2013年02月28日

No479 京王ダイヤ改定 “特急が各停を待つ”北野接続


479-1 北野駅 25.2.25.jpg
   ▽ 特急が各停を待つ!?北野駅           25.2.25 ▽

今回の改定で、これまで北野駅で見られていた高尾線からの上り優等列車が、京王八王子からの各停を待ち合わせてから発車するユニークな接続光景がどうなるのか、気になっていました。

結論からいいますと改定ダイヤでも、高尾線からの上り特急の大半は北野駅に先着した後、京王八王子発の上り各停の到着を待ち、接続後、発車していきます。
この間、ダイヤ上の停車時分は3分を見込んでいます。

479-2 北野駅 25.2.27.jpg
    ▽ 左が先着の特急。やがて右に京王八王子からの各停が到着 
      緩急接続ですが、特急が各停の到着を待つユニークな姿
                             北野駅 25.2.27 ▽

各停の方が先着し、特急の到着を待つというのが本来の姿だと思うのですが、この北野駅の逆転現象は、今回も継続となりました。
高尾以西が単線の高尾線高尾山口折り返しや、あるいは北野から先の上り特急列車の運転間隔平準化など、ダイヤ構成上のやむを得ない理由からだと思われます。

日常的に“特急が各停の到着を待って接続”と言うこのユニークなダイヤは、新宿への所要時間短縮のネックになっていて、もうすっかり慣れっこになっていますが、当然のことながら利用客には不評です。

あちらを立てればこちらが立たず。ダイヤ構成の難しさが、末端区間で顕在化しているひとつのケースなのかもしれません。

なお、京王八王子発の特急の場合は、高尾山口発の各停が先に北野に到着しており、特急が後から到着して接続、速やかに発車していきます。

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2013年02月25日

No478 京王ダイヤ改定 惜しまれる高尾線の深夜接続


478-1 北野駅 25.2.24.jpg
 ▽ 深夜の北野駅 高尾線下り列車 
   八王子系統増発との連動が完全でなく、長時間の待合わせが
                                   25.2.24 ▽

ダイヤ改定から2週目、週があけ25日からは、いよいよ本格的なダイヤの運用が始まりました。
利用客も少しずつ新ダイヤに馴染んでいく1週間だと思います。

ところが22日の改定初日から、「あれっ、何これ!?」という場面が、深夜の高尾線北野駅で見られました。

今回の改定では23時台以降、深夜時間帯の下り方面優等列車が増発され、運転間隔が20分から12分間隔に短縮されました。しかし京王八王子行きの列車増発分に対し、高尾方面への受け皿となる高尾線の接続列車が増発されておらず、高尾線の利用客は北野駅で寒風の中、9分間も列車を待つという、突然の出来事を体験しました。

具体的には、新宿発23時台の特急に対し、北野では2本に1本の割合での集約接続となっており、新宿23時24分発の特急(高幡不動から各停)に乗車しても、結局次の新宿23時36分発の京王八王子行き特急が北野に到着するで、また23時48分発の特急(同上)に乗車しても、次の0時ちょうど発の特急が北野に到着するまで、それぞれ9分間、後発特急の到着を待つことになります。

土休日の新宿発23時24分発の特急(高幡不動から各停)の例では、北野に到着しても高尾線ホームには接続列車が待機していないため、狭い待合室は暖を求める利用客でいっぱいになります。入りきれない人は寒いホームで震えながら、後続特急の到着と、それに接続する始発電車を待つのですが、利用客はその仕組みが理解できないため、なんで9分間も待つのかと疑問に思います。

この間、上りホームには回送列車が2本到着して滞留、なんと下りも京王八王子方面の回送列車が接続列車を待つ利用客の目の前を通過していきます。多くの利用客が、ここで唖然とします。
やっとの思いで高幡不動方面から高尾山口行きの始発列車が到着するのですが、もう発車の2分前でした。

この後、新宿発23時48分発の特急でも、北野では高尾線接続に、9分間待つことになります。
この2本に1本の割合での集約接続は、平日、土休日ともに行われます。

今回のダイヤ改定は、全体的にはとても素晴らしい内容なのですが、この点だけはとても残念です。
有機的な接続があってこそ、全体の利便性、価値が高まると思います。
利便性をPRするとともに、自社線や他社線との接続情報などをどのように扱うべきなのか、今後向き合うぺきテーマのひとつです。

車両運用をはじめ様々な要因があると思いますが、ダイヤ改定のスローガン、“もっと使える京王線”を真に実感させるためにも、人に優しい接続、人に優しい説明の実現を願いたいと思います。

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2013年02月23日

No477 京王 ダイヤ改定実施 多彩な内容


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  ▽ 京王線に復活した特急 ダイヤ改定をPRするHMも登場 
                             北野 25.2.22 ▽

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   ▽ ダイヤ改定のヘッドマークは、京王線と井の頭線に登場 ▽


“刷新ダイヤ改定”と位置づけられた、京王線・井の頭線のダイヤ改定が、22日から予定どおり実施されました。
今回の改定で登場した新たな列車たちを初日の22日、追って見ました。

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   ▽ 特急停車駅になった北野駅 晴れて特急新宿行きが停車 ▽ 

まずは今回の改定で復活した、本線系の特急です。
北野に到着した京王八王子発の上り新宿行き特急です。
9000Fの先頭には、ダイヤ改定を謳ったヘッドマークが誇らしげに輝いています。
ちなみに22日から、本線系では、北野、分倍河原が特急停車駅に格上げされました。

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  ▽ 特急京王八王子行き       府中−東府中 25.2.22 ▽

本線を走行する特急京王八王子行きです。
赤帯に2文字の列車種別が新鮮です。

477-5 特急高尾山口行き 飛田給 25.2.22.gif
    ▽ 特急高尾山口行き         飛田給  25.2.22 ▽

その後各停を1本挟み、すぐに特急高尾山口行きが疾走します。

昨年の8月19日の改定で特急は全廃、臨時とはいえ、最速列車が準特急という、異例の状態となっていました。
高尾特急は半年ぶりの復活です。

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  ▽ 橋本駅に入線する特急新宿行き  
       相模原線に、再び特急が戻ってきました 25.2.22 ▽

一方、相模原線の新しい星、新設された(正確には1992年から2001年まで運転されていて、以来12ぶりの復活)特急橋本行きです。

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477-9 特急 橋本駅 25.2.22.gif


477-7 特急 橋本駅 25.2.22.gif
  ▽ 橋本駅で区間急行と顔を並べた特急 新顔同士の対面
                                 25.2.22 ▽

橋本駅では特急が、急行や区間急行と並ぶ光景も見られます。

相模原線から優等列車を利用、調布で乗り換えなし、しかも特急で京王線新宿へ直通可能となることこそ、調布駅地下化で相模原沿線利用客が一番望んでいたサービス改善、ダイヤ改定だったと思います。

477-10 区間急行 新線新宿 25.2.22.gif
  ▽ 新登場の区間急行 
   都営線内は急行、新線新宿から区間急行に変身 25.2.22 ▽

新しい列車種別の区間急行は、都営線内を急行橋本行き、新線新宿からは区間急行橋本行きと名を改める列車です。

477-11 区間急行 新線新宿 25.2.22.gif

種別LED表示は白地に緑色と、急行の表記と色・帯を逆にして使用しています。お客様は慣れるまで、少々時間がかかるかもしれません。


さて夕方になって、今回の改定の陰の目玉、都営線から直通の急行調布行き、調布から先は各停高尾山口行きとなるユニークな列車を、つつじヶ丘で待ち受けました。

477-12 急行調布行き つつじヶ丘 25.2.22.gif
▽ 改定の陰の目玉  急行調布行き その先は各停高尾山口行きに        
  新線新宿発17時33分の1番列車がつつじヶ丘に到着 25.2.22 ▽

そして、サプライズは起こりました。都営の8両編成がやってきたのです。
都営線から直通急行、調布から先は各停高尾山口行きに変身する、京王・高尾線系統への、初の各停“化け列車”です。

調布までは駅と車内アナウンスで調布から先は各停になること、また調布から先は、単に各停高尾山口行きとして、都営車両でありながらも利用客は驚くこともなく、淡々と乗車していました。
京王のお客様は、相模原線でなくても、都営車両にはすっかり慣れているように見受けられました。

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    ▽ 都営車初、夜間の定期各停高尾山口行き列車が北野に到着
              いよいよ高尾線に入線  北野    25.2.22 ▽

都営車は無事に北野に到着。
いよいよこれから高尾線に入線です。
都営車が夜間、定期列車として高尾線で運行されるのは、昭和42年の開業以来はじめてのことです。
しかしホームには、カメラをもったファンはほとんど皆無でした。

477-13 高尾に到着した都営車 25.2.22.gif
 ▽ 寒風に吹きさらされる高尾駅のホームに、都営車が到着です ▽

477-14 都営車同士の交換 高尾 25.2.22.gif
    ▽ 各停高尾山口行き(右)と快速つつじヶ丘快速(左)
                 都営車同士の交換  高尾 25.2.22 ▽

この高尾で、またまた想定外(私の頭の中では)のサプライズが。

先行の都営車が、高尾山口から折り返しで、快速つつじヶ丘行きとしてやって来たのでした。
京王の末端区間で、なんと上下列車とも都営車という交換光景が展開されたのです。
これには、寒さも、疲れも吹き飛んでしまいました。

ちなみにこの都営車による急行調布行き、調布以西は各停高尾山口行きとなる化け列車は、新線新宿を17時台、18時台に各2本、合計4本が運行されます。
高尾山口到着後は、上り快速つつじヶ丘行きとなり、再び折り返し、今度は調布から各停高尾山口行きになる運用のようです。

477-15 瑞江行き都営車 25.2.22.gif
  ▽ 深夜の高尾線から瑞江行きの都営車各停が 
                           めじろ台  25.2.22 ▽

そして都営車の、深夜の運用には驚きの列車が…。
高尾山口発22時23分、都営新宿線瑞江行きの各停列車が発車します。
回送でも良いような運用ですが、営業運転は好感がもてます。ただし高尾線の乗客は、「瑞江?」という感じだと思います。車内で寝入ってしまうと、大変なことになりますね。

このあと高尾線では、高尾山口発23時37分発の区間急行桜上水行きもあります。
深夜にこっそりと、ユニーク電車がノッチを入れています。


ともあれ、京王の“刷新改定ダイヤ”は2月22日、無事にスタートしました。
優等列車3本の続行運転状況、各線相互の接続、所要時間状況などなど、利用者もファンも、これから様々なことを感じると思います。

477-17 特急続行運転 つつじヶ丘 25.2.22.gif
  ▽ 特急続行運転   仙川−つつじヶ丘
    後続特急の先頭車からは、先行特急が目の前に 25.2.22 ▽

今回は新登場の列車動向などを中心にお伝えしましたが、今後も機会を捉え、利用者目線も加えながら情報を発信していきたいと思います。

posted by 特急高尾号 at 11:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

No476 京王線 ダイヤ改定前最終日


2月22日は、京王線、井の頭線のダイヤ改定です。
21日は現行ダイヤの最終日、この日をもって姿を消す列車を追って見ました。

476-1 最終日の準特急京王八王子行き 明大前 25.2.21.jpg
  ▽ 最終日の準特急京王八王子行き   明大前 25.2.21 ▽   

準特急京王八王子行きの最終日、なんと列車種別表示がまだ新しいものに置き換えられていない、9036Fが充当されていました。車両運用の方の“配慮!?”でしょうか。

476-2 最終日の準特急京王八王子行き 明大前 25.2.21.jpg
   ▽ 最終日の準特急京王八王子行き   明大前 25.2.21 ▽   

さいさきのいいスタートです。まさか従来の列車種別表示の準特急に遭遇するとは、思ってもいませんでした。

平成23年の「3.11東日本大震災」以降、ダイヤ改定の度に特急は縮小し、最速列車は準特急のみという変則ダイヤでしたが、その準特急も改定ダイヤ後は、土休日の終日と、平日の早朝、高尾線の上り1本のみの運転となります。八王子系統の準特急は、21日限りで消滅です。

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  ▽ 平日運転としては最後となった準特急高尾山口行き  
                           めじろ台 25.2.21 ▽

改定ダイヤ後は、土休日のみの運転となる準特急高尾山口行きです。平日での運転は、21日で終了となりました。
朝8時台、8000系の準特急が高尾線を走ります。

476-4 通勤快速 明大前 25.2.21.jpg
▽ 朝のラッシュ時を中心に活躍した通勤快速  明大前 25.2.21 ▽  
 
平日朝ラッシュ時に京王線と相模原線で上下42本、深夜時間帯に下り5本が運転されていた通勤快速も「区間急行」に名称が変更されるため、この日、長い歴史に幕を降ろしました。

476-5 通勤快速表示 25.2.21.jpg

通勤快速は、調布や府中以西は各停となるため、朝や帰宅を急ぐ遠距離サラリーマンからは、長年嫌われものの存在でした。「区間急行」に名称が変更されても、実態は同じですが…。

こんどは、都営新宿線から直通の、快速調布行きです。

476-6 快速調布行き 新線新宿 25.2.21.jpg
   ▽ 快速調布行き 調布から急行になる“化け列車”
                        新線新宿 25.2.21 ▽  

476-7 化け列車表示 25.2.21.jpg

調布から先は急行橋本行きとなる相模原線の“化け列車”ともお別れです。


昨年8月の調布地下化完成によるダイヤ改定から始まった、相模原線各停のつつじヶ丘回送、折り返しも姿を消しました。
しかし改定ダイヤでは、早朝と夜間に相模原線系統から、また夕方から夜間にかけては高尾線からの快速つつじヶ丘行き列車が新設され、折り返し調布まで回送、調布からそれぞれ各停橋本、高尾山口行き列車となる運用が始まり、引き続きつつじヶ丘での本線折り返し光景を見ることが出来ます。


これまでのダイヤは、あの日、23年3月11日が改定初日でしたが、地震後の当日午後から約半年間、節電ダイヤなどで度々の修正を余儀なくされました。いわば曰くつきのダイヤが原点となっています。
準特急高幡不動行きや準特急の20分間隔運転、高尾線各停の6両編成運転などは、記憶に新しいところです。

476-8 ダイヤ改定ポスター 25.2.21.jpg

その意味では22日からの刷新改定ダイヤは、23年3月11日改定ダイヤからの決別、開業100周年を節目とした、まったく新たな船出といえます。
新しいダイヤが、改定のキャッチにある、“もっと使える京王線・井の頭線”として、多くの利用者から支持され、京王のより一層の進展に寄与していくことを願いたいと思います。


そしていよいよ、2月21日、22時40分が近づいてきました。

476-9 最終の準特急を表示する案内板 新宿 25.2.21.jpg

22時40分発の、最後の「準特急 京王八王子」行きが、新宿駅の案内ボードに表示されました。

476-10 最後の準特急京王八王子行き 新宿 25.2.21.jpg

最後の、準特急京王八王子行き列車が、いよいよ新宿駅3番線ホームに登場です。

476-11 最後の準特急京王八王子行き 新宿 25.2.21.jpg

準特急京王八王子行きの最終列車を飾った編成は、8004Fでした。

476-12 最後の準特急京王八王子行き 新宿 25.2.21.jpg

木曜の夜でしたが、ホームはさほどの混雑ではありませんでした。
特段の放送や表示もなく、いつもどうりの淡々とした表情です。

476-13 最後の準特急京王八王子行き 新宿 25.2.21.jpg

下り方正面です。

最後の姿を記録しようと訪れたファンも20名ほどで、混乱や罵声もなく、無事に定時発車となりました。

476-14 最後の準特急京王八王子行き  北野 25.2.21.gif
  ▽ 最後の準特急京王八王子行き   北野      25.2.21 ▽ 

北野駅に到着した最後の八王子行き準特急です。
時刻は23時18分でした。

476-15 最後の準特急京王八王子行き 北野 25.2.21.gif

終点、京王八王子まであと一駅。
寒風の中、最後のノッチを入れた準特急京王八王子行きは、静かに闇の中へと走り去っていきました。

『さようなら 準特急京王八王子行き−。ご苦労様でした。』



posted by 特急高尾号 at 09:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

No475 さようなら「準特・北野/動物園急行」


ダイヤ改定前の最後の日曜日となった17日、土休日ダイヤ運転の準特急北野行きと、上りの動物園急行が最終運転日を迎えました。

475-1 準特急北野行き 東府中 25.2.17.jpg
   ▽ 準特急北野行き           東府中 25.2.17  ▽

運転最終日の準特急北野行きです。

準特急は2001年3月、それまでの高尾山口行き通勤快速を速達化して登場しました。
特に夜間の高尾線方面への速達化には大きく貢献しました。
このうち土休日は新宿から準特急北野行きとして運転し、北野からは各停高尾山口に変身すると言う、いわゆる“化け列車”として運転されてきました。

475-2 準特急北野行き 高幡不動 25.2.17.jpg

475-3 準特急北野行き 高幡不動 25.2.17.jpg
   ▽ 準特急北野行き                       高幡不動 25.2.17 ▽

LED表示の先頭車では、北野と高尾山口まで先行を、交互に表示します。

高尾山口に行くのに北野と表示するこの列車、京王線を利用して高尾山へ行楽に行く人からは分かりにくいと酷評された時期もありましたが、一方では高尾線内の各停駅へ、また上りでは各停駅からそれぞれ準特急に乗り換えなしで利用できるとあって、沿線の通勤通学客からは大変な好評を得た列車です。

改定土休日ダイヤでは、高尾線内の全駅が準特急停車駅に加えられ、晴れて「準特急 高尾山口行き」として再デビューすることになりました。これまでの「準特急北野行き」は、役割りを終えて消滅します。


こちらは、土日ダイヤとしては最終日の準特急京王八王子行きです。

475-5 準特急同士のすれ違い 東府中 25.2.17.jpg
  ▽ 準特急同士のすれ違い          東府中 25.2.17 ▽

左は100キロ近いスピードで東府中駅を通過していく準特急京王八王子行きです。
右は競馬開催日のため、東府中にまさに臨時停車しようとする上り準特急新宿行きの対面です。
双方とも、新しいLED列車種別表示になっています。

475-4 準特急京王八王子行き 府中 25.2.17.jpg
   ▽ 準特急京王八王子行き                    府中 25.2.17 ▽

列車種別のLED表示や種別幕は、順次新しいものへと交換が進んでおり、ファンの格好の撮影対象となっています。
準特急京王八王子行きは、22日からはいよいよ特急として復活し、新しい京王の顔となります。


ところで、橋本特急など新設列車は大々的にPRされていますが、ひっそりと姿を消す列車が、やはり存在していました。
それも京王の歴史から見れば名門急行とも言うべき“動物園急行”です。

475-6 最終の動物園急行 多摩動物公園 25.2.17.jpg
 ▽ 絶滅・最終列車となった15時16分発の急行新宿行き 9047F
                         多摩動物公園 25.2.17 ▽

475-8 動物園急行時刻表 多摩動物公園 25.2.17.jpg
    ▽ 多摩動物公園発の上り新宿行き直通急行 3本の時刻表 ▽

改定ダイヤでは、多摩動物公園から発車する、3本の上り新宿行き直通急行が姿を消します。

最終日となった17日、3本の列車とも、人知れずガラガラの状態で多摩動物公園を発車していきました。

475-7 最終の動物園急行 多摩動物公園 25.2.17.jpg
  ▽ 発車直前 最終新宿行き直通急行列車 25.2.17 15:16 ▽

長年に亘った新宿への直通急行運転の歴史に、幕が下ろされました。

475-11 方向転換の動物公園急行 高幡不動 25.2.17.jpg
  ▽ 高幡不動下り2番線ホームから方向転換
    京王線下り本線を跨ぎ新宿に向かう動物園急行
                          最終日の姿 25.2.17 ▽

これにより、上り動物公園急行が高幡不動駅下り2番ホームに到着。次いで京王線下りと平面交差して新宿に向かう方向転換の姿も消滅しました。


また競馬急行も、5本全ての行先がこれまでの新宿から新線新宿行きに変更されるため、新宿行きの行先表示の運転は、17日が最後、見納めとなりました。

475-9 新宿行き競馬急行 東府中 25.2.17.jpg
   ▽ 「新宿」行きの表示も最後 上り競馬急行 
                            東府中 25.2.17 ▽

475-10 府中競馬正門前 25.2.17.jpg
  ▽ 「急行 新宿」表示  改定以後は「新線新宿」に
                      府中競馬正門前 25.2.17 ▽


ダイヤ改定に向け、いよいよカウントダウンに入りました。
今度は21日の木曜日、いよいよ平日ダイヤの最終日を迎えます。
この日限りで、伝統の通勤快速が消滅します。


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2013年02月17日

No474 京王線ダイヤ改定 各駅時刻公表


474-1 700系準特急 北野 25.2.16.jpg
  ▽ 新しい種別幕をつけた7000系    北野 25.2.16 ▽

22日のダイヤ改定を前に、15日から京王のホームページで、各駅の時刻表が一斉に公表されました。

これまでもダイヤ改定の概要、追加説明の公表などで大筋の内容は伝えられているのですが、いよいよ各駅の時刻が明らかになり、改定ダイヤの全貌が判明しました。

以下に平日の京王線を中心に、既発表部分は除き、今回の公表で分かった主な点と感想を記してみます。

【平日】
〇京王線新宿発の列車本数が増加
 ▽日中から夜間
  1時間あたり15本が18本に。橋本特急分が増加に
  23時台は15本で現行より3本、午前0時台は2本増加
  ・八王子、橋本方面の優等列車間隔が20分から12〜14分に短縮
〇7〜9時台、22時台につつじヶ丘行き各停が登場
〇9時台に八幡山行き各停が登場
〇7〜8時、17時〜21時台に快速高尾山口行きが登場
〇19時〜21時台に調布発各停高尾山口行きが登場
〇高尾山口発
 18〜20時台に快速つつじヶ丘行きが登場
 ・調布発各停高尾山口行きの折り返し
  つつじヶ丘⇒調布は回送
 19〜20時台に快速新宿行きが登場
 19時台の高尾山口発列車は全てが快速列車に
 22時台に都営新宿線瑞江行き各停登場
 23時台に桜上水行き区間急行が登場
〇新線新宿発系統
 9時、10時台につつじヶ丘行きが登場。16時、18台は消滅
 17時、18時台に急行調布行き⇒各停高尾山口行きが各2本ずつ登場
〇京王新線⇒相模原線系統の化け列車(調布まで快速⇒橋本まで急行)は全廃
〇京王新線⇒京王線系統の化け列車新登場(調布まで急行⇒以西高尾山口まで各停)
〇競馬場線、動物公園線は現行とほぼ同じ

ということで、平日深夜の23時、午前0時台の詳細が判明しました。
京王・高尾線、相模原線系統とも、現在の優等列車20分間隔が京王線系統では12分間隔になるなど間隔が大幅に短縮、京王線は特急、相模原線は区間急行化で本数も増加。混雑緩和、遠近分離、速達化が実現し、かつ最終列車の繰り下げもあり、深夜時間帯のダイヤに不満を抱いていた多くの利用客のストレス改善に大きく貢献しそうです。
急行の特急化で急行停車駅の扱いを懸念していましたが、相模原系統の区間急行が上手くカバーしていると思います。

また最終列車の時刻は最大20分の繰り下げなど大幅な改定を実施していますが、深夜時間帯の優等列車を急行から特急に格上げしたため繰り下げ時分を速達化で吸収、高尾線や京王八王子、橋本などの末端区間では最終列車の到着時刻が現行とほぼ変わらないなど、利用客にとっても、乗務員や駅務員にとっても、ハッピーな形になっています。経営投資を増やすことなく、大きな成果をもたらす、素晴らしいアイデアだと思います。

相模原特急の新設で、新宿−調布間では特急・特急・区間急行と優等列車が3列車続行運転となり、また夕方の急行調布行き運転の時間帯では、橋本急行・調布急行と、急行系統の続行運転区間も現れ、京王ファンを喜ばせそうです。続行運転では、ATCの威力が存分に発揮されることと思われます。

つつじヶ丘での本線折り返しが高尾山口からの快速折り返しで継続となる点は、ダイヤ混乱時には負担になると思われますが、上り優等列車の本線途中区間の折り返しという貴重な運用形態として特筆されます。

474-2 つつじヶ丘の本線折り返し 25.1.5.jpg
▽ つつじヶ丘の本線折り返し光景 今後も一部時間帯で継続 ▽


一方、列車種別や行先については、改定ダイヤでは利用客が慣れるまで、あるいは初めての利用客は戸惑うかもしれません。
急行調布行きの調布以西は各停高尾山口行き“化け列車”などは、京王線系統利用客を悩ませそうです。
高尾線上り深夜の高尾山口発都営新宿線瑞江行きや、桜上水行き区間急行はもとより、夕方の快速つつじヶ丘行きも何処で優等列車に乗り換えるのが一番いいのかなど、悩ましい列車となりそうです。特に都営新宿線瑞江駅などは多摩地区の利用客には馴染みが薄く、いったいどこへ連れて行かれるのだろうという感覚になるものと思われます。

こうしたイレギュラーな列車の登場は、限られた車両リソースの中での運用が影響しているものと思われます。しかし夕方運転される都営線線からの急行調布、そして各停高尾山口行きとなる列車は都営車と推定でき、平日夜間、高尾線に毎日都営車が走るというサプライズをもたらしてくれそうです。ダイヤ改定とともに、車両運用についても興味津々です。


【土休日】
土休日ダイヤも平日同様、23時台以降の増強が大きな特色です。

また競馬場線の競馬開催時ダイヤでは、5本の上り不定期臨時急行の行先が京王線新宿から新線新宿へと変更になり、また発車時間も10分程度繰り下がっています。

動物公園線では、午前8時台に新宿発多摩動物公園行き直通急行が1本運転されていますが、この列車は存続しています。
一方14〜15時台に合計3本運転されていた新宿行き直通急行は廃止となっています。そのため、多摩動物公園から高幡不動2番下りホームに到着、方向転換でそのまま上り新宿行きとなる急行列車の光景は消滅します。実際、この列車は行楽シーズン以外はガラガラでしたから、廃止はやむを得ないのかもしれません。
代替として14〜15時台では高幡不動・多摩動物公園間の上下各停列車が倍増し、高幡不動で特急等への乗り換え機会を大幅に改善しています。
また15時台に高幡不動始発の各停新宿行きが3本も設定されているなど、イレギュラーなダイヤ設定も見られます。

以上がホームページによる各駅時刻公表で分かった点と私の感想です。
全体としては、限られた経営資源の中で、創意と工夫、開業100周年を迎える挑戦と意欲が伺えるものだと思います。

あくまでも公開資料だけで判断した私見ですし、相模原線内の細かいディテールは日常利用していないため、京王線関係を中心としたことをご了承ください。

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2013年02月16日

No472 今年も臨時急行「高尾山冬そば号」


472-1 冬そば号 9043F 北野 25.2.16.jpg
  ▽「高尾山冬そば号」9043F     北野 25.2.16 ▽

京王と都営交通の合同企画として知られ、ことし
11年目を迎える「高尾山の冬そばキャンペーン」に連動し、ことしも臨時急行「高尾山冬そば号」が16日、都営新宿線大島駅から京王線高尾山口間で運転されました。

472-2 冬そば号ヘッドマーク 25.2.16.jpg

「高尾山冬そば号」はことしで8回目の運転ですが、昨年同様ことしも地下乗り入れの9000系で運転され、9043Fが充当されました。

例年どおり都営線内は各停、京王線内は急行として運転され、ヘッドマークも2013年用の新たなものが取り付けられていました。

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  ▽ 北野駅停車光景 「冬そば号」に乗ろうと
         多くの人が待ち受けていました ▽

10両編成の車内は、どの車両も朝の通勤ラッシュ並みの混雑で、「冬そば号」の人気の高さをうかがわせていました。

472-4 冬そば号 9043F  25.2.16.jpg

472-5 冬そば号 引き換え券 25.2.16.jpg
  ▽ 北野を発車すると車内で配布される
                乗車記念マイ箸引換券 ▽

また例年どおり、北野−高尾間の車内では乗車記念のオリジナルマイ箸配布の引換券が配布されました。
ことしはマイ箸に加え、東京都交通局から特性のオリジナル爪楊枝もプレゼントされました。
    

472-6 冬そば号 車内ポスター  25.2.16.jpg

車内広告は「冬そば」キャンペーンで統一され、「臨時急行 高尾山冬そば号運行」の文字がズラリと並びました。

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  ▽「高尾山冬そば号」9043F   高尾山口 25.2.16 ▽

高尾山口に到着直後の駅ホームて゜す。
狭いホームにぎっしりの人、人、人でした。
人気の高さがお分かりいただけると思います。
車内の混雑とこの光景をみていると、2本の列車を仕立て、続行運転するだけの価値はありそうです、
ただし高尾山口のホームが危険になりますので、時間差をつけ、「高尾山冬そば1号」、「高尾山冬そば2号」とし、京王線新宿発の列車も設定、景品も別のものにし、さらに魅力を高めていく方策もあると考えました。

472-8 冬そば号 9043F 高尾山口 25.2.16.jpg

京王が2014年にオープンを計画している高尾山口駅前の温泉オープンの年から、景品は車両の絵柄入りタオルとして実施したら、ひょっとしたら大繁盛するかもしれませんね。

楽しい夢は尽きません。

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2013年02月14日

No471  あと16・17日のみ 「準特急 北野」行き 新旧種別方向幕の組み合わせ


470-1 新準特急幕の北野行き 新宿 25.2.11.jpg
   ▽ 準特急 新種別幕の北野行き           新宿   25.2.12 ▽

7000系幕車の新しい準特急の列車種別幕と、北野行き行先表示の組み合わせです。

470-2 新準特急幕の北野行き 新宿 25.2.11.jpg
  ▽ 準特急 新種別幕の北野行き 
         ダイヤ改定の前に、新しい表情の登場
                                  新宿   25.2.12 ▽

土休日運転の準特急北野行きは、現在のダイヤで消滅します。
「準特急北野行き」の表示は、それだけでも最後の貴重な姿なのですが、写真の、この組み合わせの凄いところは、準特急の列車種別幕が、ダイヤ改定に合わせて変更される新しいタイプのものだからです。
いわば準備の都合で先行して登場した準特急の新種別幕と、準特急の行先としては消滅する北野行き行先幕の組み合わせは突然のサプライズであり、かつこの組み合わせはダイヤ改定直前までの短命だからです。

470-3 新準特急幕の北野行き 新宿 25.2.11.jpg

この組み合わせは、方向幕が交換された今月初めからの半月だけ、しかも土休日だけにしか見られないとてもレアな光景なのです。

方向幕の交換は14日現在、まだ取り組み途中ですし、そもそも方向幕交換車が準特急北野行きの運用に入らなければ、この光景も見ることが出来ません。
しかも22日の改定前日までに、準特急北野行きが運転される土日は、あと16、17日の2日間のみです。

ダイヤ改定前夜とでも言うべき最後の1週間、京王沿線はカメラを持ったファンで賑わいそうです。
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2013年02月12日

No470 通勤快速の晴れ姿


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    ▽ HMを付けた通勤快速 京王八王子行き 8001F 
                          北野 25.2.12 ▽

22日のダイヤ改定が近づき、改定で姿を消す通勤快速の運転も、きょう12日を含めて残すところあと8日となりました。

470-2 HM付き通勤快速 北野 25.2.12.jpg

そうした中の12日、午前の新宿発京王八王子行きの通勤快速には「花と寺社めぐり」のヘッドマークが取りつれた8000系、しかも出場直後のむピカピカの8001Fが充当され、華を添えていました。

470-3 通勤快速表示 北野 25.2.12.jpg

通勤快速は、京王線、相模原線とも朝間ラッシュ時を中心に上下線に多数運転されていますが、朝が早いので撮影は辛いですね。

新宿寄りで、9時台前半に上りを、9時台後半に下りを狙うのが楽かもしれません。
下りに限れば10時台になっても走っている列車もあり、ご覧の上の写真、下り京王八王子行き通勤快速もその一つで、北野駅発は10時16分です。これなら無理なく撮れそうです。

一方、夜の通勤快速の運転は下りのみで、23時台が中心です。

470-4 深夜の通勤快速 明大前 23.6.jpg
  ▽ 深夜時間帯の通勤快速              明大前 ▽

早く帰宅したい遠距離通勤者には不評な列車でしたが、いまとなっては貴重な存在です。
  
深夜の通勤快速を撮影するには、その時間まで繋ぐアルコールが必要(笑い)ですし、帰りの足も心配です。
でも、いよいよラストランが近づき、いよいよそうも言っていられなくなりました。
posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月11日

No469 “8000系準特急”も種別表示色変更

469-4 現在の準特急表示 25.1.20.jpg
ダイヤ改定を前に、7000系方向幕車の列車種別のうち、「準特急」や「急行」の帯色の変更が始まったと前々回にお伝えしましたが、8000系や9000系でも、LEDの列車種別表示の変更が始まりました。

469-1 8000系準特急表示 25.2.10.jpg
 ▽ 8000系の新しい「準特急」表示  文字が白色に変更   25.2.10 ▽

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  ▽ 新たな「準特急」表示の8000系        明大前  25.2.10 ▽

新たに確認出来たのは「準特急」で、オレンジ帯に白文字の準特表示に変更されました。

7000幕車の「準特急」表示は、赤帯からLED表示に合わせたオレンジ帯に黒文字へと変更になりました。

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   ▽ 7000系の新しい「準特急」表示                25.2.6 ▽

469-1 8000系準特急表示 25.2.10.jpg
  ▽ 8000系の新しいLED「準特急」表示            25.2.10 ▽

ところが今回の8000系の変更では、その手本のオレンジ帯に黒文字が、なんとオレンジ帯に白文字に変更されたのですから、穏やかではありません。
堂々巡りのような状態は、どう理解したらよいのでしょうか。
幕車では、オレンジ帯に白文字は、上手く載らなかったのかもしれません。

469-4 現在の準特急表示 25.1.20.jpg
  ▽ 現在のオレンジ帯に黒文字の「準特急」表示  府中 25.1.20 ▽

ところで、現在の8000系、9000系の「準特急」LED表示は、他の列車種別と比較すると、いまいちアピール度が低いように映ります。

因みに変更された7000系幕車の新しい「準特急」の幕表示も弱々しい印象ですし、今回登場した8000系の新表示の方は、白文字に黒の枠が付けられているため、これまでのものとは雰囲気が異なる印象となっています。

余談ですが、「準特急」のLED表示は、今回のものが3代目です。
実はLED表示がカラー化された際、準特急は明るいオレンジに白文字で一度登場しています。

469-5 初代準特急表示.jpg
 ▽ 短命で姿を消した、かつてのオレンジ帯・白文字の「準特急」
                 貴重な姿です 高幡不動 21.8.14 ▽

9000系30番台の初期車で採用されたもので、上品の感じがするなかなかいい雰囲気のものでした。
しかし当時は6000系の準特急がまだ走っている時代で、9000系30番台が準特急の運用に入ること自体が稀で、なかなか見ることが出来ませんでした。そして30番台のこの表示はほどなく現在のものに変更されてしまい、短命に終わったという経緯があります。

ダイヤ改定の前に次々と起こる小変化−。
最近の京王線には、少しも目が離せません。

posted by 特急高尾号 at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月09日

No468 ダイヤ改定 「追加のご案内」公表


22日のダイヤ改定を前に、京王のホームページに8日、「ダイヤ改定に関する追加のご案内」と題した広報が掲載されました。

468-1 ダイヤ改定追加説明 25.2.8.jpg
  ▽ 8日 ホームページに公表された
         「ダイヤ改正に関する追加のご案内」資料 ▽ 

追加案内のコメントによると、“京王ニュース等で周知していましたが、多数の問い合わせがあった内容について、具体例をあげて説明する”というものでした。

今回広報された内容の骨子は、以下のとおりです。

京王線関係 
▽平日早朝・朝間の特急列車を中心とした新宿駅発着列車内容
▽平日昼間、土休日昼・夜間の新宿駅発列車の運転パターン
▽平日昼間、土休日昼・夜間の相模原線内の列車運転パターン
▽土休日朝間に運転される都営線から高尾線への直通急行列車
▽平日夕間〜夜間の新宿駅発下り列車運転パターン
▽平日・土休日の深夜時間帯の新宿駅発着上下列車の運転パターン

井の頭線関係
▽平日・土休日の日中時間帯を中心とした渋谷、吉祥寺発の列車発車時刻


今回の追加広報では、特急新設、最終列車時刻繰り下げなど、すでに公表されている改定の新規骨格情報ではなく、それらの要素を取り込んだ形での、各時間帯ごとの運転パターンを中心とした基本情報が伝えられました。

公表された内容をもう少し具体的に見ると、次のようになります。
・平日の朝ラッシュ時、8時〜9時の時間帯は概ね現行ダイヤパターンで運転
・相模原線日中(土日は夜間も含む)の運転パターンは、特急、快速、区間急行
・新宿発下り列車の各時間帯の列車種別パターン内容
・夕方以降の特急は京王八王子と橋本行きの2系統となり、高尾系統は乗り換えになること
・土休日の高尾系統最速列車は特急ではなく、準特急として運転
・区間急行は相模原線で運転
・京王線、相模原線とも、各停(各駅に停車する区間急行、快速なども含む)は、ほぼ10分間隔で運転
 日中の高尾線は除く
・区間急行、快速が、相模原線や京王線調布以西、高尾線で実質的に各停の役割りとして運転
・夕方運転の急行調布行きは、調布から各停高尾山口行きになること
・土休日運転の都営線から高尾線への直通急行が4本運転
これらの内容が、公表された資料によって読み取ることが出来ます。

468-2 ダイヤ改定追加説明 25.2.8.jpg
  ▽ 早朝・朝間の説明 平日ラッシュ時上りは概ね現行どおり
        また6時50分〜9時の下り特急を増発と説明 ▽

468-3 ダイヤ改定追加説明 25.2.8.jpg
   ▽ 平日19〜22時の新宿発下り列車の発車パターン ▽

468-4 ダイヤ改定追加説明 25.2.8.jpg
  ▽ 土休日9〜22時の新宿発下り列車の発車パターン
           高尾線は準特急での運転がこれで判明 ▽

468-5 ダイヤ改定追加説明 25.2.8.jpg
▽ 相模原線の平日日中、土休日9〜22時の運転パターン
 平日日中時間帯は「各停」種別の列車は走らないことが判明 ▽  
 
今回の追加説明によって、ようやく特急新設などの新規項目と、ベースとなる各時間帯の運転サイクルがリンクし、平日23時台以降が分からないなど一部に不明点を残すものの、利用者はかなり全体像を描けることになりました。

利用者からたくさんの問い合わせを受けたということが事実であれば、そして追加説明した内容が基本的な運転パターンの説明であったことからすると、お客様の間には、京王がPRする新機軸だけでなく、実際に自分が乗車するであろう各時間帯はどのようなダイヤになっているのか、面的、かつ具体的な運転情報をもっと早く、そしてもっと豊富に知りたいというニーズが高かったものと思われます。

異例とも言える今回の京王の追加説明は、事業者としては画期的な取り組みであり、高く評価されます。
一方で利用者の求めている情報をどのような媒体で、改定前のいつごろ、どの程度まで伝えていくかということの大切さを、改めて浮き彫りにした形になりました。

情報化の時代、改定内容が大規模であればあるほど、それらの骨子と詳細情報をより早く提供していくことが求められます。また、他交通機関との接続情報や京王線内での緩急接続、朝ラッシュ時の上り列車各駅相互間の所要時間一覧など、改定にあたっての、新規公開情報の開発も必要です。

今後は列車ダイヤそのものの刷新だけでなく、付加価値や関連情報なども含め、どのように近代的な情報提供、周知を行っていくのか、京王のみならず、全ての鉄道事業者が問われている課題だと思います。



posted by 特急高尾号 at 15:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

No467 7000系「準特急」種別幕オレンジに


22日のダイヤ改定を前に、7000系方向幕車の列車種別のうち、「準特急」の赤帯の変更が今週から始まりました。

467-1 7000系新種別幕 7029F 北野 25.1.6.jpg
 ▽ 新しい種別幕色となった7000系「準特急」  北野 25.1.6 ▽

新しい帯の色は、これまでの赤色に変わり、路線案内図と同様の濃いオレンジ色となりました。

467-2 7000系新種別幕 25.1.6.jpg

467-4 準特急 新種別幕 25.1.6.jpg

準特急の文字色は黒となり、見た目はLED表示と同様の装いとなっていますが、ややくすんだ感じです。


ところで、準特急というネーミングは、登場当初は何とも中途半端な呼称に聞こえ、違和感を覚えた方もたくさんいたはずです。

467-3 7777の準特急 調布23.7.20.JPG
  ▽赤幕の準特急 7777号  調布地上駅 23.7.20 ▽

それでも深紅の赤帯に白3文字の準特急の種別幕に、特急とは異なる存在感を感じていた方も多いはずです。

その赤帯種別幕の準特急も、まもなく絶滅、姿を消します。
見納めと思うと、まったく寂しい限りです。

【補足】
当プログに、「烏山住民」さまから、急行の種別幕も変更になっているというコメントを頂きました。



posted by 特急高尾号 at 02:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月06日

No466 ダイヤ改定 専用パンフ・ポスター登場


466-1 ダイヤ改定パンフ 25.2.4.jpg 


2
22日のダイヤ改定について、4日から各駅で改定内容に特化した専用パンフレットの配布や、特別ポスターの掲出が始まりました。


466-2 ダイヤ改定パンフ 25.2.4.jpg
 

パンフレットはA4サイズ、4ページ建て、表紙に改定内容の骨子、見開きで具体的内容、最終ページに改定後の列車種別と停車駅、新設の駅ナンバリングを付した新路線案内図を配しており、分かり易く編集されています。

 

ただ内容については、これまでにホームページや京王ニュース2月号で報じられてきたものと同じものとなっています。

 

466-3 ダイヤ改定パンフ 25.2.4.jpg

専用パンフレットですから、特急運転を行う相模原線内の1時間あたりの運転パターン、高尾線の土休日パターン、都営線との相互乗り入れパターンなど、これまで広報された内容以外にも、多くの利用者が知りたがっていると思われるこれらの項目について、記述が欲しかったところです。

また今回種別変更で新設され、終日運転される区間急行については、新規の列車種別名となるため、この列車がどのような役割を果たす列車なのか、位置づけと機能を丁寧に説明することが、利用者のダイヤ全体に対する理解促進に必要だと思われます。

 

今回のダイヤ改定は開業100周年に相応しい素晴らしい内容なのですが、パンフレットも、ポスターも、ややおとなしい印象です。

466-4 ダイヤ改定ポスター 25.2.4.jpg

しかしポスターは全紙サイズの3枚つづりのもので、改定に向けた京王の意気込みを感じます。

 

全体の印象を述べれば、特急の運転再開や最終列車の時刻繰り下げ、早朝時間帯の優等列車増発など、分かりやすい面が数多くある一方で、それらと有機的に連携する快速や各停の配置、各停のみの停車駅の利便性、そして駅間の所要時間の増減などについてのアナウンスは見当たりません。このあたりについては、今月中旬にホームページで公表される全時間体の詳細内容から、利用者自身が自分の知りたい時間帯の内容について、個別に解読していくことになります。

また車内では改定を行う旨のアナウンスが行われていますが、「詳しくはホームページを見るか、お客様センターに問い合わせください」と述べていますが、「駅で配布している京王ニュースや専用パンフレットもご覧ください」と、丁重に伝えた方がよいと思います。

 

一般の利用者は、18日のポケット時刻表配布で初めて自分が利用する時間帯の詳細ディティールと向き合うことになります。

それから接続の他線やバスの時刻表とにらめっことなるのですが、4日後にはダイヤ改定です。

 

特に朝のラッシュ時、自分の乗る列車がどこで優等列車への乗り換えが可能となるか、新宿や渋谷へは何時に着くのかなどといった点については、自分で乗車して“学習”していかざるを得ません。

 

利用者のそうした手間を省くためにも、有料の時刻表も販売されますが、各駅ごとに朝ラッシュ時6時から9時ころまでの上り列車について、緩急接続の駅や各駅間の到達所要時間が分かる一覧など、他社にはない、京王らしい新機軸の情報提供、利用者に優しい広報にも期待したいところです。

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2013年02月01日

No465 「京王ニュース」2月号 ダイヤ改定特集


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     ▽ ダイヤ改定を伝える「京王ニュース」25年2月号 ▽

2月1日発行の「京王ニュース」2月号に、今月22日に実施されるダイヤ改定の特集記事が掲載されました。

465-2 京王ニュース 25.2号.jpg

しかし内容は、すでに先月18日にホームページで紹介されたものと同一でした。

465-3 京王ニュース 25.2号.jpg

唯一新しい情報は、「新線新宿駅発の急行は、本数を変えずに区間急行として運転します」というもので゛した。

ホームページでの紹介から半月を経て、媒体は異なるとはいえ新たな情報を期待した利用者にとっては、なんとも拍子抜けであったかもしれません。

当然のことながら、ダイヤ改定の内容はすでに確定しているはずですから、ホームページ記事では紹介されなかった土休日の高尾線の運転形態の紹介は必須だと思いますし、これに加えて都営線から高尾線への直通急行、新宿からの動物園急行、新宿への競馬急行等、個別サービス列車のラインナップの去就、さらに東京競馬場ほか沿線のイベント開催時における優等列車の臨時停車駅情報などについても紹介があれば、より情報性が高まったと思います。

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今回のダイヤ改定は開業100周年の年に行う“刷新ダイヤ”と位置づけられており、昨年暮れからは各駅に「2013.2.22 京王線・井の頭線ダイヤ改定 COMING SOON」と題された、稀有なダイヤ改定予告ポスターも掲示されています。

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それだけに橋本特急の再開はもとより、深夜・最終の時間帯まで、特急を12分間隔で運転、また最終列車の時間繰り下げ・行先設定を平日と土休日を全く同じにするなど、意欲的、画期的ともいえる完全な都市型ダイヤに生まれ変わります。

そのため利用客へのメッセージはダイヤの強化・充実の結果だけでなく、改定内容のセールスポイントの意義や効果を、もっと積極的にアピールしてよいと思います。

改定予告ポスターにあるキャッチ、『もっと使える京王線・井の頭線へ』に通じる具体的セールスポイントとして、例えば「ミッドナイト特急スタート」、「いつもと同じ・土休日もゆっくりと」、「新しい風・橋本特急誕生」などなど、数多い改定骨子について、訴求力のあるシリーズポスターを用意するなど、「早朝準特急誕生」の際に特別ポスターを用意して取り組んだように、“経営戦略としてのダイヤ改定PR”もあってよいと思います。

京王は沿線価値を高める様々な施策を講じていますが、企業として最高の商品、「ダイヤ改定」を活かさない手はないと思います。

posted by 特急高尾号 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする