2015年10月29日

No751 優先席「携帯電話電源オフ」新マナーステッカー登場


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      ▽ 優先席 携帯電話 新マナーステッカー  27.10.29 ▽

優先席付近での携帯電話電源オフ呼びかけの新マナーステッカーの貼り換えが、京王でも今週から順次始まっています。

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これまでは優先席付近での携帯電話に関するマナー呼びかけは、「携帯電話の電源をお切りください」というものでしたが、新しいステッカーでは、「混雑時には携帯電話の電源をお切りください」に変更されています。

これは携帯電話の電波が性能向上で出力が弱まったことなどから、心臓ペースメーカーなどの医療機器に悪影響を及ぼす可能性は非常に低いとして総務省が2013(平成25年)年にペースメーカーなどとの距離制限の指針を緩和したことによるものです。

JR西日本など関西の鉄道事業者は昨年7月から緩和していましたが、JR東日本や関東大手私鉄など、関東甲信越と東北の37の鉄道事業者もことし10月1日からマナーの呼びかけ内容を緩和、優先席付近での携帯電話の電源オフを「混雑時」のみに限定したものです。
新指針では医療機器と携帯電話の離すべき距離は、22センチから15センチ程度以下にならないように注意を払うとされました。

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各社合同の車内の中づり周知広告では、「混雑」とは「体が触れ合う程度」としています。
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新しいステッカーの色合いはブルー中心となっており、オレンジ色が中心だった京王の優先席の雰囲気が少し変わりました。

また妻面窓に貼られていた優先席表示のステッカーも同時に小型のものに変更され、こちらの方はすっきりした印象になっています。


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2015年10月27日

No750 "高尾山の温泉号"登場


高尾山口駅隣に整備が続けられていた「京王高尾山温泉/極楽湯」がこのほど完成し、きょう27日(火)からオープンしました。

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     ▽ "高尾山の温泉号"  明大前 27.10.27 ▽

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これに合わせ、8013Fによるグリーン全面ラッピング編成のヘッドマーク、車内広告も「TAKAOプロモーションのコミュニケーションロゴ」から「高尾山の温泉 開湯」に一新され、きょう午前から運行が開始されました。

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車内はなんと、暖簾(のれん)を模した中吊り広告で満艦飾です。
紙ではなく、本当の布で作られています。

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これより先、きょうは午前10時前よりけい太君も登場して快晴の中、開湯のセレモニーが高尾山口駅隣の現地で盛大に行われていました。

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この "高尾山の温泉号" は、12月下旬まで運転されます。

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2015年10月24日

No749 京王 ダイヤ改正点描(5)"個性派列車"あれこれ


京王線「ダイヤ改正点描」、今回は5回目で、最終回です。

【個性派列車あれこれ】
ダイヤ改正で新登場した列車、個性派列車、また改正後も存続した貴重な列車など、話題の列車の一部をご紹介します。

[ニューフェイス  区間急行 調布行き]
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  ▽ 新設された 区間急行調布行き 明大前 27.9.28 ▽

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今回の改正で平日夕方17時台から19時台にかけて登場した、下り「区急 調布」行きです。調布から先は各停の高尾山口行きとして運転されます。

これまでは「急行 調布」行き(調布から先は各停高尾山口行き)として、都営線から京王線へ4本が送り込みを兼ねて運転されてきましたが、今回の改正では「区急」として8本の列車が運転されています。

京王線に下りの「区急 調布」行き(調布から先は各停高尾山口行き)列車が運転されるのは初めてのことです。
前ダイヤの「急行 調布」行きと、今回の「区急 調布」行き列車では、仙川に止まるか否かだけの違いですが、「区急 調布」行きは区急の仙川停車のご祝儀として誕生したのかもしれませんね。

それよりも最近の京王線は、「急行」と「区急」、また「区急」と「快速」の停車駅の違いなどが接近し、準特急以下の優等列車では種別ごとのメリハリが曖昧化しつつあるように感じられます。
笹塚−仙川間の高架化完成の暁には、大整理が必要かもしれません。

[特急に抜かれる下り区急若葉台行き]
区間急行と言えば、ユニークな列車が存在しています。
平日の午後のみ、1日1本だけ運転される下り区急若葉台行きです。

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   ▽ 区間急行若葉台行き
    平日1本だけ運転の "レア品種" 笹塚  27.10.13 ▽

都営線本八幡を15時50分に発車し、笹塚には16時41分に顔を出します。土休日も含めて平日の午後のみ、1日1本だけ運転の "レア品種"で、8両編成で運転されます。

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   ▽ 都営10-000形230Fの区間急行若葉台行き 
                                    笹塚 ダイヤ改正初日 27.9.25 ▽

そしてこの若葉台行き区間急行は、その後なんと桜上水で後続の特急京王八王子行きに追い抜かれるという変わり種なのですです。
若葉台では接続する各停橋本行きが待機していて、都営車の区急は到着後お蔵入りとなります。

実はこの区急の約10分前にも1日1本の下り快速若葉台行きが走っており、調布以遠では相模原線のユニークな優等2列車が(といっても事実上の各停運転ですが)、続行で運転されるという光景が見られます。

[端から端へ  ロングラン 高尾山口発 本八幡行き快速]
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   ▽ ロングラン快速  高尾山口発本八幡行き 27.10.13 ▽

これまでの平日夜間、新宿−高尾山口間に運転されていた快速が都営線直通に変更となり、その結果新たに都営と京王双方の起終点、本八幡−高尾山口間68.2キロを約2時間かけて走行する驚きのロングラン快速が誕生しました。

快速と言っても調布−新宿を多少の速達性で走るだけですから、"偉大なる各停"と言った方がいいかもしれません。
この列車を全区間通しで利用するお客さまやニーズは100%ないと考えられますので、車両運用の故とはいえ、かくも長大な列車をよく設定したと感心してしまいます。

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車両運用の観点からはこうした方が効率的という判断なのだと思いますが、東急の中央林間発東武の南栗橋行き、あるいは東武の浅草発太田行きのような、京王線・高尾線のイメージからは少々馴染みの薄い長距離列車の誕生です。

["橋本発 高幡不動行き" 列車!?]
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 ▽ 快速つつじヶ丘行き この列車の行先は− 橋本 27.9.28 ▽

夕方の橋本駅2線ホームには、少々長い時間、快速つつじヶ丘行きが停車しています。
16時57分発で、どうしてこの時間帯に1本だけ、ポツンとつつじヶ丘行きが設定されているのだろう?と思いました。

実はこの列車、つつじヶ丘到着後はUターンし、回送で調布へ向かいます。
そしてその後は−。

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  ▽ 夕方運転される不思議な列車−。
         各停高幡不動行き 府中  27.10.13 ▽

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調布17時39分発の各停高幡不動行きとなり、京王線を西下します。高幡不動到着後は、待機している各停高尾山口行きにバトンタッチし、さっさと入庫と相成ります。

17時台は、18時台以降の夜間本格ラッシュ時間帯へ向けてダイヤパターンを切り替えるため、あちらこちらで変則運転が見られますが、さてこのケースはそうした範疇なのか、はたまた相互乗り入れの京王車・都営車の走行距離相殺調整のためなのか、ともあれ稀有な、面白い運用ではあります。

[8連快速 高尾山口行き]
今回のダイヤ改正では、事前広報では触れらませんでしたが、朝間ラッシュ時の下り列車の速達化が大幅に行われ、京王・高尾線関係の急行や快速は押しなべて特急や準特急に格上げされ、朝ラッシュ時間帯の急行・快速は、1本を除いて姿を消しました。

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   ▽ 朝ラッシュ時 唯一の快速高尾山口行き しかも8連!
                  めじろ台 27.9.28 ▽

そうした中、唯一残存したのが新宿7時28分発の快速高尾山口行き列車です。この日は、8000系でやって来ました。

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 しかもこの列車、平日の京王線新宿駅を発車する唯一の快速列車であり、かつ8両編成で運転されるという、超レア列車、絶滅危惧種になってしまいました。

[京王八王子発調布行き  "各停続行回避" のお役目列車]
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   ▽ 土休日の夕方運転される上り各停調布行き 
                                              高幡不動   27.10.12 ▽

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土休日の午後、京王八王子駅から16時57分発の不思議な列車、各停調布行きが運転されます。

前後の京王八王子発、高尾山口発の各停時刻を見るといずれもきれいに10分間隔となっているため、「このままでは調布以遠、各停が1本不足するのではないか?」、「この調布行きは調布到着後どこへ行くのだろうか?」と気がかりでした。

そもそも土休日の15時半近くからは、府中を発車した各停は調布に着く前に、再び後続の準特急や競馬急行を退避するために、飛田給で7〜9分もの退避・長時間停車を余儀なくされます。(競馬急行が運転されない場合も、同様時刻で停車)。
このままですと、飛田給での最初の退避列車は調布に到着するのが10分遅くなり、調布では各停が1本欠落してしまいます。
それを回避するために、最初の退避列車の前に高幡不動15時12分発の各停を1本増発して各停を続行運転し、この増発列車は飛田給で退避することなく先に調布に到着、調布では各停の10分間隔運転を確保する仕組みになっているのです。

そして飛田給での準特急・競馬急行の退避停車の終了後は、先の各停1本増発分を間引かないと今度は調布で各停−各停と各停が2本連続してしまうため、各停を1本間引く必要があります。
実際に調布行き各停が調布に17時46分、後続の各停が17時50分に到着します。
この1本多い各停を間引く役割が、京王八王子発調布17時46分着の、各停調布行きなのです。駅ホームの時刻表を見ているだけではなかなかこの仕組みが分からず、難儀しました。

17時46分に調布に到着したこの列車は調布から先はお役御免となり、回送列車として桜上水を目指します。"競馬急行" 運転のための、申し子のような存在です。

ところで"飛田給退避" は、停車時間がすこぶる長いために利用客からは評判が悪く、競馬急行の運転がない時はこうした運行形態はやめたいところなのだと思いますが、そうすると土休日ダイヤでは、競馬有り・無しでAのBの2種類のパターンが京王八王子=調布間で発生してしまうため、やむなく通年の土休日でこのような運転を行っているのではないかと推測できます。

相模原線に"橋本特急"(現在は橋本準特)を新設した前回ダイヤ改定以降、土休日の波動輸送については"競馬急行" 以外に拡大の余地はなくなり、京王のちょっとした"アキレス腱" になっていると言えなくもありません。

[準特急 京王多摩センター行き]
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         ▽ 準特急京王多摩センター行き 明大前   27.10.22 ▽

749-17 準特急京王多摩センター行き表示  27.10.22.jpg

相模原線に新種別「準特急」が登場し、準特急橋本行きが行き来していますが、平日朝ラッシュ時に、下り準特急京王多摩センター行きが2本設定されています。

「準特急」、「京王多摩センター」−。
当初このふたつの組み合わせは、利用者にとっては『何、これっ』という感覚だったかもしれません。
後続に特急が控えているため、"準特でさっさと運転、その後速やかに入庫"という算段なのでしょうか。

[その他の列車]
749-15-2 京王八王子駅時刻表 27.10.11.jpg
   ▽ 4時59分・5時20分は "逆化け列車" 
       京王八王子駅ホーム時刻表(一部)27.10.11 ▽ 

個性的な列車を見てきましたが、このほかにも京王八王子発午前4時59分の各停高幡不動行きは高幡不動から特急新宿行きに、同5時20分発は準特急新宿行きになるなど、今回の改正では何と最初は各停→途中から優等という、"逆化け列車" が2本登場しました。

また当ブログ745「ダイヤ改正点描3」で紹介した朝ラッシュ時に2本運転される高尾山口発各停府中行きも、個性的というか、一般利用者から見ると何とも不思議な列車です。何しろ朝のラッシュ時、上り列車を途中で運転打ち切りにしてしまうという大胆さです。
この列車は本来新宿まで各停で走るものを敢えて府中でショートカットし、過密な上りの列車本数削減の原資にされたのではないでしょうか。

この他、平日・土休日とも下りの最終京王八王子行き特急に接続、最終の特急接続補完列車として運転される調布発府中行きの "ミッドナイト始発各停" なども存在しますが、上記の "逆化け列車" ともども撮影のための出動、帰宅の足が確保できないため、写真撮影は割愛させていただきました。
また橋本発区急大島行きなど、レアな列車はこの他にも存在しますが、リポートとしてはこれで一応の区切りとさせていただきます。

(お礼)
先月以来、ダイヤ改正に関する当ブログの記事を、多くの方々にお読みいただきました。ありがとうございます。
また記事に関して、数多くのコメントをいただきました。
ダイヤ改正に関する京王全線の全ての事象を把握、分析することは不可能であり、お寄せいただいたコメントはとても参考になり、助かりました。
多くの皆さまから寄せられた情報も加味しながら、ダイヤ改正に関する記事、及び5回にわたる「ダイヤ改正点描」を作成することが出来ました。
お礼を申し上げます。

posted by 特急高尾号 at 00:08| Comment(12) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

No748 京王 ダイヤ改正点描(4)新宿・笹塚・八幡・烏山… 景色の変わった駅点描


京王線ダイヤ改正点描、今回は4回目です。

【各駅点描】

今回の改正で、各駅で新たに見られるようになった光景などを中心に綴ってみます。

[新宿駅]

747-1 新宿駅行先表示 27.10.9.jpg

京王線新宿駅コンコースの巨大行先表示が、ご覧のように連続して「準特急」を表示している時、地下の2番線・3番線には2本の準特急が仲良く並んでいます。

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  ▽ 2本の準特急が仲良く並ぶ
   9000系 "橋本準特"  7000系幕車 "高尾準特" 27.10.12 ▽

747-4 準特急橋本行き表示 新宿駅 27.10.12.jpg

京王線(高尾線)、相模原線の準特急同士の揃い踏みは、もちろん初めてのことです。
そして9000系で運転の快速系が都営線直通に転戦したいま、"橋本準特"の大半は7000系・8000系で運転されていますから、日中9000系の"橋本準特"の姿は、皮肉にも貴重な光景となっています。

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 ▽ 幕車同士の "橋本準特"  "京八特急" の顔合わせ 27.10.13 ▽ 

そしてもう一つ、幕車の"橋本準特" と、"高尾準特" 、または "京八特急" が顔を並べるという、ほとんど先祖がえりのような光景が、折に触れ展開されるという凄いことになっています。
まるで昭和時代のヒーローが蘇ったかのような光景です。

ところで新ダイヤでは、ホームの使用方法に変更が現れるかどうかも関心の一つでしたが、日中から夜間にかけては、1番線は各停、2番線は相模原線準特急橋本行、夜間ピーク時は特急橋本行き、3番線は京王八王子、高尾山口行きの特急・準特急が中心という、これまでの使用方法がそのまま踏襲されています。

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そのため2番線は、これまでの快速が新線新宿に移行したため、日中から夜間にかけては準特急橋本行きが20分間隔で発車するだけという、超ゆるゆるの使用状況となりました。

上の写真で言うと、15時18分に橋本からの準特急新宿行きが2番線に到着、その後32分発の準特急橋本行きになるのですが、発車時間までなんと14分間も2番線に停車しています。
その間となりの3番線からは20分発の特急が発車、そして27分発の準特急が後から来て先に発車して行きます。

2番線はというと、この後の52分発の準特急が38分に入線、52分発車と続きます。

将来この時間の余裕は、"有料特急"の発車には使えそうです。

もうひとつ、年末の忘年会シーズンのピーク時、新宿駅の混雑がどうなるか、少々心配ではあります。


[笹塚駅]

今回改正の目玉の一つは、準特急の笹塚停車です。

日中時間帯は、上り・下りとも "橋本準特" が都営線急行と接続、京王線関係の準特が都営線相互乗り入れの快速に接続します。

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   ▽ "橋本準特"と笹塚止まり都営線急行が並走 27.10.12 笹塚 ▽

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  ▽ "高尾・京八準特" は京王線内快速と接続   27.10.12 ▽ 

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  ▽ 上り"橋本準特" と都営線急行
    ダイヤ上は同時発車なのですが… 笹塚 27.10.13 ▽

日中は、上りは発車が同時刻、下りは都営線急行が1分先着のダイヤです。タイミングが合えば、上下とも2列車が顔を並べて走行する場面も見られます。
望遠カメラをお持ちの方は、迫力のある写真が撮れると思います。ただし2列車が走りながら並ぶ光景の撮影には、忍耐と根性が必要かもしれません。

[八幡山駅]

八幡山駅では日中時間帯、上下の快速列車が準特急の通過待ちを行うようになりました。

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   ▽ 下り準特急を退避する快速列車(左)
       準特急車内から撮影 八幡山 27.9.27 ▽

これにより上下列車の円滑運転と速達性が高まったと思います。
しかし、もともと調布駅などでの優等列車同士の緩急接続はあっても 、日中時間帯、優等列車がより上位列車の通過待ちを行う事はありませんでしたから、快速列車の八幡山での準特急退避は、利用者にとっては少々複雑な思いがあるかもしれません。

[千歳烏山駅]

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   ▽ 準特急の停車が実現 千歳烏山駅 27.10.12 ▽

今回の改正では、笹塚よりもこちらの駅の利用者の方が、喜びの度合いが大きいかもしれません。

新規停車の準特急はきちんとした10分間隔ではありませんが、次から次とやって来ます。直前の快速からここで乗り換える利用客も加わって、準特急の乗客はかなりのものです。
改正前後でダイヤを比較すれば、いかに千歳烏山停車の列車本数が増えたか、一目瞭然です。
平日日中時間帯で見てみると、なんと1時間当たり6本の増加となっており、これまでの1.5倍、計18本もの列車が停まるようになりました。

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  ▽ 千歳烏山駅隣接の踏切
    午後や土休日は、この何倍もの人で溢れる 27.9.27 ▽ 

ところで準特急の停車で、そうでなくても駅隣接の開かずの踏切はますます人だかりが出来る一方、いったん開いた踏切がすぐに閉まり始めるため、わずかな開放時間では踏切を渡り切れない人達が続出しています。遮断棒が半分下りていても、まだ踏切内には多くの人が滞留しています。

特急の通過では約1分、準特急の停車⇒発車では約2分と踏切の閉鎖時間は倍近くかかっています。それだけ人溜まりも以前より多くなっているように見受けます。
駅近傍に商店街があり、ベビーカーの母子や一人歩きのお年寄り、自転車や貨物自動車の通行も多く、事故が起きないことを願うばかりです。

[橋本駅]

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  ▽ 橋本駅のニューフェイス 「準特急新宿行き」 27.10.13 ▽

748-14 準特急新宿行き 橋本 27.10.13.jpg

今回の改正で、前回改定のいわば目玉として復活した"橋本特急"は、再びその大半が退くことになり、新たな主役は "橋本準特急" となりました。

快速から急行、そして特急から準特急と、目まぐるしく変化するこの線の主人公を、沿線の人達はどのような思いで見ているのでしょうか。

748-15 快速本八幡行き 橋本 27.10.13.jpg

一方快速も都営線との相互直通乗り入れ強化で、京王線新宿行きから都営線直通本八幡行きに行き先が変更され、車種も9000系に変わりました。
今回の改正は、相模原線の景色や空気を変えたとと言ってよいのでしょうか。

[京王八王子駅]

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   ▽ こちらも平日日中は準特急が主役に  京王八王子 27.10.7 ▽

この駅の主人公も、平日日中は特急から準特急に様変わりです。

もっとも京王八王子での準特急は、平成23年7月からの東日本大震災での臨時ダイヤで特急全廃=オール準特急化を洗礼済みですから、利用者も心得たものだと思います。

しかし近年は特急の分倍河原、北野停車、今回は準特急の千歳烏山、笹塚と次々に速達列車の停車駅が増えているため、京王八王子から利用する人たちにとっては、内心穏やかではないかもしれません。

ともあれ今回の改正では、早朝、朝一番の始発列車から特急がスタートし、平日午前8時台の上り特急も倍増されるなど、朝間の新宿へ向けての速達性は年々強化され、また夜間も17時〜19時台は特急中心のダイヤとなっており、京王はやはり京王八王子を基軸に据え、京王八王子を大切にしていることをうかがわせています。

                       (つづく)

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2015年10月14日

No747 8001F・8013F 高尾線に"缶詰"


14日午前、代田橋駅で起きた人身事故の影響で、京王線は午前から午後にかけ全線にわたってダイヤが混乱しました。

事故直後、たまたま高尾線走っていたダイヤ改正のヘッドマーク付き8001Fと、高尾山をイメージしたグリーンのラッピング編成8013Fはそのまま高尾線内に"閉じ込められ"、午前中は高尾山口=北野、高幡不動間を中心に各駅停車として運転されました。

 747-6  8013F 各停北野行き めじろ台 27.10.14.jpg
   ▽ なんと8013Fが各停北野行きで登場! 
           めじろ台   27.10.14   AM11:24 ▽

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  ▽ 8013Fの各停高尾山口行き 山田 27.10.14  AM11:46 ▽

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    ▽ 8001Fの各停高尾山口行き  北野 27.10.14  PM0:14 ▽

747-2  8013F 各停高幡不動行き 北野 27.10.14.jpg
  ▽ "高尾特急"が運休となり、各停で北野に帰還 
              北野  27.10.14 PM0:34 ▽

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  ▽ ダイヤ混乱の影響  北野で並んだ各停群 
         8013Fは各停高幡不動行きに  北野  27.10.14 PM0:35 ▽

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       ▽ 各停高幡不動行きとなった8013F 
     なかなか発車できませんでした 北野 PM0:42 ▽

8001Fは普段も各停に入りますが、8013Fは特急・準特急高尾山口行きが多く、高尾線内各停運用は事故によるダイヤ乱れの影響とは言え、初めてのことだと思います。
事故直後、及び復旧運転時のわずか3時間の出来事でしたが、貴重な光景でした。

なおきょう10月14日は、午前9時47分ころに代田橋駅構内、夕方5時58分には西調布駅構内と、1日で2件の人身事故発生しました。
9月25日のダイヤ改正後、初めての人身事故であり、午前の事故の復旧が午後4時近くになっても特急高尾山口行きを運休にするなど、影響が長時間にわたりました。

また日中時間帯の高尾線各停の一部で行われる6両編成運転は中止され、きょうは8両編成で運転、また8両の各停は10両編成で運転されるなど、さまざまな影響が見られました。
この後、夕刻に入り、再び人身事故が発生したことは承知の通りです。

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2015年10月12日

No746 デワ600 DAXとチキを従えて…


746-1 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

きょう12日午後5時過ぎ、高幡不動で憩う、デワ600形に遭遇しました。ホームからは手前の7000系に囲われて編成が見えません。
そこで急ぎ改札を出て跨線橋へ。
どうやらチキらしきものを従えているようですが、パンタは上げていません。

ところがどうでしょう。いつの間にか構内運転士や作業の方々が現れ、パンタが上がり、通電されました。
『これは大変だ!』と、急きょ上りホームへ急直行です。

746-2 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

ホームへ掛け着くと同時に、何と私の到着を待っていてくれたかのように、デワ600が前照灯を点灯、のそり、のそりと動き始めました。

746-3 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

746-4 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

そして驚いたのは、その編成でした。
1両目はデワ601、2両目はDAX(総合高速検測車)クヤ911、

746-5 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

そして3両目はチキ291、4両目がチキ292、

746-6 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

746-7 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

5両目がデワ621、ラスト6両目かデワ631という、信じられないような豪華6両編成が、私の目の前に姿を現したのです。

デワ600が、用途の異なるDAX(総合高速検測車)クヤ900形911と、レール運搬用長物車チキ290形291・292を一度に従えて走るという、高幡不動ならではの感涙の光景です。

京王のデワは既に後継の新車900形も竣工し、メーカーの機器確認走行試験が行われています。今後、京王に900形が納車されれば、いよいよ600形は引退という事になります。

6年半続いている当ブログで、デワ600形のこうした姿をご紹介出来たのは、実は初めてです。
故障時の代替部品を持ち得ないデハ600形は、いつリタイヤしてもおかしくありません。
今回の貴重な光景は、もしかしたら残り少ない、最後の雄姿だったのかもしれません。

写真は全て平成27年10月12日、午後5時15分〜30分、高幡不動にて撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 19:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月10日

No745 京王 ダイヤ改正点描(3)幕車優等続々/各停府中行き


京王線ダイヤ改正点描、今回は3回目です。

【車両運用】
今回の改正では、都営線への直通運転強化の影響で、快速が新宿発着から都営線直通系統に振り返られたため、その後の京王線車両運用にどのような影響が出るか、ファンの注目が集まっていました。

[幕車優等続々! ファン走る!]
745-5  7203F 準特急 東府中 27.9.27 .jpg
   ▽ "幕車準特"が行く− 7203F+7003F
                    東府中 27.10.4 ▽

745-2 幕車 準特急7728 めじろ台 27.10.4.jpg

745-4 準特幕 27.10.7.jpg

予想どおりというか、当然のことながら、都営線直通列車は9000系の運用となるため、京王線の特急・準特急の運用に大きな変化が現れました。

日中時間帯の特急・準特急は、ほぼ7000系と8000系になり、特に土休日の準特急は7000系のオンパレードです。

それも10両貫通だけでなく、幕車6+4、時には幕車8+2編成も含めて次から次へとやって来て、幕車準特急の面目躍如といった感です。
これまではあまりお目にかかれなかった、オレンジ色に黒文字の「準特急」幕が、ここへきて大活躍です。

745-10 橋本準特 7009F 明大前 27.10.9.jpg
  ▽ 7009F+7423Fによる橋本準特急 明大前  27.10.9 ▽

745-11 橋本準特幕 7009F 明大前 27.10.9.jpg

745-16 橋本準特 7423+7009F 明大前 27.10.9.jpg

そして遂に、7000系幕車による "橋本準特" の登場です。
前回ダイヤ改正で "橋本特急" が復活した際、将来の光景として、幕車の"橋本準特" を誰が予想したでしょうか。

745-3 幕車準特急と7424 7425の活躍 北野 27.10.4.jpg
  ▽ 幕車7424・7425準特が揃い踏み  北野 27.10.4 ▽

また9000系8両+幕車7000系2両の編成も大活躍です。
この日は7000系編成とは別に、9000系8両+7000系2両の編成も2編成が加わり、北野では下りホーム2面で顔を並べる光景も見られました。
土休日には、山口と京八系統の各停にも10両編成が入るために見られるものです。

745-1 幕車 準特急7728 めじろ台27.10.4.jpg
  ▽ 準特急高尾山口行き 7028F     めじろ台 27.10.4 ▽

今回のダイヤ改正は、期せずして京王では最も車歴の古い7000系初期車が、しかも10両貫通あり、6+4あり、8+2あり、9000系8+7000系2ありと、ありとあらゆる編成形態で、
優等列車で大活躍するという、何とも興味深々、ファン歓喜の光景を作り出したともいえます。

[都営車続々/ 玉石混交の急行・区間急行・快速列車】
京王と都営の相互直通運転の拡充・強化で、京王線と相模原線内は、それこそ都営車オンパレードという感じです。

745-6 都営車が並ぶ橋本 27.9.28.jpg
  ▽ 橋本駅を“占拠”した都営車  27.9.28 ▽

京王線内の急行停車駅で、都営車の上り・下り列車同士が顔を合わせる光景は、もはや日常茶飯事となりました。
また橋本駅では、2面のホームの両方を都営車が占めるという、まるで “都営相模原線”のような光景も見られます。

745-7-2 8両編成急行 明大前 27.10.9.jpg
    ▽ 8両編成の都営車快速  明大前  27.10.9 ▽ 

また京王線と都営新宿線を直通する急行・区間急行・快速は、10両編成あり、8両編成ありと、玉石混交の状態です。
夜間運転される本八幡=高尾山口間の快速も同様な状態です。
     ▽ 8両都営車10-000形同士の顔合わせ 桜上水  27.10.9 ▽

これまで京王では、長い年月をかけて特急から快速までの優等列車は原則10両編成というスタイルを築き上げてきましたが、今回の改正では8両の都営車運用が大幅に増えたため、終日に亘り10両と8両編成が入り混じって運転されるという、先祖がえりのような状況になっています。
この状態の改善は、都営車10両編成の順次新造待ちということになりそうです。

【上り府中行き各停の登場】
745-8 各停府中行き 高尾 27.9.28.jpg
   ▽ 朝の6時台・7時台に運転される上り各停府中行き
                高尾 27.9.28 AM7:18 ▽

今回の改正では、朝ラッシュ時に高尾山口発府中行き各停が2本設置されました。
まだ府中駅が地上にあった時代、新宿発の下り列車では府中行きは定番の行き先でしたが、今回は上り列車での府中行きですから、レア度は高いといえます。

745-9 各停府中行き 行き先表示 27.9.28.jpg

行き先表示の「府中」行きが、新鮮です。
府中以遠に行く利用者は、後続の急行に府中で追いつかれます。

745-13 府中に到着した府中行き各停.jpg
  ▽ 府中駅4番線に到着した各停府中行き
    この後、電光石火の折返し  府中 27.10.5 ▽ 
 
この列車は7時49分に府中到着後、折り返し7時58分発各停高幡不動行きとなります。
府中到着後、後続急行の発車を待ち、7時53分に上り線へ出て一旦停車。そして間髪入れず渡り線から2番線に転線。下り高幡不動行き各停となり、発車していきます。

745-14 上り線から折り返す下り高幡不動行き 27.10.5.jpg

745-15 上り線から折り返す下り高幡不動行き 27.10.5.jpg
  ▽ 上り線から下り線に転線する府中止まり列車
                  府中 27.10.5  AM7:56 ▽ 

この間の動きはまさに電光石火。
何しろ私が上り4番線で先頭車を撮影。すぐに階段を駆け下り、今度は下りホームへ駆け上がると、もうすでに一旦停車の上り線から下り線に向けて列車は渡り線を走り始めていました。
前後に乗務員を配置し、上り線で一旦停車。すぐに下りホームへ進入させるという、この間僅か3分の、まさに電光石火、想定外の早業に、撮影も満足に出来ない状態でした。
                         (つづく)


posted by 特急高尾号 at 00:24| Comment(4) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

No744 京王 ダイヤ改正点描(2)高尾線6両編成/八幡山始発


京王線ダイヤ改正点描、今回は2回目です。

【高尾線 6両編成運転】

今回の改正で多くのファンの関心を集めたのが、平日の日中、11時〜17時台に高幡不動=高尾山口間の一部列車で運転される、6両編成の各停運用です。

744-1 高尾線6両編成各停 7004F 27.9.28.jpg
       ▽ 高尾線を行く6両編成高尾山口行き各停 7004F
                めじろ台−山田 27.9.28 ▽

近年の高尾線6両編成運転は2回目で、前回平成23年の東日本大震災による節電ダイヤの際は20分間隔で運転されましたが、今回は8両編成と6両編成の交互運転で、40分間隔の運転です。

ファンの関心は、車両運用と高幡不動での折り返し方法です。
車両運用は事前の予測どおり、今回も7000系6両編成、または7000系4+2編成が充当されます。

742-2 7004F 高幡不動 27.9.28.jpg
   ▽ クハ7704を先頭に到着した6両編成上り各停
                          高幡不動 27.9.28 ▽

このうち6両編成の運転では、ふだんは6+4両の10両編成連結面に隠れているクハ7700形式が上り方先頭に、また4+2両編成ではクハ7750形式が下り方先頭にそれぞれ顔を出すという、貴重な運転光景を見ることが出来ます。
ただし40分間隔の運転ですから2編成で賄えるため、7000系6両での運転が中心になると思われます。

744-3 7004F 高幡不動 27.9.28.jpg
    ▽ 高尾山口発の6両編成が上り5番線に到着  
     この後、上り方の電留線に引き上げる 27.9.28 ▽

もうひとつの関心事は、上り列車で高幡不動到着後、どのような方法で折り返えすかです。

この折り返し方法が、今回の改正では変更されました。

前回は5番線に到着後、いったん八王子方面の下り本線に引き上げ、その後逆走して下り2番線に入線するというものでした。

742-4 7004F 高幡不動 27.9.28.jpg
       ▽ 今回は上り方電留線からの折り返しに変更 ▽

回は上り方電留線に引き上げ、その後上り・下り本線を渡って下り2番線に転線する方式に改められました。

前回は20分間隔の新宿発高幡不動止まりの列車が頻繁に上り方電留線へ引き上げたためやむなく下り本線での折り返しになっていたと推測されますが、今回は40分間隔と余裕が出来たため、前回方式を回避したのでしょうか。

744-5 7004F 高幡不動 27.9.28.jpg

下り2・3番線ホームです。
右の2番線に待機している6両編成の横に、左の新宿発各停高幡不動行きが、今まさに到着しようというところです。
今回の改正で、これまでの各停高尾山口行きの2本の内の1本が、高幡不動行きに改められました。
高尾線の6両編成運転は、この列車に高幡不動発6両編成各停高尾山口行きが接続して発車する仕組みなのです。

742-6 7004F 高幡不動 27.9.28.jpg

2番線ホームから発車していく6両編成の各停高尾山口行きです。

今回は、前回の節電ダイヤ時のような期間限定運用ではなく、少なくとも次期ダイヤ改正時までは継続される定期列車です。

ではなぜこの時期に、敢えて6両編成の高尾山口行き列車を運転するのか−。
京王からの説明はありませんでしたから真意は不明ですが、客観性は感じられません。
これはもしかしたら将来、同区間の各停ワンマン化の布石なのではないかと憶測してしまいましたがいかがでしょうか。

[メモ]
 高尾線の6両編成列車運転
      平日 新宿発各停高幡不動行き10:13〜15:33発に連動して      
     高幡不動発11:16〜16:36まで40分間隔で運転
     折返しは高尾山口発11:49〜17:19まで40分間隔で運転
     ただし16:29発の次は、50分の間隔となり17:19発

【八幡山発始発列車】

744-7 各停八幡山行き 桜上水 27.9.28.jpg
  ▽ 笹塚から八幡山まで延長運転する列車が登場
                   桜上水 27.9.28 ▽

今回の改正では、夕方17〜19時台に、これまでの都営線笹塚止まりの列車が八幡山まで延長されることになり、折り返しは八幡山始発で各停本八幡行として運転されることになりました。
八幡山までというのがやや中途半端のように感じますが、都営線から京王線への下り優等列車への乗り継ぎが明大前で1回で済むという利便性もあり、帰宅サラリーマンにとっては有益の方も多いはずです。

そしてもう一つ、この列車は折り返し八幡山発上り始発列車という、新たな光景を生み出しました。

744-8 各停八幡山行き 桜上水 27.9.28.jpg

八幡山到着後はいったん下り方電留線に引き上げます。

744-9 各停本八幡行き 八幡山 27.9.28.jpg
   ▽八幡山発本八幡行き 始発各停列車 27.9.28 ▽

その後ラッシュ時間帯の下り線を行き交う通過列車の間合いを縫うようにし、折り返しの上りホームに登場します。
高幡不動での高尾線6両編成は、到着後から下り列車で折り返すまで24分間ですが、こちらは八幡山到着後、上り列車で折り返えすまで僅か14分間という慌ただしさです。

運転士さんも車掌さんも八幡山到着後は猛ダッシュで車内点検を行い、いったん引き揚げ線に列車を移動させます。

                        (つづく)

posted by 特急高尾号 at 06:56| Comment(4) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

No743 2016京王電鉄卓上カレンダー ことしも魅力的に登場


743-1 2016京王カレンダー 27.10.1.jpg

京王電車の「2016卓上カレンダー」が、今年も1日から一斉に発売されました。
毎年どのカットも魅力的な写真が多く、楽しみにしている方も多いと思います。
その2016年版の写真を、京王電車ファンの視点で見てみましょう。

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表紙の写真は毎年力が入っており、いつも魅力的です。
2016年版の表紙は、下高井戸駅で撮影されたものです。明大前への高低差が活かされたこの構図と焦点深度、仕上がりはたまりませんね。手前の9000系が特急だったら、もう完璧です。

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1月は井の頭線で昨年から取り付けが始まった、「賀正ヘッドマーク」付き列車です。2年連続の登場です。
カレンダーのトップバッターですから、ヘッドマークをもっと引き込み、迫力をつけて欲しがったですね。

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3月、4月は季節とロケーションを吟味し、万を持して撮影したカットですね。
4月の動物園線7201Fの横打ちと桜のコラボは、沿線ロケーションを知り尽くしている故の1枚だと思います。

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5月、地下トンネルの出口、国領でのトンネル内からの正面打ちは、上下列車の並びが格好いいですね。
2列車の並びのタイミングが見せ場なため、執念の1枚だと思います。
6月は綺麗ですが、やや定番過ぎたかもしれません。

743-6 2016京王カレンダー 27.10.1.jpg

8月、いまや絶滅寸前のデワ600形がチキ290形を挟んでの走行光景です。
貴重な光景を、しかも俯瞰ショットで押さえる感覚と技量は、鉄道車両を写すマインドをお持ちの方の撮影に他ならないと思います。

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9、10月は、井の頭線と京王線の急行です。
こうして改めて見ると、井の頭線電車も京王線電車も、とても素敵に見えます。
井の頭線1000系が輝いていますね。

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11月、新装なった京王れーるランド1周年記念のヘッドマークを付けた9000系です。
小振りながら、貫通路にきれいに収まったニュータイプ、縦型のヘッドマークが新鮮です。
下高井戸の写真がなければ、表紙写真として存在したかもしれませんね。

そして最後の12月、深夜(早朝)の静寂に包まれる高幡不動区で待機する車両、憩う車両です。こうした光景を好むのは、鉄道関係者か鉄道ファンしかいないですね。

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どの写真も、狙いをつけて撮影された力作であることは一目瞭然です。1枚、1枚に添えられている正確なキャプションとその要素は、もう完全な鉄道ファンの世界ですね。
これからも毎年、私たちの目を楽しませて欲しいと思います。

ちなみに2017年版は、デヤ900形、グリーン車8013Fは当選、新設の橋本準特、復活の京八準特は当確、高尾線の6連各停は次点でしょうか。
調布花火大会と京王電車、排雪器を取り付けて白銀の世界を走るデワも見たいですね。いまから、楽しみです。

posted by 特急高尾号 at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月01日

No742 京王 往年の"グリーンカラー"編成 登場



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京王のホームページで既報の通り、きょう30日から京王線に高尾山観光の新たな広告塔として、8000系のラッピング電車が登場しました。

ラッピングは大規模改修が実施されている8013Fに行われ、編成全体が高尾山の自然をイメージした緑で覆われています。
この緑色は、かつての京王2000系が身に纏っていた、「京王カラー」と呼ばれていた色です。

742-2 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

初日のきょうは特急運用に就いていましたが、ホームページでの事前広報から日も浅く、登場があまり知られていなかったこともあり、一般利用客の方々は驚き、また年輩の方々は昔日の京王電車を懐かしく思い出したかもしれません。

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車体側面には高尾山のロゴや、四季折々の季節を表現した高尾山のイラストがデザインされています。
しかし無地一色の2000系を模したからでしょうか、全体としては少々おとなしい印象です。

742-4 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

在来車と並ぶと、こんな感じです。
全く個性の異なる雰囲気ですね。
742-5 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

ところで最近はJRも私鉄各社も、次々と話題性のある車両を登場させています。
そういう意味では京王は、個性派列車は動物園線の7201Fラッピング車だけで少々物足りないきらいがありました。
そこで、"バスに乗り遅れたら大変!"と、鉄道会社(京王)が知恵を絞り、こうした大規模な全面ラッピング編成、広告塔を登場させたという事でしょうか。

高尾山のビアガーデンと共同で、この8013Fで"ビール電車"を走らせてくれたら最高なのですが…。
また8月に高尾山口駅隣にオープンした「TAKAO 599 MUSEUM」とタイアップし、れーるランドで遊んだ親子ずれにもう1回電車に乗ってもらうため摩動物公園発高尾山口行きの "お子様準特急 TAKAO 599号"を運転したり、高尾山口駅脇に10月オープンする浴場施設とタイアップした"プレミアム特急 高尾湯煙り号"を運転したりと、なんだか民放ドラマのタイトルのようですが、冗談半分・本気半分で、京王初の全面ラッピング電車の今後の活躍を期待したいと思ったことでした。

〇写真は全て、明大前駅で平成27年9月30日撮影
 新宿17時20分発 特急京王八王子行として運行中の光景
〇平成27年9月30日記す

posted by 特急高尾号 at 01:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする