2016年04月24日

No806 点描京王線 ホームに撮影に関する注意書


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  ▽ 列車撮影に関する注意が掲出された明大前駅 28.4.23 ▽

今月に入り、京王線の各駅にご覧のような撮影に関する「お願い」と題された大きなポスターが姿を見せ始めています。

駅構内やホーム上での列車撮影について、以下の4点については禁止との内容が、利用客に対するメッセージとしては珍しく体言止めで表記されています。

〇フラッシュ使用禁止
〇三脚禁止
〇脚立・足場禁止
〇黄色線から出ることを禁止

これらの内容は、いわば当然の社会常識ですが、あえて大きなポスターで掲出したという事は、ポスター自体には「京王電鉄」という表記はありませんが、京王がこの点について撮影者や利用者に対し、これまで以上に注意、協力を求めていることにほかなりません。

最近の京王は様々なヘッドマーク付き列車が次々と登場したり、デワやデヤの廃車・登場など話題も多く、それだけ撮影に関する諸事例が発生しているというとでしょうか。報道は見当たりませんが、事故やトラブルが起きていないことを願うのみです。

一方で昨年9月、現在は "高尾山トレイン" と呼称しているグリーンラッピングカーが登場した際は、「この列車はかつての京王線2000系のグリーン塗装をリバイバルしたものです。高尾山をイメージしており、どうぞ写真を撮るなど楽しまれてください」と、営業列車内で案内放送が行われた事例も見られました。

806-3 撮影禁止ポスター 明大前.jpg

いずれにしても列車撮影に関しては、これまで以上にマナーを守り、細心の注意を払う必要があることは言うまでもありませんが、こうした呼びかけのポスターが人目につくホームや駅構内に掲出されたこと自体が一つの事象ですから、今日の京王線の一つの表情として、このポスターを紹介しました。

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2016年04月21日

No805 デヤ900が目の前に現れて


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前回、「デヤ900がお休みの時は−」と題し、高幡不動でのデヤの様子をお伝えしましたが、きょう21日(水)午後のデヤ900は、珍しく20番線のピット内に収まっていました。

805-2 デヤ900 高幡不動 28.4.21.jpg

ところがどうでしょう。
ほどなく前照灯が点灯し、デヤ901+クヤ911+デヤ902がのそりのそりと、ピットから姿を現し始めました。

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目の前を真っ黄色の顔デヤ900と総合高速検測車DAXが超低速で走っては止まり、走っては止まりと、まるで "どうぞ写真をゆっくり撮ってください" とでもいうように、私の目の前にやってきました。

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昨年9月下旬に登場し、すでに半年が経過していますが、足回りのグレーはまだピカピカです。
京王は検査出場時、編成全ての車両の足回りを再塗装しないため、新車体とピカピカの足回りの組み合わせは貴重な光景です。
見ていても、気持ちがいいものです。

805-4 デヤ900 高幡不動 28.4.21.jpg

いったん上り方向に引き揚げた後、デヤはすぐに戻ってきました。

805-5 デヤ900 高幡不動 28.4.21.jpg

こんどは所定の留置線、18番線への移動です。
この間10分程度の出来事でしたが、上り5番線ホームから手に取るように入れ替え光景と撮影を楽しむことができました。

たまたま高幡不動で、各停から特急に乗り換えるタイミングでの出来事でしたが、こうした楽しみを享受出来るのも、高幡不動以西に在住する京王ファンならではの "特権" です。
恥ずかしながら、デヤ900を直前で目の当たりにしたのは、きょうが初めてでした。

写真は全て平成28年4月21日午後2時過ぎに、高幡不動駅上り5番線ホームから撮影したものです。

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2016年04月20日

No804 点描京王線 デヤ900がお休みの時は−


804-1 デヤ900 高幡不動 28.4.18.jpg

高幡不動検車区の電留線です。
およそ2ヶ月に1度、デヤ900は総合高速検測車クヤ911=DAXを従えて各線の検測運転を行っていますが、それが終わると最近では、ここ高幡不動検車区18番線、下り方一番奥の引き上げ線で、ひっそりとした時を過ごしています。

804-2 デヤ900 高幡不動 28.4.18.jpg

高幡不動駅3階にある構内自由通路からは、はるか彼方に黄色の顔をしたデヤ900の姿を見ることが出来ます。

804-3 デヤ900 高幡不動 28.4.18.jpg

地上部分、4・5番線の上りホームからは、手前に留置される列車でなかなかデヤ900の姿を見ることは難しいのですが、それでも留置状況の合間を縫って、時々は黄色の顔を現します。

804-4 デヤ900 高幡不動 28.4.18.jpg

ホームからは、2両目にDAXを挟んでいることも、はっきりと見ることが出来ます。

今月上旬の検測運転終了後は、DAXも含めて3両仲良くこの場所で過ごしています。
DAXやデヤ900が屋根もついていない野外留置線で雨風や日向にさらされている光景は、京王電車ファンにとってはやや神妙な気持ちですが、かつて5000系電動貨車やデワ600形も上り本線脇の留置線でこうして過ごしていたことを想うと、『これも "京王方式" なのかなぁ…』などと思ってしまいます。

804-5 デワ600+チキ 高幡不動 28.4.6.jpg

ところでそのデワ600が先週廃車回送されました。平成28年度中に廃車という事でしたが、まさかこんなに早く、電光石火のごとく廃車されるとは…。だいたいこうしたことは年度末が相場と考えがちなので、まさに間隙を突かれたというか、本当にびっくりしました。

この写真は今月6日、デヤの留守中に高幡不動18番線で憩うデワ600とチキを上り電車内から"保険”として撮影しておいたものですが、なんとこの写真が当ブログとしては最後のデワ600の撮影となってしまいました。

出来ることなら601か603が保存されればよいのですが、それは 時々に報告されるネット上の "若葉台リポート" から推測するしかありません。

[撮影]
 〇デヤ900形 高幡不動 平成28年4月18日
 〇デワ600形 高幡不動 平成28年4月6日

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2016年04月14日

No803 驚き! 1001Fの車内新光景


803-1 リニューアルされた1001F  吉祥寺 28.4.13.jpg
  ▽ 大規模リニューアルが実施された10001F
                                                     下北沢 28.4.13 ▽

先日お伝えした、大規模リニューアルが実施された井の頭線1001Fにやっと対面、乗車することができました。

803-2 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

803-7 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

車内に入ってびっくり!!。
なんと床面はブルーというか、紫色に近い色の濃淡で敷き詰められていました。
803-4 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

そして座席も−。この色とこの柄です。こちらは普通席シートです。
特に背当て部分のお洒落な雰囲気に驚きました。

803-5 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

優先席は、背当て部分の模様は同じですが、大胆にもオレンジ色です。紫色との対比が鮮烈です。

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そして驚いたことにカーテンを引いて見ると、8000系リニューアル車と同仕様ですが、なんと想定外の草色が顔を出しました。とても素敵な色味です。

803-9 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

まだ驚くことがありました。
壁面や天井の化粧板の模様ですが、ここも紫色が−。
写真では分かりにくいかも入れませんが、桜の花びらを模したような、紫色の花模様が散りばめられています。

803-10 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

という事でリニューアルされた1001Fは、私の印象では床から座席シート、壁面や天井化粧板などがトータルで紫色ベース、1005Fなどに使用されているバイオレット色に近いお洒落な空間となっており、上品な雰囲気が演出されていると感じました。
交換されたドアの内側も引き続きステンレスむき出しではなく化粧板が張られており、好感が持てます。

803-11 リニューアルされた1001F  28.4.13.jpg

また車いすやベビーカーの優先ゾーンも各車両に設置されたほか、新設されたドア上液晶モニターに表示される案内表示も、全ての画面が新しい仕様に置き換えられています。

このようにリニューアルされた1001Fは、通勤車両の車内仕様に紫色を多用するという大胆な演出で登場しましたが、通勤車両であっても井の頭線の上質さ、個性感をよりいっそう際立てようという積極姿勢が伺えました。吉祥寺駅ホームドアとの色調感覚ともぴったりとマッチしています。

こうした感性が2年後に登場する京王線の有料座席指定車両にも反映されるとしたら、新5000系の仕上がりにはかなりの期待が持てそうです。なんだか、楽しくなりそうですね。

【補足】
803-12 1000系リニューアル 京王ニュース 28年5月号.jpg

803-13 1000系リニューアル 京王ニュース 28年5月号.jpg
 ▽ 1000系リニューアルを伝える「京王ニュース28年5月号」▽

「京王ニュース」5月号で、井の頭線車両のリニューアルについて特集記事が掲載されました。
記事ではリニューアル内容について、以下のように説明しています。

・リニューアル対象は10編成50両
 (筆者注=おそらく新製登場時2M3Tの1001F〜1010Fだと
 思われます。2018(平成30)年度までに実施
・リニューアルコンセプトは「井の頭恩賜公園の自然とアジサイ」。
 座席は沿線のアジサイ、床面は沿線を流れる神田川、
 カーテンは新芽をイメージした模様をそれぞれあしらう。
・車内壁面はサクラ柄とし、ハートとカタツムリの隠し模様も。
・座席端部に仕切り板、座席中間部に手すりを設置。
・車内液晶ディスプレーを2画面化
・車いす・ベビーカースペースを増設(筆者注=各車両に設置)
・新型VVVFインバーター制御装置の導入

なお「鉄道ファン」などの鉄道趣味誌2016年6月号にも、京王からブリーフィングされた内容による1000系リニューアルに関する記事や写真が掲載されています。

posted by 特急高尾号 at 09:33| Comment(6) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

No802 8000系大規模改修第7陣8007F 車いす・ベビーカーゾーン全車両に


802-2 大規模改修が実施された8007F  28.4.11  高幡不動.jpg
        ▽ 大規模改修第7陣8007F 高幡不動   28.4.11 ▽

8000系大規模改修の第7陣、8007Fの中間運転室撤去、及び車内リニューアル工事等が完成し、先月末から営業運転に就いています。

802-2 大規模改修が実施された8557+8507  28.4.11  高幡不動.jpg
   ▽ 4号車8557(左)+5号車8507(右) 高幡不動 ▽

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802-3 大規模改修が実施された8557  28.4.11.jpg

編成は下り方1号車から、これまでの改番事例と同様に、
8757+8257+8207+8557+8507+8157+8107+8057+8007+8707となっています。

改番は4号車クハ8807がサハ8550形8557に、5号車クハ8757(初代)がサハ8500形8507へと行われたほか、10両貫通化に伴い下り方先頭1号車だったクハ8857が2代目クハ8757に変更されました。

【全車両に車いす・ベビーカー優先ゾーン設置】
802-6 新たに設置された優先ゾーン8707  28.4.19  高幡不動.jpg
 ▽ 全車両に車いす等スペース設置 写真は8707の10号車 ▽

今回のリニューアルでは、車いす・ベビーカーの優先ゾーンが全車両に設置されました。
8000系の大規模リニューアルでは、車いす・ベビーカーの優先ゾーンはリニューアル前は3号車・9号車の2両のみでしたが、工事後は2・4・5・7・9号車の5両に設置と大幅増の対応がなされていました。
そして今回はさらに踏み込み、10両全ての車両に設置されたことになります。

802-7 新たに設置された優先ゾーン8707  28.4.19  高幡不動.jpg
  ▽ 左10号車、右9号車   車いす等ゾーンが並んでいる ▽

大規模改修・リニューアル化された8007Fは、井の頭線の1001Fと同様、京王車両の完全バリアフリー化のトップバッターとして位置づけられる存在となりました。

このほかの車内リニューアル仕様については、運転室撤去跡の処理を含め、従来からのリニューアル仕様に準じています。

802-5 大規模改修が実施された8007F  28.4.10  新宿.jpg
     ▽ 大規模改修第7陣8007F 新宿   28.4.10 ▽

これで一昨年3月から開始された8000系大規模改修は、対象14編成中7編成の改修が完了したことになります。

次の大規模改修は日車製8001Fで、すでに若葉台入りしています。
これまでの大規模改修は東急車両製の編成を対象として行われてきましたが、8001Fが対象となったことで、いよいよ日本車輌製8000系にも改修が及ぶことになります。

【記事一部の変更】
当初改番について、「3号車の8207が7号車2代目8107に、7号車8107が3号車2代目8207にそれぞれ改番の上、相互に組成位置が変更されています」との記述も行いましたが、この部分の内容を削除しました。
そうした変更はない旨のコメントをいただき、調査の結果、指摘の通りと判断したことによるものです。(平成28年9月22日)

posted by 特急高尾号 at 18:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

No801 1001Fリニューアル ドア交換・全車に車いす等優先ゾーン


801-1 1001F 富士見ヶ丘検車区  28.4.10.jpg
   ▽ リニューアルされた1001F(右)
               富士見ヶ丘検車区 28.4.10 ▽

昨年冬から行われていた大規模リニューアルで長期間運用から離脱していた井の頭線の1001Fですが、工事も完成して2月には試運転が行われました。
そしてほどなく営業運転に入ると思いきや、営業運転は3月下旬近くから始まり、しかも朝ラッシュ時のみや短時間の運用が多く、4月に入ってからもなかなか利用者やファンの目にとまる機会は少ないようです。

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801-3 1001F 富士見ヶ丘 28.4.10.jpg

ということで私は3月から4月上旬にかけ、沿線の菜の花や桜の撮影を兼ね何度も井の頭線に足を運んだのですが、残念ながら空振り続きでした。
そこで10日の日曜日、思い切って富士見ヶ丘検車区を訪ねてみると、1001Fは検車区の一番奥、神田川よりの側線でひっそりと身体を休めていました。

1001Fは、実は大規模リニューアルと同時に足回り各装置の機能アップ等も行われています。
パンタグラフを装備しているもののT車だった3号車1501号はT車→M車化、1051号への改造・改番が実施され、2M3Tから1011F以降と同様の3M2Tに電動車の比率が強化されました。1001F〜1010Fは登場時から2M3Tで、かつて雨天時の空転などか問題となっていました。
その習熟運転を兼ねた試運転が長期に渡り、車内リニューアルは済んでいるものの、営業運転開始には時間がかかったようです。

801-4 1101+1751 富士見ヶ丘検車区.jpg
  ▽ 全車に設置された車いす・ベビーカー優先ゾーン
       ステッカーに注意 1101(左)+1751(右)▽

1001Fに対面し、まず車体外観から分かったことは、車いす・ベビーカー優先ゾーンがこれまでの下り方1号車だけでなく、編成全体、5両の全てに設置されている事です。JR山手線新型車両E235系や阪神電鉄1000系に準じた、オールバリアフリー化編成に生まれ変わっていました。
優先ゾーンは、1〜4号車までは上り渋谷方貫通路脇に、5号車のみは下り吉祥寺方に設置され、写真のように4・5号車は優先ゾーン同士が向き合う形となっています。

801-5 1051 富士見ヶ丘検車区.jpg

M化された3号車1051号のサイドです。
ドアが交換されていることが分かります。最近のJR車両に使われている汎用品の印象です。ガラス四隅がより鋭角となり、これまで以上に引き締まった雰囲気となりました。8000系リニューアル車と大きく変化した相違点です。
M車化され、台車も綺麗に化粧されています。

このほか車外からは、ドア上情報案内モニターは、これまでの3色LED文字のみの千鳥配置方式から、1021F以降と同様に車両ビジョン(カラー液晶モニター)を各ドア上に2面ずつ新設しています。
また吊り輪も最近の8000系リニューアル車で採用されている、均等厚で大型の丸型タイプに変更されているようにうかがえます。

残念ながら床面や座席シート柄、ドア脇仕切り面仕様については車外からは分かませんでしたが、シート柄についてはオレンジ色になるなど、大胆な変更がなされているようです。

801-6 1001F 富士見ヶ丘検車区  28.4.10.jpg

井の頭線1000系の大規模リニューアルについては、2015年〜2017年の中期3ヶ年経営計画のうち、2015年度の鉄道部門事業計画を紹介する昨年6月の「京王ニュース」で計画が明らかにされました。
京王ニュースによると2015(平成27)年度から井の頭線車両のリニューアル工事に順次着手、車内快適性の向上を図る一方、2019(平成31)年度までに車両ビジョンや英語放送にも対応する自動放送装置を全車両に導入、車内設備を充実させるとしています。


(ご参考)

posted by 特急高尾号 at 16:37| Comment(8) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

No800 デヤ・デワ・DAXの揃い踏み


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 ▽ デヤ900・デワ600・DAXの揃い踏み   高幡不動  28.4.3 ▽

4月3日(日)午後2時半過ぎの高幡不動車両基地です。
多摩都市モノレールの高幡不動駅ホームからのショットです。
なんと、デヤ900・デワ600が揃い踏みで並んでいます。そしてその横には総合高速検測車クヤ911もいます。

800-2 デヤ・デワ 高幡不動 28.4.3.jpg

『これは大変!』と、急きょ階下の駅ビル2階公共通路へ一目散!。
今度は少し近い距離で正面打ちを撮影。
なんと親子連れのファンの方が、1組だけいらっしゃいました。

800-3 デヤ・デワ 高幡不動 28.4.3.jpg

そうこうしていると、デヤ902の前照灯が点きました。

またまた『これは大変!』。
今度は京王線5番線ホームへ一目散!。
なんとここには、ほとんど “プロとも思える京王電車ファン” の方々
5〜6名が、すでにホーム先端に陣取っていました。

そして何となんと、デヤ901と902が解放され、デヤ902だけが単行で、車両基地から5番線となりの電留線にやってきたのです。連結部も “丸見え” です。
もう『また、また、また、びっくりぽん!』でしたが、ここで私に大アクシデントが発生!。

なんとカメラのバッテリーが切れてしまい、撮影が困難となってしまったのです。
目の前で展開されるデヤ902単行の入れ替え作業を目の当たりにしつつ、地団駄を踏んだのは言うまでもありません。

最近、デワ+チキの資材輸送が実施されましたので、今度はデヤ+チキへの編成変えが行われたのでしょうか−。
残念ながら、その後の展開は分かりません。
デヤ902単行の構内運転の模様などは、他サイトの報告を待つのみです。

それにしても、熱心なファンの方々の情報収集力には、いつも舌を巻いています。私などは、デワ・デヤの検測運転には一度も遭遇したことがありません。(もっとも月−金勤務ですから…)。

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2016年03月30日

No799 井の頭線 桜の満開を待って−


799-1 井の頭線の桜 新代田−下北沢 28.3.30.jpg

井の頭線の新代田−下北沢間の踏切です。
ここの踏切の上り線方に桜の古木があり、毎年満開の桜がレインボーカラーをさらに彩ります。

私のお気に入りの撮影スポットです。そこで土日連休前の30日、そろそろ咲き具合はどうかと出向いて見ました。

799-2 井の頭線の桜 新代田−下北沢 28.3.30.jpg

799-3 井の頭線の桜 新代田−下北沢 28.3.30.jpg

799-4 井の頭線の桜 新代田−下北沢 28.3.30.jpg

残念ながら、まだ二分咲きといった感じでした。
それはそれで、まだ満開前の、咲き始めの風情を写すことが出来ました。

この撮影ポイントは、背後にちょうどいい感じに新代田駅が入り、前ピンでもあとピンでもいい感じになります。
例によって「KEIO」の文字と花のアップは、何しろ電車が動いているのでなかなか決めるのは難しいものです。

799-5 井の頭線の桜 新代田−下北沢 28.3.30.jpg

前の写真、新代田駅近くの踏切方向を、下北沢駅ホーム上から見たところです。
画面右側、踏切脇に桜の古木があります。
この角度で見る井の頭線電車はなかなか魅力的です。

799-6 井の頭線の桜駒場東大前 28.3.30.jpg

各停の最後部に乗って、井の頭線の桜の名所の一つ、駒場東大前駅に向かってみました。
車内後部からの撮影ですが、ここもまだ四分咲き程度です。

799-7 井の頭線の桜駒場東大前 28.3.30.jpg

せっかく1029Fが登場してくれたのですが…

799-8 井の頭線の桜駒場東大前 28.3.30.jpg

駒場東大前は、電車走行の風速で、桜の花が走る車両に沿って舞う姿が何とも言えない光景を見せてくれます。
その楽しみは、もう少し後です。

799-9 井の頭線の桜駒場東大前 28.3.30.jpg

都立国際高校敷地内の1本の桜だけは、すでに満開となっていました。
そこに折り返しの1029Fが姿を現しました。

799-10 井の頭線の桜 新代田 28.3.30.jpg

という事で、井の頭線の桜は、今度の土日、4月2・3日以降、9・10日の土日の前あたりに満開を迎えそうです。
とりあえずステンレスボディを背景に、蕾とレインボーカラーを楽しみました。
井の頭線ではこのほか、井の頭公園付近、高井戸駅などでも桜の撮影が楽しめます。

今回の写真は、3月30日午前、新代田−下北沢間踏切、下北沢駅ホーム、駒場東大前駅池ノ上方で撮影したものです。

(追伸)
実は桜を撮りつつ、リニューアルが完成、2M3T→3M2T化された1001Fの登場を待ったのですが、今回も空振りでした。


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2016年03月27日

No798 菜の花と井の頭線 池ノ上にGO!!


798- 1 菜の花と井の頭線 池ノ上 28.3.27.jpg

井の頭線沿線の菜の花が、いま満開です。

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7色のレインボーカラーと、春の訪れを告げる幸せの花の競演です。

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とりわけここ池ノ上駅周辺は、井の頭線電車と菜の花の、ため息が出るような見事な世界が楽しめます。

地元の方の話しによりますと、ことしの菜の花はことのほか見事に、元気に咲き誇っているという事です。
私も7年近くこの場所で撮影していますが、ことし、そして今が最高だと思います。

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ことしは花の勢いがよく、背丈が高く咲いているので、池ノ上駅上り方踏切脇や線路脇道路から、無理をすることなく、自然な、そして様々な画角の写真を撮ることが可能です。

798- 8 菜の花と井の頭線 池ノ上 28.3.27.jpg

撮影場所を下り電車の中から見ているところです。
先方に見えるのが、池ノ上駅です。
菜の花の左下には、写真からは見えませんが撮影に好都合の道路が走っています。

798- 9 菜の花と井の頭線 池ノ上 28.3.27.jpg

池ノ上駅ホームから見ると、このように見えます。

1798- 10 菜の花と井の頭線 池ノ上 28.3.279.jpg

あと1週間すると、この景色に満開の桜が加わります。
毎日この光景を見ながら通勤・通学が出来る井の頭線利用客の皆さんは、本当に幸せなことだと思います。

戦前から、閑静な住宅街を走り続けてきた井の頭線ならではの、お宝の光景です。
井の頭線の菜の花は、下北沢−新代田、新代田−東松原間などでも楽しめます。

なお池ノ上駅上り方ホーム上での撮影は、ホーム黄色線の中から十二分に撮影可能ですが、ホーム先端が狭いため、電車の運転の支障にならないよう、また接触事故などにくれぐれも注意が必要です。

今回の写真は、全て平成28年3月27日、池ノ上駅、及び周辺道路で
撮影したものです。
カメラはキャノンSX710HS(コンパクトデジタルカメラ)です。
ぜひ井の頭線の春の花々を、心ゆくまで楽しまれてください。

posted by 特急高尾号 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

No797 新行先案内表示 笹塚駅で見る


797-1 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg
  ▽ フルカラー化された行先案内表示  笹塚駅  28.3.24 ▽

当ブログ794で、 行先案内表示がフルカラー化された橋本駅をご紹介しましたが、今回はもうひとつの実施駅、笹塚駅の様子をご紹介します。

笹塚駅はホーム2面、1番線から4番線までを有する4線構造ですが、今月、全ての行先案内表示器が更新されました。

797-2 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

ご覧のように列車種別は、実際の電車と同様の種別帯色、文字色となっています。
発時刻、行先、編成両数、それに各停や通過表示は白色です。
編成両数はこれまで備考欄記事内に文章として表示されていましたが、今回から常時表示となり、機能アップされています。昨年9月のダイヤ改正で、相模原線急行が8両・10両と混在していることへの配慮と考えられます。

797-3 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

備考の文字色も、従来の緑色文字部分が白色基調に変わりました。停車駅名などには、従来のオレンジ色が使用されています。

パッと見、白色が大半を占める印象ですが、視認性はこれまでのものと比べて抜群に高まっています。

797-4 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

そうした中、「電車が来ます。ご注意ください」との電車の接近メッセージは、コーポレートカラーで「京王レッド」と呼ばれるチェリーレッドの色を使用しています。
写真でお分かりのように、この色味はなかなか発色が難しいようです。単純な赤の方が強い注意喚起になりますが、せっかくフルカラーにしたことでもあり、こだわりの部分だと思います。

797-5 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

到着列車や通過列車の組み合わせでは、せっかくのフルカラーですが全部が白になってしまう事も‥。ですが視認性は抜群です。

797-6 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

英文表記の例です。白文字は、日本語の方が際立ちます。

797-7 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

区間急行は日本語でもやや見にくいのですが、英文ですとさらに…の印象です。

797-11 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

ホーム下、1階のコンコースにある表示器です。
コンコース部分は工事中ですが、表示器はすでに運用されています。
表示の一番左、A@は下り線の番線表示で、この部分はコーポレートカラーの「京王ブルー」と呼ばれるインディゴブルーを使用、見にくいですが上り線のCと➂番線表示は「京王レッド」のチェリーレッドを使用するというこだわりようです。

備考欄の一部に残る緑色がやや中途半端な印象で、白色との使い分けに改善の余地を残しています。

797-9 笹塚駅の新行先表示 28.3.24.jpg

平成23年に行われた現在使用中の3色LED更新の際は、輝度が高く、緑色の文字などのギラつきで眉をひそめたものでした。しかし今回の色遣いは非常に穏やかで目にも優しく、そして視認性も高いとあって好感が持てます。
橋本、笹塚駅などの反響や検証結果を踏まえつつ、今後全駅に展開されていくことと思います。

この原稿は当ブログにいただいたコメントを参考に、3月24日に取材したものです。

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2016年03月19日

No796 京王初 有料列車は2代目5000系で登場 有料座席指定列車の課題は−


796-1 有料座席指定列車予想図.jpg
   ▽ 公表された京王初の「有料座席指定列車」予想図
              京王ホームページから 28.3.16 ▽

16日(水)午後、京王からびっくりニュースが公表されました。

昨年5月に公表された2015〜2017年度中期3ヶ年経営計画の中で、「検討する」とされていた京王初の「有料座席指定列車」の導入計画が、ホームページやメディアを通じて明らかにされました。

そこで16日発表の京王ニュースリリース、及び翌17日、続いて18日の日本経済新聞朝刊報道などで判明した内容、及びそれらの内容から現時点で推測できる事柄について記してみます。

【運行開始】
  ・2018(平成30)年春
  →という事は、この時期にダイヤ改正実施が予想される
【運転】
 ・平日・土休日の夜間帰宅時間帯
  →京王は夜間時間に、メディアは夕方から夜間にかけてと報道
   夕方からの運転ではいったいどんなダイヤに?(後ほど詳報)
  →昨年は平日夜間運転と伝えられ、今回は土休日も含むと発表
【運転区間】
   ・新宿−京王八王子、及び新宿−橋本間
    →昨年、列車新設の目的は高尾方面観光需要の開拓、及び
   夜間帰宅輸送としたが、今回は帰宅輸送のみが公表された
【車両】
  ・2代目となる5000系車両(10両固定編成5本)を新造
  →ファンの間では8000系8両編成の改造なども噂されていたが、
   100億円を投じて50両を導入。
  ・製造はJR東日本子会社の総合車両製作所。
  同社が手掛ける他社車両の車体、一部部品の共通化でコスト削減
796-2 有料座席指定列車予想図.jpg

【車内仕様】
 ・クロスシーとロングシートの転換方式
  座席指定の場合はクロス、その他の運用ではロングシート
  →東武鉄道東上線50090系「TJライナー方式」と同様
 ・イラストによると4扉車、戸袋、妻面窓は無し。大型貫通路ドア
  →運転室直後、連結部等の車内座席仕様は不明
 ・ドア上のほか、天井にも液晶の車内案内表示器を設置
  →JR西日本快速車両と同様仕様
 ・各車両に車いす・ベビーカースペースを設置
  →全車両バリアフリー化対応。山手線新型E-235系と同様
 ・空気清浄機、無料公衆無線LAN、電源コンセントなどを搭載
  →電源コンセントの設置場所や設置数等は不明

【省エネ・新技術対応】
 ・新型VVVFインバーター制御装置、LED照明、新技術の
   車上蓄電池システムの導入
  →回生電力を蓄電池に充電して再利用、走行電力削減のほか、
   停電時の自力走行を実現する
   東京メトロも銀座線で類似システムの搭載をPR中

【座席指定料金・列車愛称】
 ・いずれも未定
  →2020(平成32)年に登場予定の、JR中央線2階建て
   グリーン車料金等との調整を考慮するものと思われる。
   日経新聞は「300〜500円程度に設定する方針」と報道
  →愛称は公募か。

[楽しみな新5000系の登場]
昨年5月、中期3ヶ年経営計画で「座席指定列車を検討」すると公表してから僅か10カ月、今回の発表を唐突に感じた方も多いかもしれません。しかし2年後には50両もの新車を登場させる規模ですから、当時から内々には2018(平成30)年春の運転開始方針はほぼ決まっていた可能性がありそうです。
京王としては今回の発表は、すでに確定済みのスケジュールに則り実施したと思われます。

それはともかく、固定10両編成5本の新造には、びっくりしました。
また新車両が「5000系」と命名されていたことに、多くのファンは安堵と喜びを感じたのではないでしょうか。
とはいえ、2代目、新5000系は伝統のアイボリーホワイトから脱却し、現在のコーポレットカラーと、正面は新たに黒を基調にする新しい井手達となりました。既存車両との差別化が目的だという事です。

全車両バリアフリー化など各種の車内仕様や回生電力を蓄電して自力走行を可能にする新技術など、他社機能の “いいところ取り” のオンパレードといった感もありますが、先端機能を極力折り込むといった点で高く評価できます。
颯爽と、“京王の新しい風“ として快走する姿がいまから楽しみです。

[10両固定編成]
10両と言う両数は、朝間ラッシュ時の新宿到着列車は全て10両編成に統一しているため、一般列車としての使い勝手を優先したと考えられます。
6+4の基本+付属編成の形態をとれば、調布や北野で京王・相模原・高尾線での分割併合や波動輸送、日中時間帯の使用方法も多岐なものが考えられます。
しかしそうした複雑な運用は避け、10両固定というシンプルな形態に徹すれば、日中は通常の特急や準特急としての使用が可能なため、最も汎用性が高い選択をしていると言えます。

ところで10両固定5編成の増備ですから、車両基地の収容は問題がないのでしょうか。
京王は深夜の外泊は原則しない方針ですから、まさかの、よもやの7000系一部車両の代替廃車が始まる…などという ”事件” は起きないとは思いますが…。

[新5000系は地下乗り入れ車]
イラストをよく見ると、先頭車の車号が「5731」となっています。
30番台は地下乗り入れ車の附番ですから、2代目新5000系は「地下乗り入れ車仕様」であることがこれで判明しました。
リニア新幹線橋本停車と連動し、将来はいわば “新幹線接続京王特急” 的な使用や、通勤時間帯にも都営線発橋本行き有料特急も視野に入っているのかもしれません。

[ダイヤと改札システム]
ファンとして今後の最大関心事は、運行ダイヤと停車駅、そしてその影響ですね。
運転時間について京王の発表は「夜間」でしたが、17日の日経新聞は「夕方から夜間にかけた帰宅ラッシュ時間」と報道しました。
18〜20時の超過密時間帯にどうやってダイヤを構成するのかと思案していたところ、翌18日朝刊では「運行するのは夜間の帰宅時間帯で(中略)、運行時間はラッシュ時を除く」と改められました。
17日版で夕方から運転としたのは手違いで京王が訂正を求めた可能性が考えられますが、18日版では「夜間でもラッシュ時は除くという」と、京王がそうした見解を示している表現で、さりげなく前日の内容を訂正しています。

これをそのまま解釈すると、運転本数が減り始める22時台以降での “ホームライナー” 的な運転が想定されます。
いったいどのような設定、運転になるのか、関心が高まります。
また前回ダイヤ改定時と同様、ネットではシミュレーション議論が盛んになりそうです。

一方、出札・改札・検札等はどのような仕組みで行われるのか、そうした点についても大いに気になります。「着席確保」ではなく、「座席指定」としている点が気がかりです。
なにしろJRグリーン車のように有料車両が2両ではなく10両ですから、車内検札などを行っている間に終点に着いてしまいます。
事前購入やチャージ制、検札無しなどを目指し、車内での乗客に対するメンテナンスは行わない方向も含めて検討されると思います。

[ぜひとも『有料特急列車』としての運転を]
最後に、京王ファンとしての想いを綴ってみます。
今回京王は新型車両による列車運転を「座席指定列車」として広報しています。前回広報の時もそうでしたが、「特急」という言葉を使用していません。
日経新聞は前回、今回とも「特急」として報道してはいますが…。

しかしこのままいくと、京王の新列車は東武や京急のように「有料特急列車」ではなく、「ホームライナー」としての位置づけが定着してしまう可能性があります。

日本の私鉄車両として、「有料特急」なのか、単なる「座席指定ホームライナー」なのか、位置づけは重要です。

有料特急列車として位置づけすれば、各種公的統計や論文、リポートのカテゴリーもそのように扱われますし、なにより子どもや児童相手の絵本、図鑑等でも有料特急の括りとして扱われます。しかし「ホームライナー」では、登場すらおぼつきません。

今後、土休日の高尾山口方の行楽輸送、相模原線でのリニア接続輸送、都営線からの直通設定などを考慮すると、ここはネームドトレインの『有料特急列車』として位置づけることが賢明、経営戦略に資すると考えます。

そのためには、車内は高尾山や繊維の街八王子の絹糸をイメージした内装にするという事ですが、可能な限り高級感や京王の品位といった感じを積極的に演出し、単に着席だけでない、有料特急列車として恥じない空間・機能の提供・満足度に応えて欲しいと願います。

また先頭車デザインはヘッドマークを取り付けるような仕様には見られませんが、そうした遊び心、キャッチグッズ、演出にも目配りが必要です。

[真の沿線価値向上を目指して]
かつて何度も検討し実現に至らなかった京王の有料特急列車の運転が、いよいよ現実のものとなってきました。
JR中央線快速列車のグリーン車新設、小田急電鉄線の複々線化の進捗など、攻勢を強める両強敵に対する危機感に背中を押された形ですが、そうした厳しい環境をチャンスと捉え、積極的な攻めの姿勢に転じているのは、開業100周年を越えた新しい企業風土なのかもしれません。

一番大切なのは、年に数度の高尾山登山客やリニア新幹線接続利用客でなく、朝夕混雑する列車で毎日通勤する沿線利用者です。夜は帰宅時間が流動化しますが、本当は出社時間が遅れてはならない朝の通勤時間帯にこそ、こうした新しい快適・着席サービスを実現して欲しいというのが利用者の本音です。

まずは2年後の平成30年春からスタートし、数々のノウハウを積み上げ、そして来たるべく笹塚以西高架化完成時点でのダイヤ改正では、そうした “京王線利用者長年の夢" をぜひとも実現して欲しいと願うばかりです。
沿線価値向上の本当の姿は、そうした点にこそあると考えます。

(ご参考)

posted by 特急高尾号 at 22:33| Comment(8) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

No795 サンリオキャラクターラッピング編成 営業運転開始


795-1 サンリオラッピング列車 京王多摩センター 28.3.13 (2).jpg

京王とサンリオピューロランドのコラボによる京王多摩センター駅の装飾に合わせ、9000系によるサンリオキャラクターのラッピング編成の営業運転が、13日(日)から始まりました。

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   ▽ サンリオキャラクター ラッピング編成  9049F
              京王多摩センター駅  28.3.13 ▽

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営業運転初日の13日、快速列車として京王多摩センター駅に進入するラッピング編成です。

駅装飾とハローキティの名誉駅長就任の記念式典は12日(土)に行われました。
ラッピング編成は12日からの運転と広報されていましたが、この日は京王多摩センター駅と橋本間を非営業の臨時列車として1往復しただけで、実際の営業運転は13日が初日となりました。

795-3-2 サンリオラッピング列車 橋本 28.3.13.jpg

そのサンリオキャラクターラッピング編成を、折り返しで9分間停車する橋本駅で撮影しました。数々のキャラクターは、各車両ごとに区分けしてラッピングされていました。

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1号車から10号車までをご覧いただきました。
下り方から1号車は「ハローキティ」、2号車は「ポムポムプリン」、3号車は「キキ・ララ」、4号車は再び「ハローキティ」、5号車は「シナモンロール」、6号車は「けろけろけろっぴ」、7号車は「ハローキティ」、8号車は「マイメロディ」、9号車は「ぐでたま」、そして10号車は「ハローキティ」の順となっています。

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車内は吊り広告が今回のサンリオ関係のものに全車両統一されていますが、天井広告は一般のものがそのまま残されていました。

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ホームでは利用客が一様にびっくりし、子どもも大人も多くの皆さんがスマホや携帯カメラでシャッターを切り、子ども達はラッピング編成を背景に一緒に写真に納まる光景が多数見られました。写真ではお伝え出来ませんが、大変な人気でこちらもびっくりしてしまいました。

そうした光景を見ていると、ホームページでは12日から運転としながらも実際の営業運転は13日からの開始であった点などは、もう少し丁寧な対応が必要でした。

ともあれ一般利用客の反応が大きかったため、5月連休中の幾日かは、新宿発多摩動物公園行直通急行に充当し、そのまま多摩動物公園駅に留置、子ども達にたっぷりと楽しんでもらうなど、京王とサンリオコラボ展開の応用編も期待出来そうです。

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▽ サンリオキャラクターラッピング編成   京王永山  28.3.13 ▽

このラッピング編成は、8月末まで運転される予定です。

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2016年03月13日

No794 橋本駅ホーム行先案内表示 新配色に


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   ▽ 新行先表示 色使いが変更に  橋本駅   28.3.13 ▽

橋本駅ホームの行き先案内表示の色使いが見直され、衣替えしています。

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列車種別の色は、ご覧のように実際の列車で使われている種別ごとのベース帯色が使用されています。
行先や発車時刻、編成両数は白色、ホーム番線はピンク系の色使いになり、これまでのものと印象が大きく変わりました。
全体としてカラフルになりましたが、蛍光色使いのギラギラ感などは抑えられており、むしろコーポレットカラー感を感じさせる穏やかな仕上げとなっています。

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今後利用客の反応などを見つつ、まず主要駅からこの新型表示に置き換えられていくものとみられます。

京王は近年、3ヶ年経営計画等をグループ全体のものとして公表しているため、利用者にとっては鉄道など各部門の個別案件についてはきめ細かく知ることができなくなっています。そのためこうした日々の利用に直結する改善については、利用者は突然目にすることになります。

利用者としていつも思うのですが、各種施作を実施後にドア上自社広告枠等で広報されるのではなく、軽微なものも含めて年度計画をこれまで以上に丁寧に、京王ニュースやホーム掲示スペース等を活用して先行周知することが本来のサービスだと思います。
京王は様々なサービスの充実・強化に取り組んでいますが、鉄道部門の経営広報は少々遠慮が過ぎている感じです。もっときめ細かく、そして体系的に、さらに積極的に行ってよいと感じています。

3月14日、読者の方から「笹塚駅でも実施」とのコメントをいただきました。


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2016年03月12日

No793 京王多摩センター駅にキティちゃん HM付きラッピング列車も登場


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   ▽ 京王多摩センター駅 駅名の左右にキティちゃんたち  
                       28.3.12 ▽

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京王とキティちゃんキャラクターを運営するサンリオがコラボレーションし、きょう12日(土)から京王多摩センター駅の “キティちゃん装飾” がスタートし、ハローキティが京王多摩センター駅の “名誉駅長” に就任しました。午前には記念式典も行われ、HM付きラッピング列車も登場しました。

これはサンリオピューロランドの最寄り駅の京王多摩センター駅を、キティちゃんを始めサンリオのキャラクターたちとヨーロッパの街並みをモチーフとした装飾に衣替えし、来場者増と地域活性化を図る目的で始められたものです。

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京王多摩センター駅の自動券売機周辺はご覧のようにブルー地に一新され、券売機ごとにサンリオキャラクターが微笑んでいます。

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また各キャラクターは名誉駅長を始め京王多摩センター駅での様々な役割を担うため、キャラクターごとに紹介のモニュメントも展示されています。

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793-10 京王多摩センター駅にキティちゃん 28.3.12.jpg

初日のきょうは珍しさも手伝って多くの利用客が見入り、カメラを向ける女子学生や親子連れの姿が後を絶ちませんでした。

793-11 京王多摩センター駅にキティちゃん 28.3.12.jpg

このほか構内の駅名標やホームへ通じる階段脇などでも、キティちゃんが微笑んでいます。
装飾工事は引き続き続けられ、“キティワールド” は夏に完成するという事です。

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793-13 キティラッピング車 橋本 28.3.12.jpg

またこの取り組みに連動し、9000系にサンリオキャラクターを配した記念のヘッドマーク付きラッピング列車も登場しました。
このラッピング列車は、8月末まで運転が続けられます。

ラッピング列車については、別稿でお伝えします。

posted by 特急高尾号 at 18:37| Comment(1) | TrackBack(0) | アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月09日

No792 京王電車点描「DAX」単独、孤高の留置


792-1 単独留置のDAX 高幡不動 28.3.9.jpg

京王の総合高速検測車クヤ911、いわゆる「DAX」が今月に入り、なんと高幡不動の下り方電留線にポツンと単独で留置されています。

相方のデヤ900形2両は、ちゃっかりとその奥にあるピットにしっかりと収まっています。
「DAX」が単独で、ポツンと、あるいは孤高のごとく、本線脇電留線に留置されている様は、これまでほとんど見ることがなかった光景です。

晴の日も、雨の日も、このようにポツンと留置されている光景を車内から垣間見る体験は、京王電車ファンとしては、何か奇妙な感じです。両手を塞がれ、野外に放置されているようにさえ見え、もっと大切に…と思うのは、ファンならではの心境ですね。

ちなみに前回2月2日、3日のデヤ900+「DAX」の初の検測運転の前にも、デヤ900が高幡不動に顔を出し、電留線のこの位置にしばらくの間、留置されていました。逆にこの時は、「DAX」の姿は野外の電留線では見られませんでした。
まもまく3両の正規編成となり、再び検測運転の姿を見せてくれるのでしょうか。
新車デヤの登場で、これらの車両の留置方法が変わったのかもしれませんね。

なお留置線の「DAX」ですが、ふだんは前に一般車両が留置されているため、車内から写真のような光景を見ることは出来ません。
ぜひともと言う方は、全ての車両が出払う朝のラッシュ時間帯、あるいは留置車両の入れ替えが行われる夕方時間帯、そして土休日などが狙い目です。
運がよく、対面できるといいですね。

ご覧の写真は、3月9日午後5時11分、上り列車の車内から撮影したものです。

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2016年03月04日

No791 大型時刻表 配布開始


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▽ 配布が開始された大型時刻表 右は大きさの比較でスマホです ▽

先月10日以降順次配布とされながら遅れていた大型時刻表ですが、今月に入り各駅で配布が始まりました。

この大型時刻表は、利用者の声に応えて配布するものだと「京王ニュース」2月号で広報されていたものです。
サイズはA4で、腰のある薄い硬紙に印刷されています。実際に手に取って見ると、かなり大型です。内容はポケット時刻表と同様です。
自宅の壁面や冷蔵庫などに貼って使用すると、とても便利だと思います。

パソコンから時刻表を呼び出して自分で好きなサイズに印刷したり、もともとのポケット時刻表をカラーで任意に拡大コピーして使用している方も多いと思いますが、そうしたことが叶わない利用者にとっては、とても助かる良質のサービスだと思います。

大型時刻表は、表は平日と土休日の上下時刻が、また裏面は路線図が印刷されています。ただし北野駅など分岐駅では、両面を使用して2線の時刻を表示しています。

791-2 大型時刻表 28.3..jpg

京王の配布時刻表は、これで3種類のサイズが揃いました。
写真右上の一番小型のものは、北野駅などで配布されている支線(高尾線)用のもので、表裏で平日と土休日の下り列車の発時刻が印刷されています。

右下のものは通常の各駅配布のもので、2つ折りするタイプです。そして左が今回のA4サイズ版で、こうして比べてみると如何に大きいかが分かります。

ところで京王の大型時刻表は今回のものが初めてではなく、前回ダイヤでも全駅でB6版ほどのもと、それを2つ折りした半分の大きさのものが、新宿駅や北野駅等で配布されていました。

大型時刻表の配布については、これまでも、そして今回も、駅ではほとんど周知されていません。京王でもスマホ向けの時刻表アプリの配信が今月から開始されましたが、一見地味に思えるこうしたマイノリティサービスについても、必要な人の目につき易い形での周知を望むものです。

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2016年02月28日

No790 5年前の京王電車G 平成23年1・2月


5年前の京王電車の世界を、当時の「京王線 井の頭線 応援歌」の記事から振り返えるとともに、現在の視点も加えてお伝えしています。
今回は、2011(平成23)年1月・2月分をまとめてお伝えします。

この年、平成23年は、あの「3.11 東日本大震災」が発生した年でした。
そして京王では、ついに6000系が全廃され、また震災後は幾重にも臨時の「電力節電ダイヤ」が施行されるなど、京王にとっても後世に語り継がれるであろう、苦難の、また印象深い一年となりました。

【1月】
<6000系 最後のお正月>
平成23年1月−。いよいよ6000系が全廃となる年を迎えました。
6000系にとって、新春を迎えるのはこれが最後です。
6000系は、土休日ダイヤとなる年末年始の “正月休み” を無事に終え、仕事始めの4日から再び仕業に就きました。

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  ▽ 6412Fは、いつもの朝の限定運用です  高尾 ▽

6412Fは、高幡不動―新宿−高尾山口―高幡不動の各停運用に充当されていました。
競馬場線は6417F、動物園線はいつもの6022Fが、それぞれ元気な姿を見せていました。

215-2 6417F 東府中22.1.4.jpg
     ▽ 競馬場線は
6417F       東府中▽

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  ▽ 動物園線の6022F 
    こちらは “年末年始休暇” もなく、働きづくめでした ▽

6412F以外は、1月4日に撮影したものです。
この時点で6412Fの廃車が目前に迫っていることがまもなく判明し、びっくりしたことを覚えています。

<ついに来るべきものが…>
そしてついに、来るべきものが来ました。
「ありがとう6000系」と題した数々の6000系引退のイベント内容とともに、6000系の全廃は3月と、京王のホームページが伝えました。車内や駅構内にも、6000系に別れを告げるポスターが姿を現しました。

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219-2 車内ポスター 23.1.16.jpg

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このポスターは、多摩動物公園駅で撮影された “5000系の名作 さようならポスター” と同様、全体を夕暮れ色に染め上げた独特な雰囲気に仕上がっています。きっと、同じデザイナーの作品だったのかもしれません。

222-0 6000系さようならポスター.jpg


極めつけは、この大型ポスターでした。
正面からあおって撮っているものですが、6000系の存在感を存分に表現した秀作でした。






1月14日から3月上旬にかけて、競馬場線や動物公園線を走る6000系に、順次、惜別のヘッドマークも取り付けられました。

222-2 HMをつけた6866 23.1.21.jpg

222-4  東府中を発車の6416F 23.1.21.jpg

競馬場線では、「ありがとう6000系」と描かれた2種類のヘッドマークが、1月末まで編成の前後に取り付けられました。
燕尾帯のオリジナルカラーに復元された6416Fにとっては、ヘッドマークを取り付けての運転という最後の晴れ舞台となりました。

<6412F 引退 競馬場線には7000系登場>
そして1月31日、ついに6412Fが引退の日を迎えました。

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223-2  6412+9003F 高尾線めじろ台−狭間 23.1.31.jpg
   ▽ 6412F+9003F                めじろ台23.1.31 ▽

通い慣れた高尾への道−。
いよいよ、きょうが最後。新宿発高尾山口行き各停5125列車です。
冬晴れ、澄み切った青空と高尾の凛とした空気が、6412Fの有終の美に華を添えていました。

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   ▽ 6412F+9003F                  高幡不動 23.1.31 ▽

本線系6000系営業列車の最終列車となった、6412F+9003Fです。折り返し高尾山口発高幡不動行き各駅停車7110列車として、その幕を閉じました。1月31日、午前10時25分のことです。

223-4 入庫する6412F 高幡不動 23.1.31.jpg

最後の営業運転を終え、車両基地へと引き上げていきます。
この写真を撮るためにファインダーを覗いていた時、胸にこみ上げてくるものを感じました。
このあと6412Fは住み慣れた高幡不動を後に、若葉台へと回送されていきました。

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  ▽ 競馬場線に登場した7000系7422F 東府中 23.1.31 ▽

同じ31日、競馬場線では主役が交代しました。
前週の金曜日の28日、線内折り返し各停6000系の運用を終了した競馬場線は、土日を挟んでこの日から、ニューフェイス7000系の登場となりました。
7421Fと7422Fが競馬場線対応のワンマン仕様なり、7000系運用初日の31日
は、7422Fがその任に充当されました。
東府中駅は、改装工事中です。

<7777号登場!>
当時、7000系組成組み換えによる貫通10両編成化が進められていましたが、7026F、7028Fに続き、いよいよ7027Fが登場しました。
そしてついに、下り方先頭1号車に、待望の「7」が4つ並んだクワトロ、「7777号車」が登場したのです。

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▽ 7027Fが登場。下り方先頭1号車は「7777」号車
                 府中 23.1.21 ▽      

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車内の車号プレートです。9000系のようなシールでなかったことが幸いでした。

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車体側面の「7777」プレート。なんとも印象的です。
今日、写真で見ても、感嘆の溜息が出そうです。

一方で、7027Fの登場は、6000系2両編成がいつ全廃されてもおかしくない状況に入ったことを意味していました。

【2月】
<動物園線6022Fにお別れヘッドマーク>

2月に入ると、今度は動物園線を走る6022Fに惜別のヘッドマークが取り付けられました。

1号車は競馬場線で使用されたものでしたが、4号車は「若葉台乗務区」や「桜上水乗務区」と描かれた乗務員手作りの特製マークが取り付けられ、いよいよの雰囲気がいっそう濃厚となってきました。

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▽ あと1ヵ月、最後の働きの6022F      
                                        高幡不動 23.2.11 ▽

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▽ 6722に取り付けられた手作りの特製ヘッドマーク ▽


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▽ 15日からは新しいヘッドマークに  多摩動物公園  23.2.19 ▽


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6722号は、若葉台、桜上水と2つの乗務区製作のお手製ヘッドマークを取り付けて有終の美を飾ったことになります。

乗務区ごとのヘッドマークを掲出できるというあたりがいかにも私鉄、京王らしいと、当時感じいったことでした。

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▽ 高幡不動1番線で出発を待つ6022F   23.2.19 ▽

この時期の土休日になると、動物園沿線は6000系に別れを惜しむ京王電車ファンで、いつも大賑わいでした。

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▽ ファンに撮影マナーを呼びかけるポスター 
                                          高幡不動駅 23.2.4 ▽

高幡不動駅には、手作りのこうしたポスターまで登場しました。
京王のシンボル、アイボリーホワイトを全身にまとった車両の消滅が、いよいよ秒読み段階に入りました。


<「6000系フェスタ」「ダイヤ改定」ポスター登場>

231-2 車内ポスター.jpg

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中旬に入ると、車内に「ありがとう6000系フェスタ」と、「ダイヤ改定」のポスターが掲出されました。

左から、6412F・6416F・6417F・6022Fの4編成が見事に並んでいます。残存の6000系を集め、このような素晴らしいスナップをいつの間にか撮影していたのですね。ポストカードを発売したら、あっという間に完売しそうな、見事な仕上がりでした。

6000系全廃を目前にし、京王の6000系に対する惜別の心意気、熱意が感じらけるものでした。

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一方こちらは、3月11日を実施予定としたダイヤ改定のお知らせポスターです。
「早朝準特」など、新たな挑戦にも取り組む改定ですが、後刻この日が「3.11大震災の日」となってしまいます。

そのため平日新ダイヤはわずか半日で大混乱状態となり、土休日ダイヤに至っては最初からまともな形で実施出来ないという異常事態でのスタートとなりました。その後半年にわたる困難な変則臨時ダイヤが待ち受けていようとは、当然のことながら当時、誰一人として想定することは出来ませんでした。

<ありがとう6000系 記念乗車券発売>

27日、「ありがとう6000系記念乗車券」が、京王の全駅で朝7時から発売されました。

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▽ ありがとう6000系 記念乗車券 

              京王HPから  23.2.27 ▽

記念乗車券は、各駅で午前7時の発売開始前から購入希望者が列をなして並ぶほどの人気で、あっという間に売切れてしまいました。

車内ポスターでも発売を広報した記念乗車券でしたが、値段も高く、また発売枚数も少なかったため、子ども達も含めて気軽に求められる状況ではなかったことを、当時とても残念に思ったことでした。

<大雪の中 多摩地区への足を守った京王線>

日付けは前後しますが、この年2月は、12日に続き14日も東京地方は夕方から雪模様となり、夜に入ってからは本降りとなりました。

229-1 雪の7000系正面 23.2.14.jpg

雪にまみれる7000系電車の正面です。

229-2 雪の9000系正面 23.2.14.jpg

こちらは9000系。行先表示も見え隠れの状態です。

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  ▽ めじろ台付近 23.
2.14  午後10時30分 ▽

こうした中、午後10時過ぎからお隣の中央線は雪の影響で八王子駅のポイントが故障、東京―高尾間の全線で運転が見合わせとなりました。

一方京王線・高尾線はしっかりと役割りを果たし、“雪に強い京王線” と、この年京王は降雪時の運転実績で高い評価を得ることになったのです。

しかしことし、平成28年1月18日早朝からの降雪では、若葉台、高幡不動、桜上水庫内の3ヵ所で架線切断事故が発生。列車は出庫不可能となり、朝ラッシュ時に所定の2〜3割程度の運転しか出来ないという大混乱が発生してしまいました。
このトラブルで、降雪時の運転で高い評価を得ていた京王の実績が、一日にして水泡に帰してしまったことは、京王にとっても、京王電車ファンにとっても、返す返す残念な出来事となってしまいました。

[ご参考 当時のブログ記事]


posted by 特急高尾号 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 5年前の京王電車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月20日

No789 「高尾山 冬そば号」京王線新宿から発車


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  ▽「冬そば号」のHMが取り付けられる8013F
                                              新宿駅3番線 28.2.20 ▽

高尾山の冬そばキャンペーンに連動した京王の「高尾山冬そば号」が、きょう2月20日(土)、あいにくの曇天の中、高尾山口駅に向けて運転されました。

14回目を迎えたキャンペーンで運転される今回の「高尾山冬そば号」は、例年と異なり都営交通との共同企画ではなく、京王独自の取り組みとして行われました。

789-2 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

このため例年、都営新宿線大島から9000系により京王線に直通運転する臨時急行としての運転は行われず、ことしは “高尾山トレイン” (今回から京王は “ラッピング車両” からこの呼称に変更)の8013Fを使用し、京王線新宿10時07分発の定期列車、準特急高尾山口行きを「高尾山冬そば号」として運転しました。

789-4 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

8013Fには、片道だけ運転のこの列車限定の特製「高尾山冬そば号」ヘッドマークが取り付けられて運転されました。

1月23日のキャンペーン開始と同時に9000系に取り付けられていたヘッドマークは、“冬そばキャンペーン” のヘッドマークで、「高尾山冬そば号」のヘッドマークではないという事です。

特製ヘッドマークの取り付けは新宿駅で行われました。
8013Fは上り準特急として新宿駅に到着後、直ちに8713号の貫通扉が係員によって開けられ、片道だけの雄姿となる貴重な井手達が手際よく整えられました。

789-3 高尾山冬そば号 新宿 28.2.20.jpg

新宿駅3番線終着側のホームでは、多くのファンがこの瞬間を待ち構えていました。ヘッドマーク取り付け光景の撮影は、駆けつけたファンだけの “お宝写真” となりました。

8013Fの新宿到着は10時04分、「冬そば号」としての折返し時間は10時07分ですから、わずか3分間の興奮でした。

京王線新宿駅3番線から「高尾山冬そば号」がヘッドマークを取り付けて発車するのは、初めてのことだと思います。

なお今日はあいにくの天気だったため、高尾山口駅前で予定されていた蕎麦打ち披露など、関連のイベントの一部が中止されました。

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   ▽ ヘッドマーク無しで運転の8013F
         準特急高尾山口行き めじろ台 28.2.20 ▽

ところできょうの8013Fですが、新宿10時07分発の「冬そば号」でヘッドマークを取り付けたため、その前の仕業はヘッドマーク無しで運転されました。
このためいつもの「高尾温泉」や「TAKAO」のヘッドマーク無しの、のっぺらぼうで運転される8013Fの準特急新宿行きや準特急高尾山口行きなどの珍しい光景が見られました。
早い時間からスタンバイされ、こうした写真を撮られた方もラッキーだったはずです。

さて長年にわたり都営交通との共同企画だった「冬そば号」の運転ですが、ことしはどうして京王単独になったのでしょうか。
部外からは分かるはずもありませんが、昨年9月改正の新ダイヤの影響によるものか、京王が「冬そば号」にぜひとも8013Fの “高尾山トレイン” を使用したかったものなのか、はたまた両社にまたがる別の要因があったのか、来年以降のありようも含めて気になるところです。

(参考)

posted by 特急高尾号 at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

No788 車内照明LED化 本格導入進む


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京王の電車内、ドア上広告枠で、車内照明のLED化についての広報が繰り広げられています。そして2015(平成27年度)事業計画で行う(注1)としていた井の頭線全車両の車内照明LED化については、昨年平成27年11月に完了したとあります。

井の頭線の車内照明は、平成24年2月に1029Fで試験運用が開始されて以来しばらく変化がありませんでしたが、一昨年平成26年末から1001・1002・1023Fに設置が開始され、残る編成も昨年中に全てLED化されました。
試験運用から本格運用に向けた工事開始まで4年、全編成設置に向けた本格設置工事に1年、合わせて5年を要した完全LED化の道のりでした。

なお現在は京王線車両のLED化に鋭意取り組んでおり、今回の取り組みに合わせ、車内に順次「LED照明」のステッカーを掲示(筆者注=順次差し替え、あるいは新たに順次掲出)していくとしています。

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上2枚が、今回新しくなったステッカーです。下はこれまでのもので、すでに姿を消しています。
これまでのものは蛍光灯に比べ35%の電力削減とありましたが、新しいものは50%削減とあります。この間、技術開発と性能アップが図られたという事でしょうか。

京王は一般向け事業計画の広報では、こうした小規模工事については事前にあまり細かく説明を行わない社風ですが、利用者に直結したサービスや改善等については、前回のホームドアの設置に関してもそうですが、むしろ規模や完成年度等については具体的に、そして積極的に広報・アピールしていく方向性にシフトして欲しいと思います。情報の積極的公開が、企業の価値を高め、合わせて利用客からの信用・信頼も高めていく大きな力だと思います。

(注1)
京王ニュース  27年6月号 「京王グループ2015年度 鉄道の取り組み」


posted by 特急高尾号 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 車両 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

No787 富士見ヶ丘車両基地見学会 3月5日公開へ


787-1 富士見ヶ丘基地公開パンフ 28.2.14.jpg

井の頭線富士見ヶ丘車両基地の公開が、3月5日(土)に行われます。
井の頭線各駅に、公開案内のパンフレットが用意されています。

公開は無料で、午前と午後の2回、毎回1,000人を対象に行われます。申し込みは往復はがきで行い、応募多数の場合は抽選となります。またパンフレットを見る限り、イベント内容は例年と同様のようです。

京王の車両基地公開は、前回は平成26年10月に京王線若葉台基地で、また富士見ヶ丘基地の公開は前々回で平成26年3月に行われ、およそ1年半ぶりの開催です。前回の若葉台基地の公開では、車体洗浄体験乗車の車内から、8000系大規模改修で整備中の8014Fの姿を見ることが出来るという、ビッグなおまけもありました。
今回の富士見ヶ丘基地公開では、大規模リニューアル中の井の頭線1001Fの姿が見られるかもしれません。(もしかしたら、すでに出場している可能性もあります。)

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     ▽ 前回富士見ヶ丘基地公開時の様子 26年3月 ▽

京王は今回も、富士見ヶ丘車両基地の公開を、自社ホームページで広報していません。応募多数で抽選となり、沿線利用客が参加しにくくなることを避けているのだと思います。

申し訳けありません。公開参加の応募は2月15日(月)で締め切られました。
当選通知が無い場合、または当日参加の申し出では入場できないとのことです。


posted by 特急高尾号 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする