2016年11月29日

No855 "足回りファンにはたまらない" 〜若葉台基地公開から〜


「若葉台車両基地公開から」の2回目です。
今回は、京王電車の足回りなどを中心に見てみます。

853-1 若葉台基地公開 28.10.29.jpg

クレーンによる車体の吊り上げ現場のすぐ隣りでは、台車やモーターなどの床下足回り機器の展示が行われています。
この道のファンの方にとっては、台車や各種機器が至近距離で見られるため、堪えられない魅力だと思います。

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この日は7000系の台車が展示されていました。

853-2-2  若葉台基地公開 7252上り方台車.jpg

よく見ると「7252 上り」とありますから、ふだんは動物園線を中心に走る7202Fの7252号の上り方台車です。
現役車両の車体から取り外された台車は、こうした機会に参加しない限り見ることは出来ません。

853-3 若葉台基地公開  8009号主電動機 28.10.29.jpg

こちらは主電動機、いわゆるモーターです。
先頃出場した8009Fの8009号のものです。
手で触れられるほどの(触れてはいけませんが)、目と鼻の先ほどの間近な距離に展示されています。

853-4 若葉台基地公開  8002号主電動機 28.10.29.jpg

853-4-2 若葉台基地公開  8002号主電動機 28.10.29.jpg

主電動機と書かれたこちらの方は、現在大規模改修で入場中の8002Fの8002号のものです。
先の8009号のものと比べると新型電動機だと説明を受けました。8002Fは、この主電動機を搭載して出場するという事でした。
こうした具体的な説明を受けると、油にまみれる機器でも、親しみを感じるから不思議です。

853-6-4 若葉台基地公開  8759号床下 28.10.29.jpg

しかし何といっても、足回りで一番目がいくのは、綺麗に化粧直しされた台車ですね。
特に京王線車両は検査入場後も、編成全体の台車の化粧直しは行われないため、先頭車両と化粧直しされた台車の組み合わせはゾクゾクします。


853-6-2 若葉台基地公開  8759号床下 28.10.29.jpg

853-6-3 若葉台基地公開  8759号床下 28.10.29.jpg

模型ファンが熱望するような、こうした角度からの撮影も見学会では可能です。

853-7 若葉台基地公開 幌枠 28.10.29.jpg

構内には、連結部分の幌が立てかけられていました。
6000系電車の正面幌が懐かしく思い出されますが、京王では数少ない6000系正面幌の時代は過去のものとなり、さみしい限りです。
でも中間連結部幌とはいえ、こうした部材が野外に置かれているのも、車両工場ならではの光景です。

853-8 若葉台基地公開  28.10.29.jpg

野外と言えば、こんな台車も見られました。
どこの電鉄会社の車両基地でも見られる光景ですが、雨ざらしですし、予備の台車とは見受けられませんから、いったいどのような役割が付されているのでしょうか。

【ご参考】
   6724号 高幡不動 22.4.9

(つづく)

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2016年11月27日

No854 宙に舞う8759 〜若葉台基地公開から〜


先月29日に行われた若葉台車両基地公開では、ふだんは見られない京王電車の光景を見ることが出来ました。

当日の記事でお約束した、車両基地で対面した京王電車の数々の珍しい光景や、ふだんでは撮ることのできない画角で撮影した光景を、3回に分けてお伝えします。

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若葉台基地公開のハイライトは、午前・午後各2回ずつ行われるクレーンによる車両の吊り上げです。

開始前には、作業にあたる係員の皆さんが車両の前に規則正しく一列に並び、現場の空気が凛と引き締まりました。
参加の皆さんの期待が、一気に高まる瞬間でした。

850-9 若葉台基地公開.jpg

そして吊り上げられるのは、手前の8159号と思いきや−、

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背後のクハ8759号でした。

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850-11-2 若葉台基地公開.jpg

吊りげられた8759号が、手前の8159号の真上を頭越しに乗り越えます。
8000系車両の2段重ねのような光景は、こうした機会でのみ見られる貴重なものです。
8759号が、迫力いっぱいにこちらに迫ってきました。皆さん、びっくりです。

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実はこのクハ8759号は6+4編成の封じ込め5号車中間クハで、営業線上では正面全景は見ることが出来ません。
行き先表示も中間クハのためにLED化されていません。方向幕のままで、営業運転の時は常時黒幕となっています。

ところがどうでしょう。
吊り上げられた8759号の正面行き先表示には、なんと「特急」「高尾山口・多摩動物公園」と、信じられないような種別・行先が表示されていました。
吊り上げられた8759号の正面に回り込まないとこの表示は見られないため、気づいた方はごく少数だったはずです。
正面のコーポレートライン上にある「KEIO」の切り文字ロゴマークも、まだ入っていません。

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8000系6+4編成の大規模改修も半数を超え、残すところあと6編成となりました。この8759号の正面化粧直しは、今回が最後かもしれません。

8759号の最後ともいえる晴れ舞台です。
クレーン吊り上げや感涙ものの方向幕の表示は、係りの方の粋な計らい、心憎い演出だったとしたら、もう脱帽ものです。

(つづく)

posted by 特急高尾号 at 16:14| Comment(2) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

No853 点描京王電車 賑やかなジャパンカップ広告


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     ▽ G1レース ジャパンカップの広告で満艦飾の渋谷駅
                                 28.11.21 ▽

ことしも新宿・渋谷の両駅で、賑やかな広告の季節を迎えています。
27日に東京競馬場で開催される競馬のG1レース、ジャパンカップを目前にし、井の頭線渋谷駅はこれまで以上に満艦飾の広告でいっぱいです。

853-2 ジャパンカップ宣伝の渋谷駅 28.11.21.jpg

電車を降りてメインの改札口に向かうと、頭上にご覧のようなド迫力、巨大な吊りボード広告が現れ、井の頭線利用者を驚かせます。
こうした超大型の、テキスト広告は初めてです。
キーワードも、なかなかです。

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ホーム円柱や天井からの大型吊り広告は例年通りですが、ことしは競走馬の形を切り抜いた、切り絵のようなオブジェが加わっています。
渋谷駅構内に実際に立ってみると、例年以上の迫力を感じました。

853-5 ジャパンカップ宣伝の渋谷駅 28.11.21.jpg

改札を出た構内通路です。
ここはデジタルサイネージ広告のモニターがズラリと並んでいますが、ここもジャパンカップのディスプレーで埋め尽くされています。
いつもの、あの人が微笑んでいました。

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    ▽ いつもの場所で  ジャパンカップ広告  新宿駅 28.11.25 ▽

こちらは本来の雄、新宿駅です。
東京競馬場の最寄り駅、競馬場線府中競馬正門前駅は京王線マターですが、ことしの迫力は渋谷駅の方が勝っているように見受けられました。
毎度のことですから、利用者はたんたんと…といった感じで通り過ぎていました。
踊り場のこの光景は、京王電車、そして新宿駅の広告風物詩として、すっかりと定着している証ですね。


posted by 特急高尾号 at 22:44| Comment(6) | TrackBack(0) | 点描 京王線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

No852 朝間から降雪の京王線


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   ▽ 降雪の中、新宿を目指す上り急行
                 高尾線 めじろ台 28.11.24 AM7:58 ▽

東京地方は、早朝から雪が降り始め、都心は11月としては54年ぶりの初雪となりました。
多摩地区も午前6時過ぎから雪となり、高尾線は白銀の世界になっています。

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京王線・井の頭線は始発から運転を開始していたようです。
午前8時前の高尾線上り急行は、ほぼ定刻にやって来ました。

852-4 雪の京王線 めじろ台.jpg

降雪の中を走る7000系の急行種別表示、緑色が白雪の中、印象的でした。

852-3 雪の京王線 めじろ台.jpg

午前8時、京王線・井の頭線では、降雪の影響で15分程度の遅れが発生しているとの運行メールが届きました。
降雪は昼前後まで続きそうですが、除雪機能を取り付けたデヤ900形の初登場には至らないように見受けます。

(28年11月24日午前9時45分記す)

posted by 特急高尾号 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

No851 飛田給駅 ホーム行先案内表示器更新


851-1 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg
     ▽ 更新されたホーム行先案内表示器  
                飛田給駅 2・3番線ホーム 28.11.14 ▽

今月に入り、飛田給駅のホーム行き先案内表示器が、橋本駅や笹塚駅と同様のマルチカラータイプに更新されました。
今年5月に公表された2016年度鉄道事業設備投資計画によると、今年度は飛田給、高幡不動、吉祥寺駅が更新対象となっています。

851-6 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg

今月14日の光景です。
飛田給駅は快速と各停のみの停車駅ですが、上下本線の1・2番線の表示器はこれまでの2行表示から3行表示に機能強化されています。
この段階では、3行目にはまだ情報の表示はなく、ブラックとなっています。

851-5-2 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg

851-4 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg

また表示器はマルチカラー化されていますが、色使いは「列車がきます。ご注意ください」との表示だけが、これまでの赤から新しいピンク系の色に変えられていますが、列車種別などはまだ従来タイプの色使いのままで、順次新しい色に変更していくとのことでした。

851-7 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg

851-8 飛田給駅 新ホーム行先案内 28.11.14.jpg
   ▽ マルチカラー化、3行表示が開始された行先案内表示器
                          飛田給駅   28.11.16 ▽

そして16日に再度訪れると、行先表示はマルチカラー化、1・2番線の表示器は3行表示運用がスタートしていました。

飛田給駅は味の素スタジアムの最寄り駅で、臨時特急始発の設定や臨時停車がある変則駅です。
そのため表示器更新に合わせ、特急などが臨時停車する上下本線の1・2番線の表示は3行にしたものと思われます。飛田給駅ならではの変則運用です。

851-10 飛田給駅 新ホーム行先案内  デヤ900  28.11.16.jpg

きょうは飛田給駅で、こんなお宝カットをゲットしました。
行き先表示に画角を合わせ列車を待ったのですが、この段階ではどんな車種の通過電車がくるか分からないのですが、なんとデヤ900様ご一行がファインダーに飛び込んできました。

851-11 飛田給駅 新ホーム行先案内  デヤ900  28.11.16.jpg

2度に亘る飛田給駅訪問のご褒美だったようです。

なお高幡不動、吉祥寺駅の行先表示の更新は、まだ行われていません。

この記事は、「沿線住民」さまからのコメント情報をもとに、取材・作成しました。

[当ブログ内 参考記事]

posted by 特急高尾号 at 18:32| Comment(6) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

No850 点描京王線 笹塚駅の驚き 各駅でも


838-1 笹塚駅のATM 28.9.12.jpg
   ▽ 券売機コーナーに並ぶみずほ銀行ATM 笹塚駅 28.9.12 ▽

9月末のダイヤ改正を前に各駅を回っていた頃、笹塚駅でびっくり仰天の光景に出会いました。
なんと駅構内の自動券売機の並びに−

838-2 笹塚駅のATM 28.9.12.jpg

みずほ銀行の自動現金受け払い機、ATMが並んでいたのです。
ATMの頭上には、ご覧のように路線図と運賃表が並んでいます。

パスモやスイカなどのICカード利用の普及が急速に進み、鉄道各社の自動券売機はかなりのスピードで減少に転じました。
代わりに他駅などで捻出されたチャージ専用機や精算機などを設置しても、なお券売機スペースは余るのが実情のようです。

京王も同様な状態で、新宿、渋谷、明大前などの主要駅はもとより、特急停車駅や規模の小さな駅などでも自動券売機の一部撤去が進み、いまではその跡スペースは蓋が付されているのが当たり前となっています。

838-3 笹塚駅のATM 28.9.12.jpg

そうした光景はどうしたものかと思っていた矢先に、この光景に出会いました。

自動券売機撤去の跡スペースに設置しているため、当然のことながらATMは券売機の並びにあります。
一見便利そうには見えますが、何か落ち着かないような、妙な感じを抱いたのは、私だけではないはずです。

そういえば最近の京王の駅構内では、みずほ銀行のATMがどんどんと増殖しています。
渋谷は駅構内に、北野は券売機の真後ろに、高幡不動では改札口と平行の真横に設置されています。
もしかしたらみずほ銀行は京王のメインバンクの一つなのかもと思いつつふだんから様子を見ていたところ、先月、またまた券売機の並びにATMが登場しました。

850-5-2 渋谷駅西口のATM 28.1025..jpg
        ▽ 渋谷駅西口券売機コーナーには2台ものATMが 28.9.12 ▽

井の頭線渋谷駅の西口です
ここは駅構内の一等地でありながら、半分以上のスペースが長い間、使われずにいました。
渋谷駅西口の改装に合せか、ATMや時刻表を設置するために改装したのか、動機はどちらかは分かりませんが、なんと2台ものATMが登場しました。

京王にも銀行にも、アイデアマンがいたのだと思います。
最近は京王線の他の駅でも、次々とみずほのATMが登場しています。
京王の新しい、駅構内の光景です。

[当ブログ 参考記事]

posted by 特急高尾号 at 14:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 点描 京王線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

No849 8連、幕車、7006F準特急走る


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   ▽ 8連幕車準特急7006F 左は7028F 高幡不動 28.11.11 ▽

京王線は今朝(11/11)の本降りの雨の影響で、一部列車に混雑が集中し、一部列車の運休、上下線での遅延状態が午後まで続きました。

その影響を受け、きょうは列車運用にいつもとは異なる変化が見られました。
日中の京八系統には、幕車7000系8両の準特急が運転されました。
午後1時台の状況では、高幡不動での車両交換もなく、そのまま新宿へと向かいました。

高幡不動では、幕車7000系同士の10連特急7028Fと8連準特急7006Fとの顔合わせも見られました。

また高尾線を中心に日中運転される高幡不動−高尾山口間の6両編成各停も、ふだんは7000系6両編成の運用ですが、きょうは珍しく7000系2両+4両編成が登板でした。

さらに日中の高尾山口行き各停は8両編成ですが、きょうは7000系10両編成も登場していました。

849-2 8連準特急7006F 明大前.jpg
       ▽ 8連幕車準特急7006F  明大前   28.11.11 ▽

ダイヤ復旧を優先させるためのやむを得ない車両運用ですが、8連準特急の車内では停車駅の度に、編成短縮に関する丁重なお詫び放送が行われていました。

[撮影]
 〇平成28年11月日 午後1時−2時台
  携帯電話カメラ機能で撮影

posted by 特急高尾号 at 17:18| Comment(6) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

No848 京王ニュースに「安全・社会・環境報告書 2016CSRレポート」


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848-ふ 安全・社会・環境報告書.jpg

京王では毎年1回、「安全・社会・環境報告書 CSRレポート」と題した、グループ全体の安全対策や社会貢献、環境保全に関した報告書を公表しています。
2016年版はすでに9月30日にホームページ上で公開されていますが、75ページにもわたる内容のうち、鉄道部門の安全施策を中心として概略版が、「京王ニュース28年11月号」に4ページにわたって紹介されました。

848-3 安全・社会・環境報告書.jpg

内容はホームや踏切での安全施策の紹介や走行用電力の再利用、再生可能エネルギーの再利用など多岐にわたっていますが、とくに災害等への備えのコーナーでは、鉄道構造物の耐震対策や降雪時運転対策、地震や強風、大雨時の運転規制基準など、利用者にとっても、ファンにとっても、京王の気象災害に対する取り組み概要を知る上で、有益な情報が公開されています。

こうした分野に詳しい利用者やファンにとっては、もっと踏み込んだ詳しい内容を知りたいと思うかもしれませんが、そうした点については今後のさらなる内容の充実・強化に期待するところです。

ところで「安全・社会・環境報告書 CSRレポート」は、かつては各駅で冊子版が配布されていましたが、その後各駅での冊子配布は廃止され、ホームページ上での公開が基本となりました。
冊子版が必要な人は申し込みを行って送付を受ける形となっていたのですが、今回は京王ニュースでの公開が加わったものです。
多くの人が、より平易な形で、こうした経営情報の一端を目にすることが出来るように改められたことは、特筆に値します。

今後はホームページや京王ニュースだけでなく、鉄道部門の当年度事業計画などの内容も加え、駅構内やホーム掲示ボードなどでの情報公開へと発展していくことを期待したいと思います。
京王と利用者間の、意思疎通回路のよりいっそうの充実・強化こそが、安全輸送・サービス強化につながる最も大切な取り組みだと思います。

なおホームページで公開されている本編の「安全報告」28ページには、ことし1月18日の大雪時、3車両基地から列車の出庫が出来ず、通常の3割しか列車の運転が出来ない状態に陥ったトラブルの原因、今後に向けた再発防止策が記述されています。

[参考]
    ホームページ上では探しにくくなっています。
   トップページ一番上 → IR・企業情報 → 右側下のCSR・その他
       → 安全・社会・環境報告書 CSRレポート → 2016年度レポート と
         順次クリックしていきます。


posted by 特急高尾号 at 10:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

No847 都営車両 京王線新宿駅乗り入れについて


先月、10月25日(火)夜間、明大前駅構内で発生した人身事故の影響を受け、京王線は新宿−桜上水間で運転見合わせとなりました。
そして運転再開後のダイヤ復活運転で、都営新宿線車両が京王線新宿駅に入線し、京王線系統で旅客輸送を行いました。

これまで事故等によるダイヤ混乱時でも、都営車両の京王線新宿駅への入線、旅客輸送はありませんでしたから、この運転はネットでも大きな話題となり、「10月25日は歴史的な日だ」といった書き込みも見られました。
また当ブログにも、コメントで都営車の京王線新宿乗り入れの情報が寄せられました。

そのため後日、業務の支障にならないよう配慮しつつ、新宿駅駅務員や現場乗務員さんにこの件について、利用者の一人として尋ねてみました。

その結果10月25日、運転見合わせ後のダイヤ復旧時間帯に都営車の京王線新宿駅乗り入れ列車が3本運転されたという事で、その中には急行京王八王子行きの列車もあり、京王八王子駅にも乗り入れたことが分かりました。
また翌26日朝には、京王八王子発の上り特急新宿行きとしての運転も行われ、2日続けて都営車の京王線新宿駅乗り入れがあったとのことでした。
今後はダイヤ混乱の復旧時、状況に応じて都営線車両の京王線新宿駅乗り入れも行い、よりスムースな復旧輸送運転に努めていくとの事でした。
25日はその初日となったようです。

都営車両による特急、準特急、急行での橋本・京王八王子・高尾山口行きなどの列車が見られる可能性が高まりました。
京王電車ファンとしては、京王の「運行情報メール」から目が離せない状況です。
出かける際は、カメラ必携ですね。

【追伸】
匿名希望様から、京王線新宿駅に停車している都営車両の写真を貼ったTwitterをご紹介いただきました。当記事あてのコメント内に、当該写真を掲載したTwitterのアドレスがあり、写真をご覧いただくことが可能です。

Twitter情報では、京王線新宿発の都営車運転は、
 10-470F 51T 急行 橋本
 10-280F 37T 急行 橋本
 10-510F 97kT 急行 京王八王子 とあり、
 写真も掲載されています。

また翌朝の上り特急新宿行きとして運転されてい光景も
アップされています。
(28.11.1 23:52)
posted by 特急高尾号 at 22:23| Comment(13) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月30日

No846 天皇賞"飛田給急行" 一部増強と時刻繰り上げ


847-2 飛田給急行 行き先表示 28.10.30.jpg

847-1 飛田給急行 東府中 28.10.30.jpg
     ▽ 東府中の京王線平面クロスを渡る "飛田給急行" 
                         9003F  28.10.30 ▽

30日、東京競馬場で行われた競馬のG1レース「天皇賞」の終了後、今回も最寄り駅の府中競馬正門前から飛田給まで、臨時急行飛田給行き、いわゆる "飛田給急行" が運転されました。
充当編成は9003Fで、9000系の使用は昨年5月の日本ダービー以来1年半ぶりした。

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       ▽ 府中競馬正門前駅  臨時時刻表 28.10.30 ▽

また京王線では先月9月16日にダイヤ改正が行われていますが、府中競馬正門前発のダイヤを前回ことし5月の日本ダービー時の臨時運転ダイヤと比較すると、"飛田給急行" は今回5本から6本へと増強されており、創設以来初の増便となりました。

運転時刻もこれまでの15時49分発から1分繰り上がって15時48分発からとなり、以降20分間隔で計6本が運転されました。最終は17時28分発ではなく、2分繰り下がり17時30分発となっていました。

847-4 競馬急行 時府中競馬正門前 7026F 28.10.30.jpg
     ▽ 元祖 新線新宿行き "競馬急行"  7026F  
                   府中競馬正門前 28.10.30 ▽

一方新線新宿まで運転される、元祖 "競馬急行" の方は、これまで通り15時59分発から20分間隔で計5本が運転されました。

847-5 競馬場線HM付き各停 府中競馬正門前 9004F 28.10.30.jpg
    ▽ 線内各停はヘッドマーク付き   9004F   府中競馬正門前
                                 28.10.30  ▽

このほか競馬場線内折り返し各停は、いつも通り日本中央競馬会(JRA)の公式キャラクター、ターフィーくんのヘッドマークを取り付けて運転されていました。

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2016年10月29日

No845 若葉台車両基地見学会 ことしも盛大に


845-1 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

845-2 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

恒例の若葉台車両基地見学会がきょう29日行われ、ことしも多くの見学者で賑わいました。
イベント内容は前回と同様、車体吊り上げ、洗車体験乗車、運転席見学、レール切断実演、作業車両乗車・展示などが中心でした。

845-3 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

今回の吊り上げ実演は、検査入場中で綺麗に化粧直しされたクハ8759号で行われました。
毎回のことですが、車体吊り上げ実演では、大勢の親子ずれの方々が歓声を上げていました。

845-4 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

行先・種別案内表示指令器の操作体験コーナーは毎回子どもたちに大人気で、長い行列が出来ていました。
大人のファンにとっても、いつ見ても魅力的に見えるのは、子ども時代に憧れだった方向幕に対する原体験が、身体に沁み込んでいるのかもしれません。

845-5 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

さて毎回のもう一つのハイライト、車両展示コーナーでは、今回は高尾トレインの8013F、サヤ912やクヤ911=DAXも連結したデヤ900、それに7005Fの3編成が展示されていました。

デヤ900や8013Fの前では、記念写真や車両写真を撮る家族連れやファンで大賑わいでした。
とくに一般参加者はデヤ900を間近で見ることはほとんどないため、デヤの真黄色の顔立ちに驚きの声を上げていました。

845-6 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

粋な計らいでしたが、パンタは降りており、デヤ900と7005Fの種別幕は回送、8013Fは無表示でした。
またデヤについては、説明ボード等はありませんでした。高尾線等の排雪対策として新設した排雪器なども実際にセットし、降雪時の運行確保に努める京王の姿勢を積極的に広報してもよかったのではないかと思いました。

車両基地見学会は、ふだん撮影出来ない施設や部材、またふだんは撮影不可能な画角での撮影が可能になるとあって、ファンにとってはこの上もない貴重な機会です。
そうした写真は、別途ご紹介します。

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2016年10月25日

No844 5年前の京王電車K 平成23年9・10月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
今回は2011(平成23)年9月・10月分をまとめてお伝えします。

【平成23年9月】
臨時ダイヤ終了 いよいよ通常ダイヤへ
京王はこの年の3月11日、ダイヤ改定を行いましたが、その日の午後に発生した東日本大震災により改定ダイヤは初日午後から大混乱に陥り、事実上崩壊しました。
その後は数次に渡る臨時ダイヤ、さらに夏からは電力消費のピーク時を迎えるため、電気事業法に基づく電力使用制限令により、「節電ダイヤ」を余儀なくされていました。

半年後の9月9日、その制限が解除されることになり、京王は12日に京王線・相模原線関係を中心に平日ダイヤを、次いで23日に都営線乗り入れ関係を中心に土休日ダイヤと、2回に分けてダイヤ改定を行い、ようやく当初の「3月11日改定ダイヤ」=「通常ダイヤ」に戻ることになりました。

281-1 ダイヤ変更ポスター 23.9.jpg

279-2 ダイヤ修正ポスター 23.9.6.jpg
       ▽ 車内に掲出されたダイヤ変更の案内 23.9 ▽

これにより、7月からの「節電ダイヤ」で運転されていた、▽平日日中の準特急高幡不動行き、▽高尾線の6両編成各停、▽前代未聞の北野駅での京王八王子発各停と高尾山口発各停の各停同士の接続と追い抜きなどが見納めになる一方、節電ダイヤで全列車が姿を消していた特急列車の運転が、僅か1往復ながら高尾線系統で復活しました。

280-1 準特急高幡不動行き 明大前 23.7.20.jpg
 ▽ 「節電ダイヤ」で運転されていた
高幡不動行き下り準特急
       7777号のレアな記録となった 明大前 23.7.20 ▽

283-1 7005F 狭間−めじろ台 23.9.18.jpg
      ▽ 狭間−めじろ台間を走る6両編成各停 23.9.18 ▽

284-2 復活した特急 北野 23.9.23.jpg
  ▽ 特急運転再開初日の上り特急1番列車
         土休日早朝、1往復ながら特急運転が復活  北野 23.9.23▽
  
また通常ダイヤに戻すため2度にわたる改定を行ったため、この期間の各駅のホーム時刻表は、▽改定前の節電ダイヤ、▽12日から22日までの改定移行ダイヤ、さらに▽23日からの本格改定ダイヤと、何と3種類もの時刻表が掲示されるという、これも前代未聞の光景が出現しました。

281-2 短命“8日間の時刻表” 23.9.jpg
  ▽ 9月12日から9月22日までの平日ダイヤ
      この期間、平日はたった8日間だけだった短命ダイヤ ▽

このうち12日から22日までの平日ダイヤは、節電ダイヤによる暫定運用だった日中の高尾線準特急と相模原線急行列車の一部区間の各駅停車運用を、それぞれ本来の準特急と急行運転に戻すというものでした。

この平日ダイヤは、この期間の土休日を除くと、なんと実際の実施期間はたった8日間のみという、極めて珍しい、恐らく最初で最後という短命ダイヤとなりました。


281-3 複数の時刻表掲出 北野 23.9.jpg
▽ 左は7月1日実施の節電ダイヤの土休日版で9月19日まで使用
  右は9月12日から22日までの僅か8日間のみ実施の平日ダイヤ
  下ベースの物は、23日から実施する、元々の3月11日改定ダイヤ
                     北野 23.9.14 ▽


このほか井の頭線では節電ダイヤ終了後も、節電ダイヤで行われていた日中時間帯の「急行−各停の交互運転」や、「土曜・休日ダイヤの統合」が、そのまま継続されました。

半年にも及んだ震災直後の数次にわたった臨時ダイヤ、続く節電ダイヤ、さらに通常ダイヤへの復帰作業は、従来では相当の時間を要する大作業であったはずです。

しかし今回は大災害、緊急事態を背景とする法令や社会的要請に基づく対処であったため、京王でも短期間に矢継ぎ早、様々な対応が次々と実施されました。

“窮すれば…”ではありませんが、各社とも早朝時間帯のダイヤを強化するなど、様々なアイデアに富んだダイヤが登場し、鉄道事業者にとっては貴重な経験を積んだ半年でした。


<「ゲゲゲ深大寺めぐり」記念入場券発売
282-1 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

漫画家水木しげるさんのイラスト入り記念入場券の第2弾、「ゲゲゲ深大寺めぐり」が17日、発売されました。

282-2 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

282-3 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

沿線の観光地である調布市の深大寺と、沿線ゆかりの人気漫画家、故水木しげるさん、そしてKEIOのコラボでした。

調布とつつじヶ丘駅までの京王線調布市内5駅の硬券入場券と、調布駅と深大寺間の京王バス東の乗車券2枚がセットになった、大変珍しい組み合わせでした。

282-5 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

282-7 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

この記念入場券は台紙、イラスト、硬券入場券それぞれの出来栄えが非常によく、かつバランスよく配置されており、上々の出来栄えでした。
水木しげるさんが故人となった今、京王の記念券としては異色の、そして歴史に残る名作品と言えると思います。

【平成23年10月】
<京王線ATCスタート 京王全線で整備完了
287-1 北野 23.10.5.jpg
   ▽ 消灯している出発信号      北野  23.10.5 ▽

京王線の信号が、消灯しています。
運転台から、「チン、チン」と、これまでにない音が聞こえてきます。
制限スピードの括りが変わる度に「チン」と音が鳴ります。

平成23年10月2日、これまでの相模原線に続いて、京王線、高尾線など、京王線系統でもATCの運用がスタートしました。

290-2 運転室23.10.8.jpg

この京王線のATC運用開始にあたっては、事前に利用客などに対するアナウンスがなく、突然の運用開始でした。

沿線住民に対し、ATC導入に向けた深夜時間帯の習熟運転などに関する周知ポスターを長期間駅構内などに掲出してきた経緯を思えば、何とも唐突なスタートでした。

292-1 東京新聞 23.10.18.jpg
  ▽ 京王線のATC導入を伝える東京新聞10月18日の紙面 ▽

案の定、東京の地元紙「東京新聞」
1018日版に、「消えた鉄道信号機 京王線今月からATC導入」と題した特集記事が掲載されましたが、その中でATC導入の2日、約430基ある信号機が消灯したため、沿線住民から「どうなっているのか?」と問い合わせが相次いだと紹介されています。


結局京王は12日になって、ホームページで「10月2日から京王全線でATCの使用を開始しました」と、2日にさかのぼった内容を正式アナウンスしました。

290-1西調布 −調布 23.10.8.jpg
  ▽ ATC化後、先行列車にギリギリまで迫る光景が出現  
      (標準レンズで撮影)  西調布−調布  23.10.8 ▽

ともあれ今回のATC化により、2009年3月に先行して運用開始していた相模原線に加え、高尾線、競馬場線、動物園線も含めた京王全線での、よりいっそうの安全運行管理が実現しました。

当時、運転台直後でかぶりつき、でATC導入直後の進行方向を見ていた私は
当ブログで、
『北野では高尾線からの上り列車は平面交差で京王線下り本線や京王八王子からの上り本線を横切って3番線、又は4番線に入りますが、とにかく信号が点灯していません。あるのは3番、4番などと入線すべきホームの数字だけが表示されているのです。
運転台直後で見ていると、進んでいいのか、あるいは危ないから止まらなければいけないのか、まるで指標のない真っ暗な世界に突き進んでいくような、怖いような感覚を覚えました。
すぐに慣れるのでしょうが、運転士さんは一体どのような気持ちで平面交差ポイントに進入して行くのでしょうか…。』
と、ATC化直後の気持ちを率直に綴っていました。

ところでATCの導入は、2005年のJR福知山線の凄惨な脱線事故の教訓から、国土交通省が省令でさらなる安全対策を求めるために鉄道事業者に義務付けたものです。
京王もその施策に基づき、ATC化を推進しました。

290-4 速度系に現れる制限速度表示.jpg
  ▽ 運転台の速度メーター 制限速度を連続した▼表示で可視化 ▽

京王のATCは基本機能に加え
▽踏切に設置されている非常停止ボタンや障害物検知装置、及び駅ホームの非常停止ボタンと連動する防護機能
▽駅の誤通過防止機能
▽運輸指令が工事や気象条件により任意の区間に速度規制をかけることが出来る臨速制御
▽運転士に向けた速度制限表示の連続表示、可視化など
優れた特徴を兼ね備えています。


<京王線新宿に姿を現していたHM付き"競馬急行"
288-3 競馬急行 新宿 23.10.8.jpg
   ▽ 京王線新宿駅に到着したHM付き競馬急行 
                                23.10.8 ▽

この時期、府中競馬正門前発の "競馬急行" の行先は、現在のように新線新宿ではなく、京王線新宿でした。
しかも9本運転される列車のうち2本には、いつもの、あのヘッドマークも取り付けて京王線新宿を目指しての運転でした。

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  ▽ 回送列車として再び府中競馬正門前を目指す“競馬急行”
                  
ヘッドマークを取り付けた1本目の “競馬急行” が到着すると、列車はヘッドマークを取り付けたまま直ちに府中競馬正門前まで回送され、再びヘッドマークを取り付けた "競馬急行" として新宿に顔を出すというものでした。
8両編成の回送列車がヘッドマークを取り付けたまま起点ターミナルの新宿から本線を走行するという、まさにファン向けともいえる運用でした。
いま思えばもっと撮影しておくべきだったと後悔しきりです。

<井の頭線 3000系終焉へ>
293-1 3000系ポスター 23.10.22.jpg
  ▽ 各駅に登場した「ありがとう3000系」の特大ポスター
                                23.10.22 ▽

293-2 3000系ポスター 23.10.22.jpg

井の頭線の3000系は12月をもって引退−。
京王のホームページでいよいよ引退が告げられました。

それを受け、22日から各駅にご覧のような大型の “ありがとう3000系” のポスターが登場しました。

車両は3728号、方向幕は急行吉祥寺を表示しています。



294-2 3000系車内ポスター 23.10.25.jpg
    ▽ 車内に掲出された「ありがとう3000系」のポスター ▽

25日からは車内にも「ありがとう3000系」のポスターが登場しました。
こちらのポスターは、まるでタイムマシンに乗ったような、3000系登場時の正面狭窓の3000系原型スタイルの2編成が行き交うという、ほとんどファン向けの世界でした。

いま思えば、引退車両の送別として、京王は素晴らしいプレゼンテーションを行ってくれていたのだと思います。

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  ▽ 3000系 最後の3028F この年12月に引退することが決定
                              22.1.26 渋谷 ▽

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 ▽ 吉祥寺駅の運用表示ボックス
      懐かしい耐震工事化前の光景  22.2.1 吉祥寺 ▽ 

いよいよ3000系の引退が迫り、この時期、撮影に乗車に、忙しい日々を送ったことを、ついこの間のことのように思い出します。

[当時のブログ記事]


次回は、平成23年11月〜12月分をご覧いただきます。

posted by 特急高尾号 at 19:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

No843 イルミネーションの華の中で 京王よみうりランド駅


843-1 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

14日から、京王よみうりランド駅で、ホームのイルミネーション装飾が始まりました。
点灯は午後4時からですが、お勧めは、日暮れ直前の時間帯です。

843-3 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

相模原線は、高尾や秩父の山々を背景に走ります。
夕暮れ直前、夕陽の残像が天空と地上の境界を真っ赤に染めて、見事なグラデーションの世界を見せてくれます。

凛とした山々の稜線を背景に走る京王電車、わけても相模原線の光景は、起伏に富んだ丘陵地帯を走る路線ならではの、"お宝光景" です。

843-4 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14 (2).jpg

こんな素敵な空間で京王電車を待てるなんて…。
よみうりランドの観光客ならずとも、うっとりです。

843-4 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

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京王電車、都営電車の窓に、イルミネーションが浮き上がります。
窓に写りだされるイルミネーション模様が、何ともいえない、魅力いっぱいの灯り模様を見せてくれます。

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ホームから−。

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そして車内からは、幾色、幾重もの灯りが流れます。

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特急が轟音を響かせて通過した後は−。

843-10 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

−多摩丘陵にある静かな駅は、しばしいっそうの静寂と灯りに包まれます。

[撮影]
 〇平成28年10月14日
  京王相模原線 京王よみうりランド駅


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2016年10月14日

No842 京王よみうりランド駅 イルミネーションことしも


842-1 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

昨年に引き続き、京王よみうりランド駅のイルミネーション装飾が、きょう14日から来年2月19日までの日程で始まりました。

イルミネーションは世界的な照明デザイナーとして知られている石井幹子さんの監修で、上下線ホームのフェンスに約40,000球のLED照明を配して行われています。

842-2 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

このイルミネーション装飾は、よみうりランドのイベントと連動して、昨年から始まったものです。
昨年は初年度ということで12月5日からの開始でしたが、ことしは昨年に比べ約1ヵ月半も早いスタートとなっています。
初日のきょうは天候にも恵まれ、上空には満月も見られました。上の写真の駅名標の真上には、満月が輝いています。
電車を待つ乗客の方々や、車内の乗客の方々も、1年ぶりのイルミネーション装飾に見入っていました。

842-3 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

またこのイルミネーション装飾に合わせ、ことしも下りの特急、準特急、急行列車の一部が、土休日や年末年始を中心に、よみうりランド駅に臨時停車します。
臨時停車は、昨年はイルミネーション開始と同時にスタートしましたが、ことしは時期がずれ、11月19日から始まります。
一方臨時停車の開始時間は、昨年は新宿発15時52分発の準特急からでしたが、ことしは15時12分発からと、40分繰り上がっています。

842-4-2 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

寒風の中のイルミネーション装飾ですが、この後12〜1月の厳寒期の凛とした空気感でのイルミネーションと京王電車のコラボは、とても見ごたえのある、素晴らしい光景となります。
京王電車の新しい冬の風物詩として、今後、定着化が図られるといいですね。

[撮影]平成28年10月14日午後5時−6時
    京王よみうりランド駅下りホームにて

posted by 特急高尾号 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

No841 高尾線に秋の訪れ ススキに囲まれて−


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10月に入り高尾線沿線は、秋の訪れを告げるススキでいっぱいです。

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841-3 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

こうした写真も、線路沿いの法面上部の一般道路から、苦労することなく、誰でも、いつでも、安全に撮ることが出来ます。

しかも高尾線は、線路をまたぐ跨線橋が随所にあり、線路内と同じ位置からの俯瞰ショットも気軽に撮れるという、"超お宝路線" です。

841-4 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

狭間からめじろ台へ−。
8000系が鉄路を照らしながら、ススキに囲まれて駆け下りてきました。

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山田からめじろ台へ−。
7000系がススキの中を駆け上がってきました。

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めじろ台駅周辺のススキの感じは、ご覧のとおりです。

法面上部の道路や跨線橋から、あるいは各駅のホーム先端から、季節感溢れる京王電車の撮影が楽しめます。
京王電車と季節の花々は、井の頭線の菜の花やアジサイ、京王・井の頭両線の桜などがお馴染みですが、初秋の高尾線もなかなか魅力的です。

このあと高尾線は、晩秋に入ると高尾−高尾山口間は見事な紅葉の世界に包まれます。

季節の移り変わりを、京王電車ともども一体となって感じられるのは、ファンに与えられた幸せの時間ですね。


 〇平成28年10月7日 午前6時台 めじろ台駅、及び下り方向人専用跨線橋で撮影
  高尾線は、午前は上り、午後は下り列車がほぼ順光となります。
 〇高尾線法面の除草作業は、係員によつて頻繁に行われます。
  "風流" よりは安全が優先しますので、時に草花が開花中でも刈られることがあります。

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2016年10月09日

No840 いつもと違う動物園線 あれっ、ツーマンだ!



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3連休の中日、9日の昼過ぎのことです。
いつものように、上り列車で高幡不動到着の際、車内から動物園線の方向を見ていると、なにかいつもと違う7000系の空気感です。

よく見てみると、なんと7201Fでもなく、7202Fでもない!。
『という事は!』と、急きょ上り準特急を飛び降りて、持ち合わせていたガラ携カメラで撮ったのがこの写真です。

840-2-2  7205F 動物園線高幡不動 28.10.9.jpg

なんと動物園線に、専用の7201Fや7202Fでもない、7205Fが運用に就いていました。

どうやら専用の2編成は、同時に検査(?)だったのかもしれません。
7205Fは、いつもは7005Fのお相手を務めています。
きょうは急きょ、動物園線に臨時の出番という事になったのだと思います。

840-3  7205F 動物園線高幡不動 28.10.9.jpg

動物園線はワンマン運転ですが、7205Fはワンマン仕様でありません。そのため車掌氏も駆り出され、臨時の出番!となっていました。

動物園線は発車したら次は終点、僅か2駅、延長2キロのミニ路線です。
7205Fも車掌氏も、いつもとは異なる仕業に拍子抜け?の一日だったかもしれませんね。

posted by 特急高尾号 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

No839 2017京王電鉄卓上・大型カレンダー登場


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毎年楽しみな、京王電車の「2017卓上カレンダー」が、1日から発売されました。
今回の表紙は、ダイヤ改正のヘッドマークを掲げた8000系と7000系が飾っています。
ふたつの列車の並び具合といい、やや詰めた望遠の雰囲気といい、表紙としてはとてもいい感じですね。

ただしダイヤ改正のヘッドマークは、前回2015年9月25日のもので、写真からも読み取れます。ことしの改正ではヘッドマーク付き列車が走らなかったのでやむを得なかったとはいえ、少々残念な点でした。
一方でヘッドマークを取り付けたこの8000系は、クハ8851号で先月登場した大規模改修で2代目クハ8751号に改番されており、8851号の最後の雄姿を留めたという点ではよかったと思います。

2017年卓上カレンダーの幾つかを見てみます。

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1月は笹塚駅新宿方から見た富士山と9000系。
この位置からの京王電車と富士山との光景は、知る人ぞ知る有名なスポットの一つとして知られています。
東京西部・多摩地区に向けて路線を伸ばした京王を象徴するような、素敵なカットですね。
車両はよく見ると、ことし2月に運転された「鉄道探偵K オリジナルヘッドマーク」付きの9040Fのようです。

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3月は中河原−聖蹟桜ヶ丘間の多摩川鉄橋を渡るグリーンカー、高尾山トレインの8013F。
2017年度版カレンダーでは、一、二を競う最高のカットです。

4月は桜と井の頭線1029Fのコラボ。桜はやはり、青空のもとが映えます。

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5月はDAXや昨年9月に登場したデヤ900、それにことし4月に廃車されたデワ600の揃い踏みです。こうした写真は、関係者でしか撮影できないお宝カットですね。

6月は井の頭線1000系とアジサイのコラボ。
アジサイと1000系電車のボディカラーの色、バイオレットを合わせている、こだわりのカットです。

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7月は高尾線高尾−高尾山口間を走行する8000系。在籍半数を切った、4+6編成です。
ここが東京都かと思わずにはいられない、空気感です。車窓を流れる緑に癒されながら、小旅行をしたくなるような、京王線のとっておき区間です。

8月は多摩川を渡る相模原線。
青空いっぱいの京王電車が撮影できる、絶景ポイントです。
夏の調布花火大会の打ち上げ花火との競演を、ぜひとも見たくなりました。

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11月は秋の井の頭線。
井の頭線は春から初夏にかけて、菜の花、桜、アジサイと、次々の季節の花々が乗客の目を楽しませますが、井の頭公園付近では紅葉にも包まれます。

卓上カレンダーの最後、12月は南平−高幡不動間のカーブで撮影された準特急新宿行きで締めくくっています。

ことしも、素晴らしい写真で楽しませていただきました。
じっくり見ていると、カレンダー故、季節感との整合性などを考慮する必要があり、カットの選定や制作には、心ならずとも苦労が伴っているように見受けられます。
私個人としては、ことしのハイライトと言える「TAKAO」のヘッドマーク付き8013Fの特急高尾山口行きや、新製したデヤ900がDAXや新製サヤ912を擁して力行する雄姿も見たいと思ったことでした。

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と、ここまで書いた後、京王ニュースでれーるランドで壁掛けカレンダーを限定販売するとの記事を発見。早速訪れて購入したのが、上のカレンダーです。
サイズはA4、見開くとA3サイズになる大型のものです。
驚いたことに、表紙は8013Fの「TAKAO」ヘッドマーク付き準特急でした。

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ひとつだけご紹介するのは12月のものですが、昨年12月に京王よみうりランド駅で行われたホームイルミネーション装飾時の7000系です。
厳寒の最中、照明デザイナーとして世界的に有名な石井幹子氏の監修のもと、約4万ものLED照明が京王電車を彩った際の記録です。

壁掛けカレンダーも、京王ファンであればワクワク、ゾクゾクカットが満載の、迫力のカレンダーでした。聞けば昨年から発売していたとのことで、2度びっくりでした。

れーるランドまで出かけて求める価値のある、嬉しい壁掛けカレンダーの新登場でした。
ますます楽しくなる、京王電車カレンダーです。

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2016年09月25日

No838 キバナコスモス 高尾線に小さな秋


高尾線に、小さな秋が訪れています。

838-1 高尾線の秋 28.9.25 .jpg

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高尾をめざす京王電車を黄色く彩るのは、秋咲きのキバナコスモスです。
大正時代に日本に伝わったキク科の花で、夏から秋にかけて人々の心を癒します。
花言葉は、「自然の美しさ」、「野性的な美しさ」です。
高尾線には、ぴったりです

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キバナコスモスと、準特急の黄色い種別幕がお揃いです。
朝早くから、高尾へ−。
最中を合わせた車中の人たちの、ぬくもりや語らいが聞こえてきそうです。

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こちらは高尾の山々を駆け下りて、新都心へ向かう準特急−。
高尾線はこの後、車窓をススキの穂がそよぎ始めると、いよいよ紅葉の季節が始まります。

[撮影]
 高尾線 めじろ台駅下り方 線路法面
 平成28年9月25日午前8時
 午前が順光 7〜9時ころまでが自然光の中を走る列車撮影に最適

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2016年09月18日

No837 8000系大規模改修 第8陣8001F登場


837-1 -2大規模改修された8001F めじろ台 28.9.18.jpg
▽ 大模改修 第8陣8001F めじろ台   28.9.18 ▽

8000系6+4編成大規模改修の第8陣、8000系のトップバッター8001F(1992・平成4年 日本車両製)のリニューアル工事がこのほど完成し、営業運転が始まっています。
今回の8001FはVVVFの更新も行ったためか、4月上旬の入場から今月中旬の出場までに約5ヶ月半が経過しており、通常より約1ヶ月ほど長い改修期間を要していました。

837-2大規模改修 8551+8051 めじろ台 28.9.18.jpg
     ▽ 4号車8551(左)+5号車8501(右) めじろ台 ▽

837-3 大規模改修された8001F8601号  28.9.18.jpg

837-4 大規模改修された8001F8551号  28.9.18.jpg

大規模改修は、4号車の中間先頭車クハ8700形8800番台)と5号車の中間先頭車クハ8750形(8750番台)の運転室を撤去して客室化・10両貫通化を行い、さらに全車両の車内大リニューアル、バリアフリー化、VVVFの更新などを行うものです。

新編成は、下り八王子方1号車からこれまでの改番事例と同様に、
 (1号車八王子方) 8751+8251+8201+8551+8501+
          8151+8101+8051+8001+8701 (10号車新宿方)となっています。

改番は4号車クハ8801がサハ8550形8551に、5号車クハ8751(初代)がサハ8500形8501へと行われたほか、10両貫通化に伴い下り方先頭1号車だったクハ8851が2代目クハ8751に変更されました。
また前回の8007Fからは車いす・ベビーカー優先ゾーンが全車両に設置となったため、3号車と7号車を改番の上、相互に組成位置を変更する処置は行われていません。

なお中間クハ8801→サハ8551、クハ8751→サハ8501への実際の改番は、平成23年8月、対象の8000系6+4の14編成全てに対して一括して実施済みとなっています。

837-5 大規模改修された88501号優先席  28.9.18.jpg
     ▽ 今回から全優先席に区分手すりが設置 8501号 ▽

さて今回の改修工事ですが、運転室撤去の外観と連結部の車内仕様はこれまでと同様で変更はありません。
全車にわたる客室内仕様については、井の頭線1000系リニューアル1002Fで初めて採用された全ての優先席中央部分への区分手すりの設置が、8000系リニューアル編成でも今回初めて行われました。
優先席中央部分での手すりの設置は27年3月から8705号で試験設置が行われていましたが、これで京王・井の頭両線の車両において、今後本格採用が確定したと見られます。

このほか前回8007Fから実施された、車いす・ベビーカー優先ゾーンの全車両設置も継承されています。今後の京王車両の、バリアフリー化の道筋が出来たとも言えます。

また余談ですが、井の頭線1000系リニューアル車で採用された井の頭恩賜公園の草色の新芽をイメージした柄模様入りカーテンは、通勤車でここまでやるかと言うほどの、有料特急車にそのまま採用しても遜色がないほどの品格を備えた素晴らしい出来栄えで、8000系リニューアル車においてもシート色との相性が良く、かつ高尾山の木々の新芽というイメージにも繋がり、今後の採用を期待したいところです。

837-6 大規模改修された88551号  28.9.18.jpg

ところで8000系6+4編成の大規模改修は平成26年3月の8003Fから早くも2年6ヶ月が経過しました。
これまで8003F・8013F・8014F・8005F、8011F、8008F、8007Fが改修を完了しており、今回の8001Fの登場で対象14編成中の半数を超える8編成が完了したことになります。
次の大規模改修は8002Fですが、すでに7月から若葉台入りしています。

837-7 大規模改修された8001F8751他 めじろ台  28.9.18.jpg
   ▽ 2代目クハ8751を先頭に高尾準特急仕業に就く8001F
        登場24年にして大リニューアル めじろ台 28.9.18 ▽

837-8 大規模改修された8001F8701 高尾  28.9.18.jpg
  ▽ 8000系トップバッター8001F8701    高尾  28.9.18
   今回の改修・改番で8001Fクハのオリジナルは8701号のみに ▽

今回の改造では8000系トップバッター8001Fの初代クハ8751とクハ8801がサハ8501・8551にそれぞれ改番され、姿を消したことになります。
また下り方先頭の新クハ8751はもとクハ8851が改番された2代目クハ8751ですから、8001Fクハのオリジナルは上り方先頭のクハ8701号のみとなってしまいました。
将来保存されるべき記念の8000系は、このクハ8701号に事実上決まったとも言えそうですね。

【記事一部の変更】
改番について、当初「3号車のモハ8201が7号車2代目モハ8101に、7号車のモハ8101が3号車2代目モハ8201にそれぞれ改番の上、相互に組成位置が変更されています」との記述を行いましたが、この部分の内容を削除しました。
全車両に車いす・ベビーカーの優先ゾーンを設置した前回の8007F以降、そうした事実はない旨のコメントをいただき、調査の結果ご指摘の通りと判断したことによるものです。詳しくは当記事コメントを参照ください。(平成28年9月22日)

posted by 特急高尾号 at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

No836 2016.9.16 京王ダイヤ改正


835-1 ダイヤ改正タグ.jpg

京王線・井の頭線のダイヤ改正が、平日ダイヤはきょう9月16日に行われ、休日ダイヤは翌17日にスタートします。

主な内容は既報のとおり、平日、▽早朝の相模原線上り橋本から都営新宿線への直通乗り入れ列車の時間繰り上げ(区間急行2本)、▽高尾線高尾山口発特急・準特急列車運転時間帯の繰り下げ(各停4本を準特急に設定変更)、▽都営線10両編成新車導入による新線新宿発17時30分以降の下り京王線方面優等列車の全10両編成化、▽井の頭線午前9時〜9時30分渋谷着時間帯の急行列車1本増発などとなっています。

28.9.15 都営線10-620F 笹塚.jpg
        ▽ 今月入線の都営10両編成新車10-620F 笹塚  28.9.15 ▽

836-3-2 各停府中行き  高尾 27.9.28.JPG
   ▽ レア列車 朝間上り各停府中行き2本も存続 高尾 27.9.28 ▽

このほか平日・土休日とも、一部列車の行先、列車種別、編成両数などの変更があるとしていますが、ダイヤの骨格は現状通り、またレア列車なども大半が存続しています。
行き先や種別、編成両数の見直しは、主に8両編成の10両化や入出庫関係によるものが中心と見られます。

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        ▽ 高尾山口から各停高幡不動行き6両編成7005Fが到着
                       北野 ダイヤ改正初日 28.9.16 ▽

京王線・高尾線の高幡不動−高尾山口間の一部列車で運転されている6両編成の各停も変化はなく、そのまま6両編成での運転が継続となっています。

また都営線直通の相模原線区間急行、快速等の新線新宿、笹塚、京王多摩センター駅などでの長時間停車も、そのまま継続されています。

このため一般利用者にとっては「改正」というよりは「修正」に近い内容ですが、運転現場では昨年9月の大改正後の実態を踏まえ、運転や混雑状況のさらなる最適化を目的に、必要な手直しが行われていると思います。

[この時期、再び改正の理由は−
昨年9月の前回大改正からわずか1年−。修正レベルとはいえ、再び改正です。
今回の改正は、ことし5月に公表された京王の中期3ヶ年経営計画の2016年度事業計画表にも明示されていないものでした。
従来であれば大改正時にまとめて行うレベルの内容を、駅時刻表の差し替えを始め運転現場などで多くの経費をかけ、敢えてこの時期に行う理由は何でしょうか。

その大きな要因の一つとして考えられるのが、2018年度の小田急線複々線化完成による多摩地区から都心方面へのスピードアップ、及び2020年度のJR中央線の全編成2階建てグリーンカー導入などの攻勢に備え、その時まで座して待つというのではなく、今できる見直し・改革は今すぐ行うという緊張感、スピードアップ、あるいは危機感が背景にあると考えられます。
京王は停滞していない、絶えず見直しを図り利便性の向上を続けているという実績の積み上げを、積極アピールしているとも受け止められます。

今回の改正は、相模原線関係では早朝時間帯列車の行先を京王線新宿から新線新宿に逆転して変更、また高尾線・京王線でも各停と準特急のスジを逆転して実現するという工夫で、いわば人・物をあまりかけずに、ダイヤ検討の空白時間帯を活性化させたとも言えます。

現状の京王の課題は、2018年春の有料座席指定列車登場に際して実施される大改正の前に、あるいは同時期に、一般車両による深夜時間帯相模原線の速達化と利便性向上、及び深夜時間帯の京王線特急と高尾線の完全接続化の実現が大きな鍵と考えられます。

今回の改正はともかくとして、今後の京王線の発展に大きく影響を与える次回本格改正に向けた動向や方向性について、利用者として注視していくとともに、京王の存在感をさらに高める素晴らしいダイヤの登場を期待したいと思います。

なお今回の改正ダイヤについては、交通新聞社から15日刊行された「東京時刻表」28年10月号に掲載されています。
また各駅ではポケット時刻表と同時にマイノリティーサービスと思われるA4サイズの大型時刻表を必要とされる方々に配布しており、好感が持たれます。

posted by 特急高尾号 at 14:11| Comment(6) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする