2013年03月30日

No498 準特急高尾山口行き改め「高尾行き」


30日午後4時過ぎ、京王線の明大前‐下高井戸間の踏み切りに乗用車が立ち入った関係で、下り列車に遅れが発生しました。(車内アナウンス放送より)。

498-1 準特急高尾行き めじろ台 25.3.30.jpg
   ▽ 遅延の影響で運転された「準特急 高尾行き」
                              めじろ台 25.3.30 ▽

そのため新宿発15時51分発の下り準特急高尾山口行きは10分近く遅れたため、行先を高尾行きと改め運転されました。

498-2 準特急高尾行きの案内表示 めじろ台 25.3.30.jpg
  ▽ 「準特急 高尾」を表示する駅の案内表示  めじろ台 25.3.30 ▽

単線の高尾ー高尾山口間での折り返し時間を短縮するための処置と思われます。

高尾ー高尾山口間をカットした高尾行きは過去にも目撃していますが、写真撮影となるとなかなかタイミングが難しく、撮ることができませんでした。
今回は、ホーム案内表示で事前に気づき、撮影することが出来ました。

498-3 準特急高尾行きのLED表示  25.3.30.jpg

今回のダイヤ改定から採用された、新しいLED表示による「準特 高尾」行きの表示です。

498-4 準特急高尾行き めじろ台 25.3.30.jpg
   ▽ 「準特急 高尾行き」             めじろ台 25.3.30 ▽

雨の休日でしたが、レアな列車に対面、撮影も出来ました。
カメラはいつも必携ですね。
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2013年03月29日

No497 京王ダイヤ改定 快速列車オンパレード


497-1 快速高尾山口行き つつじヶ丘 25.2.22.jpg
    ▽ 夜間に登場した「快速 高尾山口行き」  つつじヶ丘 25.2.22 ▽

今回のダイヤ改定では、新たに京王線系統にどっと快速列車が増えたことも、大きな特徴です。
朝の時間帯間の散発的な列車はともかく、夜間は下りに快速高尾山口行き、上りは快速つつじヶ丘行きと新宿行きが定量的に運転されるようになり、さながら快速列車オンパレードの状態となっています。

497-2 時刻表 飛田給 25.3.15.jpg
  ▽ 19時〜21時台は快速のオンパレード  飛田給駅上り時刻表
      快速とはいえ、実際は各停の代替機能が一目瞭然 ▽

夜間のつつじヶ丘以西停車駅の時刻表には快速列車がズラリと並び、初めて見た人は各停は無いのかと、度肝を抜かされました。

今回の改定では、夜間の時間帯、快速列車の設定が相模原線から京王線・高尾線系統に変更となり、快速高尾山口行きやつつじヶ丘行き列車が多数誕生しました。利用客にとって当初は意味合いや理由が飲み込めず、(今でもそうかも知れません)、困惑したことと思われます。

497-3 飛田給 25.3.13..jpg
     ▽ 特急に追い抜かれる快速     飛田給 25.3.13 ▽

またこれまでも早朝時間帯に例外的にあった快速が急行に抜かれるという現象が、今回の改定では夜間の上り快速つつじヶ丘行きが、飛田給で特急に追い抜かれます。
夜間の快速は事実上調布以西の各停列車の代替機能として運転されているとはいえ、日常的に優等列車の快速が追い抜きを受けるという、新たな光景が始まりました。

497-4 都車快速同士の離合 高尾 25.2.22 .jpg
    ▽ 都車快速と各停の離合   高尾          25.2.22 ▽

趣味的には高尾駅で、都営車同士による上り快速と各停が島式ホームですれ違うなど、貴重な光景も見ることができます。

今回の改定は、特急復活だけでなはく、様々な光景を産み出していることも、大きな特色です。

(訂正)
当初本稿では、夜間の新宿発下り快速が八幡山で特急に追い抜かれるとしましたが、その事実はありません。特急が八幡山で追い抜く列車は各停です。
下り快速は調布で後続の特急に追い抜かれます。
私の勘違いであったことをお詫びします。(3/30)


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2013年03月25日

No496 春爛漫 京王電車


496-1 池ノ上−駒場東大前 25.3.24.jpg
 ▽ 桜と菜の花のコラボレーション  
   駒場東大前−池ノ上  春風に乗って列車が走ります 25.3.24 ▽

ことしは全国的に桜の開花が早く、東京は先週22日、観測史上2番目に早く満開となりました。

京王線、井の頭線沿線の桜もすでに満開、これに輝くばかりの菜の花のイエローベルトも加わり、 まさに両線は春爛漫です。

496-2 駒場東大前−池ノ上 25.3.24.jpg

菜の花の黄色は、これでもかと言わんばかりに光り輝いています。

496-3 新代田−東松原 25.23.24.jpg

新代田駅から東松原方面を見た法面です。
このあたりは、道路や弧線橋の上から、花と電車を眺められます。

496-4 新代田−東松原 25.23.24.jpg

“幸せの黄色”が、車窓を彩ります。
井の頭線のお客様は幸せ者といえます。

496-5 新代田−下北沢 25.3.24.jpg

新代田−下北沢間のちょうど中間、私のお気に入りの踏み切りです。

496-7 新代田−下北沢 25.3.24.jpg

ここの桜は線路ぎりぎりにあり、わずか1本ですか、毎年、大きな存在感を誇っています。
『あ〜。ことしも見事に咲いてくれた!』という心境で、毎年眺めています。

警報機と踏切、桜−。電車がいなくても、絵になる世界です。

496-8 下北沢 25.3.24.jpg

最後はこちら、下北沢駅です。
いままさに、駅を発車しようとしている下り電車です。

井の頭線の渋谷−明大前間は、とくに私鉄の郊外電車という雰囲気が濃厚です。
もはや井の頭沿線は、“郊外”と呼ぶには相応しくないほどの発展を遂げていますが、それでも戦前、戦後によく使われた“郊外電車”、それも私鉄の、という雰囲気を残しています。
そこが井の頭線の魅力と感じる方は、私と同様、もしかしたら中年かもしれませんね(笑い)。

496-9 駒場東大前−池ノ上 25.3.24.jpg

それはともかく、沿線を彩る草花に和みを感じられるということは、とても素敵なことですね。
四季折々の彩りは、京王電車の宝です。

井の頭線はこれから5月までは、桜や菜の花、新緑が続きます。そして6月に入れば主役は紫陽花に交代します。いまから楽しみです。


今回の写真は、3月24日に撮影したものです。
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2013年03月23日

No495 京王ダイヤ改定 レア・少数列車


今回は、ダイヤ改定後のレアな、少数派の列車をご案内します。

まずは準特急です。
準特急特急いえば、ダイヤ改定後は土休日の高尾山口行きのみで運転されていますが、唯一、平日の早朝にも、「早朝準特急」として1本が運転されています。

495- 1 平日唯一の準特急 めじろ台 25.3.18.jpg
 ▽ 早朝6時前、高尾を背に都心へ向う準特急 めじろ台 25.3.18 ▽

高尾山口を午前5時50分に発車する上り新宿行き準特急です。
京王の特急、準特急の中で、まだ夜も明けきらぬうちから発車する、京王最最優等列車グループのトップランナーです。

この列車がスタートしたのは、2011年7月1日の夏の節電ダイヤからでした。
当時、人気の出てきた早朝準特の第2陣として、高尾線にも登場したものです。(登場時から改定時までは、高尾線内は各停、北野から準特急として運転)。

3.11の大震災後の度々のダイヤ修正の中でも生き続け、また今回のダイヤ改定では特急に返り咲くこともなく準特急として生き続ける、希有な存在といえます。


次は土休日の高尾線に、上下1本ずつだけ運転される特急です。

495-9 土休日の高尾線特急 25.3.23.jpg
   ▽ 土休日、高尾線に上下1本ずつ運転されている特急
                           めじろ台 25.3.23 ▽

ご存知のとおり、土休日の高尾系統優等列車は準特急ですが、上り早朝の6時台、下りの8時台に各1本ずつ特急が運転されています。
24年8月までの前々回ダイヤで、京王全線で唯一残っていた高尾特急が、再び今回の土休日ダイヤで復活していることになります。


こんどは、土休日に運転される新宿発の急行多摩動物公園行きです。

495-2 急行多摩動物公園行き 新宿 25.3.17..jpg
    ▽ 新宿駅に入線する急行多摩動物公園行き   25.3.17 ▽

今回の改定では、多摩動物公園発の上り新宿行き急行は惜しくも全廃されてしまいましたが、この下りの多摩動物公園行き直通急行は、辛くも存続しました。

495-3 新宿駅行先案内 25.3.17.jpg
   ▽ 「急行 多摩動物公園」の案内が印象的          新宿 ▽

都営線からの直通高尾山口行き急行4本の後を追い、新宿を8時51分、準特急枠のスジで発車します。風前の灯火か、はたまた名門急行の継続か、今後の動向が、気にかかります。


深夜の高尾線から、2本のユニークな列車が発車します。
1本は高尾山口発22時25分、都営線の瑞穂行き各停です。

495-4 各停瑞江行き めじろ台 25.2.22.JPG
     ▽ 高尾線から都営線の瑞江行き
     “深夜のミステリー列車”のようです  めじろ台  25.2.22 ▽

夕方、都営線から直通の急行調布行き、調布から各停高尾山口行きに化け、その後快速つつじヶ丘行き、再び調布から各停高尾山口行きを繰り返すびっくり運用の列車の、入庫を兼ねた営業列車です。

もう1本は高尾山口発23時37分の区間急行桜上水行きです。
この列車は、土休日、高尾線を走る唯一の区間急行です。

495-5 区間急行桜上水行き 高尾山口 25.3.16.jpg
   ▽ 深夜 人気のないホームで発車を待つ区間急行桜上水行き
                          高尾山口 25.3.16 ▽

495-6 区間急行桜上水行き 高尾山口 25.3.16.jpg
   ▽ 新宿の対極 高尾山口は音もない、静寂の世界です ▽

人気のない深夜の高尾山口駅を23時27分、ひっそりと発車していきます。
これが東京の駅かと思うほどの静寂の世界です。

このほかレアな列車としては、
▽都営車による急行調布行き⇒調布から各停高尾山口行き4編成の運用
▽平日の朝夕に運転される下り八幡山行き各停(京王・都営各1)と桜上水行き各停(都営2)
▽土休日の朝、都営線から都営車で直通運転される急行高尾山口行き4本
▽味の素スタジアムイベント終了時に運転される飛田給始発の上り特急新宿行き
などがあります。

495-7 急行調布行き つつじヶ丘 25.2.22.jpg
    ▽ 急行調布行き⇒調布から各停高尾山口行きとなる化け列車
                          つつじヶ丘 25.2.22 ▽

495-8 各停八幡山行き 八幡山 25.3.11.jpg
   ▽ 夕刻、各停八幡山行きが、終着の八幡山に到着
      引き上げ線は2本とも満員で、そのまま回送に 25.3.11 ▽

495-10 都営からの直通急行 高尾山口 25.3.23.jpg
 ▽ 都営線からの直通急行が高尾山口に到着
   土休日に8連1本、10連3本の急行が遠路はるばると 25.3.23 ▽

495-11 高尾山口に到着した都営車急行 25.3.23.jpg
  ▽ 4本のうち、1本目と3本目が都営車
   種別幕・方向幕の直通急行も貴重な存在 高尾山口 25.3.23 ▽
 
さらにイベント列車として、
▽新年元旦の迎光号
▽高尾山冬そば号
▽多客臨として調布などの花火大会時に運転される臨時列車
▽年末の週末に運転されてきた深夜特急
などがあります。

こうしてみると、京王のレア列車はいろいろと多彩に運転されていることが分かります。
これらの列車の今後の動向を確認したり、写真を撮ったりと、また新しい歴史が始まります。

posted by 特急高尾号 at 13:10| Comment(6) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月20日

No494 姿を消す井の頭線・小田急線の立体交差


494-1 下北沢駅 25.3.19.jpg
  ▽ 井の頭線と小田急線の交差光景    下北沢 25.3.19 ▽

小田急線の下北沢駅付近が、いよいよ今月23日土曜日から地下化されます。現在の下北沢駅は地下の新駅に移設される事になり、まもなく姿を消します。
このため下北沢駅で井の頭線と小田急線が交差する光景は、22日が最後、見納めとなります。

494-2 下北沢駅 25.3.19..jpg
   ▽ 小田急60000系ロマンスカーとすれ違う井の頭線
                            下北沢 25.3.19 ▽

小田急線は昭和2年4月1日開通、井の頭は昭和8年8月1日開通ですから、両線の下北沢駅での交差は、じつに80年にわたる歴史のある姿と言えます。そのため連日、熱心なファンやカメラマンが記録に残そうと、大勢訪れています。

494-3 下北沢駅 25.3.19..jpg
   ▽ 改装工事中の井の頭線下北沢駅          25.3.19 ▽

また小田急線の工事と平行し、井の頭線下北沢駅の改装工事も行われています。

494-4 下北沢駅 25.3.19..jpg
 ▽ この連絡通路もまもなく閉鎖。改札なしで乗り換えが出来るのは、
     両線が小田急の同一系列会社であった時代のなごり ▽

長年お世話になったホーム渋谷寄りにある、お馴染みの小田急ホームや駅改札口に通じる中2階の通路も、22日で閉鎖となります。   

494-5 下北沢駅 25.3.19..jpg
  ▽ 両線列車の先頭車同士の決定的瞬間を狙ったのですが…
       なかなかタイミングが合いません。残念…。 25.3.19 ▽

あと数日を残すのみですが、井の頭線の前身、帝都電鉄と、小田急小田原線の前身、小田原急行鉄道のよすがを残す下北沢駅の最後の姿を、ぜひ堪能、記録なさって下さい。

京王線調布駅、東急東横線渋谷駅、そして今度は小田急線下北沢駅といい、私鉄の世界でも昭和の薫りがひとつ、またひとつと姿を消していきます。
何とも、寂しい限りです。

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2013年03月19日

No493 京王ダイヤ改定 八幡山に2編成留置


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   ▽ 八幡山の留置線に9000系2編成が留置  25.3.11 ▽

今回のダイヤ改定では、八幡山駅下り方の引き上げ線に、10両編成2本が留置される姿が見られるようになりました。

留置されるのは平日で、16時15分頃に1本、16時35分頃にもう1本、合計2本が桜上水から回送でやって来て、芦花公園寄りにある引き上げ線に入線します。

493-3 八幡山 電留線 25.3.11.jpg

493-2 八幡山 電留線 25.3.11.jpg

八幡山駅ホームからはご覧のように見え、上りや下り列車との並びなど、魅力的な画角で写真を撮ることが出来ます。

493-4 八幡山 電留線 25.3.11.jpg

八幡山止まりの列車が留置されるのかと思いきやそうではなく、わざわざ桜上水から回送されてきて入線、留置されるなど、想定外の、ユニークな運用です。

493-5 八幡山 電留線 25.3.11.jpg

こうした、変化を発見したり、新たな魅力と出会えるのも、ダイヤ改定のおもしろさ、醍醐味と言えますね。

撮影は全て3月11日、17時30分前後です。

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2013年03月16日

No492 京王ダイヤ改定 臨時停車


京王線には、特急や急行が臨時停車する、いくつかの駅があります。
今回まダイヤ改定で、それらの駅にも復活した特急が停まるようになりました。

まずは、2月9日から3月の梅の開花時期、京王百草園の梅まつりに合わせて上下の特急が停まる百草園駅です。

492-1 特急の臨時停車 百草園 25.3.10..jpg
  ▽ 「梅まつり」で臨時停車する特急京王八王子行き 
                            百草園  25.3.10 ▽

今年の梅まつりは2月から3月17日までで、パンフレットには、「期間中は一部の特急・準特急・急行が臨時停車します」と書かれています。しかし実際には百草園駅のホーム時刻表には、「臨時停車は中止します。3月17日までは2本の下り特急が臨時停車します。」と表示されています。
どうやら、「中止だが、2本だけは臨時停車します」ということで、新宿発10時11分の特急高尾山口行きと、10時20分発の特急京王八王子行きの2本のみが臨時停車していました。
梅の咲き具合や悪天候により当初計画を縮小したり、取り止めになることもあるため、百草園の臨時停車は要注意なのです。

1年でこの時期だけのレアな臨時停車で、今年撮影する場合は、あす17日が最後のチャンスです。(この記事は16日にアップしました。)


次は、飛田給駅です。
味の素スタジアムの最寄り駅となっており、サッカーJリーグの試合やミュージシャンのコンサート開催時、上下の特急が臨時停車します。

492-2 特急の臨時停車 飛田給125.3.9.jpg
   ▽ サッカーJリーグ試合輸送で臨時停車する特急新宿行き
                              飛田給 25.3.9 ▽

飛田給駅の特色は、コンサートなどの終了時、一時的に集中する利用客に対応するため、飛田給始発の上り特急新宿行きも複数本が運転されるということです。


もう一つは、東府中駅です。
府中競馬正門前駅にある東京競馬場でレースが開催される際、上下の特急が臨時停車します。
また競馬終了時には、府中競馬正門前駅から新線新宿行きの上り直通臨時急行、いわゆる“競馬急行”が運転されることでも、知られています。

主だった、特急の臨時停車3駅をご紹介しました。
百草園は観梅の時期、東府中は春と秋の競馬開催時期と、臨時停車の時期は大体予測がつきます。しかし飛田給のコンサート開催時の臨時停車は、当日以外、事前の広報はありません。そのため撮影の場合は、事前に味の素スタジアムのサッカー試合やコンサート情報をチェックしておく必要があります。
ぜひ挑戦してみて下さい。


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2013年03月15日

No491 京王ダイヤ改定 超レア列車「特急に抜かれる急行!?」


今回は、ダイヤ改定で誕生した異端児のお話です。

491-1 急行調布行き 25.2.22.jpg
     ▽ 急行調布行き             つつじヶ丘  25.2.22 ▽

その主人公は、夕方運転される「急行 調布行き」です。

平日の新線新宿駅から、17時台に2本、18時台に2本、合計4本の急行調布行きが発車します。
都営新宿線からの直通列車ですが、新線新宿を発車して、笹塚、明大前へと停車し、次は桜上水に停車となります。

491 2 調布行き急行 桜上水 25.3.6.jpg
  ▽ 特急(左)に追い抜かれる急行調布行き  桜上水  25.3.6 ▽

と、どうでしょう。
桜上水では下り待避線の1番線に入ります。
そしてなんと、後続の特急に追い抜かれてしまうのです。

これに気づいたのは改定2日目でしたが、「何でまた、このような列車が…」と思ったことでした。

不定期や臨時列車ならいざ知らず、定期列車の急行が特急に追い抜かれるのは、京王としても初のことだと思いますし、急行が有料特急ではなく、通常の特急に追い抜かれるというのは、全国的にみても大変珍しい存在だと思います。

この急行調布行きはさらに尾ひれがついています。
調布から先は各停高尾山口行きに化けるのです。
なおかつこの急行調布行き⇒各停高尾山口行き化け列車4本は、8両編成の都営車なのです。
この各停4本が高尾山口まで入り、以後はつつじヶ丘行き快速として折り返し、再び調布から各停として高尾山口を目指すという、想定外の、びっくり運用となっています。

『急行が特急に抜かれると言っても、都営車を京王が抜くんだから、まっ、いいか』と関係者が言ったかどうかは知りませんが、華々しく再登場した橋本特急の陰で、今回のダイヤ改定で生まれた一番ユニーク、かつレアな列車と言えそうです。

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2013年03月13日

No490 井の頭線ドアステッカーにもニューフェイス


490-1 井の頭線の新ドアステッカー 25.3.12.jpg

先週、京王線のドアステッカーがキティちゃんから京王の絵本キャラクター「はしれ!けい太くん」にバトンタッチしたとお伝えしましたが、今週に入り、井の頭線でもドアステッカーの変更が始まりました。

ところが見てびっくり、京王線のものとは別に、井の頭線バージョンが登場しました。

490-2 井の頭線の新ドアステッカー.jpg

井の頭線のレインボーカラーに習い、京王の絵本キャラクターが7色の衣装をまとい、「なかよし! いのかしら7きょうだい」と記されています。
なかなか楽しいキャラクターに仕上がっています。

井の頭線は1029Fの沿線観光地をあしらったラッピング電車が登場したり、今回は井の頭線オリジナルのドア事故注意喚起のステッカーが登場したりと、なかなか楽しい取り組みが続いています。
1029Fの吉祥寺より先頭車1729号の運転室直後のピンク色ハート型吊り輪もしかりですが、社内にこうした遊び心ともいえる取り組みを是とする空気があるとすれば、とても結構なことだと思います。

490-3 井の頭線 新ステッカー 25.3.12.jpg

いっそのこと、「なかよし! いのかしら7きょうだい」のヘッドマークも新製して運転すれば、沿線のお子様達の人気ものになること、間違いなしですね。

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2013年03月11日

No489 京王の3.11 区切りのダイヤ改定


3月11日は、東日本大震災から2年目の日です。

489-1 3.11 訓練 25.3.11.jpg

京王では、地震発生の午後2時46分、京王線と井の頭線の走行中の全列車を対象に、緊急停止訓練を実施しました。

489-2 緊急停車訓練 25.3.11.jpg
  ▽ 緊急停止訓練で停車した特急    25.3.11 午後2時46分 ▽

ところで京王にとっての3.11は、あの日の夜、帰宅困難者の輸送という点で、大変大きな役割を果たしています。

3.11の当日、列車や駅構内の大混雑、事故を回避するため、首都圏のJR各線、各駅は早々と夕方以降の運転と各駅の営業を取り止め、各駅のシャッターを下ろしてしまいました。
そのため、数百万人とも言われる帰宅困難の方々が、ターミナルや路頭に溢れかえりました。

多摩地区への足が閉ざされた中、京王は鉄道事業者の中でいち早く、午後10時過ぎから京王線と井の頭線の運転を再開、特別に終夜運転を行い、新宿、渋谷から多摩地区への帰宅者の足を確保しました。しかも後でメディアの報道で知ったのですが、この夜の特別輸送では、運賃を徴収することなく公共輸送機関としての役割りを果たしたということです。


そしてもうひとつ、この日京王は、早朝準特急をデビューさせる、3.11ダイヤ改定の初日でした。
地震発生の午後2時46分以降、京王のタイヤは混乱状態に陥り、結局3.11改定ダイヤは初日の午後で事実上の壊滅状態となりました。新設された早朝準特急のヘッドマーク付き運転は、初日1日限りの幻の運転と言われています。

248-2 神泉 23.3.15.jpg

その後は計画停電、節電、国の電力使用制限令などの施策を受け、震災直後は快速・各停のみの運転、速度制限、調布以西運休などの厳しい状況から始まり、以降も9月まで特急、準特急の間引き運転と運転区間短縮、一部列車や動物園線の運休、高尾線各停の6両編成運転、20分間隔運転、井の頭線の急行運転休止など、様々な変則運転施策が取られ、そのたびにダイヤが修正されてきたことは、皆さまご存知の通りです。

左の写真は地震直後の平成23年3月15日、神泉駅で撮影したものです。



この間、昨年8月の調布地下化による暫定ダイヤ改定などもありましたが、今回2月22日の刷新ダイヤ改定こそが京王にとっては3.11改定ダイヤの建て直しであり、かつ開業100周年の年の、前に進む記念碑的ダイヤと位置づけられると思います。

そういう意味で、2.22ダイヤ改定を無事にスタートさせ、震災2周年を迎えた運輸関係の方々は、改めて感慨深い思いをされているのではないでしょうか。
同様に一利用者としても、思いを新たにした一日でした。

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No488 「煙霧」の中の京王線

488-1 煙霧の京王線 長沼 25.3.10.jpg
   ▽ 「煙霧」の京王線   長沼−平山城址公園 
                            25.3.10 午後2時 ▽

東京では10日午後、寒冷前線の接近に伴い、空気が対流して地表付近のちりなどが巻き上げられる「煙霧」と呼ばれる気象現象が発生し、一時的に視界が悪くなりました。

京王沿線でも府中や多摩地区で午後1時過ぎから視界が茶色になり、濃厚な黄砂に巻き込まれたような光景が見られました。

488-2 煙霧の京王線 長沼−平山城址公園25.3.10.jpg
  ▽ 「煙霧」の中を走る京王線  車内から撮影
                       長沼−平山城址公園 25.3.10 ▽
                
私は北野駅で「煙霧」に遭遇しました。
高架の北野駅ホームから見た長沼方面の光景は、突然、黄砂がやって来たのかと驚くばかりに空が黄色に染まりました。

緩急接続の運転士さんも、「これは凄い」と、互いに話されていました。

羽田空港では、あっという間に真っ黒の空になった光景が放送されていましたが、幸い京王線電車の運行には支障は出なかったようです。

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2013年03月10日

No487 新宿駅 ホームドア運用開始


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    ▽ ホームドアの運用が開始 新宿駅3番線ホーム 25.3.9 ▽

かねてより整備が進められていた新宿駅3番線、特急発着ホームのホームドアが完成し、9日の始発列車から運用が開始されました。

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新宿駅のホームドアです。
開閉するドア部分の塗装が、調布駅など先行設置3駅とは異なり、グラデーション仕様となっています。
両サイドはオレンジ色、中央に寄るに従って段々と濃いオレンジ、赤色に近くなります。デザインや機能について、絶えず検討していることが伺え好感が持てます。

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新宿駅のホームドアは、京王にとっては昨年8月の調布付近地下化に伴って開業した調布、布田、国領の地下新駅に次いで4駅目の設置となります。

乗客の方の反応ですが、ホームドアドア部分が姿を現してから約2ヶ月近くが経過していたため、また調布での乗り換えですでに多くの利用客の目に触れていることもあるため、驚きはないように見受けられました。

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   ▽ ホームドア初日とあって、係員が監視体制 ▽

またホームドアそのものの運用も、調布駅などでの使用開始からすでに半年以上が経過しているため、特段の問題はないと思われます。

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   ▽ 2番線ホームからはホームドアの裏側を見られます ▽

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 ▽ ホームドア 車掌操作スイッチ盤  シンプルな構造です ▽

ただ一点、新宿は始発駅であり、かつ3番線は特急列車発着ホームのため、発車間際の駆け込み乗車によるホームドア再開閉の頻度がどの程度起こるか、この点が気にかかります。場合によっては、遅延を招くからです。

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初日の9日は土曜日とあって、私が見ていた夕方の時間帯は特段の問題もなく、各列車は定刻に発車していきました。

このあと新宿駅では、引き続き2013年度中の完成を目指して、1番線、2番線ホームもホームドアの導入を進めると広報されています。

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2013年03月09日

No486 京王ダイヤ改定 特急続行運転の醍醐味


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 ▽ “帰ってきた特急” 特急京王八王子行き 
                   新宿 25.2.27 ▽ 

今回のダイヤ改定では、待望の特急運転が復活しました。
姿を消していた王道の特急京王八王子行きも、新宿駅3番ホームに再び雄姿を見せています。

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  ▽ 相模原系統にも特急新設(復活)
              特急橋本行き 新宿 25.2.27 ▽

そしてもうひとつ、今回の改定で利用者にとって大きな朗報となったものに、相模原線の「橋本特急」の新設(正確には復活)があります。

当初の広報で橋本特急の新設が伝えられると、実際にどのようなダイヤが組まれるのか、しばらくの間サイト上では多くのファンの皆さんが独自のダイヤを想定し、大変な盛り上がりを見せていました。


さて実際のダイヤが公表されると、なんと橋本特急と京王八王子・または高尾山口行き特急は、下りは僅か2分、上りは3分差で運転される続行運転というものでした。

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 ▽ 新宿駅の列車案内表示 特急の続行運転が誇らしげに…
         特急復活、面目躍如の内容です 25.2.27 ▽

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 ▽ 主要駅の案内表示も続行の優等列車で満杯に 明大前 ▽

特急−特急の続行運転の登場にびっくりしたのですが、この続行運転に都営新宿線から相模原線橋本を結ぶ区間急行・または急行のオマケも付いていました。

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  ▽ 明大前 平日下りの時刻表 続行運転のオンパレード ▽

下りは特急−特急−区間急行・または急行、上りは区間急行・または急行−特急−特急の優等列車3本の続行運転が、ほぼ終日にわたり20分間隔で運転されるという凄まじい内容です。 時間帯や季節、区間によっては、これに回送列車や競馬急行も加わります。

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   ▽ 先行橋本特急に後続特急が接近  
     ダイヤ改定初日の光景  つつじヶ丘付近 25.2.22 ▽

実際に特急の続行運転、とりわけ後続の特急に乗車して運転台直後から見ていると、前を走る先行特急に着かず離れずの後発特急とのデッドヒートが楽しめ、ファンとしてはワクワク、ゾクゾクです。

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   ▽ 先行特急(左)が各停を追い抜くと一気に加速
   続行特急もこれからスピードを上げます つつじヶ丘 ▽ 

ATCの機能も働き、高速での続行運転が可能となり、また走行しながら先行列車ぎりぎりまで接近する光景も体験でき、乗車の度に異なるビビットな光景に、飽くことがありません。

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 ▽ 上り特急の後には続行特急の光りが
   2本の矢が高速で迫ってきます つつじヶ丘下り方向 ▽
  
とりわけ夕暮時は、先行特急のテールランプに追いつき離れ、そして対向線にはすれ違う特急がぐんぐんと迫り、かつその後ろにも続行運転の特急の前照灯が光り輝いている…。まさにファンならずとも、一瞬たりとも目が離せない、食い入るような光景が楽しめます。つつじヶ丘周辺など、傾斜地点での展望は、病みつきになりそうです。

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  ▽ 調布駅直前ではこんな光景も見られます
     右が先発の橋本特急 左が接続の橋本区急
     後続特急は、時に右の先発特急の発車を待ちます ▽

運転台直後からの展望の醍醐味が、今回の改定で倍増しました。
撮るもよし、乗るもよし。何はともあれ、特急続行運転の展望を、後続特急からお楽しみください。

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 ▽ 手前は先発特急、後ろは後発特急 次々と特急が到着です 
                明大前上りホーム 25.3.4 ▽
     
新宿−調布間は、
複々線ではなく通常の複線で、100キロ近いスピードで終日優等列車の3連続の続行運転が見られる特別な運転区間として、今後全国の鉄道ファンの注目を集めそうです。

今回は続行特急の魅力について触れましたが、優等列車の連続運転の陰で、各停駅利用客の不満も聞かれ始めていることも事実です。
各停駅では改定前と同様に、10分間隔の各停列車の運転が確保されていますが、通過列車増大の心理的不満、待避回数や待避時間・所要時間の増大などが原因として聞かれます。

なお車内からの撮影や走行列車の撮影は、運転やお客様の迷惑にならないこと、絶対にフラッシュを点灯させないことなど、マナーの厳守が必要です。

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2013年03月07日

No485  ドアステッカー「けい太くん」新登場


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 ▽ ドアガラスステッカーの新主人公 
             「はしれ! けい太くん」が登場    25.3.7 ▽

ドアガラスに貼られている注意喚起のステッカーに、これまでのサンリオのキティちゃんに変わり、新顔が登場し始めています。

 ドアによる事故防止を呼びかける
ステッカーは、京王線、井の頭線の全車両のドアガラス下部に貼られています。

485-2 キティちゃんのステッカー.jpg

これまでは、サンリオのキャラクター、キティちゃんが長年使われていました。

あまりにも長期間使用されてきたために、最近は色や文字が退色して透明状態となり、内容がまったく伝わらないものも見受けられます。

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新しいステッカーの主人公は、京王の絵本キャラクター「けい太くん」です。

「けい太くん」は京王れーるランドのキャラクターで、もともとは京王社員の家族が8000系をベースに描き起こしたもので、2000年に登場しました。
その後はけい太くんを主人公にしたオリジナル絵本、「はしれ!けい太くん」も発売され、人気ものとなっています。


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  ▽ これまでのステッカーはドアガラスの外に貼られています
    ニューフェイスは車内のガラスに貼られています。
                  中にははみ出ているこのような例も… ▽
 

サンリオのキティちゃん使用の契約が終了したことによる主役交代なのかどうかは定かでありませんが、こうした小さな変化も、開業100周年が後押ししているのかも知れません。
次から次へと、いろいろなことが起こる最近の京王です。


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2013年03月05日

No484 井の頭線 3日からATC運用開始


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    ▽ 出発信号機が消えた渋谷駅            25.3.5 ▽

井の頭線のATCが、今月3日から運用を開始したようです。
京王のホームページには、井の頭線でのATC運用開始のアナウンスは見当たりませんが、実際の井の頭線の信号機は、消灯したままとなっています。

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   ▽  出発信号機が消えた渋谷駅            25.3.5 ▽

信号機が点灯していませんので乗務員の方に伺ってみると、「ATCが3日からスタートしました」ということでした。
確かに出発信号は消灯したままですが、井の頭線電車はいつも通り発車していきます。

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     ▽  出発信号機が消えた渋谷駅            25.3.5 ▽

京王のATCは平成22年3月26日、まず相模原線から導入が開始され、ついで23年10月2日から京王線・高尾線などの本線系統、そして平成25年3月3日に残る井の頭線でも運用が開始され、これで京王全線のATC化が完了したことになります。

ところで前回23年10月の京王線の時もそうでしたが、今回も事前に広報がなく、いきなりATCの運用が開始されました。
運行保安装置などの変更は特段の周知は必要ないとの考えなのかも知れませんが、ATC導入に向け深夜の訓練運転で沿線の皆さまにはご迷惑をおかけますとの広報ポスターを全駅に長年掲出してきた経緯からすれば、運用開始に当たり、事前の広報はあってしかるべきものだと思います。

posted by 特急高尾号 at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする