2014年09月30日

No653 動物園線 25キロ速度制限運転解除


639-1 制限25キロの動物園線 26.7.jpg
  ▽ 敷地外からの土砂流入による速度制限区間 
      制限25キロの標識が立っています  26.7.19撮影 ▽

動物園線はことし6月7日未明、大雨により沿線の敷地外で土砂崩れが発生、土砂が線路内にi流入しました。その後本格復旧にあたり、被災の当該区間前後は長期間にわたり、時速25キロの速度制限運転が行われていました。

高幡不動を発車した列車はほどなく上り勾配にさしかかりますが、同時にATC化での時速25キロの制限区間となり、上り勾配にも関わらずノッチを不用意に上げることも出来ず、しかも制限区間が長かったため、車内から見る限り運転士さんは大変神経を使い、慎重な運転操作に努めていました。
このため高幡不動−多摩動物公園間の所要時分も普段より増えるため、その旨が多摩動物公園駅改札に掲出されていました。


上り勾配での25キロという低速の速度制限運転は、京王に限らず極めて珍しいことだと思います。鉄道ファンとしては貴重な体験乗車が出来たわけですが、土休日運転の新宿からの直通急行10両編成の運転は、随分と神経を使われたことと思います。

653-1 動物園線 26.9.30.jpg
     ▽ 速度制限が解除された同区間  26.9.30 ▽

その制限区間ですが、今月に入り土砂流入を防止する杭が打たれ、速度制限も解除されました。
京王にとってはまさに災難な出来事だったと思われます。

速度制限解除後の同区間を乗車しましたが、心なしか以前より速度を上げて通過しているよう感じたのですが、これは私の気の性かもしれません。

posted by 特急高尾号 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月25日

No652 青空の下 京王電車を見上げて


652-1  高尾山口 26.9.jpg

9000系と、真っ青な秋空のコラボです。

高尾線の終点、高尾山口駅では、ちょっと変わった角度から京王電車が撮影出来ます。
電車の直近で、かつ台車より下の位置から車体を仰ぎ見ることが出来るのです。

652-2  高尾山口 26.9.jpg

9000系電車が、特急や準特急が止まる1番線に、今まさに停車しようとしているところです。

652-3  高尾山口 26.9.jpg

もうこの先に、電車が進む鉄路はありません。

652-4  高尾山口 26.9.jpg

その先に立ちふさがるのは−。

652-5  高尾山口 26.9.jpg

停車時の電車の暴走を防ぐ、巨大な “緩衝式車止め” です。

652-6  高尾山口 26.9.jpg

撮影は一いったん改札口を出て、ホーム終端の高尾山登山口に向かう側道から行いました。

652-7  高尾山口 26.9.jpg

多くの登山者が目にするこの看板には、かつて「新宿−高尾山口 最速45分」と書かれていたように記憶しているのですが…。
現在は、所要時間は表記されていません。

652-8  高尾山口 26.9.jpg

それはともかく、澄み切った青空と京王電車−。
秋の晴天の午前、早い時間がお勧めです。時間の経過とともに、空は白に変化してしまいます。

652-9  高尾山口 26.9.jpg

側道から一本横道に入れば、2番線各停の、こうした表情も楽しめます。
一味違う角度の京王電車を、ぜひ楽しんでみて下さい。

写真は全て鉄道敷地外で、平成26年9月14日に撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月18日

No651 8713号 車内は“ジャングルジム”


651-1 8713車内吊り輪 26.9.17.jpg
       ▽ 8713号車内              26.9.17 ▽

先ごろ大規模改修・リニューアルされた8013Fの8713号車内です。
乗車してすぐに、天井部分に圧迫感を感じます。

651-2 8713車内吊り輪 26.9.17.jpg

答えは簡単で、8713号は車内吊り手・吊り輪の大幅な増設を行っているためです。
枕木と同一方向、横方向の吊り手・吊り輪のパイプはふつうドアとドア間で3本設置されていますが、この8713号はさらに2本増設され、合計5本も設置されています。

写真では、手前から2本目と4本目(5本目は吊り広告の向こうで隠れています)が増設されたものです。パイプが濃いブルーシールで巻かれていますので、乗車すれば一目瞭然です。

651-3 8713車内吊り輪 26.9.17.jpg

床から全体を見上げるとこんな感じです。

651-4 8713車内吊り輪 26.9.17.jpg

そして増設された吊り輪により全体の荷重が増えるためでしょうか、天井の吊り輪全体を支えるパイプから荷棚に向け、斜めに追加の支持棒が伸びています。

651-6 8713車内吊り輪 26.9.17.jpg

車内全体を見ると、天井に大きな “ハの字” が覆いかぶさっているような印象です。
ということで、8013Fに遭遇した場合、ぜひ上り方先頭の8713号に乗車してみてください。
車内リニューアルに際し、ラッシュ時の混雑対策検討などのため、吊り輪の増設などを行ってたものと思われます。

ところで8000系の上り方先頭車は、平成22年当時も車内仕様の検証が行われました。
座席前の吊り輪の低位置化やシート間のスタンションポールの形状変更と1本増設しての2本化など、バリアフリー化の検証が8705号を使用して長期間行われ、1000系や9000系の車内仕様に資する貢献を果たしました。(当ブログ159で詳報)。

posted by 特急高尾号 at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

No650 笹塚−仙川間高架化 事業計画ポスターに


650-1 高架化工法.jpg

東京都などの地方自治体が事業主体となり、道路整備の一環として実施する都市計画事業、
連続続立体交差事業」の全体現況を示すポスターが調布駅構内に掲出されています。

650-2 高架化工法.jpg

連続立体交差事業は、道路整備の一環と言いつつも、実際は鉄道の大規模な高架、または地下化を行うものです。結果として工事区間のいくつもの踏切が廃止され、道路の交通渋滞解消、踏切減少による鉄道の安全対策向上、鉄道の高架・地下化などによる空間の有効活用など、多方面にわたる大きな効果が期待されます。

650-3 高架化工法A.jpg

ポスターに記されている、全体で11ある東京地区の「事業中区間」の一覧です。
この中で京王については、京王線調布駅周辺の地下化だけではなく、笹塚−仙川間の高架化工事も一覧表に顔を出しています。

650-4 高架化工法.jpg

地図でも、笹塚から仙川までの7.2kmの区間が、赤く太線で記されています。
事業はことし2月に国土交通省から都市計画事業の認可が行われており、いよいよ計画は実行段階へと進みます。
東京都建設局のホームページによると、工事期間は平成25年度から34年度とされています。

ことし7月に発刊された鉄道ピクトリアル誌増刊号の京王特集の中で京王の高橋鉄道事業部長は、「現在、土地取得や着工に向けた準備を進めています。」と述べています。
また「明大前と千歳烏山に新たに副本線を整備、遅れの回復力と速達性の向上が図られる」とも述べています。

650-5 高架化工法.jpg

完成の暁には、笹塚−仙川間では一駅ごとに副本線を持つことになり、また25か所もの踏切の大幅削減と相まって、京王にとっても、沿線道路事情にとっても、大きな変革が起こりそうです。

笹塚−仙川間の高架化の完成は着工後約10年とされていますが、こうしたポスターなどの出現を見るにつけ、「いよいよ、動き出すなぁ…」と思ったことでした。

【参考】
  ・平成26年2月28日 東京都建設局ホームページから


   

posted by 特急高尾号 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月04日

No649 若葉台車両基地見学会 参加者募集開始


649-1 若葉台基地見学募集パンフ 26.9.jpg

毎年行われる「若葉台車両基地見学会」の参加募集が、ことしも始まりました。

今回の概要は、以下のとおりです。


▽開催日時 

       1025日(土) 

    午前の部 10:0012:00

              午後の部 13:0015:00


649-2 若葉台基地見学募集パンフ 26.9.jpg

▽主な内容

   レールの切断実演

   車体の吊り上げ

   洗車体験乗車 ほか

  これらは毎回、同じ内容となっています。


▽募集人員 

午前、午後の部とも各1,000合計2,000


▽応募方法

   往復ハガキに必要事項を記入して投函


▽応募締め切り

   930日(火)必着


▽問い合わせ先

   京王お客さまセンター

   042−357−6161


このお知らせは京王のホームページには掲載されていません。
募集要領は、各駅の改札口付近に設置されている広報パンフレット棚などに用意されている見学会募集パンフレットご覧ください。

京王が募集要領をホームページに掲載していませんので、当ブログでも掲載は差し控えます。

パンフレットは大量に用意されていませんので、参加希望の方は早めの対応をお勧めします。


posted by 特急高尾号 at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

No648 「どっちーも」新定期券発売開始


648-1 どっちーもパンフ 26.9.1.jpg

新宿・渋谷、どちらの駅の利用もOKという京王の新・通勤定期券「どっちーも」が、9月1日からいよいよ発売開始となりました。

「どっちーも」は通常の1ヵ月定期運賃に1,000円(3か月定期の場合は2,850円、6か月定期の場合は5,400円)をプラスすれば、新宿駅でも渋谷駅でも、どちらでも乗り降りが出来るという新しい定期券です。

648-2 どっちーもパンフ 26.9.1.jpg

具体的には、明大前以西の各駅から新宿までの通勤定期券を持っている場合、起点駅から新宿までの各駅に加え、渋谷駅でも乗り降りが出来るというものです。
ただし、明大前と渋谷までの途中駅では乗り降り出来ません。

648-3 どっちーもパンフ 26.9.1.jpg

また明大前以西の各駅から渋谷までの通勤定期券を持っている場合は、同様に起点駅から渋谷までの各駅に加え、新宿駅でも乗り降りが出来るというものです。
こちらの場合は、明大前と新宿までの途中駅は乗り降り出来ません。

この「どっちーも」定期券、平日や休日での使い分け、1日の中でも朝の出勤時と会食などで夜の帰宅時の使い分け、また営業や所用での使い分けなど、アイデア次第ではとても便利な優れものとなりそうです。
新都心の新宿、若者の街渋谷と、日本を代表する2つのターミナル駅を擁する京王電鉄の利点を最大限に活用した、グッド・アイデア商品だと思います。

648-4 どっちーもパンフ 26.9.1.jpg
「どっちーも」定期券 パンフレットから ▽ 

さてこの「どっちーも」定期券ですが、初めて購入の場合は、新規購入のみとなります。
現在使用している有効期限内のPASMO定期券は、残念ながら「どっちーも」定期券に切り替えは出来ません。すぐにも使用したい人は、現在使用中の定期券を駅窓口でいったん払い戻しをし、新たに「どっちーも」定期券を新規購入することになります。

その場合、少し注意が必要です。
まず現在使っている定期券の払い戻しに、料金が220円必要となります。さらに使用を中止、払い戻しを受ける定期券の払戻金は、日割り計算ではなく月割り計算となります。払戻金と新たに購入する「どっちーも」定期券運賃との差額はいくらになるか、よく確認することが大事です。

648-5 どっちーも吊り広告 26.9.1.jpg
     ▽「どっちーも」定期券の車内吊り広告 ▽

魅力的な「どっちーも」定期券ですが、いざ使いたいとなると、現在の定期券をいったん払い戻して新規に購入するか、現在の定期券の有効期限到達日まで待って購入するかの選択になり、人によってはやや面倒くさく、億劫に感じるかもしれません。

使いたいと考えていた人は、9月1日から直ぐに使用できると考えていたと思います。
いろいろと制約があったのだと思いますが、開始にあたっては面倒な払い戻しなどをすることなく、付加料金さえ払えば現在の定期券がそのまま「どっちーも」定期券にすぐ切り替わるなど、もっと簡便に使用開始出来る仕組みであれば、さぞかし便利、素晴らしかっただろうなと思ったことでした。

「どっちーも」定期券は、JR中央線では真似の出来ない、京王の新しい “戦略的商品” としての価値は十二分にあると思います。これからの発展を見守りたいと思います。

posted by 特急高尾号 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする