2016年01月30日

No782 5年前の京王電車F 平成22年11・12月


昨年後半から毎月1回、5年前の京王電車の世界を当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事から振り返えるとともに現在の視点も加え、『5年前の京王電車』としてお伝えしています。

今回は、2010(平成22)年11月・12月分をまとめてお伝えします。
本来は昨年中にアップすべきものでしたが、昨年はダイヤ改正記事等で繁忙となり、遅れてのアップとなっています。

【平成22年11月】
<6416F リバイバルカラー1年>
195-1 リバイバルカラーの6416F 東府中.JPG   ▽ リバイバルカラーの6416F  東府中  21.11 ▽

この時期、当ブログでは度々余命いくばくもない6000系を取り上げていますが、11月には登場時の燕尾帯リバイバルカラーで出場して早くも1年が経過した6416Fの日常を伝えています。

リバイバルカラーの6416Fは、21年11月の登場直後は朝のラッシュ時、10連優等列車の先頭で新宿に姿を見せたり、22年3月には多摩動物公園で行われたイベントで往年の特急「高尾」のヘッドマークをつけるなど、ファンの目を楽しませてくれました。

195-2 特急高尾のマークを付けた6416F.JPG  ▽ 懐かしい「高尾」号のヘッドマークをつけてファンサービス
               多摩動物公園  22.3.21 ▽

195-3 6416+6866旧塗装車.JPG▽ 競馬場線で活躍する6416Fリバイバルカラー 東府中 21.11 ▽

しかし、その後は平日競馬場線の専用運用となり、しかも6417Fと運用を2分しているため、実際に営業運転に入るのは、週に2〜3日のみの状態となっていました。

195-4 6416F高幡不動22.5.8.JPG    ▽ 高幡不動で憩う6416F        22.5.8 ▽

当時、週の半分は高幡不動でお昼寝だった6416Fです。
今考えれば6000系登場時の姿を再現したこの6416Fこそ、京王れーるランドで保存するという方法もあったと考えられますが、残念ながら6416Fは、まもなく帰らぬに車両になってしまいました。

<「ゼロからの再出発」誓う 安全報告書 発刊>
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11月、2010年度の京王CSR(企業の社会的責任)レポート『安全・社会・環境報告書』が、各駅で配布されました。(当時は冊子スタイルで、各駅改札や窓口で配布)。

2010(平成22)年は、京王にとって厳しい1年となりました。
前年の千歳烏山駅などでのオーバーラン、高幡不動駅構内での出庫列車脱線事故に続き、この年も中河原駅で大幅オーバーランによる遮断機が降りていない踏切に
列車が通過する事故が発生するなど、6月・7月・8月と、3ヶ月連続でインシデント、京王の責任事故が連続発生しました。

196-2 2010 安全報告.jpg ▽ 原点に戻り「ゼロからの再出発」とした2010年度の安全目標 ▽


相次ぐ事故で関東運輸局からの警告を受け、京王は2010年度の安全目標を「責任事故ゼロ」から、「ゼロからの再出発」に改め、また10月には「安全推進部」を新設するなど、全社を挙げて安全確保に努めると安全報告書は伝えました。

乗客や沿線住民に被害はなかったもの、開業100周年を目前にし、改めて「安全運行」に徹する姿勢が問われたことは、利用者にとっては少なからず衝撃的な出来事でした。

<高尾線 “紅葉急行”走る>

高尾山の紅葉観光客で大賑わいの高尾線で、この年11月21日日曜日、高尾山口発北野行き、北野発高尾山口行きの臨時区間急行が運転されました。

事前に駅や車内での広報はなく、京王電車ファンにとっても、まさに“寝耳に水”の出来事でした。

実際の仕組みは、紅葉シーズンの高尾山口駅の混雑緩和を図るため、11月下旬の土休日に高尾山への観光客が3万人を超えた場合、急きょ高尾山口―北野間で臨時の区間急行を運転すると言うものでした。

具体的には3万人超えは当日午前中に判断し、超えた場合は臨時急行を北野発13:4517:26分、高尾山口発14:0417:44分の間で約20分間隔で運転するというもので、21日は8000系10両編成が2編成充当されました。


この“紅葉急行”、運転するかどうかはまさに当日のお天気と人出次第−。この日突然の遭遇にカメラも持ち合わせず、残念ながら撮影は出来ませんでした
ちなみにこの年の“紅葉急行”は、この1回のみの運転に終わりました。
現在は多客時、各停高幡不動行きの増発があるようです。

【平成22年12月】
<“酔客ミッドナイト特急”スタート>
200-1 明大前 22.12.2.jpg  ▽ “酔客特急”高幡不動行き  ほぼ満員の乗客  明大前 22.12.2 ▽

忘年会シーズンの混雑緩和のため、この時期毎年恒例の深夜時間帯の臨時列車増発が2日から始まりました。

臨時列車は混雑が激しくなる2日から24日までの毎週木曜と金曜日の合計8日間、新宿発高幡不動行きの特急が2本、通勤快速が1本、井の頭線では渋谷発富士見ヶ丘行きの普通が4本、どちらも午前0時前後に集中的に運転されました。

200-2 22.12.2.jpg ▽ 深夜増発の特急高幡不動行き 
                             8214F+8014F  調布 22.12.2 ▽

この時期の23時台は、京王線、相模原線系統とも、優等列車は特急や準特急ではなく、急行や通勤快速が中心で、ほぼ20分間隔でしたから混雑は相当なものでした。
特に忘年会ピーク時の12月中旬は新宿から乗り切れないこともあったため、この臨時列車は利用者からすると救世主、京王からみれば救済列車としての役割りが大でした、

昨今の充実した深夜時間帯のダイヤからするとまだ5年前の事ですが、隔世の感すら覚えます。

この忘年会シーズンの臨時列車ですが、前回平成25年2月のダイヤ改定で22時台の特急が10分から12分間隔になったものの、以後は行われなくなり、今回27年9月改正でも行われていません。


posted by 特急高尾号 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

No781 京王電車点描 姿を消す「けい太くん」、「いのかしら7きょうだい」


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   ▽ 京王線のドアスタッカー「けい太くん」▽

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  ▽ 井の頭線のドアステッカー「いのかしら7きょうだい」▽

京王線、井の頭線電車のドアガラスに貼られていた、ドア引き込まれ注意喚起の丸型ステッカーが姿を消し始めています。

京王線は、京王電車キャラクター(京王の絵本キャラクター)の「けい太くん」、井の頭線は「いのかしら7きょうだい」が丸型ステッカーに描かれていましたが、車内面は問題がなかったのですが、車体外側面の日焼け、退色が激しかったことから、取り外しが始まったものと思われます。

781-2 ドアステッカーがはずされた8000系 28.1.16.jpg

781-2 ドアステッカーがはずされた8000系 28.1.16 (2).jpg
   ▽ ドアガラスステッカーが外された8030F  28.1.22 ▽

京王線は編成全体で取り外されているものや、同一車両でも付いていたり外されているドアもある車両、そしてまだ全てのドアに取り付けられている編成もあるなど様々です。

781-4 ドアステッカーがはずされた1000系 28.1.16.jpg

井の頭線はほとんどの編成で、全て取り外しが済んだように見受けられます。

これらのキャラクターは平成25年3月から、それまでのキティちゃんに代わって登場したものですが、車体外側面での退色が激しく、わずか2年で引退となってしまう運命のようです。

781-4 ドアステッカーがはずされた8000系 28.1.16.jpg

昨年11月からは、先行してドアプレス面に縦型の注意喚起ステッカーが新たに貼られています。
けい太くんなどのキャラクターが姿を消してしまったことは寂しい限りですが、一方でステッカー類で満艦飾だったドア周辺がすっきりとし、かつての品位ある京王車両車内にすこし戻ったような雰囲気に感じるのは、私が昔からの利用者だからでしょうか。

   (当ブログ内 参考記事)
    〇27年11月「ドア引き込まれ防止ステッカー登場」
    〇25年3月「ドアステッカー けい太くん 新登場」
    〇25年3月「井の頭線ドアステッカーにもニューフェイス」

posted by 特急高尾号 at 15:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 点描 京王線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月18日

No780 積雪で架線切断3か所 出庫不能で3割運転


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      ▽ 降雪に見舞われた京王線 北野駅 28.1.18 ▽

きょう18日(月)の降雪による京王線のダイヤ混乱についてこれまで2本のリポートを行いましたが、NHKの午後7時のニュースで京王線の混乱状況について報道がなされていました。

それによるとけさの積雪で、京王は若葉台、高幡不動、桜上水の3車両基地で架線が切断、電車の出庫が出来なくなったという事です。そのため京王線は、2〜3割程度の運転本数になったと報じていました。

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   ▽ 架線が切れた若葉台車両基地と切れた架線
              NHKテレビニュースより ▽

また運転本数を3割にする間引き運転には、もうひとつの理由があったとしています。
それはおととし2月、記録的大雪の中で起きた東急東横線元住吉駅での衝突事故に関し、国土交通省は鉄道事業者に対し大雪時は降雪量に即した速度低下や間引き運転を行うよう通達を行っており、京王はその趣旨に則り、間引きによる3割運転を行ったという事です。

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   ▽ ホームに人が溢れる千歳烏山駅上りホーム ▽

そのためけさはこの2つの要因で京王線は極端に列車本数が少なくなり、千歳烏山駅ではホームに乗客が溢れ、中間駅としては異例の駅への入場制限が行われたという事です。

ニュースによると京王は、「大変申し訳ありませんでした」とする一方、安全確保のために「今後も必要な間引き運転行う」としています。
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京王はきょう夕方、ホームページにおいてきょうのダイヤ混乱に関し、上記のお詫び文を掲出しました。

こうした降雪や大雨時の運行方針等については、平素から情報公開し、当該事例発生の際は、その旨を利用者にも丁寧に説明しつつ実行することが必要と考えます。

気象台は昨夜、けさの多摩地区の降雪予想を40センチと発表したため、京王ではその数値を参考に、けさの "3割運転" の判断を下した可能性もあります。

利用者からすれば、いきなり運行情報メールで "3割運転" と伝えられても、実際の"3割運転"での運転間隔、運転列車種別などについての推測は不可能です。せめて「各停のみの運転」、「運転間隔は〇分程度」などの付加情報も付け加えられていれば、利用客も雪の中で長時間行列することなく、別手段での移動判断や時差出勤等を選択出来た可能性があります。

今回は、鉄道事業者の安全管理上の運行方針と、丁寧な説明を受けていない利用者間の温度差が招いた大混雑といえそうです。けが人が発生しなかったことが、幸いでした。
鉄道事業者と利用者間の意思疎通の醸成、丁寧な情報公開の姿勢が事業者には求められています。

posted by 特急高尾号 at 21:28| Comment(15) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No779 降雪被害 朝のラッシュ輸送を直撃


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    ▽ 降雪に見舞われた高尾線 京王片倉 28.1.18 ▽

きょう18日(月)、関東地方は未明から大雪に見舞われ、都心部でも早朝は6センチの積雪を記録しました。
こうした中、午前5時35分ころから、若葉台−稲城間での線路内倒木、さらに架線切断により、同区間は昼過ぎまで運転見合わせとなりました。

架線切断トラブルは他所でも発生し、列車が出庫出来ない事態となりました。このため京王線は朝ラッシュ時から昼前まで、各停のみで通常の3割程度の本数で運転されました。

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   ▽ 降雪の中、高尾山口を目指す8023F   めじろ台 ▽

この影響で京王各線は大混雑となり、千歳烏山駅ではホームに乗客が溢れて危険となったため、駅への入場制限が10時近くまで行われました。この光景はテレビニュースで、全国に中継放映されていました。
また高尾線も、時間帯によっては1編成での折り返し運転となったため、朝のラッシュ時、支線といえども大きな影響を受けました。

ところで昨夜の段階では、多摩地区の降雪予想は40センチと気象台が発表していましたので、もしや排雪器を有したデヤ900の初出場になるかと気を揉んでいたのですが、実際はといいますと−。

779-2 デヤ900 高幡不動 28.1.18.jpg

高幡不動の車両基地奥で、大雪には関せず−といった感じで留置されていました。
実際はデヤを走らせるどころか、運転見合わせ復旧、出庫電車確保に大わらわだったことと思います。

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運転本数は3割、車庫は車両でいっぱいの、けさの高幡不動車両基地です。左端にはグリーン車8013Fの姿も見られます。

けさの降雪はみぞれ交じりで非常に重たい雪となったため、架線にも被害を及ぼす結果になったものと思われます。
京王にとっても、利用客にとっても、とても辛い、朝の出来事となりました。

最後に大規模なダイヤ混乱にも関わらず、運行情報メールを始め、PC、SNSで伝えられる発信回数・情報内容は簡略すぎており、この点については充実・強化の必要があると思います。

posted by 特急高尾号 at 15:21| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No778 京王線 白銀の世界 雪でダイヤ混乱


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          ▽ 白銀の世界となった高尾線めじろ台付近   
                28.1.18 AM6:17 ▽

発達中の低気圧の影響できょう18日(月)の東京地方は未明から降雪となり、午前6現在、都心で6センチの積雪となっています。
この雪の影響で、高尾線は銀世界となり、京王線は午前5時35分現在、全線で遅れ、調布−若葉台、競馬場線で運転見合わせとなっています。相模原線の運転見合わせは、雪による倒木の影響です。

午前7時20分現在、運転見合わせ区間外でも、京王線は3割、井の頭線は6割程度の本数で運転されています。ラッシュ時、いきなりの間引き3割運転というのは、若葉台から上り方面に出庫出来なかった影響ということでしょうか。詳細は不明です。

午前8時現在、京王線では本数が少ないため利用者がホームに溢れ、千歳烏山駅などでは危険防止の観点から駅への入場制限が行われていると、テレビニュースが中継放送を行っていました。
それによると、20分の間に到着した電車は、僅か1本のみだということでした。

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    ▽ 午前8時現在のめじろ台付近 線路の冠雪はない ▽

一方、この降雪で高幡不動に滞留しているデヤ900の動向が気になりましたが、午前8時現在、高尾線では線路を覆うほどの冠雪はなく、徐行運転・間引き運転ながら、列車は運行されています。
事業車デヤ900は排雪器を備えて登場しましたが、今回の降雪では、出動はありませんでした。
(1月18日午前6時30分〜随時改定〜8時45分記す)

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   ▽ 降雪の中、高尾山口を目指す8000系  めじろ台 ▽

高尾線は当初、この8000系8両編成1編成での線内往復が続きました。11時台になってようやく2編成での運転になりました。

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      ▽ 降雪の影響で各停のみの運転 北野 ▽

昼前の段階で、京王線は各停のみの運転でした。
きょうのこれからのダイヤ回復運転では、様々な種別と行先の組み合わせが見られそうですが、いかんせん列車がなかなか来なく、支線在住ファンにとっては難儀なことです。
(1月18日午前11時45分記す)

posted by 特急高尾号 at 06:34| Comment(4) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月16日

No777 高幡不動のデヤ900形


777-1 デヤ900 高幡不動.jpg

新型事業車デワ900形が昨年9月上旬に搬入されて早くも4か月が経ちましたが、まだ実車にお目にかかっていない方には朗報かもしれません。
それと言うのも、1月11日以降きょう16日午前10時現在までの間、デヤ900は高幡不動駅下り方電留線の同じ位置に、ずっと留置されているからです。

場所はホーム下り方先端から見て、電留線の一番右奥です。先日連結したDAXは連結していなく、上り方デヤ901+下り方デヤ902の2両編成での留置です。

777-2 デヤ900 高幡不動 .jpg

この場所は電留線の一番右奥で、見るにも撮影するにも、本線を走る電車や手前に電留される電車に被る可能性もあり、とてもつらい場所です。しかし、とにかくあの派手な黄色の顔を一目見てみたいと思いつつ、今だ実現していない方にとっては出動のチャンスかもしれません。

上の写真は上り電車内から撮影したものです。
いつまでこの場所に留置されているかは定かではありませんが、すでに6日間この場所に留まっています。
空振り覚悟、納得の上でデヤ900との対面を願う方は、この土日に挑戦してみるのも手かもしれません。
因みに5番線ホームから見える上屋付きの検査線内(写真では右端)には、デワ600形の姿も見られます。
そしてその背後の電留線にデヤ900がいます。
今回の例を見ると、デワ・デヤがともに高幡不動に滞泊する場合、デワはいつもの検査線内、デヤは今回の電留線停車位置が定位置になるという事なのでしょうか。

ところで当然のことですが、この土日、16日、17日に高幡不動を訪れて空振りに終わっても「当ブログ」は責任を持てません。その点は悪しからずご了承ください。

この記事の写真は、1月14日(木)に撮影しました。

posted by 特急高尾号 at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

No776 渋谷駅2番線 新乗車位置方式スタート


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      ▽ 新乗車位置表示  渋谷駅2番線ホーム 28.1.15 ▽

京王線明大前駅上りホーム、新宿駅1番線ホーム、千歳烏山駅上り2番線ホームで実施されている降車優先の
新乗車位置方式が、15日金曜日から井の頭線渋谷駅2番線ホームでもスタートしました。

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これは乗車客がドアの前3列に並んで電車の到着を待つ従来方式を改め、ドア前は降車優先として開けておき、乗客はドアの左右2手に分かれて並び、降車の終了を待ってそれぞれ2手から乗車するというものです。

776-3 新乗降位置表示 渋谷 28.1.15.jpg

渋谷駅2番線での新方式の導入は、新宿駅1番線ホームと同様に降車専用ホームがないため、降車・乗車位置を明確に分離して速やかな乗降を図る一方、乗降客同士による接触・衝突などのトラブル回避も念頭にあると思います。

776-4 新乗降位置表示 渋谷 28.1.15.jpg

ところで新方式を伝えるポスター図案が今回から新しいものに変わり、視覚的により分かり易くなりました。
一方、ホームに貼られた新方式のステッカーは、これまでの先行実施駅のものと同じデザインです。
また渋谷駅は新宿駅とは異なり、「次列車」を待つ乗車位置表示はないため、そうした点での変化はありません。

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これで乗降車の新方式採用駅は、一昨年7月スタートの明大前、昨年5月の新宿、同8月の千歳烏山に加え、今回の渋谷駅で合計4駅となりました。
また降車表示が無いにも関わらず乗車位置をドア左右の2手に分けて表示している変則ケースとしては、昨年3月からスタートしている調布駅があります。

京王は近年、毎年年明けから年度末にかけ、小規模な車体改修や設備の見直しなどを行っています。
昨年は井の頭線全編成の行先表示フルカラー化、車内照明LED化の推進、1000系・9000系各1両での新型吊り輪検証、統一ベビーカーステッカー登場、袖仕切り板なし7000系一部編成での座席区分仕切り新設等が行われました。

これらは事前広報を行わないか、あっても直前にささやかに行われるため、利用者にとっても京王ファンにとっても、突然知るケースも少なからずありました。
これからの季節、渋谷駅の乗降車新方式に続き、ことしもまた新たな取り組みが次々と始まるのか、ファンとしては目が離せませんね。

posted by 特急高尾号 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

No775 “高尾温泉HM” 引き続き掲出


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    ▽ 引き続き “温泉” HMを取り付けている8013F
                     28.1.8 北野  ▽

昨年10月27日から8013F・グリーンラッピング編成に掲出さていた“高尾温泉 開湯”のヘッドマークですが、京王のニュースリリースによると、取り付けは12月末までの予定でした。

8013Fは12月31日から元旦にかけて実施された終夜運転では、高尾山口行き急行に充当されましたが、その際は「迎光」号のヘッドマークを取り付けて運転されました。

その後は昨年9月末の登場当初から取り付けられていた、高尾山エリアの魅力を伝えるTAKAOプロモーション用ロゴを使用した「TAKAO」号のヘッドマークに戻されると思っていました。

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   ▽ 朝ラッシュ時の特急運用に入った“高尾温泉”号
                    明大前  28.1.8 ▽

ところが今月8日現在、8013Fには引き続き“高尾温泉”のヘッドマークが取り付けられて運転されています。
また車内のユニークな布製のれんもそのままで、沿線外からの初めてのお客様を驚かさせています。

昨年12月4日の日経新聞は、「京王高尾温泉は予想をはるかに上回る人気を呼んでおり、入場制限も起きている」と報じています。
一方で八王子市内では競合する新規の温泉もオープンしており、こうした状況から総合判断として 、“高尾温泉” のヘッドマーク掲出が続けられているものとみられます。

775-3 “高尾温泉号” 28.1.8 明大前.jpg

8013Fは、このまま2月いっぱいくらいまでは“高尾温泉”のヘッドマークを掲げ、春を迎える3月からは「TAKAO」に戻されるのでしょうか。
4月、5月の大型連休期間中には、「高尾」・「陣馬」のヘッドマークを掲げた雄姿も見たいですね。

(ご参考)
グリーンラッピングの8013Fは、平日では新宿発7:55、9:40、11:40、13:40、15:40、18:32、20:00(以下略)の運用に入ることが比較的多く、この運用では朝ラッシュ時は京王八王子へ、日中は高尾山口へ、18・19時台は橋本へ、以降は京王八王子、高尾山口へ1往復などとなっています。
種別は山口特急が最も多く、早朝、夜間、深夜には、一部準特急、各停運用も見られます。

あくまで私が平日の朝の通勤時に見ている経験上の事ですが、昨年12月からことし1月現在で見ますと、確率5割位でこの運用で走っているように見受けられます。だだし当然のことながら、この運用を保障するものではありません。

posted by 特急高尾号 at 19:21| Comment(4) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月05日

No774   井の頭線にラッピング編成


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井の頭線1007Fに、昨年末からラッピング広告が行われています。

ラッピングは「タヒチ」(正式にはフランス領ポリネシア French Polynesia)の観光誘致広告で、各車両のドア戸袋面にそれぞれ掲出されています。

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タヒチは南太平洋有数のリゾート地として日本でも良く知られた“南の楽園”、世界の観光地です。成田から直行便もあり、日本人訪問者数はアメリカ、フランスに次いで第3位ということです。

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その観光地のイメージ写真をまとった井の頭線1007Fですが、京王電車がこうしたラッピングまとうのは、JRA(日本中央競馬会)を除いて始めてではないでしょうか。

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井の頭線は編成の車両数が5両と少なく、その分JRなどと比べて広告料も安く、一方でタヒチ観光への誘致が期待できる若者の乗車も多いため、タヒチ観光局からキャンペーン展開の舞台として、井の頭線電車に白羽の矢が立ったのかも知れません。

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因みに車内は、吊り広告は貸切となっていますが、天井広告や戸袋壁面広告は一般の物もあり、混合となっています。

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いずれにしても、時代を反映した京王電車の新しい姿がま、たひとつ登場したということでしょうか。
今回の広告ラッピングがきっかけとなり、今後JR山手線のように広告ラッピング編成が度々登場する姿に変化していくのかどうか、果たして井の頭線電車の今後に注目です。

写真は全て平成28年1月5日、渋谷駅で撮影したものです。

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2016年01月02日

No773 れーるランドは「迎光」「高尾」がお出迎え


773-1 れーるランド ヘッドマーク取り付け 28.1.2.jpg

2016年正月−。
ことし最初の営業日になる2日、京王れーるランドを訪れてみると、京王電車ファン期待通りの光景が待っていてくれました。

773-2 れーるランド ヘッドマーク取り付け 2015 28.1.2.jpg

昨年は2015年にあやかり、「迎光」のヘッドマークを取り付けていた2015号は、ことしは「高尾」のヘッドマークを取り付けてお客様を待っていました。
そしてことしは2015号だけでなく−

773-3 れーるランド ヘッドマーク取り付け 5723 28.1.2.jpg

昨年はヘッドマークなしだった5723号にも、ことしは「迎光」のマークと特急板が取り付けられました。

773-4 れーるランド ヘッドマーク取り付け 3719 28.1.2.jpg

井の頭線3719号には昨年同様、急行板と「急行 吉祥寺」の表示幕が。

773-5 れーるランド ヘッドマーク取り付け 6438 28.1.2.jpg

そして6438号にも。
昨年は「高尾」のマークでしたが、ことしはこちらにも「迎光」のマークが取り付けられました。もちろん種別幕は「特急」、行先幕は「高尾山口」を表示しています。

773-6 れーるランド ヘッドマーク取り付け  28.1.2.jpg

ご覧のようにれーるランドの野外展示車両たちは、"お正月バージョン" で新年を祝っていました。

来年は保存車の中で唯一戦前製、1940(昭和15)年製の古豪2410号にも、当時の資料を基に行先板などを復元、展示されることを期待したいですね。

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posted by 特急高尾号 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする