2014年04月04日

No615 ついに登場! 8000系大規模改修8003F

615-1 大改修の8003F 26.4.3.jpg
  ▽ 中間サハ化で登場した8553号+8503号
        戸袋窓がありません つつじが丘  26.4.3 ▽

8000系6+4編成の中間にある元クハの運転室を撤去し、10両貫通編成化するとともに車内を全面リニューアルする8000系の大規模改修の第一陣、8003Fがこのほど完成し、3月末から営業運転を開始しました。

双方に運転室があった連結部はご覧のとおり運転室部分が完全に撤去され、その後に切り妻タイプの客室が接合され、客席や車いす対応スペースが新設されました。

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旧車体と新設の客室の接続部分外観です。新設部分は9000系同様に滑らか、すっきりとした外板になっており、ビートのある8000系との違いは一目瞭然で、ここでボディを継ぎはぎしたと、目視ではっきりとわかります。
運転室直後にあった「KEIO」のロゴマーク跡がはっきりと残り、この車両がかつてはクハであったことを物語っています。

新車号です。
クハ8753はサハ8503に、クハ8803はサハ8553に変更されました。

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615-4 大改修の8003F 26.4.3.jpg

8000系6+4編成の車籍は、「鉄道ファン」平成24年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事によると、既に平成23年8月、車籍上クハ8750形8750番台はサハ8500形に、クハ8700形8800番台はサハ8550形に形式変更されているということで、中間クハは車籍上は既にサハになっていました。

これまでは改番前の旧車号を取り付けたままの状態で運用されていたのですが、今回の大規模改修で、やっとサハ化された正式車号のお披露目が叶ったということになります。

車内に入ると、これまでの8000系とは大きく様変わりしていることに驚きます。

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まずは座席模様の変更です。これまでの暖色系の無地に近いものから、なんと緑色の模様柄に様変わり、背中部分にはオレンジの帯が入っています。

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シルバーシートも模様柄に変わり、こちらはピンク系の帯が入っています。

615-12 8003Fの床 28.4.jpg

床も張り替えられており、茶系の濃淡の組み合わせは、これまでの明るい軽快なものから、随分と落ち着いた印象となりました。

車内の化粧板も全て明るく張り替えられていますので、床、シート、化粧板の3者がそれぞれ強い色の個性を発揮しており、少し落ち着かないかもしれません。
窓カーテンは新しいものに交換それていますが、クリーム色ベースで、車外がやや見えにくいものとなっています。

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このほか、吊り輪も全面的に交換されました。

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9000系や7000系のリニューアル車でお馴染みの三角形のタイプにあらず、丸形の、しかも新型のものに置き換えられ、枕木方向に並んでいます。
これまでの均一な肉厚の丸形ではなく、厚みも幅も、位置によって異なるという風変わりなものです。また吊り輪と支持ベルトを繋ぐ形成品は吊り輪と一体型になっており、その形がとてもユニークです。
とにかく、変形丸形・白色(おもいやりゾーンは除く)での吊り輪の一新には驚きました。8000系には、三角形の吊り輪は不似合い!?と判断されたのでしょうか。
これで4両の付属編成に取り付けられていた緑色の吊り輪は、今後消滅していくということが判明しました。

これまで運転室があった車内部分です。

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4号車の8553号は 8000系後期形と同様、貫通扉は縦型大型ガラス窓のものが取り付けられました。反対側の既設の貫通扉のガラスは初期型の通常サイズのものですから、同一車両で形態の異なる2種類の貫通扉を設置しているという変わり種となりました。8014Fの中間サハ8564号は側窓が取り付けられていますが、こちらは側窓も省略されています。
また左方には、車椅子対応スペースも設けられ、この部分には座席がありません。

615-13 8003Fの床 28.4.jpg

反対の5号車、8503号は貫通扉、側窓とも省略されています。

8553号には貫通路が設置され、なぜか8503号には設置されず、従来からある上り方だけという、8000系としてはこちらも異端児となりました。
またドア上の案内LED表示は液晶モニター化されず現状のまま、室内灯も従来の蛍光灯のままでした。

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ドアは8032Fで採用されたガラス部分が丸みを帯びたスタイルのものに交換されました。ドア上の開閉時のチャイムとそれに連動する赤色のランプが新設されましたが、ドア脇袖仕切りは従来タイプです。
これら一連の改修は、サハ化された2両だけでなく、編成全体で行われています。
なお大規模改修工事実施の車内銘板ステッカーは取り付けられていません。

615-11 大改修の8003F 26.4.3.jpg

8000系6+4編成の10両貫通化は、現在の運用では中間にクハ運転室を有する意味がすでに無くなっていること、客室化することで定員や座席増を実現してサービス改善が図れること、さらに新宿や調布周辺の長大地下トンネル区間を走行する京王にとっては、貫通化することにより安全確保を高めることなどのメリットが高いと思われます。

残る13編成の貫通化、リニューアルには数年はかかると思われます。
今回の車内リニューアル仕様を見ると、今後ドア上の案内表示の液晶モニター化、室内灯のLED化などが途中から採用される可能性も十分にあり、改修年度により多彩なバリエーションが登場しそうな予感がします。
今後の展開が楽しみです。

【ご参考】
〇26.4.5  Marantzさんから、
 インバーダーや側窓UVカットガラスも導入されていない旨のコメントをいただきました。

 

 
posted by 特急高尾号 at 01:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

No608 1011F 行先表示LED フルカラー化


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  ▽ 行先LEDがフルカラー化された1011F  渋谷 26.3.17 ▽

井の頭線1000系の第3次車、2002年(平成14年)製造の1011Fの行先表示LEDがフルカラー化され、運用を始めています。
ご覧のように1000系20番台車以前の編成の特徴である“おでこのふくらみ” はそのままで、LEDのみがフルカラー化されています。

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サイドの行先表示です。
表示の左側、車体の2本の膨らみ、ビートは、1000系の第1次〜3次車ボディの特色です。

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 ▽ 右がフルカラー化された1011F  左が従来タイプの1008F
                   吉祥寺 26.3.17 ▽

車内ドア上の案内表示LEDは、従来のままです。
3月17日現在、1011F以外のフルカラー化編成にはまだお目にかかっていません。

今回のフルカラー化は試験的な取り組みなのか、それとも次々とフルカラー化が実施されていくものなのかは、いま一つはっきりしていません。
それと言うのも平成21年の京王線9000系1次車の行先表示フルカラー化の際は、次々とあっという間に変更されましたが、今回はまだそうした段階には至っていないようです。

しかし、今回の1011Fのフルカラー化は、早晩、全ての1000系の行先表示がフルカラー化される方向性を示したともいえ、井の頭線の “赤色急行種別表示”の終焉が迫ってきたともいえそうです。
posted by 特急高尾号 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月01日

No605  伝統の“百草園臨時停車”に異変


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     ▽ 姿を消した「梅まつり」での特急の臨時停車
                      百草園 25.3.10 ▽

京王線百草園駅近くの京王百草園で、2月8日から3月16日までの期間、ことしも「梅まつり」が開催されています。
この「梅まつり」に合わせ、長年にわたり特急、準特急、急行などの優等列車が日中時間帯、観光客の利便性のために百草園駅に臨時停車していましたが、何故かことしは臨時停車が見送られています。

「梅まつり」のパンフレットにも、京王のホームページにも、優等列車の百草園駅臨時停車の案内は見当たりません。

梅まつりが行われる京王百草園は、江戸享保年間に再建された松連寺の庭園です。
京王は昭和30年代から、京王百花苑と並んで沿線主要観光地として力を入れてきましたが、時代とともに地味な存在になってきたのが現実なのかもしれません。最近は昨年10月にオープンした新京王れーるランドの方に、家族連れのお客様はシフトしているようにも思えます。

あるいは昨年2月のダイヤ改定では、特急・準特急の停車駅に新たに分倍河原、北野の2駅が追加となり、さらに味の素スタジアムでのイベント開催による飛田給駅、梅まつりによる百草園駅の臨時停車を加えると、特急も準特急も急行と何ら変わらない存在になってしまうため、百草園駅での臨時停車は利用客ニーズ、乗降客数からしても一定の役割を終えたという認識に立ち、さらに特急・準特急の停車駅数が多すぎてしまうことを見直したのかもしれません。

605-2  百草園臨時停車時刻表 24.2.20.jpg
 ▽ 平成24年当時、ホームに掲げられた「臨時停車」時刻表  
                       24.2.20  百草園 ▽

駅に尋ねると、「特急などの臨時停車は、ことしはまったくありません。この時期は天候不順のことも多く、イベントが中止になることも多いので…」との答えが返ってきました。
「梅まつり」自体は継続するにしても、臨時停車は必要なしとの総合的判断が下されたということでしょうか。

そう考えると、昨年撮影した特急の百草園駅臨時停車の光景が最後の姿となる可能性があり、大変貴重なものとなりました。
毎年掲げられていた、手作りの「梅まつり」ヘッドマークの去就も気になるところです。

posted by 特急高尾号 at 07:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月06日

No577 寒風の中、都営車は?


12月に入り、いよいよ冬本番の季節を迎えました。。
東京西部、多摩地区は冬の間、都心部と比べ2〜5度も気温が低くなるため、京王線沿線はこれからの季節、深夜、早朝はもとより、日中でも厳しい寒さや寒風に見舞われることになります。

577-1 冬季ドア対策の8000系 北野 25.11.24.jpg
  ▽ 防寒対策で3か所のドアを締切扱いにした8000系   
                     北野  25.11.24 午前7時前 ▽

先月末、特急「高尾」を撮影するため、午前7時前に高尾線北野駅に繰り出した際、ご覧のような光景と対面しました。
早朝の寒さを少しでも和らげようと、1両4か所のドアのうち、接続列車が到着するまでの間、3か所のドアを一時締切扱いにする防寒対策のドア運用が行われていました。

これは気候、気温状況、時間等を鑑みつつ、車掌の判断で行われているものです。
停車時間が長い折り返し駅の高尾山口駅や、北野、高幡不動、府中をはじめ、緩急接続駅などで冬季や、真夏には冷房効果維持のためにも見られる光景です。

577-2 都営車 北野 25.12.3.jpg
   ▽ 北野駅に停車する都営車両   25.12.3
           防寒対策などのドア機能は装備していない ▽

こちらは北野駅上りホームです。
都営車が緩急接続で、全部のドアを解放した状態で長時間停車します。
ことし2月のダイヤ改定で平日の夜間、高尾線にも都営車が登場することになりましたが、都営車はもともと地下線での運用を想定した車両ですので、防寒対策などに有効な一部ドアの締切扱いなどの機能は装備していないと聞きました。

もしそうであれば、この冬は京王線、高尾線の利用客は、とても寒い思いをする可能性があります。
折り返し時間の長い高尾山口では車内が冷え切ってしまうでしょうし、緩急接続の上り特急が発車した後もしばらく停車している北野駅では、利用客は寒風にさらされ、寒さに震えるはずです。

都営車が運用されてきた相模原線の利用者にとっては長年経験してきた寒風ですが、高尾線系統の利用者にとっては、初めての体験となります。
この冬、京王線調布以西、および高尾線を走る都営車の車内にはどのような風が吹くのか、利用者の一人として注目していきたいと思います。

posted by 特急高尾号 at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月16日

No572 更新された8032Fのドア さてあなたは?


先月10月、出場した8032Fのドア部分です。

572-1 8032Fドア.jpg
  ▽ 出場時にドアが更新された8032F  高幡不動 25.11.2 ▽

出場時に、全てのドアが更新され、新しいものに交換されています。
そしてそのデザインですが、サハ8564号と同様に、ガラス部分の上下四隅のカーブがドアの外枠に合わせたゆるいものとなり、全体として楕円形のような、やんわりとした印象となりました。

572-2 8022Fドア.jpg

こちらは在来8000系のドア部分です。
ドア外枠カーブに対して、ガラス部分のカーブが直角に近く、長方形の印象です。外枠とガラス部分のカーブの度合いが異なることで、逆に引き締まって見えます。

サハ8564号は、事故廃車8000系クハの代替として捻出されたクハ8814の置き換えとして平成21年12月に新造された異端車ですが、このドアスタイルは8014Fの中で1両のみでした。

今回は8032F全体がこのドアスタイルとなったものです。編成美としてこのデザインをどう評価するか、考えてみるのもファンとして一興です。

在来車と比べると少々間が抜けた印象は拭えないような気もしますし、理屈上は外枠のカーブとガラス面のカーブを合わせたとも言えます。

いずれにしても、今後始まる8000系6+4編成の大規模改修に合わせてドア交換がなされるとしたら、このドアスタイルになるのでしょうか。

京王電車ファンとすると、好みが二分するかもしれませんね。

 【参 考】
    8564号 誕生の経緯

posted by 特急高尾号 at 18:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月12日

No571 夜間の高尾線 都営車10両編成登場


都営新宿線に新たに10-300形の10両編成がこの秋に増備されたことを受け、平日夕方から夜間にかけて京王新線から高尾線に直通運転される都営車の一部が、このほど10両編成化されました。

571-1 都営車の10両編成 高尾山口 25.11.11.jpg
 
  ▽ 夜間の高尾線に都営車10両編成が登場
                高尾山口駅 25.11.11 ▽

571-2 都営車の10両編成 高尾山口 25.11.11.jpg

高尾山口駅に停車している都営の10-300形10両編成車です。
10号車の『10』の数字が、夜間、高尾山口駅ホームでも見られるようになりました。

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  ▽ 高尾山口駅に掲出された、10両編成化される列車の案内 ▽

10両編成になった列車は、平日夜間、都営新宿線から直通、新線新宿から急行調布行き、調布から各停高尾山口行きとして運転される4本のうち、3本目の新線新宿17時32分発のものです。
高尾山口到着後は、折り返し19時49分発快速つつじが丘行き、折り返して再び高尾山口21時59分発の各停本八幡行きとなります。

先週、この列車が停車する各駅の上下時刻表に、10両編成で運転する旨のお知らせが貼りだされました。

運が良ければ、先頃登場した都営線の新造車、10-300形No49編成が登場する日もあり、京王線利用のファンとして、楽しみがまたひとつ増えました。

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   ▽ 寒風の中、発車を待つ都営10-300型10両編成車
                 高尾山口駅 25.11.11 ▽

ことしの京王線は2月のダイヤ改定で、平日夜間の高尾線に都営車が登場するなど大きな驚きがありましたが、僅か半年で今度はその10両編成が登場するなど、変化に富んだ1年となりました。

このあとの最大の関心事は、8000系6+4編成の大規模改修がいつ始まるかに尽きますね。
posted by 特急高尾号 at 08:30| Comment(5) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

No569  延命なった1029Fのレインボーラッピング

569-1 1029F 高井戸 25.10.28 .jpg
   ▽ 延命が決まった1029Fのレインボーラッピング
                                                高井戸 25.10.28 ▽

昨年10月に登場した井の頭線のレインボーラッピング編成の1029Fは、当初今年12月までの運転と広報されていましたが、「京王ニュース」11月号で、“お客様からのご要望にお答えして引き続き運転します”と、嬉しい内容が伝えられました。

569-2 1029F 吉祥寺 24.10.4.jpg

1029Fについては、車体側面のグラデーション効果たっぷりのレインボーカラーや、沿線名所や沿線の草花などのラッピングにも驚きましたが、もうひとつ、斬新、かつ大きなインパクトを私たちに与えたのは、先頭車正面のカラーリングでした。

569-3 1029F 正面帯 24.10.4.jpg

通勤車両の正面としては稀に見る美しい白色の大胆な色使い。
7色のレインボーカラーをあえて細い線であしらった上品な正面デザインは、副都心渋谷と東京西部の中核都市吉祥寺を結び、渋谷・世田谷・杉並の高級住宅地を走る井の頭沿線の雰囲気と端正さを感じさせ、利用客にも大きな満足感を与えたことだと思います。

569-4 1029F 井の頭公園 25.9.28 .jpg

既存のレインボーカラー編成に混じり僅か1編成ですが、もはや1029Fは井の頭線の一番の人気者、一番の存在感を誇っているようにさえ思えます。

この編成のもう一つの特色は、車内ドア上モニターの左側も使用し、広告と合わせてニュースや天気予報を放映していることです。

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 ▽ 動画ニュースを放映する液晶モニター(左) 右は行先等の案内 ▽

試行とされていますが、日経新聞・テレビ東京系のニュースが動画付で放映され、運用中に1日3回、更新されています。

こうしたサービスはJRや他社ではテキストベースで行われていますが、走行中の通勤電車で動画付のニュースが放映されるのは関東地区民鉄では初めてのことで、画期的なことです。
このサービスを試行から本運用とし、井の頭線のみならず京王線にも拡大していけば、京王は通勤車両の冷房化に続く、一般通勤車両での動画ニュース提供サービスの我が国のパイオニア的存在になります。ぜひとも、早期の拡大に期待したいところです。

569-6 1029F 池ノ上 25.10.28 .jpg
   ▽ 快走する1029F レインボーラッピング車 
                              池ノ上 25.10.28 ▽

ともあれ1029Fのレインボーラッピング編成の継続運転は、ファンにとっても一般利用客にとっても本当に喜ばしいことだと思います。この際ですから、ずっとこのままレインボーラッピングで走らせ続けてもいいですね。

レインボーラッピング編成の延長運転を一番喜んでいるのは、もしかしたら利用客ではなく、ほかならぬ開業100周年を迎えた京王自身なのかもしれませんね。

posted by 特急高尾号 at 00:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月15日

No538 8000系大規模改修は今年度後半から


538-1 8000系8013F 25.8.14.jpg
  ▽ 今年度後半から大規模改修が始まる8000系6+4編成 
    どのような形態になるか注目 8013F  25.8.14 府中 ▽

鉄道ダイヤ情報9月号の「私鉄通勤電車の方向性を探る」の 記事内で、8000系6+4両の中間クハ(車籍上は既にサハ化されています)の大規模改修は、制御装置の改修と合わせ、今年度後半に行われる予定との内容が紹介されています。

8000系6+4両編成は平成23年度、編成の中間クハをサハに形式変更、車籍上は既に14本が10両固定編成に改められていますが、現在のところは運転台の機能停止のみで、車号もクハのままとなっています。

車号表記の変更などは、今後行われる大規模改修の際に行われるとのことで、実際の改修時期に関心が集まっていました。
記事では、今年度後半に改修が行われる予定で、その際に車号は変更されるが、運転室部分の客室化については、現時点では未定と記しています。

8000系6+4両編成の大規模改修時期についての情報は、今回の記事が始めてです。
鉄道ダイヤ情報誌は交通新聞社の発刊で、鉄道事業者、とりわけJRとの関係が強いようですが、私鉄各社の車両動向情報も各社提供により度々特集記事を掲載している点を見ると、今回の8000系大改修記事の内容は確証が高いものだと思われます。

年度後半まであと1ヶ月強という時期を考えれば、実際の改修工事は間もなく開始されてもおかしくはありません。

7000系に続いて、いよいよ8000系の10両固定編成化時代の到来です。
2両の中間クハはラッシュ時、着席を願ってホームに並ぶ乗客の落胆をかっています。
利用者にとっては、新車登場よりもビッグなニュースとなりそうですね。


posted by 特急高尾号 at 01:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

No530 7000系“頭上のたんこぶ”は一体何?


7000系10両貫通編成の車内です。

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7000系10両貫通編成7021F〜7029Fのうち、7021F〜7025Fの各車両の上り方連結面、妻面座席のうちの片方に、その座席の真上に大きく張り出した収納箱のようなものが取り付けられています。

530-2 7575車内 25.7.10.jpg

写真の右上、大きな箱のようなものがそれです。
お気づきの方も多いと思います。
荷棚も一部をカットしているほどの大きな“たんこぶ”…。これはいったい何でしょう。
座っている自分の頭の真上にあるため、少々気になります。

530-3 7575車内 25.7.10.jpg

調べて見ると、京王線・井の頭線の他形式には付いていませんし、7000系でも10両貫通の固定編成のうち、7021F〜7025Fのみにだけ、取り付けられています。

この不思議な“たんこぶ”、中にはいったい何が入っているのでしょうか。
時折中で、ぶ〜んとファンのようなものが回っている音が聞こえます。

見た目も、実際も、かなり大きく重たそうです。
急停車や衝突事故の際、もしも自分の頭の上に落ちてきたら…、と思うとゾッとします。
そもそも座席の上に、こような構造物があること自体いいのかとも思うのですが、さてどうしたものでしょうか。
気がかりではあります。



posted by 特急高尾号 at 08:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月06日

No529 いつ始まるか 8000系大規模改修


529-1 8812+8762 北野 25.7.6 .jpg
  ▽ 8000系6+4の10両編成  
    8012Fの中間、8812+8762    北野 25.7.6 ▽

8000系6+4の10両編成、合計14編成は、中間に運転室を備えるクハ8750形8750番台とクハ8700形8800番台が組み込まれています。

「鉄道ファン」2012年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事によると、この2形式は既に2011年8月、車籍上クハ8750形8750番台はサハ8500形に、クハ8700形8800番台はサハ8550形に形式変更されているということです。

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  ▽ 鉄道ファン2013年8月号 「大手私鉄車両ファイル」より

また現在発売されている最新の2013年8月号の同記事の京王車両配置表では、すでにイラストでも運転台のない10両固定編成として図示されており、車番もサハ8500形、8550形で表記されています。

具体的には、すでにクハ8751〜8764がサハ8501〜8514に、クハ8801〜8813が8551〜8563に形式変更、改番され、車籍上は既に10両貫通の固定編成になっているということです。
(8564号車は、事故車の代替として2代目クハ8728に改番され編成から外された8814号車の後詰めとして当初よりサハとして新製。=関連記事はこちら)

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▽ クハ8762号 既にサハ8512号に改番済み
    しかし大規模改修時まで、車号はもとの8762のまま▽

ただし実際の車両は、これまで通り、運転室付きの6連+4連の編成ですし、車番も変わっていません。この点について今年の記事には、「今後、大規模改修時に車号板などの変更を行う。それまでは現状の車号で運用継続する」とコメントが付されています。

つまり車籍は2011年8月にサハへの形式変更が完了しているものの、新しい車号のナンバープレート付け替えは今後行う大規模改修時の際に、合わせて実施するというものです。

ではこの大規模工事の内容はどの程度のものになるのか、「鉄道ファン」誌に図示されているように運転室が撤去され切妻形の完全サハ形の車体になるのか、あるいはかつて他の私鉄でよく見られた運転室機器を取り外すだけの改修なのか、形態が気がかりです。

またもっと気がかりなのは、大規模改修がいつ行われるか、その時期です。
今年度から開始と予想していたのですが、今のところ今月検査出場した8006Fも現状のままで整備を終えて登場しました。

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 ▽ 8812号 新車号のサハ8562号の銘板を付けるのはいつか ▽

4月、5月は復活ヘッドマーク付き「高尾」・「陣馬」の撮影やダービーラッピング編成、飛田給行き急行など、京王ファンは撮影に大忙しでしたが、いよいよ今度は8000系10両編成車の中間運転室付き6+4編成の中間クハの撮影を始めなければなりません。
しばらくは新造車の登場がない京王ですが、なかなか楽をさせてもらえませんね。


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2013年06月02日

No523 笹塚-仙川間 高架化について

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         ▽ 京王ニュース 2013年6月号より ▽

京王ニュース6月号、それに日本経済新聞5月31日付け朝刊東京版に、京王線笹塚‐仙川間の連続立体交差、いわゆる高架化についての紹介、及び記事が掲載されました。

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京王ニュースでは、「2013年度京王グループの主な取り組み」の中でトップで紹介され、事業主体の東京都とともに、2013年度の都市計画事業認可の取得を目指すとしています。
事業区間の約7.2qの縦断図も用意され、高架区間は笹塚から現在の八幡山駅の高架に接続し、その先千歳烏山まで高架が続き、仙川駅手前で地上に降りること、同時にこの区間の踏切25ヵ所が廃止されることが分かります。

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    ▽ 日本経済新聞 平成25年5月31日朝刊紙面より ▽

また日経新聞の記事では、工事区間の延長約7.2qは、都事業としてはJR中央線の三鷹‐立川、総武線の両国‐新小岩に次いで3番目に長い距離であること、さらに高架化完成後は笹塚‐つつじヶ丘間に地下トンネルを掘って複々線化、輸送力を上げる計画があることについても触れています。
笹塚‐仙川間の高架化の完成は、2022年度めどと記されています。

この笹塚‐仙川間の高架化工事については、すでに平成21年11月に事業主体の東京都と京王による工事区間の沿線住民に対する説明会も実施済みであり、その後も法的手続きを段階的に進め、今年度の都市計画事業認可取得を目指しているものです。いわば着工に向け、着実に準備を進めるということです。
住民説明会で行われた内容等については、当時、当ブログNo74で詳しく紹介しました。

完成の暁には、明大前や千歳烏山駅での緩急接続や優等列車の待避が可能となり、また7000系に変わる新シリーズも登場していることと思われます。
約10年も先の話ですが、完成の暁には朝ラッシュ時の多摩地区からのダイヤ速達性、中央線との競争力はどのように変化しているのか、改革されるであろう内容が楽しみです。

地下トンネル線による複々線計画は、笹塚-仙川間の高架線完成後の計画であり、現段階では詳細は不明です。



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2013年03月25日

No496 春爛漫 京王電車


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 ▽ 桜と菜の花のコラボレーション  
   駒場東大前−池ノ上  春風に乗って列車が走ります 25.3.24 ▽

ことしは全国的に桜の開花が早く、東京は先週22日、観測史上2番目に早く満開となりました。

京王線、井の頭線沿線の桜もすでに満開、これに輝くばかりの菜の花のイエローベルトも加わり、 まさに両線は春爛漫です。

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菜の花の黄色は、これでもかと言わんばかりに光り輝いています。

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新代田駅から東松原方面を見た法面です。
このあたりは、道路や弧線橋の上から、花と電車を眺められます。

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“幸せの黄色”が、車窓を彩ります。
井の頭線のお客様は幸せ者といえます。

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新代田−下北沢間のちょうど中間、私のお気に入りの踏み切りです。

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ここの桜は線路ぎりぎりにあり、わずか1本ですか、毎年、大きな存在感を誇っています。
『あ〜。ことしも見事に咲いてくれた!』という心境で、毎年眺めています。

警報機と踏切、桜−。電車がいなくても、絵になる世界です。

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最後はこちら、下北沢駅です。
いままさに、駅を発車しようとしている下り電車です。

井の頭線の渋谷−明大前間は、とくに私鉄の郊外電車という雰囲気が濃厚です。
もはや井の頭沿線は、“郊外”と呼ぶには相応しくないほどの発展を遂げていますが、それでも戦前、戦後によく使われた“郊外電車”、それも私鉄の、という雰囲気を残しています。
そこが井の頭線の魅力と感じる方は、私と同様、もしかしたら中年かもしれませんね(笑い)。

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それはともかく、沿線を彩る草花に和みを感じられるということは、とても素敵なことですね。
四季折々の彩りは、京王電車の宝です。

井の頭線はこれから5月までは、桜や菜の花、新緑が続きます。そして6月に入れば主役は紫陽花に交代します。いまから楽しみです。


今回の写真は、3月24日に撮影したものです。
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2013年03月20日

No494 姿を消す井の頭線・小田急線の立体交差


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  ▽ 井の頭線と小田急線の交差光景    下北沢 25.3.19 ▽

小田急線の下北沢駅付近が、いよいよ今月23日土曜日から地下化されます。現在の下北沢駅は地下の新駅に移設される事になり、まもなく姿を消します。
このため下北沢駅で井の頭線と小田急線が交差する光景は、22日が最後、見納めとなります。

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   ▽ 小田急60000系ロマンスカーとすれ違う井の頭線
                            下北沢 25.3.19 ▽

小田急線は昭和2年4月1日開通、井の頭は昭和8年8月1日開通ですから、両線の下北沢駅での交差は、じつに80年にわたる歴史のある姿と言えます。そのため連日、熱心なファンやカメラマンが記録に残そうと、大勢訪れています。

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   ▽ 改装工事中の井の頭線下北沢駅          25.3.19 ▽

また小田急線の工事と平行し、井の頭線下北沢駅の改装工事も行われています。

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 ▽ この連絡通路もまもなく閉鎖。改札なしで乗り換えが出来るのは、
     両線が小田急の同一系列会社であった時代のなごり ▽

長年お世話になったホーム渋谷寄りにある、お馴染みの小田急ホームや駅改札口に通じる中2階の通路も、22日で閉鎖となります。   

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  ▽ 両線列車の先頭車同士の決定的瞬間を狙ったのですが…
       なかなかタイミングが合いません。残念…。 25.3.19 ▽

あと数日を残すのみですが、井の頭線の前身、帝都電鉄と、小田急小田原線の前身、小田原急行鉄道のよすがを残す下北沢駅の最後の姿を、ぜひ堪能、記録なさって下さい。

京王線調布駅、東急東横線渋谷駅、そして今度は小田急線下北沢駅といい、私鉄の世界でも昭和の薫りがひとつ、またひとつと姿を消していきます。
何とも、寂しい限りです。

posted by 特急高尾号 at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月16日

No446 7204Fの横長カラーLCD案内表示


8014Fの新宿より先頭車、8714号車で試験的に行われていた、車内ドア上の横型カラーLCD案内表示=カラー液晶ディスプレーが、9月にリニューアルされて出場した7204Fでも採用されています。

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  ▽ 7204Fでも採用された横型カラーLCD案内表示 ▽

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  ▽ リニューアルされた7204F         24.11.1  府中 ▽

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  ▽ リニューアルされた7204号車 車内    24.10.20  府中 ▽

7204Fは、7203Fと並んで7000系最後の未更新車でしたが、ドア脇仕切りボードの取り付け、床材の張り替え、シート柄交換などが行われました。

また同時にドア上の案内表示も、カラーLCD化されました。
7021F〜25Fと同様に17インチモニターに変更されると思いきや、なんと従来の細長い横型タイプのままでLCD化されました。
そして8014Fでは8714号車のみが試験的に運用されていましたが、7204Fでは4両全車がLCD化されています。

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今後、7000系や8000系、9000系8両編成車、それに井の頭線1000系初期車の横長LEDは、17インチのLCD=カラー液晶モニターに変更されることなく、従来の横型のままでLCD化されるのでしょうか。

しかし横型LCDでは、11月から井の頭線1029Fでスタートした17インチ液晶モニターの「車両ビジョン」(京王DCチャンネル)とモニターサイズが合わず、同一サービスの提供が出来ません。
このあたりの整合性を今後どのように付けていくのか、しばらくは様子見ということになりそうです。

posted by 特急高尾号 at 00:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

No443 富士急行で「京王5000系カラー」復活


山梨県を走る富士急行で、もと京王5000系の1000系が、アイボリーカラーに燕尾帯の京王カラーに復元され、28日午前9時過ぎから河口湖駅でお披露目の撮影会や、河口湖−大月間で臨時列車の運転が行われました。
これは、名車と呼ばれた京王5000系が、来年、登場50周年を迎えるのを記念して行われたものです。

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  ▽ 「富士登山電車」と並んだ復活「京王5000系カラー」編成
                 富士急行河口湖駅構内 24.10.28 ▽

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富士急行では、もと京王5000系が2両編成に組成され、7編成14両が「第2の人生」を送っていますが、晴れて京王カラーによみがえったのは1001号編成1001+1101号車です。
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そして車体には、なんと京王の旧車号5113+5863の切り文字が輝いていました。

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撮影会では同じくもと京王5000系改造の「富士登山電車」や、JRから乗り入れのスカ色115系、リニューアルあずさ色183系と並んで配線されなど、ファン向け大サービスの光景が次々と展開されました。

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またお披露目として、河口湖‐大月間で1往復運転された臨時列車では、なんと京王時代の特急「陣馬」、そして差し込み式サボの赤地白文字の「特急」マークを取り付けての運転が実現し、ファンを大いに喜ばせました。

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 ▽ 富士急行大月駅に進入する、「京王5000系カラー」編成
   往年の京王帝都電鉄時代、京王線特急の雄姿が見事に再現 ▽

もと5000系の京王カラー復活は、今年7月の一畑電鉄に続いて富士急行が2番目。今回のイベントは3社の共同企画として行われました。

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富士急行は首都圏や京王沿線に近く、また京王は来年開業100周年を迎えるとあって、復活した“京王カラー5000系”は、これから多くの京王ファンの目を楽しませそうですね。

とても楽しい「京王5000系カラー」復活のイベント、撮影会でした。

posted by 特急高尾号 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする