2013年07月13日

No530 7000系“頭上のたんこぶ”は一体何?


7000系10両貫通編成の車内です。

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7000系10両貫通編成7021F〜7029Fのうち、7021F〜7025Fの各車両の上り方連結面、妻面座席のうちの片方に、その座席の真上に大きく張り出した収納箱のようなものが取り付けられています。

530-2 7575車内 25.7.10.jpg

写真の右上、大きな箱のようなものがそれです。
お気づきの方も多いと思います。
荷棚も一部をカットしているほどの大きな“たんこぶ”…。これはいったい何でしょう。
座っている自分の頭の真上にあるため、少々気になります。

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調べて見ると、京王線・井の頭線の他形式には付いていませんし、7000系でも10両貫通の固定編成のうち、7021F〜7025Fのみにだけ、取り付けられています。

この不思議な“たんこぶ”、中にはいったい何が入っているのでしょうか。
時折中で、ぶ〜んとファンのようなものが回っている音が聞こえます。

見た目も、実際も、かなり大きく重たそうです。
急停車や衝突事故の際、もしも自分の頭の上に落ちてきたら…、と思うとゾッとします。
そもそも座席の上に、こような構造物があること自体いいのかとも思うのですが、さてどうしたものでしょうか。
気がかりではあります。



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2013年07月06日

No529 いつ始まるか 8000系大規模改修


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  ▽ 8000系6+4の10両編成  
    8012Fの中間、8812+8762    北野 25.7.6 ▽

8000系6+4の10両編成、合計14編成は、中間に運転室を備えるクハ8750形8750番台とクハ8700形8800番台が組み込まれています。

「鉄道ファン」2012年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事によると、この2形式は既に2011年8月、車籍上クハ8750形8750番台はサハ8500形に、クハ8700形8800番台はサハ8550形に形式変更されているということです。

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  ▽ 鉄道ファン2013年8月号 「大手私鉄車両ファイル」より

また現在発売されている最新の2013年8月号の同記事の京王車両配置表では、すでにイラストでも運転台のない10両固定編成として図示されており、車番もサハ8500形、8550形で表記されています。

具体的には、すでにクハ8751〜8764がサハ8501〜8514に、クハ8801〜8813が8551〜8563に形式変更、改番され、車籍上は既に10両貫通の固定編成になっているということです。
(8564号車は、事故車の代替として2代目クハ8728に改番され編成から外された8814号車の後詰めとして当初よりサハとして新製。=関連記事はこちら)

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▽ クハ8762号 既にサハ8512号に改番済み
    しかし大規模改修時まで、車号はもとの8762のまま▽

ただし実際の車両は、これまで通り、運転室付きの6連+4連の編成ですし、車番も変わっていません。この点について今年の記事には、「今後、大規模改修時に車号板などの変更を行う。それまでは現状の車号で運用継続する」とコメントが付されています。

つまり車籍は2011年8月にサハへの形式変更が完了しているものの、新しい車号のナンバープレート付け替えは今後行う大規模改修時の際に、合わせて実施するというものです。

ではこの大規模工事の内容はどの程度のものになるのか、「鉄道ファン」誌に図示されているように運転室が撤去され切妻形の完全サハ形の車体になるのか、あるいはかつて他の私鉄でよく見られた運転室機器を取り外すだけの改修なのか、形態が気がかりです。

またもっと気がかりなのは、大規模改修がいつ行われるか、その時期です。
今年度から開始と予想していたのですが、今のところ今月検査出場した8006Fも現状のままで整備を終えて登場しました。

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 ▽ 8812号 新車号のサハ8562号の銘板を付けるのはいつか ▽

4月、5月は復活ヘッドマーク付き「高尾」・「陣馬」の撮影やダービーラッピング編成、飛田給行き急行など、京王ファンは撮影に大忙しでしたが、いよいよ今度は8000系10両編成車の中間運転室付き6+4編成の中間クハの撮影を始めなければなりません。
しばらくは新造車の登場がない京王ですが、なかなか楽をさせてもらえませんね。


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2013年06月02日

No523 笹塚-仙川間 高架化について

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         ▽ 京王ニュース 2013年6月号より ▽

京王ニュース6月号、それに日本経済新聞5月31日付け朝刊東京版に、京王線笹塚‐仙川間の連続立体交差、いわゆる高架化についての紹介、及び記事が掲載されました。

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京王ニュースでは、「2013年度京王グループの主な取り組み」の中でトップで紹介され、事業主体の東京都とともに、2013年度の都市計画事業認可の取得を目指すとしています。
事業区間の約7.2qの縦断図も用意され、高架区間は笹塚から現在の八幡山駅の高架に接続し、その先千歳烏山まで高架が続き、仙川駅手前で地上に降りること、同時にこの区間の踏切25ヵ所が廃止されることが分かります。

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    ▽ 日本経済新聞 平成25年5月31日朝刊紙面より ▽

また日経新聞の記事では、工事区間の延長約7.2qは、都事業としてはJR中央線の三鷹‐立川、総武線の両国‐新小岩に次いで3番目に長い距離であること、さらに高架化完成後は笹塚‐つつじヶ丘間に地下トンネルを掘って複々線化、輸送力を上げる計画があることについても触れています。
笹塚‐仙川間の高架化の完成は、2022年度めどと記されています。

この笹塚‐仙川間の高架化工事については、すでに平成21年11月に事業主体の東京都と京王による工事区間の沿線住民に対する説明会も実施済みであり、その後も法的手続きを段階的に進め、今年度の都市計画事業認可取得を目指しているものです。いわば着工に向け、着実に準備を進めるということです。
住民説明会で行われた内容等については、当時、当ブログNo74で詳しく紹介しました。

完成の暁には、明大前や千歳烏山駅での緩急接続や優等列車の待避が可能となり、また7000系に変わる新シリーズも登場していることと思われます。
約10年も先の話ですが、完成の暁には朝ラッシュ時の多摩地区からのダイヤ速達性、中央線との競争力はどのように変化しているのか、改革されるであろう内容が楽しみです。

地下トンネル線による複々線計画は、笹塚-仙川間の高架線完成後の計画であり、現段階では詳細は不明です。



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2013年03月25日

No496 春爛漫 京王電車


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 ▽ 桜と菜の花のコラボレーション  
   駒場東大前−池ノ上  春風に乗って列車が走ります 25.3.24 ▽

ことしは全国的に桜の開花が早く、東京は先週22日、観測史上2番目に早く満開となりました。

京王線、井の頭線沿線の桜もすでに満開、これに輝くばかりの菜の花のイエローベルトも加わり、 まさに両線は春爛漫です。

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菜の花の黄色は、これでもかと言わんばかりに光り輝いています。

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新代田駅から東松原方面を見た法面です。
このあたりは、道路や弧線橋の上から、花と電車を眺められます。

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“幸せの黄色”が、車窓を彩ります。
井の頭線のお客様は幸せ者といえます。

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新代田−下北沢間のちょうど中間、私のお気に入りの踏み切りです。

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ここの桜は線路ぎりぎりにあり、わずか1本ですか、毎年、大きな存在感を誇っています。
『あ〜。ことしも見事に咲いてくれた!』という心境で、毎年眺めています。

警報機と踏切、桜−。電車がいなくても、絵になる世界です。

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最後はこちら、下北沢駅です。
いままさに、駅を発車しようとしている下り電車です。

井の頭線の渋谷−明大前間は、とくに私鉄の郊外電車という雰囲気が濃厚です。
もはや井の頭沿線は、“郊外”と呼ぶには相応しくないほどの発展を遂げていますが、それでも戦前、戦後によく使われた“郊外電車”、それも私鉄の、という雰囲気を残しています。
そこが井の頭線の魅力と感じる方は、私と同様、もしかしたら中年かもしれませんね(笑い)。

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それはともかく、沿線を彩る草花に和みを感じられるということは、とても素敵なことですね。
四季折々の彩りは、京王電車の宝です。

井の頭線はこれから5月までは、桜や菜の花、新緑が続きます。そして6月に入れば主役は紫陽花に交代します。いまから楽しみです。


今回の写真は、3月24日に撮影したものです。
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2013年03月20日

No494 姿を消す井の頭線・小田急線の立体交差


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  ▽ 井の頭線と小田急線の交差光景    下北沢 25.3.19 ▽

小田急線の下北沢駅付近が、いよいよ今月23日土曜日から地下化されます。現在の下北沢駅は地下の新駅に移設される事になり、まもなく姿を消します。
このため下北沢駅で井の頭線と小田急線が交差する光景は、22日が最後、見納めとなります。

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   ▽ 小田急60000系ロマンスカーとすれ違う井の頭線
                            下北沢 25.3.19 ▽

小田急線は昭和2年4月1日開通、井の頭は昭和8年8月1日開通ですから、両線の下北沢駅での交差は、じつに80年にわたる歴史のある姿と言えます。そのため連日、熱心なファンやカメラマンが記録に残そうと、大勢訪れています。

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   ▽ 改装工事中の井の頭線下北沢駅          25.3.19 ▽

また小田急線の工事と平行し、井の頭線下北沢駅の改装工事も行われています。

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 ▽ この連絡通路もまもなく閉鎖。改札なしで乗り換えが出来るのは、
     両線が小田急の同一系列会社であった時代のなごり ▽

長年お世話になったホーム渋谷寄りにある、お馴染みの小田急ホームや駅改札口に通じる中2階の通路も、22日で閉鎖となります。   

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  ▽ 両線列車の先頭車同士の決定的瞬間を狙ったのですが…
       なかなかタイミングが合いません。残念…。 25.3.19 ▽

あと数日を残すのみですが、井の頭線の前身、帝都電鉄と、小田急小田原線の前身、小田原急行鉄道のよすがを残す下北沢駅の最後の姿を、ぜひ堪能、記録なさって下さい。

京王線調布駅、東急東横線渋谷駅、そして今度は小田急線下北沢駅といい、私鉄の世界でも昭和の薫りがひとつ、またひとつと姿を消していきます。
何とも、寂しい限りです。

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2012年11月16日

No446 7204Fの横長カラーLCD案内表示


8014Fの新宿より先頭車、8714号車で試験的に行われていた、車内ドア上の横型カラーLCD案内表示=カラー液晶ディスプレーが、9月にリニューアルされて出場した7204Fでも採用されています。

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  ▽ 7204Fでも採用された横型カラーLCD案内表示 ▽

445-2 7204F 府中 24.10.jpg
  ▽ リニューアルされた7204F         24.11.1  府中 ▽

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  ▽ リニューアルされた7204号車 車内    24.10.20  府中 ▽

7204Fは、7203Fと並んで7000系最後の未更新車でしたが、ドア脇仕切りボードの取り付け、床材の張り替え、シート柄交換などが行われました。

また同時にドア上の案内表示も、カラーLCD化されました。
7021F〜25Fと同様に17インチモニターに変更されると思いきや、なんと従来の細長い横型タイプのままでLCD化されました。
そして8014Fでは8714号車のみが試験的に運用されていましたが、7204Fでは4両全車がLCD化されています。

445-4 7204Fのカラー液晶 24.10.jpg

今後、7000系や8000系、9000系8両編成車、それに井の頭線1000系初期車の横長LEDは、17インチのLCD=カラー液晶モニターに変更されることなく、従来の横型のままでLCD化されるのでしょうか。

しかし横型LCDでは、11月から井の頭線1029Fでスタートした17インチ液晶モニターの「車両ビジョン」(京王DCチャンネル)とモニターサイズが合わず、同一サービスの提供が出来ません。
このあたりの整合性を今後どのように付けていくのか、しばらくは様子見ということになりそうです。

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2012年10月28日

No443 富士急行で「京王5000系カラー」復活


山梨県を走る富士急行で、もと京王5000系の1000系が、アイボリーカラーに燕尾帯の京王カラーに復元され、28日午前9時過ぎから河口湖駅でお披露目の撮影会や、河口湖−大月間で臨時列車の運転が行われました。
これは、名車と呼ばれた京王5000系が、来年、登場50周年を迎えるのを記念して行われたものです。

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  ▽ 「富士登山電車」と並んだ復活「京王5000系カラー」編成
                 富士急行河口湖駅構内 24.10.28 ▽

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富士急行では、もと京王5000系が2両編成に組成され、7編成14両が「第2の人生」を送っていますが、晴れて京王カラーによみがえったのは1001号編成1001+1101号車です。
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そして車体には、なんと京王の旧車号5113+5863の切り文字が輝いていました。

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撮影会では同じくもと京王5000系改造の「富士登山電車」や、JRから乗り入れのスカ色115系、リニューアルあずさ色183系と並んで配線されなど、ファン向け大サービスの光景が次々と展開されました。

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またお披露目として、河口湖‐大月間で1往復運転された臨時列車では、なんと京王時代の特急「陣馬」、そして差し込み式サボの赤地白文字の「特急」マークを取り付けての運転が実現し、ファンを大いに喜ばせました。

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 ▽ 富士急行大月駅に進入する、「京王5000系カラー」編成
   往年の京王帝都電鉄時代、京王線特急の雄姿が見事に再現 ▽

もと5000系の京王カラー復活は、今年7月の一畑電鉄に続いて富士急行が2番目。今回のイベントは3社の共同企画として行われました。

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富士急行は首都圏や京王沿線に近く、また京王は来年開業100周年を迎えるとあって、復活した“京王カラー5000系”は、これから多くの京王ファンの目を楽しませそうですね。

とても楽しい「京王5000系カラー」復活のイベント、撮影会でした。

posted by 特急高尾号 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月20日

No442 上り臨時急行 つつじヶ丘行運転


20
日土曜日、相模原線京王稲田堤から、京王線つつじヶ丘行きの臨時急行9本、快速が3本運転されました。


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  ▽ 上りつつじヶ丘行き臨時急行の1番列車
                       京王稲田堤  24.10.20 ▽


この上り臨時急行・快速は、夕方から午後7時まで、沿線を流れる多摩川河川敷で行われた「調布市花火大会」に合わせた特別輸送で運転されたものです。


412-2 つつじヶ丘行き急行 京王稲田堤 24.10.20.jpg

   ▽ なんと急行1番列車は7000系方向幕車が登場です ▽

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  ▽ 方向幕での「急行」「つつじヶ丘」 大変貴重なひとコマです ▽

臨時急行は、193分から19時54分までは20分間隔、その後は2053分まで10分間隔で合計9本が運転されました。


412-4 つつじヶ丘行き急行 京王稲田堤 24.10.20.jpg

    ▽ 臨時急行つつじヶ丘行列車と調布花火大会の花火 
                              京王稲田堤 ▽

京王稲田堤を発車した臨時急行は、すぐに次駅、京王多摩川に臨時停車、その後調布、終点のつつじヶ丘に向かいます。
「急行」とはいえ、京王多摩川に臨時停車するため、実際は終点のつつじヶ丘まで「快速」と同じ停車駅の不思議な列車です。


この急行は、京王稲田堤、京王多摩川、調布駅に集中する利用客をつつじヶ丘まで早期に輸送し、各駅の混雑を少しでも回避、分散させる目的で運転されたものと思われます。


412-5 臨時急行 つつじヶ丘到着 24.10.20.jpg
  ▽ つつじヶ丘に到着した上り臨時急行
       そのまま下り快速橋本行きとして折り返します
       行先表示は3番線は橋本、4番線は新宿を表示 ▽

つつじヶ丘では残念ながら、上り優等列車との接続はなく、次の各停や快速などへ乗り継ぐことになります。

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 ▽ つつじヶ丘上り3番ホームで発車を待つ下り快速橋本行き ▽

つつじヶ丘に到着した上り急行・快速は、その後直ちに下りのつつじヶ丘発橋本行快速として
8本、多摩センター行き快速として1本、合計9本の臨時快速として、20分から10分間隔で運転されました。

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  ▽ 上り3番線から下り本線に入る臨時快速橋本行き
                つつじヶ丘 24.10.20 ▽

この下り臨時快速は、つつじヶ丘駅に到着した上り3番ホームから直ちに下り列車として、上り線から下り線への渡り線を介して折り返すという、まさに苦肉の運用でした。誤乗防止として、4番線に上り各停が到着した際は、3番線の下り快速が発車するまではドアを開けないという徹底ふりりでした。


この臨時列車、ダイヤを見てみると、相模原線内各停、調布−つつじヶ丘を往復回送する普通列車を上りは急行・快速化、下りは快速として調布−つつじヶ丘間を営業運転したことが分かります。

412-8 京王稲田堤時刻表 24.10.20.jpg
    ▽ 京王稲田堤駅の「花火大会臨時上り時刻表」(部分) ▽

上り19時台は急行3本を臨時運転、各停分は快速としてつつじヶ丘まで運転(この分は京王のホームページに紹介されていませんでした)、20時台は急行6本を臨時運転、また下りは19、20台の大半を快速として運転しました。


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   ▽ 調布駅に掲出された花火大会臨時時刻表 ▽


ところで、最近の京王は、味の素スタジアムでのイベント終了時に合わせた飛田給発の上り臨時特急の運転、そして今回の花火大会での上下
18本の優等列車運転など、臨時ダイヤの運転に積極的で、利用者として好感が持てます。


現在京王線では、11月末までの土休日の競馬開催日に府中競馬正門前発新宿行きのヘッドマーク付き上り臨時“競馬急行”が運転されていますし、高尾山の紅葉ピーク時の来月には、一昨年のように高尾山口駅混雑回避のため、高尾山口発北野行きの上り臨時急行が運転される可能性もあります。

この時期、京王線の臨時列車には目が離せませんね。

それから、井の頭線の1029Fラッピング電車の撮影もお忘れなきように。

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2012年10月05日

No437 井の頭線に特別ラッピング編成登場 おもしろ吊り輪も


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  ▽ ラッピングカー 1029F             渋谷 24.10.4  ▽

103日から井の頭線に、井の頭公園や線路脇のあじさいなど、沿線の公園や花々、キャラクターなどの魅力をアピールしたラッピング編成が登場しました。

437-2 ラッピング電車1029F 渋谷 24.10.4.jpg

ラッピング編成は1029Fです。

1029F
はもともと「ブルーグリーン」色ですが、先頭車は清潔感を感じさせる「ホワイト」をベースとした顔立ちに衣替えしています。
また窓下には、井の頭線のレインボーカラーをグラデーションしたラインが配されています。

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車両には、レインボーカラーラインと、 沿線で親しまれている名所のうち、渋谷の忠犬「ハチ公」、「井の頭公園」、「神田川」、「あじさい」、「さくら」のイラストが各車両ごとにラッピングされています。

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またドア上の車両ビジョン(液晶モニター)が従来の行先案内関係の1台から2台化され、新しいモニターでは各種の広告を始め、10月中下旬からは
ニュースや天気予報などが放映される予定です。現在は京王関係の企業広告、空から見た井の頭線案内動画、映画案内などが放映されています。

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車内ドア上の液晶モニターでニュースを放映するのは、関東大手民鉄では初めてです。


当面の間はこの編成のみの運用で、2013年度までに井の頭線の約半数にあたる14編成で車両ビジョンの2画面化が行われるということです。

広告業界、鉄道車内・駅構内広告は、現在最先端のIT化、デジタルサイネージ(インターネット技術による液晶ディスプレー広告)の導入が始まっています。渋谷駅構内のデジタルサイネージ広告もスタートとするとあって、この方面では京王は最先端を走るということになります。

このラッピング電車、デザインは車内公募で採用されたものだそうです。


ところで乗ってびっくり、下り方先頭車1729号車運転室直後の吊り輪がなんと、

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なんと、ピンクのハート型をしています。

西武鉄道では車両正面を、女性社員のアイデアでたまご型にしたケースが有名ですが、さてこれは、渋谷や吉祥寺に集まる若い女性利用客を意識した京王の“遊び心の実験”だとしたら大したものですね。使い勝手はともかく、大歓迎です。

437-11 ラッピングカー 24.10.4.jpg


ともあれ1編成で井の頭線の魅力が全部楽しめる、またレインボーカラーが全部楽しめるこのラッピング編成、これから約1年間運転されるということです。


3000
系全廃後の京王の車両動向は静かになってしまうと思っていましたが、その後も80006+4編成の10両貫通化計画、VVVF100%達成、今度は井の頭線ラッピング電車登場と、意外にも車両関係の賑やかさが続きますね。

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2012年09月30日

No435 8714号の車内フルカラーLCD案内


今回は8000系8014F、8714号車車内のフルカラーLCD案内表示です。

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これが車内の、フルカラーLCD案内表示です。

435-2 車内LED.jpg

8714号車内、出入り口ドアの上部、左右1ヶ所ずつに取り付けられています。7000系や9000系の正方形とは異なり、従来タイプ、細長の長方形をそのままカラー化したものです。

設置は今年の6月か7月ころだと思います。
じつは、8014Fに乗車する機会は度々あったのですが、いつも編成中間に乗っているものですから、不覚にも気が付いたのは7月下旬でした。

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日本語だけではなく、当然、英語もあります。

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そして韓国語も。

435-5 車内LED.jpg

さらに中国語も。つまり日本語、英語、韓国語、中国語の四ヶ国語バージョンです。
細長いフレームの中で、よくもまぁ、大したものだと関心してしまいました。

この車内フルカラーLCD案内表示は、当然のことながらテスト運用だと思われます。
8000系は今後、6+4の10両編成について、中間制御車を大規模改修、10両貫通編成化していきます。
その際、ドア上の案内表示もカラー化する計画なのでしょうか。
8714号のカラーLCD案内表示は、その検討準備だと思います。
しかし、それにつけても従来タイプ、サイズのままでのカラーLCD化に、執念と驚きを感じたことではありました。

運良く8014Fに乗車の際は、ぜひとも新宿方先頭車、8714号車に足を延ばして見て下さい。

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2012年09月06日

No430 通信装置不具合で始発から全面運休


【信号設備障害で始発から2時間半、全面運休】
5日早朝、午前4時半ころ、調布駅で信号設備障害が発生、線路の切り替えが出来なくなり、京王線、相模原線、高尾線は始発から約2時間半に渡って全面運休となりました。
京王によるとこの影響で96本が運休、7万人に影響が出たということです。

430-1 遅れの周知 明大前 24.9.5.jpg

7時11分に運転開始となりましたが、朝のラッシュアワー時間帯と重なったため、各メディアでも大きく報道されました。運転開始後もダイヤは大幅に乱れました。

夕方になって京王はホームページで、原因は若葉台にある通信装置の一部部品の不具合と説明、お詫びが掲載されました。

一時は8月19日完成の調布付近地下化と関係ありやと思ったのですが、読売新聞夕刊には、調布地下化前後で信号システムに変わりはないとの京王のコメントが紹介されていました。
結局調布地下化とは無関係のようで、京王としては安堵したことだと思いますが、始発から全線が2時間半に渡り運休の事態は、当然のことながら起きてはならない重大なトラブルです。

【その時Twitterは】
メール配信の運行情報と同文の運転見合せ情報を早朝に1回、開通情報を1回の計2回、“つぶやき”が発信されました。早朝にもかかわらず、前者は1006人、後者は387人がリツイートとしていました。
しかしその後は“つぶやき”はなく、夕方5時にはいつもの定時運行の、雛型定型文でした。
 
メールの一斉配信形型とは異なるTwitterでは、このような大規模な有事発生の場合にどのような対処、発信が望ましいのか、今回の事例は大きな一石を投じていると思います。

【8両の準特急も】
運転開始後の混乱ダイヤの中では、8両、8033Fの準特急の運転も見られました。

430-2 8033Fの準特急 24.9.5.jpg
 ▽ 8033Fの上り準特急  高幡不動          24.9.5 ▽

たまたまこの準特急に乗り合わせていたのですが、高幡不動で車両交換されることなく、そのまま新宿を目指して運転されました。

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2012年06月28日

No412 8000系6+4編成 すでに“10両化”


先週発売された雑誌「鉄道ファン」2012年8月号の「大手私鉄車両ファイル」記事で、8000系6連+4連編成は、すでに昨年8月に14編成全てが、車籍上は10連化されているという内容が伝えられています。

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 ▽ 8000系の形式変更を伝える
              「鉄道ファン」2012年8月号記事(一部) ▽

それによりますと、編成中間の制御車を形式変更、クハ8750形式がサハ8500形式に、クハ8800形式がサハ8550形式に変更となっています。

具体的には、クハ8751〜8764がサハ8501〜8514に、クハ8801〜8813が8551〜8563に形式変更、改番されています。

ただし実際の車両は、これまで通り、運転室付きの6連+4連編成ですし、車番も変わっていません。
この点について記事には、「車体表記については、今後の大規模工事に合わせて実施予定」とコメントが付されています。

つまり車籍だけは昨年8月にサハ化し、実際の運転室撤去、車番のナンバープレート付け替え工事などは、今後行う大規模工事に合わせて実施するというものです。

クハのサハ化については、運転室撤去を行わず、機器だけ撤去という方式も他私鉄ではかつて見受けられましたが、8000系の場合は運転室は非貫通のため、さすがにそれはないと思われます。
コメントでうたわれている大規模工事の内容は触れられていませんが、ここは素直に運転室撤去、10両貫通編成化と考えたいと思います。

いずれにしても形式変更、改番の具体的情報は、京王からの提供と記事の注脚に明記されていますので、確実な内容と言えます。

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8000系 クハ8750形式+クハ8800形式。
だんだんと、この姿が消滅していくのでしょうか。

posted by 特急高尾号 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

No405 ヘッドマーク付き「競馬急行」調布地上駅では見納め


日本中央競馬会と京王は、昨年秋に引き続き、今年も「京王線で東京競馬場に行こう!」キャンペーンを行っています。

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▽ ヘッドマーク付きの上り競馬急行が競馬場線から本線に進入
                    東府中 24.5.19 ▽

今シーズンは、4月21日(土)から6月10日までキャンペーンが行われています。

期間中の競馬開催日は、昨年同様、新宿直通の上り「競馬急行」の一部に特製のヘッドマークが取り付けられています。また平日は、競馬場線内の折り返し各停列車に同様のヘッドマークが終日取り付けられ、運転されています。

405 -2 競馬急行 東府中 24.5.19.jpg

405 -3 競馬急行 東府中 24.5.19.jpg

ヘッドマークのデザインは昨年のものと同様で、再使用しているものと思われます。

 


こちらは、調布駅に進入した“競馬急行”です。

405 -4 競馬急行 調布 24.5.6.jpg
  ▽ 調布駅に到着したヘッドマーク付きの上り競馬急行 24.5.6 ▽

現在行われている調布駅周辺の地下化工事はまもなく完成し、京王線は今年8月から地下線での運転に切り替わると伝えられています。

仮にその日程どおりだとすれば、ヘッドマーク付きの「競馬急行」が地上の調布駅を走る光景は、今回のキャンペーン期間の運転が最後、見納めということになります。


405 -5 ヘッドマーク付き各停列車 東府中 24.5.8.jpg
 ▽ 平日は競馬場線の各停にヘッドマークが 東府中 24.5.8 ▽

京王線は6000系が消滅し、一見単調のように見えますが、7000系の編成組み換え、この夏の調布駅周辺区間の地下化、新宿駅3番線のホームドア設置、来年は開業100周年などなど、様々な話題が続きます。

posted by 特急高尾号 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

No401 車内自動放送2周年 8000系にも登場


京王線の車内放送自動化が導入されたのは、一昨年、平成22年5月1日でした。
外国人の高尾山観光の利便性向上などが理由とされ、7000系や9000系の一部16編成で、日本語と英語の併用による自動放送がスタートしたものです。

当時の京王ホームページには、
新宿駅〜高尾山口駅間は、「外国人観光旅行客の容易化等に関する情報提供促進措置を講ずべき区間として法律に基づく指定を受けており、駅や電車などにおける外国語によるご案内の拡充を進めます」(概要)と、自動放送導入の説明が記されました。

外国人観光の利便性促進もさることながら、それまでの京王線の車内放送は聞きとりにくい状態も少なくありませんでしたので、音声が明瞭な自動化放送は、一般利用客にとっても歓迎されたのではないでしょうか。

でも平日の日中閑散時の各停列車で、日本語のみならず流暢な英語で、「NEXT STOP IS YAMADA」などと天井からアナウンスの声が降ってくると、導入直後は、なにやらこちらまでがこそばゆさを感じたことを思い出します。

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  ▽ 8000系でも車内放送の自動化がスタート 8014F  24.4 ▽ 
               
さて、その車内放送が開始されてから間もなく2年が経過しますが、ついに今月、8000系の一部編成でも自動放送が開始されました。
27日までに、8013F、8014Fの2編成で、実際に自動放送を聞きました。
これで京王線の7000、8000、9000系の全車種で、自動放送が開始されたことになります。
今後8000系でも車内放送の自動化整備が進んでいくことと思います。

車内放送の自動化は、京王線の車内放送の明瞭化に大きく貢献しましたし、また補完の肉声放送も、的確、頻繁に行われています。

8000系の後は、井の頭線1000系での導入となるのでしょうが、こちらのほうはいつになるか、楽しみです。
車内放送の自動化拡大を始め、駅構内アナウンスや列車運行情報の高度化なども含め、最近の京王は設備やサービス機能の強化・充実に積極的に取り組んでいるように見受けられます。

posted by 特急高尾号 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

No338  7029F登場


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 ▽ 7000系10両固定・貫通編成  7029F 登場 新宿 24.4.21 ▽

7000系の10両編成を増やす編成組み換えの第2弾が、昨年に引き続き開始されており、先週、10両貫通の7029Fが新たに登場しました。

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この7029Fは8両編成の7010Fに、先に4連化して捻出された7002Fの残り2両、7102と7152を組み込こんで10両編成化して登場したものです。

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今回の7029Fは、ドア脇袖仕切りなどは全て装備されています。
またドア上に、ドア開閉の注意チャイムが取り付けられています。

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この7029Fの登場で、7000系の10両固定・貫通編成は7021F〜7029Fの、合わせて9本となりました。

7000系は総数は変わらないものの編成変えが多様に行われ、その結果編成番号が飛び飛びとなり、かつ10両編成化による組成組み換えで個々の車両の改番も数多く行われているため、外見の単調さとは裏腹に、かつての6000系のような複雑な車歴グループになりました。

7000系の編成変えは、まだ続きそうです。


posted by 特急高尾号 at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする