2015年03月29日

No693 8000系大規模改修第4陣8005Fが登場 一部で仕様変更


693-1 大規模改修8505(左)+8555 27.3.29.jpg
  ▽ 8000系大規模改修第4陣 貫通・客室化され登場した
            8505(左)+8555 北野 27.3.29 ▽
                    
8000系6+4編成の大規模改修の第4陣となる8005Fが、中間クハの運転台を撤去・客室化されてサハに、さらに編成全体が大リニューアルされ、3月末から営業運転を開始しました。

693-2 大改修された8005F 北野 27.3.29.jpg
   ▽ 大改修され再登場した8005F 北野 27.3.29 ▽

編成は下り方1号車からこれまでの改番事例に従い、
8755+8255+8205+8555+8505+8155+8105+8055+8005+8705となっています。

今回はそれまでの4号車クハ8805がサハ8555に、5号車クハ8755がサハ8505に改番されました。実際は平成23年8月に改番済みですが、現車番号表記はそのままにされていました。今回の大規模改修に合わせ、先の3編成同様、すでに改番されているサハの新車号が取り付けられました。

また大規模改修に合わせ、下り方先頭車の8855が2代目8755に、8205が2代目8105に、8105が2代目8205に、それぞれ改番されています。

【車内仕様に一部変更】
今回のリニューアルで、ついに車内灯がLED化されました。8000系では試験車8033F以来、初めてのことです。

693-3 優先席に手すり設置 8705号 27.3.29.jpg
  ▽ 優先席にも手すり設置 8705号 ▽

また上り方先頭の10号車、クハ8705号の優先席中央に、新たに手すりの握り棒が取り付けられました。
10号車の優先席だけに設置されているため、試験的な取り組みだと思われます。賛否両論かもしれませんが、必要としている人からは歓迎される変化だと思います。
ともあれ上り方の先頭車は何が起きるかわからない−。本当に要注意ですね。
このほか、サハ化された車両の外観処理、編成全体も含めた車内仕様については、これまでのリニューアル編成と大差はないように見受けられます。

693-4 大規模改修8505(左)+8555 27.3.29.jpg
    ▽ 8505(左)+8555 高尾山口 27.3.29 ▽

693-5 8505号 27.3.29.jpg
  ▽ もと運転室があった8505号の客室部分
    大規模改修で生まれた妻面窓、貫通扉がない異端児 ▽

8000系6+4編成の大規模改修は昨年3月登場のトップバッター8003Fから1年が経過、その後8013F・8014F、そして今回の8005Fと続き、これで14編成中4編成が完了したことになります。
今後も改修の度に、上り方先頭10号車で様々なチャレンジが見られるかもしれません。

夜間ラッシュ時の新宿駅で、編成中間に運転室がある8000系6+4編成がやってくると、中間クハ部分では座席数半減事態に行列の利用客からはいつも落胆の溜息がこぼれるのですが、そうした状況が少しずつ改善され始めています。

[参考資料]

改番については、以下の記事を参考にさせていただきました。

〇「鉄道ピクトリアル」平成26年8月臨時増刊号〜京王電鉄特集〜
 ▽京王電鉄現有車両プロフィール2014」(藤田 吾郎氏著作記事)P243〜247
「鉄道ファン」平成23年8月号
 ▽「大手私鉄車両ファイル」記事

[当ブログ内 大規模改修関連記事]




posted by 特急高尾号 at 23:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No692 井の頭線桜街道 まもなく満開に


692-1 高井戸 27.3.29 .jpg

先週の菜の花に続き、今週は井の頭線の桜が見ごろを迎えています。
高井戸駅の下り線は、いまが見ごろと咲き誇る桜が乗客や電車を待つ人々の目を楽しませています。

692-2 高井戸 27.3.29 .jpg

おでこ出っ張りの1013Fのフロントガラスにも、春の便りがいっぱいです。

692-3  井の頭公園27.3.29 .jpg

訪問した29日の日曜日、下り急行はお花見客のために臨時停車のサービスが行われていました。

692-4 井の頭線 27.3.29 .jpg

臨時停車する急行の運転台には…。
なんとこのようなプレートが。民営化されたどこかの鉄道会社でかつて見たヘッドマークとそっくりですね。

692-5 駒場東大前 27.3.29 .jpg

渋谷側の名所、駒場東大前の桜も、まもなく満開です。

井の頭線沿線の桜は、平均すると7〜8分咲きといったところでしょうか。
今週半ばころに満開時期を迎え、次の土日の4月4日、5日ころは花が散る風情が撮影出来るかもしれませんね。
新代田−下北沢間の踏切脇の古木の大桜はまだ5分咲きといったところでした。

京王線での桜の撮影はよほどロケハンをしないと難しくなっていますが、井の頭線は駒場東大前、新代田−下北沢間、高井戸、井の頭公園界隈で楽しむことが可能です。
それでも下北沢−池ノ上間では高架化工事で姿を消してしまいましたし、少しずつですが減少傾向にあるようです。

692-6 池ノ上 27.3.29 .jpg

池ノ上を発車した上り電車です。
菜の花と桜、両方を求めての撮影は、今週がチャンスのようです。

今回の写真は全て3月29日撮影、原稿も3月29日現在の内容でアップしたものです。

posted by 特急高尾号 at 15:57| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

No691 ピンク色が増殖中 IC専用自動改札機


691-1 IC専用改札機 新代田 27.3.24.jpg

今月下旬から、京王線・井の頭線の各駅で、ピンク色をしたIC専用自動改札機が続々と増加しています。

これは今月8日、当ブログ686「快進撃 “ICカード利用率” がもたらすもの」でお伝えした通り、京王線・井の頭線で自動改札機を使用した利用客のうち、平成26年12月現在で約91%がICカードを利用していることを背景に、京王が自動改札機のIC専用通路化の拡大を開始したためです。

691-2 IC専用改札機 調布 27.3.26.jpg

今月21日、これまでのIC専用改札機を8台から12台へと増加させた調布駅中央口改札です。
ずらりとピンク色のIC専用改札機が並んだ姿は、壮絶とでも言うべき光景です。
こうした光景はこれまで新宿・渋谷両駅のみでしたが、今後は主要駅でも見られそうです。

691-3 IC専用改札機周知 調布 27.3.24.jpg

調布駅自動券売機脇に掲出された、自動改札機のIC専用通路化のお知らせです。

691-5 IC専用改札機 新代田 27.3.24.jpg

こちらは23日から新規にIC専用改札機を導入した、井の頭線新代田駅の光景です。
このように小規模な駅でも、今後はIC専用改札機が増えていきそうです。

691-4 IC専用改札機 新代田 27.3.24.jpg

新代田駅での案内です。
IC専用改札機を増やしたり新設した駅では、改札口や券売機近傍にご覧のような案内を掲出していますが、A4サイズの小型なもののため気づく人はほとんどいません。

高齢であまり電車に乗る機会の少ない利用客にとっては、駅で切符を買う自動券売機も減少、切符を通す自動改札機も減少とあって、少々ストレスが溜まるかもしれませんね。

駅の改札口、券売機周辺の光景が変わりつつあります。
近未来、切符とICの併用自動改札機は、車いすやベビーカー対応の広幅改札機だけになってしまい、そちらの方をピンク色にラッピングするという逆転の時代が到来するかもしれません。

posted by 特急高尾号 at 22:00| Comment(4) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

No690  “井の頭線の春” 到来



690-1 代田橋 27.3.24.jpg

井の頭線沿線で、“春の使者”、 菜の花が咲き始め、乗客の目を楽しませています。

代田橋駅から東松原駅方向を望んでいます。
ことしはこの区間の開花が早く、まもなく満開の時期を迎えそうです。

690-2 代田橋 27.3.24.jpg

代田橋駅を降りて東松原方面に。
上り線方の法面には、いまを盛りに菜の花が咲き誇っています。
いよいよ “井の頭線の春” 到来です。1029Fがよく似合います。

690-3 代田橋 27.3.24.jpg

パイプ状の柵が少々余計ですが、車内からは手に取るように、春の花を愛でることができます。
井の頭線乗客の幸せの時間です。

690-4  下北沢 27.3.24.jpg

下北沢駅を発車する下り列車です。
列車の行く先には、春の光景が待ち構えています。

井の頭線の菜の花は、渋谷方では東松原−新代田、新代田−下北沢、池ノ上−駒場東大前間で楽しめます。
全体としては咲き始めと言ったところでしょうか。
毎年のことですが、3月末から4月上旬にかけては沿線の桜との共演も楽しみですね。

記事は3月24日現在で書いています。
また写真も全て3月24日に撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 15:34| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

No689 「新TamazooTrain」運行開始  “プラットガール”も活躍


689-1-2 「新TamazooTrain」 7801 27.3.22.jpg
 ▽ 「新TamazooTrain」7801号運転室側車内 27.3.22 ▽

きょう3月22日、動物園線に「新TamazooTrain」が登場し、昼前から運行を開始しました。
これは従来からの車体ラッピングカー7201Fの車内を一新、新たに「新TamazooTrain」と命名して再登場させたものです。

車体外観のラッピングはそのままですが、4両全ての内装が1号車からゾウ、トラ、シカ、ペリカンと車両ごとに異なる動物をメインとしたデザインに一新、車内灯もLED化されています。

689-14 「新TamazooTrain」 7851 27.3.22.jpg

689-2 「新TamazooTrain」 7851 27.3.22.jpg

7851号車、下り方1号車の運転室背後、及び車内です。
モチーフは「ゾウ」です。仕切り袖に「ゾウ」が描かれています。

689-3 「新TamazooTrain」 7851号 27.3.22.jpg

窓にも「ゾウさん」が。
これまでの “競馬広告” などで見られた窓へのラッピングノウハウが活かされています。

689-2-2 「新TamazooTrain」 7851 27.3.22.jpg

車いす、ベビーカー優先席も整備され、貫通路付近はご覧の装飾。これまでとは異なり、まるで別世界のようです。

689-4 「新TamazooTrain」 7251号 27.3.22.jpg

2号車の7251号車内は「トラ」がモチーフです。
明るい車内にトラ、トラ、トラと、トラの顔がこちらを向いていて驚きます。

689-5 「新TamazooTrain」 7251号 27.3.22.jpg

そして何とカーテンも、このような特製バージョンに。
号車ごとに、モチーフに合わせた動物たちが描かれています。2号車は可愛いトラさんでいっぱいです。

689-6 「新TamazooTrain」 7251号 27.3.22.jpg

吊り輪にも各動物が…。こちらは各車モチーフの動物が並んでいます。

689-7 「新TamazooTrain」 7201号 27.3.22.jpg

3号車7201号は「シカ」がモチーフです。
お気づきのとおり各車両の座席シートは、モチーフの動物にちなんだ色合いを使用するという凝りようです。

689-8 「新TamazooTrain」 7201号 27.3.22.jpg

各車両のドアも、それぞれのモチーフの動物たちで彩られています。

689-9 「新TamazooTrain」 7801号 27.3.22.jpg

689-15 7801車内 27.3.26 .jpg

多摩動物公園方の4号車、7801号です。
この車両のモチーフは「ペリカン」です。多摩動物公園方の先頭車で、利用者が一番多い車両です。

このように7201Fは、想像を上回る楽しいアイデア、デコレーションで、車内は動物たちで埋め尽くされています。
きょうは京王電車ファンはもとより、動物園に出かける親子連れなどの利用客が歓声を上げ、ファンと一緒にカメラのシャッターを切る姿があちこちで見られました。
子ども達の人気者になることは必須と思いますが、沿線大学に通学利用する男子学生にとっては少々気恥ずかしく思うかもしれません。でもそばでガールフレンドが、「超〜可愛い!」と盛んにはしゃいでいました。

689-10 「新TamazooTrain」 7801号 27.3.22.jpg

7801号の外観です。
外観のラッピングは今回は変更ありませんが、車内でカーテンを引くと、ご覧のような光景となります。こんなに楽しいカーテンは、他に例を見ないのではないでしょうか。

ところで7201Fは平成23年3月、それまでの動物園線専用の6022Fの引退の後を受け、車体外装を動物たちでラッピングして「TamazooTrain」として登場したものです。
当時はステンレス車体に全面ラッピングは似合うのかと心配したものですが、心配は杞憂でした。一方車内は多摩動物公園の広告で統一されましたが、壁面や床などの仕様は一般車両と同一のものでした。
そして4年が経過してこのほど、4両全ての内装を動物公園モードに一新し、来園のために乗車する利用客へのサービスアップが図られたものです。

689-11 「新TamazooTrain」 7201F 高幡不動 27.3.22.jpg

発車を待つ高幡不動11時17分発の「新TamazooTrain」の1番列車です。
お祝いのヘッドマークを取り付けていたら、さらに素敵でした。

689-12 「新TamazooTrain」 記念乗車券 27.3.22.jpg

またきょうは「新TamazooTrain運行開始記念券セット」(販売数1,500セット 1セット500円)が、早朝午前8時から多摩動物公園駅で限定発売されました。

689-13 「新TamazooTrain」 記念乗車券発売 プラットガール 27.3.22.jpg

“早起きは三文の徳”−。発売窓口には ”プラットガール” さんが笑顔で待ち構え、購入者一人一人に記念乗車券を直接手渡ししていました。早朝から並んだ人たちからは、笑みこぼれていたことは言うまでもありません。

今回の記念乗車券は軟券との広報でしたが、素材は従来の紙から衣料品の商品タグなどで見かける極薄の化学製品で作られたものに変わっていました。時代とともにこうした分野でも変化到来と感じました。今後の記念乗車券のスタンダードになる可能性がありまねね。

今回は“プラットガール” さんの登場、記念乗車券の素材変化という、オマケ付きの早起きとなりました。出来ることなら記念乗車券の発売時間に合わせ「新TamazooTrain」の列車を公開したり、特製ヘッドマークを用意したり、多摩動物公園駅での公開展示、新宿からの直通急行列車の一部編成に使用してもよかったと思います。
この辺りは、ことしの大型連休のイベント運転に期待しましょう。

(ご参考)



posted by 特急高尾号 at 16:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

N688 袖仕切りなし7000系に座席区分手すり


688-1 手すり棒設置 7758号 27.3.15.jpg
    ▽ 座席間に手すり棒が取り付けられた7758号  27.3.15 ▽

ドア脇の袖仕切りなしの7000系電車で、このほど7人掛け座席の3人と4人の境目に座席区分の手すり棒を設置した7008Fに出会うことが出来ました。

先月全般検査が実施された7008Fに新設された手すりは、8000系や9000系9036F以降で見られる円弧状に湾曲したタイプです。

688-2 手すり棒設置 7758号 27.3.15.jpg

直線かつ垂直で構成されている旧来のパイプ袖仕切りの前後に円弧状の手すり棒が多数見える光景は、直線と曲線が交錯織してやや奇妙にも見えます。

ところでこの手すりですが、座席間の仕切りを明確化するだけではなく、高齢者や腰痛者の着席や立ち上がり時の手助けになっており、車内での転倒事故防止にも大きく貢献しています。
余談ですがJRのE233系電車では、車端の3人掛け優先席にも2人−1人の間に手すりを設置しており、優先席の乗客は誰もがドア脇か座席間のいずれかの手すりを利用できるように設計されています。

7000系でもこれまで20番台車や、ドア脇に大型袖仕切りを設置したリニューアル編成には、7人掛け座席間に円弧状の手すり棒が設置されていました。今後未実施として残る一部7000系の初期編成等でも設置が進めば、全編成に座席間の手すりが設置されることになり、バリアフリー化と安全対策がいっそう充実することになります。
少々うるさいですが、JRのように車端の4人掛け優先席の中央にも手すりを設置してもいいかもしれません。

688-3 手すり棒設置 7758号 27.3.15.jpg

なお平成22年、8705車で7人掛け座席に2本の区分手すり棒を設置して試験運用が行われました。しかし座席間での2本の手すり棒設置は結局見送られた経緯があります。

[参考]
Yut4さんから、7009Fも同様工事を受けて出場したとのコメントをいただきました。(3.22)


posted by 特急高尾号 at 18:33| Comment(6) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

No687 “私だって特急で走るのよ”



687-1 7421F+9008F 特急 めじろ台 27.3.12.jpg
 ▽ 特急運用に就く7421F+9008F めじろ台−狭間 27.3.12 ▽

と言わんばかりに、肩で風切る俊足ぶりを発揮しているのは、ふだんは競馬場線内で各停専用運用に甘んじている7421Fです。

きょう3月12日、7421Fは春風漂う高尾の山々を背景に、「特急」の赤幕を誇らしげに “山口特急” として鳴らしました。

687-2 7421F+9008F 特急 北野 27.3.12.jpg

北野駅での7421Fです。
「7421」「特急」「新宿」の幕が輝いて見えます。

687-3 7421F+9008F 特急 新宿 27.3.12.jpg

7000系2両編成車が本線走行するという事は、原則9000系8連との混成ですから、10両での優等列車運用が中心となります。
7423F〜7425と9000系との10両編成急行は朝ラッシュ時によく見られる光景ですが、やっぱり主に競馬場線用の7421Fや7422Fが終日特急運用に入り、「特急」や「準特急」幕をかざして高尾線を走行、あるいは新宿に顔を出すとなると、なんだかワクワクしてしまいますね。

一般の人から見ればどうでもいい話ですが、ふだんあまり見られないちょっとした変化、光景、運用にワクワクするのが、鉄道趣味の醍醐味ですね。家人には全く理解されませんが(笑)。
あっ、そうそう、変則運用の7000系2両(7421F or 7422F)+7000系8両の “山口特急” なんかが走ってきたら、それこそ飛び上がりそうですね。

posted by 特急高尾号 at 19:45| Comment(6) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

No686 快進撃 “ICカード利用率” がもたらすもの



27.3.7 ICカードポスター 北野.jpg
       ICカード利用率に関するポスター 27.3.7 ▽

今週末、幾つかの駅でご覧のポスターが貼り出されていることに気づきました。

686-2ICカードポスター 北野 27.3.7.jpg

京王線・井の頭線で自動改札機を利用した利用客のうち、平成26年12月現在で約91%がICカードを利用しており、今後も自動改札機のIC専用通路化を順次進めていくというものでした。

そういえば最近は切符を買う利用客よりも、チャージする利用客の方が多いように見受けられます。それを裏付けるようにここ数年、駅の自動券売機周辺の光景には少しづつ変化が起きています。

686-3 自動券売機 渋谷 26.4.jpg

686-4 自動券売機 渋谷 26.4.jpg
  ▽ 改装以来、券売機が増えなかった渋谷駅西口
    券売機部分は埋め込まれている特異なケース 26.11

新宿、渋谷、明大前、高幡不動などと言った利用客の多いターミナルや主要駅はもとより、券売機が4〜5台程度の駅からも1台、2台と券売機が姿を消したり、チャージ専用機に変更されたりしています。

686-5 自動券売機 新宿西口 26.4.jpg
     ▽ 早期に縮小された新宿駅西口 23.11の様子

686-10 明大前駅 27.3.8.jpg
   ▽ 4台分のスペースで2台に縮小のケース 明大前 27.3.8 ▽

686-7 券売機 高幡不動 27.2 .jpg
  ▽ 脇役だった「チャージ」の文字が正面に  高幡不動  27.2 ▽

切符を購入する人が減少しているため、当初の設置数で十分に余裕が出来、更新時期に設置数の見直しや券売機を減らしてチャージ専用機を増やすなどの対応を行っているようです。
規模の小さい駅では、券売機5台のうち2台が消滅、1台はチャージ専用機に変更、そのため券売機は2台のみに縮小などの例が見られます。
このため時間帯によっては、逆に新たに券売機に行列が出来る光景を見ることもあります。

686-6 自動改札機 新宿西口.jpg
  ▽IC専用機はピンク色  今後さらに増加が予想 ▽

一方IC専用改札機を増やすという事ですが、こちらは切符併用機よりもコストダウンが図られるため、事業者にとっても望ましいことなのかもしれません。

券売機縮小の “跡地利用” について新宿駅西口で見てみますと、23台中8台縮小のJR、半減の東京メトロともども、苦労している様子がうかがえます。

京王の新宿駅西口は、券売機縮小の一部跡地に定期券販売コーナーを移設、もとの定期券販売コーナーは銀行のATMコーナーとして貸与するなど、うまく “玉突き活用” が図られています。

686-9 新宿駅 27.3.8.jpg
  ▽ “券売機跡地” が定期券売り場に 現在の新宿駅西口改札付近 
  券売機5台、チャージ専用機2台の僅かな陣容に変身 27.3.8 ▽ 

時代とともに、“駅の顔” である自動券売機や自動改札機周辺も、少しずつ変化しているようです。

posted by 特急高尾号 at 17:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする