2016年10月30日

No846 天皇賞"飛田給急行" 一部増強と時刻繰り上げ


847-2 飛田給急行 行き先表示 28.10.30.jpg

847-1 飛田給急行 東府中 28.10.30.jpg
     ▽ 東府中の京王線平面クロスを渡る "飛田給急行" 
                         9003F  28.10.30 ▽

30日、東京競馬場で行われた競馬のG1レース「天皇賞」の終了後、今回も最寄り駅の府中競馬正門前から飛田給まで、臨時急行飛田給行き、いわゆる "飛田給急行" が運転されました。
充当編成は9003Fで、9000系の使用は昨年5月の日本ダービー以来1年半ぶりした。

847-3 飛田給急行 時刻表 府中競馬正門前 28.10.30.jpg
       ▽ 府中競馬正門前駅  臨時時刻表 28.10.30 ▽

また京王線では先月9月16日にダイヤ改正が行われていますが、府中競馬正門前発のダイヤを前回ことし5月の日本ダービー時の臨時運転ダイヤと比較すると、"飛田給急行" は今回5本から6本へと増強されており、創設以来初の増便となりました。

運転時刻もこれまでの15時49分発から1分繰り上がって15時48分発からとなり、以降20分間隔で計6本が運転されました。最終は17時28分発ではなく、2分繰り下がり17時30分発となっていました。

847-4 競馬急行 時府中競馬正門前 7026F 28.10.30.jpg
     ▽ 元祖 新線新宿行き "競馬急行"  7026F  
                   府中競馬正門前 28.10.30 ▽

一方新線新宿まで運転される、元祖 "競馬急行" の方は、これまで通り15時59分発から20分間隔で計5本が運転されました。

847-5 競馬場線HM付き各停 府中競馬正門前 9004F 28.10.30.jpg
    ▽ 線内各停はヘッドマーク付き   9004F   府中競馬正門前
                                 28.10.30  ▽

このほか競馬場線内折り返し各停は、いつも通り日本中央競馬会(JRA)の公式キャラクター、ターフィーくんのヘッドマークを取り付けて運転されていました。

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2016年10月29日

No845 若葉台車両基地見学会 ことしも盛大に


845-1 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

845-2 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

恒例の若葉台車両基地見学会がきょう29日行われ、ことしも多くの見学者で賑わいました。
イベント内容は前回と同様、車体吊り上げ、洗車体験乗車、運転席見学、レール切断実演、作業車両乗車・展示などが中心でした。

845-3 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

今回の吊り上げ実演は、検査入場中で綺麗に化粧直しされたクハ8759号で行われました。
毎回のことですが、車体吊り上げ実演では、大勢の親子ずれの方々が歓声を上げていました。

845-4 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

行先・種別案内表示指令器の操作体験コーナーは毎回子どもたちに大人気で、長い行列が出来ていました。
大人のファンにとっても、いつ見ても魅力的に見えるのは、子ども時代に憧れだった方向幕に対する原体験が、身体に沁み込んでいるのかもしれません。

845-5 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

さて毎回のもう一つのハイライト、車両展示コーナーでは、今回は高尾トレインの8013F、サヤ912やクヤ911=DAXも連結したデヤ900、それに7005Fの3編成が展示されていました。

デヤ900や8013Fの前では、記念写真や車両写真を撮る家族連れやファンで大賑わいでした。
とくに一般参加者はデヤ900を間近で見ることはほとんどないため、デヤの真黄色の顔立ちに驚きの声を上げていました。

845-6 若葉台車両基地見学会 28.10.29.jpg

粋な計らいでしたが、パンタは降りており、デヤ900と7005Fの種別幕は回送、8013Fは無表示でした。
またデヤについては、説明ボード等はありませんでした。高尾線等の排雪対策として新設した排雪器なども実際にセットし、降雪時の運行確保に努める京王の姿勢を積極的に広報してもよかったのではないかと思いました。

車両基地見学会は、ふだん撮影出来ない施設や部材、またふだんは撮影不可能な画角での撮影が可能になるとあって、ファンにとってはこの上もない貴重な機会です。
そうした写真は、別途ご紹介します。

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2016年10月25日

No844 5年前の京王電車K 平成23年9・10月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
今回は2011(平成23)年9月・10月分をまとめてお伝えします。

【平成23年9月】
臨時ダイヤ終了 いよいよ通常ダイヤへ
京王はこの年の3月11日、ダイヤ改定を行いましたが、その日の午後に発生した東日本大震災により改定ダイヤは初日午後から大混乱に陥り、事実上崩壊しました。
その後は数次に渡る臨時ダイヤ、さらに夏からは電力消費のピーク時を迎えるため、電気事業法に基づく電力使用制限令により、「節電ダイヤ」を余儀なくされていました。

半年後の9月9日、その制限が解除されることになり、京王は12日に京王線・相模原線関係を中心に平日ダイヤを、次いで23日に都営線乗り入れ関係を中心に土休日ダイヤと、2回に分けてダイヤ改定を行い、ようやく当初の「3月11日改定ダイヤ」=「通常ダイヤ」に戻ることになりました。

281-1 ダイヤ変更ポスター 23.9.jpg

279-2 ダイヤ修正ポスター 23.9.6.jpg
       ▽ 車内に掲出されたダイヤ変更の案内 23.9 ▽

これにより、7月からの「節電ダイヤ」で運転されていた、▽平日日中の準特急高幡不動行き、▽高尾線の6両編成各停、▽前代未聞の北野駅での京王八王子発各停と高尾山口発各停の各停同士の接続と追い抜きなどが見納めになる一方、節電ダイヤで全列車が姿を消していた特急列車の運転が、僅か1往復ながら高尾線系統で復活しました。

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 ▽ 「節電ダイヤ」で運転されていた
高幡不動行き下り準特急
       7777号のレアな記録となった 明大前 23.7.20 ▽

283-1 7005F 狭間−めじろ台 23.9.18.jpg
      ▽ 狭間−めじろ台間を走る6両編成各停 23.9.18 ▽

284-2 復活した特急 北野 23.9.23.jpg
  ▽ 特急運転再開初日の上り特急1番列車
         土休日早朝、1往復ながら特急運転が復活  北野 23.9.23▽
  
また通常ダイヤに戻すため2度にわたる改定を行ったため、この期間の各駅のホーム時刻表は、▽改定前の節電ダイヤ、▽12日から22日までの改定移行ダイヤ、さらに▽23日からの本格改定ダイヤと、何と3種類もの時刻表が掲示されるという、これも前代未聞の光景が出現しました。

281-2 短命“8日間の時刻表” 23.9.jpg
  ▽ 9月12日から9月22日までの平日ダイヤ
      この期間、平日はたった8日間だけだった短命ダイヤ ▽

このうち12日から22日までの平日ダイヤは、節電ダイヤによる暫定運用だった日中の高尾線準特急と相模原線急行列車の一部区間の各駅停車運用を、それぞれ本来の準特急と急行運転に戻すというものでした。

この平日ダイヤは、この期間の土休日を除くと、なんと実際の実施期間はたった8日間のみという、極めて珍しい、恐らく最初で最後という短命ダイヤとなりました。


281-3 複数の時刻表掲出 北野 23.9.jpg
▽ 左は7月1日実施の節電ダイヤの土休日版で9月19日まで使用
  右は9月12日から22日までの僅か8日間のみ実施の平日ダイヤ
  下ベースの物は、23日から実施する、元々の3月11日改定ダイヤ
                     北野 23.9.14 ▽


このほか井の頭線では節電ダイヤ終了後も、節電ダイヤで行われていた日中時間帯の「急行−各停の交互運転」や、「土曜・休日ダイヤの統合」が、そのまま継続されました。

半年にも及んだ震災直後の数次にわたった臨時ダイヤ、続く節電ダイヤ、さらに通常ダイヤへの復帰作業は、従来では相当の時間を要する大作業であったはずです。

しかし今回は大災害、緊急事態を背景とする法令や社会的要請に基づく対処であったため、京王でも短期間に矢継ぎ早、様々な対応が次々と実施されました。

“窮すれば…”ではありませんが、各社とも早朝時間帯のダイヤを強化するなど、様々なアイデアに富んだダイヤが登場し、鉄道事業者にとっては貴重な経験を積んだ半年でした。


<「ゲゲゲ深大寺めぐり」記念入場券発売
282-1 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

漫画家水木しげるさんのイラスト入り記念入場券の第2弾、「ゲゲゲ深大寺めぐり」が17日、発売されました。

282-2 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

282-3 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

沿線の観光地である調布市の深大寺と、沿線ゆかりの人気漫画家、故水木しげるさん、そしてKEIOのコラボでした。

調布とつつじヶ丘駅までの京王線調布市内5駅の硬券入場券と、調布駅と深大寺間の京王バス東の乗車券2枚がセットになった、大変珍しい組み合わせでした。

282-5 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

282-7 ゲゲゲ記念乗車券 23.9.17.jpg

この記念入場券は台紙、イラスト、硬券入場券それぞれの出来栄えが非常によく、かつバランスよく配置されており、上々の出来栄えでした。
水木しげるさんが故人となった今、京王の記念券としては異色の、そして歴史に残る名作品と言えると思います。

【平成23年10月】
<京王線ATCスタート 京王全線で整備完了
287-1 北野 23.10.5.jpg
   ▽ 消灯している出発信号      北野  23.10.5 ▽

京王線の信号が、消灯しています。
運転台から、「チン、チン」と、これまでにない音が聞こえてきます。
制限スピードの括りが変わる度に「チン」と音が鳴ります。

平成23年10月2日、これまでの相模原線に続いて、京王線、高尾線など、京王線系統でもATCの運用がスタートしました。

290-2 運転室23.10.8.jpg

この京王線のATC運用開始にあたっては、事前に利用客などに対するアナウンスがなく、突然の運用開始でした。

沿線住民に対し、ATC導入に向けた深夜時間帯の習熟運転などに関する周知ポスターを長期間駅構内などに掲出してきた経緯を思えば、何とも唐突なスタートでした。

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  ▽ 京王線のATC導入を伝える東京新聞10月18日の紙面 ▽

案の定、東京の地元紙「東京新聞」
1018日版に、「消えた鉄道信号機 京王線今月からATC導入」と題した特集記事が掲載されましたが、その中でATC導入の2日、約430基ある信号機が消灯したため、沿線住民から「どうなっているのか?」と問い合わせが相次いだと紹介されています。


結局京王は12日になって、ホームページで「10月2日から京王全線でATCの使用を開始しました」と、2日にさかのぼった内容を正式アナウンスしました。

290-1西調布 −調布 23.10.8.jpg
  ▽ ATC化後、先行列車にギリギリまで迫る光景が出現  
      (標準レンズで撮影)  西調布−調布  23.10.8 ▽

ともあれ今回のATC化により、2009年3月に先行して運用開始していた相模原線に加え、高尾線、競馬場線、動物園線も含めた京王全線での、よりいっそうの安全運行管理が実現しました。

当時、運転台直後でかぶりつき、でATC導入直後の進行方向を見ていた私は
当ブログで、
『北野では高尾線からの上り列車は平面交差で京王線下り本線や京王八王子からの上り本線を横切って3番線、又は4番線に入りますが、とにかく信号が点灯していません。あるのは3番、4番などと入線すべきホームの数字だけが表示されているのです。
運転台直後で見ていると、進んでいいのか、あるいは危ないから止まらなければいけないのか、まるで指標のない真っ暗な世界に突き進んでいくような、怖いような感覚を覚えました。
すぐに慣れるのでしょうが、運転士さんは一体どのような気持ちで平面交差ポイントに進入して行くのでしょうか…。』
と、ATC化直後の気持ちを率直に綴っていました。

ところでATCの導入は、2005年のJR福知山線の凄惨な脱線事故の教訓から、国土交通省が省令でさらなる安全対策を求めるために鉄道事業者に義務付けたものです。
京王もその施策に基づき、ATC化を推進しました。

290-4 速度系に現れる制限速度表示.jpg
  ▽ 運転台の速度メーター 制限速度を連続した▼表示で可視化 ▽

京王のATCは基本機能に加え
▽踏切に設置されている非常停止ボタンや障害物検知装置、及び駅ホームの非常停止ボタンと連動する防護機能
▽駅の誤通過防止機能
▽運輸指令が工事や気象条件により任意の区間に速度規制をかけることが出来る臨速制御
▽運転士に向けた速度制限表示の連続表示、可視化など
優れた特徴を兼ね備えています。


<京王線新宿に姿を現していたHM付き"競馬急行"
288-3 競馬急行 新宿 23.10.8.jpg
   ▽ 京王線新宿駅に到着したHM付き競馬急行 
                                23.10.8 ▽

この時期、府中競馬正門前発の "競馬急行" の行先は、現在のように新線新宿ではなく、京王線新宿でした。
しかも9本運転される列車のうち2本には、いつもの、あのヘッドマークも取り付けて京王線新宿を目指しての運転でした。

288-4 競馬急行 新宿 23.10.8.jpg
  ▽ 回送列車として再び府中競馬正門前を目指す“競馬急行”
                  
ヘッドマークを取り付けた1本目の “競馬急行” が到着すると、列車はヘッドマークを取り付けたまま直ちに府中競馬正門前まで回送され、再びヘッドマークを取り付けた "競馬急行" として新宿に顔を出すというものでした。
8両編成の回送列車がヘッドマークを取り付けたまま起点ターミナルの新宿から本線を走行するという、まさにファン向けともいえる運用でした。
いま思えばもっと撮影しておくべきだったと後悔しきりです。

<井の頭線 3000系終焉へ>
293-1 3000系ポスター 23.10.22.jpg
  ▽ 各駅に登場した「ありがとう3000系」の特大ポスター
                                23.10.22 ▽

293-2 3000系ポスター 23.10.22.jpg

井の頭線の3000系は12月をもって引退−。
京王のホームページでいよいよ引退が告げられました。

それを受け、22日から各駅にご覧のような大型の “ありがとう3000系” のポスターが登場しました。

車両は3728号、方向幕は急行吉祥寺を表示しています。



294-2 3000系車内ポスター 23.10.25.jpg
    ▽ 車内に掲出された「ありがとう3000系」のポスター ▽

25日からは車内にも「ありがとう3000系」のポスターが登場しました。
こちらのポスターは、まるでタイムマシンに乗ったような、3000系登場時の正面狭窓の3000系原型スタイルの2編成が行き交うという、ほとんどファン向けの世界でした。

いま思えば、引退車両の送別として、京王は素晴らしいプレゼンテーションを行ってくれていたのだと思います。

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  ▽ 3000系 最後の3028F この年12月に引退することが決定
                              22.1.26 渋谷 ▽

290-2 3028F 吉祥寺 22.2.1.jpg
 ▽ 吉祥寺駅の運用表示ボックス
      懐かしい耐震工事化前の光景  22.2.1 吉祥寺 ▽ 

いよいよ3000系の引退が迫り、この時期、撮影に乗車に、忙しい日々を送ったことを、ついこの間のことのように思い出します。

[当時のブログ記事]


次回は、平成23年11月〜12月分をご覧いただきます。

posted by 特急高尾号 at 19:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

No843 イルミネーションの華の中で 京王よみうりランド駅


843-1 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

14日から、京王よみうりランド駅で、ホームのイルミネーション装飾が始まりました。
点灯は午後4時からですが、お勧めは、日暮れ直前の時間帯です。

843-3 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

相模原線は、高尾や秩父の山々を背景に走ります。
夕暮れ直前、夕陽の残像が天空と地上の境界を真っ赤に染めて、見事なグラデーションの世界を見せてくれます。

凛とした山々の稜線を背景に走る京王電車、わけても相模原線の光景は、起伏に富んだ丘陵地帯を走る路線ならではの、"お宝光景" です。

843-4 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14 (2).jpg

こんな素敵な空間で京王電車を待てるなんて…。
よみうりランドの観光客ならずとも、うっとりです。

843-4 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

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京王電車、都営電車の窓に、イルミネーションが浮き上がります。
窓に写りだされるイルミネーション模様が、何ともいえない、魅力いっぱいの灯り模様を見せてくれます。

843-7 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

ホームから−。

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そして車内からは、幾色、幾重もの灯りが流れます。

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特急が轟音を響かせて通過した後は−。

843-10 イルミネーション  京王よみうりランド  28.10.14.jpg

−多摩丘陵にある静かな駅は、しばしいっそうの静寂と灯りに包まれます。

[撮影]
 〇平成28年10月14日
  京王相模原線 京王よみうりランド駅


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2016年10月14日

No842 京王よみうりランド駅 イルミネーションことしも


842-1 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

昨年に引き続き、京王よみうりランド駅のイルミネーション装飾が、きょう14日から来年2月19日までの日程で始まりました。

イルミネーションは世界的な照明デザイナーとして知られている石井幹子さんの監修で、上下線ホームのフェンスに約40,000球のLED照明を配して行われています。

842-2 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

このイルミネーション装飾は、よみうりランドのイベントと連動して、昨年から始まったものです。
昨年は初年度ということで12月5日からの開始でしたが、ことしは昨年に比べ約1ヵ月半も早いスタートとなっています。
初日のきょうは天候にも恵まれ、上空には満月も見られました。上の写真の駅名標の真上には、満月が輝いています。
電車を待つ乗客の方々や、車内の乗客の方々も、1年ぶりのイルミネーション装飾に見入っていました。

842-3 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

またこのイルミネーション装飾に合わせ、ことしも下りの特急、準特急、急行列車の一部が、土休日や年末年始を中心に、よみうりランド駅に臨時停車します。
臨時停車は、昨年はイルミネーション開始と同時にスタートしましたが、ことしは時期がずれ、11月19日から始まります。
一方臨時停車の開始時間は、昨年は新宿発15時52分発の準特急からでしたが、ことしは15時12分発からと、40分繰り上がっています。

842-4-2 イルミネーション装飾の京王よみうりランド駅 28.10.14.jpg

寒風の中のイルミネーション装飾ですが、この後12〜1月の厳寒期の凛とした空気感でのイルミネーションと京王電車のコラボは、とても見ごたえのある、素晴らしい光景となります。
京王電車の新しい冬の風物詩として、今後、定着化が図られるといいですね。

[撮影]平成28年10月14日午後5時−6時
    京王よみうりランド駅下りホームにて

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2016年10月10日

No841 高尾線に秋の訪れ ススキに囲まれて−


841-0 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

10月に入り高尾線沿線は、秋の訪れを告げるススキでいっぱいです。

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841-3 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

こうした写真も、線路沿いの法面上部の一般道路から、苦労することなく、誰でも、いつでも、安全に撮ることが出来ます。

しかも高尾線は、線路をまたぐ跨線橋が随所にあり、線路内と同じ位置からの俯瞰ショットも気軽に撮れるという、"超お宝路線" です。

841-4 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

狭間からめじろ台へ−。
8000系が鉄路を照らしながら、ススキに囲まれて駆け下りてきました。

841-5 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

山田からめじろ台へ−。
7000系がススキの中を駆け上がってきました。

841-6 ススキの中を行く高尾線 28.10.7 めじろ台.jpg

めじろ台駅周辺のススキの感じは、ご覧のとおりです。

法面上部の道路や跨線橋から、あるいは各駅のホーム先端から、季節感溢れる京王電車の撮影が楽しめます。
京王電車と季節の花々は、井の頭線の菜の花やアジサイ、京王・井の頭両線の桜などがお馴染みですが、初秋の高尾線もなかなか魅力的です。

このあと高尾線は、晩秋に入ると高尾−高尾山口間は見事な紅葉の世界に包まれます。

季節の移り変わりを、京王電車ともども一体となって感じられるのは、ファンに与えられた幸せの時間ですね。


 〇平成28年10月7日 午前6時台 めじろ台駅、及び下り方向人専用跨線橋で撮影
  高尾線は、午前は上り、午後は下り列車がほぼ順光となります。
 〇高尾線法面の除草作業は、係員によつて頻繁に行われます。
  "風流" よりは安全が優先しますので、時に草花が開花中でも刈られることがあります。

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2016年10月09日

No840 いつもと違う動物園線 あれっ、ツーマンだ!



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3連休の中日、9日の昼過ぎのことです。
いつものように、上り列車で高幡不動到着の際、車内から動物園線の方向を見ていると、なにかいつもと違う7000系の空気感です。

よく見てみると、なんと7201Fでもなく、7202Fでもない!。
『という事は!』と、急きょ上り準特急を飛び降りて、持ち合わせていたガラ携カメラで撮ったのがこの写真です。

840-2-2  7205F 動物園線高幡不動 28.10.9.jpg

なんと動物園線に、専用の7201Fや7202Fでもない、7205Fが運用に就いていました。

どうやら専用の2編成は、同時に検査(?)だったのかもしれません。
7205Fは、いつもは7005Fのお相手を務めています。
きょうは急きょ、動物園線に臨時の出番という事になったのだと思います。

840-3  7205F 動物園線高幡不動 28.10.9.jpg

動物園線はワンマン運転ですが、7205Fはワンマン仕様でありません。そのため車掌氏も駆り出され、臨時の出番!となっていました。

動物園線は発車したら次は終点、僅か2駅、延長2キロのミニ路線です。
7205Fも車掌氏も、いつもとは異なる仕業に拍子抜け?の一日だったかもしれませんね。

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2016年10月01日

No839 2017京王電鉄卓上・大型カレンダー登場


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毎年楽しみな、京王電車の「2017卓上カレンダー」が、1日から発売されました。
今回の表紙は、ダイヤ改正のヘッドマークを掲げた8000系と7000系が飾っています。
ふたつの列車の並び具合といい、やや詰めた望遠の雰囲気といい、表紙としてはとてもいい感じですね。

ただしダイヤ改正のヘッドマークは、前回2015年9月25日のもので、写真からも読み取れます。ことしの改正ではヘッドマーク付き列車が走らなかったのでやむを得なかったとはいえ、少々残念な点でした。
一方でヘッドマークを取り付けたこの8000系は、クハ8851号で先月登場した大規模改修で2代目クハ8751号に改番されており、8851号の最後の雄姿を留めたという点ではよかったと思います。

2017年卓上カレンダーの幾つかを見てみます。

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1月は笹塚駅新宿方から見た富士山と9000系。
この位置からの京王電車と富士山との光景は、知る人ぞ知る有名なスポットの一つとして知られています。
東京西部・多摩地区に向けて路線を伸ばした京王を象徴するような、素敵なカットですね。
車両はよく見ると、ことし2月に運転された「鉄道探偵K オリジナルヘッドマーク」付きの9040Fのようです。

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3月は中河原−聖蹟桜ヶ丘間の多摩川鉄橋を渡るグリーンカー、高尾山トレインの8013F。
2017年度版カレンダーでは、一、二を競う最高のカットです。

4月は桜と井の頭線1029Fのコラボ。桜はやはり、青空のもとが映えます。

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5月はDAXや昨年9月に登場したデヤ900、それにことし4月に廃車されたデワ600の揃い踏みです。こうした写真は、関係者でしか撮影できないお宝カットですね。

6月は井の頭線1000系とアジサイのコラボ。
アジサイと1000系電車のボディカラーの色、バイオレットを合わせている、こだわりのカットです。

839-8 2017京王カレンダー 7月.jpg

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7月は高尾線高尾−高尾山口間を走行する8000系。在籍半数を切った、4+6編成です。
ここが東京都かと思わずにはいられない、空気感です。車窓を流れる緑に癒されながら、小旅行をしたくなるような、京王線のとっておき区間です。

8月は多摩川を渡る相模原線。
青空いっぱいの京王電車が撮影できる、絶景ポイントです。
夏の調布花火大会の打ち上げ花火との競演を、ぜひとも見たくなりました。

839-12 2017京王カレンダー 11月.jpg

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11月は秋の井の頭線。
井の頭線は春から初夏にかけて、菜の花、桜、アジサイと、次々の季節の花々が乗客の目を楽しませますが、井の頭公園付近では紅葉にも包まれます。

卓上カレンダーの最後、12月は南平−高幡不動間のカーブで撮影された準特急新宿行きで締めくくっています。

ことしも、素晴らしい写真で楽しませていただきました。
じっくり見ていると、カレンダー故、季節感との整合性などを考慮する必要があり、カットの選定や制作には、心ならずとも苦労が伴っているように見受けられます。
私個人としては、ことしのハイライトと言える「TAKAO」のヘッドマーク付き8013Fの特急高尾山口行きや、新製したデヤ900がDAXや新製サヤ912を擁して力行する雄姿も見たいと思ったことでした。

839-14 2017京王大型カレンダー 表紙.jpg

と、ここまで書いた後、京王ニュースでれーるランドで壁掛けカレンダーを限定販売するとの記事を発見。早速訪れて購入したのが、上のカレンダーです。
サイズはA4、見開くとA3サイズになる大型のものです。
驚いたことに、表紙は8013Fの「TAKAO」ヘッドマーク付き準特急でした。

839-15 2017京王大型カレンダー 12月.jpg

ひとつだけご紹介するのは12月のものですが、昨年12月に京王よみうりランド駅で行われたホームイルミネーション装飾時の7000系です。
厳寒の最中、照明デザイナーとして世界的に有名な石井幹子氏の監修のもと、約4万ものLED照明が京王電車を彩った際の記録です。

壁掛けカレンダーも、京王ファンであればワクワク、ゾクゾクカットが満載の、迫力のカレンダーでした。聞けば昨年から発売していたとのことで、2度びっくりでした。

れーるランドまで出かけて求める価値のある、嬉しい壁掛けカレンダーの新登場でした。
ますます楽しくなる、京王電車カレンダーです。

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2016年09月25日

No838 キバナコスモス 高尾線に小さな秋


高尾線に、小さな秋が訪れています。

838-1 高尾線の秋 28.9.25 .jpg

838-2 高尾線の秋 28.9.25.jpg

高尾をめざす京王電車を黄色く彩るのは、秋咲きのキバナコスモスです。
大正時代に日本に伝わったキク科の花で、夏から秋にかけて人々の心を癒します。
花言葉は、「自然の美しさ」、「野性的な美しさ」です。
高尾線には、ぴったりです

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キバナコスモスと、準特急の黄色い種別幕がお揃いです。
朝早くから、高尾へ−。
最中を合わせた車中の人たちの、ぬくもりや語らいが聞こえてきそうです。

838-5 高尾線の秋 28.9.25.jpg

こちらは高尾の山々を駆け下りて、新都心へ向かう準特急−。
高尾線はこの後、車窓をススキの穂がそよぎ始めると、いよいよ紅葉の季節が始まります。

[撮影]
 高尾線 めじろ台駅下り方 線路法面
 平成28年9月25日午前8時
 午前が順光 7〜9時ころまでが自然光の中を走る列車撮影に最適

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2016年09月18日

No837 8000系大規模改修 第8陣8001F登場


837-1 -2大規模改修された8001F めじろ台 28.9.18.jpg
▽ 大模改修 第8陣8001F めじろ台   28.9.18 ▽

8000系6+4編成大規模改修の第8陣、8000系のトップバッター8001F(1992・平成4年 日本車両製)のリニューアル工事がこのほど完成し、営業運転が始まっています。
今回の8001FはVVVFの更新も行ったためか、4月上旬の入場から今月中旬の出場までに約5ヶ月半が経過しており、通常より約1ヶ月ほど長い改修期間を要していました。

837-2大規模改修 8551+8051 めじろ台 28.9.18.jpg
     ▽ 4号車8551(左)+5号車8501(右) めじろ台 ▽

837-3 大規模改修された8001F8601号  28.9.18.jpg

837-4 大規模改修された8001F8551号  28.9.18.jpg

大規模改修は、4号車の中間先頭車クハ8700形8800番台)と5号車の中間先頭車クハ8750形(8750番台)の運転室を撤去して客室化・10両貫通化を行い、さらに全車両の車内大リニューアル、バリアフリー化、VVVFの更新などを行うものです。

新編成は、下り八王子方1号車からこれまでの改番事例と同様に、
 (1号車八王子方) 8751+8251+8201+8551+8501+
          8151+8101+8051+8001+8701 (10号車新宿方)となっています。

改番は4号車クハ8801がサハ8550形8551に、5号車クハ8751(初代)がサハ8500形8501へと行われたほか、10両貫通化に伴い下り方先頭1号車だったクハ8851が2代目クハ8751に変更されました。
また前回の8007Fからは車いす・ベビーカー優先ゾーンが全車両に設置となったため、3号車と7号車を改番の上、相互に組成位置を変更する処置は行われていません。

なお中間クハ8801→サハ8551、クハ8751→サハ8501への実際の改番は、平成23年8月、対象の8000系6+4の14編成全てに対して一括して実施済みとなっています。

837-5 大規模改修された88501号優先席  28.9.18.jpg
     ▽ 今回から全優先席に区分手すりが設置 8501号 ▽

さて今回の改修工事ですが、運転室撤去の外観と連結部の車内仕様はこれまでと同様で変更はありません。
全車にわたる客室内仕様については、井の頭線1000系リニューアル1002Fで初めて採用された全ての優先席中央部分への区分手すりの設置が、8000系リニューアル編成でも今回初めて行われました。
優先席中央部分での手すりの設置は27年3月から8705号で試験設置が行われていましたが、これで京王・井の頭両線の車両において、今後本格採用が確定したと見られます。

このほか前回8007Fから実施された、車いす・ベビーカー優先ゾーンの全車両設置も継承されています。今後の京王車両の、バリアフリー化の道筋が出来たとも言えます。

また余談ですが、井の頭線1000系リニューアル車で採用された井の頭恩賜公園の草色の新芽をイメージした柄模様入りカーテンは、通勤車でここまでやるかと言うほどの、有料特急車にそのまま採用しても遜色がないほどの品格を備えた素晴らしい出来栄えで、8000系リニューアル車においてもシート色との相性が良く、かつ高尾山の木々の新芽というイメージにも繋がり、今後の採用を期待したいところです。

837-6 大規模改修された88551号  28.9.18.jpg

ところで8000系6+4編成の大規模改修は平成26年3月の8003Fから早くも2年6ヶ月が経過しました。
これまで8003F・8013F・8014F・8005F、8011F、8008F、8007Fが改修を完了しており、今回の8001Fの登場で対象14編成中の半数を超える8編成が完了したことになります。
次の大規模改修は8002Fですが、すでに7月から若葉台入りしています。

837-7 大規模改修された8001F8751他 めじろ台  28.9.18.jpg
   ▽ 2代目クハ8751を先頭に高尾準特急仕業に就く8001F
        登場24年にして大リニューアル めじろ台 28.9.18 ▽

837-8 大規模改修された8001F8701 高尾  28.9.18.jpg
  ▽ 8000系トップバッター8001F8701    高尾  28.9.18
   今回の改修・改番で8001Fクハのオリジナルは8701号のみに ▽

今回の改造では8000系トップバッター8001Fの初代クハ8751とクハ8801がサハ8501・8551にそれぞれ改番され、姿を消したことになります。
また下り方先頭の新クハ8751はもとクハ8851が改番された2代目クハ8751ですから、8001Fクハのオリジナルは上り方先頭のクハ8701号のみとなってしまいました。
将来保存されるべき記念の8000系は、このクハ8701号に事実上決まったとも言えそうですね。

【記事一部の変更】
改番について、当初「3号車のモハ8201が7号車2代目モハ8101に、7号車のモハ8101が3号車2代目モハ8201にそれぞれ改番の上、相互に組成位置が変更されています」との記述を行いましたが、この部分の内容を削除しました。
全車両に車いす・ベビーカーの優先ゾーンを設置した前回の8007F以降、そうした事実はない旨のコメントをいただき、調査の結果ご指摘の通りと判断したことによるものです。詳しくは当記事コメントを参照ください。(平成28年9月22日)

posted by 特急高尾号 at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

No836 2016.9.16 京王ダイヤ改正


835-1 ダイヤ改正タグ.jpg

京王線・井の頭線のダイヤ改正が、平日ダイヤはきょう9月16日に行われ、休日ダイヤは翌17日にスタートします。

主な内容は既報のとおり、平日、▽早朝の相模原線上り橋本から都営新宿線への直通乗り入れ列車の時間繰り上げ(区間急行2本)、▽高尾線高尾山口発特急・準特急列車運転時間帯の繰り下げ(各停4本を準特急に設定変更)、▽都営線10両編成新車導入による新線新宿発17時30分以降の下り京王線方面優等列車の全10両編成化、▽井の頭線午前9時〜9時30分渋谷着時間帯の急行列車1本増発などとなっています。

28.9.15 都営線10-620F 笹塚.jpg
        ▽ 今月入線の都営10両編成新車10-620F 笹塚  28.9.15 ▽

836-3-2 各停府中行き  高尾 27.9.28.JPG
   ▽ レア列車 朝間上り各停府中行き2本も存続 高尾 27.9.28 ▽

このほか平日・土休日とも、一部列車の行先、列車種別、編成両数などの変更があるとしていますが、ダイヤの骨格は現状通り、またレア列車なども大半が存続しています。
行き先や種別、編成両数の見直しは、主に8両編成の10両化や入出庫関係によるものが中心と見られます。

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        ▽ 高尾山口から各停高幡不動行き6両編成7005Fが到着
                       北野 ダイヤ改正初日 28.9.16 ▽

京王線・高尾線の高幡不動−高尾山口間の一部列車で運転されている6両編成の各停も変化はなく、そのまま6両編成での運転が継続となっています。

また都営線直通の相模原線区間急行、快速等の新線新宿、笹塚、京王多摩センター駅などでの長時間停車も、そのまま継続されています。

このため一般利用者にとっては「改正」というよりは「修正」に近い内容ですが、運転現場では昨年9月の大改正後の実態を踏まえ、運転や混雑状況のさらなる最適化を目的に、必要な手直しが行われていると思います。

[この時期、再び改正の理由は−
昨年9月の前回大改正からわずか1年−。修正レベルとはいえ、再び改正です。
今回の改正は、ことし5月に公表された京王の中期3ヶ年経営計画の2016年度事業計画表にも明示されていないものでした。
従来であれば大改正時にまとめて行うレベルの内容を、駅時刻表の差し替えを始め運転現場などで多くの経費をかけ、敢えてこの時期に行う理由は何でしょうか。

その大きな要因の一つとして考えられるのが、2018年度の小田急線複々線化完成による多摩地区から都心方面へのスピードアップ、及び2020年度のJR中央線の全編成2階建てグリーンカー導入などの攻勢に備え、その時まで座して待つというのではなく、今できる見直し・改革は今すぐ行うという緊張感、スピードアップ、あるいは危機感が背景にあると考えられます。
京王は停滞していない、絶えず見直しを図り利便性の向上を続けているという実績の積み上げを、積極アピールしているとも受け止められます。

今回の改正は、相模原線関係では早朝時間帯列車の行先を京王線新宿から新線新宿に逆転して変更、また高尾線・京王線でも各停と準特急のスジを逆転して実現するという工夫で、いわば人・物をあまりかけずに、ダイヤ検討の空白時間帯を活性化させたとも言えます。

現状の京王の課題は、2018年春の有料座席指定列車登場に際して実施される大改正の前に、あるいは同時期に、一般車両による深夜時間帯相模原線の速達化と利便性向上、及び深夜時間帯の京王線特急と高尾線の完全接続化の実現が大きな鍵と考えられます。

今回の改正はともかくとして、今後の京王線の発展に大きく影響を与える次回本格改正に向けた動向や方向性について、利用者として注視していくとともに、京王の存在感をさらに高める素晴らしいダイヤの登場を期待したいと思います。

なお今回の改正ダイヤについては、交通新聞社から15日刊行された「東京時刻表」28年10月号に掲載されています。
また各駅ではポケット時刻表と同時にマイノリティーサービスと思われるA4サイズの大型時刻表を必要とされる方々に配布しており、好感が持たれます。

posted by 特急高尾号 at 14:11| Comment(6) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月15日

No835 若葉台基地見学会 10月29日(日)に


835-1 若葉台工場見学会パンフ 28.9.15.jpg

恒例の若葉台車両基地の見学会が10月29日(土)に行われることになり、参加者募集のパンフレットが各駅に置かれています。

今回も午前と午後の2回行われ、各回1,000名、合計2,000名が招待されます。
イベントの内容は、車体の吊り上げ、洗車体験乗車、運転席見学、作業車両展示などが中心です。
参加応募は往復はがきで10月12日(水)までに行い、応募者多数の場合は抽選になるなど、基本的な内容はこれまでと同じです。

835-2  若葉台車両基地公開 26.10.25.jpg
   〇間近で車体の吊り上げ光景が楽しめます  前回開催 26.10 〇

835-3  若葉台車両基地公開 26.10.25.jpg
   〇 丁寧な説明は、京王を身近に感じました 前回開催 26.10 〇

若葉台基地での見学会は、車体や車輪、モーター、各部品などの整備状況を目の当たりに出来るだけでなく、整備担当の係員の方に直接質問や話が聞けるため、ファンとしてはかなり有意義なものです。

835-4  若葉台車両基地公開 8014F 26.10.25.jpg
    〇 大規模改修中の8014Fと対面 
         窓上ラインの無い、貴重な光景  前回開催 26.10 〇

またタイミングが良ければ、8000系大規模改修最中の編成との対面など、思わぬ光景に出会うチャンスもあるかもしれません。
ぜひ見学会に応募し、楽しまれてください。

なおこの見学会の募集要領等については、京王はホームページで公開していませんので、当記事でも具体的な応募方法についての記述は控えています。

posted by 特急高尾号 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

No834 京王 「発見、安全安心のヒミツ」 ポスターシリーズ始まる


834-1 安全安心ポスターシリーズ 28.9.10.jpg
      ▽車内に掲出された「発見、安全安心のヒミツ」広報ポスター ▽

2日から、京王電車の車内天井広告に、ご覧のようなポスターの掲出が始まりました。
む、む、これはふつうの広告とは少し違うなとしっかりと見てみると、京王の職場紹介、あるいは現場で働く人たちの紹介や業務内容の啓蒙、社会発信などのように感じました。

右下に小さく、京王ポスターギャラリーにて「発見、安全安心のヒミツ」公開!とあり、京王ホームページ内のポスターギャラリーへの検索誘導がありました。

834-2 安全安心ポスターシリーズ  28.9.10.jpg
       「発見、安全安心のヒミツ」コーナーの一部 ▽

早速ホームページを見てみると、この企画はシリーズもので、京王の安全安心運行のヒミツを現場の声を交えながらリポートしていくと、その趣旨が記されていました。

今回はその第1回で、車両電気部若葉台工場が舞台で、車両のメンテナンスや改修などの業務内容と、この道35年の検修担当主任の目を通し、担当者の安全管理に取り組む真摯な業務への取り組みが紹介されています。

具体的な内容、出来栄えは見事なもので、ぜひ直接ご覧になってください。
写真はプロが撮影のもので、こうした現場の写真は事業者サイドのみしか撮影出来ず、貴重なカットです。
またコメントも法定検査業務内容などを具体的に紹介しており、一歩踏み込んだ丁重な内容となっています。さらに体制や業務に取り組む姿勢なども紹介されており、企業広報とはいえ、情報量の多い、良質な、好感の持てるコンテンツに仕上がっています。
取材・制作者の、現場での丁寧な取材、聞き取り、真摯な制作姿勢が伺えます。

開業100周年での記念コンテンツとして展開出来ていればと思ったことですが、それはともかくとして、今後が楽しみなシリーズです。
就活生や子ども達にも十二分に役立つため、車内天井広告だけではなく、ホームページトップページのバナーや京王ニュース、れーるランドなど、さまざまな媒体での露出展開を検討してもいいと思います。

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2016年09月07日

No833 京王 ダイヤ改正まもなく


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     ▽ 16日のダイヤ改正を伝える車内吊りポスター(一部)▽

9月に入り、駅構内や車内、それに京王のホームページには、16日のダイヤ改正の骨子を伝えるポスターや記事が一斉に掲出されました。

また京王ニュース9月号は、ダイヤ改正を伝える特集記事を掲載しました。京王ニュースは今年4月から表紙や紙面レイアウトを一新し、斬新なスタイルに変更しています。

ダイヤ改正を京王ニュースで初めて知った人は、またまた "大改正" が行われるという印象を持ったはずですが、手に取って内容を見て、『あれっ』と今度は規模の小さい改正内容に驚いたかもしれません。
それはともかく、駅置きの京王ニュースはあっという間に品切れとなり、再度搬入されていました。

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さて肝心の内容ですが、京王ニュースや駅貼り、車内吊りポスター、ホームページのバナー広告等の内容は、先の8月16日公表のダイヤ改正ニュースリリースと同内容で、新たな情報はありませんでした。

8月16日のニュースリリースでは、一部列車で平日、土休日とも時刻、行先、種別、編成両数の変更もあるとされ、その内容に関心が高まりましたが、結局9月1日の広報ではそうした情報は示されず、利用者自身が1日に公表された新時刻表と現在の時刻表を比較し、自ら変更点を確認せざるを得ない状況です。

833-2 ダイヤ改正 車内広告 28.9.4.jpg

今回の改正骨子は、現行ダイヤを軸としつつ、
▽相模原線早朝上りの都営線直通列車運転時刻の繰り上げ
▽高尾線の上り特急・準特急列車運転時刻の繰り下げ
▽新線新宿発17時30分以降の下り急行系列車の全10両編成化
▽井の頭線の朝ラッシュ時上り急行列車の増発
というものです。
しかし現行ダイヤの運転骨格パターンが変更されるような変更はなく、「改正」というよりは、むしろ「修正」に近い内容です。

ところで、新時刻表と現在の時刻表を比較してみますと、現行ダイヤでの京王のレア列車は、新ダイヤでもほとんどが存続していることが分かります。
具体的には、
▽京王八王子始発の各停高幡不動行き→特急新宿行き "逆化け列車"、
 及び同3本目の各停高幡不動行き→準特急新宿行き "逆化け列車"
▽朝ラッシュ時
 上り高尾山口発各停府中行き
 下り新宿発準特急多摩センター行き
 1本だけ残る新宿発の下り「快速」高尾山口行き
▽都営線からの下り直通急行調布行き→各停高尾山口行き化け列車
 同八幡山行き各停→折り返し八幡山発都営線行き各停
▽最終下り特急接続調布発府中行き各停
▽土休日
 新宿発多摩動物公園行直通急行
 都営線からの高尾山口行き直通急行
 競馬急行などです。

一方、平日16時台に各1本ずつあった都営線から直通の若葉台行き区間急行と快速は、それぞれ橋本行きに姿を変えました。
また僅かですが、夜間の上り各停高幡不動行き列車の一部が桜上水行きや快速になるなどの変化が見られます。運用・入庫関係によるものだと思われます。

さらに朝ラッシュ時に運転されている下りつつじヶ丘行き各停が1本増えて6本となり、一部区間ではつつじヶ丘行き各停が2本連続して運転されることになります。

日中時間帯の一部列車で運転されている高幡不動発6両編成の各停高尾山口行きは、新ダイヤでも列車が存続していますから、引き続き6両での運転が継続されると思われます。

編成両数の見直しについては今回公表された新時刻表では判読できず、土休日も含めて8両と10両編成が混在している相模原線の急行系列車の運用変化に注目が集まります。
このほかネットでは、ファンによる様々な変更情報などが流通しています。

833-5 高尾山口駅 28.5 .jpg
     ▽ 今改正で夕刻に上り準特急が4本増発される高尾線
                        高尾山口駅 28.5 ▽

今回の改正は京王線の全ての利用者に影響するものではありませんし、井の頭線の急行増発は上り列車1本のみです。
しかわずかでも利用者の利便性(京王にとっては企業戦略)に資する点があれば、大規模改正を待たずに迅速・積極的に改正を行っていくという姿勢は評価できます。
今回の改正は競合他社の攻勢が始まる前に、可能な限り改善を積み重ねていく京王の積極姿勢の現れと見ますが、それだけ周辺状況は厳しいと京王が認識しているとも考えられます。

なお今回の高尾線準特急の増発は、現在の高尾線各停と京王線京王八王子駅発の準特急スジを入れ替えて実現させるものですが、ホームページでのニュースリリースや京王ニュースの当該項目で、「ダイヤ改正に伴い、京王八王子発の準特急の一部を各停に変更します(北野で準特急新宿行きに接続します)」との丁寧な説明が付されていました。
充実・強化するところ、見直すところの双方を併記した初の広報として、好感を持ちました。

posted by 特急高尾号 at 08:44| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

No832 京王線に2画面ディスプレー登場


832-1 ドア上モニター2画面化 高幡不動 28.8.30.jpg
   ▽ ドア上の情報モニターが2画面化された9042F
                        高幡不動 28.8.30 ▽

832-1 ドア上モニター2画面化  28.8.30.jpg
    ▽ 2画面化されたモニター  左が新設されたもの   9042号▽

ことし5月に公表された京王の「2016年度 鉄道事業設備投資計画」で、井の頭線1000系15両の追加と合わせ、京王線にとっては初めてとなる9000系70両に対するドア上液晶モニターの2画面化が明らかにされました。

そしてこのほどその先陣をきって、9042Fのドア上情報モニターが2画面化され、営業運転を開始しています。

832-4 ドア上モニター2画面化  28.8.30.jpg

新設されたモニターには、京王の企業広告コンテンツや一般広告、それにニュースや天気予報が放映されます。右のモニターには従来通り行先案内などの運行情報が表示されています。
2画面の運用方法は、井の頭線1000系の2画面ディスプレーに準じています。

832-5 ドア上モニター2画面化  28.8.30.jpg

モニター2画面化に合わせ、従来からの行先案内等の画面にも変化がありました。
従来は用意されていなかった、当該列車の運転区間の全駅表示画面が登場しています。JR中央線電車のモニター画面のようです。
行先案内表示画面は様々なバリエーションがあり、ファンにとっては新旧画面の比較が必要のようです。

遅延や他社線運転見合わせなどの運行情報をどのように表示するのかも気になります。従来どおり画面全体表示だけなのか、井の頭線1000系リニューアル1001Fのように、全ての画面下にも帯状に情報をスクロール表示する機能が付加されているのか、関心が高まります。

832-6 ドア上モニター2画面化 吊り輪広告  28.8.30.jpg

832-7 ドア上モニター2画面化 吊り輪広告  28.8.30.jpg

そして驚いたことに、吊り輪の柄の部分にも広告が登場しました。
さらに驚いたことに、形状・デザインは同一化しつつ、号車により色を変えるという、徹底したこだわりぶりです。
吊り輪柄部分の広告は、京王にとっては異例のことです。なんだか、京王伝統の車内の品位が薄らいでいくように感じるのは、私が年配ファンだからかもしれません。

832-8 ドア上モニター2画面化   28.8.30.jpg

この情報モニター2画面化は、今年度は9000系70両に対して行われるという事です。
すでに準備工事が行われており、ふだんはボール紙による広告で覆われている編成が対象になると思われます。
乗客の注目度が高い媒体のため、京王自身の提供コンテンツについても、今後独創性の高い内容の開発、登場を期待したいと思います。

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2016年08月27日

No831 5年前の京王電車J 平成23年7・8月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事からふり返えります。
今回は2011(平成23)年7月・8月分をまとめてお伝えします。

【平成23年7月】
<節電ダイヤスタート 高尾線にも早朝準特>
7月1日、東日本大震災の影響を受け、夏季「節電ダイヤ」がスタートしました。
京王もこれに合わせ "省エネダイヤ" に移行しましたが、目玉列車も登場しました。

266-1 早朝順特急 めじろ台 23.7.1.jpg ▽ 高尾線に初登場の「早朝準特」 7424F+9006F
       朝日を一杯に浴びて、めじろ台付近を走行(AM5:55) 23.7.1 ▽

ニューフェイスとして登場したのは
、高尾線の早朝準特急です。
震災後の通勤者流動が早朝にもシフトしたため、京王線に続いて高尾線にも登場したものです。
3月11日の京王線初登場時にはヘッドマークが取り付けられたため、今回もと期待したのですが、残念ながら取り付けは見られませんでした。

266-3 早朝準特増発のポスター 23.7.1.jpg
車内に掲出された「早朝準特」増発のポスターです。
わずか1本の増発ですが、車内吊り広告2枚分を使っての広告です。
「早朝準特」に賭ける京王の思いは熱いものがありました。

<節電ダイヤ 準特急高幡不動行き>
またこの「節電ダイヤ」では、「準特急高幡不動行き」が平日の日中、多数運転されました。
「準特急高幡不動行き」は、3月の東日本大震災直後の特別ダイヤで僅かながら運転がありましたが、今回は午前10時台から午後2時台にかけ、20分間隔での運転です。

271-7 準特急高幡不動行き 23.7.20.jpg    ▽ 7777号が先頭のレアな「準特急 高幡不動行き」
                        明大前 23.7.20 ▽

271-3 新宿駅の時刻表 23.7.12.jpg   ▽ 10時50分から14時30分まで
            20分間隔で「準特急高幡不動行き」が発車  新宿駅 ▽

この高幡不動行き準特急は、高幡不動から先は各停高尾山口行きに変身します。
もともとは高尾山口行き準特急の列車を、節電ダイヤで高幡不動以西は高尾山口行き各停とし、節電による同区間の各停列車削減の代替とされたものでした。

271-2 準特急高幡不動行きの案内表示 新宿 23.7.13.jpg
新宿駅3番ホームの列車案内表示です。
日中時間帯、準特急高幡不動行きの表示が並び、新鮮に見えたことを覚えています。

このほか、パターンダイヤに入った平日日中から夜間時間帯にかけては「各停 高幡不動行き」も登場。もともとの各停高尾山口行きを高幡不動でカット、高幡不動から先は節電ダイヤによる6両編成の別編成による各停高尾山口行きが運転されました。

<節電ダイヤ 各停が各停を追い抜くユニークダイヤ>

平日の北野駅上りホームで、なんと先に到着している上り新宿行き各停列車を、後続の高幡不動行き各停列車が同一ホームで追い抜くという、なんともユニークな運用も行われました。


277-1 北野駅上りホーム 23.7..jpg

  ▽ 各停が各停を追い抜く北野駅上り3・4番ホーム  23.7 
      先着している右の各停を、後着の左の各停が追い抜きます▽

これは
「節電ダイヤ」で、およそ12時から15時までの間は高幡不動より先、高尾山口までの各停列車を運休としているため、上りでは高尾山口発新宿行の準特急を運休の各停列車の代替として高幡不動まで各停で運転するために起きた“珍現象”によるものでした。(高幡不動より先は準特急新宿行となります)


実際にはまず、京王八王子発の各停新宿行きが4番線に到着し、次いで高尾線から高幡不動行きの各停が3番線に到着します。そして3番線の各停高幡不動行きが先に発車していくというものです。


各停高幡不動行きは、ふだんは準特急新宿行きですが、「節電ダイヤ」で各停となっても、接続だけは準特急と同様、後から到着し、先に発車するスタイルになっていました。

このユニーク接続ですが、「節電ダイヤ」期間の922日(木)までの“期間限定商品”でした。


【平成23年8月】

<井の頭線3000系 最後の夏>

276-1 3028F 富士見ヶ丘 23.8.6.jpg  ▽ 富士見ヶ丘車庫で休む最後の3000系
                      3028F(左の列車) 23.8.11 ▽

この時期、井の頭線の3000系は3028Fと3029Fの2編成が予備車として残り、1000系入場時のピンチヒッターとして平日朝ラッシュ時に限定運用されていました。
しかしそうした登板の機会も少なくなり、ついに3029Fが6月に運用を離脱、7月20日には“第2の職場”となる伊予鉄鉄道に旅立つ準備のため、永福町から搬出されていきました。そして3000系は、8月に入り3028Fの1編成、5両を残すのみとなってしまいました。

伊予鉄道に譲渡されることが決まっていた3028Fは、富士見ヶ丘で最後の夏を送っていたわけですが、いつ動くかも分からず、かつ動いても朝ラッシュ時1往復程度の運転で、撮影や乗車はなかなか難しいのが実情でした。

最後の3000系を巡って、京王電車ファンは様々な思いを巡らせた夏でした。


[ご参考:当時の関連記事]

 〇節電ダイヤスタート 高尾線に準特急 平成23年7月

 〇節電ダイヤ 準特急高幡不動行き   平成23年7月

 〇節電ダイヤ 各停が各停追い抜くユニークダイヤ 平成23年8月

 〇井の頭線3000系 最後の夏 平成23年8月


次回は、2011(平成23)年9月・10月分をまとめてお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月21日

No830 調布花火臨時ダイヤ 臨時急行新線新宿まで 都車8連も


830-1 調布花火  京王多摩川 28.8.21.jpg
       ▽ 調布花火大会と7000系 京王多摩川駅 28.8.21 ▽

ことしも調布市花火大会が21日日曜日、沿線の多摩川沿いで開催されました。
京王は相模原線を中心にことしは準特急の臨時停車や、大会終了後に臨時列車を設定するなどの臨時ダイヤを実施しました。
このうち花火大会終了後に運転された臨時列車は近年では最小の4本になる一方、種別はこれまでの快速から急行に格上げ、運転区間もつつじヶ丘から新線新宿駅までに延長されるなど、ことしは例年と異なる内容となりました。

829-3 花火大会臨時時 吊り広告.jpg


主な内容は以下のとおりです。
【準特急の臨時停車(今回ダイヤから特急→準特急に変更)】

830-2 調布花火 準特急停車 京王多摩川 28.8.21.jpg
     ▽ 上下準特急が京王多摩川駅に臨時停車
      現行ダイヤ土休日は、昨年改正で特急から準特急に変更 ▽

花火大会最寄り駅の京王多摩川駅に、上り準特急が16時台から21時台にかけて16本、下り準特急が同様に18本停車。

【臨時列車】
花火大会終了後、20時台に京王稲田堤発桜上水行き上り急行1本運転
20時台〜21時台に京王稲田堤発新線新宿行き上り急行3本の合計4本が運転。

830-6 調布花火 臨時桜上水行き急行 京王稲田堤  28.8.212.jpg
    ▽ 1本目急行桜上水行きは、なんと都車8連10-250が登場 
                           始発駅の京王稲田堤 ▽

830-7 調布花火 臨時急行新線新宿行き 京王多摩川 28.8.212.jpg
   ▽ 2本目急行新線新宿行き以降は、京王車10連  
                      京王多摩川駅にも臨時停車 ▽

詳細は以下のとおりです。
829-1 花火大会臨時時刻.jpg
    ▽ 臨時列車時刻 京王ホームページ ニュースリリースから ▽

例年運転される相模原線下りの臨時列車は、ことしは運転されませんでした。

【臨時列車について】
臨時列車の運転本数の変遷を見ると、平成25年が上下計18本、平成26年が上下計8本、昨年が上下3本ずつ計6本、そしてことしは上りのみの設定で計4本となっており、近年は回を重ねるごとに運転本数が減少しています。
また運転種別・区間は、これまで上下とも快速が中心で、上りが京王稲田堤−つつじヶ丘、下りがつつじヶ丘−京王多摩センター・若葉台の設定が中心でしたが、今回は上りのみの運転となり、かつ種別は急行、行き先は新線新宿へと変化が見られました。

830-8 調布花火 臨時急行新線新宿行き 京王多摩川 28.8.212.jpg
     ▽ 新線新宿行き臨時急行 京王多摩川 28.8.21 ▽

ことしの変化は、近年の京王線・相模原線のダイヤ充実、調布駅などへの分散乗下車の促進などか一つの要因として考えられますが、そもそも花火大会観覧者数の動向などにも関心が高まります。
今回は新線新宿まで急行で直通するサービスが実現する一方、折り返しによる相模原線下り臨時列車は設定されないという変化が発生しています。多くの臨時列車や下り臨時列車の設定は必要ないとの判断にいたったものと考えられます。

調布市花火大会の臨時ダイヤ、とりわけ臨時列車のありようについては、変革の時代に入っていると言えそうです。

[ご参考]

posted by 特急高尾号 at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

No829 京王 ことし9月16日、再びダイヤ改正


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     ▽ ダイヤ改正を伝える京王のニュースリリース(一部)   26.8.16 ▽

京王は16日、ことし9月16日(金)に京王線、井の頭線の平日ダイヤ、同17日(土)に土休日ダイヤの改正を行うと発表しました。
昨年9月25日の大改正に続き、僅か1年あまりで再びの改正です。

[改定骨子]
リリース、及び平成28年8月17日日経新聞東京版によると、改正の骨子は
@平日早朝の都営新宿線直通乗り入れ列車の運転開始時刻の繰り上げ
A平日夕方、高尾山口発新宿行き準特急列車を新設し、17時台まで優等列車を運転
B井の頭線平日午前9時台の急行増発、などとなっています。

@の都営新宿線直通運転について

829-2 ダイヤ改正ニュースリリース.jpg
       ▽ 京王のニュースリリースから(一部)   26.8.16 ▽

橋本から都営新宿線への直通運転の開始時刻がこれまでは午前6時7分発からだったものを、5時48分発、5時57分発の2本も繰り上げて直通運転とし、都心方面への利便性をよりいっそう高めるというものです。

Aの高尾線について
829-3 ダイヤ改正ニュースリリース.jpg
      ▽ 京王のニュースリリースから(一部)   26.8.16 ▽

現行ダイヤは平日夕方16時台の特急2本の後は全て各停となり、都心方面へは北野で京王八王子発の特急・準特急に乗り換えとなります。改正後は16時台の特急に続き、17時台にかけて新たに準特急4本が新設されます。
京王八王子発の準特急と高尾線の各停を入れ替え、高尾山登山帰宅客などに対する高尾線から新宿方面への直通利便性の強化・拡充を図ることが狙いです。
この処置は、一般利用客にとっても大きな利便性向上に繋がります。

Bの井の頭線午前9時-9時30分渋谷到着の急行についても、現行ダイヤで増発可能との分析に達し、速達列車増発による競争力強化を狙ったものと言えます。

このほか平日夕方17時30分以降、新線新宿発京王線乗り入れ優等列車の全てを10両編成化。また全線の一部列車で時刻、行先、種別、編成両数等の変更も行うとしています。


今回の改定は、全体の大骨格は昨年9月25日の内容を継承しつつ、相模原線で早朝の都心方面直通列車の強化、高尾線で平日夕方の新宿方面直通列車の強化を図ったもので、従来の区分で言えば「ダイヤ修正」と「ダイヤ改定」の中間で、規模的にみれば「修正」に近いものです。

しかしその内容、方向性はまさに「改正」と言うべきもので、前回改正での未対策部分や "のりしろ" 部分について積極的に改正を実行、遅滞なく充実・強化を推進していくという姿勢が感じられます。
まさに先手、先手と手を打つことが、競合他社との競争に打ち勝つために必要な時代に入っている証しとして映ります。

その意味では残されている京王の大きな課題は、相模原線と高尾線の深夜時間帯、分けても午前0時台の運転本数、相模原線では速達性向上、高尾線では本線系との最終特急との接続実施などです。

利用者の真の要望は、有料座席指定列車新設だけではなく、ベーシックな通常輸送においての快適性や着席率向上、深夜時間帯のさらなる利便性の向上も強く求めています。
有料座席指定列車新設の前に、こうした基本的課題に取り組む方向性や具体性を見せることが、京王に求められている次の喫緊の課題だと思います。
今後のさらなる挑戦に、利用者として大きな期待を寄せたいと思います。

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posted by 特急高尾号 at 11:49| Comment(6) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

No828 恒例 「鉄道フェステバル」 ことしも


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毎年夏恒例の「鉄道フェステバル」が、ことしも11日(木)から15日(月)までの日程で、京王デパート新宿店7階特設会場で始まりました。

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ことしも初日の午前10時過ぎに訪れると、すでに大勢の親子連れやファン皆さんで大賑わいでした。

このイベントは京王デパートが行う物販も兼ねた催事ですが、毎年京王の協力でファンも楽しめる展示物が見られるのが大きな特色です。
これまでも京王資料館所蔵のヘッドマークや昭和時代の自動券売機、信号取扱所設備、自動改札機などなど、数々の現物展示がファンを魅了してきました。
そしてことしはと楽しみに訪れたのですが−。

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京王電鉄のことしの取り組みは、鉄道関係の収蔵資料、物品等の展示ではなく、「TAKAOブース」を出展し、高尾山観光促進の一環として「ネイチャーガーデン」制作のイベントが行われていました。

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毎度行われる物販品の中に、デワ600型の姿を見つけました。

このほか例年どおり電気通信大学などによるNゲージやミニシミュレーターの運転体験、他社も交えての鉄道グッズなどの販売が行われ、初日の午前中から暑い熱気に包まれていました。

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京王関係の鉄道資料は見られませんでしたが、ことしはゲストを招いてのイベントは充実しています。
12日の「ニュースアーカイブスで見る鉄道」や「JTB時刻表編集長トークショー」、13日の鉄道と音楽のトーク&ライブなどは、一見の価値がありそうです。
とくにアーカイブス映像では、優れた撮影・編集技術で知られる毎日映画社所有の「昭和の鉄道風景」を上映するとありますから、京王電車が登場する可能性が大で楽しみです。

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きょうはことしから制定された祝日の「山の日」とあって、プラットガールさんもいつもの制服姿とは変わってご覧の井手達で登場。間合いには大学の出展コーナーで熱心に鉄道システムの展示を見たり、子ども達と触れ合っていました。

この鉄道フェステバルは京王デパート主催であるため、京王電鉄のホームページでは詳細は分かりません。
14日の日曜日にも「ママ鉄&子鉄の鉄活トーク」、いすみ鉄道社長が登場する「大人のスロー鉄活」などのショーも行われます。
ご関心の方は、京王デパート新宿店のホームページをご参照ください。


各年度の、京王からの展示資料等は以下をご参照ください
posted by 特急高尾号 at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

No827 8013Fグリーンカー 動物園線を行く



827-1 8013F 高幡不動 28.8.6.jpg
       ▽ 動物園線を走る8013F 高幡不動 28.8.6 ▽ 

8月6日昼過ぎ、高幡不動駅下りホームで、偶然にも素晴らしいチャンスに恵まれました。
なんと動物園線の土休日午後の多客時輸送運用(13時52分から6往復)に、グリーンカー8013Fが投入されていたのです。

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目の前に、8013F、グリーンカーが迫ってきます。

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グリーンのボディに、行き先「各停 多摩動物公園」!の表示です。
京王電車ファンとしては、血が躍ります!。
走行風景を撮影すべく、急きょ多摩都市モノレールへ。俯瞰ショットが撮れる高幡不動の次駅、程久保駅へ急行します。

827-5 8013F 高幡不動-多摩動物公園 28.8.6.jpg

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   ▽ 動物園線を行く8013Fグリーンカー  
              多摩都市モノレール程久保駅から撮影 ▽

827-8 8013F 高幡不動-多摩動物公園 28.8.6.jpg

来た、来た、来ました!。8013Fグリーンカーがやって来ました!。
動物園線を行く、「高尾山トレイン」、8013Fです。
猛暑も吹き飛ぶというよりも、撮影の興奮で、汗だくだくでした。

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高幡不動へ戻る多摩都市モノレールの車内からは、なんと7201Fの走行風景も撮影出来るという、素晴らしいオマケ付きでした。

827-10-2 8013F 高幡不動 28.8.6.jpg

多摩動物公園行きとして、高幡不動駅を発車した直後の8013Fです。
行先表示は、すでに折り返し行先の「高幡不動」を表示しています。
こうしたカットは、京王電車ファンとしては、胸がゾクゾクする、貴重なカットです(実は、撮影時は気付いていませんでしたが  笑)。

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この日は、スタンプラリーのヘッドマークを取り付けた7021Fとの顔合わせも撮影出来ました。

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高幡不動駅下り2番線ホームの8013Fです。
思いもかけず、8013Fグリーンカーの貴重な活躍場面を撮影出来た、最良の日となりました。
多摩地区在住の京王電車ファンの特権です。
今回は、年甲斐もなく、少々はしゃいでしまいました。

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posted by 特急高尾号 at 21:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする