2017年03月31日

No880 菜の花満開 井の頭線


880-1 菜の花 井の頭線 下北沢 29.3.30.jpg

井の頭沿線の菜の花が、いま見ごろを迎えています。

定番の新代田−下北沢間の光景です。
ことしも菜の花は見事に咲き誇っていて、下北沢駅ホーム先端から菜の花と井の頭線電車のコラボレーションが楽しめます。

880-2-3 菜の花 井の頭線 下北沢 29.3.30.gif

1枚目の写真の反対側、新代田−下北沢間の踏み切り部分から下北沢駅方向を望んでいます。
上り坂、菜の花の向こうに下北沢駅が見えます。
肉眼より、こうして写真の世界の方が魅力的に見え、駅の喧騒が聞こえてくるようです。

一方下り電車はすで発車しているのですが、望遠レンズのファインターの世界にはまだ走行音は聞こえず、無音の世界の中で電車が迫って来る、独特の空気感を味わうことが出来ます。

880-3 菜の花 井の頭線 池ノ上 29.3.30.jpg

もうひとつの定番スポット、池の上駅ホームから駒場東大前方向を見ています。ここの光景は昨年までと比べて、大きく変わりました。
線路の両側、満開の菜の花の前に、ことしは安全柵が取り付けられています。
しかも菜の花が強剪定されていて、昨年と比べると景観が大きく変化しています。

880-4 菜の花 井の頭線 池ノ上 29.3.30.jpg

サイドから見てもご覧の通りです。安全対策上はやむをえないとしつつも、柵が張られた姿には少々寂しさを感じました。 

880-6 菜の花 井の頭線 池ノ上 29.3.30.jpg

新しい撮影箇所を見つけました。池ノ上駅下り方、上り線路脇です。
線路脇で、菜の花と井の頭線電車とのコラボ撮影が出来る場所は、そう多くはありません。

桜と違って菜の花は、東松原−駒場東大前の狭い範囲に限定されていますが、逆にロケハンも簡単ですし、好みの場所を見つけての撮影は楽しいものです。

ただし、井の頭線のホーム先端は幅が狭く、また線路脇は意外に人と電車との距離間が近いため、安全には細心の注意が必要です。

 〇撮影:平成29年3月30日

posted by 特急高尾号 at 22:29| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

No879 点描京王電車 長沼の名場面−。


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長沼駅を目指し、急勾配の鉄路を、まさにこれから駆け上がろうとしている京王電車です。

京王線は上北沢、八幡山、府中、京王片倉、めじろ台、そして今回の舞台、長沼駅など、ホーム前後に魅力的な急坂を擁した駅が多いですね。
私はその中で、長沼駅上り方向にある、この急勾配の光景が大好きです。

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なだらかな丘陵を埋め尽くす白やレンガ色の家々を背景に、力行ノッチいっぱいに駆け上がって来る京王電車の姿は、いつも見ている京王電車の光景とは少し異なる、ここだけでしか味わえない別世界のような印象です。

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山肌を満艦飾に彩る家々と急勾配の鉄路は、開発が進んだ多摩丘陵と、この区間の高架化がもたらした空間世界ですが、それを俯瞰ショットで撮影出来ることが、ここ長沼の魅力です。

背景の家々は、京王電車がこの地の人々の足となっていることを物語っており、頼もしく目に映ります。

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快速と各停、そして平日3本、土休日1本の区間急行しか止まらない長沼駅ですが、私にはこの駅を包む光景は、人々の暮らしの舞台で輝く京王電車の名場面として映ります。

この急坂を100キロ近い高速で駆け上がり、長沼駅を過ぎると、京王電車はまもなく減速し、京王八王子と高尾山口への分岐点、北野に到着します。

[撮影]
  〇平成29年1月2日 長沼駅停車中の上り列車車内から
posted by 特急高尾号 at 09:43| Comment(7) | TrackBack(0) | 点描 京王線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

No878 5年前の京王電車M 平成24年1月・2月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
今回は2012(平成24)年1月・2月分をまとめてお伝えします。

【平成24年1月】
今回の平成24年1月・2月は、比較的平穏な期間でした。

「Green Happiness 井の頭線」吊りポスター
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 ▽「Green Happiness 井の頭線」キャンペーン吊りポスター
                                               24.1.17 ▽
当時、井の頭線の車内に、「Green Happiness 井の頭線」キャンペーンのポスターが一斉にお目見えしました。

前年、3000系電車が完全引退し、井の頭線は1000系電車に統一され、100%のVVVF化、省電力化が実現と謳ったものです。

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井の頭線の100%VVVF化完了に伴い、消費電力は従来と比較して30%の
削減が実現可能とアピールしています。

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  ▽「Green Happiness 井の頭線」キャンペーンのステッカー ▽

ところが当時、「Green Happiness 井の頭線」とキャッチコピーを掲げたステッカーが先行して車内妻面に貼られたのですが、それだけでは何のことか、利用者には具体的な意味が解らない状況でした。
車内にこの2枚セットの吊り広告が登場したことで、「Green Happiness 井の頭線」の意味がやっと氷解したというのが、このころの利用者の心境でした。

妻面ステッカーは現在も車内に貼られていて、今日でも『?』と思う利用者の方もいるかもしれません。
早いもので、登場すでに5年ということになります。

<ATCの凄技 超接近の列車光景>
前年の平成23年10月、京王線はATC化が完了しました。
それに伴い京王線の各区間では、ATS時代では考えられないような前後列車の接近や、本線到着列車進入時での副本線から先方本線への列車進入、調布や北野では平面クロスでの本線横断列車と到着列車の同時進入(注:当時の調布駅はまだ地上駅)など、まさにATCの成せる技というべきハラハラ・ドキドキの光景が見られるようになりました。

この月、当ブログではそうした光景を「桜上水 4線4列車の光景」と題しリポートしています。
以下に当時の本文を再構成して掲載します。

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<「桜上水 4線4列車の光景」>
きょう1月28日は東京競馬が開催されており、府中競馬正門前発新宿行き上り“競馬急行”(注:当時、競馬急行の行先は京王線新宿でした)が運転されていました。

この上り“競馬急行”は、午後4時前から5時過ぎまで10分サイクルで合計9本運転されるため、少々ダイヤがタイトです。
そのため“競馬急行”は前を走る各停列車に接近しながら付かず離れずの運転になるのですが、京王線のATC化後はいっそう先行列車に接近するようになりました。

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  ▽ 先行列車に接近した“競馬急行”車内からみた桜上水駅
                         24.1.28 ▽

調布、つつじヶ丘、桜上水などでは、先行列車に極端に近づきます。
そのため運転室直後の“かぶり付きファン”には堪えられない光景が次々と展開します。

写真は桜上水駅です。
右から1番線は下り回送、2番線は急行橋本行き、3番線は先行の上り各停、4番線は上り回送列車という、桜上水駅ホームが満杯の光景を後続列車である“競馬急行”から、正面位置で目の当たりにすることが出来ました。

「4線4列車の並びの光景」は、調布(当時は地上駅)では下り方踏切から度々見られる光景ですが、ふだんは見ることの出来ない桜上水下り方からの「4線4列車の並びの光景」に、車内で飛び上がってしまいました。
とっさのことで、携帯のカメラ機能で、1枚だけ撮影することが出来ました。

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  ▽ 調布駅手前も、先行列車ぎりぎりに迫る光景が
               西調布−調布 23.10.8 ▽

この上り“競馬急行”、調布の手前でも先行列車が相模原線から本線への進行列車待ちで停車しているために追いついてしまい、ぎりぎりにまで先行列車に接近します。

またつつじヶ丘では停車のために上り本線の3番線に進入する際、4番線から発車したばかりの先発各停がまだ本線へのポイントに入りかけている最中に、3番線への進入を続けます。
自分が乗車している“競馬急行”は各停と衝突することなく必ずポイントの手前で停車するのですが、それでも進行方向前方で自分の乗った“競馬急行”の進路を阻むように並走する各停が本線への進入を続けているのですから、ふつうの感覚では絶対にありえない、なんとも超スリリングな光景、体験に遭遇します。

“競馬急行”運転時の列車遅延による状況下でも、ATCが安全を確保しつつ実現する“超凄技運転”ですが、初めてこの光景を見た一般のお客様は、ど胆を抜かれるような、あるいは手に汗握る冷や汗をかいたはずです。

ATCの凄さを思い知らされる一面ですが、調布でも相模原線の上り列車が京王線の下り本線を横断して4番線に入線する際にも、何事もないように2番線の下り本線に列車が進入してくるため、この光景を初めて見る双方の列車のお客様は、さぞかしぞっとしたことと思います。

【平成24年2月】
<「冬そば号」9049Fで運転
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  ▽ 快晴の中、高尾山口に到着した「高尾山冬そば号」
                      9049F 24.2.4 ▽

毎年この時期恒例の、「高尾山の冬そばキャンペーン」に連動した臨時急行列車、「高尾山冬そば号」が、この年も2月4日に運転されました。
ダイヤは都営新宿線大島駅9:40分発、新線新宿10:06分発、高尾山口11:08分着で、都営線内は各停、京王線内は急行としての運転です。

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この年はキャンペーン10周年、臨時列車の運転としては7年目でした。

北野−高尾間車内では乗客にマイ箸無料引き換え券が配布されるとあって、高尾線内での車内は超満員、高尾山口駅で「乗車記念オリジナルマイ箸」がプレゼントされました。

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    ▽ 高尾山口駅に到着した「高尾山冬そば号」▽

「高尾山冬そば号」は1番線に到着、ヘッドマークを撮影する熱心なファンで大賑わいでした。
2番線から発車する各停からは、ホームの喧騒を記録することが出来ました。

<楽しい、井の頭線のポスター
当時、京王の各駅で、ご覧のようなポスターが掲出されました。

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 ▽ 井の頭線の混雑平均化を促すポスター(左側) 24.2.5 ▽


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井の頭線の車両別の混雑状況をイラスト図で示したものです。

コミカルな雰囲気、かつなかなかユニークな仕上がりでした。

列車を待つ一人ひとりの表情と、1000系電車の組み合わせが楽しく、この手のポスターとしては珍しく記憶に残りました。



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そういえば最近は、高尾山関連の広告ポスターに相当なエネルギーが傾注されていますね。
次はどのようなシリーズものが登場するのか、楽しみではあります。

<変わる駅の光景>
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  ▽ IC専用機のピンク色が花盛り 新宿駅西口改札 ▽

この時期、駅やホームの光景が、じわりじわりと変化を続けていました。
1つは自動改札機のIC専用機が次々と拡大していたことです。
そのため各駅では、IC専用機のピンク色の増殖が目立ちました。
ご覧の新宿駅では、自動改札機のLED照明も相まって、なにか宇宙的空間の中にいるような雰囲気に見えたことを思い出します。

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 ▽ 券売機には「チャージ」の文字が数多く並び… 高幡不動 ▽

一方IC専用機、パスモの普及によって、駅の券売機には「チャージ」の文字が増え、チャージ専用機がどんどんと幅を広げてきたのもこの時期でした。

322-4 新宿駅使用中止の券売機 23.11.14.jpg

新宿や渋谷などのターミナル駅では、券売機そのものの一部撤去も始まっていました。
ご覧の新宿駅西口の券売機コーナーは、全体の3分の1がすでに "空家"になっていました。

322-6 神泉 23.10.30.jpg

こちらは井の頭線の渋谷駅西口、神泉側の券売機コーナーです。
改築時から写真の右側、5分の4のスペースは使われず仕舞いでしたが、結局その後も券売機は増設されることもなく、代わり昨平成28年、ついに券売機スペース
にみずほ銀行のATM2台が設置されるに至りました。
時代の流れが、こうしたところにも反映されるのですね。

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  ▽ 井の頭線に新しい「乗車位置目標ステッカー」が登場
                     渋谷 23.12.29 ▽ 

324-2 新しい乗車位置目標 つつじヶ丘 24.2.26.jpg
   ▽ 京王線にも新「乗車位置目標ステッカー」  
                        つつじヶ丘 24.2.26 ▽

駅の変化のもうひとつー。

井の頭線3000系電車の引退に合わせ、駅ホーム乗車位置目標ステッカーにも変化が現れました。
井の頭線では「号車やドアナンバーを付与したタイプ」が登場し、京王線では「10両編成、8両編成、双方の号車とドアナンバーを1枚にまとめたタイプ」が新たに登場しました。
それまでは、乗車位置ステッカーには号車やドアナンバーは記されていませんでした。

324-7 乗車いつ目標  新宿 23.2.20.jpg

また番外として、ご覧のような、「先発」や「次発」といった表大きな記が入った大型タイプも新宿や渋谷で登場しました。

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 ▽ 大型、かつ整列乗車のための行列線が入った新宿駅ホーム ▽

こうしてみると、現在当たり前のように記されているホーム乗車位置ステッカーの号車表示などの各種情報、主要駅等で見られる先発・次発の整列乗車用行列線などは、この時期に機能アップ、整備が始まったことが分かります。
5年という月日は、旅客サービスに一定の変化をもたらしていると言えます。

次回は、2012(平成24)年3月・4月分をまとめてお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 14:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

No877 井の頭線吉祥寺駅 ホーム行先案内更新


877-5 吉祥寺駅ホーム行先表示更新 29.3.4.gif
             ▽ 新型行先案内が取り付けられた吉祥寺駅 29.3.4 ▽

井の頭線吉祥寺駅のホーム行先案内表示がこのほど更新されました。
先行して更新された飛田給、高幡不動などと同様に、マルチカラー化、デザインの見直しなどが行われています。

877-2 吉祥寺駅ホーム行先表示更新 29.3.4.jpg

ただし吉祥寺駅の場合、ホーム案内表示や時間、列車種別、行き先などは同じですが、その下に「先発列車停車駅」表示が新設されました。
渋谷から吉祥寺までの全駅、それに駅ナンバーも表示されています。

877-3 吉祥寺駅ホーム行先表示更新 29.3.4.jpg

その下は、先発列車の停車駅が表示され、急行の場合は永福町で各停への乗り換えが可能であることを表示し、かつオレンジ色「のりかえ」の文字と駅の枠がブリンクするという念の入れようです。

視認性がいっそう高まったことはもとより、先発列車の停車駅表示という新サービスも加わり、ハード、ソフト両面にわたる質的向上がなされました。
今回はシンプルな井の頭線でのケースですが、今後は京王線ターミナル駅などでの応用、展開にも期待したいところです。

吉祥寺駅ホーム行先表示更新 29.3.4.jpg

平成28年度の事業計画では、行き先表示の更新・マルチカラー化は、飛田給、高幡不動、吉祥寺の3駅と公表されていましたので、これで今年度の整備計画は完了ということになります。

この記事は、「沿線住民」様からお寄せいただいたコメント情報をもとに取材しました。

posted by 特急高尾号 at 08:49| Comment(4) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする