2016年02月28日

No790 5年前の京王電車G 平成23年1・2月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事から振り返えるとともに、現在の視点も加えてお伝えしています。
今回は、2011(平成23)年1月・2月分をまとめてお伝えします。

この年、平成23年は、あの「3.11 東日本大震災」が発生した年でした。
そして京王では、ついに6000系が全廃され、また震災後は幾重にも臨時の「電力節電ダイヤ」が施行されるなど、京王にとっても後世に語り継がれるであろう、苦難の、また印象深い一年となりました。

【1月】
<6000系 最後のお正月>
平成23年1月−。いよいよ6000系が全廃となる年を迎えました。
6000系にとって、新春を迎えるのはこれが最後です。
6000系は、土休日ダイヤとなる年末年始の “正月休み” を無事に終え、仕事始めの4日から再び仕業に就きました。

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  ▽ 6412Fは、いつもの朝の限定運用です  高尾 ▽

6412Fは、高幡不動―新宿−高尾山口―高幡不動の各停運用に充当されていました。
競馬場線は6417F、動物園線はいつもの6022Fが、それぞれ元気な姿を見せていました。

215-2 6417F 東府中22.1.4.jpg
     ▽ 競馬場線は
6417F       東府中▽

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  ▽ 動物園線の6022F 
    こちらは “年末年始休暇” もなく、働きづくめでした ▽

6412F以外は、1月4日に撮影したものです。
この時点で6412Fの廃車が目前に迫っていることがまもなく判明し、びっくりしたことを覚えています。

<ついに来るべきものが…>
そしてついに、来るべきものが来ました。
「ありがとう6000系」と題した数々の6000系引退のイベント内容とともに、6000系の全廃は3月と、京王のホームページが伝えました。車内や駅構内にも、6000系に別れを告げるポスターが姿を現しました。

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219-2 車内ポスター 23.1.16.jpg

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このポスターは、多摩動物公園駅で撮影された “5000系の名作 さようならポスター” と同様、全体を夕暮れ色に染め上げた独特な雰囲気に仕上がっています。きっと、同じデザイナーの作品だったのかもしれません。

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極めつけは、この大型ポスターでした。
正面からあおって撮っているものですが、6000系の存在感を存分に表現した秀作でした。






1月14日から3月上旬にかけて、競馬場線や動物公園線を走る6000系に、順次、惜別のヘッドマークも取り付けられました。

222-2 HMをつけた6866 23.1.21.jpg

222-4  東府中を発車の6416F 23.1.21.jpg

競馬場線では、「ありがとう6000系」と描かれた2種類のヘッドマークが、1月末まで編成の前後に取り付けられました。
燕尾帯のオリジナルカラーに復元された6416Fにとっては、ヘッドマークを取り付けての運転という最後の晴れ舞台となりました。

<6412F 引退 競馬場線には7000系登場>
そして1月31日、ついに6412Fが引退の日を迎えました。

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223-2  6412+9003F 高尾線めじろ台−狭間 23.1.31.jpg
   ▽ 6412F+9003F                めじろ台23.1.31 ▽

通い慣れた高尾への道−。
いよいよ、きょうが最後。新宿発高尾山口行き各停5125列車です。
冬晴れ、澄み切った青空と高尾の凛とした空気が、6412Fの有終の美に華を添えていました。

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   ▽ 6412F+9003F                  高幡不動 23.1.31 ▽

本線系6000系営業列車の最終列車となった、6412F+9003Fです。折り返し高尾山口発高幡不動行き各駅停車7110列車として、その幕を閉じました。1月31日、午前10時25分のことです。

223-4 入庫する6412F 高幡不動 23.1.31.jpg

最後の営業運転を終え、車両基地へと引き上げていきます。
この写真を撮るためにファインダーを覗いていた時、胸にこみ上げてくるものを感じました。
このあと6412Fは住み慣れた高幡不動を後に、若葉台へと回送されていきました。

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  ▽ 競馬場線に登場した7000系7422F 東府中 23.1.31 ▽

同じ31日、競馬場線では主役が交代しました。
前週の金曜日の28日、線内折り返し各停6000系の運用を終了した競馬場線は、土日を挟んでこの日から、ニューフェイス7000系の登場となりました。
7421Fと7422Fが競馬場線対応のワンマン仕様なり、7000系運用初日の31日
は、7422Fがその任に充当されました。
東府中駅は、改装工事中です。

<7777号登場!>
当時、7000系組成組み換えによる貫通10両編成化が進められていましたが、7026F、7028Fに続き、いよいよ7027Fが登場しました。
そしてついに、下り方先頭1号車に、待望の「7」が4つ並んだクワトロ、「7777号車」が登場したのです。

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▽ 7027Fが登場。下り方先頭1号車は「7777」号車
                 府中 23.1.21 ▽      

221-2  7777 府中 23.1.21.jpg

221-3  車内プレート 23.1.21.jpg

車内の車号プレートです。9000系のようなシールでなかったことが幸いでした。

221-4  7777車外プレート 23.1.21.jpg

車体側面の「7777」プレート。なんとも印象的です。
今日、写真で見ても、感嘆の溜息が出そうです。

一方で、7027Fの登場は、6000系2両編成がいつ全廃されてもおかしくない状況に入ったことを意味していました。

【2月】
<動物園線6022Fにお別れヘッドマーク>

2月に入ると、今度は動物園線を走る6022Fに惜別のヘッドマークが取り付けられました。

1号車は競馬場線で使用されたものでしたが、4号車は「若葉台乗務区」や「桜上水乗務区」と描かれた乗務員手作りの特製マークが取り付けられ、いよいよの雰囲気がいっそう濃厚となってきました。

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▽ あと1ヵ月、最後の働きの6022F      
                                        高幡不動 23.2.11 ▽

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▽ 6722に取り付けられた手作りの特製ヘッドマーク ▽


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▽ 15日からは新しいヘッドマークに  多摩動物公園  23.2.19 ▽


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6722号は、若葉台、桜上水と2つの乗務区製作のお手製ヘッドマークを取り付けて有終の美を飾ったことになります。

乗務区ごとのヘッドマークを掲出できるというあたりがいかにも私鉄、京王らしいと、当時感じいったことでした。

232-3 6022F 高幡不動 23.2.19.jpg
▽ 高幡不動1番線で出発を待つ6022F   23.2.19 ▽

この時期の土休日になると、動物園沿線は6000系に別れを惜しむ京王電車ファンで、いつも大賑わいでした。

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▽ ファンに撮影マナーを呼びかけるポスター 
                                          高幡不動駅 23.2.4 ▽

高幡不動駅には、手作りのこうしたポスターまで登場しました。
京王のシンボル、アイボリーホワイトを全身にまとった車両の消滅が、いよいよ秒読み段階に入りました。


<「6000系フェスタ」「ダイヤ改定」ポスター登場>

231-2 車内ポスター.jpg

231-1 6000系ポスター.jpg

中旬に入ると、車内に「ありがとう6000系フェスタ」と、「ダイヤ改定」のポスターが掲出されました。

左から、6412F・6416F・6417F・6022Fの4編成が見事に並んでいます。残存の6000系を集め、このような素晴らしいスナップをいつの間にか撮影していたのですね。ポストカードを発売したら、あっという間に完売しそうな、見事な仕上がりでした。

6000系全廃を目前にし、京王の6000系に対する惜別の心意気、熱意が感じらけるものでした。

231-3 ダイヤ改正ポスター.jpg


234-1 早朝準特急ポスター.jpg


一方こちらは、3月11日を実施予定としたダイヤ改定のお知らせポスターです。
「早朝準特」など、新たな挑戦にも取り組む改定ですが、後刻この日が「3.11大震災の日」となってしまいます。

そのため平日新ダイヤはわずか半日で大混乱状態となり、土休日ダイヤに至っては最初からまともな形で実施出来ないという異常事態でのスタートとなりました。その後半年にわたる困難な変則臨時ダイヤが待ち受けていようとは、当然のことながら当時、誰一人として想定することは出来ませんでした。

<ありがとう6000系 記念乗車券発売>

27日、「ありがとう6000系記念乗車券」が、京王の全駅で朝7時から発売されました。

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▽ ありがとう6000系 記念乗車券 

              京王HPから  23.2.27 ▽

記念乗車券は、各駅で午前7時の発売開始前から購入希望者が列をなして並ぶほどの人気で、あっという間に売切れてしまいました。

車内ポスターでも発売を広報した記念乗車券でしたが、値段も高く、また発売枚数も少なかったため、子ども達も含めて気軽に求められる状況ではなかったことを、当時とても残念に思ったことでした。

<大雪の中 多摩地区への足を守った京王線>

日付けは前後しますが、この年2月は、12日に続き14日も東京地方は夕方から雪模様となり、夜に入ってからは本降りとなりました。

229-1 雪の7000系正面 23.2.14.jpg

雪にまみれる7000系電車の正面です。

229-2 雪の9000系正面 23.2.14.jpg

こちらは9000系。行先表示も見え隠れの状態です。

229-3 雪の高尾線めじろ台 23.2.14.jpg
  ▽ めじろ台付近 23.
2.14  午後10時30分 ▽

こうした中、午後10時過ぎからお隣の中央線は雪の影響で八王子駅のポイントが故障、東京―高尾間の全線で運転が見合わせとなりました。

一方京王線・高尾線はしっかりと役割りを果たし、“雪に強い京王線” と、この年京王は降雪時の運転実績で高い評価を得ることになったのです。

しかしことし、平成28年1月18日早朝からの降雪では、若葉台、高幡不動、桜上水庫内の3ヵ所で架線切断事故が発生。列車は出庫不可能となり、朝ラッシュ時に所定の2〜3割程度の運転しか出来ないという大混乱が発生してしまいました。
このトラブルで、降雪時の運転で高い評価を得ていた京王の実績が、一日にして水泡に帰してしまったことは、京王にとっても、京王電車ファンにとっても、返す返す残念な出来事となってしまいました。

[ご参考 当時のブログ記事]


posted by 特急高尾号 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月20日

No789 「高尾山 冬そば号」京王線新宿から発車


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  ▽「冬そば号」のHMが取り付けられる8013F
                                              新宿駅3番線 28.2.20 ▽

高尾山の冬そばキャンペーンに連動した京王の「高尾山冬そば号」が、きょう2月20日(土)、あいにくの曇天の中、高尾山口駅に向けて運転されました。

14回目を迎えたキャンペーンで運転される今回の「高尾山冬そば号」は、例年と異なり都営交通との共同企画ではなく、京王独自の取り組みとして行われました。

789-2 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

このため例年、都営新宿線大島から9000系により京王線に直通運転する臨時急行としての運転は行われず、ことしは “高尾山トレイン” (今回から京王は “ラッピング車両” からこの呼称に変更)の8013Fを使用し、京王線新宿10時07分発の定期列車、準特急高尾山口行きを「高尾山冬そば号」として運転しました。

789-4 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

8013Fには、片道だけ運転のこの列車限定の特製「高尾山冬そば号」ヘッドマークが取り付けられて運転されました。

1月23日のキャンペーン開始と同時に9000系に取り付けられていたヘッドマークは、“冬そばキャンペーン” のヘッドマークで、「高尾山冬そば号」のヘッドマークではないという事です。

特製ヘッドマークの取り付けは新宿駅で行われました。
8013Fは上り準特急として新宿駅に到着後、直ちに8713号の貫通扉が係員によって開けられ、片道だけの雄姿となる貴重な井手達が手際よく整えられました。

789-3 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

新宿駅3番線終着側のホームでは、多くのファンがこの瞬間を待ち構えていました。ヘッドマーク取り付け光景の撮影は、駆けつけたファンだけの “お宝写真” となりました。

8013Fの新宿到着は10時04分、「冬そば号」としての折返し時間は10時07分ですから、わずか3分間の興奮でした。

京王線新宿駅3番線から「高尾山冬そば号」がヘッドマークを取り付けて発車するのは、初めてのことだと思います。

なお今日はあいにくの天気だったため、高尾山口駅前で予定されていた蕎麦打ち披露など、関連のイベントの一部が中止されました。

789-5 HMなしの8013F めじろ台 28.2.20.jpg
   ▽ ヘッドマーク無しで運転の8013F
         準特急高尾山口行き めじろ台 28.2.20 ▽

ところできょうの8013Fですが、新宿10時07分発の「冬そば号」でヘッドマークを取り付けたため、その前の仕業はヘッドマーク無しで運転されました。
このためいつもの「高尾温泉」や「TAKAO」のヘッドマーク無しの、のっぺらぼうで運転される8013Fの準特急新宿行きや準特急高尾山口行きなどの珍しい光景が見られました。
早い時間からスタンバイされ、こうした写真を撮られた方もラッキーだったはずです。

さて長年にわたり都営交通との共同企画だった「冬そば号」の運転ですが、ことしはどうして京王単独になったのでしょうか。
部外からは分かるはずもありませんが、昨年9月改正の新ダイヤの影響によるものか、京王が「冬そば号」にぜひとも8013Fの “高尾山トレイン” を使用したかったものなのか、はたまた両社にまたがる別の要因があったのか、来年以降のありようも含めて気になるところです。

(参考)

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2016年02月18日

No788 車内照明LED化 本格導入進む


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京王の電車内、ドア上広告枠で、車内照明のLED化についての広報が繰り広げられています。そして2015(平成27年度)事業計画で行う(注1)としていた井の頭線全車両の車内照明LED化については、昨年平成27年11月に完了したとあります。

井の頭線の車内照明は、平成24年2月に1029Fで試験運用が開始されて以来しばらく変化がありませんでしたが、一昨年平成26年末から1001・1002・1023Fに設置が開始され、残る編成も昨年中に全てLED化されました。
試験運用から本格運用に向けた工事開始まで4年、全編成設置に向けた本格設置工事に1年、合わせて5年を要した完全LED化の道のりでした。

なお現在は京王線車両のLED化に鋭意取り組んでおり、今回の取り組みに合わせ、車内に順次「LED照明」のステッカーを掲示(筆者注=順次差し替え、あるいは新たに順次掲出)していくとしています。

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上2枚が、今回新しくなったステッカーです。下はこれまでのもので、すでに姿を消しています。
これまでのものは蛍光灯に比べ35%の電力削減とありましたが、新しいものは50%削減とあります。この間、技術開発と性能アップが図られたという事でしょうか。

京王は一般向け事業計画の広報では、こうした小規模工事については事前にあまり細かく説明を行わない社風ですが、利用者に直結したサービスや改善等については、前回のホームドアの設置に関してもそうですが、むしろ規模や完成年度等については具体的に、そして積極的に広報・アピールしていく方向性にシフトして欲しいと思います。情報の積極的公開が、企業の価値を高め、合わせて利用客からの信用・信頼も高めていく大きな力だと思います。

(注1)
京王ニュース  27年6月号 「京王グループ2015年度 鉄道の取り組み」


posted by 特急高尾号 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

No787 富士見ヶ丘車両基地見学会 3月5日公開へ


787-1 富士見ヶ丘基地公開パンフ 28.2.14.jpg

井の頭線富士見ヶ丘車両基地の公開が、3月5日(土)に行われます。
井の頭線各駅に、公開案内のパンフレットが用意されています。

公開は無料で、午前と午後の2回、毎回1,000人を対象に行われます。申し込みは往復はがきで行い、応募多数の場合は抽選となります。またパンフレットを見る限り、イベント内容は例年と同様のようです。

京王の車両基地公開は、前回は平成26年10月に京王線若葉台基地で、また富士見ヶ丘基地の公開は前々回で平成26年3月に行われ、およそ1年半ぶりの開催です。前回の若葉台基地の公開では、車体洗浄体験乗車の車内から、8000系大規模改修で整備中の8014Fの姿を見ることが出来るという、ビッグなおまけもありました。
今回の富士見ヶ丘基地公開では、大規模リニューアル中の井の頭線1001Fの姿が見られるかもしれません。(もしかしたら、すでに出場している可能性もあります。)

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     ▽ 前回富士見ヶ丘基地公開時の様子 26年3月 ▽

京王は今回も、富士見ヶ丘車両基地の公開を、自社ホームページで広報していません。応募多数で抽選となり、沿線利用客が参加しにくくなることを避けているのだと思います。

申し訳けありません。公開参加の応募は2月15日(月)で締め切られました。
当選通知が無い場合、または当日参加の申し出では入場できないとのことです。


posted by 特急高尾号 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

No786 吉祥寺駅 2番線にもホームドア


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      ▽ 運用を開始した2番線ホームドア(左)
    右は昨年12月から使用開始の1番線 吉祥寺 28.2.14 ▽ 

井の頭線吉祥寺駅の2番線ホームのホームドアが完成し、きょう14日(日)初電から運用が開始されました。

786-2 吉祥寺駅2番線にもホームドア 28.2.14.jpg

完成したホームドアは、昨年12月6日から使用開始した1番線ホームドアと同仕様のものです。
ドアはシックな紫、躯体は落ち着いた灰色ベースに濃淡で井の頭線のシンボル紫陽花が描かれています。さらに上部には1029Fと同様のレインボーカラー帯が添えられ、上品なアクセントとなっています。

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2番線ホームは構造上、大人2人がすれ違うのがやっとという極端に狭隘の場所も見られますが、広幅の場所と同仕様でホームドアが設置されています。

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これで京王のホームドアは、平成24年8月使用開始の布田、国領、同年9月の調布、25年3月から段階的設置の新宿駅に続き、今回の吉祥寺駅で5駅目の整備が完了しました。
今後は新線新宿、渋谷駅などで整備が続くと思われます。(注1)

ホームドアの積極整備については、利用者増や収益増に直ちに直結・貢献するわけではありませんが、利用客の安全確保や企業イメージの向上には大きく貢献します。
新宿・吉祥寺・渋谷・新線新宿の後は、ホームが狭隘で危険な井の頭線明大前駅上りホーム、階段とホームがT字型に交差して危険な神泉駅、ホームに多数の乗客が列車を待つ中で特急が高速で通過する笹塚や千歳烏山駅、井の頭線から乗り換えの酔客転落が懸念される京王線明大前下りホームなど、京王は他社と比較するとホーム係員が少ないため、乗客の安全対策を優先した設置を望みたいと思います。

過去の株主総会でもこれらの件に関してやり取りがありましたが、東京メトロや東急電鉄のように、2020年の東京五輪も見据え、京王にあっても大きく踏み出す経営判断に期待するところです。


(注1)
  『鉄道ピクトリアル』通巻893号 平成26年8月
   京王電鉄特集臨時増刊号「京王電鉄の鉄道事業を語る」記事内

(参考記事)


posted by 特急高尾号 at 13:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 安全対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

No785 大型時刻表の配布は15日以降


京王ニュース2月号で広報さたA4サイズの大型時刻表ですが、10日前後から順次配布という事でしたが、10日現在、配布はまだ行われていません。

配布準備がまだ整っていないとのことで、各駅では10日になって、「配布は15日以降の予定」と説明しています。

「利用者の声に応えて用意」とわざわざ京王ニュースで広報した新サービスなので、「15日以降に配布予定」と変更されたことは、少々残念なことでした。

A4サイズ大型時刻表は、「ポケット時刻表は小さくて見づらい」とした利用者の声に応えた素晴らしいサービスだと思います。
一日一刻を争うサービスではないので、むしろ全駅一斉配備の日を明確にした上で配布する配慮が必要でした。
posted by 特急高尾号 at 17:29| Comment(2) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

No784 “鉄道探偵K”・“冬そばキャンペーン” HM付き列車走る


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     ▽「鉄道探偵K オリジナルヘッドマーク」付き列車
                   新線新宿  28.2.7 ▽

2月5日(金)から始まった京王・東京都交通局合同企画の謎解き・調査イベント、『リアル宝探し 鉄道探偵K「迷Q」』イベントと連動したヘッドマーク付き列車の運転が、5日から京王線・都営新宿線で始まりました。

784-2 鉄道探偵K HM 9040F 新線新宿 28.2.7 .jpg

同一企画ながら、京王・都営の2社がそれぞれの編成で異なるヘッドマークを取り付けての運転は、元旦終夜運転の「迎光号」を除けば、これが始めてではないでしょうか。

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このイベントには様々な賞品が用意されていますが、京王のホームページに掲載されている広報によると、なんとA賞は実際に列車に取り付けられている京王・都営の「鉄道探偵K オリジナルヘッドマーク」が贈られるということですからびっくりです。

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   ▽「高尾山の冬そばキャンペーン」HMを付けた区急
                 笹塚  9035F 28.2.7 ▽

もうひとつは、「高尾山の冬そばキャンペーン」のヘッドマーク付き列車です。
こちらはキャンペーンの始まった先月23日(土)から、ヘッドマークが取り付けられています。
京王の広報では2月20日(土)に運転される「冬そば号」にヘッドマークを取り付けて運転するとありますので、『あれっ、もう取り付けているの?』と疑問に思った方も多かったのではないでしょうか。

784-5 冬そばキャンペーンHM 9035F 笹塚 28.2.7 .jpg

現在取り付けられているヘッドマークは「冬そば号」のヘッドマークではなく、ことしから初めて取り付けられた「高尾山の冬そば」キャンペーンのヘッドマークだという事で、20日は現在のものとは異なる「冬そば号」そのもののヘッドマークが取り付けられて運転されるという事です。


さて、私の感想です。
今回は、なにか例年とは違う感じですね。「冬そば号」関連では、毎年都営交通との共同企画でしたが、今回は京王単独の企画となっています。そのため「冬そば号」は例年とは異なり都営新宿線からの臨時直通急行ではなく、京王線新宿から発車する10時07分発の定期準特急列車がそのまま「冬そば号」として充当されます。

使用車両もこれまでの9000系から、高尾山や「京王高尾温泉」のPRに活用されているグリーンカー8013Fが充当されます。「冬そば−」がことし、京王単独企画として実施されているのは、新たに展開されている京王の高尾山戦略PRとの関係があるのでしょうか。

また『リアル宝探し 鉄道探偵K 「迷Q」』イベントは、昨年の夏から始まった京王・都営の共同企画イベントですが、前回は夏休み期間中のイベントでした。しかし今回はなぜか厳寒の2月から3月前半にかけて、しかも学校修学期間中での開催です。なぜこの企画がこの時期なのか−、客観性は希薄です。

例年とは異なるこのふたつのイベント内容は、何か相互に関係があるのかないのか、少々考えすぎかも知れませんが、気にはなる出来事です。

posted by 特急高尾号 at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No783  雪化粧の世界を行く都営車


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      ▽ 高尾線を行く、都営車「急行 高尾山口行き」
                 めじろ台  28.2.7 AM8:20 ▽

1月18日(月)の降雪以来、東京地方の降雪予報は何回も空振りとなっていましたが、けさは起きてみると、高尾線はうっすらと雪化粧の世界でした。

これは大変、高尾線乗り入れ都営車と雪景色のコラボを撮影しなければと、朝食もそこそこにいつもの場所へ出勤です。

783-2 高尾線を行く都営車 めじろ台.jpg

日の当たらない北側と高尾の山は、うっすらと雪化粧でした。
土休日の降雪は、地下を走る都営車が高尾山を背景に雪景色の中を走るシーンが撮影できる、年に1〜2回しか見られない貴重な日なのです。

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   ▽ 都営車2本目 法面左右で色味が異なる光景
                 めじろ台  28.2.7 AM8:58 ▽

時間の経過とともに、雪景色もどんどんと変化してきます。
わずか40分の経過で、南面の雪はすっかり解けてしまいました。

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   ▽ 8013Fは、きょうも “高尾準特急” で活躍
               めじろ台  28.2.7 AM8:16 ▽

これより前、カメラの準備をしている時、グリーンカー8013Fが準特急で上っていきました。短時間でしたが、ラッキーな撮影でした。

きょうは、いいことがあるかもしれません。

posted by 特急高尾号 at 12:19| Comment(3) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする