカレーターに向かう人の多くは気が競っていました。しかし係員の姿を見て、皆、安心して利用しているように見受けられ、ホッとしたことでした。

posted by 特急高尾号 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

No461 京王高尾線の雪景色


461-1 めじろ台 25.1.14.jpg
   ▽ めじろ台駅に駆け下りる上り9002F  午前11時49分 ▽

14日、関東地方は発達した低気圧の影響で昼前から大雪となりました。
東京都心の積雪は7センチを記録しましたから、多摩地区では10センチ程に達したと思われます。

今回は高尾線の雪景色をご覧いただきます。

461-2 めじろ台駅 25.1.14.jpg
  ▽ めじろ台駅に到着の下り9006F        午前11時53分 ▽

雪は昼前から本降りになってきました。
北野から上がってきた9000系の全面は完全に“雪化粧”です。
             
461-3 めじろ台−狭間 25.1.14.jpg
     ▽ めじろ台−狭間             午前11時55分 ▽

高尾に向かう下り列車の車内からです。
なんと、助手席側のワイパーが稼動していました。
景色はまるで、“高尾山岳鉄道”のようです。

461-4 高尾駅 25.1.14.jpg
   ▽ 高尾駅 上り列車の後方から撮影です 午前11時58分 ▽

高尾駅に着いたころは降雪のピークでした。
上り7000系の車番も読み取れないほどの降雪です。

461-5  高尾  25.1.14.jpg

461-6 高尾 25.1.14.jpg
     ▽ 高尾−高尾山口           午前11時59分 ▽

乗車してきた9006Fをホーム先端で見送ります。
吹雪の中を、高尾山口を目指し、音も無くいつものトンネルに吸い込まれて行きました。

461-7 狭間−めじろ台 25.1.14.jpg
   ▽ 狭間−めじろ台              午後0時58分 ▽

1時間たっても降雪は続いています。
車窓からは、銀世界が続きます。

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   ▽ めじろ台駅の8000系         午後1時02分 ▽

461-9 8725号 25.1.14.jpg

雪が舞う中の車号銘板です。
なかなか、いい感じでした。

461-10 めじろ台 25.1.14.jpg
   ▽ めじろ台−狭間              午後1時24分 ▽

8025Fが高尾山口から折り返してきました。
めじろ台の陸橋からは、一面の銀世界を俯瞰で捉えることができます。

461-11 めじろ台  25.1.14.jpg
   ▽ めじろ台駅                 午後1時24分 ▽

東北地方のようにさえ見える、めじろ台駅です。

この日、京王線や井の頭線のダイヤは大幅に遅れ、両線とも一部列車の運休も発生しました。
現場は大変だったことと思われますが、祝日のことでもあり、ファンにとっては格好の撮影対象となった1日でした。

posted by 特急高尾号 at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

No460 朝日新聞が“京王鉄道博物館”を報道


13日の朝日新聞朝刊東京版に、開業100周年記念事業として今年の秋、新整備される「京王れーるランド」の概要が大きく報道されました。

460-1 朝日新聞 25.1.13.jpg
  ▽ 「れーるランド」一新を伝える25年1月13日の朝日新聞 ▽

タイトルは「京王版鉄道博物館 大人もワクワク」という楽しいもので、展示予定の詳細内容が紹介されています。

この中で京王が、ホームページ等で保存車両を5両展示すると広報してきましたが、その具体的内容として、野外展示場に京王帝都時代の2400形を始め、2010系、5000系、3000系が並ぶと紹介しています。
いずれも八王子市内の施設から運ぶとしていますから、京王資料館で保存されている2400形2410号、2010系2015号、5000系5723号車だと思われます。また3000系は、長沼にある京王の関連会社、北野重機に保存されているのでしょうか。

460-2 朝日新聞 25.1.13.jpg

ところでこの記事で、展示車両5両のうち4両は判明しましたが、残り1両がまだ判明していません。6000系が展示されればパーフェクトなのですが…。若葉台に1両、6000系が保存されているとの風聞に触れたこともありますが、事実は分かりません。

あと1両は何が来るのか。プレスにも公開しなかったところをみると、何か“隠し玉”、びっくりのサプライズがありそうですね。
刷新ダイヤ大改定の詳細内容も楽しみですが、秋に向け、もうひとつ大きな楽しみが増えました。

posted by 特急高尾号 at 10:19| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

No459 開業100周年記念事業始まる


ことし京王は開業100周年を迎えますが、数々予定されている記念事業のうち、「京王沿線物語」に関するポスターの駅や車内での掲出が、今週末から始まりました。

459-1 京王沿線物語ポスター 25.1.12.jpg

「京王沿線物語」は開業100周年にあたり、京王沿線の街の愛着や、沿線で頑張っている人、心あたたまるエピソードなどを募集するもので、採用された人のエピソードは、駅貼りや車内ポスター、ホームページ等で紹介すると言うものです。

開業100周年の記念事業に関しては、昨年末にホームページ、年明け元旦には「京王ニュース」で紹介されていますが、具体的な展開で駅や車内ポスターに登場したのは、今回が始めてです。
その意味ではこのポスターで、京王がことし開業100周年を迎えることを初めて知った人は多いはずです。

459-2 京王沿線物語ポスター 25.1.12.jpg

459-3 京王沿線物語ポスター 25.1.12.jpg

ポスターの右下には、100周年を記念して創られたロゴマークが付されています。
でもどうしてこんなに小さいのだろうと思います。

またとない「開業100周年」記念ですので、まずは「開業100周年」そのものと、記念事業の全貌をポスターでアピールし、それから具体的な記念事業の展開…、というアプローチがあったらいいのになぁと思ったことでした。

posted by 特急高尾号 at 00:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 開業100周年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

No458 7000系特急「迎光号」が日経新聞に登場


9日の日本経済新聞夕刊(東京地区で確認)に、なんと新年1日に運転された高尾山口行き臨時特急「迎光号」が、カラー写真で紹介されました。

459-1 日経新聞記事 25.1.9.jpg
▽ 9日の日本経済新聞夕刊に掲載された特急「迎光号」 ▽

京王ファンにとっては、「迎光号」がヘッドマーク付きの7000系で運転されたこと自体が一つの“ニュース”、“事件“でしたが、日経新聞に登場したことも驚きです。

じつはこの記事、高名なフォトジャーナリスト櫻井 寛さんによる「にっぽん途中下車」と題された連載記事で、サブタイトルは「高尾山口駅」とあります。

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 ▽ 新宿駅に入線する特急「迎光号」  25.1.1 
  フォトジャーナリスト櫻井 寛さんによる「にっぽん途中下車」
        平成25年1月9日付け 日本経済新聞夕刊より ▽

櫻井さんはこの日、この列車を狙って撮影、記事にした節があり、「迎光号は1968年からの恒例ながら、昨年までは急行が主体だった。特急迎光号は17年ぶり。(略)17年ぶりの特急を一目見ようと集まったファンに見送られ…」という、一般読者の想定を超えた詳細コメントまで記しています。

何はともあれ、17年ぶりの、しかも定期運転の特急が皆無の現在、特急の「迎光号」、さらに7000系が充当されたという晴れ舞台が掲載されるとは、まさに筆者、櫻井さんの戦略勝ちというところでしょうか。功績極めて大と言わざるを得ません。

おそらく7000系下り特急「迎光号」を企てた京王の担当者もびっくりであろう、大変おめでたい話しではありました。
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2013年01月02日

No457 2013年 京王開業100周年の年


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 ▽ ことし2月のダイヤ改定で、京王線に「特急」が帰ってきます ▽


2013年、平成25年、新年おめでとうございます。

ことしは1913年(大正2年)4月15日、京王電気軌道株式会社が笹塚−調布間を開業(会社創立は明治43年9月)、また乗合自動車も新宿−笹塚、調布−府中−国分寺間で開業、それぞれ京王の電車、バス部門が揃って開業100周年を迎える記念の年です。

1月1日発行の「京王ニュース」2013年1月号や京王のホームページには、100周年の様々な記念イベント等の実施予定が紹介されています。

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  ▽ 「京王れーるランド」のリニューアル、新築工事現場
                      多摩動物公園駅前 25.1.2 ▽

鉄道部門では、多摩動物公園駅にある「京王れーるランド」の移設・新規開業が今年秋に予定、本格的な運転シュミレーターの導入や往年の名車5両を展示するとあります。
平山研修センター内にある京王資料館に保存の5000系を始め、各種の保存車両が移管され、100周年記念事業の目玉になると思われます。

このほか、4月には若葉台車両基地見学会の開催、また今月から3月までは電車やバス、駅などにまつわるエピソードの募集、秋には開業100周年記念冊子が発行されます。一方バス部門では、今月から、今年導入の新車11両に路線バスの旧塗装を施した車両の運行を行うということです。

今回の記事では紹介されていませんが、このほか記念乗車券の発売、記念列車の運行やヘッドマークの取り付け、さらに思わぬサプライズがあるかもしれません。いまから楽しみです。

余談ですが、昭和23年6月に東急電鉄から分離独立して京王帝都電鉄株式会社として発足して以来50周年を迎えた平成10年には、非売品で「京王電鉄50周年史」を社内で発行していることから、今回も記念冊子とは別に、社内向けに「京王電車・バス 開業100年史」が発刊される可能性もあります。一般利用客が購入できない場合、社員や株主から譲り受ける、あるいは沿線図書館に寄贈されると思われますので沿線図書館、または国会図書館で閲覧する、さらに神田の古本街に流通するのを待って購入するということになります。ただし今回は一般向け記念冊子の発刊が決まっていますので、100年史の発刊は微妙かも知れません。

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  ▽ 千歳烏山を行く京王9000系と都営車      25.1.2 ▽

もとより今年は、2月に京王線・井の頭線のダイヤ改定が予定されています。特に京王線関係は大幅な刷新改定を行うと事前予告されていますので、その内容に期待が高まります。
さらに井の頭線のATC化、京王線新宿駅のホームドア導入が行われます。

すでに車両増備の方は一段落していますので、今年のダイヤ改定、井の頭線のATC化が無事に完了すると、鉄道部門ではしばらく大きな事象は見当たらないように見受けられます。

しかし最近の動向を見ていますと、列車運行情報のデジタル化とサービスの高度化、駅施設ディスプレー等の積極的な新設と更新、井の頭線での車内動画ニュースや気象情報の提供などのデジタルサイネージの意欲的な導入などなど、サービス面、営業関係での積極的な取り組み姿勢が目立ちます。

457-4 明大前に向かう7000系 25.1.2.jpg
  ▽ 下高井戸から明大前に駆け下りる上り準特急 25.11.2 ▽

しばらくは高度な旅客サービスのソフト開発や、駅施設と商業施設を合体化させた複合施設開発、中期的には調布周辺地上部分の整備や笹塚以西の高架化対応などが経営施策として行われるのでしょうか。

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 ▽ 大規模改修工事でどのような表情になるか、注目が集まります
     8000系6+4編成の連結部 8758(左)+8808  25.1.2 ▽

趣味的に見ますと、すでに車籍上はサハ化されている8000系6+4編成の中間制御車の大規模工事が、いつ、どのような形で開始されるかが、気になるところです。

高尾山口への行楽客輸送客の満足度向上や新たなインパクトの提供、さらに並行他社との競争に勝ち抜くための新たな優等列車機能を兼ね備えた次期新型車両の開発や、そうした車両を活用した深夜有料ホームライナーの新設など、斬新な挑戦にも期待したいと思います。

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  ▽ 明大前を発車した7024F 高尾山口行き準特急 25.1.2 ▽

当ブログ、「京王線 井の頭線 応援歌」は、ことし4月で開設以来4年目に入ります。
これからもファンの目線と、利用者の目線の二刀流で、“京王電車の見たまま”を伝え、応援を続けたいと思っています。

連日多くの方々の訪問を頂いており、大変感謝しています。
本年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
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