2016年09月18日

No837 8000系大規模改修 第8陣8001F登場


837-1 -2大規模改修された8001F めじろ台 28.9.18.jpg
▽ 大模改修 第8陣8001F めじろ台   28.9.18 ▽

8000系6+4編成大規模改修の第8陣、8000系のトップバッター8001F(1992・平成4年 日本車両製)のリニューアル工事がこのほど完成し、営業運転が始まっています。
今回の8001FはVVVFの更新も行ったためか、4月上旬の入場から今月中旬の出場までに約5ヶ月半が経過しており、通常より約1ヶ月ほど長い改修期間を要していました。

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     ▽ 4号車8551(左)+5号車8501(右) めじろ台 ▽

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837-4 大規模改修された8001F8551号  28.9.18.jpg

大規模改修は、4号車の中間先頭車クハ8700形8800番台)と5号車の中間先頭車クハ8750形(8750番台)の運転室を撤去して客室化・10両貫通化を行い、さらに全車両の車内大リニューアル、バリアフリー化、VVVFの更新などを行うものです。

新編成は、下り八王子方1号車からこれまでの改番事例と同様に、
 (1号車八王子方) 8751+8251+8201+8551+8501+
          8151+8101+8051+8001+8701 (10号車新宿方)となっています。

改番は4号車クハ8801がサハ8550形8551に、5号車クハ8751(初代)がサハ8500形8501へと行われたほか、10両貫通化に伴い下り方先頭1号車だったクハ8851が2代目クハ8751に変更されました。
また前回の8007Fからは車いす・ベビーカー優先ゾーンが全車両に設置となったため、3号車と7号車を改番の上、相互に組成位置を変更する処置は行われていません。

なお中間クハ8801→サハ8551、クハ8751→サハ8501への実際の改番は、平成23年8月、対象の8000系6+4の14編成全てに対して一括して実施済みとなっています。

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     ▽ 今回から全優先席に区分手すりが設置 8501号 ▽

さて今回の改修工事ですが、運転室撤去の外観と連結部の車内仕様はこれまでと同様で変更はありません。
全車にわたる客室内仕様については、井の頭線1000系リニューアル1002Fで初めて採用された全ての優先席中央部分への区分手すりの設置が、8000系リニューアル編成でも今回初めて行われました。
優先席中央部分での手すりの設置は27年3月から8705号で試験設置が行われていましたが、これで京王・井の頭両線の車両において、今後本格採用が確定したと見られます。

このほか前回8007Fから実施された、車いす・ベビーカー優先ゾーンの全車両設置も継承されています。今後の京王車両の、バリアフリー化の道筋が出来たとも言えます。

また余談ですが、井の頭線1000系リニューアル車で採用された井の頭恩賜公園の草色の新芽をイメージした柄模様入りカーテンは、通勤車でここまでやるかと言うほどの、有料特急車にそのまま採用しても遜色がないほどの品格を備えた素晴らしい出来栄えで、8000系リニューアル車においてもシート色との相性が良く、かつ高尾山の木々の新芽というイメージにも繋がり、今後の採用を期待したいところです。

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ところで8000系6+4編成の大規模改修は平成26年3月の8003Fから早くも2年6ヶ月が経過しました。
これまで8003F・8013F・8014F・8005F、8011F、8008F、8007Fが改修を完了しており、今回の8001Fの登場で対象14編成中の半数を超える8編成が完了したことになります。
次の大規模改修は8002Fですが、すでに7月から若葉台入りしています。

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   ▽ 2代目クハ8751を先頭に高尾準特急仕業に就く8001F
        登場24年にして大リニューアル めじろ台 28.9.18 ▽

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  ▽ 8000系トップバッター8001F8701    高尾  28.9.18
   今回の改修・改番で8001Fクハのオリジナルは8701号のみに ▽

今回の改造では8000系トップバッター8001Fの初代クハ8751とクハ8801がサハ8501・8551にそれぞれ改番され、姿を消したことになります。
また下り方先頭の新クハ8751はもとクハ8851が改番された2代目クハ8751ですから、8001Fクハのオリジナルは上り方先頭のクハ8701号のみとなってしまいました。
将来保存されるべき記念の8000系は、このクハ8701号に事実上決まったとも言えそうですね。

【記事一部の変更】
改番について、当初「3号車のモハ8201が7号車2代目モハ8101に、7号車のモハ8101が3号車2代目モハ8201にそれぞれ改番の上、相互に組成位置が変更されています」との記述を行いましたが、この部分の内容を削除しました。
全車両に車いす・ベビーカーの優先ゾーンを設置した前回の8007F以降、そうした事実はない旨のコメントをいただき、調査の結果ご指摘の通りと判断したことによるものです。詳しくは当記事コメントを参照ください。(平成28年9月22日)

posted by 特急高尾号 at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3号車と7号車の連結位置の変更と改番は車椅子スペースが全車に設置された8707から行われていません。
Posted by bkzuu95 at 2016年09月19日 17:53
bkzuu95さま。
お便りとご教示をありがとうございます。
3号車と7号車の入れ替えの理由として、車いすスペースの関係と私も理解しています。
入れ替えの証左としては、3号車弱冷房車のステッカー取り外し跡が、新7号車についているかを一つの判断として、現車確認しています。
車いすスペースが全車に設置されたわけですから、わたしも今回はその必要がないと考えていたのですが、昨日現車を見ると、ステッカー跡がかすかに現認されたため、アップした内容としました。
再度、確認してみます。
ご指摘、ありがとうございます。
Posted by 特急高尾号(コメント返信) at 2016年09月19日 19:01
bkzuu95さま
先日はご教示、ありがとうございました。
若葉台で大規模改修実施中の各現車に貼り付けられている号車(組成位置)・改番・工事内容等を表記した掲示表を毎回アップされているサイト(サイト名「帝都急行電鉄」さま)がありまして、そちらのバックナンバーを確認させていただきましたところ、ご指摘どおり前回の8007Fからは改番や組成位置の変更は行われていないことが分かりました。
一方、改修後の8007Fや8001Fの7号車には弱冷房車のステッカー跡が現在もはっきりと見て取れるのですが、これは現7号車が下り方から6+4編成時代の3号車(弱冷房車)であった時の名残りと判断(想定)しました。
これを受け、8007Fと8001Fの記事内容の一部を見直すこととしました。
ご指摘ありがとうございました。
Posted by 特急高尾号(コメント返信 2報) at 2016年09月22日 10:46
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