2013年08月19日

No540 地下化から1年を迎えた調布駅


540-1 調布 25.8.18 .jpg
 ▽ 調布地上駅の現在の姿 北口横のビルから撮影 25.8.18 ▽

8月19日、地下化された調布駅は、ちょうど1周年を迎えました。
1年前、廃止される地上調布駅を惜しむファンや一般市民で、大フィーバーとなったことを思い出します。

写真は駅の北口にある、飲食店ビルから撮影した調布地上駅の現在の姿です。
右は調布パルコ、左はアフラックのビルです。その間がかつての調布地上駅の京王線と相模原戦の平面交差付近です。
画面手前の2本の白い帯が南北通路です。その手前、写真の下方向が調布駅のホームがあった場所です。

540-2 調布 25.8.18.jpg

アップで見てみましょう。
Y字型に広がる線路跡は、右方向の白い部分が京王線、左方向に伸びるのが相模原線の線路跡、手前は平面交差部分です。

540-3 調布 25.8.18 .jpg

画面中央が、かつての調布地上駅のホーム部分です。

540-4 調布 25.8.18 .jpg

南北通路から、下り方ホーム先端から上り方向を見ています。
左の窪み部分が、上り4番線だった部分です。

540-5 調布 25.8.18 .jpg

よく見ると、地下部分と繋がっているような、楕円の大きな穴が空いています。
換気口でしょうか。地下を走る電車の音が地上に聞こえてきます。

540-6 調布 25.8.18.jpg

北口のロータリーから、かつての地上調布駅の駅本屋方向を望んでいます。
駅舎もホームも解体され、広く大きな空間が広がります。
この部分は再開発される予定です。

開業100年を迎えた今年、調布駅は引き続き地上部分の整備が進められています。
賑わいと活気は地下深くへと移動しましたが、京王線と相模原線の分岐駅として、また名誉ある開業区間駅として、今後ますます発展していくことと思います。

暑い最中ですが、“新京王れーるランド”の展示車両の下見をはじめ、調布、布田、国領の旧地上駅を巡るのも、楽しい夏の思いとなりそうです。



posted by 特急高尾号 at 06:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月22日

No433 調布付近地下線化1ヵ月


先月19日の調布駅周辺の地下線化から、早いもので1ヵ月が経過しました。


433-1 国領 24.8.19.jpg
▽ 地上から地下線へと進入する9000系下り列車   国領 ▽


この間、地下線開通から半月後の
95日早朝、若葉台の通信装置不具合による調布駅の信号設備障害などで、京王全線が始発から2時間半に渡って全面運休するというトラブルが発生したことは記憶に新しいところです。


すわっ、地下線化工事の影響かと思ったのですが、メディアに紹介された記事を見る限り、京王は地下化前後で信号システムの変更は行っていないとのことで、トラブルと地下線化の関係について明確な報道もなく、真相は不明です。
いずれにしても運休やダイヤの大混乱が終日に亘っていれば、原因の如何に関わらず地下線化は大きなダメージを受けたものと思われます。 そうはならず、一安心したことでした。

ところで地下線化で一般利用客にとって一番のトピックスは、調布、布田、国領駅が地下に移転し快適な駅舎に大変身したこと、さらにホームドアが新設されたことだと思います。

433-2 斬新な調布駅 24.8.19.jpg
 ▽ 上下方向の色別サインをよりいっそう明確化した調布駅
          色ずかいの多様化で近代的なイメージも▽

433-3 ホームドア 調布 24.9.1.jpg
  ▽ 調布駅のホームドア  整然とした光景からは美的感覚も ▽

ホームドアは、布田駅が地下化初日の819日から、国領駅は8月26日から、最後の調布駅は91日からと、段階的に運用開始となりました。 
京王では初めてのホームドアですが、緊張したのは利用者と思いきや、実際は乗務員だったようです。

433-5 調布駅のホームドア 24.8.20.jpg

433-4 調布  24.8.20.jpg 

  ▽ 10両編成分のホームドアがづらりと続く調布駅 ▽

何しろぶっつけ本番で臨んだ営業列車での地下線運転で、ホームドアに対応するために正確な停車位置に止める必要があり、乗務員も相当な緊張を感じていたと思います。
開通直後は、停車位置の見直し光景を少なからず目にしました。

426-18 ホームドア操作 布田 24.8.19.jpg

また車掌さんもホームドアの開閉操作には相当の神経を使っているようで、幾度も確認する姿が見られました。

433-6 ホームドア 24.9.1..jpg

またホームで見ていますと、ホームドアの開閉部分が意外と広いため、これまで以上に発車間際の駆け込み乗車の姿を見受けます。閉まる途中のホームドアが乗客に触れると、列車ドアとは別にホームドア開閉の仕切り直しも行われ、これが列車遅延の新たな原因になっているようにも感じられます。特に調布駅では顕著です。

もう一つ、ホームドアで顕著な話題は、なんと言っても布田駅の風きり音です。

433-7 布田駅 24.9.1.jpg
 ▽ 列車の通過前後、凄まじい風きり音が発生する布田駅 ▽

列車の到着前後、通過時に、キーンという凄まじい風きり音が発生します。想像もしなかった風きり音に驚いたのは、ホームで列車を待つ乗客です。ホームドアの構造が天井までの密閉方式のため、列車走行時に発生している空気移動とホームドアとの衝撃音が原因だと思われます。
布田駅は普通列車の後、たて続けに3本の通過列車があるため、列車を待つ利用客の耳には嫌がおうにも風きり音が響いてきます。   

運転関係では、相模原線内折り返しの普通列車がこれまでの調布からつつじヶ丘まで回送しての折り返しとなったため、布田、国領駅では普通列車の後に準特急、急行または快速、回送列車の3本が続けて通過するダイヤとなっており、普通列車の運転間隔はこれまでと同じ10分間隔でも、利用客は待たされ感が強まったようです。

調布では、長年に渡って相模原線上り列車乗客のストレスとなっていた調布駅進入時の一時停車はすっかり解消し、乗客のイライラは解消しました。
一方調布駅の上りホームは京王線と相模原線の平面交差回避のために地下3階になり、地上とホーム間の距離、時間が随分と長くかかるようになりました。今度は調布駅利用者に新たなストレスが発生しているかもしれません。

433-8 地下化ヘッドマーク付き 24.9..jpg
   ▽ 地下化(立体交差化)を祝うHMをつけた8010F 
                         北野 24.9.15 北野 ▽

433-9 ヘッドマーク.jpg

地下線化1ヵ月−。
京王の内部総括はどのようなものになっているかは知る由もありませんが、利用者の立場からすれば、冒頭に触れたトラブルを除けば、ほぼ順調に推移していると思います。

今後は年度内に再び行うと公表されている、次の大幅ダイヤ改定の内容に注目が集まります。

ホームドア導入が所要時間に影響を与えるのか、ラッシュ時に度々発生する遅延は改善されるのか、そして列車種別・停車駅等の再構築の内容はどのようなものになるのか。
利便性のさらなる向上を期待する利用者の関心は高まっています。

posted by 特急高尾号 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月01日

No429 調布駅ホームドア 運用開始


429-1 調布 24.9.1.jpg

きょう9月1日から、調布駅でもホームドアの運用が開始されました。

ホームドアは地下化された3駅のうち、布田駅は地下化初日の8月19日から、国領駅は8月26日から運用が開始されていましたが、最後の調布駅もきょう9月1日から運用開始となり、これで地下線化3駅全てのホームドアが運用開始となりました。

429-2 調布 24.9.1.jpg

上りホームのホームドアです。
とても綺麗なピンク色です。広告もなく、すっきりと存在感を示しています。

国領駅の上りホームドアと比較すると、国領駅は濃い赤色、調布駅は明るいピンク色と、同じ赤系でも色味が違います。

427-5 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

こちらは国領駅の上りホームドアです。色味は濃いものとなっています。
調布駅との色味の違いが一目瞭然です。

429-3 調布 24.9.1.jpg

調布駅下りホームです。

429-4 調布 24.9.1.jpg

下りホームドアはブルーですが、やはり国領駅と比較すると、色が薄く、明るいことが分かります。

427-4 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

こちらは国領駅の下りホームドアです。
調布駅と比べると、濃淡の違いがはっきり分かります。

調布と国領駅と、敢えて濃淡2種類の色味を用意し、視認性などを検証しているのでしょうか。

そういえば調布駅では、上りホームのエスカレーターのベルトもホームドアと合わせた明るいピンク色になっており、なかなかの凝りようです。

429-5 調布 24.9.1.jpg

きょうの調布駅ホームドアの運用開始で、とりあえず調布駅周辺地下線化の運行部分は完了しました。
しかし布田駅のホームエレベーターやエスカレーターの工事はまだ未完成など、利用客への基本的なサービス部分の工事を残しているケースも見受けられます。


さて、この後はいよいよ大幅ダイヤ改定の内容に注目が集まります。
8月19日改定のダイヤについては、各駅ホーム時刻表などは新時刻表に書き換えられることなく、これまでの時刻表ボードの上に、紙製の代用時刻表を貼ったままとなっています。

今後の大幅改定ダイヤは既に完成しているものと思われますが、今回のホームドア運用の動向などを検証し問題がなければ、最大来年3月まで待つ必要はなくなり、意外と早く、年内にも再度のダイヤ改定を実施するかもしれませんね。(私の勝手な思い込みですが…。)

来年の開業100周年を見据えた、進取に富んだ素晴らしい内容を期待したいところです。


今回の調布駅ホームドアの写真は、9月1日に撮影したものです。
posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

No428 役割りを終えた調布 布田 国領駅


8月19日の調布駅周辺の地下線化から1週間−。
役割りを終えた調布、布田、国領の3駅を訪問しました。

調布駅です。
428-1  調布駅 24.8.25.jpg

上りの4番線ホーム、新宿方面を見ています。

428-2 調布駅 24.8.25.jpg

これまでの東口改札入り口付近ではホームが分断・裁断され、南北に通じる通路が作られています。
ここから下り方向を見ています。
左がかつての下り1、2番線ホーム、右が3、4番線の上りホームです。

428-2-2 調布駅 24.8.25.jpg

新宿にお出かけ。
相模原線からここで乗り換え。
かつて準特急を待ったホームです。

428-3 調布駅 24.8.25.jpg

地上線が廃止されてすでに1週間。
線路はまだ錆びることなくかつての輝きを保っていますが、ご覧のように無残にも切断されています。

428-4 調布駅 24.8.25.jpg

ガランとした上りホーム。
「調布」の駅名標がさみしげです。

428-5 調布駅 24.8.25.jpg

お馴染みの下り方踏切からの光景です。
手前は、あの平面交差です。
ポイントを渡る独特の走行音と、京王線と相模原線上り列車の同時進行のドラマは、もう見ることは叶いません。

428-9 調布 24.8.25.jpg

ホーム直後には南北通路が用意され、皮肉にも廃駅の様子が手に取るように分かり、人々がカメラを構えていました


布田駅です。
428-6 布田駅 24.8.25.jpg

ここもかつてのホーム中央部分から、地上線の廃線部分を見ることが可能です。
もはや線路の一部は撤去されていました。

国領駅です。
428-7 国領駅 24.8.25.jpg

日がたっぷりと暮れ、静寂に包まれています。
向こうの灯りは、いままさに地下線へ入ろうとしている下り列車です。
その灯りは、ここには到達しません。


務めを終えた3駅は、いずれも100年に近い長い期間、調布市民に親しまれてきました。
また戦前の京王電軌、600ボルト、小型車時代から、京王帝都、京王電鉄に、そして5000、6000系から9000系へと、京王の近代化を見続けてきました。

開業100年を前に、これらの駅は地上から姿を消しましたが、その役割りはますます大きく、重要なものとなっています。
今後3駅は地上入り口部分の建屋建設、地下公共部分の整備などが続けられます。

428-8 国領駅完成予想図 24.8.11.jpg

国領駅の新しい地上部分の駅舎です。
すでに地上部分の素敵な外観なとも公表されており、今後の整備が楽しみです。

とりわけ調布駅は、単に地下駅というだけでなく、市民が集い、憩い、さらに社会施設や機能なども併設した京王の新しい顔として、人々に親しまれる駅になればと期待しています。


写真は国領駅の予想図意外はすべて平成24年8月25日撮影です。

posted by 特急高尾号 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

No427 国領駅 ホームドア使用開始


427-1 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

国領駅のホームドアが、きょう8月26日、始発列車から運用を開始しました。

427-2 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

427-3 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

同一列車の同一位置で、ホームドアの開閉状態を見ています。

427-4 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

下りホームはブルーです。

427-5 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

上りホームはレッドです。

京王の方向別色使い、下りはブルー、上りはレッドが使われており、大変わかり易くなっています。

427-6 ホームドア 国領駅 24.8.26.jpg

きょう夕方見ている限りでは、ホームドアは問題なく運用されているように見受けられました。
ドア収納部分はグレー、特に下り方はドアの濃いブルー色と相まって、全体としてやや暗い感じです。

一方上り方はレッドで、しかもドアの着色部分がけっこう広いため、かなり目立つ感じです。
一度国領駅を訪問し、実際の様子をご覧ください。

なお調布駅のホームドアは、9月1日、土曜日から運用開始の予定だそうです。


写真は全て平成24年8月26日に撮影したものです。

posted by 特急高尾号 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

No426 【詳報】調布付近 地下線開通!


京王線調布駅付近の地下線化工事が19日午前、無事に終了しました。
地下線への切替えのため、最大で府中−八幡山、調布−京王稲田堤間は初電から運休となっていましたが、午前9時35分、待望の開通、全線で運転再開となりました。
調布、布田、国領駅は地上から地下駅へと移設され、京王線は予定どおり地下線での営業を開始、同時にダイヤ改定も実施されました。

当日は偶然にも上りの1番列車に乗車することが出来ました。
以下は、当日の見て歩きです。

426-1 下り方開口部 24.8.19.jpg

西調布−調布間の、地下線への出入り口付近です。
地下線開通上り1番列車の車窓から撮影しています。

私が乗り合わせた列車が、奇遇にも上り1番列車となりました。
当初は飛田給行きでしたが、高幡不動停車中の午前9時12分、「この列車はただいまから新宿行きとなります」とのアナウンス。もしかしたら…が、大当たりとなりました。

426-2 地下線に進入 24.8.19.jpg

西調布−調布間です。
これまでの地上線の直下を走ります。下り線には、まだ作業の方々がいました。

426-3 地下線 西調布−調布24.8.19.jpg

調布駅まであとわずか。期待が高まります。

426-4 調布駅 24.8.19.jpg

地下駅となった調布駅です。
ホームには、すでに多くの人々が1番列車をいまかと待ち構えていました。

426-5-2 調布駅 24.8.19.jpg

調布駅4番線に到着した、地下線の第1号となった営業列車です。
上り新宿行き各停で、編成は9004Fです。

426-6 1番列車 9004F 調布 24.8.19.jpg 

ホームでは、メディアや京王エージェンシーのカメラマン、多くのファンが1番列車をカメラに収めていました。因みに記念のテープカットや式典等は行われませんでした。

この1番列車は、9時40分に発車していきました。
調布での停車は、わずか2分程度だったと思います。

426-7 調布駅のホームドア 24.8.19.jpg

調布駅のホームドアです。
京王のポスターでは、ホーム柵と紹介されていますが、駅構内放送ではホームドアと放送しています。
JR山手線などで採用されているものと、同様の方式です。ただし、この日は使用されておらず、ドアは開放のままでした。ホームドア紹介のポスターによると、開始時期は各駅で異なりますとあります。

426-8 調布駅中央口 24.8.19.jpg

調布駅中央口改札です。
床面はカラー模様化されており、大変明るい仕上がりとなっています。

426-9 調布駅 24.8.19.jpg

上り、下りの色分けはこれまで以上に強調され、わかり易くなっています。
調布駅は地下3階構造となり、下りの1・2番線は地下2階、上りの3・4番線は地下3階にあります。

426-10 調布駅 24.8.19.jpg

さらに今回はこんな案内も登場です。
下り方向の案内には、高尾山の天狗が描かれています。

426-11 調布駅 24.8.19.jpg

上り方向の案内には、新宿の京王デパートと高層ビル(京王プラザホテル)が一緒にデザインされています。

426-11-2 調布駅 24.8.20.jpg

上りホームへの誘導です。
エスカレーター脇のボードは当然として、天井の波型にも上りを現す赤系統色を、エスカレーターのベルトもピンクに揃えるなど、徹底したデザイン、配色コンセプトが貫かれています。
こうした配色の取り組みは、駅構内、ホームの随所に見られます。

426-12 調布駅 24.8.19.jpg

地下ホームに通じるエレベーターです。
遠目に見てもすぐに分かるように、絵表示は極端に大きなものとなっています。
こうした人に優しいデザインも大きな特色です。

426-12-2 調布駅 24.8.20.jpg

ホーム天井に取り付けられている行先案内表示です。
良く見ると、アナログの時計も一緒です。
これまで設置時期のずれから、行き先案内表示と時計は別の場所というのが常識となっていましたが、こうして一緒に並ぶ姿が、真の乗客サービスですね。
最近更新した渋谷駅では、行先表示のみで愕然としたばかりでしたから、なにか嬉しい気分となりました。

調布駅は地下駅として、これまでの鉄道地下駅とは異なる画期的な空間に刷新したほどの印象はありませんが、方面別の色彩をより一層効果的に使用したり、イメージイラストや人に優しいデザインを導入するなど、駅空間デザインの創出に工夫を凝らした新しさを感じます。

ただ唯一残念なことは、ホーム先端のホーム幅が、狭められている点です。
調布駅は常時、10両編成のホーム全体が混雑しています。ホーム中央は充分な幅員となりましたが、先端部分は幅が狭まれているため、ラッシュ時には、相変わらずの混雑が発生しています。

426-13 調布駅 24.8.19.jpg

426-14 調布駅 24.8.19.jpg

426-15 調布駅 24.8.19.jpg

駅構内には、ご覧のような地下線建設のあゆみや工法の紹介、調布や京王線のあゆみなど、地下駅開業にあわせたミニギャラリーも用意されていました。
簡易展示のものではありますが、親しみを感じました。

426-16 布田駅 24.8.19.jpg

こちらは布田駅です。

426-17 布田駅 24.8.19.jpg

布田駅のホームドアは天井まで繋がっている、全密閉型ホームドアです。
東京メトロ南北線や京都市営地下鉄と同様のものです。
ホームドアの色も、上り、下りで色分けされています。
こちらは初日からの運用となっていました。

426-18 ホームドア操作 布田 24.8.19.jpg

ホームドアの開閉は、車掌さんが行います。
停車位置がずれると、少々辛いものがありそうです。
実際に国領駅だけでなく、調布でも、停車位置の修正に遭遇しました。

426-19 国領駅 24.8.19.jpg

国領駅です。
こちらは調布駅と同様、ホーム柵方式のホームドアです。
国領駅もホームドアは運用されていませんでした。

426-18 国領駅 24.8.19.jpg

国領駅上り方ホーム先端から、地上線への開口部を見ています。
地上線と地下ホームの間は、意外と高低差が低い感じでした。


さて19日は、工事区間を中心に初電から列車が運休し、その前後の区間で各停のみの折り返し運転が行われました。
下り方では高尾山口や京王八王子から飛田給行きの各停が、また上り方では新宿から八幡山行き、若葉台からは京王稲田堤行きの、レアな列車が多数運転されました。
若葉台−京王稲田堤間は単線運転を行っています。

426-21 高幡不動 24.8.19.jpg

高幡不動駅構内の列車案内表示です。
上り列車は、全て各停の飛田給行きを表示しています。

426-20 高尾山口 24.8.19.jpg

高尾線高尾山口駅です。
高尾山のふもとからも、飛田給行きの上り列車が発車しました。
とても貴重な光景です。


また19日からは、地下線化に合わせてダイヤ改定も行われました。
これまでのダイヤと比べると基本構造としては大きな変動はないものの、土休日に上下1本ずつ残っていた特急が姿を消したため、暫定ではありつつも京王線から一時特急が全廃された格好となりました。

426-20-2 時刻表 24.8.20.jpg

駅構内の時刻表ポードからも、特急の文字が消えました。

ダイヤについては、年度内に改めて大幅な改定を行うと、すでに広報されています。

また今回の地下線化では、調布駅が上り・下りで2階建てに分離したため、相模原線の調布止まり各停列車の本線折り返しが出来なくなりました。そのため折り返しはつつじヶ丘までいったん回送運転し、ここで下り方向に折り返すという難儀となっています。

426-20-3 つつじヶ丘 24.8.20.jpg

つつじヶ丘駅での、相模原線各停列車の折り返し光景です。
調布から回送でつつじヶ丘駅3番線に到着、その後渡り線で下り本線へと折り返していきます。
10分に1度、つつじヶ丘駅で出現する光景です。新しい撮影スポットになりそうです。

余談ですが、ダイヤ混乱の際は、つつじヶ丘駅4番線に入る上り各停列車と、折り返しの下り列車が3番線から2番線側の下り本線へと渡る運転が同時になる可能性があります。この場合は正面衝突するかのような大変スリリングな光景となりますが、ATCにより安全は確保されています。
実際にそうした運転が行われれば、これまでの調布駅平面交差の同時進入を上回るスリリングな光景が見られそうです。

利用客にとっては朗報もあります。
地下線内のトンネル内であっても、地上線と同様に携帯電話の電波受信が可能となりました。
トンネル内であっても、ケータイやスマホのアクセスが継続され、情報の送受が途絶えません。素晴らしいことですが、この内容は16日になってホームページで広報されました。新聞等では1週間前から報道されているものでした。車内での携帯電話使用を認めているかのように思われないかと、さりげない広報にしたのでしょうか。

426-22-2 調布駅下り線 214.8.20.jpg
 ▽ 調布駅下り地下線 右が京王線 左が相模原線  24.8.20 ▽

この調布駅付近地下化工事は、「調布駅付近連続立体交差事業」と呼ばれ、事業主体が東京都の都市計画事業で、平成16年9月に着工されました。
事業概要は、「京王線の柴崎駅付近から西調布駅付近と、相模原線の調布駅付近から京王多摩川駅付近にかけて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行う」というものです。
具体的には、「京王線の柴崎駅〜西調布駅間約2.8kmの区間と、相模原線の調布駅〜京王多摩川駅間約0.9kmの区間を地下化し、工事区間内18の踏切を解消する」というものです。

京王にとっては、同時に調布、布田、国領駅を地下化するとともに、長年ダイヤ上のネックとなっていた調布駅平面交差による京王線、相模原線列車の相互干渉による調布駅出入りの一時停止が改善され、また定時運転・安全対策が前進するという、大きな経営効果が期待されます。

一方新聞報道によりますと、地下線化に伴った地元でのセレモニー等は行われませんでした。
駅前広場の整備は決まっているものの、駅舎跡地に作られる商業施設等については計画が未知であり、地元商店街には不安が残されているようです。

いずれにしても、地下線への切替えが無事に終了し、京王は来年迎える開業100周年に向け、価値ある前進を達成しました。

利用者としては、何はともあれ京王に、お疲れ様でしたという感想です。
次は、今年度中に行うと予告している大幅なダイヤ改定の内容について、大いに期待しているところです。
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2012年08月19日

No425 【速報】調布地下線 開通!


京王線の調布駅周辺の地下線化工事がきょう19日午前、無事に終了し、調布周辺3駅の地下線が開業しました。
初電からの一部区間での運休は、午前9時35分、全線で運転再開されました。

425-1 地下線に入る瞬間 24.8.19.jpg

上り一番列車が、西調布から調布に向けて、いよいよ地下線区間に入ります。

425-2 調布駅 一番列車 24.8.19.jpg

調布駅です。
上り一番列車は、各停新宿行きで、9時38分ころ入線しました。
列車がホームに入ると、関係者から期せずして大きな拍手が上がりました。
テープカットなどの式典はありませんでした。

425-3 調布駅 24.8.19.jpg

ホームドアです。
きょうは使用されていませんでした。

425-4 布田駅 24.8.19.jpg

布田駅です。

天井までの、密閉式のホームドアになっています。
こちらは運用されていました。

425-5 国領駅 24.8.19.jpg

国領駅です。
調布と同様、柵方式のホームドアです。こちらも使用されていませんでした。

425-6  布田駅 24.8.19.jpg

国領駅上り方からは、地上への開口部が手に取るように見ることが出来ます。
地上と地下ホームの高低差は以外にもかなり低いことが分かります。

調布、布田、国領の3駅は、午前中、開業した地下線、地下駅を一目見ようと、大勢の市民、ファンの方々でいっぱいでした。

425-7 高尾山口 24.8.19.jpg

高尾山口駅です。

工事時間帯は、上り列車は飛田給折り返しとなりました。
高尾山口駅にも、各停の飛田給行きの列車が姿を現しました。
大変貴重な光景です。

調布地下線の開業について、とりあえず速報でお伝えしました。
偶然にも上りの一番列車に乗り合わせることが出来ました。
詳報はあすアップする予定です。

平成24年8月19日 午後0時15分 記す
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2012年08月18日

No424 8月18日 調布駅 最後の夕暮−。


地下線化のため、18日限りで姿を消す調布駅−。

最後の姿を一目留めようと、午後から夕方にかけて、多くの市民の方々、それにファンの皆さんがカメラを手につめ掛け、駅周辺は熱気に包まれていました。

424-1 調布駅 24.8.18.jpg

駅下り方の平面交差をクロスする相模原線上り列車を撮影しようと…。
いつもの場所は、上り、下りホームとも、超満員でした。

424-2 調布駅 24.8.18.jpg

さすがにきょうは、安全管理担当の駅員さんが常駐しているとはいえ、一日中警笛が鳴り響いていました。

424-3 調布駅 24.8.18.jpg

駅構内へ入る階段から、撮影しました。
4番線に入る上り列車です。

424-4 調布駅 24.8.18.jpg

ホーム中央は、いつもながらの混雑でした。
この駅名標も、いよいよ見納めです。

424-5 調布駅 24.8.18.jpg

一般の方々、特に女性の方のカメラを構える姿が多いのに、驚きました。

424-7 調布駅 24.8.18.jpg

最後の夕暮れです。

調布駅は大正2年4月15日の開業です。
以来99年間にわたり灯り続けたこの明かりもいよいよきょうが最後です。あすからは地下駅での灯となります。

424-8 調布駅 24.8.18.jpg

調布駅へ進入する相模原線の上り列車です。
平面交差で京王線の通過待ちの一時停車中です。

424-9 調布駅 24.8.18.jpg

お馴染みの駅下り方の踏切は、調布駅全景を始め、進入待ちで一時停車する相模原線上り列車、そして京王線上下列車が撮りやすいため、多くの人々で撮影ラッシュでした。

京王の係員はもとより、踏切内で立ち止まらないよう、安全確保のための警察官も出動していました。

424-10 調布駅 24.8.18.jpg

夕暮の調布駅下りホームを対面の道路から見たところです。
夕闇に、最後の灯がこぼれています。

424-11 調布駅 24.8.18.jpg

午後7時近くになっても、名残を惜しみ、多くの人々が駅舎や列車にカメラを向けていました。

ご苦労さまでした。
ありがとう、調布駅。


写真は全て平成24年8月18日、午後5時−7時の間に撮影したものです。

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No423 調布地下線化 いよいよあす19日

東京都が事業主体、これに地元調布市と京王電鉄が加わり、平成16年9月から行われてきた調布駅周辺の連続立体交差事業(いわゆる地下化工事)がいよいよあす19日午前に完成し、京王線の調布、布田、国領駅、及び相模原線京王多摩川駅の周辺、合わせて3.7キロメートルが地下線化されます。

413-2 工事概念図 24.8.11.jpg

調布駅に掲示されている地下線化区間と出入り口、廃止される踏み切り等を説明した図表です。

413-1  西調布−調布 24.7..23.jpg

京王線西調布−調布間の地下線への出入り口です。調布12号踏切付近です。

413-4 工事区間図 24.8.11.jpg

413-3 国領−柴崎 24.8.11.jpg

こちらは国領−柴崎間の柴崎4号踏切付近の出入り口です。

413-6 工事区間図 24.8.11.jpg

413-5 調布−京王多摩川 24.8.5.jpg

相模原線の調布6号踏切の出入り口です。

いずれも現在線の脇に地下線への出入り口が出来るのではなく、現在線の直下が地下線になります。そのため18日の終電後、一気に現在の地上線部分を撤去、予め完成している地下線と結合させるという、難工事です。

413-7 調布 24.8.11.jpg

調布駅は、平面交差を撮影しようというファンで連日、熱気に包まれています。

413-8 布田 24.8.11.jpg

調布駅と比べると、もっとも静かな布田駅です。

413-9 国領 24.8.11.jpg

国領駅です。3駅とも、地下化工事に合わせ、橋上仮設駅舎となっています。

この3駅には京王初のホームドアも設置されますので、どのような雰囲気になるのか、いまから楽しみです。


あす19日はこの地下線への切替え工事のため、初電から午前10時ころまで、最大で府中−八幡山、調布−京王稲田堤の間で、工事の進捗と時間の経過で区間を縮小しながらも、大規模な列車の運転休止が行われます。

413-10 車内ポスター 24.7.23.jpg

413-12 振り替え輸送ポスター 24.7.13.jpg

車内や各駅には、2ヶ月前からご覧のような運休と振り替え輸送、合わせて行われるダイヤ改定の告知ポスターが掲出されていることは、皆様ご存知のとおりです。

この一部区間運休により、前後の運転区間では、全ての列車が各停の折り返し運転となります。また工事区間の下り方では、京王八王子や高尾山口から飛田給行きが、若葉台からは京王稲田堤行きが、また上り方では新宿から八幡山行き列車が運転されるなど、ふだんは見られない行先の列車が走行します。
ファンは忙しく、大変な1日となりそうですが、運休区間があるため、全てのイレギュラー列車の撮影は車で移動しない限り、難しそうです。

413-11 地下線工事 調布−京王多摩川 24.8.5.jpg

地下線への切替え工事−。

京王にとっては、これまでのどのプロジェクトよりも大規模、かつ難関な工事であり、失敗が許されません。
とりわけ地下区間と地上線の運輸・信号関係の接続、インテグレート、また運転士にとっては地下線視察は事前に行っているそうですが、いきなりとなるぶっつけ本番の営業列車運転など、全部門が真剣勝負であり、緊張がみなぎっていることと思います。

423-13 特別運行情報 24.8.18.jpg
18日昼過ぎ、京王の運行情報メールサービスで、登録者に「特別運行情報」が届けられました。

文面には、「本日終電後から、地下線への切替え工事を行います」とありました。

いわば予定通りの日程で、工事を実施するとの、京王の宣言といえます。


工事の無事な成功、地上線から地下線へ円滑な切替えが完了するよう、心から願うばかりです。

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2012年08月15日

No422 調布地下化 姿を消す3駅


19日の調布、布田、国領駅の地下化まで、残すところあと4日となりました。
そこで今回の地下線化で姿を消す、3駅を訪れました。

422-1 調布駅 下り方 24.8.11.jpg

調布駅下り方の踏切から見た駅全景と、魅力の平面交差です。
調布は京王線と相模線の分岐駅、京王の要衝駅であるため、上り、下りの4線に列車が並ぶこの光景は、日常茶飯事です。
左から京王線上り準特急、相模原線から都営線直通の上り急行、京王線下り各停、相模原線下り各停が並んでいます。

調布駅は大正2年4月15日の開業、昭和28年に新宿寄りに位置を移設しています。

422-2  調布駅上りホーム 24.8.11.jpg

調布駅の昨年度1日の乗降客数は11万3423人。
京王線では新宿に次いで第2位を誇っています。
ホームは狭隘で、上り、下りとも京王線、相模原線の優等列車同士の接続では、乗り換えの乗客で溢れかえります。
狭隘のホームでは、行先表示機も3番線、4番線のものをそれぞれ並行して設置できず、位置を前後にずらして設置しているほどです。

422-3  調布駅中央口 24.8.11.jpg

調布、布田、国領3駅とも、地下化工事のため、駅舎は仮設の橋上駅になっています。
ご覧の調布駅は構内が広いため、天井にはいくつもの扇風機が活躍しています。自動改札機と扇風機、なんだかデジタルとアナログの世界が同居しているような雰囲気です。
柱の前の縦看板には、8月19日の地下線切り替え工事による京王線と相模原線列車の一部運休内容が貼り出されています。

また3駅とも仮設ながらエレベータを、調布駅ではエレベーターに加え、エスカレーターも設置しています。

422-3-2 調布駅に進入する都営車 24.8.1.jpg

調布駅で長年見られたこの光景、相模原線に乗り入れている都営新宿線の車両です。
調布駅の平面交差をクロスし、いままさに調布駅上りホームに進入するところです。
明るい黄緑のラインが、京王線に彩りを添えています。

422-4 布田駅 24.8.11.jpg

布田駅です。
上りホームから、新宿方面を望んでいます。
布田駅は大正6年、甲州街道北側に開業。昭和2年12月17日に現在の位置に移設されました。

422-5 布田駅と工事看板 24.8.11.jpg

布田駅南口の踏切脇工事壁面に設置されている地下線化の工事概要です。
3駅とも、こうした説明図表、地下掘削図面、地上入り口建屋の完成予想図などか掲示されています。

422-6 布田駅から調布を望む 24.8.11.jpg

布田駅下り方踏切から調布駅方向を望んでいます。
調布駅を発車した上り8000系が、遠くで前照灯を輝かしています。
このカーブ、この道のりも、あとわずかです。

422-7 国領駅 24.8.11.jpg

国領駅は大正2年4月15日、甲州街道北側に開業。布田駅と同様、昭和2年12月17日に現在位置に移設されました。
当初は2面2線のホームでしたが、平成20年、1面2線化に変更されました。

422-8 国領駅と踏切 24.8.11.jpg

国領駅を発車する下り列車です。
国領は各停しか停まらない小さな駅ですが、駅前には立派な高層マンションが建ち、そのアンバランスが何とも言えません。

手前は狛江通りです。
今回の調布駅周辺の地下線化工事で合計18ヶ所の踏切がなくなり、列車通過待ちによる渋滞が一気に解消されます。

422-9 国領駅から柴崎方面 24.8.11.jpg

国領駅ホームから新宿方面を望みます。
手前の工事部分が、地下線への出入り口部分です。7000系電車は下り列車、左奥に見えるのは柴崎駅です。

422-10 国領−布田間 24.8.11.jpg

国領−布田間です。
新宿から準特急で僅か15分、調布の手前、国領駅付近です。
このあたりはご覧のように線路脇が畑で残っており、“昭和の郊外電車時代”を彷彿させる、貴重な区間でした。
こうした素朴な沿線区間も地下線化されるわけですから、ある意味、妙な光景と映るかもしれません。

今回地下線化される京王線西調布付近−柴崎付近、相模原線調布−京王多摩川付近は歩いてもほどない、合計3.7キロの距離です。そして列車は次から次へと、どんどんやって来ます。
撮るもよし、乗るもよし。残る僅かな期間のラストランを、心ゆくまで楽しんでください。

今回の写真は、8月11日に撮影したものです。
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2012年08月11日

No421 調布地下化 あと1週間


調布駅周辺の地下線化まであと1週間に迫った11日。
土曜日とあって調布駅をはじめ、地下化される布田、国領駅、及び各駅周辺では、地上駅最後の姿を記録にとどめようという熱心なファンの姿が終日見受けられました。また一般の方々も駅舎や電車にカメラを向けている姿も見受けられ、印象的でした。

420-1 調布駅上りホーム 24.8.11.jpg

調布駅北口の道路方向から、上りホームの下り方先端を望んでいます。

420-2 調布駅上りホーム 24.8.11.jpg

平面交差撮影の定位置 上りホームの下り方先端です。
きょうは駅員の方が安全管理で立ち会っていました。

420-3 ホームドアポスター 24.8.11.jpg

各駅にはご覧のような、ホームドア設置を紹介した新しいポスターの掲出が始まりました

420-5 ホームドアポスター24.8.11.jpg

左は国領駅、調布駅で採用する「可動式ホーム柵」イメージ。右は布田駅で設置する「全密閉形ホームドア」イメージと説明されています。

京王にとっては、ホームドアは初めてです。
敢えて両方式を採用し、将来の展開に備えて詳細な実証検証を行おうということでしょうか。
またホームドアが停車時間の増大を招き、ダイヤにどのような影響が現れるか、京王としては気になるところだと思います。
そうしたことで、「使用開始時期は各駅で異なります」とあるように、方式ごとに詳細検証を行うのでしょうか。

420-6 臨時時刻表 北野 24.8.11.jpg

またきょうから、地下線切り替え当日、819日の運休区間の前後区間で運転される臨時のダイヤが公表されました。

420-7 臨時時刻表 北野 24.8.11.jpg

写真は聖跡桜ヶ丘駅の上り列車時刻表です。
運休区間と時間帯によって、行先が府中、飛田給と異なっていくのが分かります。
新宿方下りは八幡山、つつじヶ丘、相模原線上りは京王稲田堤行きが運転されるはずです。
当日はいつもと異なる行先の列車が走ることになり、撮影に忙しくなりそうです。

最後に、きょうは調布、布田、国領3駅の地下化を記念する入場券がこの3駅で発売となりましたが、午前10時半には3駅とも完売となりました。
いつも思うのですが、希少価値となるような発売枚数ではなく、誰もが自由に、並ぶこともなく購入できるように配慮してもらいたいものですね。

今回記載の写真は全て、きょう811日に撮影したものです。

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2012年08月09日

No420 姿消す調布“平面交差”“本線折り返し”


京王線調布駅周辺の地下化工事の完成まで、あと10日あまりとなりました。
地下線化により、調布駅下り方にあり、長年ダイヤ上のネックとなっていた京王線と相模原線の平面交差が、いよいよ姿を消すことになります。

419-1 調布平面交差.jpg

調布駅下り方にある平面交差です。
調布駅ホーム先端付近から、下り八王子方向を見ています。
直進2本の線路のうち、左が京王線下り、右が上り線です。左斜めから横断してくるのが相模原線上りで、京王線の下り線と平面交差しています
調布駅は京王線と相模原線の分岐駅、要衝であるため、一日中過密ダイヤとなっています。
そのためこの平面交差では、構造上相模原線上り列車と京王線下り列車が度々競合し、一方の列車の通過待ち、待避が発生します。

419-2 調布平面交差 24.7.28.jpg

上空から見ると、ご覧のような光景です。
相模原線の上り列車が、いままさに平面交差の京王線下り線を渡り、調布駅上りホームに進入しようとしているところです。

419-4 調布平面交差 24.8.5.jpg

一方、相模原線上り列車と京王線上り列車は、同時進入が可能となっています。
写真では相模線上り列車が進入してきますが、右手直進の京王線上りは直前に右手への分岐線があるため、同時進入が可能なのです。


それでは調布駅隣接の飲食店ビルの特等席から、ファン垂涎の眺めをご覧頂きます。

まずは相模原線上り列車が、平面交差する京王線下り列車の通過待ちによる信号停車の光景です。

419-4   調布平面交差 24.7.28.jpg

画面右手の京王線下り列車が八王子方面に向かって進行しているため、左上の相模原線上り列車が調布駅に侵入できず、下り列車の通過を待っています。左手の列車は相模原線の下り列車です。

平面交差の実害としては、このパターンで相模原線上り列車が京王線下り列車の通過待ちとなるケースが圧倒的に多いのです。
京王線と相模原線は双方に優等列車が走る過密ダイヤのため、相模原線上り列車は常時京王線下り列車の通過待ちを強いられ、長年、ダイヤ上の大きなネックとなっていました。


続いて、京王線と相模原線上り列車の同時進入の光景です。

419-5 調布平面交差 24.8.1.jpg

左から相模原線快速が、右から京王線準特急が、同時に調布駅3番線、4番線を目指して進入してきます。

419-6 調布平面交差 24.8.1.jpg

双方とも、スピードを落としません。(もっとも駅構内で減速はしてますが…)

419-8 調布平面交差 24.8.1.jpg

平面交差直前で、双方の列車がぐいぐいと接近を始めます。

419-7 調布平面交差 24.8.1.jpg

この時、京王線上り列車の先頭では、このような光景が見られます。

419-9 調布平面交差 24.7.23.jpg

京王線上り列車の進行方向前方に、右手から相模原線列車が突き進んで来るように見えます。

419-10 調布平面交差24.8.5.jpg

この光景を上りホーム先端で見ていると…、左手の相模原線列車の後方から、京王線準特急がぐんぐんと迫ってきます。初めて見る人は、圧倒されると思います。

419-11 調布平面交差24.8.5.jpg

あっ、と思った瞬間、後方の京王線上り準特急は、右手4番線へ分岐します。

419-12 調布平面交差 24.8.1.jpg

この瞬間を上から見ると、いかに両列車が接近しているかが、手に取るように分かります。
2つの列車の隙間は、車両限界ギリギリです。
上り京王線車内でこの光景に遭遇すると、相模原線の列車が目の前にぐんぐんと迫ってきて、まるで衝突するかのような、手に汗握るスリリングな体験を味わうことが出来ます。


姿を消すもう一つの光景は、調布が終点の相模原線上り普通列車の、京王線内での折り返し光景です。

419-13 調布 本線折り返し 24.8.1.jpg

相模原線上り普通列車は調布で客扱い終了後、京王線布田方面の上り線に一旦引き上げます。
写真は、上り線に引き上げた状態です。

419-14 調布 本線折り返し 24.8.1.jpg

上り線に引き上げている間は、後続の上り列車は発車出来ません。
これがまた、上り列車の遅延を引き起こす要因となっています。そのため前後に運転士が乗務しており、引き上げ後直ちに渡り線で相模原線下り方に引き返えし、調布発の下り列車に変身するという、まるで神業のような折り返し運用が毎日繰り広げられています。

調布駅は、1日見ていても飽くことのない、ファン垂涎のお楽しみスポットといえるでしょう。
10分間隔で運転されている準特急、及び急行や快速、下り方面で見られる京王線と相模原線の平面交差、上り方向では相模原線普通列車の本線折り返し、これに競馬急行などの優等列車続行運転時には平面交差がネックとなり列車が“だんご状態”に…等々、利用客には申し訳ありませんが、ファンにとっては魅力いっぱいのポイントでした。

こうした光景も、残すところあと10日あまりとなりました。


[平面交差 お楽しみのお店をご紹介]
今回紹介した調布駅の平面交差の光景を、駅北口隣接ビル6階の飲食店から、たっぷりと楽しみ、また写真を撮ることが出来ます。お店は次のとおりです。

 「バステトカフェ」 調布駅北口ロータリー横 菊屋ビル6F
  営業時間:ランチ 月〜金 11:30〜14:00
                バータイム 月〜土 17:00〜24:00
         電話:0424-98-7786

事前に電話をすれば、窓側の特等席の予約も可能です。
日中だけでなく、夜間の眺めもなかなかだそうです。
ただし長時間の占有はご遠慮願いたいということです。


間もなく姿を消す京王線調布界隈の魅力の世界−。
見るもよし、撮るもよし、また乗るもよし。
ぜひぜひ、楽しまれてください。

今回の写真は、平成24年7月28日、8月5日を中心に撮影したものです。

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2012年08月02日

No418 調布付近地下線化 いよいよカウントダウン


8月に入り、調布駅付近の地下線化は、いよいよカウントダウンの段階に入りました。
1日発行の京王ニュース8月号は、当然ですが地下線開通の特集記事を掲載しています。

418-1 京王ニュース24.8月号.jpg

表紙には、調布の新地下駅の写真が大きく掲載されています。ホームドアや床面のディテールが良く分かります。

418-2 京王ニュース 24,8,1.jpg

地下線切り替え工事に伴う複雑な運休案内も、各種広報の回を重ねる度に分かりやすくなってきました。

418-3 京王ニュース24年8月号.jpg

418-4 京王ニュース24年8月号.jpg

地下線切替えの仕組みや、作業手順も紹介されています。

418-5 車内ポスター 24.7.jpg

車内ドア上には、ご覧のような京王の新たなポスターも掲出されています。
1日からは各駅で、19日実際の改定ダイヤの時刻表配布も始まりました。

また沿線や車内でも、カメラを持ったファンや子ども達の姿を連日目にするようになりました。
特に地下線への出入り口を熱心に見入る姿が増えてきました。

418-6 地下線で入り口 24.7.23.jpg

西調布から調布へ向かう上り線から見た地下線への出入り口付近です。
ブルーのシートがかけてあるので、車内から見ていてもすぐにわかります。

418-7 地下線出入り口 24.7.23.jpg

こちらは国領駅と柴崎駅間の地下線出入り口。同じく上り電車からの光景です。

いよいよという感じですが、地上線の真下の位置から地下線へ切替える難工事とあって、京王にとっては会社設立以来の最大プロジェクトだと思います。

工事の円滑な推移と、新旧線路の確実な切替え、そしてファンが関与する事故が起きることのないよう、心から願うばかりです。

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2012年07月20日

No416 調布地下化ダイヤ改定、さらに大幅改定へ


416-1 ダイヤ改定ポスター 24.7.20.jpg

17日、京王のホームページに、調布駅周辺の地下線化に伴うダイヤ改定の概要が掲載されました。
また各駅の改定ダイヤ時刻表も同時に掲載されました。

各駅全てのダイヤを考察するほどのエネルギーは持ち合わせていませんが、いくつかの主要駅の現行ダイヤと改定ダイヤを見比べると、また京王関係のネット情報を総合すると、その概要は以下のとおりです。

・特急全廃 
 土休日に上下各1本ずつ運転されていた特急が姿を消し、特急列車は全廃状況に
・新線新宿行き「競馬急行」廃止
 土休日の競馬開催時、府中競馬正門前から、16時から17時台に10分間隔で運転されていた「競馬急行」のうち、新線新宿行きの4本が廃止
・土休日の新宿発下り急行多摩動物公園行きの1本が廃止
・若葉台発「快速つつじヶ丘行き」が早朝5時台に2本新設
・上り各停の飛田給での準特急待避の増加
・都営新宿線からの夕方ラッシュ時の各停つつじヶ丘行きの減便
 7本から2本へと大幅減少

このほか、広報記事には、途中駅での接続や通過待ち駅の変更もあるとして、注意を呼びかけています。


さてここからが、本稿の主題なのですが、20日、車内に掲出された吊りポスターには、なんと8月19日の調布駅周辺地下線化によるダイヤ改定とは別に、「今年度中に大幅なダイヤ改定を予定している」旨の、但し書きが大きく記されていました。
先のホームページ記事では末尾に、突然、さりげなく「抜本的なダイヤ改定の時期、内容などの詳細については、別途お知らせします。」と記されていたのですが、その答えが今回の車内吊りポスターで示された形です。
つまりもう1回、8月の改定とは別に、今年度中に抜本的な大改定を行うという事前予告です。
ダイヤ改定を2回に分けて行うということは、今回利用客には初めて知らされたことでした。

ということは8月の改定では、まず地下線化による調布駅平面交差解消による時間短縮と当面の輸送ニーズ改善を内容とする改定を行い、次いで調布駅平面交差解消の実証検証を行い、その効果を見据えた上で抜本改定を実施するという流れでしょうか。

その際には、今回は全廃となった特急が復活し、またリニア新幹線橋本駅構想なども見据えながら、相模原線系統にもさらなる優等列車を設定するなど、種別や停車駅、接続などの大改定を行うとみていいと思います。
なにか一粒で二度楽しめるような気分ですが、2度目の改定内容にこそ、次代の京王の企業ポリシーが鮮明に打ち出されると思います。


最後に今回のダイヤ改定の広報ですが、事前に改定と謳っているわけですから、時刻や行先、所要時間、列車設定の変更等はあるものと利用客は心の準備をしているのですが、ホームページや車内吊りポスターの説明は、「利用の際は行先や所要時間、接続にご注意を」との喚起だけで、「調布駅付近での信号待ちによる一旦停止が大幅に解消される」とのメッセージ以外は、具体的な内容は記載されていませんでした。
一方各駅の改定ダイヤ時刻表は、ホームページの「時刻表」欄に早々と掲載されていますし、8月1日からは各駅でも配布する旨の紹介もありますが、車内吊りポスターにはそうした内容は記されていません。
毎回のことですが、このあたりの不統一感は、改善の必要がありますね。

ダイヤ改定については、その性質上利用客としては、結局乗ってみないと全貌が把握しずらい事が多い事も事実です。
ですからなおさらのことですが、各駅の個別時刻を周知して終わりということではなく、改定内容の具体的な考え方、新設や廃止列車の紹介、所要時間短縮の具体的な数値、接続や待避駅の具体事例なと、トータルな情報をより詳細に、しかも分かり易く伝えていくことが企業の姿勢として求められます。大筋で変わらない場合は、変わらない事自体が情報であり、恐れずに伝えていくことが求められます。

今回の改定で言えば、「調布駅周辺の地下線化で調布駅手前での信号待ちが大幅に改善される一方、列車設定の見直し等は〇〇です。なお今年度中に、現在は運転を取りやめている特急列車については〇〇とするほか、〇〇などの大幅な改定を今年度中に再度行う予定です。今回の各駅の改定時刻表はホームページからすでに参照可能となっています。各駅での配布は8月1日から行います。(もし、前回改定の際にも実施した市販時刻表形態の時刻表をホームページで公表するのであれば、)また「時刻表」は〇月〇日からホームページに掲載しますので、各駅から新宿への所要時間、乗り継ぎ等についてはこちらで確認できますのでご利用ください。」といったトータルな概要コメント、メッセージがホームページにも、車内吊りポスターにも添えられていれば、随分と印象は異なると思います。

鉄道部門のメッセージ発信についてはとりわけ、利用客が知りたいと思う情報をいかに的確に、わかり易く提供していくかという「お客様視点」に立った情報提供の実現に期待したいと思います。

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2012年07月15日

No415 調布駅周辺地下線化まであと1ヵ月


調布駅周辺の連続立体化工事、いわゆる地下線化工事が間もなく完成し、地下線の開通日、8月19日までいよいよあと1ヵ月近くになりました。

415-1 ホームページ記事 24.7.13.jpg
  ▽ 地下化される3駅と、トンネル出入り口の最新写真が
     掲載された京王ホームページの記事      24.7.13 ▽

そうした中13日、京王のホームページの「連続立体交差事業」の記事が更新され、地下化される調布、布田、国領の各駅の地下ホームの最新写真と駅構造見取り図、それに京王線と相模原線のトンネル出入り口の写真などが公開されました。

3駅ともホームドアが新設されますが、写真によると調布と国領駅はJR山手線や東京メトロ丸ノ内線などで一般的に見られる車両の高さ半ばまでのホームドアですが、布田駅は東京メトロ南北線や京都市営地下鉄で見られるホーム天井までを覆う仕様となっています。2種類のホームドアの採用は、今後の展開などを見据えた実証検証を行うということでしょうか。

また13日は、切り替え工事当日の京王全線の他社線への振替輸送の詳細案内も示されました。こちらの方は、駅での大ポスターによる掲出も同時に開始されました。

415-2 振り替え輸送ポスター 24.7.13.jpg
  ▽ これまでの「運休のお知らせ」ポスターのとなりに
     「振り替え輸送案内」のポスターが掲出   24.7.13 ▽

415-3 振り替え輸送ポスター 24.7.13.jpg
 ▽ 振り替え輸送ポスターでは、周辺は「運休解除時間」と表示
   メインの運休区間については、何故か運休時間の表示はない ▽

ところで駅貼りのポスターですが、従来の工事時間帯の運休を知らせる大ポスターと並べて掲出されていますが、従来のポスターでは運休区間に対して「始発から7時まで運休」と運休時間を記載しているのに対し、新たな振り替え輸送のポスターでは「7時ころから運休解除」と、運休の解除時間が記載されています。同一の内容なのに、二つ並んだポスターで記載の表示内容が反対という分かりにくい説明になっています。それに周辺区間の運休時間表示はあるものの、肝心の工事区間の飛田給−つつじヶ丘・京王稲田堤間の運休時間が表示されていません。

ホームページの広報は、振り替え輸送の案内についてはいろいろと工夫がされていますが、ホームページも、従来のポスターも、そして今回のポスターも、全体としては運休区間と運休時間が分かりにくく、また図表イラストの運休時間の数字も小さく、もうすこし改善の余地がありそうです。

なにはともあれ、地下線の開通まであと1ヵ月。
地下化により新設される3駅のデザイン、機能、仕様について、どのような企業ポリシーが見られるか、また地下線開通と同時に実施される改定ダイヤの内容に注目したいと思います。

posted by 特急高尾号 at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 調布地下化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする