2016年02月20日

No789 「高尾山 冬そば号」京王線新宿から発車


789-1 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg
  ▽「冬そば号」のHMが取り付けられる8013F
                                              新宿駅3番線 28.2.20 ▽

高尾山の冬そばキャンペーンに連動した京王の「高尾山冬そば号」が、きょう2月20日(土)、あいにくの曇天の中、高尾山口駅に向けて運転されました。

14回目を迎えたキャンペーンで運転される今回の「高尾山冬そば号」は、例年と異なり都営交通との共同企画ではなく、京王独自の取り組みとして行われました。

789-2 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

このため例年、都営新宿線大島から9000系により京王線に直通運転する臨時急行としての運転は行われず、ことしは “高尾山トレイン” (今回から京王は “ラッピング車両” からこの呼称に変更)の8013Fを使用し、京王線新宿10時07分発の定期列車、準特急高尾山口行きを「高尾山冬そば号」として運転しました。

789-4 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

8013Fには、片道だけ運転のこの列車限定の特製「高尾山冬そば号」ヘッドマークが取り付けられて運転されました。

1月23日のキャンペーン開始と同時に9000系に取り付けられていたヘッドマークは、“冬そばキャンペーン” のヘッドマークで、「高尾山冬そば号」のヘッドマークではないという事です。

特製ヘッドマークの取り付けは新宿駅で行われました。
8013Fは上り準特急として新宿駅に到着後、直ちに8713号の貫通扉が係員によって開けられ、片道だけの雄姿となる貴重な井手達が手際よく整えられました。

789-3 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

新宿駅3番線終着側のホームでは、多くのファンがこの瞬間を待ち構えていました。ヘッドマーク取り付け光景の撮影は、駆けつけたファンだけの “お宝写真” となりました。

8013Fの新宿到着は10時04分、「冬そば号」としての折返し時間は10時07分ですから、わずか3分間の興奮でした。

京王線新宿駅3番線から「高尾山冬そば号」がヘッドマークを取り付けて発車するのは、初めてのことだと思います。

なお今日はあいにくの天気だったため、高尾山口駅前で予定されていた蕎麦打ち披露など、関連のイベントの一部が中止されました。

789-5 HMなしの8013F めじろ台 28.2.20.jpg
   ▽ ヘッドマーク無しで運転の8013F
         準特急高尾山口行き めじろ台 28.2.20 ▽

ところできょうの8013Fですが、新宿10時07分発の「冬そば号」でヘッドマークを取り付けたため、その前の仕業はヘッドマーク無しで運転されました。
このためいつもの「高尾温泉」や「TAKAO」のヘッドマーク無しの、のっぺらぼうで運転される8013Fの準特急新宿行きや準特急高尾山口行きなどの珍しい光景が見られました。
早い時間からスタンバイされ、こうした写真を撮られた方もラッキーだったはずです。

さて長年にわたり都営交通との共同企画だった「冬そば号」の運転ですが、ことしはどうして京王単独になったのでしょうか。
部外からは分かるはずもありませんが、昨年9月改正の新ダイヤの影響によるものか、京王が「冬そば号」にぜひとも8013Fの “高尾山トレイン” を使用したかったものなのか、はたまた両社にまたがる別の要因があったのか、来年以降のありようも含めて気になるところです。

(参考)

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2016年02月18日

No788 車内照明LED化 本格導入進む


788-1 車内LED照明広告 26.2.15.jpg

京王の電車内、ドア上広告枠で、車内照明のLED化についての広報が繰り広げられています。そして2015(平成27年度)事業計画で行う(注1)としていた井の頭線全車両の車内照明LED化については、昨年平成27年11月に完了したとあります。

井の頭線の車内照明は、平成24年2月に1029Fで試験運用が開始されて以来しばらく変化がありませんでしたが、一昨年平成26年末から1001・1002・1023Fに設置が開始され、残る編成も昨年中に全てLED化されました。
試験運用から本格運用に向けた工事開始まで4年、全編成設置に向けた本格設置工事に1年、合わせて5年を要した完全LED化の道のりでした。

なお現在は京王線車両のLED化に鋭意取り組んでおり、今回の取り組みに合わせ、車内に順次「LED照明」のステッカーを掲示(筆者注=順次差し替え、あるいは新たに順次掲出)していくとしています。

788-3 車内LED照明広告 26.2.15.jpg

788-4 車内LED照明広告 26.2.15.jpg

788-5 車内LED照明広告 26.2.15.jpg

上2枚が、今回新しくなったステッカーです。下はこれまでのもので、すでに姿を消しています。
これまでのものは蛍光灯に比べ35%の電力削減とありましたが、新しいものは50%削減とあります。この間、技術開発と性能アップが図られたという事でしょうか。

京王は一般向け事業計画の広報では、こうした小規模工事については事前にあまり細かく説明を行わない社風ですが、利用者に直結したサービスや改善等については、前回のホームドアの設置に関してもそうですが、むしろ規模や完成年度等については具体的に、そして積極的に広報・アピールしていく方向性にシフトして欲しいと思います。情報の積極的公開が、企業の価値を高め、合わせて利用客からの信用・信頼も高めていく大きな力だと思います。

(注1)
京王ニュース  27年6月号 「京王グループ2015年度 鉄道の取り組み」


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2016年01月16日

No777 高幡不動のデヤ900形


777-1 デヤ900 高幡不動.jpg

新型事業車デワ900形が昨年9月上旬に搬入されて早くも4か月が経ちましたが、まだ実車にお目にかかっていない方には朗報かもしれません。
それと言うのも、1月11日以降きょう16日午前10時現在までの間、デヤ900は高幡不動駅下り方電留線の同じ位置に、ずっと留置されているからです。

場所はホーム下り方先端から見て、電留線の一番右奥です。先日連結したDAXは連結していなく、上り方デヤ901+下り方デヤ902の2両編成での留置です。

777-2 デヤ900 高幡不動 .jpg

この場所は電留線の一番右奥で、見るにも撮影するにも、本線を走る電車や手前に電留される電車に被る可能性もあり、とてもつらい場所です。しかし、とにかくあの派手な黄色の顔を一目見てみたいと思いつつ、今だ実現していない方にとっては出動のチャンスかもしれません。

上の写真は上り電車内から撮影したものです。
いつまでこの場所に留置されているかは定かではありませんが、すでに6日間この場所に留まっています。
空振り覚悟、納得の上でデヤ900との対面を願う方は、この土日に挑戦してみるのも手かもしれません。
因みに5番線ホームから見える上屋付きの検査線内(写真では右端)には、デワ600形の姿も見られます。
そしてその背後の電留線にデヤ900がいます。
今回の例を見ると、デワ・デヤがともに高幡不動に滞泊する場合、デワはいつもの検査線内、デヤは今回の電留線停車位置が定位置になるという事なのでしょうか。

ところで当然のことですが、この土日、16日、17日に高幡不動を訪れて空振りに終わっても「当ブログ」は責任を持てません。その点は悪しからずご了承ください。

この記事の写真は、1月14日(木)に撮影しました。

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2016年01月02日

No773 れーるランドは「迎光」「高尾」がお出迎え


773-1 れーるランド ヘッドマーク取り付け 28.1.2.jpg

2016年正月−。
ことし最初の営業日になる2日、京王れーるランドを訪れてみると、京王電車ファン期待通りの光景が待っていてくれました。

773-2 れーるランド ヘッドマーク取り付け 2015 28.1.2.jpg

昨年は2015年にあやかり、「迎光」のヘッドマークを取り付けていた2015号は、ことしは「高尾」のヘッドマークを取り付けてお客様を待っていました。
そしてことしは2015号だけでなく−

773-3 れーるランド ヘッドマーク取り付け 5723 28.1.2.jpg

昨年はヘッドマークなしだった5723号にも、ことしは「迎光」のマークと特急板が取り付けられました。

773-4 れーるランド ヘッドマーク取り付け 3719 28.1.2.jpg

井の頭線3719号には昨年同様、急行板と「急行 吉祥寺」の表示幕が。

773-5 れーるランド ヘッドマーク取り付け 6438 28.1.2.jpg

そして6438号にも。
昨年は「高尾」のマークでしたが、ことしはこちらにも「迎光」のマークが取り付けられました。もちろん種別幕は「特急」、行先幕は「高尾山口」を表示しています。

773-6 れーるランド ヘッドマーク取り付け  28.1.2.jpg

ご覧のようにれーるランドの野外展示車両たちは、"お正月バージョン" で新年を祝っていました。

来年は保存車の中で唯一戦前製、1940(昭和15)年製の古豪2410号にも、当時の資料を基に行先板などを復元、展示されることを期待したいですね。

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2015年12月10日

No764 8000系大規模改修第6陣 8008F


764-1 8008F 8708 京王八王子 27.12.9.jpg
      ▽ 大規模改修第6陣8008F 京王八王子    27.12.9 ▽

8000系大規模改修の第6陣8008Fが、先月末から営業運転に就いています。

764-2  8508(左)+8558京王八王子 27.12.9.jpg
   ▽ 4号車8558(右)+5号車8508(左)▽

764-3  8558京王八王子 27.12.9.jpg

764-4  8508 京王八王子 27.12.9.jpg

今回は4号車クハ8808の運転室が撤去されてサハ8558に、5号車クハ8758の運転室が撤去されてサハ8508に改番されました。実際の改番は平成23年8月、対象の14編成すべてに対して一括して実施済みとなっています。

編成は下り方1号車から、これまでの改番事例と同様に、
8758+8258+8208+8558+8508+8158+8108+8058+8008+8708となっています。

またこの大規模改修に合わせ、下り方先頭車の8858が2代目8758に、3号車の8208が7号車2代目8108に、7号車8108が3号車2代目8208にそれぞれ改番の上、組成位置が変更されています。

764-6  8758 京王八王子 27.12.9.jpg
  ▽ 中間運転台消滅により2代目8758となった元8858号 ▽

764-5  8508車内 京王八王子 27.12.9.jpg
  ▽ サハ8508号連結部車内
    貫通扉なし、妻面窓無しの8000系イレギュラー仕様 ▽

サハ化された車両同士の連結面の外観・車内処理、及び編成全体の内装等は、これまでと変わっていません。8005F以降行われている車内照明のLED化も実施されています。

また大改修に合わせ、上り方10号車では8713Fで吊り輪増設、8005Fで優先席手すり新設による検証が行われていますが、今回の10号車8708では特段の検証は行われていないようです。

これで昨年3月から開始された8000系大規模改修は、対象14編成中6編成の改修が完了したことになります。

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2015年11月16日

No756 デワ、デヤ 並んで新聞紙上に登場


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11月16日(月)の東京新聞(注1)朝刊最終ページ、26面の全面に、「裏方電車 まもなく新旧交代」と題して、デワ600形とデヤ900形がカラーページで大きく報じられました。
ご覧のように、デワとデヤが仲良く並んだ(といっても、記事用に並べられた?)ファン垂涎の写真が大きく紙面を飾っています。

756-2-2 デワ引退新聞記事 27.11.16.jpg

デワ600形の機器類が並んだ車内の貴重な写真も、掲載されています。カラーで掲載された、このような内部写真は、極めて珍しいものだと思います。

また6000系時代というよりは、新造時より車体妻面裾に取り付けられている所有者名である「京王帝都電鉄」、そして製造者名として「日本車輌 昭和52年」との、2つの銘板の写真も添えられています。すでにこの2つの表記は過去のものとなっていることは、周知の事実です。

この辺りは鉄道記事を得意とする、さすが東京新聞の面目躍如の紙面つくりです。
また種車となった6000系は京王初のワンハンドル導入車であったこと、車内には戸袋への指はさみ注意のハローキティのステッカーが残っていること、デヤの新造は老朽化更新だけでなく、26年2月大雪での高尾線ダイヤ混乱の教訓も踏まえ除雪機能も備えていることなども紹介しており、筆者は間違いなく鉄道マインドを持たれた方だと思われます。

そして本文内では、デワがDAXを従えて走る検測運転に関する情報や、デヤ900形が来年初頭にもデビューするというビッグニュースも紹介されています。

756-3 デワ引退新聞記事 27.11.16.jpg

東京新聞は鉄道記事を得意としていますが、最近はダイヤ改正にも満足に対応せず、 "閉店状態" でした。代わって日経新聞経済面が熱心にトピックスも含めた鉄道情報を掲載しており、京王に関しても度々取り上げています。
しかし今回は、久々の東京新聞大ヒットでした。

(注1)東京新聞:東京地区販売の地域紙
      駅売店や朝日新聞取扱店で購入可能
      図書館では、閲覧紙として扱っていないケースも多い。

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2015年10月27日

No750 "高尾山の温泉号"登場


高尾山口駅隣に整備が続けられていた「京王高尾山温泉/極楽湯」がこのほど完成し、きょう27日(火)からオープンしました。

750-1 高尾山の温泉号 明大前  27.10.27.jpg
     ▽ "高尾山の温泉号"  明大前 27.10.27 ▽

750-2 高尾山の温泉号 明大前  27.10.27.jpg

これに合わせ、8013Fによるグリーン全面ラッピング編成のヘッドマーク、車内広告も「TAKAOプロモーションのコミュニケーションロゴ」から「高尾山の温泉 開湯」に一新され、きょう午前から運行が開始されました。

750-3 高尾山の温泉号車内 8713  27.10.27.jpg

750-4 高尾山の温泉号車内 8713  27.10.27.jpg

車内はなんと、暖簾(のれん)を模した中吊り広告で満艦飾です。
紙ではなく、本当の布で作られています。

750-5 京王高尾山温泉オープン  27.10.27.jpg

これより先、きょうは午前10時前よりけい太君も登場して快晴の中、開湯のセレモニーが高尾山口駅隣の現地で盛大に行われていました。

750-6 高尾山の温泉号 新宿  27.10.27.jpg

この "高尾山の温泉号" は、12月下旬まで運転されます。

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2015年10月14日

No747 8001F・8013F 高尾線に"缶詰"


14日午前、代田橋駅で起きた人身事故の影響で、京王線は午前から午後にかけ全線にわたってダイヤが混乱しました。

事故直後、たまたま高尾線走っていたダイヤ改正のヘッドマーク付き8001Fと、高尾山をイメージしたグリーンのラッピング編成8013Fはそのまま高尾線内に"閉じ込められ"、午前中は高尾山口=北野、高幡不動間を中心に各駅停車として運転されました。

 747-6  8013F 各停北野行き めじろ台 27.10.14.jpg
   ▽ なんと8013Fが各停北野行きで登場! 
           めじろ台   27.10.14   AM11:24 ▽

747-1  8013F 各停高尾山口行き 山田 27.10.14.jpg
  ▽ 8013Fの各停高尾山口行き 山田 27.10.14  AM11:46 ▽

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    ▽ 8001Fの各停高尾山口行き  北野 27.10.14  PM0:14 ▽

747-2  8013F 各停高幡不動行き 北野 27.10.14.jpg
  ▽ "高尾特急"が運休となり、各停で北野に帰還 
              北野  27.10.14 PM0:34 ▽

747-3  8013F 各停高幡不動行き 北野 27.10.14.jpg
  ▽ ダイヤ混乱の影響  北野で並んだ各停群 
         8013Fは各停高幡不動行きに  北野  27.10.14 PM0:35 ▽

747-5  8013F 各停高幡不動行き 北野 27.10.14.jpg
       ▽ 各停高幡不動行きとなった8013F 
     なかなか発車できませんでした 北野 PM0:42 ▽

8001Fは普段も各停に入りますが、8013Fは特急・準特急高尾山口行きが多く、高尾線内各停運用は事故によるダイヤ乱れの影響とは言え、初めてのことだと思います。
事故直後、及び復旧運転時のわずか3時間の出来事でしたが、貴重な光景でした。

なおきょう10月14日は、午前9時47分ころに代田橋駅構内、夕方5時58分には西調布駅構内と、1日で2件の人身事故発生しました。
9月25日のダイヤ改正後、初めての人身事故であり、午前の事故の復旧が午後4時近くになっても特急高尾山口行きを運休にするなど、影響が長時間にわたりました。

また日中時間帯の高尾線各停の一部で行われる6両編成運転は中止され、きょうは8両編成で運転、また8両の各停は10両編成で運転されるなど、さまざまな影響が見られました。
この後、夕刻に入り、再び人身事故が発生したことは承知の通りです。

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2015年10月12日

No746 デワ600 DAXとチキを従えて…


746-1 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

きょう12日午後5時過ぎ、高幡不動で憩う、デワ600形に遭遇しました。ホームからは手前の7000系に囲われて編成が見えません。
そこで急ぎ改札を出て跨線橋へ。
どうやらチキらしきものを従えているようですが、パンタは上げていません。

ところがどうでしょう。いつの間にか構内運転士や作業の方々が現れ、パンタが上がり、通電されました。
『これは大変だ!』と、急きょ上りホームへ急直行です。

746-2 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

ホームへ掛け着くと同時に、何と私の到着を待っていてくれたかのように、デワ600が前照灯を点灯、のそり、のそりと動き始めました。

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746-4 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

そして驚いたのは、その編成でした。
1両目はデワ601、2両目はDAX(総合高速検測車)クヤ911、

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そして3両目はチキ291、4両目がチキ292、

746-6 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

746-7 デワ600 高幡不動 27.10.12.jpg

5両目がデワ621、ラスト6両目かデワ631という、信じられないような豪華6両編成が、私の目の前に姿を現したのです。

デワ600が、用途の異なるDAX(総合高速検測車)クヤ900形911と、レール運搬用長物車チキ290形291・292を一度に従えて走るという、高幡不動ならではの感涙の光景です。

京王のデワは既に後継の新車900形も竣工し、メーカーの機器確認走行試験が行われています。今後、京王に900形が納車されれば、いよいよ600形は引退という事になります。

6年半続いている当ブログで、デワ600形のこうした姿をご紹介出来たのは、実は初めてです。
故障時の代替部品を持ち得ないデハ600形は、いつリタイヤしてもおかしくありません。
今回の貴重な光景は、もしかしたら残り少ない、最後の雄姿だったのかもしれません。

写真は全て平成27年10月12日、午後5時15分〜30分、高幡不動にて撮影したものです。

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2015年10月01日

No742 京王 往年の"グリーンカラー"編成 登場



742-1 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

京王のホームページで既報の通り、きょう30日から京王線に高尾山観光の新たな広告塔として、8000系のラッピング電車が登場しました。

ラッピングは大規模改修が実施されている8013Fに行われ、編成全体が高尾山の自然をイメージした緑で覆われています。
この緑色は、かつての京王2000系が身に纏っていた、「京王カラー」と呼ばれていた色です。

742-2 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

初日のきょうは特急運用に就いていましたが、ホームページでの事前広報から日も浅く、登場があまり知られていなかったこともあり、一般利用客の方々は驚き、また年輩の方々は昔日の京王電車を懐かしく思い出したかもしれません。

742-3 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

車体側面には高尾山のロゴや、四季折々の季節を表現した高尾山のイラストがデザインされています。
しかし無地一色の2000系を模したからでしょうか、全体としては少々おとなしい印象です。

742-4 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

在来車と並ぶと、こんな感じです。
全く個性の異なる雰囲気ですね。
742-5 8013F グリーン車 明大前 27.9.30.jpg

ところで最近はJRも私鉄各社も、次々と話題性のある車両を登場させています。
そういう意味では京王は、個性派列車は動物園線の7201Fラッピング車だけで少々物足りないきらいがありました。
そこで、"バスに乗り遅れたら大変!"と、鉄道会社(京王)が知恵を絞り、こうした大規模な全面ラッピング編成、広告塔を登場させたという事でしょうか。

高尾山のビアガーデンと共同で、この8013Fで"ビール電車"を走らせてくれたら最高なのですが…。
また8月に高尾山口駅隣にオープンした「TAKAO 599 MUSEUM」とタイアップし、れーるランドで遊んだ親子ずれにもう1回電車に乗ってもらうため摩動物公園発高尾山口行きの "お子様準特急 TAKAO 599号"を運転したり、高尾山口駅脇に10月オープンする浴場施設とタイアップした"プレミアム特急 高尾湯煙り号"を運転したりと、なんだか民放ドラマのタイトルのようですが、冗談半分・本気半分で、京王初の全面ラッピング電車の今後の活躍を期待したいと思ったことでした。

〇写真は全て、明大前駅で平成27年9月30日撮影
 新宿17時20分発 特急京王八王子行として運行中の光景
〇平成27年9月30日記す

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2015年09月23日

No738 「新TamazooTrain」7201F 本線を行く


738-1 7201F+7701F 府中 27.9.23.jpg
    ▽ 7201F+7001F         府中 27.9.23 AM11:35 ▽

シルバー連休最終日の23日午前、ふだんは動物園線を行き来している「新TamazooTrain」7201Fが、7001Fを従えた10両編成で本線と相模原線を走行しました。

私は高幡不動でたまたま5番線にいた7201Fを発見。
なんと7001Fを従えた10連だったため、「これは何かあるな」と直感。運転士さんに尋ねると、「ああ、これから若葉台ですよ」との明快な返事でした。
直ちに府中へ直行し、先行しての撮影となりました。

738-2 7701F+7201F 府中.jpg

2カット目です。
下り特急が接近しており、危なく被るところでした。間一髪です。

ところで高幡不動−府中間の多くの踏切やホームでは、立派なカメラを構えた京王ファンの方々の姿を多数見かけました。
狙いは "デワ900" ではなく、きょうのところはこの7201Fの本線走行です。
ほんとうに皆さんの情報収集力には、いつも舌を巻いています。
ただただ関心するばかりです。

私にとっては、ダイヤ改定前の"巡行"がもたらしてくれた、大きな福音でした。

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2015年08月04日

No723 8000系大規模改修第5陣8011F登場



723-1 8511+8611 .jpg
  ▽ 8000系大規模改修第5陣 貫通・客室化され登場した
                      8511(左)+8561  27.8.4 ▽
                    
8000系6+4編成の大規模改修第5陣の8011Fがこのほど完成し、8月上旬から営業運転を開始しました。
大規模改修は、4号車の中間先頭車クハ8700形と5号車の中間先頭車クハ8750形の運転室を撤去して客室化、及び10両貫通化、さらに1〜10号車の全車両の車内を大リニューアルするものです。

723-2 8011F 京王多摩センター 27.8.4.jpg
 ▽ 大改修され登場した8011F 京王多摩センター 27.8.4 ▽

今回は4号車クハ8811の運転室が撤去されてサハ8561に、5号車クハ8761の運転室が撤去されてサハ8511に改番されました。実際の改番は平成23年8月、対象の14編成すべてに対して一括して実施済みとなっています。

723-3  8511車号プレート 27.8.4.jpg

723-4 8561車号プレート 27.8.4.jpg

今回の大規模改修に合わせ、車号プレートは先の4編成同様、すでに改番されているサハの新車号のものに付け替えられました。

編成は下り方1号車から、これまでの改番事例に倣い、
8761+8261+8211+8561+8511+8161+8111+8061+8011+8711となっています。

サハ化された車両同士の連結面の外観処理は、これまでの編成と変わっていません。
このほか大規模改修に合わせ、下り方先頭車の8861が2代目8761に改番、8211が2代目8111に、8111が2代目8211に、それぞれ改番の上、組成位置が変更されています。(注1)

【リニューアルの車内】
723-5 8711号 新吊り輪 27.8.4.jpg
   ▽ 変更された吊り輪 直径が一回り大きい丸型に ▽

今回のリニューアルでは、なんと優先席も含めた全ての吊り輪形状が変更となりました。
第1陣8003F以来採用されてきた厚みのある新型の丸形吊り輪が廃止され、その後8006F・8009F・8010Fの付属編成の緑色吊り輪に変わって新採用されていた、白色のふつうの丸形吊り輪に変更されました。ただし従来のものより丸形の直径が一回り大きいものになっており、また吊り輪も枕木並行方向から線路並行方向に変更となっています。
双方を比較・検討の上での対処という事でしょうか。


そのほか、車内灯は前回の8005Fに引き続きLED化されています。
また内貼り・座席生地・床敷物の交換、妻面窓の廃止、新カーテン、扉開閉表示等とチャイム取り付け、側引戸の交換と複層ガラスの採用、車いす優先スペースの2→5か所への増設などは、これまでの改修仕様・設置内容を引き継いで実施されています。
また改修に合わせ、新火災対策基準に適合したリニューアルとなっています。(注2)

ところで最近の京王は、車内仕様の試験的取り組みを大規模改修の上り方先頭10号車で積極的に行っています。
前回の8005Fではクハ8705で4人掛けの優先席座席中央に手すりを設置、3回前の8013Fではクハ8713の車内吊り輪が大幅に増加されています。
今回の8011Fの上り方先頭クハ8711でもそうした新しい試みが行われるかが気がかりでしたが、今回は特段の取り組みは行われていません。

723-6 8711号車内 27.8.4.jpg
  ▽ リニューアルされた8711号車内  27.8.4 ▽

8000系6+4編成の大規模改修は昨年3月の8003Fから早くも1年4カ月が経過しました。
これで8003F・8013F・8014F・8005F、今回の8011Fと続き、対象の14編成中すでに5編成が完了したことになります。

(注1)
  8011Fの改番については、以下記事の8003Fの事例を
  参考に記しました。
  〇鉄道ピクトリアル
   通巻893 平成26年8月臨時増刊号〜京王電鉄特集〜
   藤田吾郎「京王電鉄現有車両プロフィール2014」 P241〜247
(注2)
  〇鉄道ピクトリアル
   通巻896  平成26年10月臨時増刊号
   京王電鉄車両電気部「8000系10両貫通化工事・車体修理」
   P159

【改番等の確認について】
ところで大規模改修に際し、中間クハ2両のサハ化に加え、下り方1号車のクハ8750形式8850番台→2代目8750番台への改番、
デハ8000形式のうち、7号車8100番台・3号車8200番台の相互改番と組成位置変更(今回のケースでは3号車8211が7号車2代目8111に、7号車8111が3号車2代目8211に改番、組成位置変更)が行われています。

改修トップバッターの8003Fについては上記鉄道ピクトリアル平成26年8月臨時増刊号に改番と組成変更についての詳細記事・編成図が紹介されていますが、以降については鉄道誌の改番等のデータ記事には、サハ化のみの記述となっています。
下り方1号車のクハ8750形式8850番台→2代目8750番台への改番は実車のプレートを見れば一目瞭然ですし、8100・8200番台の改番、組成位置変更についても、改修時の実車に貼られた改番・組成位置変更表記の写真がネット上で流通しており確認の根拠となりえるのですが、これらについては改番した旨の記載がありません。

そうした中で、以後に鉄道ピクトリアルで公表された京王による8000系大規模改修の記事(注3)でも改番・組成位置変更等の内容が全く触れられませんでしたので、京王電車ファンのストレスが溜まっているものと思われます。

8000系大規模改修は、順調に進めば今年度末で半分の編成が完了する予定だと思います。
京王は過去の7000系VVVF化に伴う10両編成化の際に、詳細な改番・組成変更の紹介記事を鉄道ファン平成23年11月号に寄せています。(注4)
8000系大規模改修についても改めて京王から、ソフト・ハード両面にわたる改修の内容、そして改番・組成位置変更内容について、鉄道誌に紹介記事が寄せられることを期待したいと思います。

(注3)
  〇鉄道ピクトリアル 通巻896 平成26年10月臨時増刊号
   京王電鉄車両電気部「8000系10両貫通化工事・車体修理」
(注4)


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posted by 特急高尾号 at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月30日

No722 今度は8000系8連特急


昨日の高幡不動に続き、きょう30日午後にまたまた八幡山駅で人身事故が発生しました。
25日のつつじヶ丘での人身事故を加えると、この1週間になんと3度の人身事故です。
そして私は、この3度の事故すべての影響を受ける身となりました。

そして25日には上りの準特急高幡不動行きに遭遇しましたが、きょうは8000系8両編成の下り特急京王八王子行に遭遇しました。

722-1  8023F 8両編成特急 北野 27.7.30.jpg
    ▽ 8000系8両編成8023Fの特急京王八王子行 
                 北野  27.7.30 PM5:20 ▽

運転再開直後、下りの特急は運休という事で、新宿発各停高尾山口行きの人となり、やっとの思いで北野に着くと、いつの間にか運転再開となった下り特急が後ろからあっという間に追いついてきました。
その特急が8000系8両編成、8023Fだったのです。

722-2  8023F 8両編成特急 北野 27.7.30.jpg

事故などによる運転再開直後の8両編成の特急運転はさほど珍しいことではないのですが、写真を撮れるかというと、なかなか難しいものです。
このカットは行先表示に「特急・京王八王子・8両編成」とあり、ある意味貴重と言えると思います。

ところできょう私は、運転再開直後の新宿駅ホームにいたのですが、改札周辺には多くの係員がいて乗客対応を行っているのですが、ホームにはいつも通りの1・2番線に1人、3番線に1人の体制で、溢れる乗客と不定形な列車運転の中、構内放送、乗客接遇、列車発車安全確認と一人何役もの対応をこなしていました。

一方で3番線の行先案内表示はブラック画面となっており、何も表示されていませんでした。こうなると案内放送のみが乗客にとっては頼りの情報源になるのですが、何しろ1人で何役もです…。
こうした時ほど、「折り返しの列車はただいま笹塚駅を発車したところです。まもなく列車が到着します…」などと、乗客に予見と安心を与える放送が必要なのですが、なかなか出来る状況ではありませんでした。
こうした状況下ではホームにも係員を増強し、案内放送などで状況提供する係員、接客案内する係員、列車発車安全確認業務を行う係り員を分離するなど、利用者の立場に立ったきめ細かな要員配置が必要と感じました。

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posted by 特急高尾号 at 23:58| Comment(6) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

No719 梅雨明けで "冷房効果維持"ドア運用も


台風11号も去り、19日午前、関東地方は例年より2日早く梅雨明けしました。
都内では午後2時過ぎ、35度を超える猛暑日となりました。

719-1 冷気拡散防止ドア運用 8171号 27.7.19.jpg
 ▽ 冷房効果維持で3カ所のドアを閉めた運用  北野 27.7.19 ▽

この暑さで京王では、緩急接続駅などで停車時間に車内冷房の冷気が逃げないように、接続電車が到着するまでの間、1両に4ヶ所あるドアのうち3ヶ所をいったん閉鎖し、1ヶ所のドアだけを解放するドア運用を行う光景が見られました。

写真は北野駅上りホームで、高尾線からの各停新宿行きが京王八王子発新宿行き特急列車の到着を待っている姿です。
乗客降車のためいったん全てのドアを解放した後、接続の特急新宿行きが到着するまでの間、3カ所のドアを閉め切っているところです。

719-2 冷気拡散防止ドア運用 8171号 27.7.19..jpg

冬場は暖房効果を維持するために度々このドア運用が行われますが、夏場でも冷房効果維持のため、冬場ほど多くはありませんが猛暑日などに見られる光景です。

こうした運用は「気温何度以上、どこの駅で」といった画一的な運用指示ではなく、停車時間が3〜5分程度と比較的長い駅で、気候状況により車掌の個別判断で行われます。
北野駅での上り列車緩急接続では、大きな効果を発揮していました。

ところで新宿から京王線に乗り入れてくる都営車両には、もともと地下鉄仕様のためにこうしたドア運用機能は取り付けられていません。
京王・相模原線関係で酷暑や厳寒時、たまたま都営車両に遭遇した場合、現状では "ここは我慢のしどころ…"と観念し、"暑い・寒い" は我慢しなくてはなりません。

今後のダイヤ改定で京王・都営の相互乗り入れの強化・拡充が行われるようであれば、そろそろ都営車両にもこうした機能の取り付けを検討して欲しいですね。


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posted by 特急高尾号 at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

No706 馬が走る!京王が走る!実物大ラッピングの驚き!


706-1 ダービーラッピング 9031 明大前 27.5.24.jpg
    ▽ 競走馬が飛び出しそう!  9031F 明大前  27.5.24 ▽

東京競馬で開催される31日の日本ダービーを前に、9031Fが凄いラッピングをまとっています。
前後にヘッドマークこそ掲げていませんが、各車両側面には何と2頭ずつ、実物大の競走馬がダイナミックに描かれています。

706-2 ダービーラッピング 9071 橋本 27.5.24.jpg

ドアとドアの間の2つの窓をぶち抜きで、過去のダービーの優勝馬が踊り、そしてご丁寧に名前と「ほぼ実物大です。」とのコメントまで添えられています。何とも大胆で、驚きのアイデアです。

706-3 ダービーラッピング 9731 橋本 27.5.24.jpg

もちろん車内も貸し切り広告となっていて、日本ダービーの文字や優勝馬で満艦飾です。

今回はドア脇の袖仕切りにも、新たにラッピングが施されています。
動物園線の「新TamazooTrain」7201Fで登場した新方式の袖仕切りラッピングが、早くも踏襲されています。全袖仕切りにラッピングされているため、存在感は抜群です。

706-4 ダービーラッピング 9231  27.5.24.jpg

ふだんは閑古鳥が鳴いている貫通路脇の広告枠も、今回はダービーの文字で埋まっています。
床面のマッピング広告はありませんが、原色を多用した吊りポスターや袖仕切りで、車内はとても賑やかな感じになっています。

706-5 ダービーラッピング 9031F 明大前 27.5.24.jpg

明大前駅に進入する、原寸大の競走馬を身に着けたダービーラッピングの9031F−。一見の価値ありの存在です。

走行光景をサイドから流し撮りで決めれば、まさに "馬が走る!京王が走る!"の迫力満点の力作になること間違いなしです。
プロのカメラマンならいざ知らず、コンデジカメラの私には、とても無理な撮影ではありますが…(笑)。

なおラッピングはされていませんが、8014F・1001Fもダービーの貸し切り広告編成となっています。

撮影は全て平成27年5月24日です。

posted by 特急高尾号 at 22:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする