2016年06月14日

No818 点描 京王線 ドア上広告に注目


818-1-2 高尾山の掟 広告 28.6.10.jpg

朝の通勤時間帯、座席に座りいつものように目を閉じてあれこれ思案し、ふと目を開けると、ドア上にいつもとは雰囲気の異なる黒一色の広告があることに気づきました。

『う、ううんっ、何これ。』と左右を見ると、千鳥格子の向こうの方にも同じような広告が…。 近づいて見たのがこれです。

818-2 高尾山の掟 広告 28.6.10.jpg

高尾山を楽しむ10の掟≪上≫」とあり、高尾山のムササビ「むっさん」が、高尾山を楽しむ心得を楽しく伝授しています。
他方のドアを見ると、≪掟の下≫もあり、1両内で上下2編を掲出する豪華版です。

ドア上のこの場所は京王の広告枠ですので、今回はまた随分と洒落た色使いで…と感心して見上げたのですが、答えは京王と高尾山の麓にある「TAKAO 599MUSEUM」とのコラボ広告でした。

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こちらは「車掌からのご案内強化、進行中!」と題した、京王の鉄道事業広報です。
それによると2014(平成26)年度には、車掌が全列車の走行位置をリアルタイムで把握できるタブレット端末を導入したという事で、ダイヤ混乱時などに車掌からよりきめ細かな運行情報の提供が可能となったとしています。
ダイヤ混乱時や遅延時に、駅員が改札内事務室のPCで運行状況をチェックして構内放送を行っていますが、そうしたオンライン情報を走行中の列車内でも車掌がタブレット端末で把握出来るという優れものです。

818-3 車掌業務 広告 28.6.13.jpg

そういえば最近、車掌の案内放送がきめ細かくなったと感じている利用客やファンの皆さまも多いはずです。
特にダイヤ混乱や遅延時、また朝のラッシュ時などで、前後の列車や本線・支線の接続状況などについてきめ細かなアナウンスがあった場合は、車掌がこの端末を最大限活用して車内での案内放送を行っていると言えます。

導入から広報までの間に2年という時間を要したことは、車掌の業務拡大や習熟などの対応に時間を要したのかもしれません。
ともあれこの広告は、1両に同じものが2枚ずつ掲出されるという異例の扱いとなっています。

こうした取り組みの情報は、ホームページ内の「ニュースリリース」でも紹介されないため、利用者に届くのが遅くなりがちです。そもそも利用客のためのサービスだという事を勘案すれば、もう少し広報のあり方を考えてもいいのかもしれません。
ふだん何げなく見つめるドア上広告からも、その時々の京王の空気やスタンスを感じ取ることが出来ます。


posted by 特急高尾号 at 14:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 点描 京王線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも。

あ、そういえばあったねというところでしょうか。
こういうのにはあまり関心を持ちませんね。

理由はかんたん。

こんなのは、よそでは当たり前のこと。
観光地をアピールすること、車掌によるきめ細かいサービス。
どうせアピールするのが下手糞な会社なので、共感を持てないのです。

今更というのが率直な感想です。アピールすることは他にあるのでは?と思うのです。
例えば、立体交差工事。大まかなスケジュールを開示して取り組んでいくんだ、というのを掲示する方が利用者にはいいと思いますがね。

まあ、これからもがんばっていい広報活動をして頂きたいと思いますね。
甚だ簡単ではありますが、私の所見とさせて頂きます。では。
Posted by 調布の松 at 2016年06月15日 17:59
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