2014年04月29日

No621 動物園線開通50周年記念乗車券発売/直通急行にHM


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高幡不動−多摩動物公園間の動物園線が1964年、昭和39年4月29日に開通して今年で50周年になるのを記念し、(開通時は多摩動物公園線と呼称)、きょう29日早朝から多摩動物公園駅で「動物園線開通50周年記念乗車券」が発売されました。

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記念乗車券は最近多用されている硬券のものとは異なり、紙製の特製乗車券でタテ60mm×ヨコ150mmの3枚セットです。
多摩動物公園駅から大人180円・280円・340円区間を専用封筒に入れたものを1セットとし、定価800円で2,000セットが多摩動物公園駅で限定発売されました。

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そのうちの1枚は昭和39年の動物園線開通時に発売された記念乗車券のデザインを復刻したものです。

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また封筒も、開通15周年記念乗車券のものと色味、デザインが同様のものとなっています。

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記念乗車券の裏面には開通当時の写真が印刷されています。
上の写真は多摩動物公園駅、下の写真は5000系とホームの様子です。どちらの写真も人、人、人で溢れ、昭和30年代の人々の熱気が伝わってくるようです。
こうした時代背景の情報を加味した記念乗車券は珍しく、創意工夫に好感が持てます。

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  ▽ 動物園線に入線する開通50周年記念HM付き直通急行
               9047F  高幡不動 26.4.29 ▽

またきょうは、新宿8時51分発の多摩動物公園行き直通急行に、動物園線開通50周年記念のヘッドマークが取り付けられて運転されました。

621-7 HMを付けた直通急行 高幡不動 26.4.29.jpg

土休日に1本のみ運転される「急行 多摩動物園公園」行き列車の行先表示。もはやレアな存在です。

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さらにきょうは、 “お宝写真” の撮影も可能でした。
新宿からのHM付き9000系10連直通急行は多摩動物公園に到着後、今度は各停で高幡不動の2番線に戻りますが、その時1番線にも開通50周年記念のHMを付けた線内折り返し9時48分発の各停7201Fが停車しており、HMを付けた2つの列車は八王子方で瞬間、顔を揃えます。
この光景は多摩動物公園のライオンバス運行50周年で再び新宿からのHM付き直通急行が運転される5月17日にも再現されます。

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      ▽ スタンプラリーの図柄 高幡不動駅にて ▽

そのほか26日からは「動物園線開通・多摩動物公園ライオンバス運行50周年記念スタンプラリー」も始まっています。

スタンプシートに、「高幡不動駅」「多摩動物公園駅」「京王れーるランド」「多摩動物公園内ライオンバス乗り場」にある4つのスタンプを集めて応募すると、抽選により賞品が貰えるといものです。

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  ▽ 動物園線を走る7201F          26.4.29 ▽

動物園線は東京オリンピックが開催された1964年、昭和39年に多摩動物公園への行楽客の足として、高幡不動−多摩動物公園間の1駅、2.0kmが単線で開業しました。終点の多摩動物公園駅は開業時、1面2線のホームで、両側に降車ホームを擁していました。(記念乗車券の裏面参照)

新宿からの上下直通列車も多数運転され行楽の足を支えてきましたが、昨年2月のダイヤ改定で上りの直通急行は全廃、現在は土休日運転の下り1本のみの運転となり、直通急行に限っていえば、風前の灯火となっていることは承知のとおりです。

現在絶好調の京王れーるランドの集客が継続すれば、再び新しい流れが生れるのでしょうか。新たな動向に期待したいところです。

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2014年04月26日

No620 キラリナ京王吉祥寺記念乗車券発売/動物園線 開通50周年記念HM付き列車の運転


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井の頭線吉祥寺駅に完成した商業施設「キラリナ京王吉祥寺」のオープンを記念し、26日早朝から「キラリナ京王吉祥寺 開業記念乗車券」が吉祥寺駅で発売されました。

二つ折りの表紙には「キラリナ京王吉祥寺」のイラストと、井の頭線のレインボーカラーの揃い踏みがデザインされています。

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二つ折りの中は「キラリナ京王吉祥寺」の外観写真、それに吉祥寺駅から200 円区間の大人乗車券2 枚と小人乗車券1 枚の硬券記念乗車券、吉祥寺駅の1960年代、70年代の写真が配置されています。

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近代的な商業施設のオープンに、なぜ硬券乗車券と思いきや、二つ折りの中には「井の頭線吉祥寺駅開業80周年」との副題がありました。

写真下は60年代の吉祥寺駅、上は70年の旧駅ビル完成当時とのキャプションが付されています。全体として、お洒落な、素敵な記念乗車券セットに仕上がっていると思います。

発売枚数は2500 セット、このうち1000 セットは人気ブランドBEAMSとのオリジナルコラボグッズ、カップとのセット販売でした。

朝7時からの発売でしたが、7時台は発売場所の3階改札脇コンコースから地上1階まで長い行列が出来るほどの人気で、京王本社から“背広組”の応援部隊の皆さんが行列の整理に汗を流していました。

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オープンしたキラリナ京王吉祥寺と井の頭線吉祥寺駅 26.4.26 ▽


一方29日に開業50周年を迎える動物園線では、この日から線内折り返し列車に「動物園線開通50周年」の記念ヘッドマークを取り付けての運行が始まりました。

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  ▽ 開業50周年記念HMを取り付けた7201F 高幡不動  26.4.26 ▽
 
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動物園線開業50周年の記念ヘッドマークは6月1日まで取り付けらるということです。

京王はこのあと29日(火・祝日)には、動物園線開業50周年記念乗車券の発売、また新宿発多摩動物公園行き直通急行列車に開業50周年記念のヘッドマークを取り付けて運転するなど、ことしの連休も楽しい話題が続きます。


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2014年04月24日

【訂正】動物園線記念乗車券発売日は29日


前回のNo619「京王電車 ことしのゴールデンウィークは−。」の記事内で、動物園線開業50周年記念乗車券の発売日を4月26日(土)とお伝えしましたが、正しくは4月29日(火・祝日)の誤りでした。
お詫びして訂正します。

発売日や26日前の事とはいえ、京王電鉄と当ブログ読者の皆様にはご迷惑をおかけしました。
原因は記事執筆中での、私の勘違いによるものです。

こうした単純ミスを繰り返さないよう、今後はさらに確認を徹底するよう努めていきます。


posted by 特急高尾号 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月21日

No619 京王電車 今年のゴールデンウィークは−。


京王電車のことしのGW、大型連休の動向は−?
昨年は往年のハイキング特急「高尾」・「陣馬」号のヘッドマーク付き列車の復活運転が行われ、大いに盛り上がりました。

ことしはどうかと思っていた矢先、先週、京王のホームページで今月末からの様々なイベント、ヘッドマーク付き列車の運転、記念乗車券の発売などが一斉に広報されました。

その内容を時系列にまとめてみますと、以下のようになります。

 
4月26日(土)】
〇動物園線開通・多摩動物公園ライオンバス運行50周年記念HM付き列車の運転開始
 ・動物園線折り返し列車にHMを掲出(〜6月1日まで)

    
619-1 動物園線50周年HM 26.4.20.jpg
 ▽ 公表された動物園線開業50周年記念のHMデザイン
                 京王のホームページより ▽


〇「キラリナ京王吉祥寺」開業記念乗車券発売
 ・吉祥寺駅中央改札口付近で午前7時から発売 2,500セット限定
  1セット500円 1人2セットまで。

〇「キラリナ京王吉祥寺 トレインジャック」
 ・1029F編成にヘッドマーク掲出  車内広告掲出
  4月14日(月)〜5月10日(土)の期間に運転

【4月29日(火・祝日)】
〇動物園線開通50周年記念乗車券発売
 ・多摩動物公園駅で午前7時から発売 2,000セット限定
  1セット800円 1人3セットまで。

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    ▽ 動物園線開通50周年記念乗車券(見本)▽ 


〇動物園線開通・ライオンバス運行50周年記念ヘッドマーク付き急行列車の運転
 ・新宿発8時51分発 多摩動物公園行き急行に掲出

【5月17日(土)】
〇動物園線開通・ライオンバス運行50周年記念ヘッドマーク付き急行列車の運転
 ・新宿発8時51分発 多摩動物公園行き急行に掲出

このうち「動物園線開通50周年記念乗車券」は、タテ60o×ヨコ150 oの大きさの3種類で、1枚は昭和39年の動物園線(当時は多摩動物公園線と呼称)開業時に発売されたものの復刻デザイン版です。
当時この記念乗車券を実際に購入した記憶があり、懐かしさもひとしおです。

ところで年配のファンの方々は、この細長い長方形の記念乗車券を懐かしく思うはずです。
自動改札機などがない時代、乗車券、いわゆる切符に鋏を入れて改札を行っていた昭和40年代までは、記念乗車券と言えば各社ともこのスタイルでした。現代のように数種類の乗車券をまとめてセット販売するのでなく、単品の発売が基本でした。価格も初乗り運賃での販売が基本で、子ども料金の記念乗車券も用意されていました。

 
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2014年04月17日

No618 車内に “マナー向上” PR登場

618-1 マナー向上車内ポスター  26.4.13.jpg

京王線・井の頭線の車内ドア上に、プラットホームでのマナー向上を呼び掛けるポスターが掲出されています。

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主題は何といっても、“歩きスマホ” の危険性のアピールのようです。
このところ、列車の接触事故防止を訴える車内放送が頻繁に行われていますし、“歩きスマホ”による事故防止は、JR・私鉄を問わず社会問題化している背景があります。

これまでホームでの最大の危険といえば “駆け込み乗車” でしたが、こちらは“歩きスマホ” にお株を奪われてしまった形です。

618-3 マナー向上車内ポスター  26.4.13.jpg

京王では珍しい整列乗車の呼びかけイラストです。
新宿駅では毎列車の到着ごとにアナウンスされますが、比較的整然と乗車する京王の利用客にとっては、このイラストはどのように映っているのでしょうか。

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ともあれこうしたホームや乗車マナーの啓発ポスターが大半の車両に掲出されることは珍しく、内容はともかくとして、掲出そのものに “新鮮さ” を感じてしまいました。

8000系電車を絡めた京王独自の、不定期な車内ポスターですが、“歩きスマホ” の増加による車両への接触や線路への転落事故が全国で発生していることに鑑み、こうした事故防止の啓発ポスターの掲出が監督官庁から指導されているのでしょうか。

春の全国交通安全運動期間(4月6日〜15日)と連動したと思われる車内光景として、記録に留めておきます。


 
posted by 特急高尾号 at 22:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

No617  行先表示 1012Fもフルカラー化

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 ▽ 行先表示がフルカラー化された1012F  明大前 26.4.16 ▽

先に、井の頭線1011Fの前頭部と車体側面の行き先表示がフルカラー化されたとお伝えしましたが、その後1012Fもフルカラー化され、運用に入っています。

617-8 1012F 明大前 26.4.16.jpg

これで井の頭線在来車の行先表示のフルカラー化は、1011Fだけのテスト改修などではなく、1000系1〜3次車全てが順次フルカラー化されることが濃厚になったと推測されます。

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行き先表示がカラー化された2編成ですが、1000系20番台以降車とは異なり、LED表示の急行文字に黒枠が施されています。これは昨年2月の京王線ダイヤ改定後のフルカラー第2世代と同様の表示となっています。

ところで、先頭車の行先表示をよく見ると、

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登場時からフルカラーの1000系20番台以降車はオレンジ色の運用番号が列車種別表記の左横に併記されていますが、

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今回の改修車では一緒に併記される改修は行われませんでした。

他社でも見られるケースですが、行先表示の中に併記される運用番号等は、利用客にとっては全く必要のない、意味のないものですから、今回の改修に当たって行先表示エリアに運用番号が併記されなかったことは、歓迎されることだと思います。

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  ▽ 在来行先表示の1006F(左)と改修された1012F 
                              渋谷 26.4.13 ▽ 

渋谷駅で並んだ在来の行先表示車と、カラー化に改修された1012Fの並びです。
京王では新車の増備は当分ないものの、8000系の大規模改修や1000系の行先表示の改修など、改造の動きには目が離せません。

なお、今回の記事について、「急行」の表示が本線のダイヤ改定後のROMと同じく、文字に黒縁かかった表示になっていますと、井の頭沿線さんからコメントをいただきました。

 
posted by 特急高尾号 at 06:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月11日

No616 井の頭線 洒落た「終電ガイド」が登場

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今月に入り、「井の頭線渋谷駅終電ガイド」と題された8ページ建てのお洒落なミニガイドが、各駅で配布それています。

その表紙はご覧のとおりです。
なかなか洒落た小粋なデザインがあしらわれています。ついつい「何かな‥」と、手に取って見てしまいます。
京王でこのような表紙の列車時刻の関連グッズを配布したのは、初めてではないでしょうか。

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裏面には、渋谷発午前0時台の平日、土休日の列車発時刻が印刷されています。
ポケット時刻表とは違い、時刻の数字がとても大きく、見やすいデザインです。

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見開きページの中は、渋谷発の列車の京王各線や小田急線、JR線、それに京王バスの最終接続時間、それに井の頭線路線図と渋谷からの所要時間が記されています。

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とどめは、最終電車に乗り遅れた人向けに、渋谷発の京王深夜急行バスの案内も用意されています。

ポケット時刻表とは異なった、列車時刻に関する新たなコンテンツを開発したと言ったら少々オーバーに聞こえるかもしれませんが、こうしたきめ細かな便利グッズの配布は、利用者として大歓迎です。
「どうして渋谷駅のものだけなのかな」とも思ってしまいます。新宿駅バージョーンの登場に期待したいと思います。


posted by 特急高尾号 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

No615 ついに登場! 8000系大規模改修8003F

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  ▽ 中間サハ化で登場した8553号+8503号
        戸袋窓がありません つつじが丘  26.4.3 ▽

8000系6+4編成の中間にある元クハの運転室を撤去し、10両貫通編成化するとともに車内を全面リニューアルする8000系の大規模改修の第一陣、8003Fがこのほど完成し、3月末から営業運転を開始しました。

双方に運転室があった連結部はご覧のとおり運転室部分が完全に撤去され、その後に切り妻タイプの客室が接合され、客席や車いす対応スペースが新設されました。

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旧車体と新設の客室の接続部分外観です。新設部分は9000系同様に滑らか、すっきりとした外板になっており、ビートのある8000系との違いは一目瞭然で、ここでボディを継ぎはぎしたと、目視ではっきりとわかります。
運転室直後にあった「KEIO」のロゴマーク跡がはっきりと残り、この車両がかつてはクハであったことを物語っています。

新車号です。
クハ8753はサハ8503に、クハ8803はサハ8553に変更されました。

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8000系6+4編成の車籍は、「鉄道ファン」平成24年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事によると、既に平成23年8月、車籍上クハ8750形8750番台はサハ8500形に、クハ8700形8800番台はサハ8550形に形式変更されているということで、中間クハは車籍上は既にサハになっていました。

これまでは改番前の旧車号を取り付けたままの状態で運用されていたのですが、今回の大規模改修で、やっとサハ化された正式車号のお披露目が叶ったということになります。

車内に入ると、これまでの8000系とは大きく様変わりしていることに驚きます。

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まずは座席模様の変更です。これまでの暖色系の無地に近いものから、なんと緑色の模様柄に様変わり、背中部分にはオレンジの帯が入っています。

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シルバーシートも模様柄に変わり、こちらはピンク系の帯が入っています。

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床も張り替えられており、茶系の濃淡の組み合わせは、これまでの明るい軽快なものから、随分と落ち着いた印象となりました。

車内の化粧板も全て明るく張り替えられていますので、床、シート、化粧板の3者がそれぞれ強い色の個性を発揮しており、少し落ち着かないかもしれません。
窓カーテンは新しいものに交換それていますが、クリーム色ベースで、車外がやや見えにくいものとなっています。

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このほか、吊り輪も全面的に交換されました。

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9000系や7000系のリニューアル車でお馴染みの三角形のタイプにあらず、丸形の、しかも新型のものに置き換えられ、枕木方向に並んでいます。
これまでの均一な肉厚の丸形ではなく、厚みも幅も、位置によって異なるという風変わりなものです。また吊り輪と支持ベルトを繋ぐ形成品は吊り輪と一体型になっており、その形がとてもユニークです。
とにかく、変形丸形・白色(おもいやりゾーンは除く)での吊り輪の一新には驚きました。8000系には、三角形の吊り輪は不似合い!?と判断されたのでしょうか。
これで4両の付属編成に取り付けられていた緑色の吊り輪は、今後消滅していくということが判明しました。

これまで運転室があった車内部分です。

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4号車の8553号は 8000系後期形と同様、貫通扉は縦型大型ガラス窓のものが取り付けられました。反対側の既設の貫通扉のガラスは初期型の通常サイズのものですから、同一車両で形態の異なる2種類の貫通扉を設置しているという変わり種となりました。8014Fの中間サハ8564号は側窓が取り付けられていますが、こちらは側窓も省略されています。
また左方には、車椅子対応スペースも設けられ、この部分には座席がありません。

615-13 8003Fの床 28.4.jpg

反対の5号車、8503号は貫通扉、側窓とも省略されています。

8553号には貫通路が設置され、なぜか8503号には設置されず、従来からある上り方だけという、8000系としてはこちらも異端児となりました。
またドア上の案内LED表示は液晶モニター化されず現状のまま、室内灯も従来の蛍光灯のままでした。

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ドアは8032Fで採用されたガラス部分が丸みを帯びたスタイルのものに交換されました。ドア上の開閉時のチャイムとそれに連動する赤色のランプが新設されましたが、ドア脇袖仕切りは従来タイプです。
これら一連の改修は、サハ化された2両だけでなく、編成全体で行われています。
なお大規模改修工事実施の車内銘板ステッカーは取り付けられていません。

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8000系6+4編成の10両貫通化は、現在の運用では中間にクハ運転室を有する意味がすでに無くなっていること、客室化することで定員や座席増を実現してサービス改善が図れること、さらに新宿や調布周辺の長大地下トンネル区間を走行する京王にとっては、貫通化することにより安全確保を高めることなどのメリットが高いと思われます。

残る13編成の貫通化、リニューアルには数年はかかると思われます。
今回の車内リニューアル仕様を見ると、今後ドア上の案内表示の液晶モニター化、室内灯のLED化などが途中から採用される可能性も十分にあり、改修年度により多彩なバリエーションが登場しそうな予感がします。
今後の展開が楽しみです。

【ご参考】
〇26.4.5  Marantzさんから、
 インバーダーや側窓UVカットガラスも導入されていない旨のコメントをいただきました。

 

 
posted by 特急高尾号 at 01:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

No614 京王電車と桜 愛でるもよし 撮るもよし


614-1 井の頭線の桜 駒場東大前 26.4.1.jpg

先月下旬に開花宣言された東京の桜は、いままさに満開。
あちらこちらで桜と電車のコラボが楽しめます。

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この時期、毎年訪れる井の頭線新代田‐下北沢間にある踏み切り付近です。
1029Fと桜のコラボは最高です。
この場所の桜は、私の大のお気に入り。4月1日現在で8分咲きでした。

614-3 井の頭線の桜 駒場東大前 26.4.1.jpg

この桜の反対側、下北沢方面の菜の花は、これからが本番です。

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こちらは池ノ上から駒場東大前方面を望む、私の最もお気に入りの井の頭線絶景ポイントです。
ここも、桜、菜の花とも、満開はこれからでした。

614-5 井の頭線の桜 駒場東大前 26.4.1.jpg

駒場東大前の駅周辺も、たっぷりと桜が楽しめます。

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行き交う井の頭線電車を包み込むように咲き誇る桜−。
駒場東大前の桜は、早くも満開です。

614-7 井の頭線の桜 駒場東大前 26.4.1.jpg

桜と菜の花と京王電車―。

一年のうち、僅か2週間の短命なコラボです。
どちらかというと井の頭線の方が撮影ポイントには恵まれていますが、京王線も有名な国領―柴崎間の野川周辺をはじめ、多摩地区を中心に沿線のあちらこちらで桜が咲き誇ります。

乗って愛でるもよし、撮って楽しむもよし。
京王線も井の頭線も、午前は概ね上り列車前面が順光、午後は下り列車が順光となります。
足で稼ぎ、自分のお気に入りポイントを見つける楽しみは、何とも言えない醍醐味です。
京王ファンはこの週末と日曜日、桜と京王電車を目いっぱい楽しめますね。

【今回の撮影日時】
 全ての写真は、4月1日午前8時―9時の間に撮影したものです。

 
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2014年04月01日

No613 消費税アップによる運賃改定

613-1 消費税8%で運賃改定 26.3.jpg

4月1日の消費税率5%から8%への値上げに伴い、京王でも4月1日から、運賃の改定、値上げが実施されました。

これは消費税引き上げの3%相当分を運賃に転嫁するために行われたもので、改定率は定期外で3.177%、定期で2.421%、全体平均で2.857%となっています。

613-2 消費税8%で運賃改定 26.3.jpg

613-3 消費税8%で運賃改定 26.3.jpg

これにより初乗り運賃は120円から130円に引き上げられ、また新宿−京王八王子間はそれまでの350円から360円に、渋谷−吉祥寺間は190円から200円にと、運賃が改定されました。

また定期運賃の平均割引率も通勤定期が37.4%から37.8%に引き上げ、通学定期は77.2%で据え置きとなっています。

613-4 消費税8%で運賃改定 26.3.jpg

このほか今回の改定からは、パスモなどのICカードで乗車の場合、普通運賃は1円単位で計算されることになりました。

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  ▽ 駅の運賃表には「ICカード運賃対照表」が登場
                     下北沢駅 26.4.1 ▽

初乗り運賃では、切符を購入した場合は130円、ICカードの場合は124円となり、新宿−調布間では、切符の場合は240円、ICカードの場合は237円となります。
駅の運賃表には、「ICカード運賃対照表」が設けられました。
またICカードへのチャージは、窓口では10円単位での取り扱いが開始されます。

今回の改定では、駅の運賃表示は3月中旬から次々と4月からの新料金のものと交換され、3月までの旧料金のものは、その上から紙製のもので暫定表示されていました。

613-5 消費税8%で運賃改定 26.3.jpg

京王では運賃改定を広報するパンフレットを、京王ニュースの臨時増刊と単独の2種類を作成して駅などで配布しました。JRや他社と比べると、単独の特別版は営業キロ程表などは見にくいほど詳細で全駅分を紹介する一方、各種の説明はテキストベースでもう一工夫欲しいところでした。



 
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